JP2017191643A - 車両側コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタの小型化を図った上で電線の端末の確実な防水機能を果たす。【解決手段】車両側コネクタVCにおいて、端子接続部14と、フランジ部11と、電線Wの端末が接続された電線接続部15とを前方から順次に備えた端子金具10と、端子金具10が後方から挿入される端子収容室30が設けられたハウジング20と、ハウジング20の後面に装着されるリテーナ50と、リテーナ50に設けられ同リテーナ50の装着時に端子収容室30に後方から進入して端子金具10のフランジ部11に当接する係止スリーブ55と、が具備され、端子金具10におけるフランジ部11と電線接続部15との間には、端子金具10と、リテーナ50の係止スリーブ55との間で弾縮されて密着する環形のゴム栓80が装着されるゴム栓装着部85が設けられている。【選択図】図2
Description
本明細書によって開示される技術は、充電時に充電用コネクタと嵌合される車両側コネクタに関する。
この種の車両側コネクタの一例として、特開2011−249039号公報(下記特許文献1)に記載のものが知られている。このものは、相手端子が接続される端子接続部と、フランジ部と、電線の端末が接続された電線接続部とを前方から順次に備えた端子金具と、同端子金具が後方から挿入される端子収容室が設けられたハウジングと、同ハウジングの後面に装着され端子金具のフランジ部に係止することで端子金具を抜け止めすることに機能するリテーナとを備えた構造である。
一方、車両側コネクタは、充電時等にはハウジングの前面側が外部に開口される使用態様であることから、端子収容室に前面から水が降り懸かって、それが端子金具の電線接続部に圧着された電線の端末(芯線と絶縁被覆の間)から浸水するおそれがあるため、防水対策を講じる必要がある。従来では、端子金具における電線接続部の外周に熱収縮チューブを被着する対策が施されていた。
しかしながら、防水部材として熱収縮チューブを適用した場合は、より確実な防水効果を得ようとすれば、熱収縮チューブを圧着部分を含めて電線の端末の長い領域に亘って被着する必要があり、それだけ端子金具(熱収縮チューブが被着された電線の端末部を含む)を収容するべくハウジングを大きくせざるを得ず、ひいては車両側コネクタの大型化を招く嫌いがあって、その改良が切望されていた。
本明細書によって開示される技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、コネクタの小型化を図った上で電線の端末における確実な防水機能を果たすところにある。
本明細書によって開示される技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、コネクタの小型化を図った上で電線の端末における確実な防水機能を果たすところにある。
本明細書によって開示される技術は、車両に配される車両側コネクタであって、端子接続部と、フランジ部と、電線の端末が接続された電線接続部とを前方から順次に備えた端子金具と、前記端子金具が後方から挿入される端子収容室が設けられたハウジングと、前記ハウジングの後面に装着されるリテーナと、前記リテーナに設けられ同リテーナの装着時に前記端子収容室に後方から進入して前記端子金具の前記フランジ部に当接する係止スリーブと、が具備され、前記端子金具における前記フランジ部と前記電線接続部との間には、前記端子金具と、前記リテーナの前記係止スリーブとの間で弾縮されて密着する環形のゴム栓が装着されるゴム栓装着部が設けられているところに特徴を有する。
ゴム栓装着部に装着されたゴム栓が、端子金具と係止スリーブとの間で弾縮されて密着することにより、端子収容室の前面から入った水分が係止スリーブ内に浸入することが阻止され、電線接続部に圧着された電線の端末への浸水が防止される。防水部材に熱収縮チューブを使用した場合と比べて、端子金具における防水に機能させるべく軸方向の長さ領域が小さく留められ、それだけ端子金具を収容するハウジングの特に長さ寸法が小さく抑えられ、ひいては車両側コネクタの小型化を図ることができる。
また、前記リテーナの前記係止スリーブの内周面には、前記端子金具の前記フランジ部と所定間隔を開けて対向する壁部が設けられることにより、前記ゴム栓装着部が環形空間状に形成されており、前記ゴム栓の内周面と外周面とには、前記端子金具の外周面と前記係止スリーブの内周面とにそれぞれ密着する軸シール用リップが設けられていることに加え、前記ゴム栓の前面と後面とには、前記フランジ部と前記壁部とにそれぞれ密着する面シール用リップが設けられている構成としてもよい。
ゴム栓によるシール構造として、ゴム栓の内外の周面が、軸シール用リップを潰しつつ、端子金具の外周面と係止スリーブの内周面との間で厚さ方向に弾縮されて密着されるとともに、ゴム栓の前後の面が、面シール用リップを潰しつつ、端子金具のフランジ部と、係止スリーブの壁部との間で軸方向に弾縮されて密着されるようになっている。軸シールと面シールの両方がなされることで、より強固な防水機能を発揮することができる。
なお、端子金具について、ゴム栓の装着面の径寸法が小さくなる設計変更がなされた場合でも、ゴム栓がフランジ部と壁部との間で軸方向に弾縮される面シール構造は維持されるから、防水機能は担保される。言い換えると、端子金具の径寸法が変更された場合にも同一のゴム栓が使用でき、汎用性が高められる。
また、端子金具について、フランジ部の厚さ等の製造上の寸法誤差ができ、結果、フランジ部と係止スリーブの壁部の間隔が大きくなり過ぎる誤差ができた場合にも、ゴム栓の内外の周面が、端子金具の外周面と係止スリーブの内周面との間で厚さ方向に弾縮される軸シール構造は維持されるから、防水機能は担保される。すなわち、端子金具に製造上の寸法誤差があった場合にも、所定の防水機能を発揮できる。
また、端子金具について、フランジ部の厚さ等の製造上の寸法誤差ができ、結果、フランジ部と係止スリーブの壁部の間隔が大きくなり過ぎる誤差ができた場合にも、ゴム栓の内外の周面が、端子金具の外周面と係止スリーブの内周面との間で厚さ方向に弾縮される軸シール構造は維持されるから、防水機能は担保される。すなわち、端子金具に製造上の寸法誤差があった場合にも、所定の防水機能を発揮できる。
本明細書によって開示される技術によれば、コネクタの小型化を図った上で電線の端末における確実な防水機能を果たすことができる。
<実施形態>
実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。本実施形態の車両側コネクタVCは、電気自動車やハイブリッド自動車などに搭載されたバッテリ(図示せず)に接続され、このバッテリへの充電時に充電用コネクタ(図示せず)と嵌合接続されるようになっている。車両側コネクタVCは、5極コネクタであって、図2に示すように、端子金具10を収容して車両のボディに装着されるインレットハウジング20(以下、ハウジング20)と、端子金具10を抜け止めするべく同ハウジング20の後面側に装着されるリテーナ50とを備えている。
実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。本実施形態の車両側コネクタVCは、電気自動車やハイブリッド自動車などに搭載されたバッテリ(図示せず)に接続され、このバッテリへの充電時に充電用コネクタ(図示せず)と嵌合接続されるようになっている。車両側コネクタVCは、5極コネクタであって、図2に示すように、端子金具10を収容して車両のボディに装着されるインレットハウジング20(以下、ハウジング20)と、端子金具10を抜け止めするべく同ハウジング20の後面側に装着されるリテーナ50とを備えている。
図1に示すように、端子金具10は、2本のパワー端子、1本のアース端子及び2本の信号用端子からなり、種類によって径寸法等を異にする場合があるが、基本的な構造は同様である。以下には、アース端子を例に採って説明する。
端子金具10は、全体として丸棒状の鍛造品として形成され、図2に示すように、フランジ部11を挟んだ前側に小径部12が、後側に大径部13が形成された段付き状に形成されている。
小径部12の先端部が、相手の充電側端子(図示せず)と接続される端子接続部14となっているとともに、大径部13の後端部が、電線Wの端末に圧着により接続される電線接続部15となっている。言い換えると、端子金具10は、前側から順次に、端子接続部14、フランジ部11、及び電線接続部15が設けられた構造である。
端子金具10は、全体として丸棒状の鍛造品として形成され、図2に示すように、フランジ部11を挟んだ前側に小径部12が、後側に大径部13が形成された段付き状に形成されている。
小径部12の先端部が、相手の充電側端子(図示せず)と接続される端子接続部14となっているとともに、大径部13の後端部が、電線Wの端末に圧着により接続される電線接続部15となっている。言い換えると、端子金具10は、前側から順次に、端子接続部14、フランジ部11、及び電線接続部15が設けられた構造である。
端子接続部14の先端には、絶縁材からなるキャップ16が嵌着されている。電線接続部15の後面の中心には、圧着孔17が形成されている。電線Wは、図6に示すように、絶縁被覆Wbの端末が所定長さ切除(皮剥ぎ)された端末処理が施され、露出した芯線Waの端末が、上記した圧着孔17に挿入されて圧着されることにより、電線Wの端末が端子金具10における電線接続部15に対して電気的に接続されるようになっている。
ハウジング20は合成樹脂製であって、図1及び図2に示すように、車両のボディを構成するパネルに固定される取付板21と、端子金具10が収容される端子収容室30が形成され取付板21から前方に突出して設けられた端子収容部25と、取付板21から後方に突出形成された周壁40と、を備えている。
取付板21は方形状に形成され、四隅に取付孔22が開口されている。
端子収容部25の外周にはフード部26が形成され、フード部26ともども端子収容部25の前端側が取付板21の前面に所定寸法突出した形態で、上記のように取付板21と一体に形成されている。
端子収容部25には5個の端子収容室30が形成され、図1に示す配置で形成されている。端子収容室30は、収容する端子金具10の種類に応じて長さ寸法等を異にする場合があるが、基本的な構造は同様である。図2には、アース端子を収容する端子収容室30が示されている。
端子収容部25の外周にはフード部26が形成され、フード部26ともども端子収容部25の前端側が取付板21の前面に所定寸法突出した形態で、上記のように取付板21と一体に形成されている。
端子収容部25には5個の端子収容室30が形成され、図1に示す配置で形成されている。端子収容室30は、収容する端子金具10の種類に応じて長さ寸法等を異にする場合があるが、基本的な構造は同様である。図2には、アース端子を収容する端子収容室30が示されている。
端子収容室30は、概ね前後両面に開口した円形孔から形成されており、中間壁32を挟んだ前側が前部収容室31A、後側が後部収容室31Bとなっている。中間壁32の中心には、端子挿通孔33が前後方向に貫通して形成されている。
端子金具10は端子収容室30(後部収容室31B)に後方から挿入され、先端の端子接続部14が端子挿通孔33を通して押し込まれたのち、フランジ部11が中間壁32の後面に当接することで挿入が停止されるようになっている。このとき、端子接続部14が前部収容室31A内に突出し、またフランジ部11から電線接続部15の途中位置までが後部収容室31Bに収容された状態となる。
端子金具10は端子収容室30(後部収容室31B)に後方から挿入され、先端の端子接続部14が端子挿通孔33を通して押し込まれたのち、フランジ部11が中間壁32の後面に当接することで挿入が停止されるようになっている。このとき、端子接続部14が前部収容室31A内に突出し、またフランジ部11から電線接続部15の途中位置までが後部収容室31Bに収容された状態となる。
図示はしないが、ハウジング20には、同ハウジング20の前面側に降り懸かった水をハウジング20外に排水するべく排水構造が形成されている。
周壁40の後端開口には、各端子金具10を抜け止めするためのリテーナ50が装着されるようになっており、図3に示す形状に形成されている。
リテーナ50は概ね、円形の基板51の前面外周縁に、内筒53と外筒54とからなる二重筒部52が突出形成されたキャップ状に形成されている。二重筒部52における内筒53は、周壁40の後端部の内側にクリアランスを持って嵌合され、一方外筒54は、同周壁40の後端部の外側に略緊密に嵌合されるようになっている。
リテーナ50は概ね、円形の基板51の前面外周縁に、内筒53と外筒54とからなる二重筒部52が突出形成されたキャップ状に形成されている。二重筒部52における内筒53は、周壁40の後端部の内側にクリアランスを持って嵌合され、一方外筒54は、同周壁40の後端部の外側に略緊密に嵌合されるようになっている。
基板51には、5本の係止スリーブ55が前方に突出した形態で形成されている。図2に示すように、各係止スリーブ55は、ハウジング20の端子収容部25における各端子収容室30と対応した位置に配され、端子収容室30における後部収容室31B内に略緊密に嵌合可能である。
後記するように、リテーナ50が周壁40の後端開口に正規に被着された場合には、図2に示すように、各係止スリーブ55が対応する端子収容室30の後部収容室31B内に挿入されて、その先端が、端子金具10のフランジ部11の厚さ分の間隔を開けて、中間壁32の後面と対向する位置まで進出可能となっている。
なお、係止スリーブ55の内部には、端子金具10におけるフランジ部11より後方の大径部13(電線接続部15を含む)、並びに電線接続部15から後方に引き出された電線Wの端末の一部が挿通可能となっている。
後記するように、リテーナ50が周壁40の後端開口に正規に被着された場合には、図2に示すように、各係止スリーブ55が対応する端子収容室30の後部収容室31B内に挿入されて、その先端が、端子金具10のフランジ部11の厚さ分の間隔を開けて、中間壁32の後面と対向する位置まで進出可能となっている。
なお、係止スリーブ55の内部には、端子金具10におけるフランジ部11より後方の大径部13(電線接続部15を含む)、並びに電線接続部15から後方に引き出された電線Wの端末の一部が挿通可能となっている。
リテーナ50の二重筒部52における内筒53の外周面には、ゴム製のシールリング70が全周に亘って嵌着されている。
同二重筒部52における外筒54の前縁には、図3に示すように、4個のロック片58が所定の角度間隔を開けて形成されているとともに、ハウジング20における周壁40の外周面には、図示はしないが各ロック片58に嵌るロック突部が対応して形成されている。
同二重筒部52における外筒54の前縁には、図3に示すように、4個のロック片58が所定の角度間隔を開けて形成されているとともに、ハウジング20における周壁40の外周面には、図示はしないが各ロック片58に嵌るロック突部が対応して形成されている。
リテーナ50は、各係止スリーブ55の先端を対応する端子収容室30における後部収容室31Bの後端に嵌合させて所定の回動姿勢に位置合わせされ、各係止スリーブ55を後部収容室31B内に進入させ、また、シールリング70を厚さ方向に弾縮しながら二重筒部52内に周壁40の後端部を挿入しつつ押し込まれる。図2に参照して示すように、周壁40の後端が二重筒部52の奥端に近接する位置まで押し込まれたところで、各ロック片58がロック突部に弾性的に嵌り、これによりリテーナ50は、周壁40の後面開口に水密に被着され、同被着状態にロックされる。
リテーナ50が正規に被着された状態では、図2に示すように、5本の係止スリーブ55の先端が、後部収容室31Bにおける中間壁32の所定間隔を開けた直後位置まで進出し、前止まりされた端子金具10のフランジ部11の後面の外周部に当接するようになっている。そのとき、周壁40、端子収容部25及びリテーナ50の間において閉空間が構成される。
ところで、ハウジング20の前面開口に降り懸かった水は、例えば各端子収容室30の前面から浸入し、中間壁32の端子挿通孔33を通ってその裏側に達し、端子金具10の電線接続部15に圧着された電線Wの端末(芯線Waと絶縁被覆Wbの隙間)に浸入するおそれがある。
そこで以下のような防水構造が形成されている。
そこで以下のような防水構造が形成されている。
図6に示すように、端子金具10の大径部13における基端部、詳細には、フランジ部11の直後の電線接続部15に到る前の所定の長さ領域の外周面には、ゴム栓80の装着面19が設定されている。
一方、係止スリーブ55の内周面には、先端から所定寸法入った位置において、環形をなす内壁56が全周に亘って形成されている。上記のようにリテーナ50が正規位置に装着され、係止スリーブ55が前止まりして収容された端子金具10のフランジ部11の後面外周部に当接した場合に、フランジ部11と内壁56、並びに大径部13の装着面19と係止スリーブ55の内周面とで囲まれるようにして、略方形断面の環形空間をなすゴム栓装着部85が形成されるようになっている。
一方、係止スリーブ55の内周面には、先端から所定寸法入った位置において、環形をなす内壁56が全周に亘って形成されている。上記のようにリテーナ50が正規位置に装着され、係止スリーブ55が前止まりして収容された端子金具10のフランジ部11の後面外周部に当接した場合に、フランジ部11と内壁56、並びに大径部13の装着面19と係止スリーブ55の内周面とで囲まれるようにして、略方形断面の環形空間をなすゴム栓装着部85が形成されるようになっている。
上記したゴム栓80は、図4及び図5に示すように、ゴム栓装着部85内に緊密に嵌合される方形断面の環形に形成されている。より詳細には、図7にも示すように、ゴム栓80の内周面と外周面とには、端子金具10の装着面19と係止スリーブ55の内周面とにそれぞれ密着する軸シール用リップ81A,81Bが、2条ずつ対をなして設けられている。それに加え、同ゴム栓80の前面と後面とには、フランジ部11と内壁56とにそれぞれ密着する面シール用リップ82A,82Bが、2条ずつ対をなして設けられている。
なお、図示はしないが、リテーナ50の後面側には、カバーが装着されるようになっており、各端子金具10に接続された電線Wが、係止スリーブ55の後端から引き出されたところで下向きに屈曲されて一纏めに束ねられ、カバー内に収容されつつ下方に導出されるようになっている。
続いて、本実施形態の作用及び効果を説明する。
車両側コネクタVCは、例えば以下のような手順で組み立てられる。各端子金具10について、端子接続部14の先端に絶縁性のキャップ16が装着されるとともに、フランジ部11の直後の装着面19にゴム栓80が嵌着される。一方、リテーナ50に設けられた各係止スリーブ55に対して、それぞれ電線Wが後方から先通しされ、電線Wの端末は、係止スリーブ55の先端よりさらに前方に引き出されたのち、皮剥きして芯線Waの端末を露出させる端末処理が施される。続いて、芯線Waが露出された電線Wの端末に、端子金具10の電線接続部15が圧着されて接続される。
また、リテーナ50の二重筒部52における内筒53の外周に、シールリング70が嵌着される。
車両側コネクタVCは、例えば以下のような手順で組み立てられる。各端子金具10について、端子接続部14の先端に絶縁性のキャップ16が装着されるとともに、フランジ部11の直後の装着面19にゴム栓80が嵌着される。一方、リテーナ50に設けられた各係止スリーブ55に対して、それぞれ電線Wが後方から先通しされ、電線Wの端末は、係止スリーブ55の先端よりさらに前方に引き出されたのち、皮剥きして芯線Waの端末を露出させる端末処理が施される。続いて、芯線Waが露出された電線Wの端末に、端子金具10の電線接続部15が圧着されて接続される。
また、リテーナ50の二重筒部52における内筒53の外周に、シールリング70が嵌着される。
かかる状態から、各電線Wの端末に接続された端子金具10が、ハウジング20の端子収容部25に設けられた対応する端子収容室30に後方から挿入される。端子金具10は端子接続部14を端子挿通孔33に通しつつ押し込まれ、フランジ部11が中間壁32の後面に当接したところで挿入が停止される。
5個の端子金具10が対応する端子収容室30に前止まりして収容されたら、後方に待機していたリテーナ50が電線Wに沿って前方に移動される。そののちリテーナ50は、各係止スリーブ55を対応する端子収容室30の後部収容室31Bに嵌合させて位置合わせされ、各係止スリーブ55を後部収容室31B内に進入させ、また、シールリング70を厚さ方向に弾縮しながら二重筒部52内に周壁40の後端部を挿入しつつ押し込まれる。
5個の端子金具10が対応する端子収容室30に前止まりして収容されたら、後方に待機していたリテーナ50が電線Wに沿って前方に移動される。そののちリテーナ50は、各係止スリーブ55を対応する端子収容室30の後部収容室31Bに嵌合させて位置合わせされ、各係止スリーブ55を後部収容室31B内に進入させ、また、シールリング70を厚さ方向に弾縮しながら二重筒部52内に周壁40の後端部を挿入しつつ押し込まれる。
図2に示すように、周壁40の後端が二重筒部52の奥端に近接する正規位置までリテーナ50が押し込まれたところで、リテーナ50に設けられたロック片58が周壁40の外周面に設けられたロック突部(図示せず)に弾性的に嵌り、これによりリテーナ50は、周壁40の後面開口に水密に被着され、同被着状態にロックされる。
このようにリテーナ50が正規に被着された状態では、図2に示すように、5本の係止スリーブ55の先端が、対応する端子収容室30(後部収容室31B)の中間壁32の直後位置まで進出して、前止まりされた端子金具10のフランジ部11の後面の外周部に当接し、これにより各端子金具10の後方への抜け止めが図られる。
それとともに、図6に示すように、端子金具10におけるフランジ部11の直後の装着面19に装着されたゴム栓80が、係止スリーブ55との間に形成されたゴム栓装着部85内で四方から弾縮される。より詳細には、図7に示すように、ゴム栓80の内外の周面が、軸シール用リップ81A,81Bを潰しつつ、端子金具10の装着面19と係止スリーブ55の内周面との間で厚さ方向に弾縮されて密着する。それに加え、ゴム栓80の前後の面が、面シール用リップ82A,82Bを潰しつつ、端子金具10のフランジ部11と、係止スリーブ55の内壁56との間で軸方向に弾縮されて密着する。
これにより、端子収容室30に収容された端子金具10のフランジ部11の直後位置において、端子金具10と係止スリーブ55との間がシールされることになる。
これにより、端子収容室30に収容された端子金具10のフランジ部11の直後位置において、端子金具10と係止スリーブ55との間がシールされることになる。
また、リテーナ50がハウジング20の周壁40の後面開口に水密に被着されることで、周壁40、端子収容部25及びリテーナ50の間に閉空間が形成される。
最後に、リテーナ50の各係止スリーブ55の後端から引き出された5本の電線Wが、下向きに屈曲されたのち一纏めにされ、カバー内に収容されることで、車両側コネクタVCの組み立てが完了する。
最後に、リテーナ50の各係止スリーブ55の後端から引き出された5本の電線Wが、下向きに屈曲されたのち一纏めにされ、カバー内に収容されることで、車両側コネクタVCの組み立てが完了する。
上記のように組み立てられた車両側コネクタVCは、パネルに開口された取付孔に内面側(裏面側)から挿通され、取付板21の四隅をボルト締めすることでパネルに固定される。このとき、車両側コネクタVCは、上端が少し後方に傾いた後傾姿勢を採って取り付けられる。
一方、車両側コネクタVCの後面側において、一纏めとなって下方に延出された電線Wは、コルゲートチューブやブーツに通されて防水処理が施された上で、車両に搭載されたバッテリと接続される。
一方、車両側コネクタVCの後面側において、一纏めとなって下方に延出された電線Wは、コルゲートチューブやブーツに通されて防水処理が施された上で、車両に搭載されたバッテリと接続される。
充電作業時には、車両側コネクタVCのハウジング20(端子収容部25)の前面側に配された蓋を開放したのち、外部電源と接続された充電用コネクタが車両側コネクタVCのハウジング20(端子収容部25)と嵌合され、バッテリに対して充電される。
ここで、相手の充電用コネクタが嵌合される前後において、ハウジング20の前面に水が懸かり、端子収容部25の端子収容室30に浸水する場合がある。
ここで、相手の充電用コネクタが嵌合される前後において、ハウジング20の前面に水が懸かり、端子収容部25の端子収容室30に浸水する場合がある。
その場合、端子収容室30の前面から浸入した水分が、中間壁32の端子挿通孔33を通ってその裏側に達し、端子金具10と係止スリーブ55との間に浸水するおそれがあるが、端子金具10と係止スリーブ55との間は、弾縮されたゴム栓80によりシールされていることで、浸水することが阻止され、結果、端子金具10の電線接続部15に圧着された電線Wの端末(芯線Waと絶縁被覆Wbの隙間)に浸水することが防止される。
以上のように本実施形態では、端子金具10におけるフランジ部11の直後に設定されたゴム栓装着部85に装着されたゴム栓80が、端子金具10と係止スリーブ55との間で弾縮されて密着することにより、端子収容室30の前面から入った水分が係止スリーブ55内に浸入することが阻止され、電線接続部15に圧着された電線Wの端末への浸水が防止される。防水部材に熱収縮チューブを使用した場合と比べて、端子金具10における防水に機能させるべく軸方向の長さ領域が小さく留められ、それだけ端子金具10を収容するハウジング20の特に長さ寸法が小さく抑えられ、ひいては車両側コネクタVCの小型化を図ることができる。
特に、ゴム栓80によるシール構造として、ゴム栓80の内外の周面が、軸シール用リップ81A,81Bを潰しつつ、端子金具10の装着面19と係止スリーブ55の内周面との間で厚さ方向に弾縮されて密着されるとともに、ゴム栓80の前後の面が、面シール用リップ82A,82Bを潰しつつ、端子金具10のフランジ部11と、係止スリーブ55の内壁56との間で軸方向に弾縮されて密着されるようになっている。軸シールと面シールの両方がなされることで、より強固な防水機能を発揮することができる。
端子金具10について、フランジ部11の直後に設定されたゴム栓80の装着面19の径寸法が小さくなる設計変更がなされた場合でも、ゴム栓80の前後の面が端子金具10のフランジ部11と、係止スリーブ55の内壁56との間で軸方向に弾縮される面シール構造は維持されるから、防水機能は担保される。言い換えると、端子金具10の径寸法が変更された場合にも同一のゴム栓80が使用できて、汎用性が高められる。
また、鍛造品からなる端子金具10ではフランジ部11の厚さ管理が難しく、そのためフランジ部11と係止スリーブ55の内壁56の間隔にばらつきが出るおそれがあるが、同間隔が大きくなり過ぎた場合にも、ゴム栓80の内外の周面が、端子金具10の装着面19と係止スリーブ55の内周面との間で厚さ方向に弾縮される軸シール構造は維持されるから、防水機能は担保される。端子金具10に製造上の寸法誤差があった場合にも、所定の防水機能を発揮できる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)ゴム栓に設けられる軸シール用リップと面シール用リップの条数は、それぞれ1条、または3条以上であってもよい。
(2)ゴム栓の装着構造として、端子金具の外周面と係止スリーブの内周面との間で厚さ方向に弾縮される軸シールのみが施される構造としてもよい。
(3)端子金具は、金属棒の切削加工品であってもよい。
(4)ハウジングの後面開口をシールするべくリテーナに設けられたシールリングは、二色成形によりリテーナと一体的に形成するようにしてもよい。
(5)リテーナに設けられた係止スリーブの後端開口について、必要に応じて個室ゴム栓によりシールするようにしてもよい。
本明細書で開示される技術は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)ゴム栓に設けられる軸シール用リップと面シール用リップの条数は、それぞれ1条、または3条以上であってもよい。
(2)ゴム栓の装着構造として、端子金具の外周面と係止スリーブの内周面との間で厚さ方向に弾縮される軸シールのみが施される構造としてもよい。
(3)端子金具は、金属棒の切削加工品であってもよい。
(4)ハウジングの後面開口をシールするべくリテーナに設けられたシールリングは、二色成形によりリテーナと一体的に形成するようにしてもよい。
(5)リテーナに設けられた係止スリーブの後端開口について、必要に応じて個室ゴム栓によりシールするようにしてもよい。
VC…車両側コネクタ
W…電線
Wa…芯線
Wb…絶縁被覆
10…端子金具
11…フランジ部
14…端子接続部
15…電線接続部
19…装着面
20…インレットハウジング(ハウジング)
30…端子収容室
50…リテーナ
55…係止スリーブ
56…内壁(壁部)
80…ゴム栓
81A,81B…軸シール用リップ
82A,82B…面シール用リップ
85…ゴム栓装着部
W…電線
Wa…芯線
Wb…絶縁被覆
10…端子金具
11…フランジ部
14…端子接続部
15…電線接続部
19…装着面
20…インレットハウジング(ハウジング)
30…端子収容室
50…リテーナ
55…係止スリーブ
56…内壁(壁部)
80…ゴム栓
81A,81B…軸シール用リップ
82A,82B…面シール用リップ
85…ゴム栓装着部
Claims (2)
- 車両に配される車両側コネクタであって、
端子接続部と、フランジ部と、電線の端末が接続された電線接続部とを前方から順次に備えた端子金具と、
前記端子金具が後方から挿入される端子収容室が設けられたハウジングと、
前記ハウジングの後面に装着されるリテーナと、
前記リテーナに設けられ同リテーナの装着時に前記端子収容室に後方から進入して前記端子金具の前記フランジ部に当接する係止スリーブと、が具備され、
前記端子金具における前記フランジ部と前記電線接続部との間には、前記端子金具と、前記リテーナの前記係止スリーブとの間で弾縮されて密着する環形のゴム栓が装着されるゴム栓装着部が設けられている車両側コネクタ。 - 前記リテーナの前記係止スリーブの内周面には、前記端子金具の前記フランジ部と所定間隔を開けて対向する壁部が設けられることにより、前記ゴム栓装着部が環形空間状に形成されており、
前記ゴム栓の内周面と外周面とには、前記端子金具の外周面と前記係止スリーブの内周面とにそれぞれ密着する軸シール用リップが設けられていることに加え、
前記ゴム栓の前面と後面とには、前記フランジ部と前記壁部とにそれぞれ密着する面シール用リップが設けられている請求項1に記載の車両側コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016078700A JP2017191643A (ja) | 2016-04-11 | 2016-04-11 | 車両側コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016078700A JP2017191643A (ja) | 2016-04-11 | 2016-04-11 | 車両側コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017191643A true JP2017191643A (ja) | 2017-10-19 |
Family
ID=60086005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016078700A Pending JP2017191643A (ja) | 2016-04-11 | 2016-04-11 | 車両側コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017191643A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020087698A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| WO2021052625A1 (de) | 2019-09-17 | 2021-03-25 | Neutrik Ag | Elektrischer steckverbinder |
-
2016
- 2016-04-11 JP JP2016078700A patent/JP2017191643A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020087698A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| WO2021052625A1 (de) | 2019-09-17 | 2021-03-25 | Neutrik Ag | Elektrischer steckverbinder |
| AT523019A1 (de) * | 2019-09-17 | 2021-04-15 | Neutrik Ag | Elektrischer Steckverbinder |
| AT523019B1 (de) * | 2019-09-17 | 2021-12-15 | Neutrik Ag | Elektrischer Steckverbinder |
| US12095199B2 (en) | 2019-09-17 | 2024-09-17 | Neutrik Ag | Electric connector with sealing between joined housing parts |
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