JPS5834713Y2 - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタInfo
- Publication number
- JPS5834713Y2 JPS5834713Y2 JP16965880U JP16965880U JPS5834713Y2 JP S5834713 Y2 JPS5834713 Y2 JP S5834713Y2 JP 16965880 U JP16965880 U JP 16965880U JP 16965880 U JP16965880 U JP 16965880U JP S5834713 Y2 JPS5834713 Y2 JP S5834713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- connection terminals
- sealing material
- elastic
- elastic sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電線群の接続に使用するコネクタであり、特
に多極型式の防水型コネクタに関するものである。
に多極型式の防水型コネクタに関するものである。
防水型コネクタは従来から必要に応じて使用されてきた
が、単極型式の防水コネクタに於いては、その性能に殆
ど問題は生じないが、多極型式のコネクタでは次に述べ
るような厄介な問題点が存在している。
が、単極型式の防水コネクタに於いては、その性能に殆
ど問題は生じないが、多極型式のコネクタでは次に述べ
るような厄介な問題点が存在している。
即ち、多極型式の防水コネクタでは、個々の電線毎に防
水手段を講じなければならないが、通常は多数個の挿通
孔が設けられた弾性シール材を用いているために、電線
同志の引っ張り合い或いは押し合い等の緩衝によってシ
ール材に不均一な応力が発生し、シール材の全ての個所
に於いて均一な液密性能を得ることが極めて困難なため
である。
水手段を講じなければならないが、通常は多数個の挿通
孔が設けられた弾性シール材を用いているために、電線
同志の引っ張り合い或いは押し合い等の緩衝によってシ
ール材に不均一な応力が発生し、シール材の全ての個所
に於いて均一な液密性能を得ることが極めて困難なため
である。
又、シール材の挿通孔に電線付きの接続端子を挿通する
際に、挿通孔を傷つけたりすることによってその部分か
ら漏水が生ずる虞れも十分にある。
際に、挿通孔を傷つけたりすることによってその部分か
ら漏水が生ずる虞れも十分にある。
特に接続端子同志の間隔が狭い場合には、この防水処理
に技術的な困難性を伴っているのが実情である。
に技術的な困難性を伴っているのが実情である。
本考案の目的は、上述の欠点を解消し、たとえ接続端子
同志の間隔が狭い場合であっても、個々の電線毎に確実
に防水処理を施すことのできる多極型式の防水コネクタ
を提供することにあり、その内容は、合成樹脂絶縁材料
から戊り、後部を筒状とし、該筒状部内から複数個の接
続端子を軸方向に挿入して固着する収容孔を有するハウ
ジングと、前記接続端子を通過させるに足る内径でかつ
接続端子の個数に相当する数の断面円形の挿通孔を有し
、前記ハウジングの後部筒状部内に液密に嵌入する弾性
シール材と、後部に電線を接続し、該弾性シール材の挿
通孔を介して挿入し、ハウジングの収容孔に個々に固着
する接続端子と、該接続端子の電線の絶縁体に周設し、
前記弾性シール材の挿通孔内に位置させて弾性シール材
と電線との間を液密に封鎖する弾性Ｏリングと、前記ハ
ウジング後部外側からハウジングに係止して、前記弾性
シール材をハウジングに止着すると共に、前記Ｏリング
を挿通孔内の所定位置に押込むための合或樹脂から成る
カバーとを具備することを特徴とするものである。
同志の間隔が狭い場合であっても、個々の電線毎に確実
に防水処理を施すことのできる多極型式の防水コネクタ
を提供することにあり、その内容は、合成樹脂絶縁材料
から戊り、後部を筒状とし、該筒状部内から複数個の接
続端子を軸方向に挿入して固着する収容孔を有するハウ
ジングと、前記接続端子を通過させるに足る内径でかつ
接続端子の個数に相当する数の断面円形の挿通孔を有し
、前記ハウジングの後部筒状部内に液密に嵌入する弾性
シール材と、後部に電線を接続し、該弾性シール材の挿
通孔を介して挿入し、ハウジングの収容孔に個々に固着
する接続端子と、該接続端子の電線の絶縁体に周設し、
前記弾性シール材の挿通孔内に位置させて弾性シール材
と電線との間を液密に封鎖する弾性Ｏリングと、前記ハ
ウジング後部外側からハウジングに係止して、前記弾性
シール材をハウジングに止着すると共に、前記Ｏリング
を挿通孔内の所定位置に押込むための合或樹脂から成る
カバーとを具備することを特徴とするものである。
本考案を図示の実施例に基づ゛いて詳細に説明する。
図面に於いては、１は合成樹脂から戒る電気絶縁性のハ
ウジングであり、例えば３個の雄型接続端子２を収容し
得るようになっている。
ウジングであり、例えば３個の雄型接続端子２を収容し
得るようになっている。
このハウジングの後部は断面略小判型の筒状部３となっ
ており、中間部には接続端子２を軸方向に収容する３個
の収容孔４が設けられておる。
ており、中間部には接続端子２を軸方向に収容する３個
の収容孔４が設けられておる。
個々の収容孔４内には、接続端子２の掛止部５．と共働
して、接続端子２を係止する爪部６が設けられていて、
一旦挿入された接続端子２を後方に移動不能としている
。
して、接続端子２を係止する爪部６が設けられていて、
一旦挿入された接続端子２を後方に移動不能としている
。
ハウジング１後部の筒状部３には第４図に示すような３
個の断面円形の挿通孔７を有し、略小判型の弾性シール
材８が、筒状部３の内壁９と液密に嵌合するようになっ
ている。
個の断面円形の挿通孔７を有し、略小判型の弾性シール
材８が、筒状部３の内壁９と液密に嵌合するようになっ
ている。
この弾性シール材８の挿通孔７は、接続端子２が通過す
るに足る十分な内径を有しており、電線１０を接続した
接続端子２は、ハウジング１後部に嵌合されたこの弾性
シール材８の挿通孔７を介してハウジング１内に挿入さ
れ、収容孔４に設けられた爪部６に係合して固着される
。
るに足る十分な内径を有しており、電線１０を接続した
接続端子２は、ハウジング１後部に嵌合されたこの弾性
シール材８の挿通孔７を介してハウジング１内に挿入さ
れ、収容孔４に設けられた爪部６に係合して固着される
。
又、この挿入に際して予じめ電線１０の絶縁体１１には
弾性Ｏリング１２が周設されていて、Ｏリング１２は電
線１０と共に弾性シール材８の挿通孔７内に押し込まれ
、挿通孔７と電線１０との間を液密に封鎖する役割を果
している。
弾性Ｏリング１２が周設されていて、Ｏリング１２は電
線１０と共に弾性シール材８の挿通孔７内に押し込まれ
、挿通孔７と電線１０との間を液密に封鎖する役割を果
している。
更にハウジング１の後部の外側からは合成樹脂製のカバ
ー１３が軸方向に嵌合され、弾性シール材８を筒状体３
内に固定すると共に、その内側に突設された突片部１４
によってＯリング１２を挿通孔７内の所定位置に押し込
むようになっている。
ー１３が軸方向に嵌合され、弾性シール材８を筒状体３
内に固定すると共に、その内側に突設された突片部１４
によってＯリング１２を挿通孔７内の所定位置に押し込
むようになっている。
又、このカバー１３はハウジング１の外側面に設けられ
た突起状の係止部１５と共働して繋止されるようになっ
ている。
た突起状の係止部１５と共働して繋止されるようになっ
ている。
更にカバー１３には突片部１４と兼用の、一部に開口部
１６を有する電線案内部１７が設けられていて、電線１
０を開口部１６から挿入することにより接続端子２の装
着後にカバー１３をハウジング１に取付は得るようにな
っており、電線案内部１７は電線１０が所定の方向に延
在されるように案内をしている。
１６を有する電線案内部１７が設けられていて、電線１
０を開口部１６から挿入することにより接続端子２の装
着後にカバー１３をハウジング１に取付は得るようにな
っており、電線案内部１７は電線１０が所定の方向に延
在されるように案内をしている。
このように本考案に係る防水コネクタでは、ハウジング
１の内壁面に沿う防水は弾性シール材８によりなされ、
電線１０の絶縁体１１周囲の防水は弾性Ｏリング１２に
よって実施し、弾性Ｏリング１２は弾性シール材８の挿
通孔７内に配置されるので、電線１０の挿入に際してた
とえ応力が働いたとしても、十分にこれら弾性シール材
８と弾性Ｏノング１２によって吸収し得るものであり、
従来の多極式防水コネクタのように防水能力が部分的に
劣下する虞れは極めて少ない。
１の内壁面に沿う防水は弾性シール材８によりなされ、
電線１０の絶縁体１１周囲の防水は弾性Ｏリング１２に
よって実施し、弾性Ｏリング１２は弾性シール材８の挿
通孔７内に配置されるので、電線１０の挿入に際してた
とえ応力が働いたとしても、十分にこれら弾性シール材
８と弾性Ｏノング１２によって吸収し得るものであり、
従来の多極式防水コネクタのように防水能力が部分的に
劣下する虞れは極めて少ない。
又、接続端子２のハウジング１内への挿入に際しては、
十分な大きさの内径を有する弾性シール材８の挿通孔７
を介して挿通するので、第２図及び第３図で明らかなよ
うにハウジング１の接続端子２の収容孔４と弾性シール
材８の挿通孔７とが同軸でなくとも、無理なく接続端子
２を挿入することが可能となる。
十分な大きさの内径を有する弾性シール材８の挿通孔７
を介して挿通するので、第２図及び第３図で明らかなよ
うにハウジング１の接続端子２の収容孔４と弾性シール
材８の挿通孔７とが同軸でなくとも、無理なく接続端子
２を挿入することが可能となる。
これは極めて大きな利点であり、たとえ接続端子２同志
の間隔が狭くとも電線１０周囲の防水を十分配慮するこ
とができることを意味している。
の間隔が狭くとも電線１０周囲の防水を十分配慮するこ
とができることを意味している。
実施例に於いては、雄型のコネクタのみを図示して説明
したが、これは雌型のコネクタに於いても全く同様に実
現できることは勿論である。
したが、これは雌型のコネクタに於いても全く同様に実
現できることは勿論である。
以」二説明したように、本考案に係る防水コネクタは、
２種類のシール材を使用することによってシール材に作
用する応力を緩和して防水能力を高めると共に、接続端
子の挿入に際してシール材が損傷することを防止できる
利点がある。
２種類のシール材を使用することによってシール材に作
用する応力を緩和して防水能力を高めると共に、接続端
子の挿入に際してシール材が損傷することを防止できる
利点がある。
又、接続端子同志の間隔が狭い場合であっても電線部に
於ける間隔は広くとることが可能であり、その分だけ防
水能力を向上させることが可能である。
於ける間隔は広くとることが可能であり、その分だけ防
水能力を向上させることが可能である。
図面は本考案に係る防水コネクタの一実施例を示すもの
であり、第１図はその正面図、第２図は一部を切欠した
状態の平面図、第３図は第１図に於けるＩＩＩ−ＩＩＩ
線に沿った縦断面図、第４図は弾性シール材の斜視図、
第５図は背面図である。 符号 １はハウジング、２は接続端子、３は筒状部、４
は収容孔、７は挿通孔、８は弾性シール材、１０は電線
、１１は絶縁部、１２は弾性Ｏリング、１３はカバー、
１４は突片部、１７は電線案内部である。
であり、第１図はその正面図、第２図は一部を切欠した
状態の平面図、第３図は第１図に於けるＩＩＩ−ＩＩＩ
線に沿った縦断面図、第４図は弾性シール材の斜視図、
第５図は背面図である。 符号 １はハウジング、２は接続端子、３は筒状部、４
は収容孔、７は挿通孔、８は弾性シール材、１０は電線
、１１は絶縁部、１２は弾性Ｏリング、１３はカバー、
１４は突片部、１７は電線案内部である。
Claims (1)
- 合成樹脂絶縁材料から成り、後部を筒状とし、該筒状部
内から複数個の接続端子を軸方向に挿入して固着する収
容孔を有するハウジングと、前記接続端子を通過させる
に足る内径でがっ接続端子の個数に相当する数の断面円
形の挿通孔を有し、前記ハウジングの後部筒状部内に液
密に嵌入する弾性シール材と、後部に電線を接続し、該
弾性シール材の挿通孔を介して挿入し、ハウジングの収
容孔に個々に固着する接続端子と、該接続端子の電線の
絶縁体に周設し、前記弾性シール材の挿通孔内に位置さ
せて弾性シール材と電線との間を液密に封鎖する弾性Ｏ
リングと、前記ハウジング後部外側からハウジングに係
止して、前記弾性シール材をハウジングに止着すると共
に、前記Ｏリングを挿通孔内の所定位置に押込むための
合成樹脂がら成るカバーとを具備することを特徴とする
防水コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16965880U JPS5834713Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | 防水コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16965880U JPS5834713Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | 防水コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5792383U JPS5792383U (ja) | 1982-06-07 |
| JPS5834713Y2 true JPS5834713Y2 (ja) | 1983-08-04 |
Family
ID=29528161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16965880U Expired JPS5834713Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | 防水コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834713Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007324082A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Yazaki Corp | 防水コネクタ |
-
1980
- 1980-11-28 JP JP16965880U patent/JPS5834713Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5792383U (ja) | 1982-06-07 |
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