JPH0648761Y2 - 自動布線用コネクタ - Google Patents

自動布線用コネクタ

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JPH0648761Y2
JPH0648761Y2 JP2383889U JP2383889U JPH0648761Y2 JP H0648761 Y2 JPH0648761 Y2 JP H0648761Y2 JP 2383889 U JP2383889 U JP 2383889U JP 2383889 U JP2383889 U JP 2383889U JP H0648761 Y2 JPH0648761 Y2 JP H0648761Y2
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JP
Japan
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connector
welding
terminal
connector terminal
wire
Prior art date
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JP2383889U
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English (en)
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JPH02115252U (ja
Inventor
憲 小八田
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動布線を可能にする自動布線用コネクタに
関するものである。
[従来技術] 先端の絶縁被覆を所定長除去して導体を露出させた各絶
縁電線を自動布線し、これら絶縁電線の先端にコネクタ
端子を自動的に接続する方式でワイヤーハーネスを製造
したいという要望がある。
しかるに、従来のコネクタは、筒状のコネクタハウジン
グ内にコネクタ端子が抜け止め支持され、該コネクタ端
子は接触部に電線導体圧着部と電線被覆圧着部とが設け
られた構造であった。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このようなコネクタを用いて自動布線す
るには、絶縁電線に予めコネクタ端子を圧着接続してお
いて、該コネクタ端子をコネクタハウジングの端子収容
穴内に挿入する必要があり、このとき使用するロボット
のハンドがコネクタ端子を把持していると該ハンドがコ
ネクタ端子の挿入の邪魔になるので、絶縁電線を把持し
て挿入を行わなければならず、このときコネクタ端子が
その重みで下向きとなり、自動挿入作業が行いにくい問
題点があった。また、絶縁電線に対してコネクタ端子を
圧着する際には、絶縁電線のサイズ毎に圧着工具を交換
しなければならず、更に圧着では大きなパワーを必要と
するので機械が大型化し、自動布線には適しない問題点
があった。
本考案の目的は、自動布線に適した構造の自動布線用コ
ネクタを提供することになる。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を説明する
と、本考案はコネクタ端子と、該コネクタ端子を収納す
るコネクタハウジングとを有する自動布線用コネクタに
おいて、 前記コネクタ端子は、接触部の後部に電線導体溶着部と
電線被覆溶着部とが連接され、前記電線被覆溶着部には
電線被覆溶着突起挿入窓が設けられた構造となってお
り、 前記コネクタハウジングは、底板とその幅方向の両側に
立設された側板とに囲まれた端子収容室と、前記コネク
タ端子の電線導体溶着部に対応して前記底板に設けられ
た溶着手段挿入窓と、前記底板に立設されていて前記コ
ネクタ端子の前記電線被覆溶着突起挿入窓に挿入された
電線被覆溶着突起とを有する構造になっていることを特
徴とする。
[作用] このような構造にすると、コネクタハウジングの端子収
容室にコネクタ端子を挿入し、この状態でコネクタ端子
の電線導体溶着部に絶縁電線の導体を載せ、また該コネ
クタ端子の電線被覆溶着部に絶縁電線の絶縁被覆を載せ
てそれぞれの溶着を行えばよいので、自動布線を容易に
行える。
この場合、コネクタ端子の電線導体溶着部に対応してコ
ネクタハウジングの底板に溶着手段挿入窓が設けられて
いるので、コネクタ端子がコネクタハウジング内にセッ
トされていても、該窓に電極や支持台等の溶着手段の一
部を挿入することにより、電気溶接や超音波溶接等で絶
縁電線の導体を容易にコネクタ端子の電線導体溶着部に
溶着できる。
また、コネクタハウジングの電線被覆溶着突起に絶縁電
線の絶縁被覆を溶着するので、従来のような大きな力を
要する圧着作業を省略できる。この場合、コネクタハウ
ジングの電線被覆溶着突起がコネクタ端子の電線被覆溶
着突起挿入窓に挿入されているので、該突起によりコネ
クタ端子の脱出を防止できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図乃至第5図は、本考案に係る自動布線用コネクタ
の第1実施例を示したものである。
この自動布線用コネクタは、雌型のコネクタ端子1と、
該コネクタ端子1を収納するコネクタハウジング2とを
有している。
コネクタ端子1は、筒状をした雌型の接触部3の後部
に、平板状の電線導体溶着部4と電線被覆溶着部5とが
連設された構造になっている。これら電線導体溶着部4
と電線被覆溶着部5の幅方向の両端には、立上り縁部6
が設けられている。これら立上り縁部6の上端間には、
電線挿入開口部7が設けられている。導体溶着部4に
は、溶着が良好に行えるように溝8が設けられている。
電線被覆溶着部5には、電線被覆溶着突起挿入窓9が設
けられている。接触部3内には、その先端から折り返さ
れて弾性接触片10が内蔵されている。また、接触部3の
天井には、内向きに固定接触突起11が設けられている。
コネクタハウジング2は、底板12とその幅方向の両側に
立設された側板13とに囲まれて上方と後方を開口させて
形成された端子収容室19と、該端子収容室19の前部に立
設されたストッパー部14と、該ストッパー部14に設けら
れた相手端子挿入口15と、端子収容室19に収納されたコ
ネクタ端子1の上方への抜け止めをするように側板12に
設けられた係止突起16と、コネクタ端子1の電線導体溶
着部4に対応して底板12に設けられた溶着手段挿入窓17
と、コネクタ端子1の電線被覆溶着突起挿入窓9に対応
して底板11に立設されていて該電線被覆溶着突起挿入窓
9に挿入された電線被覆溶着突起18とを有する構造にな
っている。このようなコネクタハウジング2は、熱可塑
性樹脂で形成されている。
このような自動布線用コネクタは、コネクタハウジング
2の端子収容室19に対してその上方からコネクタ端子1
を挿入し、該コネクタ端子1の底面を第1図に示すよう
にコネクタハウジング2の底板12に当接させる。かかる
状態になると、係止突起16がコネクタ端子1の立上り縁
部6に係止されてコネクタ端子1が上方へ脱出できない
ようになる。また、かかる状態になると、コネクタハウ
ジング2の電線被覆溶着突起18がコネクタ端子1の電線
被覆溶着突起挿入窓9を貫通して上方に突出される。
かかる状態になったならば、先端から導体20が露出され
た絶縁電線21の先端側部分を、コネクタ端子1の電線挿
入開口部7から挿入して、該絶縁電線21の導体20を電線
導体溶着部4上に載せ、該絶縁電線21の熱可塑性樹脂よ
りなる絶縁被覆22の先端側部分を電線被覆溶着部5の上
に載せる。コネクタハウジング2の溶着手段挿入窓17に
は、電気溶接機の電極又は超音波溶接機の支持台等を挿
入して導体20を電線導体溶着部4に電気溶接又は超音波
溶接等で溶着させる。また、絶縁被覆22は加熱溶着又は
超音波溶着等で電線被覆溶着突起18に溶着する。かかる
状態になると、コネクタ端子1は電線被覆溶着突起18で
係止されているので、後方へも脱出できなくなる。
第6図は、本考案の第2実施例を示したものである。本
実施例は、複数のコネクタ端子を収容するコネクタに本
考案を適用した例を示したものである。
右側部分が本考案を適用した雌型の自動布線用コネクタ
を示したものである。この自動布線用コネクタは、上下
2段のコネクタハウジング2を有する。各段のコネクタ
ハウジング2は、第2図に示すような構造のものが並設
されて一体化された構造になっていて、その各端子収容
室19内にコネクタ端子1が前述したようにして収容され
ている。上段のコネクタハウジング2の側面には、水平
にリブ23が突設されている。上段のコネクタハウジング
2の上には、ロックプレート24が載せられるようになっ
ている。該ロックプレート24の上面には、その前端側か
ら後向きにロックアーム25が突設され、該ロックアーム
25の途中の上面にはロック突起26が突設され、該ロック
アーム25の自由端にはロック外し操作部27が設けられて
いる。
このような2段のコネクタハウジング2とロックプレー
ト24とは重ね合わされ、超音波溶着等で一体化されて、
複合コネクタハウジング28となる。
左側の雄型のコネクタは、端子収容室29が並設されてい
る上下2段のコネクタハウジング30と、上段のコネクタ
ハウジング30の上に被せられる蓋31と、ガイド筒32とを
備えて構成されている。
2段のコネクタハウジング30と蓋31とは重ねられて、超
音波溶着等で一体化されている。各コネクタハウジング
30と、その中に収容される雄型のコネクタ端子(図示せ
ず)とは、雄,雌の違いはあるが、前述した第1図乃至
第5図と同様に構成されている。一体化されたコネクタ
ハウジング30と蓋31の前端寄りの外周には、整列してフ
ランジ33,34が突設されている。ガイド筒32の内面に
は、リブ23を挿入する溝35が設けられている。また、ガ
イド筒32の天井の補強リブ36の下面には、ロック突起26
を係止する係止凹部(図示せず)が設けられている。こ
のようなガイド筒32は、前述したコネクタハウジング30
と蓋31の結合体の前部に、ストッパー33,34に当るまで
挿入され、超音波溶着等で一体化されて、複合コネクタ
ハウジング37となる。このような複合コネクタハウジン
グ37においては、各端子収容室29に図示しない雄型のコ
ネクタ端子がセットされた状態では、これら雄型のコネ
クタ端子における先端の接触部がガイド筒32内にそれぞ
れ突設している。従って、ガイド筒32内に複合コネクタ
ハウジング28が挿入されると、雄型の各コネクタ端子の
先端における接触部が雌型の各コネクタ端子1における
接触部3内に挿入され、電気的接続状態となる。この場
合、複合コネクタハウジング28においては、リブ23を有
し、該リブ23がガイド筒32の溝35に入るので、挿入姿勢
が一定になり、安定する。
なお、上記実施例では、雌型のコネクタ端子1とそのコ
ネクタハウジング2との関係についてのみ図示したが、
雄型のコネクタ端子とそのコネクタハウジングとからな
る自動布線用コネクタにも本考案は同様に適用できるも
のである。
また、コネクタ端子1は、電線被覆溶着突起18により係
止されていて、前方への抜け止め作用もこの突起18から
得られるので、ストッパー部14を省略してもよい。
更に、コネクタ端子1を端子収容室19に圧入により挿入
すると、係止突起16を省略できる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る自動布線用コネクタ
によれば、下記のような効果を得ることができる。
(a)コネクタハウジングの端子収容室にコネクタ端子
を挿入し、この状態でコネクタ端子の電線導体溶着部に
は絶縁電線の導体を載せ、また該コネクタ端子の電線被
覆溶着部に絶縁電線の絶縁被覆を載せてそれぞれの溶着
を行う構造になっているので、自動布線を容易に行うこ
とができる。
(b)コネクタ端子の電線導体溶着部に対応してコネク
タハウジングの底板に溶着手段挿入窓が設けられている
ので、コネクタ端子がコネクタハウジング内にセットさ
れていても、該窓に電極や支持台等の溶着手段の一部を
挿入することにより、電気溶接や超音波溶接等で絶縁電
線の導体を容易にコネクタ端子の電線導体溶着部に溶着
することができる。
(c)コネクタハウジングの電線被覆溶着突起に絶縁電
線の絶縁被覆を溶着するので、従来のような大きな力を
要する圧着作業を省略することができる。
(d)コネクタハウジングの電線被覆溶着突起がコネク
タ端子の電線被覆溶着突起挿入窓に挿入されているの
で、該突起によりコネクタ端子の脱出を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動布線用コネクタの第1実施例
の縦断面図、第2図は第1実施例のコネクタの斜視図、
第3図は第1実施例で用いているコネクタ端子の斜視
図、第4図は第1実施例で用いているコネクタ端子の縦
断面図、第5図は本実施例の自動布線用コネクタの使用
状態を示す縦断面図、第6図は本考案に係る自動布線用
コネクタの第2実施例の分解状態の斜視図である。 1…コネクタ端子、2…コネクタハウジング、3…接触
部、4…電線導体溶着部、5…電線被覆溶着部、6…立
上り縁部、7…電線挿入開口部、8…溝、9…電線被覆
溶着突起挿入窓、12…底板、13…側板、15…相手端子挿
入口、17…溶着手段挿入口、18…電線被覆溶着突起、19
…端子収容室、20…導体、21…絶縁電線、22…絶縁被
覆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタ端子と、該コネクタ端子を収納す
    るコネクタハウジングとを有する自動布線用コネクタに
    おいて、 前記コネクタ端子は、接触部の後部に電線導体溶着部と
    電線被覆溶着部とが連設され、前記電線被覆溶着部には
    電線被覆溶着突起挿入窓が設けられた構造となってお
    り、 前記コネクタハウジングは、底板とその幅方向の両側に
    立設された側板とに囲まれた端子収容室と、前記コネク
    タ端子の電線導体溶着部に対応して前記底板に設けられ
    た溶着手段挿入窓と、前記底板に立設されていて前記コ
    ネクタ端子の前記電線被覆溶着突起挿入窓に挿入された
    電線被覆溶着突起とを有する構造になっていることを特
    徴とする自動布線用コネクタ。
JP2383889U 1989-03-03 1989-03-03 自動布線用コネクタ Expired - Lifetime JPH0648761Y2 (ja)

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JPH02115252U JPH02115252U (ja) 1990-09-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10199583A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Yazaki Corp 超音波接続用端子及び超音波接続構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3244632B2 (ja) * 1996-09-03 2002-01-07 矢崎総業株式会社 多段コネクタ

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JPH02115252U (ja) 1990-09-14

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