JPH0648670A - リニアモータエレベーター装置 - Google Patents

リニアモータエレベーター装置

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Publication number
JPH0648670A
JPH0648670A JP21751692A JP21751692A JPH0648670A JP H0648670 A JPH0648670 A JP H0648670A JP 21751692 A JP21751692 A JP 21751692A JP 21751692 A JP21751692 A JP 21751692A JP H0648670 A JPH0648670 A JP H0648670A
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JP
Japan
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linear motor
inductor
hoistway
support
lifting
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Application number
JP21751692A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Ishii
敏昭 石井
Kimimoto Mizuno
公元 水野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0648670A publication Critical patent/JPH0648670A/ja
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降体のリニアモータと誘導子間の吸引力
が、誘導子が装着された昇降路の固定部に作用しないリ
ニアモータエレベータ装置を得る。 【構成】 昇降体(3)に進退可能な支持体(15)を介して
リニアモータ(10)を設け、リニアモータ(10)と対向し吸
引作用を生じる誘導子(11)を固定板(12)を介して昇降路
(1)に設ける。また、支持体(15)に枢持されて固定板(1
2)面を転動する回転体(17)を設ける。これにより、リニ
アモータ(10)と誘導子(11)の両者の間隔を回転体(17)に
より維持し、上記両者間の吸引力を回転体(17)によって
支持する。 【効果】 昇降路の固定部に作用する上記両者による吸
引力を解消し、固定部の構造を簡易化して昇降路の建築
費を節減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リニアモータによっ
て駆動されるリニアモータエレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、例えば特開平4−45
088号公報に示された従来のリニアモータエレベータ
装置を示す図で、図4はリニアモータエレベータ装置の
要部を概念的に示す立面図、図5は図4の横断平面図で
ある。各図において、(1)は昇降路、(2)は昇降路(1)の
壁からなる固定部、(3)は昇降路(1)の前寄りに配置され
たかごからなる昇降体、(4)は昇降体(3)の両側にそれぞ
れ配置されて固定部(2)に固定されたブラケット、(5)は
ブラケット(4)に支持されて立設され昇降体(3)の昇降を
案内するレール、(6)は昇降路(1)の後寄りに配置された
つり合おもり、(7)は昇降路(1)に立設されてつり合おも
り(6)の昇降を案内するつり合おもりレール、(8)は昇降
路(1)頂部に互いに離れて配置された滑車、(9)は一端が
昇降体(3)に連結されて滑車(8)に巻掛けられ他端はつり
合おもり(6)に連結された主索である。
【0003】(10)は昇降体(3)の両側面にそれぞれ装着
された誘導子形リニア同期モータ(電機子巻線と界磁巻
線を含む)からなるリニアモータ、(11)は昇降路(1)に
配置されてリニアモータ(10)と対向し昇降体(3)の昇降
経路に沿って設けられ、リニアモータ(10)との間に吸引
作用を生じる鉄製の誘導子、(12)は昇降路(1)の固定部
(2)に固定されて誘導子(11)が装着された固定板であ
る。
【0004】従来のリニアモータエレベータ装置は上記
のように構成され、昇降体(3)は主索(9)によりつり合お
もり(6)連結され、昇降体(3)の少なくとも自重がつり合
おもり(6)により支持されて互いに反対方向へ昇降す
る。また、昇降体(3)に設けられたリニアモータ(10)の
電機子巻線と界磁巻線を励磁することにより誘導子(11)
と昇降体(3)の間で相対的な推力を発生して昇降体(3)を
昇降駆動するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のリ
ニアモータエレベータ装置では、誘導子形リニア同期モ
ータ(電機子巻線と界磁巻線を含む)からなるリニアモ
ータ(10)と誘導子(11)の間に電磁力による強い吸引力が
作用する。このために誘導子(11)が装着された昇降路
(1)の固定部(2)を、その強い吸引力に耐え得るような構
造としなければならず、昇降路(1)が設けられた建物の
建築費が嵩むという問題点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、昇降体のリニアモータと誘導子
の間の電磁力による吸引力が、誘導子を装着した昇降路
の固定部に作用しないリニアモータエレベータ装置を得
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るリニアモータエレベータ装置においては、昇降路を
昇降する昇降体に配置されたリニアモータと、昇降路に
配置されてリニアモータと対向し昇降体の昇降経路に沿
って設けられリニアモータとの間に吸引作用を生じる誘
導子と、リニアモータが装着された支持体を昇降体に保
持し誘導子方向に進退可能に支持した支持手段と、昇降
路の固定部に固定されて支持体と対向し昇降体の昇降経
路に沿って配置されて誘導子が装着された固定板と、支
持体に枢持されて固定板面を転動する回転体とが設けら
れる。
【0008】また、この発明の第2の発明に係るリニア
モータエレベータ装置においては、昇降路を昇降する昇
降体に配置されたリニアモータと、昇降路に配置されて
リニアモータと対向し昇降体の昇降経路に沿って設けら
れリニアモータとの間に吸引作用を生じる誘導子と、リ
ニアモータが装着された支持体を昇降体に保持し誘導子
方向に進退可能に支持した支持手段と、昇降路の固定部
に固定されて支持体と対向し昇降体の昇降経路に沿って
配置されて誘導子が装着された固定板と、支持体に枢持
されて固定板に形成された滑らかな案内面を転動する回
転体とが設けられる。
【0009】
【作用】上記のように構成されたこの発明の第1の発明
に係るリニアモータエレベータ装置のリニアモータは昇
降体に支持体を介して誘導子方向に進退可能に支持され
る。そして、リニアモータと誘導子の間隙が支持体に枢
持された回転体により維持され、リニアモータと誘導子
の間の電磁力による吸引力が回転体によって支持され
る。
【0010】また、上記のように構成されたこの発明の
第2の発明に係るリニアモータエレベータ装置のリニア
モータは昇降体に支持体を介して誘導子方向に進退可能
に支持される。そして、リニアモータと誘導子の間隙が
支持体に枢持された回転体により維持され、リニアモー
タと誘導子の間の電磁力による強い吸引力が回転体によ
って支持される。また、昇降路の固定部に固定されて支
持体と対向し昇降体の昇降経路に沿って配置されて誘導
子が装着された固定板に形成された滑らかな案内面を回
転体が転動する。
【0011】
【実施例】図1〜図3は、この発明の一実施例を示す図
で、図1は図4の要部拡大図であり昇降体(3)を中心と
して左右対称であるので左側部分の図示を省略してあ
る。図2は図1の昇降体(3)部分の右側面図、図3は図
1の誘導子(11)部分の左側面図である。図において、
(1)は昇降路、(2)は昇降路(1)の壁からなる固定部、(3)
は昇降路(1)の前寄りに配置されたかごからなる昇降
体、(9)は一端が昇降体(3)に連結されて他端はつり合お
もり(6)に連結された主索である。
【0012】(13)は昇降体(3)の側面をなすフレーム、
(14)はフレーム(13)から水平に突設され互いに離れて配
置された複数のピン、(15)はフレーム(13)と平行に配置
されてピン(14)が空隙を形成して嵌合された嵌合孔(15
1)を有する支持体、(16)はピン(14)及び嵌合孔(151)に
より構成された支持手段、(10)は支持体(15)に装着され
た誘導子形リニア同期モータ(電機子巻線と界磁巻線を
含む)からなるリニアモータ、(11)は昇降路に(1)配置
されてリニアモータ(10)と対向し昇降体(3)の昇降経路
に沿って設けられリニアモータ(10)との間に吸引作用を
生じる鉄製の誘導子、(12)は昇降路(1)の固定部(2)に固
定されて誘導子(11)が幅方向の中央に装着された固定
板、(121)は固定板(12)の幅方向の両縁部にそれぞれ形
成されて上下方向に延長された滑らかな案内面、(17)は
支持体(15)に装着されたブラケット(171)に枢持されて
昇降体(3)の昇降により案内面(121)を転動するローラか
らなる回転体で、複数個が互いに離れて配置され、かつ
両側の案内面(121)にそれぞれ対応して設けられてい
る。
【0013】上記のように構成されたリニアモータエレ
ベータ装置において、昇降体(3)は主索(9)により図4に
示すつり合おもり(6)連結され、昇降体(3)の少なくとも
自重がつり合おもり(6)により支持されて互いに反対方
向へ昇降する。また、昇降体(3)に設けられたリニアモ
ータ(10)の電機子巻線と界磁巻線が励磁されることによ
り誘導子(11)と昇降体(3)の間で相対的な推力を発生し
て昇降体(3)が昇降駆動される。そして、誘導子形リニ
ア同期モータ(電機子巻線と界磁巻線を含む)からなる
リニアモータ(10)と誘導子(11)の間に電磁力による強い
吸引力が作用するが、図1に示す矢印X方向に吸引力が
作用すると、支持体(15)は支持手段(16)により誘導子(1
1)方向へ摺動する。しかし、この支持体(15)の摺動変位
は、支持体(15)に枢着され固定板(12)の案内面(121)を
転動する回転体(17)によって阻止されて、リニアモータ
(10)と誘導子(11)の間隔が所定距離に維持される。
【0014】これにより、リニアモータ(10)と誘導子(1
1)の間に電磁力による吸引力は、支持体(15)に設けられ
た回転体(17)により固定板(12)に対して支持される。こ
のため、図5に示すレール(5)に案内されて所定経路を
昇降する昇降体(3)と誘導子(11)の間には吸引力が作用
しない。したがって、この発明の第1の発明の作用とし
て、昇降路(1)の固定部(2)にはリニアモータ(10)と誘導
子(11)の間に電磁力による吸引力が作用しない。このた
め昇降路(1)の固定部(2)を吸引力に耐え得るような構造
にする必要がなく、固定部(2)を構造を簡易化すること
ができ、昇降路(1)が設けられた建物の建築費を節減す
ることができる。一方、図1に示す矢印Y方向のリニア
モータ(10)と誘導子(11)の間に発生する推力はピン(1
4)、すなわち、支持手段(16)によって昇降体(3)に伝動
されて昇降体(3)が昇降駆動される。
【0015】なお、この発明の第2の発明の作用とし
て、図1〜図3の実施例において固定板(12)の幅方向の
両縁部にそれぞれ形成されて上下方向に延長された滑ら
かな案内面(121)を設け、支持体(15)に装着されたブラ
ケット(171)に枢持された回転体(17)が昇降体(3)の昇降
により案内面(121)を転動する。これにより昇降体(3)の
昇降時の振動を少なくすることができる。
【0016】また、図1〜図3の実施例は誘導子形リニ
ア同期モータ(電機子巻線と界磁巻線を含む)からなる
リニアモータ(10)により駆動される場合について説明し
たが、図1〜図3の実施例をリニア誘導モータで駆動す
る方式に容易に応用することが可能であり、図1〜図3
の実施例と同様な作用を得ることができる。また、図1
〜図3の実施例はかごからなる昇降体(3)にリニアモー
タ(10)を設けた場合について説明したが、つり合おもり
からなる昇降体(3)にリニアモータ(10)を設けた構成で
あっても、図1〜図3の実施例と同様な作用を得ること
ができる。
【0017】
【発明の効果】この発明の第1の発明は、以上説明した
ように昇降路を昇降する昇降体に配置されたリニアモー
タと、昇降路に配置されてリニアモータと対向し昇降体
の昇降経路に沿って設けられリニアモータとの間に吸引
作用を生じる誘導子と、リニアモータが装着された支持
体を昇降体に保持し誘導子方向に進退可能に支持した支
持手段と、昇降路の固定部に固定されて支持体と対向し
昇降体の昇降経路に沿って配置されて誘導子が装着され
た固定板と、支持体に枢持されて固定板面を転動する回
転体とを設けたものである。これによって、リニアモー
タエレベータ装置のリニアモータは昇降体に支持体を介
して誘導子方向に進退可能に支持される。そして、リニ
アモータと誘導子の間隙が支持体に枢持された回転体に
より維持され、リニアモータと誘導子の間の電磁力によ
る吸引力が回転体によって支持される。したがって、昇
降路の固定部にはリニアモータと誘導子の間に電磁力に
よる吸引力が作用せず、昇降路の固定部を吸引力に耐え
得るような構造にする必要がなく、昇降路が設けられた
建物の建築費を節減する効果がある。
【0018】また、この発明の第2の発明に係るリニア
モータエレベータ装置においては、昇降路を昇降する昇
降体に配置されたリニアモータと、昇降路に配置されて
リニアモータと対向し昇降体の昇降経路に沿って設けら
れリニアモータとの間に吸引作用を生じる誘導子と、リ
ニアモータが装着された支持体を昇降体に保持し誘導子
方向に進退可能に支持した支持手段と、昇降路の固定部
に固定されて支持体と対向し昇降体の昇降経路に沿って
配置されて誘導子が装着された固定板と、支持体に枢持
されて固定板に形成された滑らかな案内面を転動する回
転体とを設けたものである。これによって、リニアモー
タエレベータ装置のリニアモータは昇降体に支持体を介
して誘導子方向に進退可能に支持される。そして、リニ
アモータと誘導子の間隙が支持体に枢持された回転体に
より維持され、リニアモータと誘導子の間の電磁力によ
る吸引力が回転体によって支持される。また、昇降路の
固定部に固定されて支持体と対向し昇降体の昇降経路に
沿って配置されて誘導子が装着された固定板に形成され
た滑らかな案内面を回転体が転動する。したがって、こ
の発明の第1の発明における効果の他に、昇降体の昇降
時の振動を少なくする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図で、後述する図4
の要部拡大図であり昇降体を中心として左右対称である
ので左側部分の図示を省略した図。
【図2】図1の昇降体部分の右側面図。
【図3】図1の誘導子部分の左側面図。
【図4】従来のリニアモータエレベータ装置の要部を模
式的に示す立面図。
【図5】図4のリニアモータエレベータ装置の横断平面
図。
【符号の説明】
1 昇降路 2 固定部 3 昇降体 10 リニアモータ 11 誘導子 12 固定板 15 支持体 16 支持手段 17 回転体 121 案内面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るリニアモータエレベータ装置においては、昇降路を
昇降する昇降体に配置されたリニアモータと、昇降路に
配置されてリニアモータと対向し昇降体の昇降経路に沿
って設けられリニアモータとの間に吸引作用を生じる誘
導子と、リニアモータが装着された支持体を昇降体に保
持し誘導子方向に進退可能に支持した支持手段と、昇降
路の固定部に固定されて支持体と対向し昇降体の昇降経
路に沿って配置されて誘導子が装着された固定板と、支
持体に装着されて固定板面を転動し支持体及び固定板面
の相互を所定の間隔に維持する回転体とが設けられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、この発明の第2の発明に係るリニア
モータエレベータ装置においては、昇降路を昇降する昇
降体に配置されたリニアモータと、昇降路に配置されて
リニアモータと対向し昇降体の昇降経路に沿って設けら
れリニアモータとの間に吸引作用を生じる誘導子と、リ
ニアモータが装着された支持体を昇降体に保持し誘導子
方向に進退可能に支持した支持手段と、昇降路の固定部
に固定されて支持体と対向し昇降体の昇降経路に沿って
配置されて誘導子が装着されこの誘導子による案内面が
形成された固定板と、支持体に装着されて案内面を転動
し支持体及び固定板面の相互を所定の間隔に維持する回
転体とが設けられる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、上記のように構成されたこの発明の
第2の発明に係るリニアモータエレベータ装置のリニア
モータは昇降体に支持体を介して誘導子方向に進退可能
に支持される。そして、リニアモータと誘導子の間隙が
支持体に枢持された回転体により維持され、リニアモー
タと誘導子の間の電磁力による強い吸引力が回転体によ
って支持される。また、昇降路の固定部に固定されて支
持体と対向し昇降体の昇降経路に沿って配置されて誘導
子が装着された固定板に誘導子により形成された滑らか
な案内面を回転体が転動する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】なお、この発明の第2の発明の作用とし
て、図1〜図3の実施例において固定板(12)の幅方向の
両縁部にそれぞれ形成されて上下方向に延長された滑ら
かな案内面(121)を、誘導子(11)の支持体(15)との対向
面により形成することが可能である。このような構成に
よってもこの発明の第1の発明の作用が得られることは
明白であり、また設計の自由度を向上することができ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【発明の効果】この発明の第1の発明は、以上説明した
ように昇降路を昇降する昇降体に配置されたリニアモー
タと、昇降路に配置されてリニアモータと対向し昇降体
の昇降経路に沿って設けられリニアモータとの間に吸引
作用を生じる誘導子と、リニアモータが装着された支持
体を昇降体に保持し誘導子方向に進退可能に支持した支
持手段と、昇降路の固定部に固定されて支持体と対向し
昇降体の昇降経路に沿って配置されて誘導子が装着され
た固定板と、支持体に装着されて固定板面を転動し支持
体及び固定板面の相互を所定の間隔に維持する回転体と
を設けたものである。これによって、リニアモータエレ
ベータ装置のリニアモータは昇降体に支持体を介して誘
導子方向に進退可能に支持される。そして、リニアモー
タと誘導子の間隙が支持体に枢持された回転体により維
持され、リニアモータと誘導子の間の電磁力による吸引
力が回転体によって支持される。したがって、昇降路の
固定部にはリニアモータと誘導子の間に電磁力による吸
引力が作用せず、昇降路の固定部を吸引力に耐え得るよ
うな構造にする必要がなく、昇降路が設けられた建物の
建築費を節減する効果がある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、この発明の第2の発明に係るリニア
モータエレベータ装置においては、昇降路を昇降する昇
降体に配置されたリニアモータと、昇降路に配置されて
リニアモータと対向し昇降体の昇降経路に沿って設けら
れリニアモータとの間に吸引作用を生じる誘導子と、リ
ニアモータが装着された支持体を昇降体に保持し誘導子
方向に進退可能に支持した支持手段と、昇降路の固定部
に固定されて支持体と対向し昇降体の昇降経路に沿って
配置されて誘導子が装着されこの誘導子による案内面が
形成された固定板と、支持体に装着されて案内面を転動
し支持体及び固定板面の相互を所定の間隔に維持する回
転体とを設けたものである。これによって、リニアモー
タエレベータ装置のリニアモータは昇降体に支持体を介
して誘導子方向に進退可能に支持される。そして、リニ
アモータと誘導子の間隙が支持体に枢持された回転体に
より維持され、リニアモータと誘導子の間の電磁力によ
る吸引力が回転体によって支持される。また、昇降路の
固定部に固定されて支持体と対向し昇降体の昇降経路に
沿って配置されて誘導子が装着された固定板に誘導子に
より形成された滑らかな案内面を回転体が転動する。し
たがって、この発明の第1の発明における効果の他、設
計の自由度を向上する効果がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路を昇降する昇降体に配置されたリ
    ニアモータと、上記昇降路に配置されて上記リニアモー
    タと対向し上記昇降体の昇降経路に沿って設けられ上記
    リニアモータとの間に吸引作用を生じる誘導子と、上記
    リニアモータが装着された支持体を上記昇降体に保持し
    上記誘導子方向に進退可能に支持した支持手段と、上記
    昇降路の固定部に固定されて上記支持体と対向し上記昇
    降体の昇降経路に沿って配置されて上記誘導子が装着さ
    れた固定板と、上記支持体に枢持されて上記固定板面を
    転動する回転体とを備えたリニアモータエレベータ装
    置。
  2. 【請求項2】 昇降路を昇降する昇降体に配置されたリ
    ニアモータと、上記昇降路に配置されて上記リニアモー
    タと対向し上記昇降体の昇降経路に沿って設けられ上記
    リニアモータとの間に吸引作用を生じる誘導子と、上記
    リニアモータが装着された支持体を上記昇降体に保持し
    上記誘導子方向に進退可能に支持した支持手段と、上記
    昇降路の固定部に固定されて上記支持体と対向し上記昇
    降体の昇降経路に沿って配置されて上記誘導子が装着さ
    れた固定板と、上記支持体に枢持されて上記固定板に形
    成された滑らかな案内面を転動する回転体とを備えたリ
    ニアモータエレベータ装置。
JP21751692A 1992-07-24 1992-07-24 リニアモータエレベーター装置 Pending JPH0648670A (ja)

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EP0472726A4 (en) * 1989-05-12 1992-06-03 Oki Electric Industry Company, Limited Field effect transistor
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JP2023053517A (ja) * 2021-10-01 2023-04-13 フジテック株式会社 エレベータ

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