JPH0648595A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレイに収容された用紙の上面に凹凸等があ
る場合でも、用紙の巾方向に間隔をおいて配置した送り
出しローラを、用紙の表面に対して均一に当接させ得る
ようにして、用紙が斜め送りの状態にならないようにす
る。 【構成】 給紙ローラ１１の軸に対して、別個に揺動可
能な複数のリンク２１、２４、２７を介して、ナジャー
ローラ１３、１３ａを設けた軸１４を支持させる。そし
て、用紙の上面が平らでない場合にも、２つのローラ部
材１３、１３ａを用紙に均一に押圧させ得るようにす
る。また、ナジャーローラの軸１４には、２つのローラ
に対する押圧力を調整するためのウエイト部材２８、２
９を配置し、さらに、ギヤ部材による駆動力の伝達を、
リンク２７に設けたギヤを介して行うことにより、２つ
のローラにねじれ方向の力が付与されないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置に設ける給紙装置に関し、特に、トレイに収
容されている用紙の上に、ナジャーローラを押圧しなが
ら回転させて用紙を送り出す際に、複数のナジャーロー
ラの用紙に対する押圧力を調整可能に構成してなる装置
に関する。

【０００２】

【従来の技術】電子写真複写機等のような画像形成装置
においては、装置本体の給紙部に対して複数の給紙トレ
イを装備し、紙のサイズや種類等の異なるものをそれぞ
れトレイに収容した状態で、オペレータが選択した用紙
を画像記録部に向けて給紙する機構を用いている。ま
た、前記給紙トレイからの給紙手段に加えて、装置の側
部に手差しトレイを配置しておき、給紙トレイに収容で
きない特殊なサイズや種類の用紙を、該手差しトレイか
ら給紙する手段を用いることも行われている。前述した
ようなトレイに対して配置する給紙装置は、例えば、特
開平３−２６７９４８号公報等に示されるように構成さ
れてものを用いている。

【０００３】前記従来例に示される給紙装置は、図４に
示されるような機構を有する装置として構成される。前
記図４に示される給紙装置１０ａにおいて、給紙ローラ
１１、１１ａを軸１２に対して所定の間隔を介して配置
し、その上流部にナジャーローラ１３、１３ａを配置し
ている。前記ナジャーローラの軸１４は、給紙ローラの
軸１２に対してブラケット１５を介して支持され、前記
ブラケット１５のナジャーローラを支持する側が、軸１
２に対して揺動可能に設けられている。また、前記ブラ
ケット１５の側部には、２つの軸の間で駆動力を伝達す
るためのギヤ部材が配置されており、駆動軸１２に設け
た駆動ギヤ１６と、ナジャーローラの軸１４に設けた被
駆動ギヤ１８の間に、アイドラーギヤ１７を配置してい
る。

【０００４】そして、前記ナジャーローラ１３を給紙ロ
ーラに対して連動させて駆動する機構を構成するととも
に、ブラケット１５が軸１２を中心にして揺動した場合
でも、駆動力の伝達の作用を良好な状態で行い得るよう
にしている。さらに、前記給紙装置１０ａにより用紙を
送り出す際には、給紙装置のブラケットとナジャーロー
ラ等の重量により、ナジャーローラ１３、１３ａを用紙
に対して押圧力Ｐ１、Ｐ２でそれぞれ押圧する状態に設
定し、ローラ部材と用紙との間の摩擦力を良好な状態で
設定できるようにしている。また、給紙の動作を行わな
い場合には、図示を省略した揺動機構を作動させて、ブ
ラケットをトレイの上側に揺動させることにより、ナジ
ャーローラが用紙に接しない状態で待機させることがで
きる。

【０００５】前述したような構成を有する給紙装置は、
図５に示されるように、給紙トレイ１の給紙部に配置さ
れ、ナジャーローラ１３、１３ａがトレイの給紙側端部
に位置する状態で、該トレイから用紙Ｐを送り出す作用
を行う。そして、前記ナジャーローラの下流部に配置し
た給紙ローラ１１、１１ａにより、用紙搬送路に向けて
用紙を送り出すようにする。また、前記給紙ローラに対
応させてリタードローラを配置し、ナジャーローラによ
り用紙が重送状態で送り出された場合でも、給紙ローラ
とリタードローラとの間で用紙をさばいて、１枚の用紙
を用紙搬送路に向けて送り出すことができる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
給紙装置は、給紙トレイに収容される用紙の中央部に配
置される場合には、２つのナジャーローラが同じ押圧力
を発揮する機構を構成することができる。これに対し
て、給紙トレイがユニバーサルタイプの装置であり、用
紙の送り出しがいわゆるコーナーレジ方式を用いる場合
には、給紙トレイに収容される用紙の一方の側部が、図
５に示されるような送り出しの基準線４に沿った位置に
位置決めされる。そして、サイズの異なる用紙を収容し
た場合でも、すべての用紙の一方の側部が基準線４に位
置決めされ、用紙の他方の側部は、その用紙のサイズに
応じて、基準線から離れる状態に配置される。

【０００７】ところが、前述したように、用紙の中央部
の位置が常時変化するような場合には、給紙装置の配置
位置を基準線に近接させて設けることが必要となるが、
その場合に、大サイズの用紙に対しては、基準線側の端
部でのみ、ローラ装置による送り出しの動作が行われる
ことになる。そして、前記給紙装置に設けたナジャーロ
ーラが、用紙の一方の側部で送りの作用を付与すること
により、用紙が斜め送りの状態を発生しやすく、用紙搬
送路内での用紙の搬送に支障が生じたりするという問題
が発生する。

【０００８】また、給紙トレイを用いて給紙する機構に
おいて、従来はＢ５サイズ程度の用紙から、Ａ３サイズ
のような大サイズのものを対象にして設計していたが、
近年では、Ａ５サイズ等のような小サイズの用紙をも給
紙トレイを用いて給紙することが求められている。とこ
ろが、前述したような小サイズの用紙を送り出せるよう
に、給紙装置を基準線に近付けて配置すると、Ａ３サイ
ズのような大サイズの用紙に対しては、給紙の作用が不
安定になるという問題が発生する。

【０００９】そこで、前述したような問題を解決するた
めに、特開昭６３−２１８４４８号公報等に示されるよ
うに、２つのナジャーローラに対して適正な押圧力を設
定可能にする手段が提案されている。前記従来例の給紙
装置では、ナジャーローラの支持ブラケットの先端部
に、ウエイト部材を用紙の巾方向に移動可能に設け、該
ウエイト部材を移動させることにより、２つのナジャー
ローラに対する押圧力を調整できるようにしている。そ
して、大サイズの用紙に対して、基準線側に片寄った位
置に給紙装置を配置した場合でも、用紙が斜め送りの状
態を生じたりすることがなく、給紙作用を良好に行うこ
とができるようにされる。

【００１０】しかしながら、前述したように、ウエイト
部材を移動させてナジャーローラに対する押圧力を制御
する機構を設けた装置でも、そのナジャーローラが押圧
される用紙の上面が平面状に設定されていない場合に
は、ナジャーローラが用紙に均一に当接しないという問
題がある。つまり、用紙をナジャーローラに向けて押し
上げるためのボトムプレートが、正確な平面として形成
されていない場合や、用紙が貼り合わせたものとして構
成されている場合等では、トレイに収容されている用紙
の上面に凹凸が形成される。

【００１１】そして、前記図４に示されたように、ブラ
ケットを用いてナジャーローラを支持する機構を用いる
場合には、用紙の上面の凹凸に対して、２つのナジャー
ローラが追従できずに、用紙に対して均一に押圧作用を
発揮することができないことになる。そこで、前記ブラ
ケットを駆動軸に支持させる部分で、一方の軸支部を縦
の長孔として構成し、ブラケットを駆動軸に対して揺動
可能に支持することが提案されている。しかし、ブラケ
ットを長孔を介して支持する場合でも、２つのナジャー
ローラでの用紙に対する押圧力を調整することは困難で
ある。

【００１２】前記問題に加えて、図４に示されるような
給紙装置では、２つの軸の間で駆動力の伝達を行うため
の駆動機構が、ブラケットの一方の側部に配置されてい
るために、その駆動機構でのギヤの噛み合いにより、ブ
ラケットがねじれる方向に付勢されるという問題があ
る。そして、その駆動機構によるブラケットのねじれ
が、用紙に対する２つのローラ部材の送り出しの作用に
対して大きな影響を与え、送り出される用紙に斜め送り
が生じる１つの原因ともなる。

【００１３】

【発明の目的】本発明は、前述したような従来の給紙装
置の問題を解消するもので、ナジャーローラの軸を駆動
軸に対して、複数のリンク部材を用いて支持し、ナジャ
ーローラの軸にねじれ方向の自由度を付与できるように
すること、および、駆動機構を中央部のリンクに対して
設けることにより、駆動力の影響が生じることを防止す
るとともに、各ナジャーローラに対して独立にウエイト
部材を配置して、ローラ部材の用紙に対する押圧力を制
御可能な給紙装置を提供することを目的としている。

【００１４】

【課題を解決するための手段および作用】本発明は、画
像形成装置の給紙部に配置される給紙トレイと、前記給
紙トレイの用紙送り出し部に配置されるナジャーロー
ラ、および、用紙さばき機構とを設け、前記ナジャーロ
ーラと用紙さばき機構のローラとを伝導手段を介して、
連動させて駆動する機構を設けてなる給紙装置に関す
る。本発明においては、前記用紙さばき機構の駆動ロー
ラの軸に対して、個別に揺動可能な複数のリンク手段を
介してナジャーローラの軸を支持し、前記ナジャーロー
ラの軸を駆動ローラの軸に対して、ねじれ方向の自由度
を持たせている。また、本発明においては、前記ナジャ
ーローラは、軸に対して複数のローラ部材を設け、該ロ
ーラ部材に対応させてウエイト部材を装着し、用紙に対
する押圧力を、個々のローラ部材に対して設定可能に構
成することができる。

【００１５】前述したように構成することにより、本発
明の給紙装置においては、２つのナジャーローラに対し
て、別個にウエイト部材を設けて、そのウエイト部材に
よる押圧力の制御を行うので、ナジャーローラによる用
紙の送り出しの作用を容易に調整することができる。ま
た、本発明の給紙装置では、ナジャーローラの軸と給紙
ローラの軸との間に、複数のリンク機構を配置している
ので、ナジャーローラの軸を駆動軸に対してねじれる方
向に揺動させることができ、２つのナジャーローラを用
紙の表面に対して均一に押圧させることができる。さら
に、前記リンク機構の中央部のリンクに対して、駆動機
構を配置しているので、駆動機構によりナジャーローラ
の押圧力に影響が生じることを防止できる。したがっ
て、本発明の給紙装置を基準線側に片寄って配置した場
合でも、２つのナジャーローラによる給紙の作用を任意
に調整することができ、用紙が斜め送りの状態で用紙搬
送路に送り出されることを防止できる。

【００１６】

【実施例】図示される例にしたがって、本発明の画像形
成装置の給紙装置を説明する。図１および図２に示され
るように、本発明の給紙装置１０は、装置本体側の用紙
搬送路の入り口部に配置される駆動軸１２と、該駆動軸
の上流側に配置される従動軸１４とからなり、それぞれ
の軸に対してローラ部材を設けている。また、前記２つ
の軸の間には、側部リンク２１、２４、および、中央リ
ンク２７の３つのリンク部材を配置し、各リンク部材
は、それぞれが別個に揺動可能に設けられている。

【００１７】前記２つの軸１２、１４には、給紙ローラ
１１、１１ａと、ナジャーローラ１３、１３ａとがそれ
ぞれ取り付けられている。そして、固定位置に配置され
る駆動軸１２に対して、従動軸１４を揺動可能に支持す
るとともに、軸１４が軸１２に対してねじれる方向にも
揺動できるように支持している。

【００１８】前記駆動軸１２に対して従動軸１４を支持
する３つのリンク部材のうち、一方の側部リンク２１は
給紙ローラの軸１２に支持される円筒部材２２に対し
て、板状のアーム部材２３を突出させて設けており、該
アーム部材の先端部に設けた軸受け部を介して、従動軸
１４を支持する機構を構成している。また、他方の側部
リンク２４も、前記の側部リンク２１と同様に、円筒部
材２５と、アーム部材２６とを組み合わせたもので構成
している。

【００１９】さらに、前記２つのリンク部材の間に配置
される中央リンク２７は、板状の部材で構成され、該リ
ンク２７の中央部に支持するアイドラーギヤ１７が、２
つの軸に設けたギヤ１６、１８に噛み合って、駆動力を
伝達する機構を構成している。そして、本発明の駆動機
構においては、ギヤ列を支持する中央リンクは、給紙装
置の中央部に配置されているので、ナジャーローラの軸
に対して、一方に片寄ったモーメントを付与することが
なく、２つのナジャーローラの中央部に対して駆動力を
伝達させることができる。したがって、前記中央リンク
２７を介してギヤ伝導機構を構成することにより、３つ
のギヤによる駆動力の伝達に際して、ギヤ列の噛み合い
による反力が、中央リンクに設けたアイドラーギヤに対
してのみ作用されることにより、ナジャーローラの軸に
対して影響しないようにする。

【００２０】前記２つの軸の間の支持機構に加えて、本
発明の給紙装置においては、従動軸１４に設けた２つの
ナジャーローラ１３、１３ａのそれぞれに対して、同軸
にウエイト部材２８、２９を配置して、ナジャーローラ
に対する押圧力の調整を行うことができるように構成し
ている。前記２つのウエイト部材は、リンク２１と２７
との間、および、リンク２４とギヤ１８との間にそれぞ
れ配置され、任意の重量と、形状を有する円筒状のウエ
イト部材を、軸１４に対して取り付けるようにしてい
る。

【００２１】また、前記２つのウエイト部材によって、
ナジャーローラ１３、１３ａに対する押圧力Ｐ１、Ｐ２
を、それぞれ調整することができる。そして、用紙のサ
イズ等に対応させて、前記２つのナジャーローラに対し
て配置するウエイト部材の重量を変化させることによ
り、それぞれのナジャーローラを用紙に押圧して給紙の
作用を行う際に、それぞのローラの用紙に対する送り力
を調整することができる。したがって、本発明の給紙装
置においては、ナジャーローラを用紙に対して押圧する
力を容易に制御することができ、送り出される用紙が、
ナジャーローラでの送り力の不均衡状態により、斜め送
りの状態となることを防止できる。

【００２２】前述したように構成される本発明の給紙装
置１０においては、給紙トレイに収容された用紙に対し
て、ナジャーローラ１３、１３ａを押圧する際に、その
用紙の上面が軸１２と平行にセットされていなくても、
その用紙の上面に対して、それぞれのローラ部材１３、
１３ａを押圧する状態を設定することができる。つま
り、本発明の給紙装置においては、ナジャーローラ軸１
４を支持する３つのリンク２１、２４および２７は、そ
れぞれが別個に揺動可能であるから、前記リンク装置に
より支持される２つのローラ部材の重量によって、用紙
の上に押圧される状態となる。

【００２３】前述したように、３つの独立したリンクに
よって、ナジャーローラの軸を支持することにより、２
つのナジャーローラ１３、１３ａは、矢印Ｘ方向、すな
わち、軸の両端部がねじれ方向に揺動できるように構成
されている。そして、前記支持リンク機構を用いて支持
することにより、前記ナジャーローラが用紙から離間し
たりすることが防止される。さらに、本発明の給紙装置
においては、前記ナジャーローラに対応させて配置する
ウエイト部材は、各ローラ部材に対して、所定の押圧力
を付与することになるので、前記ナジャーローラ１３、
１３ａを用紙に対して設定された押圧力で接触させ、用
紙の送り出しの作用を良好な状態で発揮させることがで
きる。

【００２４】したがって、本発明の給紙装置を、給紙路
の基準線側の片寄った位置に配置し、大サイズの用紙に
対する給紙の作業を行った場合にも２つのローラ部材の
押圧力を制御することができる。例えば、基準線側に近
接するナジャーローラ１３ａの送り力と、基準線から離
れた位置にあるナジャーローラ１３による送り力とを、
その用紙が斜め送りの状態を生じないように、調整する
ことができる。さらに、小サイズの用紙に対する給紙を
行う場合には、ウエイト部材を交換することにより、２
つのナジャーローラ１３、１３ａの送り力を調整するこ
とができ、送り出される用紙に斜め送り等の問題が生じ
ることを防止できる。

【００２５】前述したような構成を有する給紙装置１０
は、図３に示されるように、複写機の給紙部に設けた給
紙トレイ１に対して、ナジャーローラ１３を離接させる
状態に配置して、給紙の作用を行うようにする。前記図
３に示される例では、給紙トレイ１の給紙側端部にゲー
ト２を配置し、該ゲート２を支軸３を介して揺動可能に
設けている。そして、用紙をトレイに載置してゲートに
突き当てた状態で整列させ、その後でゲート２を開き、
給紙装置１０のナジャーローラ１３を用紙Ｐの上に押圧
して、給紙の動作を行うようにする。

【００２６】前記給紙装置による給紙に際して、ナジャ
ーローラを図の実線で示す位置の待機状態から、図の仮
想線で示す位置に揺動させ、前記ナジャーローラを駆動
することにより、用紙を送り出すようにする。また、前
記ナジャーローラの下流部には、給紙ローラ１１とリタ
ードローラ１９とを対向させて配置する用紙さばき機構
を設けている。そして、ナジャーローラにより用紙が重
送状態で搬送された場合でも、前記用紙さばき機構によ
りさばいて、１枚の用紙のみを用紙搬送路に向けて給紙
するようにしている。なお、本発明の給紙装置は、前記
図３に示されたようなトレイに対して配置することの他
に、任意の構成を有する給紙トレイや手差しトレイ、給
紙カセット等の用紙収容部材に対して、その給紙部に配
置することができる。

【００２７】

【発明の効果】本発明の画像形成装置の給紙装置は、前
述したように構成することにより、前記給紙装置におい
ては、２つのナジャーローラに対して、別個にウエイト
部材を設けて、そのウエイト部材による押圧力の制御を
行うので、ナジャーローラによる用紙の送り出しの作用
を容易に調整することができる。また、本発明の給紙装
置では、ナジャーローラの軸と給紙ローラの軸との間
に、複数のリンク機構を配置しているので、ナジャーロ
ーラの軸を駆動軸に対してねじれる方向に揺動させるこ
とができ、２つのナジャーローラを用紙の表面に対して
均一に押圧させることができる。さらに、前記リンク機
構の中央部のリンクに対して、駆動機構を配置している
ので、駆動機構によりナジャーローラの押圧力に影響が
生じることを防止できる。したがって、本発明の給紙装
置を基準線側に片寄って配置した場合でも、２つのナジ
ャーローラによる給紙の作用を任意に調整することがで
き、用紙が斜め送りの状態で用紙搬送路に送り出される
ことを防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の給紙装置の構成を示す斜視図であ
る。

【図２】 図１に示される給紙装置の平面図である。

【図３】 給紙トレイと給紙装置の関係を示す側面図で
ある。

【図４】 従来の給紙装置の構成を示す斜視図である。

【図５】 複写機における給紙装置と用紙の関係を示す
説明図である。

【符号の説明】

１ 給紙トレイ、 １０ 給紙装置、 １１ 給
紙ローラ、１２ 駆動軸、 １３ ナジャーロー
ラ、 １５ ブラケット、２１・２４ 側部リン
ク、 ２７ 中央リンク、２８・２９ ウエイト部
材。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像形成装置の給紙部に配置される給紙
   トレイと、 前記給紙トレイの用紙送り出し部に配置されるナジャー
   ローラ、および、用紙さばき機構とを設け、 前記ナジャーローラと用紙さばき機構のローラとを伝導
   手段を介して、連動させて駆動する機構を設けてなる給
   紙装置において、 前記用紙さばき機構の駆動ローラの軸に対して、個別に
   揺動可能な複数のリンク手段を介してナジャーローラの
   軸を支持し、 前記ナジャーローラの軸を駆動ローラの軸に対して、ね
   じれ方向の自由度を持たせることを特徴とする画像形成
   装置の給紙装置。
2. 【請求項２】 前記ナジャーローラは、軸に対して複数
   のローラ部材を設け、該ローラ部材に対応させてウエイ
   ト部材を装着し、用紙に対する押圧力を、個々のローラ
   部材に対して設定可能に構成することを特徴とする請求
   項１に記載の画像形成装置の給紙装置。