JP2699709B2 - ナジャーローラのセルフアライメント装置 - Google Patents

ナジャーローラのセルフアライメント装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機等の画像形
成装置に設けられる給紙装置に関し、特に、所定の間隔
を介して支持フレームに配置された2つのナジャーロー
ラを、同一の押圧力で用紙に接触させて駆動する機構を
用い、送り出す用紙に斜め送り等が発生することを防止
出来るようにする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機やレーザプリンター等のよう
に、電子写真方式を用いて記録紙を作成する画像形成装
置では、給紙部に給紙トレイ等の用紙収容装置を装着し
て、該用紙収容装置から給紙装置により用紙を1枚ずつ
さばきながら、給紙するような手段を用いている。前記
給紙部に配置される給紙装置としては、例えば、特開平
2−231324号公報等に示されるように、給紙トレ
イの用紙送り出し部に配置されるナジャーローラと、該
ナジャーローラの下流部に配置される用紙さばき機構、
および、用紙搬送路に設けられる搬送ローラ装置等から
構成される手段を用いている。前記給紙装置を構成する
複数のローラ装置のうち、用紙さばき機構と搬送ローラ
装置とは、本体フレームに対して設けているが、ナジャ
ーローラは前記本体フレームに対して揺動可能に設けた
支持フレームに設けられている。
【0003】前記給紙装置を用いて用紙の送りの動作を
行う際には、前記支持フレームに設けたナジャーローラ
を、そのフレームの自重により用紙に対して押圧し、該
ナジャーローラと用紙との摩擦力を利用して、用紙に対
する給紙の動作を行うようにする。また、前記ナジャー
ローラにより送り出された用紙は、2枚の用紙が同時に
搬出された場合でも、用紙さばき機構でさばき作用を受
けて1枚ずつ分離され、用紙搬送路内で搬送される際
に、重送状態とならないようにされる。そして、前記ナ
ジャーローラにより用紙を所定の距離だけ搬送すると、
前記ナジャーローラを支持する支持フレームを揺動させ
て、ナジャーローラを用紙から離間させるようにする。
【0004】前記従来例に示される給紙装置では、ナジ
ャーローラを構成するローラ部材は、比較的近接した位
置に配置されており、支持アームも比較的短く構成され
たものを用いている。これに対して、一般の給紙装置で
は、例えば、実開昭64−14744号公報等に示され
るように、基部フレームに対して揺動可能に設けた支持
フレームに、2つのナジャーローラを間隔を離して配置
し、その2つのナジャーローラを用紙に押圧して給紙を
行うように構成する機構が多く用いられている。そし
て、前記実開昭64−14744号公報に示されたよう
な給紙装置においても、2つのナジャーローラを同時に
用紙に対して押圧し、用紙を送り出す作用を行い得るよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来例
に示されるような給紙装置を用いる場合に、用紙を支持
する給紙トレイのボトムプレート等が、平面状に正確に
形成されていない場合には、該プレートに支持されてい
る用紙の上面が水平状態とならない場合がある。したが
って、例えば、支持フレームに設けた2つのナジャーロ
ーラが、正確に水平軸に支持された状態にあっても、そ
の2つのナジャーローラが、同時に用紙に対して押圧さ
れる状態とはならず、両ローラの押圧力の差により、用
紙が斜め送りの状態となる場合が発生する。
【0006】そこで、前述したような斜め送りの問題を
解決するために、ボトムプレート等の用紙を支持する部
材の製作精度を厳密に管理し、該プレート等に支持され
る用紙の上面が、正確に支持フレームの軸に平行になる
ように構成することが要求される。しかしながら、ボト
ムプレート等の用紙を支持する部材は、一般に板金を打
ち抜いたもので構成しているために、その板部材に凹凸
や湾曲部等が形成されることは避けられないものであ
る。そして、その板部材をプレス加工した後で、平面性
を良くするための二次加工を施すことは、給紙トレイ等
の製造コストを大巾に増大させる原因ともなる。
【0007】また、一般のナジャーローラを支持するフ
レームは、用紙さばき機構の駆動ローラに設けた2つの
支持部を介して、基部フレームに揺動可能に支持されて
いるものであり、該支持フレームに対して2つのナジャ
ーローラが支持されている。したがって、支持フレーム
を介して設けた2つのナジャーローラを、用紙に対して
均一に押圧するためには、4つの点を平面上に設定する
ことが必要となり、それ等の各部材を正確に製造するこ
とが必要であり、電子複写機に装着する場合でも、実際
には、非常に精密な調整作業を行うことが必要となる。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来のナジャ
ーローラの支持機構の問題を解消するもので、2つのナ
ジャーローラと支持フレームに対する1つの支持手段と
の3つの支持点を介して、ナジャーローラを用紙に押圧
させる機構を設け、給紙装置の製造精度や、用紙を支持
するプレート部材等の製作精度等に影響されずに、2つ
のナジャーローラを均等に用紙に対して押圧出来るよう
にし、送り出される用紙が斜め送り等を発生しないよう
にする装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、2
つのナジャーローラを支持フレームの先端部に所定の間
隔を介して配置し、給紙装置の基部のフレームに対して
前記支持フレームを揺動可能に設け、前記支持フレーム
の自重によりナジャーローラを用紙に押圧して、給紙の
動作を行う装置に関する。本発明においては、基部フレ
ームに対し支持フレームを2箇所で支持し、該支持部を
介して支持フレームを揺動可能に構成し、前記支持部の
うち一方を、軸に対して上下方向に移動可能に支持する
機構を用いている。また、本発明においては、2つのナ
ジャーローラを支持するサブフレームを、支持フレーム
に対して縦横の支軸を介して揺動可能に設け、前記支持
フレームを基部フレームに対して揺動可能に設けること
により、2つのナジャーローラを用紙に押圧させるよう
に構成することができる。
【0010】前述したように、支持フレームを基部フレ
ームに対して支持する2つの支持部のうち、一方の支持
部を上下動可能に支持することにより、2つのナジャー
ローラと1つの支持部とによる支持形態を用いることが
でき、用紙を支持するボトムプレート等が湾曲している
場合でも、その2つのナジャーローラを、同一の押圧力
で用紙に対して押圧することができる。また、前記支持
フレームに対して、ナジャーローラを支持するサブフレ
ームを設ける場合でも、該サブフレームの支持点を1つ
にすることにより、3点でナジャーローラの位置決めを
行うことができるので、ナジャーローラによる用紙の送
り出しの作用を良好な状態で行うことができる。したが
って、本発明のナジャーローラのセルフアライメント装
置を用いた給紙装置を使用することにより、ボトムプレ
ート等の製作精度等を特に厳密に管理する必要はなく、
用紙がスキューしたりすることなしに給紙を行うことが
できる。
【0011】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明のナジャ
ーローラのセルフアライメント装置を説明する。図1に
示されるように、本発明の給紙装置1は、給紙トレイ等
の給紙部に配置されるもので、一般の給紙装置の場合と
同様に、ナジャーローラ10、用紙さばき機構15、お
よび、搬送ローラ装置18により構成される。前記各ロ
ーラ装置において、搬送ローラ装置は、一般の電子複写
機の用紙搬送路に配置される装置と同様に、駆動ローラ
とピンチローラとを対向させて配置するものであり、用
紙さばき機構15は、給紙方向に駆動される給紙ローラ
16と、給紙方向と反対の側に向けて駆動されるリター
ドローラ17とを組み合わせ、用紙に対するさばき作用
を行い得る装置として構成される。
【0012】前記用紙さばき機構15の給紙ローラ16
の駆動軸を支軸2として支持フレーム5を配置し、該支
持フレーム5の先端部にナジャーローラ10を設けてい
る。なお、前記用紙さばき機構等は、図示を省略した給
紙装置の基部フレームに設けられるもので、該基部フレ
ームに支軸2が設けられるものとして説明している。前
記ナジャーローラ10のローラ軸12と、支軸2との間
には、複数のギヤを組み合わせたギヤ装置13を配置し
て、給紙ローラの駆動に追従してナジャーローラ10を
駆動するようにしている。なお、前記ギヤ装置13に
は、必要に応じてクラッチ等の手段を設けることができ
るものであり、また、前記支持フレーム5に対しては、
ナジャーローラを用紙Pから離接させるための駆動手段
を設けて、給紙トレイから用紙Pを送り出す際に、その
用紙を用紙さばき機構にニップさせるまで、ナジャーロ
ーラ10を用紙に押圧して送りの作用を行わせるような
手段を用いることができる。
【0013】前述したように構成される本発明の給紙装
置1において、ナジャーローラを支持する支持フレーム
5は、図2の平面図、および図3の側面図に示されるよ
うに構成することができる。なお、前記図2および図3
に示される例では、支持フレーム5の構成を簡略化して
示している。本発明の支持フレーム5は、支軸2に対し
て左右の軸受部6、7を介して支持され、支持フレーム
を揺動させることにより、ナジャーローラ10、11を
用紙に対して押圧する位置と、用紙から離間する位置と
の間で揺動可能に設けている。前記支軸2に対する支持
フレーム5の軸受部6、7のうち、一方の軸受部6は通
常の軸受部材と同様に、軸に対して遊びのない状態に設
けられている。
【0014】これに対して、他方の軸受部7は、図3に
示されるように、支持フレームに長孔8を設けて、該長
孔8が支軸2に対して、上下方向にのみ多少のガタを有
する状態に支持させている。そして、該長孔により、軸
受部7が支軸2に対して上下方向に移動を許容される状
態になり、支持フレームの先端部に設けた2つのナジャ
ーローラ10、11と、軸受部6との3つの点で、1つ
の平面を形成出来るようにする。したがって、本発明の
支持フレーム5を介して支持されるナジャーローラは、
用紙の表面が支軸2に対して正確に平行な面として形成
されていない場合でも、セルフアライメント作用が自動
的に行われ、その用紙に対して同一の押圧力で接触され
ることにより、給紙トレイからの用紙の送り出し作用を
行うことが出来る。
【0015】前述したように構成される支持フレーム5
において、ナジャーローラに対して付与されるノーマル
フォースと、ローラの配置位置とを決定するためには、
以下に示されるような条件にもとづいて計算することに
よって、その条件を設定することができる。つまり、図
2に示されるように、ナジャーローラ10、11、およ
びギヤ装置13等を組み込んだ状態での支持フレームの
重量を重心位置と同じくGとし、該支持フレームの軸受
部6に対する回転中心R1と、該重心Gとの距離をy
2、x3とする。また、前記R1とナジャーローラの回
転中心(ローラ軸12)との距離をy1として、2つの
ナジャーローラの中心をR2、R3とし、前記R2、R
3の間隔をx2とし、支持フレームの軸受部6側の支持
中心とR2の点との距離をx1とする。そこで、前記し
たような条件の下で、 R1 +R2 +R3 =G x1 R2 +x2 R3 =x3 G y1 (R2 +R3 )=y2 G R2 =R3 以上の条件で方程式を解けば、支持フレームの重心位置
と、ノーマルフォースとを求めることができる。
【0016】また、支持フレームを設計する際のパラメ
ータとして、必要なノーマルフォース(R2 +R3 =2
R2 )であり、ナジャーローラの位置はx1 、x2 、y
2 であるから、その位置を予め設定すると、 G=R2 (x1 +x2 )/x3 =2R2 y1/y2 とな
る。よって、前記x 3とy2 の比率は、 x3 =(x1 +x2 )y2 /2y1 となるように、重心
位置Gを設定すれば良いことになる。
【0017】したがって、本発明の支持フレーム5で
は、2つの軸受部6、7のうち、一方の軸受部6の部分
を介して支持フレームを支持し、他方の軸受部は、多少
の遊びを持たせる状態に支持させる手段を用いている。
そして、前述したようにして各部材の間隔を設定するこ
とにより、該軸受部による支持部R1と、2つのナジャ
ーローラ10、11とが、容易に1つの平面を設定出来
ることになる。したがって、前記支持フレームにおいて
は、支持フレームの機構にもとづいたセルフアライメン
ト作用が自動的に行われ、2つのナジャーローラを用紙
に対して同一の押圧力(ノーマルフォース)で接触させ
ることができる。また、本発明においては、前述したよ
うな計算式にもとづいて、該用紙に対する搬送作用を発
揮させるように、各部材の位置を設定することが出来
る。
【0018】(ローラフレームを別個に設ける場合)前
述したように、支持フレームを支軸に対して1つの遊び
のない軸受部と、他方の遊びを有する軸受部とを介して
支持する手段を用いることの他に、本発明においては、
図4ないし図6に示されるように、ナジャーローラの支
持手段を構成することができる。該ナジャーローラのセ
ルフアライメント手段としては、符号20で示される支
持フレームを給紙装置の基部フレーム(図示を省略)に
対して配置し、該支持フレーム20に対して、サブフレ
ーム30を介してローラフレーム35を支持し、該ロー
ラフレーム35に支持させるローラ軸12を介してナジ
ャーローラ10、11を設けている。前記ローラフレー
ム35は、上板部材36の両側にブラケット37を垂下
して配置し、該ブラケットにローラ軸12を支持してい
るもので、該上板36は、縦支軸39を介してサブフレ
ーム30に支持させている。
【0019】前記サブフレーム30は、ローラフレーム
の上板の下部に配置される上板31と、両側に垂下する
ブラケット32とから構成し、該ブラケット32をギヤ
軸33が貫通するとともに、前記ギヤ軸33を支持する
軸受部材34を介して、支持フレーム20の長孔26の
上部に係止保持される。前記サブフレーム30は、ギヤ
軸33を中心にして、支持フレーム20に対して揺動可
能に受けられている。また、前記2つのフレーム30、
35の上板31、36は、縦支軸39のみを介して接続
されているので、ギヤ軸33に支持されるサブフレーム
30に対して、ローラフレーム35は軸39を中心にし
て、水平方向に揺動が可能な状態に支持されている。さ
らに、前記ナジャーローラを支持する軸12は、支持フ
レーム20に設けた長孔26に保持されている。そし
て、前記長孔26を、ギヤ軸33を中心にした円弧状に
構成しておくことにより、該ローラ軸12は円弧状の長
孔に沿って揺動され、該軸に支持するナジャーローラ1
0、11を用紙の上面に対して追従させることができ
る。
【0020】したがって、前記図4ないし図6に示され
るように、ナジャーローラを支持するローラフレーム
を、2つの縦横の軸部材を介して支持することにより、
該ローラフレームに支持される2つのナジャーローラ
が、任意の方向に揺動出来るようにすることが可能にな
る。すなわち、前記ローラフレーム35をサブフレーム
30に対して縦軸を中心にして揺動可能に設けること、
および、サブフレーム30を支持フレーム20の横軸に
対して揺動可能に設けること、および、支持フレーム2
0に形成した円弧状の長孔を介して、軸12を案内する
ことにより、該軸12を支持することができる。
【0021】また、前記実施例においては、支持フレー
ム20を基部フレームに設けた支軸2に対して、端部の
挿入溝21と、該溝21に設けた軸受孔22に対して軸
受部材を挿入して支持させることができる。そして、前
述したように構成される軸受手段は、図5に示されるよ
うに、支持フレーム20の基部側の軸受部23、24を
構成し、該軸受部を介して支持フレームを支軸2に対し
て揺動させることができる。また、前記支持フレーム2
0に対しては、図1に示されるものと同様に、任意の機
構を有する揺動手段を配置することができる。例えば、
ナジャーローラを用紙に押圧して用紙を送り出す際に、
その給紙トレイから送り出される用紙の先端部が、用紙
さばき機構を通って搬送ローラ装置にニップされるまで
の、比較的短い時間だけ該支持フレームを下降させて、
ナジャーローラによる送りの動作を行うように構成する
ことができる。
【0022】なお、前述したように構成される本発明の
給紙装置は、給紙トレイからの給紙手段として用いるこ
との他に、中間トレイに配置して、該中間トレイから裏
面の複写に向けて、片面複写済み用紙を送り出すための
給紙装置として用いることも出来る。一般の中間トレイ
においては、前記給紙トレイのボトムプレートの場合よ
りも、大きなサイズの用紙支持用のプレートを用いてい
るものであり、該支持プレートは、1枚の板金をプレス
加工したもので構成している。ところが、従来の中間ト
レイの用紙支持プレートでは、特に、2つのナジャーロ
ーラを均一な圧力で押圧するために、ナジャーローラの
軸に対して用紙の上面が平行に形成されることが必要と
されていた。
【0023】そこで、従来の中間トレイでは、板金の加
工精度を厳しく管理することが要求されていたために、
該中間トレイの製造コストが上昇することが避けられな
いものとなっていた。これに対して、本発明の実施例に
示されたような給紙装置を使用する場合には、該中間ト
レイの用紙支持プレート等の加工精度は、厳密に管理す
る必要がなく、多少の凹凸等があっても、ナジャーロー
ラがプレートに支持される用紙の上に正しく位置決めさ
れ、送りの作用を行うことができる。したがって、前述
したように構成される支持フレームに対して、ナジャー
ローラを支持させる手段を用いる場合には、給紙装置の
側で用紙に追従する機構を用い、2つのナジャーローラ
による送りの作用を良好に発揮させることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明のナジャーローラのセルフアライ
メント装置は、前述したような構成を有するものである
から、給紙部材の支持プレート等に支持される用紙に対
して、2つのナジャーローラを正確に追従させることが
でき、ボトムプレート等の製作精度等を特に厳密に管理
する必要はなく、用紙がスキューしたりすることなしに
給紙を行うことができる。また、本発明の第1実施例の
ように、支持フレームを基部フレームに対して支持する
2つの支持部のうち、一方の支持部を上下動可能に支持
することにより、2つのナジャーローラと1つの支持部
とによる支持形態を用いることができ、用紙を支持する
ボトムプレート等が湾曲している場合でも、その2つの
ナジャーローラを、同一の押圧力で用紙に対して押圧す
ることができる。さらに、前記支持フレームに対して、
ナジャーローラを支持するサブフレームを設ける場合で
も、該サブフレームの支持点を1つにすることにより、
3点でナジャーローラの位置決めを行うことができるの
で、ナジャーローラによる用紙の送り出しの作用を良好
な状態で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の給紙装置の構成を示す側面図であ
る。
【図2】 本発明の支持フレームの平面図である。
【図3】 図2に示される支持フレームの側面図であ
る。
【図4】 本発明の支持フレームの別の実施例の断面図
である。
【図5】 図4に示される支持フレームの平面図であ
る。
【図6】 図5の要部の拡大説明図である。
【符号の説明】
1 給紙装置、 2 支軸、 5 支持フレー
ム、10・11 ナジャーローラ、 12 ローラ
軸、15 用紙さばき機構、 18 搬送ローラ装
置、20 支持フレーム、 25 長孔、 30
サブフレーム、33 ギヤ軸、35 ローラフレ
ーム。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのナジャーローラを支持フレームの
    先端部に所定の間隔を介して配置し、給紙装置の基部の
    フレームに対して前記支持フレームを揺動可能に設け、
    前記支持フレームの自重によりナジャーローラを用紙に
    押圧して、給紙の動作を行う装置において、 基部フレームに対し支持フレームを2箇所で支持し、該
    支持部を介して支持フレームを揺動可能に構成し、 前記支持部のうち一方を、軸に対して上下方向に移動可
    能に支持する機構を用いることを特徴とするナジャーロ
    ーラのセルフアライメント装置。
  2. 【請求項2】 2つのナジャーローラを支持するサブフ
    レームを、支持フレームに対して縦横の支軸を介して揺
    動可能に設け、 前記支持フレームを基部フレームに対して揺動可能に設
    けることにより、2つのナジャーローラを用紙に押圧さ
    せるように構成することを特徴とする請求項1に記載の
    ナジャーローラのセルフアライメント装置。
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