JP2512962B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2512962B2
JP2512962B2 JP62268891A JP26889187A JP2512962B2 JP 2512962 B2 JP2512962 B2 JP 2512962B2 JP 62268891 A JP62268891 A JP 62268891A JP 26889187 A JP26889187 A JP 26889187A JP 2512962 B2 JP2512962 B2 JP 2512962B2
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sheet feeding
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康弘 松浦
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写装置やプリンタ等の画像形成装置におけ
る給紙装置に関し、上記のような課題を達成するため
に、通紙方向に平行な片側の辺を基準として用紙の位置
決めを行うとともに、用紙のセンターから位置決め基準
側に偏芯して設けられた給紙ローラを有する給紙装置に
関する。
(従来の技術) 従来から、片側基準で位置決めした用紙をその前端に
接触して回転する給紙ローラにて引き出すとともに給紙
ローラの外周面とこれに圧接するフリクションパッドと
の間でさばいて用紙を一枚づつ取り出す、いわゆるフリ
クションパッド方式と呼ばれる給紙方式にて取り出した
用紙を、Uターンパスを通してタイミングローラ等の搬
送ローラに送り込むようにした給紙装置が汎用されてお
り、給紙ローラは通紙幅の小さな用紙にも働くように、
通常片側の基準の側に偏芯した位置に設けられている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、用紙を片側基準で位置決めすると、給紙ロ
ーラは前記偏芯した一定位置に配置されているため、用
紙サイズが変わると、そのセンターに対する給紙ローラ
の位置が変化することになる。給紙ローラは前記偏芯の
ため、大きなサイズの用紙を取り出す場合には、給紙ロ
ーラは用紙のセンターから位置決め基準側に大きく偏芯
して位置することになる。
そのため、給紙ローラ21の位置では、第3図及び第4
図(a)に示すように、用紙Pが給紙ローラ21とフリク
ションパッドに規制されて比較的小さな曲率半径で曲げ
られてUターンパス22に送り出され、短い通紙経路23を
通過するのに対して、給紙ローラ21から離れた位置で
は、第3図及び第4図(b)に示すように、用紙Pに給
紙ローラ21とフリクションパッドによる規制力が及ばな
いために用紙Pの持っている剛性もしくは腰によって直
進しようとするために、大きな曲率半径で曲げられてU
ターンパス22に送り出され、比較的長い通紙経路24を通
過することになり、その通過経路の長さの相違によっ
て、用紙Pの給紙ローラ21に近い基準側部分が先行し、
給紙ローラ21から離れた基準側とは反対側の部分が遅
れ、Uターンパス22を通過する間に用紙Pに斜行が発生
することになる。
このような用紙Pの斜行の補正は、従来次の搬送ロー
ラ25に用紙Pの先端を当ててループを形成することによ
って行なわれているが、用紙の坪量、調湿状態等により
用紙Pの腰が変化するために斜行の程度が変化し、かつ
斜行をループで補正するためには大きなループが必要と
なり、通紙の信頼性に却って影響を与え兼ねないという
問題があり、さらに斜行をループで補正した場合、第5
図に示すように、用紙は実線状態から破線の状態とな
り、仮想線で示す正規の位置に対して横ずれを生ずると
いう問題がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、片側の基準側に偏
芯した給紙ローラから通紙路を通して給紙する給紙装置
において、簡単な構成で用紙の斜行を防止した給紙装置
の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、通紙方向に平行な
片側の辺を基準として用紙の位置決めを行うとともに、
用紙のセンターから位置決め基準側に偏芯して設けられ
た給紙ローラを有する給紙装置において、前記給紙ロー
ラより通紙方向下流にあって、用紙を給紙ローラよりも
上方に通紙するとともに、位置決め基準側から遠い側の
通紙方向の経路長を位置決め基準側の通紙方向の経路長
よりも短く形成した通紙路、を有することを特徴とす
る。
(作用) 本発明は上記構成を有するので、用紙の基準位置より
遠い側は、基準位置より短い通紙路を経由して給紙装置
から排出される。これにより、回転力が直接付与されて
いる基準側と、給紙ローラの回転力が直接付与されてい
ないため遅れて搬送される基準位置よりも遠い側との用
紙の搬送差を、経路長の長短にて相殺させることができ
る。この結果、片側基準の位置決めを行うとともに用紙
のセンターから位置決め基準側に偏芯して設けられた給
紙ローラを有する給紙装置において、用紙が斜行すると
言う課題を解決することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照し
ながら説明する。
まず、フリクションパッドさばき方式の給紙装置の構
成例を第2図により説明すると、1は給紙カセットで、
用紙Pを片側の辺を基準にして位置決めを行う位置決め
基準に押し当てて位置決めする位置決め手段(図示せ
ず)を備えている。また、この給紙カセット1内に収納
された用紙Pの前端部を押上板2を介してコイルバネ3
にて押し上げ、給紙ローラ4に圧接させるように構成さ
れている。給紙ローラ4は、図示しない駆動手段にてク
ラッチ等を介して駆動可能であり、給紙カセット1内の
用紙Pを、給紙ローラ4の回転に伴って給紙ローラ4と
の摩擦力によって引き出し、フリクションパッド5との
間でさばいて、用紙を給紙ローラ4よりも上方に通紙す
る通紙路としてのUターンパス10及び水平ガイド板9を
通してタイミングローラ14に送り込むように構成され、
給紙ローラ4はUターンパス10の上記基準位置の側に偏
心して設けられることで、幅サイズの小さな用紙でも給
紙できるようになっている。
前記Uターンパス10は、給紙ローラ4の配置部分で
は、第2図に示すようにフリクションパッド5の背部に
配置されたガイド6、その上部から前記水平ガイド板9
に接続する外側ガイド板7及び給紙ローラ4の上部のガ
イド部材8にて構成されている。又、給紙ローラ4の両
側部では、第1図(a)、(b)に示すように、外側の
ガイド板11と内側のガイド板12にて構成されている。そ
して、これらガイド板11、12は、Uターンパス10の位置
決め基準位置に近い側の部分では、第1図(a)に示す
ように、水平ガイド板9に接続する部分の曲率半径Rが
大きく設定されて通紙経路長を長く設定され、位置決め
基準位置から遠い側の部分では、第1図(b)に示すよ
うに、同部分の曲率半径rが小さく設定されている。こ
れにより、Uターンパス10は、位置決め基準側から遠い
側の通紙方向の経路長を位置決め基準側の通紙方向の経
路長よりも短くされている。
以上の構成において、給紙ローラ4を駆動すると、用
紙Pが給紙ローラ4に圧接されているので給紙ローラ4
との摩擦力によって給紙カセット1から引き出されると
ともに給紙ローラ4とフリクションパッド5との間でさ
ばかれてUターンパス10に送り出され、給紙ローラ4よ
りも上方に通紙される。その際、給紙ローラ4に対応す
る位置決め基準に近い部分では、給紙ローラ4とフリク
ションパッド5により規制され、給紙ローラ4の径に対
応する小さい曲率半径で送り出される。一方、給紙ロー
ラ4に対応しない位置決め基準から遠い部分では、用紙
Pの持つ剛性のために大きな曲率半径でUターンパス10
に送り出される。その結果、用紙Pは位置決め基準に近
い部分では先行し、遠い部分では遅れてUターンパス10
に入ることにになる。Uターンパス10は、上記のように
位置決め基準側から遠い側の通紙方向の経路長を位置決
め基準側の通紙方向の経路長よりも短くされているた
め、回転力が直接付与されている基準側と、給紙ローラ
の回転力が直接付与されていないため遅れて搬送される
基準位置よりも遠い側との用紙Pの搬送差を、経路長の
長短にて相殺させることができる。この結果、片側基準
の位置決めを行うとともに用紙Pのセンターから位置決
め基準側に偏芯して設けられた給紙ローラ4を有する給
紙装置において、用紙Pが斜行するようなことを防止す
ることができる。
(発明の効果) 本発明の給紙装置によれば、位置決め基準側から遠い
側の通紙方向の経路長を位置決め基準側の通紙方向の経
路長よりも短くして、回転力が直接付与されている基準
側と、給紙ローラの回転力が直接付与されていないため
遅れて搬送される基準位置よりも遠い側との用紙Pの搬
送差を、経路長の長短にて相殺させることができ、簡単
な構成で用紙の斜行を効果的に防止することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、第1図
(a)は給紙ローラに近い部分のUターンパスにおける
ガイド板の縦断面図、第1図(b)は給紙ローラから遠
い部分のUターンパスにおけるガイド板の縦断面図、第
2図は給紙装置の縦断正面図、第3図は従来例における
用紙の送り出し状態を示す斜視図、第4図(a)は給紙
ローラ位置での用紙の移動経路の説明図、同(b)は給
紙ローラから離れた位置での用紙の移動経路の説明図、
第5図は用紙の斜行による用紙位置ずれの説明図であ
る。 4……給紙ローラ 10……Uターンパス 11……ガイド板 12……ガイド板 P……用紙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通紙方向に平行な片側の辺を基準として用
    紙の位置決めを行うとともに、用紙のセンサーから位置
    決め基準側に偏芯して設けられた給紙ローラを有する給
    紙装置において、 前記給紙ローラより通紙方向下流にあって、用紙を給紙
    ローラよりも上方に通紙するとともに、位置決め基準側
    から遠い側の通紙方向の経路長を位置決め基準側の通紙
    方向の経路長よりも短く形成した通紙路、を有すること
    を特徴とする給紙装置。
JP62268891A 1987-10-23 1987-10-23 給紙装置 Expired - Lifetime JP2512962B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP62268891A JP2512962B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 給紙装置

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JP62268891A JP2512962B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 給紙装置

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Publication Number Publication Date
JPH01110456A JPH01110456A (ja) 1989-04-27
JP2512962B2 true JP2512962B2 (ja) 1996-07-03

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ID=17464704

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JP62268891A Expired - Lifetime JP2512962B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 給紙装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148152A (ja) * 1982-02-26 1983-09-03 Canon Inc シ−ト整合機構を有するシ−ト搬送装置
JPS58193850A (ja) * 1982-05-07 1983-11-11 Fuji Xerox Co Ltd 電子複写機等における用紙供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01110456A (ja) 1989-04-27

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