JPH064844Y2 - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH064844Y2
JPH064844Y2 JP1987133851U JP13385187U JPH064844Y2 JP H064844 Y2 JPH064844 Y2 JP H064844Y2 JP 1987133851 U JP1987133851 U JP 1987133851U JP 13385187 U JP13385187 U JP 13385187U JP H064844 Y2 JPH064844 Y2 JP H064844Y2
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JP
Japan
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case body
drum
cosmetic
tip
brush
Prior art date
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JP1987133851U
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JPS6440321U (ja
Inventor
一男 鈴木
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、筆体を用いて使用される化粧料の化粧料容器
の構造に関するもので、化粧料の消費に関わりなく、高
価な容器の使用を経済的に継続することを目的としたも
のである。
〔従来の技術〕
アイシャドウ等の固形化粧料を収納する容器にあって
は、外出先での化粧も簡単にできるように、化粧料と共
に筆体を一組として取扱えるようにしたものが、使用の
点よりして望ましい。
また、化粧方法によっては、変化に富んだ色彩を必要と
するため、多種類の化粧料を用意することも行われてい
る。
そこで、化粧料の色彩が混ってしまうことのないよう
に、各化粧料ごとに筆体を取付ける構成のものも考えら
れた。
この具体的な構成は、例えば、所定の容器本体に有底筒
形状のカートリッジタイプのケース体の複数本を、着脱
自在に嵌合するのである。この各ケース体内には、好み
の色彩の化粧料を収納したドラムが収納されている。そ
して、ケース体に、その先端である筆先を化粧料に当接
させた筆体を、夫々嵌入させて使用するのであり、ドラ
ムは、前方に付勢した状態で、前後方向に摺動自在に嵌
込んでいる。
第2図は、この種のケース体たる容器の構成を示すもの
である。
即ち、第2図にあって、有底筒形状のケース体1内に
は、化粧料Aを収納したドラム10がスプリング15の弾力
によって先端方向に付勢されており、ドラム10はケース
体1の先端開口端にカシメ固定された保持筒20に係止し
て、抜け出し不能となっている。
また、筆体24は、その筆先25がスプリング15の弾力に逆
らってドラム10内の化粧料Aに当接し、かつドラム10を
基端方向に摺動させた姿勢でケース体1内に嵌込まれ、
保持筒20に保持される。
従って、使用に応じて化粧料Aが減ってくると、ドラム
10はスプリング15の弾力によって先端方向に前進するこ
とになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述したようにして化粧料Aを使い尽くして
しまうと、筆体24はそのまま継続して使用することがで
きるとしても、少なくともドラム10を含めたケース体1
は廃棄せざるを得ない。特に、携帯用の場合にはケース
体1自体が小型であり、更にスプリング15機構を内蔵し
なければならないために、ドラム10の容量が小さくな
り、化粧料Aの収納量も少なくなってしまう。
上記した高価にして複雑な機構を含む全体を廃棄してし
まうのは、極めて不経済である。
本考案は、上述した従来の欠点、不都合を解消するべく
考案された化粧料容器であって、高価な機構部分を再使
用できるようにして、化粧料を補填し、安価なドラムの
みの交換を可能にすることを技術的課題とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
以下、本考案を、本考案の一実施例を示す図面を参照し
ながら説明する。
本考案による化粧料容器は、ケース体1と、底蓋体4
と、ドラム10と、スプリング15と、筆体24とから構
成される。
直線円筒形状のケース体1の基端開口部には、底蓋体4
が密にそして着脱自在に螺合組付けされ、さらにこのケ
ース体1内に、ドラム10が摺動自在かつ先端方向に抜け
出し不能に嵌込まれる。
ドラム10は有底筒形状であって、内部に化粧料Aを収納
保持している。
そして、スプリング15は、前記した底蓋体4に基端を組
付け固定し、先端を前記したドラム10に弾接させた状態
でケース体1内に挿入組付けされている。
さらに、筆体24は、ケース体1の先端開口部に密にか
つ着脱自在に嵌込み組付けされ、ケース体1内に嵌入す
る先端に筆先25を設けた構成となっている。
〔作用〕
上記した構成にあって、内部に化粧料Aを収納したドラ
ム10は、スプリング15の弾力によってケース体1の先端
開口端方向に付勢されているが、摺動自在かつ先端方向
に抜け出し不能に嵌込まれているので、ケース体1から
抜け出てしまうことはない。
また、筆体24はケース体1内に嵌入するが、筆体24の筆
先25はドラム10内の化粧料Aに当接している。即ち、ド
ラム10は、スプリング15の弾力によってケース体1の先
端開口端方向に付勢されているので、筆体24はこの付勢
力に抗して嵌入させると、筆先25は化粧料Aに常に当接
することになり、適宜量の化粧料Aが筆先25に付着する
ことになるので、そのまま、筆体24をケース体1内から
引き抜けば、使用に供することができることになる。
この際、筆先24のケース体1に対する着脱操作は、単
純な嵌込み操作であるので、筆先25が化粧料Aに、押
付けられた状態で擦り付けられることによる、化粧料A
の過剰な付着がなく、化粧料Aを適正に無駄なく使用す
ることができる。
そして、使用に従って化粧料Aは徐々に減っていくが、
この減った量だけドラム10は、スプリング15の弾力によ
ってケース体1の先端開口端方向に前進するので、筆先
25の化粧料Aに対する当接姿勢は維持され、第1図で仮
想線にて示したように、化粧料Aを最後まで使用するこ
とができる。
さらに、化粧料Aを使用し尽くしてしまったならば、ケ
ース体1と底蓋体4との螺合組付けを解いて外せば、化
粧料Aのなくなったドラム10はケース体1の基端から抜
け出ることになり、化粧料Aを収納した新たなドラム10
と交換することができることになる。
この場合、スプリング15の基端は底蓋体4に固定されて
いるので、底蓋体4を外した際にスプリング15も一緒に
取出されることになり、ドラム10のケース体1内からの
取出しを円滑に達成できるようにしている。
また、底蓋体4は、ケース体1の基端開口部に密に螺合
組付けされ、ケース体1内を密閉しているので、ケース
体1基端部の密閉程度が悪くなることがなく、このため
ケース体1の密閉を確実に保持してドラム10の化粧料A
の品質を維持することができる。
さらに、柔い弾性材料で製作されている筆先25に化粧料
Aを常に弾接させるべく作用するスプリング15は、その
弾力が弱いとドラム10の円滑な摺動を達成できず、反対
に弾力が強いと、筆先25を早期に悪化させるばかりでな
く、ケース体1から筆体24を不正に抜け出させてしまう
ことになるのであるが、スプリング15はケース体1とは
別体物である底蓋体4に組付けられ、この底蓋体4と一
緒にケース体1に組付けられるものとなっているので、
その弾力の設定および調整が、スプリング15を直接ケー
ス体1に組付け固定する従来例に比べて、はるかに自由
にそして良好に達成できることになり、これによってド
ラム10の良好な摺動動作を得ることができると共に、筆
先25の柔かい感触を長期にわたって維持させることがで
きる。
〔実施例〕
ケース体1は、直線円筒形状の筒壁2の基端部内周面に
螺条3を周設したものである。
底蓋体4は、筒壁2の外径と等しい外径を有する円板形
状の底壁5に、筒壁2の内径とほぼ等しい外径を有する
短筒形状の螺合筒6を連設した構成であって、螺合筒6
の基端部外周面には周溝8が周設され、さらに、螺合筒
6の外周面には、前記した筒壁2の螺条3に螺合する螺
条7が周設されている。なお、螺合筒6は、基端部を肉
厚にすると共に、先端部を肉薄にした構成であり、内周
面に段部9が形成されている。
従って、底蓋体4はケース体1の筒壁2の基端部に着脱
自在に螺合組付けされるのであるが、上記した螺合筒5
の周溝8にはOリング形状のシールリング23が嵌込ま
れ、ケース体1内の密封を図っている。
そして、底蓋体3の螺合筒6内には、保持体16をきつく
嵌合する。
保持体16は、上記した螺合筒6の基端部の内径に等しい
外径を有する肉厚な円板形状の嵌入底部17の先端に、螺
合筒6の先端部の内径よりもやや小さい外径を有する嵌
入筒部18を連設し、嵌入底部17と嵌入筒部18との連続部
外周面には当接段部19が形成される。
従って、保持体16は、その嵌入底部17が螺合筒6の基端
部内にきつく嵌合し、当接段部19が螺合筒6の基端部と
先端部との間に形成された段部9に対向する。そして、
スプリング15の基端を、段部9と当接段部19との間、及
び螺合筒6の先端部と嵌入筒部18との間に位置させ、挟
持固定するものである。
次いで、ドラム10は、周壁11の基端に半球壁12を連設
し、この半球壁12の中央部に化粧料A材料を注入するた
めの注入孔13を開孔した構成である。また、周壁11のほ
ぼ中央部にあって、周壁11の基端部の内径を先端部のそ
れよりも小さくして、外周面に、スプリング15の先端が
弾接する係止段部14を形成する。
また、ケース体1の筒壁2の先端開口端部内には、保持
筒20が嵌込まれる。
保持筒20は、図示実施例では、先端に外鍔状に鍔部21を
連設し、内周面に係止条22を周設したものであり、ケー
ス体1内に嵌入した先端部分の径寸法を、ドラム10の
周壁11の開口部の径寸法と等しくすることにより、ド
ラム10の抜け出しを阻止するものである。
なお、筆先24の外周面には上記した係止条22に係止する
係止周条26が周設されていて、ケース体1内に嵌入した
筆体24の保持を達成し、さらに、筆体24の外周面にOリ
ング形状のリング27を装着することにより、ケース体1
内に筆体24が嵌入した際、このリング27が保持筒20内周
面に弾接して、ケース体1の密閉保持をより強力に達成
維持することになる。
また、本考案にる化粧料容器は、筆体24を組付けた単一
の容器として使用しても良いのであるが、複数の化粧料
容器を並列に組付け保持する枠体に異なる色合いの化粧
料Aを収納した複数の化粧料容器を組付けて、この複数
の化粧料容器を一体的に取扱うようにするのが、実際の
携帯使用上便利である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案の化粧料容器
は、アイシャドウ等の固形化粧料を使い尽くした際の新
たな化粧料組付けに、安価なドラムだけを交換すれば良
く、他の構成部分をそのまま使用できるので、極めて経
済的であり、またこのドラムの交換は、単に底蓋体のケ
ース体に対する簡単な着脱操作により達成されるので簡
単に達成でき、さらにケース体に対して着脱可能に構成
された底蓋体にスプリングを組付け固定するので、ケー
ス体に対するスプリングの組付けを正確にかつ良好に達
成できると共にこのスプリングの弾力調整が容易とな
り、そして高価な化粧料を無駄に消費することなく、適
正に使用することができる等多くの優れた効果を発揮す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による化粧料容器の一実施例の全体断
面図である。 第2図は、従来の化粧料容器の全体断面図である。 符号の説明 1;ケース体、4;底蓋体、10;ドラム、15;スプリン
グ、16;保持体、23;シールリング、24;筆体、A;化
粧料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線円筒形状をしたケース体(1)と、 該ケース体(1)の基端開口部に密にかつ着脱自在に螺合
    組付けされる底蓋体(4)と、 内部に化粧料(A)を収納し、前記ケース体(1)内に摺動自
    在かつ先端方向に抜け出し不能に嵌込まれる有底円筒形
    状をしたドラム(10)と、 前記底蓋体(4)に基端を組付け固定し、先端を前記ドラ
    ム(10)に弾接させたスプリング(15)と、 前記ケース体(1)の先端開口部に密にかつ着脱自在に嵌
    込み組付けされ、前記ケース体(1)内に嵌入する先端に
    筆先(25)を設けた筆体(24)と、 から成る化粧料容器。
JP1987133851U 1987-09-01 1987-09-01 化粧料容器 Expired - Lifetime JPH064844Y2 (ja)

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JP2002192892A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Kutsuwa Kk 鉛筆削り器

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