JPH0648278Y2 - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ

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JPH0648278Y2
JPH0648278Y2 JP13847488U JP13847488U JPH0648278Y2 JP H0648278 Y2 JPH0648278 Y2 JP H0648278Y2 JP 13847488 U JP13847488 U JP 13847488U JP 13847488 U JP13847488 U JP 13847488U JP H0648278 Y2 JPH0648278 Y2 JP H0648278Y2
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JP
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outlet pipe
baffle plate
accumulator
opening
main body
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JP13847488U
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健二 大友
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として圧縮機に並設使用されるアキュムレ
ータに関する。
(従来の技術) 従来、この種アキュムレータは、例えば実開昭61-16496
5号公報に記載され、かつ、第3図に示したごとく、上
下方向に長尺とされた筒形胴部(a)をもつ鉄又は銅製
のアキュムレータ本体(A)を備え、該本体(A)の上
下部位から内方に向けて入口管(IT)と出口管(OT)と
をそれぞれ対向状に突入支持すると共に、前記胴部
(a)の内周面で、前記入口管(IT)と出口管(OT)と
の各開口部間に、複数の冷媒流通孔(b)をもち、か
つ、外周部位に前記胴部(a)に当接する筒状支持壁
(c)をもったバッフル板(B)を横断状に取付け、こ
のバッフル板(B)の上部側にフィルタ(F)を保持さ
せるようにしている。
しかして、前記本体(A)内に前記バッフル板(B)を
組付けるにあたって、前記本体(A)を鉄部材で形成す
る場合は、前記胴部(a)とバッフル板(B)の支持壁
(c)との間にロー材を介装させて炉中で加熱すること
により、所謂炉中ロー付けを行うことにより、前記支持
壁(c)と胴部(a)とを固定し、また、前記本体
(A)を銅部材で形成するときには、前記バッフル板
(B)を前記胴部(a)内に圧入し、該胴部(a)に前
記支持壁(c)を圧接させて固定するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、以上のようなアキュムレータにおいて、前記
本体(A)を鉄部材で形成する場合には、前記胴部
(a)と支持壁(c)とが比較的強固にロー付け固定さ
れるため、問題は起こり難くいのであるが、一方、前記
本体(A)を銅部材で形成するときには、前記胴部
(a)内に前記支持壁(c)が圧入固定され、前記バッ
フル板(B)の取付強度が比較的弱いことから、例え
ば、過度の湿り運転を行うような場合で、前記バッフル
板(B)に大きな荷重が付与されたようなとき、ややも
すると該バッフル板(B)が前記胴部(a)から取外れ
て内方下部側に落下し、前記バッフル板(B)が前記出
口管(OT)の開口部を閉塞して冷媒の流通を阻害し、運
転不能となったりする問題が発生したのである。
以上のような問題を解決するためには、前記本体(A)
におけるバッフル板(B)の取付部位外周にコーキング
処理等のカシメ加工を施して、前記胴部(a)と支持壁
(c)との間を強固に結合する手段や、前記出口管(O
T)の開口部先端をテーパ形状に形成して、前記バッフ
ル板(B)が落下してもテーパ部分により前記出口管
(OT)の開口を確保する手段が考えられたのであるが、
前者の手段では新たな加工工程が入るため製作コストが
高くなり、また後者の手段では、出口管(OT)の開口部
がテーパ部分により下方に下がるため前記本体(A)の
有効容積が減少して好ましくないなどの弊害を招いたの
である。
本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもので、その
目的は、前記バッフル板が前記本体の胴部から取外れて
落下することがあっても、前記出口管の開口部を閉塞し
たりすることなく、冷媒の流通を保障できて、運転不能
となる事態を簡単な構成でもって確実に回避することが
できるアキュムレータを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では、筒形胴部(1
a)をもつ密閉形のアキュムレータ本体(1)を備え、
該本体(1)の内部に入口管(2)と出口管(3)とを
開口させると共に、前記胴部(1a)の内周面(1b)で、
入口管開口部(2a)と出口管開口部(3a)との間に、フ
ィルタ(4)を保持するバッフル板(5)を横断状に取
付けたアキュムレータにおいて、前記バッフル板(5)
における前記出口管開口部(3a)との対向部に、前記バ
ッフル板(5)が取付部位から離脱して前記出口管
(3)と接触するとき、該出口管(3)の端縁(3b)に
当接して前記出口管開口部(3a)の本体(1)内に対す
る連通を確保する突起(6)を設けたことを特徴とする
ものである。
(作用) 前記バッフル板(5)が前記本体(1)の胴部(1a)か
ら離脱して落下したときには、前記バッフル板(5)に
設けた突起(6)が前記出口管(3)の端縁(3b)に当
接されて、この出口管(3)の開口部(3a)が開放状態
に保持されるのであり、従って、前記本体(1)の内部
から前記出口管(3)への冷媒流通が保障され、運転不
能となる事態が確実に回避されるのである。
(実施例) 実施例について、図面を参照して説明する。
第1図に示したアキュムレータは、上下方向に長尺とさ
れた筒形胴部(1a)をもつアキュムレータ本体(1)を
備え、この本体(1)の上下部位から内方に向けて入口
管(2)と出口管(3)とをそれぞれ対向状に突入支持
させると共に、前記胴部(1a)の内周面(1b)で、前記
入口管(2)と出口管(3)との各対向先端側に設けた
開口部(2a)(3a)間に、上部側にフィルタ(4)を保
持したバッフル板(5)を横断状に取付けている。
しかして、以上のようなアキュムレータにおいて、前記
バッフル板(5)の中央下部側で、前記出口管(3)の
開口部(3a)との対向部位に、前記バッフル板(5)が
前記胴部(1a)から離脱落下して前記出口管(3)と接
触したとき、該出口管(3)の端縁(3b)に当接され
て、前記開口部(3a)と前記本体(1)の内部との連通
を保障する突起(6)を設けたのである。
具体的には、第2図でも明らかなごとく、前記バッフル
板(5)を、円板形状の底板(5a)と、該底板(5a)の
外周部から上方に向けて立上がる筒壁(5b)と、該筒壁
(5b)の上部外周側に概略断面U形状に一体に設けられ
た支持壁(5c)とから形成して、この支持壁(5c)の中
間部に、下方に向けて湾曲された前記フィルタ(4)の
外周端縁部を挾圧して固定すると共に、前記支持壁(5
c)の外周壁面を前記胴部内周面(1b)に圧入手段など
で固定する。
そして、前記バッフル板(5)の底壁(5a)で、前記出
口管(3)の開口部(3a)と対向する中央部位に、上方
に向けて膨出する断面山形状の膨出部(5d)を一体に設
け、この膨出部(5d)の外周囲に複数の冷媒流通孔(5
a)を開設すると共に、前記膨出部(5d)の中央部に、
前記出口管(3)の開口部(3a)を横断し、かつ、下面
側が前記底壁(5a)の下面とほぼ同一面となるように、
下方に向けて突出するリブ状の前記突起(6)を一体に
形成する。
斯くすることにより、前記バッフル板(5)が前記本体
(1)の胴部(1a)から離脱落下されたとき、前記突起
(6)が前記出口管(3)の端縁(3b)に当接されて、
該端縁(3b)と前記バッフル板(5)の膨出部(5d)と
の間に、前記出口管開口部(3a)と前記本体(1)の内
部とを連通可能な所定の隙間が確保され、この本体
(1)の内部から前記出口管(3)への冷媒の流通が保
障されるのである。
また、前記バッフル板(5)の中央部位に、リブ状とし
た前記突起(6)を設けることにより、該突起(6)で
前記バッフル板(5)の剛性を高め得て、音や振動の発
生を抑制できるのである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のアキュムレータでは、バ
ッフル板(5)における出口管(3)の開口部(3a)と
対向する部位に、前記バッフル板(5)がアキュムレー
タ本体(1)の胴部(1a)から離脱落下されたとき、前
記出口管(3)の端縁(3b)に当接して、前記開口部
(3a)の前記本体(1)内に対する連通を確保する突起
(6)を設けているため、前記バッフル板(5)の前記
本体胴部(1a)からの離脱落下時に、前記出口管(3)
の開口部(3a)を前記バッフル板(5)で閉塞したりす
ることなく、前記開口部(3a)と前記本体(1)の内部
とを、前記突起(6)を設ける極めて簡単な構成でもっ
て連通状態に保持でき、従って、冷媒の流通を確実に保
障できてき、運転不能となる事態を回避できるに至った
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるアキュムレータの縦断面図、第
2図は同アキュムレータに使用するバッフル板の拡大下
面図、第3図は従来例を示す断面図である。 (1)……アキュムレータ本体 (1a)……胴部 (1b)……内周面 (2)……入口管 (2a)……入口管開口部 (3)……出口管 (3a)……出口管開口部 (3b)……端縁 (4)……フィルタ (5)……バッフル板 (6)……突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒形胴部(1a)をもつ密閉形のアキュムレ
    ータ本体(1)を備え、該本体(1)の内部に入口管
    (2)と出口管(3)とを開口させると共に、前記胴部
    (1a)の内周面(1b)で、入口管開口部(2a)と出口管
    開口部(3a)との間に、フィルタ(4)を保持するバッ
    フル板(5)を横断状に取付けたアキュムレータであっ
    て、前記バッフル板(5)における前記出口管開口部
    (3a)との対向部に、前記バッフル板(5)が取付部位
    から離脱して前記出口管(3)と接触するとき、該出口
    管(3)の端縁(3b)に当接して前記出口管開口部(3
    a)の本体(1)内に対する連通を確保する突起(6)
    を設けたことを特徴とするアキュムレータ。
JP13847488U 1988-10-24 1988-10-24 アキュムレータ Expired - Lifetime JPH0648278Y2 (ja)

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JP2008082682A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Daikin Ind Ltd 冷媒配管用フィルタ

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