JP2513103Y2 - フィルタ - Google Patents

フィルタ

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JP2513103Y2
JP2513103Y2 JP1992040963U JP4096392U JP2513103Y2 JP 2513103 Y2 JP2513103 Y2 JP 2513103Y2 JP 1992040963 U JP1992040963 U JP 1992040963U JP 4096392 U JP4096392 U JP 4096392U JP 2513103 Y2 JP2513103 Y2 JP 2513103Y2
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JP
Japan
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rib portion
mounting seat
fluid
filter
seat surface
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明 藤本
猛 谷口
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Honda Lock Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば電磁弁等の流体
機器の流入口等に装着されるフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示す如く流体機器1の流体
通路開口端2に凹設された取付座面3に当接される当接
面4を有する環状の枠部5と、該枠部5に架設されたリ
ブ部6と、該リブ部6と枠部5とにより画成された複数
の流体通過用の開口部7に張設された網体8とからなる
フィルタ9は公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】斯かる従来のフィルタ
9においては、リブ部6は枠部5の当接面4と均一面と
なって取付座面3に当接するため、網体8と流体通路開
口端2との間を流れる流体の流量が少ないという問題点
がある。
【0004】斯かる問題点を解決するため図5に示す如
く取付座面3とフィルタ9のリブ部6との間に間隙10
を形成するように、リブ部6に枠部5の当接面4に対す
る段差面11を形成することが考えられる。
【0005】なお、リブ部6は網体8に流体圧が加わっ
たとき、該網体8が変形しないように補強するために設
けられる。このリブ部6は流体通路開口端2の一部を遮
るように配設されるので、該リブ部6を流体通路開口端
2から浮かすために間隙10を設ける必要がある。
【0006】このように間隙10を設けるためにリブ部
6に段差面11を形成した場合、比較的高圧の流体を制
御する流体機器に装着したとき、リブ部6自体も流体圧
によって変形する虞があり、流体が流体通路開口端2か
ら流体機器1内に流入する形式ものにあっては、変形し
たリブ部6によって流体通路開口端2の一部が閉塞され
る虞があるという問題点がある。
【0007】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、網体と流体通路開口端と
の間を流れる流体の流量を十分なものとすることができ
ると共に、流体圧によってリブ部が変形しないようにし
たフィルタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、流体機器の流体通路開口端に凹設された取付
座面に当接される当接面を有する環状の枠部と、該枠部
に架設されたリブ部と、該リブ部と前記枠部とにより画
成された複数の流体通過用開口部に張設された網体とか
らなるフィルタにおいて、前記リブ部と前記取付座面と
の間に間隙を形成するために、前記リブ部には、前記枠
部の当接面に対する段差面が設けられ、該段差面には、
前記取付座面に当接可能な複数の突起が突設されている
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】リブ部の段差面により、リブ部と取付座面との
間に間隙が形成されるので、網体と流体通路開口端との
間を流れる流体の流量が十分なものとなる。
【0010】また、リブ部の段差面の突起が取付座面に
当接するので、流体圧によるリブ部の変形が阻止され
る。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づ
き説明する。
【0012】図1は本考案の一実施例に係るフィルタを
装着した電磁弁の一部を切欠した側面図であり、同図
中、20は流体機器としての電磁弁で、その流体通路開
口端21には取付座面22が凹設されている。この取付
座面22は、電磁弁20のハウジング20aの下端凹所
の底面と弁シート20bの端面とにより画成される。こ
の取付座面22に本考案のフィルタ23が装着されてい
る。
【0013】このフィルタ23は、図2及び図3に示す
如く取付座面22に当接される当接面24を有する環状
の枠部25と、該枠部25に架設されたリブ部26と、
このリブ部26と枠部25とにより画成された複数の流
体通過用開口部27に張設された網体28とからなる。
リブ部26は、枠部25と同心位置にあって流体通路開
口端21と対向する円板部26aと、該円板部26aと
枠部25の内周面との間に亘ると共に周方向に等間隔を
存して放射状に配設された連結部26bとからなる。
【0014】リブ部26と取付座面22との間に間隙2
9を形成するために、リブ部26には、枠部25の当接
面24に対する段差面30が設けられている。各リブ部
26の各連結部26bの段差面30には、取付座面22
に当接可能な平面円形状の突起31がそれぞれ一体に突
設されている。
【0015】なお、段差面30及び突起31は、各リブ
部26の両側面にそれぞれ設けられている。これによ
り、電磁弁20の取付座面22へフィルタ23を装着す
るにあたって、フィルタ23の表裏どちらの面を向けて
も誤組すること無く装着できる。また、網体28は枠部
25とリブ部26とインサート成形によって一体的に結
合される。
【0016】しかして、フィルタ23を電磁弁20の取
付座面22に装着した状態においては、図2に示す如く
リブ部26の段差面30により、リブ部26と取付座面
22との間に間隙29が形成されるため、網体28と流
体通路開口端21との間を流れる流体の流量が十分なも
のとなる。
【0017】また、リブ部26の段差面30の突起31
が取付座面22に当接するので、流体圧によるリブ部2
6の変形が阻止される。
【0018】なお、本考案のフィルタは、上述した電磁
弁のみに限らず、他の流体機器に対しても幅広く適用可
能であり、その他の構成についても、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変更し得るものである。
【0019】
【考案の効果】以上の如く本考案のフィルタによれば、
リブ部の段差面により、リブ部と取付座面との間に間隙
が形成されるので、網体と流体通路開口端との間を流れ
る流体の流量が十分なものとなる。
【0020】また、リブ部の段差面の突起が取付座面に
当接するので、流体圧によるリブ部の変形を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るフィルタを装着した流
体機器としての電磁弁の一部切欠側面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2のフィルタの平面図である。
【図4】従来のフィルタの断面図である。
【図5】従来のフィルタの問題点を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
20 電磁弁(流体機器) 21 流体通路開口端 22 取付座面 23 フィルタ 24 当接面 25 枠部 26 リブ部 27 流体通過用開口部 28 網体 29 間隙 30 段差面 31 突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体機器の流体通路開口端に凹設された
    取付座面に当接される当接面を有する環状の枠部と、該
    枠部に架設されたリブ部と、該リブ部と前記枠部とによ
    り画成された複数の流体通過用開口部に張設された網体
    とからなるフィルタにおいて、前記リブ部と前記取付座
    面との間に間隙を形成するために、前記リブ部には、前
    記枠部の当接面に対する段差面が設けられ、該段差面に
    は、前記取付座面に当接可能な複数の突起が突設されて
    いることを特徴とするフィルタ。
JP1992040963U 1992-05-22 1992-05-22 フィルタ Expired - Fee Related JP2513103Y2 (ja)

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