JPS6227753Y2 - - Google Patents

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JPS6227753Y2
JPS6227753Y2 JP17779883U JP17779883U JPS6227753Y2 JP S6227753 Y2 JPS6227753 Y2 JP S6227753Y2 JP 17779883 U JP17779883 U JP 17779883U JP 17779883 U JP17779883 U JP 17779883U JP S6227753 Y2 JPS6227753 Y2 JP S6227753Y2
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JP
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lever
pilot valve
shaft
wall
valve seat
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JP17779883U
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JPS6084875U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貯水槽用ボールタツプ、特にパイロツ
ト式の貯水槽用ボールタツプに関する。
従来、この種貯水槽用ボールタツプとして種々
の構造が知られているが、代表的なものとして特
開昭48−33425号公報のものがある。
この特開昭48−33425号公報のものは、本体の
開口部に取りつけられ主弁体とともに圧力室を形
成する蓋部材外面にパイロツト弁座と、このパイ
ロツト弁座の三方を囲む梃子杆取付用突壁とを形
成し、先端には浮子を、基端にはパイロツト弁体
を夫々取付けた梃子杆の基部を、上記突壁に嵌め
込んでこれに軸(ピン)で枢着したものであり、
ピンが抜けないようにピンを突壁に固着しなけれ
ばならず、浮子及びパイロツト弁体の交換が大変
である。
これを解消するためにはボルト式のピンを用い
ることが考えられるが、この場合にはピンが緩ん
で抜ける恐れが生じる。
本考案は上記問題を解消し、浮子及びパイロツ
ト弁体等の交換を容易にすると共に作動中の軸の
抜けを防止することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本考案の基本的な構
成は、梃子杆取付用突壁の外面に第1係合部を設
けると共にこの梃子杆取付用突壁に、略直交する
第1帯板部と第2帯板部とが連設された帯板と、
第2帯板部に直交して設けられ、第1帯板部と同
じ方向にこれと略平行に突出する軸と、第1帯板
部から軸側に向けて設けられた第2係合部とを備
え、軸を梃子杆取付用突壁の軸挿通孔及び該突壁
の対向壁部間に挾入した梃子杆基部の軸孔に挿通
し、第2係合部を梃子杆取付用突壁の第1係合部
に帯板の弾性を利用して掛止する掛止部材を用い
て梃子杆を枢着することにより掛止部材の着脱を
容易にし、しかも作動中における掛止部材の脱落
がないようにするものである。
以下、本考案の実施の一例を図に基づいて説明
する。
図中Aは、ボールタツプ本体で、流入部17と
流出部18と、これら両部17,18を連絡する
主流路19を有する。
また、ボールタツプ本体Aは前端部に主流路1
9と連通する開口部1を設けると共に主流路19
途中に上記開口部1と同芯状で、かつ開口部1よ
り小径の主弁座20を設け、上記開口部1を蓋部
材4で塞ぎ、該蓋部材4と主弁座20との間には
該主弁座20に対応して主弁aを構成する主弁体
2を配設する。
蓋部材4は開口部1に嵌め込まれ、開口部1外
周に螺着した袋ナツト21により該部に固定され
るように構成されており、主弁体2はこの蓋部材
4の内端と開口部1内周面に設けた段部22とに
より主弁座20に対して相対状に挾持される。
蓋部材4は主弁体2に向いて凹状に形成されて
主弁体2と共に主弁体2背後に圧力室3を形成す
る。
また、蓋部材4はその頂面中央に小径なパイロ
ツト流路23を貫通開穿し、該パイロツト流路2
3を介して圧力室3を本体A外部に連絡すると共
に上記パイロツト流路23の蓋部材外面側開口縁
部にパイロツト弁座5を突出状に形成する。
更に、蓋部材4はその外面部に袋ナツト21を
挿通して前方へ突出する梃子杆取付用突壁6を設
けて、この突壁6に梃子杆9を掛止部材10によ
り回動自在に枢着する。
梃子杆取付用突壁6は、パイロツト弁座5を挾
んで左右に相対向して設けられる一対の対向壁部
6a,6aと、これら両対向壁部6a,6a上端
を結ぶ円弧状の連絡壁部6bとにより、パイロツ
ト弁座5の左右両側部及び上部を囲んで略逆U字
状に形成して、上記対向壁部6aに軸挿通孔11
を相対状に穿設すると共に連絡壁部6bの外周面
頂部に第1係合部12を構成する突起を突設す
る。
梃子杆9は基部端面にパイロツト弁座5に対応
してパイロツト弁bを構成するパイロツト弁体8
を、先端には浮子7を夫々取りつけると共に基部
の上記パイロツト弁体8より下側の位置には軸孔
16を穿設しており、基部を梃子杆取付用突壁6
の対向壁部6a間に挾入して掛止部材10で梃子
杆取付用突壁6に枢着する。
掛止部材10は合成樹脂製で、水平な第1帯板
部13aと、この第1帯板部13aの一端に連続
してこれと直行するように下方へ延びる第2帯板
部13bとにより帯板13を形成すると共に上記
第2帯板部13bには第1帯板部13aと平行
で、かつ同じ方向に延びる軸14を突設し、第1
帯板部13aには第2係合部15を構成する掛止
突起を該部先端から軸14に向かつて垂下突設す
る。
上記掛止突起15と第2帯板部13bの間隔は
梃子杆取付用突壁6の突起12と一方の対向壁部
6aの間隔に略相当し、軸14と第1帯板部13
aとの間隔は梃子杆取付用突壁6の連絡壁部6b
と軸孔16との間隔に略相当するように形成す
る。
斯る掛止部10は軸14を対向壁部6aの軸挿
通孔11及び対向壁部6a,6a間に挾入した梃
子杆9基部の軸孔16に挿通すると共に帯板13
を突壁6の一方の対向壁部6aから頂部に亘つて
突壁6外周面に沿わしめて掛止突起15を突壁6
の突起12に帯板13の弾性を利用して掛止す
る。
而して、梃子杆9は突壁6に枢着され軸14を
支点にして回動し、その回動によりパイロツト弁
体8がパイロツト弁座5に接離して梃子杆9先端
の上方への回動でパイロツト弁bを閉弁し、下方
への回動でパイロツト弁bを開弁する。
尚、図示例では、掛止部材10は掛止突起15
の上部を、第1帯板部13aより上方に突出する
ように延長せしめることにより掛脱を行い易くす
るための摘み24を設けている。又、突起12が
連絡壁部6bの略中央部に設けられているので、
掛止部材10を左右何れの方向からでも装着でき
る。
一方、上述の主弁体2はダイヤフラム部材によ
り形成され、周縁部を蓋部材4と開口部1内周面
の段部22とにより挾持されて主弁座20に対応
しており、主弁座20に密接した状態で主弁座2
0より外方に外れる位置に圧力室3と主流路19
の一次側とを連絡する小孔状の小通路25を設け
る。
而して、斯るボールタツプの作動は従来のパイ
ロツト式のボールタツプと基本的に変わるところ
はなく、貯水槽内の水位の低下により浮子7が下
がると、梃子杆9先端が下向きに回動してパイロ
ツト弁bが開き、圧力室3内の水が排出される。
従つて、主流路19一次側の圧力が圧力室3の
圧力より大きくなり、その圧力により主弁体2が
主弁座20から押し離されて主弁aは開弁し、一
次側の水は二次側に流れ、流出部18から吐出さ
れる。
そして、貯水槽内の水位の上昇により浮子7が
上がると梃子杆9先端が上向きに回動してパイロ
ツト弁bが閉弁し、小通路25から圧力室3内に
流入する水により圧力室3の容積が増大して主弁
体2が復帰し、主弁aが閉弁して給水を停止す
る。
尚、図中26は小通路25を遊嵌状に挿通し、
小通路25にゴミや水垢が詰まるのを防止するク
リーニングピン、27,28は夫々本体Aの開口
部1端面に形成した凹部と、蓋部材4外周縁部に
形成した凸部で両者は係合して、蓋部材4の嵌着
位置を決定する。
本考案は上述の実施例に限定されることなく、
種々の変形が可能である。
例えば第5図に示すように突壁6の連絡壁部6
bに設けられる第1係合部12を凹み状に構成
し、帯板13に設けられる第2係合部15をこの
凹み12に嵌まり込む凸状に構成したり、第6図
に示すように突壁6の連絡壁部6bを尖搭状にし
て第1係合部12を構成し、帯板13に設けられ
る第2係合部15を尖搭部先端が嵌まり込む凹み
状に形成してもよい。
又、第7図に示す様に、連絡壁部6bの一部を
切欠いて第1係合部12を構成することもでき
る。
本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) パイロツト弁座を設けた蓋に、パイロツト弁
体を設けた梃子杆を枢着する軸の装着及び取り
外しが簡単にできるので、浮子、パイロツト弁
体等の交換が容易である。
(2) 軸を設けた掛止部材に第2係合部を設けると
共に梃子杆取付用突壁に第1係合部を設けて、
両係合部を弾性を利用して係合させるので、掛
止部材は突壁に確実に固定され、作動中の軸の
抜けを防止することができる。
(3) カシメにより軸を固着したり、ナツトで締着
する等の繁雑な作業が不要であり、軸の装着、
固定がワンタツチで行なえるので組立が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す貯水槽用ボー
ルタツプの正面図、第2図は一部切欠側面図、第
3図は第2図の−線断面図、第4図は要部を
分解して示す斜視図である。第5図乃至第7図は
夫々本考案の他の実施例で、梃子杆取付用突壁に
掛止部材を装着した状態を示す要部の拡大断面図
である。 A……本体、1……開口部、2……主弁体、3
……圧力室、4……蓋部材、5……パイロツト弁
座、6……梃子杆取付用突壁、6a……対向壁
部、6b……連絡壁部、7……浮子、8……パイ
ロツト弁体、9……梃子杆、10……掛止部材、
11……軸挿通孔、12……第1係合部、13…
…帯板、13a……第1帯板部、13b……第2
帯板部、14……軸、15……第2係合部、16
……軸孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイロツト式の貯水槽用ボールタツプにおい
    て、本体の開口部に取りつけられ、主弁体ととも
    に圧力室を形成する蓋部材外面にパイロツト弁座
    及び梃子杆取付用突壁を形成し、先端には浮子
    を、基端にはパイロツト弁体を夫々取付けた梃子
    杆を、上記梃子杆取付用突壁に掛止部材で枢着し
    てパイロツト弁体をパイロツト弁座に対応せしめ
    てなり、上記梃子杆取付用突壁はパイロツト弁座
    を挾んで対向する一対の対向壁部と、この対向壁
    部の一端相互を結ぶ連絡壁部とによりパイロツト
    弁座の三方を囲むように形成して両対向壁部に軸
    挿通孔を相対穿設すると共に連絡壁部の外面には
    第1係合部を設け、掛止部材は略直交する第1帯
    板部と第2帯板部とが連設された帯板と、第2帯
    板部に直交して設けられ、第1帯板部と同じ方向
    にこれと略平行に突出する軸と、第1帯板部から
    軸側に向けて設けられた第2係合部とを備え、軸
    を梃子杆取付用突壁の軸挿通孔及び該突壁の対向
    壁部間に挾入した梃子杆基部の軸孔に挿通し、第
    2係合部を梃子杆取付用突壁の第1係合部に帯板
    の弾性を利用して掛止することを特徴とする貯水
    槽用ボールタツプ。
JP17779883U 1983-11-16 1983-11-16 貯水槽用ボ−ルタツプ Granted JPS6084875U (ja)

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JP17779883U JPS6084875U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 貯水槽用ボ−ルタツプ

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JPS6084875U JPS6084875U (ja) 1985-06-11
JPS6227753Y2 true JPS6227753Y2 (ja) 1987-07-16

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JP17779883U Granted JPS6084875U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 貯水槽用ボ−ルタツプ

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