JPS6098281A - 貯水槽用ボ−ルタツプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貯水槽用ボールタップ、特にダイヤフラムを主
弁体としたボールタップに関する。

従来、この種の貯水槽用ボールタップとして種々の構造
が知られているが、代表的なものとして第４図に示す特
開昭４８−３３４２５号公幸ドのものがある。

第４図のものについて説明すると、ダイヤフラムを主弁
体とするパイロット式の貯水槽用ボールタップであって
、主弁座（２）が形成されたボールタップ本体（Ａ）の
先端部に、上記主弁座（２）に相対してこれと間怠に開
ＬＪ部（１０）を設け、この開口部（１０）外周に設け
たフランジ（１１）と、このフランジ（１１）にネジ（
１２）で締付は固定される蓋部材（５）のフランジ（１
３）とによりダイヤフラム（１）を挟着固定して、該ダ
イヤフラム（１）と蓋部材（５）とで圧力室（６）を形
成している。

従って、以上の従来のものは点検補修時狭い貯水槽内で
ネジを外ずしたり、ねじ込んだりしなければならず、作
業が大変であり、ねじ込み時ボールタップ本体と蓋部材
のフランジ相互のネジ孔を合わせるのも合わせ難い。ま
た、ダイヤフラムはネジ止め箇所においてはボールタッ
プ本体と蓋部材に密着するが、ネジとネジの間はダイー
ドフラムの密着性が悪く池水する想れがある。

本発明は」１記問題を解消し、補修点検を容易にすると
共に、ダイヤフラム取着部の池水をなくずことを目的と
するものである。

上記目的を達成するための本発明の基本的な構成は、主
弁座が形成されたボールタップ本体に上記主弁座を囲ん
で環状壁を設け、該環状壁内に嵌め込まれ、環状壁外周
に岬着される袋ナンドで環状壁内に締付は固定される蓋
部材によりボールタップ本体内にダイヤフラムを取りつ
りると共に」１記蓋部材外周縁部と環状壁には互いに係
合する位置決め用の凹部と凸部を設けるものでＪＪる。

以下、本発明の実施の一例を図に基づいて説明する。

図中（Ａ）は、ボールタップ本体で、流入部（１４）と
流出部（１５）と、これら両部（１４）（１５）を連絡
する主流路（１６）を有する。

また、ボールタップ本体（Ａ）は前端部に主流路（１６
）と連通ずる開口部（１０）を設けると共に主流路（１
６）途中に上記開口部（１ｏ）と同芯状で、かつ開口部
（１０）より小径の主弁座（２）を設ける。

更にボールタップ本体（Ａ）は開口部（１ｏ）内周面に
段部（１７）を設けて、該段部（１７）より開口側に主
弁座（２）を囲む環状壁（３）を形成し、この環状壁（
３）にはその開口端に凹部（８）を切欠形成すると共に
外周面に雄ネジ（１８）を設ける。

上記環状壁（３）内には主弁座（２）に対応して主弁（
ｂ）を構成するダイヤフラム製の主弁体（１）を配設す
ると共にこの主弁体（１）外方から蓋部材（５）を嵌め
込んで開口部（１ｏ）を塞ぎ、開口部（１０）内周面の
段部（１７）と蓋部＋、１１５）とで主弁体（１）の周
縁部を挾持する。

また環状壁（３）外周には、袋ナンド（４）を炊着して
蓋部材（５）を段部（１７）に押圧固定し、それにより
蓋部材（５）と段部（１７）とにより主Ｊｒ体（１）の
周縁部を均一がっ強固に挾圧し、該ｇＪｌを確実にシー
ルする。

蓋部材（５）は外周縁部に上記環状壁（３）の凹部（８
）に対応する凸部（９）が突出形成されており、該凸部
（９）を凹部（８）に係合せしめて環状壁（３）内に嵌
め込まれる。

また、蓋部材（５）はボールタップ本体（Ａ）内方に向
いて凹状に形成されて主弁体（１）とともに主弁体（１
）背後に圧力室（６）を形成すると共に項血中夾部に小
径なパイロット流路（１９）をｎ通開穿し、該パイロッ
ト流路（１９）を介して圧力室（６）とボールタップ本
体（Ａ）外部とを連絡する。

上記、パイロット流路（１９）は蓋部材（５）外面側に
開口する開口縁部にパイロ７）弁座（２０）を突出状に
形成する 更に、蓋部材（５）はその外面部にパイロット弁座（２
０）を挾んで左右に相対峙する一対の直壁部（２１）を
有する梃子杆取付部（２２）を備えており、該梃子杆取
付部（２２）は袋ナツト（４）を挿通して外方へ延び、
上記直壁部（２１）間に梃子杆（２３）後＃部を挿入し
てこれを軸承する。

梃子杆（２３）は後端下部を梃子杆取付部（２２）に軸
着し、該軸着部（２４）上方の後端面にはパイロット弁
座（２０）に対応してパイロット弁（ａ）を構成するパ
イロット弁体（２５）を設けて、該杆（２３）の振動に
よりパイロット弁（ａ）を開閉するようになすと共に前
端部には浮子（７）を取りつける。

浮子（７）は外周面に雄ネジ（２７）を有する軸杆（２
８）を一体に備えており、該軸杆（２８）を梃子杆（２
３）前端部にこれを上下方向に貫通して設けられる雌ネ
ジ部（図示せず）に甥着して梃子杆（２３）に取りつけ
られる。

一方、上記主弁体（１）を構成するダイヤフラムは蓋部
材（５）と開口部（１０）内周面の段部（１７）とによ
り挾まれる周縁部と中央部とが厚内に形成され、この両
部に挾まれた環状の部分が変形し易いように薄肉に形成
されており、該薄肉部は主ブ１゛庄（２）側に向いて凹
状にたるんでいる。

また、ダイヤフラム（１）中央部の厚肉部分は背面側か
ら受け板（２９）で支えられると共に主弁座（２）に囲
まれた部分よりひとまわり大きな面積を有しており、主
弁体（１）が主弁座（２）に密接した状態で主弁座（２
）より外方に外れる箇所に圧力室（６）と主流路（１６
）の一時側を連絡する小道ＷＦＩ（３０）が小孔状に形
成されている。

そして、上記小道路（３０）には蓋部材（５）内面に植
設したクリーニングピン（３１）が遊嵌状に挿通ずる。

斯るボールタップの作動は従来のパイロット式のボール
タップと基本的に変わるところはなく〜ｆＰ子（７）が
下がると梃子杆（２３）が下向きに擺’Ｉ＋）Ｊ（、て
バイｌ−１ソト弁（ａ）が開き、圧力室（６）内の水を
排出する。

従っζ、主流路（１６）一時側の圧力が圧力室（６）の
圧力より大きくなり、その圧力により主弁体（１）が主
弁座（２）から押し訓されて主弁（ｂ）は開弁し、一時
側の水は二次側に流れ、流出部（１５）から吐出される
。

そして、浮子（７）が上昇すると梃子杆（２３）が上向
きに振動してパイロット弁（ａ）が閉弁し、主弁体（１
）の小通路（３０）から圧力室（６）内に流入する水に
より圧力室（６）の容積が増大して主弁体（１）が復帰
し、主弁（ｂ）が閉弁して給水を停止する。

本発明は前述の実施例に限定されることなく、種々の変
形が可能である。例えば、環状壁に凸部を、蓋部材に四
部を設Ｌ３てもよい。

本発明は上記の構成であるから以下の利点を有する。

（１１袋ナツトの螺着を外ずずことにより、蓋部材や主
弁体を取り外ずずことができるので、狭い貯水槽内でも
機能部の分解取り外すしか容易にでき、点検、補修作業
が行い易い。

（２）蓋部材とボールタップ本体の環状壁には互いに保
合する位置決め用の凹部と凸部を設けたので、蓋部材は
袋ナンドの締付けにより回転することがなく、正しい向
きに取りつけることができる。

また、位置決めも四部と凸部を係合するだけで良いので
、ネジ孔を一致させなければならないネジ止め式のもの
に比べて、位置決め作業が行い易く特に点検、補修後貯
水槽内で組立てる際に便利である。

（３）主弁を構成するダ・イヤフラムは袋ナンドの締何
ＬＪにより、蓋部材により周縁部を均一な力でボールタ
ップ本体に締めつけられるので核部の密着性が良く、浅
水などの恐れがない。

（４１’／１−ｆ−の浮力で蓋部材に回転モーメントが
生じＣも、環状壁と蓋部材の四部と凸部の係合により五
部月が回転することがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す貯水槽用ボールタ・７
ゾ一部切欠断面図、第２図は第１図の■−■線拡大断面
図、第３図は要部の分解斜視図、第４図は従来の貯水槽
用ボールタップの一例を示す断面図である。 １・・・主弁体　２・・・主弁座 ３・・・環状壁　４・・・袋ナツト ５・・・蓋部材　６・・・圧力室 ７・・・浮子　８・・・凹部 ９・・・凸部　Ａ・・・ボールタップ本体ａ・・・パイ
ロット弁 特許出願人　東陶機器株式会社 第４図 １１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイヤフラムを主弁体としたパイロット式の貯水槽用ボ
   ールタップにおいて、主弁座が形成されたボールタップ
   本体に上記主弁座を囲んで環状壁を設け、該環状壁内に
   嵌め込まれ、環状壁外周に螺着される袋ナツトで環状壁
   内に締付は固定される蓋部材により、ボールタップ本体
   内にダイヤフラムを取りつけて、該ダイヤフラムと蓋部
   材とで圧力室を形成すると共に蓋部材には浮子と、浮子
   により開閉するパイロット弁を設けてなり、上記蓋部材
   外周縁部と環状壁には互いに係合する位置決め用の四部
   と凸部を設けたことを１）徴とする貯水槽用ボールタッ
   プ。