JPH0648232U - ラダー型フィルタ - Google Patents

ラダー型フィルタ

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Publication number
JPH0648232U
JPH0648232U JP8242692U JP8242692U JPH0648232U JP H0648232 U JPH0648232 U JP H0648232U JP 8242692 U JP8242692 U JP 8242692U JP 8242692 U JP8242692 U JP 8242692U JP H0648232 U JPH0648232 U JP H0648232U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
terminal
type filter
wiring pattern
ladder type
Prior art date
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Pending
Application number
JP8242692U
Other languages
English (en)
Inventor
昌人 村橋
隆明 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造を簡略化し、また製造を簡略可能にす
る。 【構成】 ラダー型フィルタ1は、積層体3a,3bと
ケ−ス2とベ−ス基板32とリ−ド端子9とを備えてい
る。積層体3a,3bは、共振子12,14,16,2
2,24,26と、端子板11,13,15,17,2
1,23,25,27とが積み重ねられて構成されてい
る。ケ−ス2は、開口4,5を有し、積層体を収納して
いる。さらに、ケ−ス2は、表面に配線用パターン6,
7を有している。ベ−ス基板32は、開口を封止するた
めのものである。リ−ド端子9は、端子板から延びてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラダー型フィルタ、特に、圧電共振子と端子板とからなる積層体を 有するラダー型フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
ラダー型フィルタとして、実開平3−75631号公報には、圧電共振子と端 子板とが積み重ねられた積層体と、開口を有しかつ積層体を収納するためのケー スと、ケースの開口を封止するためのシール材と、端子板から延びてシール材か ら突出するリード端子とを備えたものが開示されている。ここでは、前記積層体 で、通常、直列共振子と並列共振子とを組み合わせたフィルタ回路を構成してい る。
【0003】 上述のラダー型フィルタでは、外部駆動回路との接続のため、端子板から延び るリード端子を、封止後に折曲げ加工している。また、積層体の圧電共振子を電 気的にラダー状に接続するため、単板状端子板と断面コ字状の端子板とを併用し 、コ字状の端子板内にも圧電共振子を配置している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のラダー型フィルタでは、コ字状端子板を用いているため、積層工程 が複雑となり、取扱い時の端子板の変形によって回路不良が生じ易い。特に、多 数枚の圧電共振子を組み込む必要のある多素子フィルタでは、端子板間に挿入す る部品の点数が増加し、組立工数が多くなる。しかも、リード端子の端子構造が 複雑になって、端子板の成形精度及び組立精度に高いものが要求される。
【0005】 本考案の目的は、構造を簡略化するとともに製造を簡略化可能にすることにあ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るラダー型フィルタは、圧電共振子と端子板とが積み重ねられた積 層体と、開口を有しかつ積層体を収納するためのケースと、開口を封止するため のシール材と、端子板から延びるリード端子とを備えている。前記ケースは、表 面に配線用パターンを有している。
【0007】
【作用】
本考案に係るラダー型フィルタでは、ケースの表面に配線用パターンが設けら れている。このため、積層体に加えてケース表面に配線用パターンを用いてフィ ルタ回路を構成できるので、端子板を簡略化しかつ部品点数を減少できる。した がって、構造が簡略化し、また製造が簡略化可能となる。
【0008】
【実施例】
図1〜図3において、本考案の一実施例としてのラダー型フィルタ1は、ケー ス2と、ケース2内に収納された2列の積層体3a,3bからなる積層体群3と を主として有している。 ケース2は、比較的溶融温度が高い樹脂(たとえば液晶ポリマー)からなる中 空で概ね直方体形状の部材である。ケース2の両端には開口4,5が設けられて おり、各開口4,5には図2に示すようにわずかな段部4a,5aが形成されて いる。ケース2の内側中央部には、ケース2を2つの収納部2a,2bに仕切る ための隔壁2cが形成されている。
【0009】 ケース2の上部表面には、配線用パターン6,7が形成されている。配線用パ ターン6,7は、それぞれ両端部が開口4,5からさらに段部4a,5aまで回 り込んで形成されている。これにより段部4a,5a上部には、配線用パターン 6,7の端部6a,7a,6b,7bが配置されている。また、段部4a,5a 下部には、外部との接続を行うための電極6c,7c,6d,7dが配置されて いる。電極6c,6dは電源用、電極7c,7dはアース用であり、それぞれは ケース2の端面から底面に回り込んで形成されている。
【0010】 ケース2内の収納部2aに収納された積層体3aは、図2の下から順に、端子 板11と、第2並列共振子12と、端子板13と、第1並列共振子14と、端子 板15と、第1直列共振子16と、端子板17と、ばね部材18とが積み重ねら れて構成されている。また、収納部2bに収納された積層体3bは、図2の下か ら順に、端子板21と、第2直列共振子22と、端子板23と、第3直列共振子 24と、端子板25と、第3並列共振子26と、端子板27と、ばね部材28と が積み重ねられて構成されている。
【0011】 各端子板11,13,15,17,21,23,25,27は、正方形の板状 部材であり、それぞれ1主面の中央に突起8を有している(図3)。また、各端 子板11,13,15,17,21,23,25,27は、ケース2の開口4, 5側に延びるリード部9をそれぞれ有している。並列共振子12,14,26及 び直列共振子16,22,24は、両主面に電極(図示せず)が配置された圧電 セラミック製の板状部材であり、概ね正方形状である。ばね部材18,28は、 収納部2a,2bの図2上面と端子板17,27との間にそれぞれ介在しており 、積層体3a,3bを収納部2a,2b内で押圧して固定している。
【0012】 積層体3aが収納された収納部2aの開口4及び積層体36が収納された収納 部2bの開口5は、紙ベース31と、ベース基板32と、シール材33とからな る封止部によりそれぞれ封止されている。紙ベース31は、端子板11,13, 15,17の各リード部9に対応する位置にスリットを有しており、段部4aに 当接している。
【0013】 ベース基板32は、液晶ポリマー製の板状部材であり、端子板11,13,1 5,17,21,23,25,27の各リード部9に対応する位置にスリット及 び配線用パターンを備えている。ここでは、各リード部9の先端が、対応するベ ース基板32のスリットを貫通し、各配線用パターンに導電性接着剤等の接合材 料で接続されている。
【0014】 さらに、配線用パターン6の端部6aは、ベ−ス基板32の配線用パタ−ンを 介して端子板15に接続されている。配線用パターン6の端部6bは、ベ−ス基 板32の配線用パタ−ンを介して端子板21に接続されている。配線用パターン 7の端部7aは、ベ−ス基板32の配線用パタ−ンを介して端子板13に接続さ れている。配線用パターン7の端部7bは、ベ−ス基板32の配線用パタ−ンを 介して端子板23に接続されている。
【0015】 また、電極6cは、ベ−ス基板32の配線用パタ−ンを介して端子板17に接 続されている。電極6dは、ベ−ス基板32の配線用パタ−ンを介して端子板2 5に接続されている。電極7cは、ベ−ス基板32の配線用パタ−ンを介して端 子板11に接続されている。電極7dは、ベ−ス基板32の配線用パタ−ンを介 して端子板27に接続されている。
【0016】 上述の接続の結果構成されるフィルタ回路の等価回路を図4に示す。図4にお いて、対応する部分には同一の符号が付されている。 次に、上述のラダ−型フィルタ1の製造工程を説明する。 まず、配線用パタ−ン6,7が形成されたケ−ス2の収納部2a,2b内に圧 電共振子12,14,16,22,24,26、端子板11,13,15,17 ,21,23,25,27及びばね部材18,28を所定の順序で収納する。そ して、紙ベース31とベース基板32を開口4,5内にそれぞれ挿入する。
【0017】 次に、ベース基板32から突出したリード部9をはんだ又は導電性接着剤によ り各配線用パターンに接続する。さらに、シール材33となるエポキシ樹脂を開 口4,5に充填することにより、ラダー型フィルタ1を気密に封止する。 ここでは、ケ−ス2が配線用パターン6,7を有しているので、図4に示すフ ィルタ回路を構成するための端子板の構造が簡素化され、回路不良が生じにくく なる。また、絶縁板を省略できるで、部品点数が少なくなり、組立工数を減少で きる。さらに、ベース基板32の主面にはんだ付け接合部が集中しているので、 作業性が向上する。
【0018】
【考案の効果】
本考案に係るラダー型フィルタでは、ケースの表面に配線用パターンが設けら れているので、構造が簡略化し、また製造が簡略化可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部切欠き斜視図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】前記実施例の分解斜視図。
【図4】前記実施例の等価回路図。
【符号の説明】
1 ラダー型フィルタ 2 ケース 3a,3b 積層体 4,5 開口 6,7 配線用パターン 9 リード端子 11,13,15,17,21,23,25,27 端
子板 12,14,16,22,24,26 共振子 32 ベース基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電共振子と端子板とが積み重ねられた積
    層体と、開口を有しかつ前記積層体を収納するためのケ
    ースと、前記開口を封止するためのシール材と、前記端
    子板から延びるリード端子とを備えたラダー型フィルタ
    において、 前記ケースの表面に配線用パターンを設けたことを特徴
    とするラダー型フィルタ。
JP8242692U 1992-11-30 1992-11-30 ラダー型フィルタ Pending JPH0648232U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8242692U JPH0648232U (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ラダー型フィルタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8242692U JPH0648232U (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ラダー型フィルタ

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JPH0648232U true JPH0648232U (ja) 1994-06-28

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