JPH0119456Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0119456Y2 JPH0119456Y2 JP1982052466U JP5246682U JPH0119456Y2 JP H0119456 Y2 JPH0119456 Y2 JP H0119456Y2 JP 1982052466 U JP1982052466 U JP 1982052466U JP 5246682 U JP5246682 U JP 5246682U JP H0119456 Y2 JPH0119456 Y2 JP H0119456Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric substrate
- piezoelectric
- electrode
- terminal
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 35
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 9
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、圧電振動部品、更に詳しくは、エ
ネルギー閉じ込め多重モード振動を利用したフイ
ルタや共振子の如き、チツプ型の振動部品に関す
るものである。
ネルギー閉じ込め多重モード振動を利用したフイ
ルタや共振子の如き、チツプ型の振動部品に関す
るものである。
従来、各種電子機器にはエネルギー閉じ込め多
重モード振動を利用したフイルタが使用されてい
るが、一般にフイルタはリード端子付の構造であ
り、近年電子機器は小型化の傾向にあるため、フ
イルタ等も直接プリント基板上に取付けることが
できるチツプ化の実現化が望まれているのが現状
である。
重モード振動を利用したフイルタが使用されてい
るが、一般にフイルタはリード端子付の構造であ
り、近年電子機器は小型化の傾向にあるため、フ
イルタ等も直接プリント基板上に取付けることが
できるチツプ化の実現化が望まれているのが現状
である。
この考案は、上記のような点にかんがみてなさ
れたものであり、圧電基板の積層によつて全体を
小型薄肉厚化し、プリント基板への直接的な取付
けが行なえるチツプ型化を可能にする圧電振動部
品を提供することを目的とする。
れたものであり、圧電基板の積層によつて全体を
小型薄肉厚化し、プリント基板への直接的な取付
けが行なえるチツプ型化を可能にする圧電振動部
品を提供することを目的とする。
この考案の構成は、電極が設けられた複数枚の
圧電基板と外装板とを重ね合わせ、各々の重なり
面を、少なくとも振動部分を除いて施した接着剤
で貼合わせ、各電極の必要とする端子を圧電基板
の外側で外部電極によつて接続し、全体の小型薄
肉厚化をはかるようにしたものである。
圧電基板と外装板とを重ね合わせ、各々の重なり
面を、少なくとも振動部分を除いて施した接着剤
で貼合わせ、各電極の必要とする端子を圧電基板
の外側で外部電極によつて接続し、全体の小型薄
肉厚化をはかるようにしたものである。
以下この考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
図示のように、この圧電振動部品はセラミツク
を用いて形成された複数放の圧電基板１，２と、
重ね合わせた圧電基板１，２の外面に重ねる外装
板３，４の積層体によつて構成されている。
を用いて形成された複数放の圧電基板１，２と、
重ね合わせた圧電基板１，２の外面に重ねる外装
板３，４の積層体によつて構成されている。
上記圧電基板１，２の各々にはその両面に電極
と各種端子が蒸着やプリント等の手段によつて形
成されている。
と各種端子が蒸着やプリント等の手段によつて形
成されている。
図示の場合、上位の圧電基板１に形成した電極
５は、上面と下面の各々に設けられ、上面側に入
力端子Ａと出力端子Ｂが、また下面側にアース端
子Ｃが圧電基板１の三方のコーナ部分に設けられ
ている。
５は、上面と下面の各々に設けられ、上面側に入
力端子Ａと出力端子Ｂが、また下面側にアース端
子Ｃが圧電基板１の三方のコーナ部分に設けられ
ている。
前記圧電基板１の下面に重ねる下位の圧電基板
２に形成した電極６も同様に上面と下面の各々に
設けられ、上面側にアース端子C′と、下面側に入
力端子B′および出力端子A′が設けられている。
２に形成した電極６も同様に上面と下面の各々に
設けられ、上面側にアース端子C′と、下面側に入
力端子B′および出力端子A′が設けられている。
上記両圧電基板１，２を重ね合わせると、アー
ス端子Ｃ，C′と出力端子Ｂおよび入力端子B′の
各々が上下に対応し上位圧電基板１の入力端子Ａ
と下位圧電基板２の出力端子A′が隣接するコー
ナに位置し、上下に対応する端子を接続すると第
４図に示す模示図のような選択度の良いフイルタ
ーになる。
ス端子Ｃ，C′と出力端子Ｂおよび入力端子B′の
各々が上下に対応し上位圧電基板１の入力端子Ａ
と下位圧電基板２の出力端子A′が隣接するコー
ナに位置し、上下に対応する端子を接続すると第
４図に示す模示図のような選択度の良いフイルタ
ーになる。
上記圧電基板１，２相互および絶縁材料を用い
て形成された外装板３，４の圧電基板への各重な
り面は、接着剤７を用いて貼合わされている。
て形成された外装板３，４の圧電基板への各重な
り面は、接着剤７を用いて貼合わされている。
この接着剤７は第５図に示すように、振動電極
およびその近傍の振動が発生する部分は省くよう
にして施されるので、振動部分は接着剤７層の厚
みにより〓間が保たれて動作に支障ない。
およびその近傍の振動が発生する部分は省くよう
にして施されるので、振動部分は接着剤７層の厚
みにより〓間が保たれて動作に支障ない。
重ね合わせた圧電基板１，２と外装板３，４に
おいて、対応するアース端子Ｃ，C′および入力端
子B′と出力端子Ｂの各々は、コーナ部分に施し
た外部電極８，９によつて接続され、入力端子Ａ
および出力端子A′にもプリント基板上へ直接接
続するための外部電極１０，１１が設けられてい
る。
おいて、対応するアース端子Ｃ，C′および入力端
子B′と出力端子Ｂの各々は、コーナ部分に施し
た外部電極８，９によつて接続され、入力端子Ａ
および出力端子A′にもプリント基板上へ直接接
続するための外部電極１０，１１が設けられてい
る。
各外部電極８，９，１０，１１を設ける場合、
導電ペイントやペースト、半田等と端子との接続
を確実にできるよう第６図に示すように、外装板
３，４の外周縁におけるコーナ部分をバレル研摩
等の手段で切削して面取りを施し、外部電極の付
着性を向上させるようにしてもよい。
導電ペイントやペースト、半田等と端子との接続
を確実にできるよう第６図に示すように、外装板
３，４の外周縁におけるコーナ部分をバレル研摩
等の手段で切削して面取りを施し、外部電極の付
着性を向上させるようにしてもよい。
この考案は、上記のような構成であり、電極が
形成され、少なくとも振動部分を除いた部分に接
着剤７が塗布された圧電基板１，２を貼合わせる
と共に、積層基板の外面に外装板３，４を同じく
接着剤で貼付け、この積層基板の各コーナ部分に
外部電極８，９，１０，１１を設ければ、第３図
に示すような角形で扁平なフイルタや共振子がで
き上り外部電極１０，１１で直接プリント基板上
に取付けることができるチツプ型の圧電振動部品
となる。
形成され、少なくとも振動部分を除いた部分に接
着剤７が塗布された圧電基板１，２を貼合わせる
と共に、積層基板の外面に外装板３，４を同じく
接着剤で貼付け、この積層基板の各コーナ部分に
外部電極８，９，１０，１１を設ければ、第３図
に示すような角形で扁平なフイルタや共振子がで
き上り外部電極１０，１１で直接プリント基板上
に取付けることができるチツプ型の圧電振動部品
となる。
ちなみに、第４図に示す模示図の圧電振動部品
において、従来の圧電基板の面積は7.0Wmm×
4.25Hmm＝29.75mm2であるのに対し、この考案では
3.5mm×4.0mm＝14.0mm2と約1/2の面積となつた。
において、従来の圧電基板の面積は7.0Wmm×
4.25Hmm＝29.75mm2であるのに対し、この考案では
3.5mm×4.0mm＝14.0mm2と約1/2の面積となつた。
また完成品の厚みに対しては、従来３〜４mmと
なつたが、この考案においては、圧電基板の厚み
0.2mm×２＋外装板の厚み0.5mm×２＋接着剤層0.1
×３としても1.7mmしかならず、平面的な大きさ
および厚みを従来にくらべて大幅に小さくするこ
とができる。
なつたが、この考案においては、圧電基板の厚み
0.2mm×２＋外装板の厚み0.5mm×２＋接着剤層0.1
×３としても1.7mmしかならず、平面的な大きさ
および厚みを従来にくらべて大幅に小さくするこ
とができる。
なお、図示の場合、圧電基板を二枚用いたフイ
ルタを示したが、基板の枚数は何らこれに限られ
るものではなく、任意に選択できると共に、フイ
ルタに限らず共振子にも適用可能である。
ルタを示したが、基板の枚数は何らこれに限られ
るものではなく、任意に選択できると共に、フイ
ルタに限らず共振子にも適用可能である。
以上のように、この考案によると電極が設けら
れた複数枚の圧電基板と最外面に外装板とを接着
剤での貼合せによつて固定化し、各電極の必要と
する端子を圧電基板の外側で外部電極によつて接
続したので、圧電振動部品の小型化が可能にな
り、しかもプリント基板上に直接取付けることが
できるチツプ化を実現することが可能になるとい
う優れた効果があり、更に積重ねて貼合わせるだ
けでよいので製作も容易である。
れた複数枚の圧電基板と最外面に外装板とを接着
剤での貼合せによつて固定化し、各電極の必要と
する端子を圧電基板の外側で外部電極によつて接
続したので、圧電振動部品の小型化が可能にな
り、しかもプリント基板上に直接取付けることが
できるチツプ化を実現することが可能になるとい
う優れた効果があり、更に積重ねて貼合わせるだ
けでよいので製作も容易である。
第１図と第２図はこの考案に係る振動部材の圧
電基板を示す平面図、第３図は振動部材の斜視
図、第４図は同上の模示図、第５図は振動部材の
電極部分を示す拡大断面図、第６図は同上におけ
る外部電極部分の断面図である。 １，２……圧電基板、３，４……外装板、５，
６……電極、７……接着剤、８，９，１０，１１
……外部電極。
電基板を示す平面図、第３図は振動部材の斜視
図、第４図は同上の模示図、第５図は振動部材の
電極部分を示す拡大断面図、第６図は同上におけ
る外部電極部分の断面図である。 １，２……圧電基板、３，４……外装板、５，
６……電極、７……接着剤、８，９，１０，１１
……外部電極。
Claims (1)
- 表面に電極が設けられた所要数枚の圧電基板を
重ね、この圧電基板群の最外面に外装板を順次重
ねてなるチツプ型圧電振動部品であつて、第１の
圧電基板１に形成した電極５は対向する主平面の
各々に設けられ、第１の主平面に入力端子Ａと出
力端子Ｂが、また第２の主平面にアース端子Ｃが
圧電基板１の三方のコーナ部分に設けられ、又圧
電基板１に重ねる第２の圧電基板２に形成した電
極６も同様にその第１の主平面と第２の主平面の
各々に設けられ、第１の主平面にアース端子Ｃと
第２の主平面に入力端子Ｂおよび出力端子Ａが設
けられており、両圧電基板１，２を重ね合わせる
と、アース端子Ｃ，C′が第１のコーナに位置して
おり、出力端子Ｂおよび入力端子B′が第２のコ
ーナに位置しており、圧電基板１の入力端子Ａが
第３のコーナに、圧電基板２の出力端子A′が第
４のコーナに位置しており、これら圧電基板群の
各々の重なり面を少なくとも振動部分を除いて施
した接着剤で接着固定し、各電極の必要とする端
子を圧電基板の外側で外部電極によつて接続した
ことを特徴とするチツプ型圧電振動部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5246682U JPS58155129U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | チツプ型圧電振動部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5246682U JPS58155129U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | チツプ型圧電振動部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58155129U JPS58155129U (ja) | 1983-10-17 |
| JPH0119456Y2 true JPH0119456Y2 (ja) | 1989-06-06 |
Family
ID=30063177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5246682U Granted JPS58155129U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | チツプ型圧電振動部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58155129U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2600921B2 (ja) * | 1989-09-01 | 1997-04-16 | 株式会社村田製作所 | 圧電共振子 |
| JP2677017B2 (ja) * | 1990-12-17 | 1997-11-17 | 株式会社村田製作所 | チップ型圧電部品 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4815134B1 (ja) * | 1969-03-13 | 1973-05-12 | ||
| JPS5130899U (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-05 | ||
| JPS5717124A (en) * | 1980-07-05 | 1982-01-28 | Tdk Electronics Co Ltd | Capacitor and method of producing same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5515314Y2 (ja) * | 1971-07-01 | 1980-04-09 |
-
1982
- 1982-04-09 JP JP5246682U patent/JPS58155129U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4815134B1 (ja) * | 1969-03-13 | 1973-05-12 | ||
| JPS5130899U (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-05 | ||
| JPS5717124A (en) * | 1980-07-05 | 1982-01-28 | Tdk Electronics Co Ltd | Capacitor and method of producing same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58155129U (ja) | 1983-10-17 |
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