JPH0648215A - 車両用定速走行制御装置 - Google Patents

車両用定速走行制御装置

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JPH0648215A
JPH0648215A JP20106592A JP20106592A JPH0648215A JP H0648215 A JPH0648215 A JP H0648215A JP 20106592 A JP20106592 A JP 20106592A JP 20106592 A JP20106592 A JP 20106592A JP H0648215 A JPH0648215 A JP H0648215A
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JP
Japan
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speed
vehicle
signal
control amount
traveling
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JP20106592A
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English (en)
Inventor
Kazuyori Katayama
和頼 片山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一装置により自動或いは手動変速機の区別
を行ない車両の機種統一ができる車両用定速走行制御装
置を得る。 【構成】 変速制御検知手段16が制御量又は速度偏差
に基づいて変速手段19のギア比を変更するとともに、
変速手段19が接続されていることを検出し、変速手段
19が接続されているときにギア比の変更を行った場合
には、制御量可変手段17が制御量演算手段15によっ
て演算それた制御量を変更する一方、変速手段19が接
続されていないときは制御量を変更しないで出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の走行速度を自
動的に一定に保つ車両用定速走行制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用定速走行制御装置
は例えば、特開昭58−39311号公報に開示される
ものがあり、これを図7に基づいて説明する。
【0003】図7において、1は運転者の操作によっ
て、定速走行の開始が指示されるセットスイッチであ
り、2はブレーキ装置(図示しない)の操作で動作し、
定速走行の解除が指示されるキャンセルスイッチであ
る。又、3は車両(図示しない)の走行速度を検出する
車速センサであり、この車速センサ3は、4つの磁極
と、変速機(図示しない)の回転を伝えるメータケーブ
ル(図示しない)により回転される回転体3aと、リー
ドスイッチ3bとから構成され、走行速度に比例した周
波数を有するパルス列信号を出力する。更に、4は自動
車用バッテリ、5はこの自動車用バッテリ4の電力を供
給するための電源スイッチとなるメインスイッチ、6は
このメインスイッチ5の投入によって給電を受けて動作
し、その内部にマイクロコンピュータ等による演算処理
回路6aを備えた制御装置である。この制御装置6はセ
ットスイッチ1、キャンセルスイッチ2及び車速センサ
3からの信号が入力され、車両の走行速度vs を目標速
度vr に一致させる自動制御を行なうための各種演算処
理を行ない、各種制御信号を出力するものである。7は
制御装置6の各種制御信号を受け、エンジン(図示しな
い)の吸気路8に設けられると共に、アクセルペダル
(図示しない)に連動するスロットル弁9を開閉駆動す
るモータ式のスロットルアクチュエータである。このス
ロットルアクチュエータ7はリンク7aをモータ(図示
しない)で回動させ、ロッド7bを介してスロットル弁
9を駆動する。リンク7aと前記モータとは電磁クラッ
チ(図示しない)で連結され、制御装置6からの電磁ク
ラッチ信号で連結状態が制御される。
【0004】次に、前述のように構成された車両用定速
走行制御装置の動作について説明する。先ず、メインス
イッチ1が運転者によって投入され、自動車用バッテリ
4の電力が供給されると、制御装置6が動作を開始し、
車速センサ3の出力を処理する。車速センサ3は、車両
が走行している場合、走行速度vs に比例した周波数を
有するパルス列信号を出力しており、このパルス周期を
制御装置6が計測することによって走行速度vs が求め
られる。ここで、運転者がセットスイッチ1を操作する
と、この信号が制御装置6に与えられ、この時の走行速
度vs が目標速度vr として記憶され、定速走行の制御
が開始される。その後、制御装置6は目標速度vr と時
々刻々求められている実際の走行速度vs とを比較し、
車両が目標速度vr で走行するよう制御信号を出力して
スロットルアクチュエータ7を駆動し、スロットル弁9
の開度を調節する。即ち、実際の走行速度vs が目標速
度vr より低い場合は、スロットル開制駆動信号を出力
してスロットル弁9を所定量開き、逆に高い場合はスロ
ットル閉制駆動信号を出力してスロットル弁9を所定量
閉じるよう制御するので、運転者がアクセルペダルを操
作することなく車両が一定速度で走行することになる。
【0005】このような定速走行の制御が行なわれてい
る途中で、運転者がブレーキ装置を操作すると、キャン
セルスイッチ2が動作し、定速走行の解除信号が制御装
置6に与えられる。制御装置6はこの信号を受けると直
ちに電磁クラッチを解放するための信号を出力し、スロ
ットルアクチュエータ7はこの信号を受けて電磁クラッ
チを解放する。従って、以後は、運転者がアクセルペダ
ルによってスロットル弁9の開度を調整し、車両の走行
速度を制御する。
【0006】ところで、自動変速機付車両では、道路の
上り坂と下り坂を走行する場合において、又は車両の重
量が変動した場合等においては、同一のギア比では一定
速度を保持できない。そのために、一定速度を保って走
行しようとする場合、ギア比を変更すると共に、ギア比
が異なると、同一の制御量では駆動力変化に対応できな
いので、併せて制御量もギア比により変更していた。ま
た、手動変速機車両においては定速走行制御装置による
自動変速は不可能なので行なっていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の車両用定速走行制御装置においては、自動変速機用
の車種或いは手動変速機用の車種に夫々専用の装置を装
着したり、自動変速機と手動変速機とを搭載した車両に
あっては、外部切換手段等を装着し、これによって自動
及び手動変速機の切り換えを行なっていた。従って、車
両の車体配線数、制御装置の機種が多くなるという問題
点があった。
【0008】この発明は、上述の問題点を解決するため
になされたもので、同一装置により自動変速機或いは手
動変速機の区別を行ない、車両の機種統一ができる車両
用定速走行制御装置を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る車両用定速走行制御装置は、車両の走行速度を検出す
る走行速度検出手段と、この走行速度検出手段からの走
行速度信号に基づいて車両の加速度を検出する加速度検
出手段と、一定の目標速度を設定する目標速度設定手段
と、この目標速度設定手段からの設定信号に基づいて目
標速度信号を発生する目標速度信号発生手段と、前記走
行速度信号と前期目標速度信号に基づいて速度偏差を求
める速度偏差演算手段と、前記車両の加速度と速度偏差
に基づいて前記目標速度と走行速度とを一致させるよう
に車両の駆動力を制御するための制御量を演算する制御
量演算手段と、前記制御量又は前記速度偏差に基づいて
変速手段のギア比を変更させる信号を出力するととも
に、前記変速手段が接続されていることを検出する変速
制御検知手段と、この変速制御検知手段からの出力信号
に基づいて、前記変速手段が接続されていることを検知
しているときに、前記ギア比の変更を行った場合には、
前記制御量演算手段によって演算された制御量を変更す
る一方、前記変速手段が接続されていることを検知して
いないときは、前記制御量を変更しないで出力する制御
量可変手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】この発明の請求項1に係る車両用定速走行制御
装置では、走行速度検出手段により車両の走行速度を検
出し、加速度検出手段が前記走行速度検出手段からの走
行速度信号に基づいて車両の加速度を検出する。また、
目標速度信号発生手段が一定の目標速度を設定し、この
目標速度設定手段からの設定信号に基づいて目標速度信
号を発生する。また、速度偏差演算手段が前記走行速度
信号と前記目標速度信号に基づいて速度偏差を求める。
また、制御量演算手段が前記車両の加速度と変速偏差に
基づいて前記目標速度と走行速度とを一致させるように
車両の駆動力を制御するための制御量を演算する。そし
て、変速制御検知手段が前記制御量又は前記速度偏差に
基づいて変速手段のギア比を変更させる信号を出力する
とともに、前記変速手段が接続されていることを検出
し、制御量可変手段が前記変速制御検知手段からの出力
信号に基づいて、前記変速手段が接続されているとき
に、前記ギア比の変更を行った場合には、前記制御量演
算手段によって演算された制御量を変更する一方、前記
変速手段が接続されていないときは、前記制御量を変更
しないで出力する。
【0011】
【実施例】
実施例1.以下にこの発明の実施例1を図について説明
する。図1は実施例1の主要構成を示すブロック図、図
2は図1を更に具体的に示すブロック図、図3はスロッ
トル弁の動作モードを示す図、図4は実施例1の動作を
説明するフローチャート、図5は車速センサの出力波形
を示す図である。尚、従来例と同一構成部分には同一符
号を付して説明する。
【0012】図において10は車両の走行速度を検出す
る走行速度検出手段、11は走行速度検出手段10より
走行速度信号が入力され、車両の加速度を所定時間毎に
検出する加速度検出手段、12は所望の目標速度を運転
者が設定する目標速度設定手段、13はこの目標速度設
定手段12の出力を受け、目標速度を表わす目標速度信
号を発生させる目標速度信号発生手段、14は目標速度
信号発生手段13によって発生された目標速度信号と走
行速度検出手段10によって検出された走行速度信号と
から速度偏差信号を演算する速度偏差演算手段、15は
この速度偏差演算手段14によって演算された速度偏差
信号と加速度検出手段11より発せられた加速度信号と
から制御信号を演算する制御量演算手段である。
【0013】更に、16は制御量演算手段15により演
算された制御量又は速度偏差信号よりギア比を変更させ
る信号を出力し且つ出力したことを検知することで後述
する変速手段が接続されていることを検知する変速制御
検知手段、17は変速制御検知手段16の出力信号に基
づきギア比の変更が行われたことを検知すると制御量を
可変とする一方、ギア比を変更させる信号を出力したに
もかかわらずその出力したことが検知できない場合は、
制御量を可変としないで出力する制御量可変手段、18
は制御量演算手段15の制御量が制御量可変手段17を
介して入力され、車両の駆動力を可変とする駆動力制御
手段であり、この駆動力制御手段18は、エンジン(図
示しない)の出力を調整するスロットル弁18aと、こ
のスロットル弁18aを駆動するスロットル弁駆動手段
18bとから構成されている。又、19は車両の変速を
行なう前述の変速手段である。
【0014】又、図2における1乃至5並びに8及び9
は図6に示したものと同一であり、セットスイッチ1
は、図1の目標速度設定手段12に、車速センサ3は、
図1の走行速度検出手段10にそれぞれ相当するもので
ある。更に、図2において、22はマイクロコンピュー
タ装置であり、このマイクロコンピュータ装置22はメ
インスイッチ5の投入によって動作し、セットスイッチ
1、キャンセルスイッチ2及び車速センサ3からの信号
を入力処理する入力回路22aと、命令プログラムが記
憶されたROM及びRAMからなるメモリ22bと、制
御信号を出力する出力回路22cと、メモリ22bの命
令プログラムに従って動作し、入力回路22aからの信
号を処理・演算して出力回路22cに出力するCPU2
2dとによって構成されている。
【0015】23はマイクロコンピュータ装置22の制
御信号y1 によって制御される電磁弁であり、この電磁
弁23は負圧源(図示しない)に連通した出力管23a
と入力管23bとを、制御信号y1 が“L”レベルのと
き非連通とし、“H”レベルのとき図示矢印A方向に連
通させる。24はマイクロコンピュータ装置22の制御
信号y2 によって制御される電磁弁であり、この電磁弁
24は大気に解放された入力管24aと出力管24bと
を、制御信号y2 が“L”レベルのとき図示矢印B方向
に連通させ、“H”レベルのときには非連通にする。2
5は電磁弁23の入力管23b及び電磁弁24の出力管
24bが接続され、ロッド25aを介してスロットル弁
9を駆動するダイヤフラム装置で、入力管23b及び出
力管24bに連通した空気室25bを形成する筺体25
c及びロッド25aが装着されたダイヤフラム25d
と、このダイヤフラム25dと筺体25cとの間に装着
され、ダイヤフラム25dを図示右方向に押圧するよう
作用するスプリング25eとを備えたものであり、電磁
弁23及び24とによってスロットル弁駆動手段7が構
成されている。
【0016】このスロットル弁駆動手段7は図3に示す
ように、3つの動作モードを有しており、制御信号y1
及びy2 がともに“H”レベルのときの加速モードにお
いては、電磁弁23は連通し、電磁弁24は非連通とな
るので、ダイヤフラム装置25の空気室25bは負圧源
とだけ連通し、ダイヤフラム25dは図示左方向へ移動
するからスロットル弁9は開き、車両は加速される。
【0017】また、制御信号y1 及びy2 がともに
“L”レベルのときの減速モードにおいては、電磁弁2
3は非連通となり、電磁弁24は連通するので空気室2
5bは大気にだけ連通し、ダイヤフラム25dはスプリ
ング25eに押されて図示右方向へ移動する。よって、
スロットル弁9は閉じ、車両は減速される。
【0018】更に、制御信号y1 及びy2 がそれぞれ
“L”レベル及び“H”レベルのときの保持モードにお
いては、電磁弁23及び24はともに非連通となるの
で、空気室25bは負圧源及び大気のいずれにも非連通
となり、ダイヤフラム25dは移動しないので、スロッ
トル弁9の開度は一定になる。
【0019】また、図2において、変速制御検知手段1
6は、出力回路22cからの駆動信号によりオンし、後
述するIG(イグニッション)電源から変速ソレノイド
に駆動電流を供給するためのスイッチトランジスタ16
aと、このスイッチトランジスタ16aのIG電流側が
実際にIG電源に接続されていることを検出するための
比較回路16bとから構成されている。
【0020】そして、図2において、26は変速ギア変
更用の変速ソレノイド、27はこの変速ソレノイド26
に駆動電流を供給するためのIG電源、28はこのIG
電源27と変速ソレノイド26との接断を行なう、自動
/手動切換えスイッチ、29は自動/手段切換えスイッ
チ28が手動側に接続されているときに点灯するインジ
ケータランプである。
【0021】次に、実施例1の動作を図4について説明
する。先ず、メインスイッチ5が投入されると、マイク
ロコンピュータ装置22は給電を受けて動作を始め、メ
インルーチン処理(ステップS101)を実行する。一
方、車両が走行していると、図5に示すように車速セン
サ3が走行速度に比例した周波数を持つパルス列信号を
出力し、このパルス列信号の立ち上がりが入力された時
刻tn をタイマー(図示しない)から読込み、前回の立
ち上がりの時刻tn-1 との差△t(tn −tn- 1 )、す
なわち周期を求め、その逆数値から走行速度Vn が換算
される(ステップS102)。
【0022】次に、走行中、運転者が定速走行を開始す
るためにセットスイッチ1を操作すると、マイクロコン
ピュータ装置22は、このスイッチ操作を受け(ステッ
プS103)、セットスイッチ1からの信号を受けたと
判断すると(ステップS104)、この走行速度信号V
n を目標速度信号VM に定め(ステップS105)、ス
テップS106に示すように、定速走行中か、否かを示
すフラッグFに定速中であることを示すH(=1)を設
定する(ステップS106)。
【0023】マイクロコンピュータ装置22から所定時
間ごとに出力時間の加速モード又は減速モードの出力が
スロットル弁駆動手段18bに与えられ、加速モードの
ときには、ダイヤフラム装置25の空気室25bが縮小
され、従ってダイヤフラム25dが図示左方向に移動
し、スロットル弁9が所定量開く。また、減速モードの
ときには空気室25bが拡大し、従ってダイヤフラム2
5dが図示右方向に移動し、スロットル弁9が所定量閉
じる。
【0024】次に、目標速度信号Vn と走行速度信号V
n とから速度偏差信号εn (Vn −VM )(ステップS
107)を求め、ステップS108に示す様に、加速度
信号αn 、即ち(Vn −Vn-1 )/t0 を求め、更に、
ステップ109に示す様に、制御信号y1 及びy2 を出
力する制御量Tn (K1εn +K2αn )を求める。但
し、K1 は速度偏差εn から制御量Tn を得るための係
数、K2 は加速度αn から制御量Tn を得るための係数
である。そして、速度ギアが3速中(ステップS11
0)でなく、速度偏差εが負の値(ステップS111)
で、その絶対値が所定値aより大きい(ステップS11
2)ならば、速度ギアのODフラッグを3速に設定(ス
テップS113)し、ステップS114に示す様に、ギ
アダウン出力を行なう。その後、自動変速機制御の有無
の確認(ステップS115)を行ない、この自動変速機
制御の接続を確認(ステップS116)後、制御量Tn
(K3n )を可変(ステップS117)させ、この制
御量Tn が負の値(ステップS118)の場合は、加速
出力(ステップS119)モードとし、Tn が正の値
(ステップS120)の場合は、減速出力モード(ステ
ップS121)とし、Tn が0の場合は、保持モード
(ステップS122)とする。但し、手動変速機の場合
は、制御量Tn はそのまま出力する。又、変速モードを
3速から4速に復帰させるには、変速偏差εが負の値
(ステップS123)で、その絶対値が所定値bより小
さく(ステップS124)なると、変速モードを4速
(ステップS125)にシフトアップ(ステップS12
6)する。
【0025】尚、ステップS104でセットスイッチ1
からの信号が判断されない場合はその信号がキャンセル
されたか否かが判断され(ステップS127)、キャン
セルが判断されなかった場合は定速走行中であるか否か
が判断される(ステップS128)。そしてステップS
127でキャンセルが判断された場合、もしくはステッ
プS128で定速走行が判断されなかった場合は、定速
走行を示すとともに速度ギアが4速中であることを示し
(ステップS129)、その他の場合はステップS10
6に進む。
【0026】ここで、自動変速機(図示しない)の接続
の有無の確認方法について説明する。自動変速機が接続
されている場合は、IG電源27が自動/手段切換えス
イッチ28を介して変速制御検知手段16のスイッチト
ランジスタ16aに接続され、比較回路16bより
“H”レベル信号が出力されて、CPU22dに入力さ
れている。他方自動変速機(図示しない)が接続されて
いない場合は、自動/手動切換えスイッチ28がスイッ
チトランジスタ16aに接続されないため、比較回路1
6bより“L”レベル信号が出力されて、CPUに入力
されている。したがって、自動変速機用車両に搭載され
ている変速ソレノイド26を駆動制御すると共に、その
変速ソレノイド26を流れる電流を検出することにより
IG電源27の接続、即ち自動変速機の接続を判定する
ことができる。したがって、変速制御検知手段16によ
り自動変速機と手動変速機とを区別し、制御量を可変と
する制御量可変手段17を設けたので、実施例1では自
動及び手動変速機用車両の両方に使用することができ
る。
【0027】実施例2.なお、前述の実施例1は変速ソ
レノイド26を直接的にIG電源27に接続して駆動す
る方式にて示したが、図6に示した様に自動変速制御装
置30に自動変速解除要求信号を出力したときに、変速
ソレノイド26を駆動するタイプの車両においても同様
の構成にて実現することができる。
【0028】また、スロットルアクチュエータ7をエン
ジンのマニホールド負圧を駆動源とするものにて説明し
たが、従来例に示したモータを用いたものや、負圧源を
自分で発生するタイプのものでも同様の効果を奏するこ
とは明白である。
【0029】また、変速制御検知手段16の信号を制御
量可変手段17に伝え制御量を可変する様に示してある
が単純に制御量を変更するだけでなく、故障診断機能の
内容変更など、自動変速制御と手動変速制御の相違点を
切換えるポイントとして使用できることは明白である。
【0030】以上に説明した実施例1,2より明らかな
ように、車速センサ3は請求項における走行速度検出手
段を構成し、マイクロコンピュータ装置22は、請求項
における加速度検出手段、目標速度信号発生手段、速度
偏差演算手段、制御量演算手段及び制御量演算手段を構
成している。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の請求項
1に係る車両用定速走行制御装置によれば、車両の走行
速度を検出する走行速度検出手段と、この走行速度検出
手段からの走行速度信号に基づいて車両の加速度を検出
する加速度検出手段と、一定の目標速度を設定する目標
速度設定手段と、この目標速度設定手段からの設定信号
に基づいて目標速度信号を発生する目標速度信号発生手
段と、前記走行速度信号と前期目標速度信号に基づいて
速度偏差を求める速度偏差演算手段と、前記車両の加速
度と速度偏差に基づいて前記目標速度と走行速度とを一
致させるように車両の駆動力を制御するための制御量を
演算する制御量演算手段と、前記制御量又は前記速度偏
差に基づいて変速手段のギア比を変更させる信号を出力
するとともに、前記変速手段が接続されていることを検
出する変速制御検知手段と、この変速制御検知手段から
の出力信号に基づいて、前記変速手段が接続されている
ことを検知しているときに、前記ギア比の変更を行った
場合には、前記制御量演算手段によって演算された制御
量を変更する一方、前記変速手段が接続されていること
を検知していないときは、前記制御量を変更しないで出
力する制御量可変手段とを備えたため、自動変速機付車
両及び手動変速機付車両の双方の車両に統一的に使用で
き、その機種統一を図ることができ、もって機種の削減
及び自動変速と手動変速識別のための配線数の増加を防
止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の主要構成を示すブロック
図である。
【図2】実施例1を更に具体的に示すブロック図であ
る。
【図3】スロットル弁の動作モードを示す図である。
【図4】実施例1の動作を示すフローチャートである。
【図5】車速センサの出力波形を示す図である。
【図6】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図7】従来の車両用定速走行制御装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】
3 車速センサ 10 走行速度検出手段 11 加速度検出手段 12 目標速度設定手段 13 目標速度信号発生手段 14 速度偏差演算手段 15 制御量演算手段 16 変速制御検知手段 17 制御量可変手段 22 マイクロコンピュータ装置 26 変速ソレノイド 28 自動/手動切換えスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行速度を検出する走行速度検出
    手段と、 この走行速度検出手段からの走行速度信号に基づいて車
    両の加速度を検出する加速度検出手段と、 一定の目標速度を設定する目標速度設定手段と、 この目標速度設定手段からの設定信号に基づいて目標速
    度信号を発生する目標速度信号発生手段と、 前記走行速度信号と前記目標速度信号に基づいて速度偏
    差を求める速度偏差演算手段と、 前記車両の加速度と速度偏差に基づいて前記目標速度と
    走行速度とを一致させるように車両の駆動力を制御する
    ための制御量を演算する制御量演算手段と、 前記制御量又は前記速度偏差に基づいて変速手段のギア
    比を変更させる信号を出力するとともに、前記変速手段
    が接続されていることを検出する変速制御検知手段と、 この変速制御検知手段からの出力信号に基づいて、前記
    変速手段が接続されていることを検知しているときに、
    前記ギア比の変更を行った場合には、前記制御量演算手
    段によって演算された制御量を変更する一方、前記変速
    手段が接続されていることを検知していないときは、前
    記制御量を変更しないで出力する制御量可変手段と、 を備えたことを特徴とする車両用定速走行制御装置。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59134351A (ja) * 1983-01-21 1984-08-02 Toyota Motor Corp エンジンの電子制御装置における変速機判別方法
JPS6196157A (ja) * 1984-10-17 1986-05-14 Toyota Motor Corp アイドル回転数制御方法
JPS61275534A (ja) * 1985-05-30 1986-12-05 Honda Motor Co Ltd 内燃エンジンの電子制御装置の仕様切換方法
JPH02271045A (ja) * 1989-04-10 1990-11-06 Mazda Motor Corp エンジンの燃料制御装置
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