JPH0648043U - メモリカードのデータ保護装置 - Google Patents
メモリカードのデータ保護装置Info
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- JPH0648043U JPH0648043U JP8579692U JP8579692U JPH0648043U JP H0648043 U JPH0648043 U JP H0648043U JP 8579692 U JP8579692 U JP 8579692U JP 8579692 U JP8579692 U JP 8579692U JP H0648043 U JPH0648043 U JP H0648043U
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- card
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カ−ド挿入後アクセス中にメモリカ−ドを抜
き取ることによるデ−タの破壊を防ぐ。 【構成】 測量機器のケ−ス1のカ−ド挿入口に開閉可
能なドア2を設け、このドア2の開閉状態を検知するド
ア開閉検知センサ3をケ−ス1内に設け、カ−ド挿入後
アクセス中にドア2が開いたとき、ドア開閉検知センサ
3が検知し、ドア開閉検知信号を検知信号処理回路4に
送出し、ドア開閉検知信号を受けた検知信号処理回路4
はCPU5に割込み信号を送出し、CPU5は割込み信
号に基づいてメモリカ−ド6へのアクセスを中止する。
このようにして不意にメモリカ−ド6を抜き取ることに
よるデ−タの破壊を防ぐ。
き取ることによるデ−タの破壊を防ぐ。 【構成】 測量機器のケ−ス1のカ−ド挿入口に開閉可
能なドア2を設け、このドア2の開閉状態を検知するド
ア開閉検知センサ3をケ−ス1内に設け、カ−ド挿入後
アクセス中にドア2が開いたとき、ドア開閉検知センサ
3が検知し、ドア開閉検知信号を検知信号処理回路4に
送出し、ドア開閉検知信号を受けた検知信号処理回路4
はCPU5に割込み信号を送出し、CPU5は割込み信
号に基づいてメモリカ−ド6へのアクセスを中止する。
このようにして不意にメモリカ−ド6を抜き取ることに
よるデ−タの破壊を防ぐ。
Description
【0001】
この考案はメモリカ−ドのデ−タ保護装置に関し、特にト−タルステ−ション やデ−タコレクタ等の測量機器に使用するメモリカ−ドのデ−タを保護するデ− タ保護装置に関する。
【0002】
日本電子工業振興協会で標準化されているメモリカ−ドには、そのカ−ドがト −タルステ−ション等の測量機器に正しく挿入されたかどうかを検出する機能が 付いている。図3はカ−ド挿入検出回路を示す回路図である。測量機器31には 、メモリカ−ド30の接続端子部に対応するコネクタ32が設けられている。コ ネクタ32の端子32aはアンプ33aの入力側に接続され、端子32bはアン プ33bの入力側に接続されている。端子32a及びアンプ33a間、端子32 b及びアンプ33b間にはそれぞれ抵抗34a,34bを介して電源ラインが接 続されている。
【0003】 メモリカ−ド30をコネクタ32に差し込み、メモリカ−ド30の端子30a ,30bがコネクタ32の端子32a,32bにそれぞれ接続されたとき、アン プ33a,33bの入力側電圧が下がってアンプ33a,33bの出力A,Bの レベルがそれぞれ同じ方向に変化するので、メモリカ−ド30がコネクタ32に 正しく差し込まれたことを検出することができる。これに対し、メモリカ−ド3 0の端子30a,30bの一方又は両方がコネクタ32の端子32a,32bに 接続されていないとき、アンプ33a,33bの出力A,Bのレベルは一方だけ が変化するか、又は両方とも変化しないことになり、メモリカ−ド30がコネク タ32に正しく差し込まれていないことが検出される。
【0004】
ところが、前述の測量機器ではメモリカ−ド30がコネクタ32に正しく差し 込まれた後、メモリカ−ド30にアクセスしているときに、即ちメモリカード3 0に電圧が供給され、カードとの間でデータの読出、書込みが行われているとき 、メモリカ−ド30を引き抜く(活線押板)と、アクセス前のデ−タが破壊され てしまうという問題があった。
【0005】 この考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はカ−ド挿入後 アクセス中にメモリカ−ドを抜き取ることによるデ−タの破壊を防ぐことができ るメモリカ−ドのデ−タ保護装置を提供することである。
【0006】
前述の課題を解決するため請求項1記載の考案のメモリカ−ドのデ−タ保護装 置は、メモリカ−ドの抜取り操作の開始を検知する抜取り操作検知手段と、メモ リカ−ドへの電圧供給中に前記メモリカ−ドの抜取り操作が開始されたとき、そ の電圧供給を中止するデ−タ保護手段とを備えている。
【0007】 また、請求項2記載の考案のメモリカードのデータ保護装置は、メモリカ−ド 挿入口に開閉可能に設けられたドアと、このドアの開閉状態を検知するドア開閉 検知手段と、メモリカ−ドへの電圧供給中に前記ドアが開いたとき、その電圧供 給を中止するデ−タ保護手段とを備えている。
【0008】
カ−ド挿入後アクセス中不意にメモリカ−ドを抜き取ろうとしても、抜取り動 作を事前に感知し、メモリカ−ドへの電圧供給が中止されるので、メモリカ−ド のデ−タの破壊は免れる。
【0009】 また、カ−ド挿入口に開閉可能なドアを設けるようにすれば、差し込んだとき メモリカ−ド全体が機器のケ−スとドアとによってカバ−されるので、メモリカ −ドは外部からの衝撃を直接受けないとともに、カ−ド挿入口からの水や塵の侵 入を防ぐことができる。
【0010】
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1はこの考案の一実施例に係るメモリカ−ドのデ−タ保護装置のブロック図 である。測量機器のケ−ス1にはカ−ド挿入口が設けられ、そのカ−ド挿入口に はドア2が開閉可能に設けられている。ケ−ス1内のカ−ド挿入口近傍には、ド ア2の開閉状態を検知するフォトインタラプタ等のドア開閉検知センサ3が配設 されている。ドア開閉検知センサ3は、検知信号処理回路4に接続され、ドア開 閉検知信号を送出する。検知信号処理回路4は、CPU5に接続され、ドア開閉 検知センサ3からのドア開閉検知信号に基づいてメモリカ−ド6へのアクセスを 中止させる割込み信号をCPU5に送出する。
【0012】 また、ケ−ス1内には検知信号処理回路4に接続された図示しないコネクタと 、図3のカ−ド挿入検出回路と同様の回路とが配設され、メモリカ−ド6の挿入 状態を検知し、カ−ド挿入状態検知信号を検知信号処理回路4に送出する。
【0013】 図2はデ−タ保護プログラムのフロ−チャ−トである。この実施例のメモリカ −ドのデ−タ保護装置の動作を図2に基づいて説明する。
【0014】 まず、ドア2を開けてメモリカ−ド6をカ−ド挿入口に差し込む(ステップ1 1)。次に、ドア2が閉じ、しかもメモリカ−ド6が正しく挿入されたか否かを 判断する(ステップ12)。ドア2の開閉状態はドア開閉検知センサ3が検知し 、ドア開閉検知信号を送出する。また、メモリカ−ド6が正しく挿入されたか否 かについては、検知信号処理回路4からの信号に基づいてCPU5が確認する。
【0015】 このステップ12の答が否定(no)、すなわちドア2は開いているが、メモ リカ−ド6は正しく挿入されているとき、ドア2は閉じているが、メモリカ−ド 6は正しく挿入されていないとき、及びドア2は開き、しかもメモリカ−ド6も 正しく挿入されていないときの3つの状態のいずれかに該当するとき、ステップ 11に戻り、メモリカ−ド6を入れ直す。
【0016】 ステップ12の答が肯定(yes)、すなわちドア2が閉じ、メモリカ−ド6 も正しく挿入されているとき、CPU5はメモリカ−ド6へのアクセスを開始し (ステップ13)、プログラムを実行する(ステップ14)。
【0017】 次に、ドア2が開いたか否か判断する(ステップ15)。このステップではア クセス中のメモリカ−ド6の引抜きや、何等かの原因でドア2が開いたりしない かを監視する。
【0018】 このステップ15の答が肯定(yes)、すなわちアクセス中にドア2が開い たとき、ドア開閉検知センサ3が検知し、ドア開閉検知信号を検知信号処理回路 4に送出し、ドア開閉検知信号を受けた検知信号処理回路4はCPU5に割込み 信号を送出する(ステップ19)。たとえば、10個のデータをメモリカード6 に書き込んでいるとき、2個目のデータを書込み中にドア2が開き、割込信号が 発生すると、CPU5は、2個目のデータの書込みが終了するまで継続してデー タ書込みを行い、その後割込信号による別プログラムを起動して電圧供給を中止 し(ステップ20)、プログラムを終了する(ステップ21)。したがって、2 個目までのデータは正常に書き込まれている。
【0019】 最後に、メモリカ−ド6を取り出す(ステップ18)。
【0020】 前記ステップ15の答が否定(no)、すなわちアクセス中にドア2が閉じ続 けているとき、引き続きプログラムを実行し、その後プログラムを終了する(ス テップ16)。そして、ドア2を開け(ステップ17)、メモリカ−ド6を取り 出す(ステップ18)。
【0021】 この実施例のメモリカ−ドのデ−タ保護装置によれば、測量機器のケ−ス1の カ−ド挿入口に開閉可能なドア2を設け、このドア2の開閉状態をドア開閉検知 センサ3で検知し、カ−ド挿入後アクセス中にドア2が開いたとき、ドア2が開 いた状態をメモリカ−ド6の抜取り動作開始とみなしてメモリカ−ド6へのアク セスを中止するようにしたので、不意にメモリカ−ド6を抜き取ることによるデ −タの破壊を防ぐことができる。
【0022】 また、カ−ド挿入口に開閉可能なドア2を設けたので、メモリカ−ド6を差し 込んだとき、そのメモリカ−ド6全体が測量機器のケ−ス1とドア2とによって カバ−され、メモリカ−ド6は外部からの衝撃を直接受けないとともに、カ−ド 挿入口からの水や塵の侵入をも防ぐことができ、測量機器の屋外使用に資する。
【0023】 前述の実施例では、測量機器のケ−ス1のカ−ド挿入口に開閉可能なドア2を 設け、このドア2の開閉状態をドア開閉検知センサ3で検知する構成を採用した 場合について述べたが、これに代え、カ−ド挿入口付近に物体が近付くと反応す る図示しない抜取り操作検知センサを配設し、例えばメモリカ−ド6を抜き取ろ うとする指がカ−ド挿入口に近付いたとき、メモリカ−ド6の抜取り操作が開始 されたと判断してメモリカ−ド6へのアクセスを中止するようにしてもよいし、 又は図示しないイジェクトボタンに触れたときに抜取り操作検知センサが反応す るようにしてもよい。これらの実施例のメモリカ−ドのデ−タ保護装置によれば 前述の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0024】 なお、前述の実施例では、割込み信号が発生すると別プログラムによってメモ リカード6へのアクセスを停止し、すぐに電圧供給を中止したが、これに代え、 アクセスを停止した後、操作者にメモリカード6を抜取るか、メモリカード6の 処理(アクセス)を継続するかを判断させ、抜取るときに電圧供給を中止するよ うにしてもよい。
【0025】 また、この明細書中メモリカ−ドとはメモリの他にマイクロプロセッサをも内 蔵するものも含まれるものとする。
【0026】
以上説明したようにこの考案のメモリカ−ドのデ−タ保護装置によれば、カ− ド挿入後アクセス中にメモリカ−ドを抜き取ろうとしても、抜取り動作を事前に 感知し、メモリカ−ドへの電圧供給が中止されるので、メモリカ−ドのデ−タの 破壊を防ぐことができる。
【0027】 また、カ−ド挿入口に開閉可能なドアを設け、このドアの開閉状態をドア開閉 検知手段で検知し、カ−ド挿入後アクセス中にドアが開いたとき、ドアが開いた 状態をメモリカ−ドの抜取り開始動作とみなしてメモリカ−ドへのアクセスを中 止するようにしたので、アクセス中不意にメモリカ−ドが抜き取られることによ るメモリカ−ドのデ−タの破壊を防ぐことができとともに、メモリカ−ドを差し 込んだとき、そのメモリカ−ド全体が機器のケ−スとドアとにカバ−され、メモ リカ−ドは外部からの衝撃を直接受けないとともに、カ−ド挿入口からの水や塵 の侵入を防ぐことができ、機器の屋外使用に資する。
【図1】図1はこの考案の一実施例に係るメモリカ−ド
のデ−タ保護装置のブロック図である。
のデ−タ保護装置のブロック図である。
【図2】図2はデ−タ保護プログラムのフロ−チャ−ト
である。
である。
【図3】図3はカ−ド挿入検出回路を示す回路図であ
る。
る。
1 測量機器のケ−ス 2 ドア 3 ドア開閉検知センサ 4 検知信号処理回路 5 CPU 6 メモリカ−ド
Claims (2)
- 【請求項1】 メモリカ−ドの抜取り操作の開始を検知
する抜取り操作検知手段と、 メモリカ−ドへの電圧供給中に前記メモリカ−ドの抜取
り操作が開始されたとき、その電圧供給を中止するデ−
タ保護手段と、 を備えたことを特徴とするメモリカ−ドのデ−タ保護装
置。 - 【請求項2】 メモリカ−ド挿入口に開閉可能に設けら
れたドアと、 このドアの開閉状態を検知するドア開閉検知手段と、 メモリカ−ドへの電圧供給中に前記ドアが開いたとき、
その電圧供給を中止するデ−タ保護手段と、 を備えたことを特徴とするメモリカ−ドのデ−タ保護装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8579692U JPH0648043U (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | メモリカードのデータ保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8579692U JPH0648043U (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | メモリカードのデータ保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648043U true JPH0648043U (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=13868852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8579692U Pending JPH0648043U (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | メモリカードのデータ保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648043U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6436301A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-07 | Toshiba Corp | Electronic equipment device |
JPH01296324A (ja) * | 1988-05-24 | 1989-11-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 端末装置 |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP8579692U patent/JPH0648043U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6436301A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-07 | Toshiba Corp | Electronic equipment device |
JPH01296324A (ja) * | 1988-05-24 | 1989-11-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 端末装置 |
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