JPH0647705Y2 - 成形型 - Google Patents
成形型Info
- Publication number
- JPH0647705Y2 JPH0647705Y2 JP8862189U JP8862189U JPH0647705Y2 JP H0647705 Y2 JPH0647705 Y2 JP H0647705Y2 JP 8862189 U JP8862189 U JP 8862189U JP 8862189 U JP8862189 U JP 8862189U JP H0647705 Y2 JPH0647705 Y2 JP H0647705Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- die
- mold
- gate
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はたとえば射出成形等に用いられる成形型に関
し、特に環状ゲートを有するものに関する。
し、特に環状ゲートを有するものに関する。
(従来の技術) 従来のこの種の成形型としては、たとえば第5図および
第6図に示すようなものがある。すなわち、この成形型
100は上型101と下型102とを備え、これら上型101と下型
102との合せ面間に中空の空間103が形成されるようにな
っている。この空間103内に下型102に嵌合するコア104
が挿入され、このコア104の周りを取り囲むように環状
のキャビティ105が形成されている。そして、コア先端
部104cは上型101の内壁に設けられた凹部114に挿入さ
れ、このコア先端部104c外周と凹部114内周との間に上
記キャビティ105が連通する環状ゲート107が形成されて
いる。一方、上型101には凹部114に連通するスプル106
が設けられており、成形材料は、このスプル106を通じ
て凹部114とコア先端部104cとの間の空間に入り、環状
ゲート107を通じてキャビティ105内に充填されるように
なっている。
第6図に示すようなものがある。すなわち、この成形型
100は上型101と下型102とを備え、これら上型101と下型
102との合せ面間に中空の空間103が形成されるようにな
っている。この空間103内に下型102に嵌合するコア104
が挿入され、このコア104の周りを取り囲むように環状
のキャビティ105が形成されている。そして、コア先端
部104cは上型101の内壁に設けられた凹部114に挿入さ
れ、このコア先端部104c外周と凹部114内周との間に上
記キャビティ105が連通する環状ゲート107が形成されて
いる。一方、上型101には凹部114に連通するスプル106
が設けられており、成形材料は、このスプル106を通じ
て凹部114とコア先端部104cとの間の空間に入り、環状
ゲート107を通じてキャビティ105内に充填されるように
なっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記した従来技術の場合には、環状ゲート
107を構成する上型101とコア先端部104cとの芯合せは、
コア104が嵌合される下型102を介して間接的に行なう構
造となっていたので、環状ゲート107のゲートスキマを
円周方向に均一にすること、すなわちゲートバランスを
とることが困難であった。
107を構成する上型101とコア先端部104cとの芯合せは、
コア104が嵌合される下型102を介して間接的に行なう構
造となっていたので、環状ゲート107のゲートスキマを
円周方向に均一にすること、すなわちゲートバランスを
とることが困難であった。
この従来例の場合にはコア104が互いに嵌合する第1コ
ア104Aと第2コア104Bとの分割構成となっており、環状
ゲート107部位におけるコア先端部104cと上型101との芯
出しは、第1コア104Aと第2コア104Bとの嵌合部108
と、第1コア104Aと下型102との嵌合部109、さらに図示
しない下型102と上型101間のノック、ブッシュによる芯
合せの構造となっている。そのため、環状ゲート107に
おける芯合せ精度は各金型の加工精度および各嵌合部の
スキマの集積となってしまい、ゲートスキマが不均一に
なりやすい。
ア104Aと第2コア104Bとの分割構成となっており、環状
ゲート107部位におけるコア先端部104cと上型101との芯
出しは、第1コア104Aと第2コア104Bとの嵌合部108
と、第1コア104Aと下型102との嵌合部109、さらに図示
しない下型102と上型101間のノック、ブッシュによる芯
合せの構造となっている。そのため、環状ゲート107に
おける芯合せ精度は各金型の加工精度および各嵌合部の
スキマの集積となってしまい、ゲートスキマが不均一に
なりやすい。
このようなゲートスキマの不均一により、次のような問
題点が生じていた。
題点が生じていた。
環状ゲート107のスキマが大きい部分よりキャビテ
ィ105内に早くゴム生地等の成形材料が充填され、スキ
マが最小部分からの材料の充填が遅れる。そのため成形
材料がキャビティ105の上部から均一に充填されていか
ず、第7図に示すように最終充填部110に成形不良が発
生する。この成形不良の内容としては、成形材料の融合
不良や、成形時に発生するガス溜りによるヤケや欠肉等
がある。
ィ105内に早くゴム生地等の成形材料が充填され、スキ
マが最小部分からの材料の充填が遅れる。そのため成形
材料がキャビティ105の上部から均一に充填されていか
ず、第7図に示すように最終充填部110に成形不良が発
生する。この成形不良の内容としては、成形材料の融合
不良や、成形時に発生するガス溜りによるヤケや欠肉等
がある。
また、型開き後に成形品111からスプル106部分で固
まった材料のバリ112をむしり取って仕上げを行なう
が、その際にゲート107の厚さが円周方向に均一でない
と、部分的にバリ残り113が大きくなる。そのため、後
で当該バリ残り部113のバリ取り作業が必要となり、仕
上げ工数が増加し生産性が悪い。
まった材料のバリ112をむしり取って仕上げを行なう
が、その際にゲート107の厚さが円周方向に均一でない
と、部分的にバリ残り113が大きくなる。そのため、後
で当該バリ残り部113のバリ取り作業が必要となり、仕
上げ工数が増加し生産性が悪い。
さらに、コア104と上型101との芯ズレ量がゲートス
キマよりも大きくなると、ゲート部にてコア104と上型1
01との型カジリが発生してしまう。このような型カジリ
が発生すると、型の寿命が短くなると共に、成形不良や
ゲートのバリ厚の不均一が一層大きくなる。
キマよりも大きくなると、ゲート部にてコア104と上型1
01との型カジリが発生してしまう。このような型カジリ
が発生すると、型の寿命が短くなると共に、成形不良や
ゲートのバリ厚の不均一が一層大きくなる。
本考案は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、環状ゲートを構
成するコアと上型との間に直接芯合せをする構造を設け
ることにより、環状ゲートのゲートバランスを向上させ
ると共に型カジリの防止を図り得る成形型を提供するこ
とにある。
れたもので、その目的とするところは、環状ゲートを構
成するコアと上型との間に直接芯合せをする構造を設け
ることにより、環状ゲートのゲートバランスを向上させ
ると共に型カジリの防止を図り得る成形型を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案にあっては、上型と
下型との合せ面間に空間を形成すると共に、この空間内
に下型に嵌合するコアを挿入してコアの周りに環状のキ
ャビティを形成し、一方コア先端部を上型内壁に設けた
凹部に挿入してコア先端部外周と凹部内周との間に上記
キャビティと連通する環状ゲートを形成し、上型には凹
部に連通するスプルを設けた成形型において、 前記コア先端部に、前記環状ゲートよりも成形材料の流
れ方向上流側において上型の凹部内周と嵌合してコアと
上型間の芯合せを行なう嵌合部を設けると共に、この嵌
合部には成形材料の流通を許容する通路を設けて成るこ
とを特徴とする。
下型との合せ面間に空間を形成すると共に、この空間内
に下型に嵌合するコアを挿入してコアの周りに環状のキ
ャビティを形成し、一方コア先端部を上型内壁に設けた
凹部に挿入してコア先端部外周と凹部内周との間に上記
キャビティと連通する環状ゲートを形成し、上型には凹
部に連通するスプルを設けた成形型において、 前記コア先端部に、前記環状ゲートよりも成形材料の流
れ方向上流側において上型の凹部内周と嵌合してコアと
上型間の芯合せを行なう嵌合部を設けると共に、この嵌
合部には成形材料の流通を許容する通路を設けて成るこ
とを特徴とする。
(作用) 上記構成の成形型にあっては、型締めした際にコア先端
部に設けた嵌合部が上型の凹部内周に嵌合し、上型とコ
ア先端部とが直接芯合せされる。この芯合せにより、環
状ゲートのゲートスキマが円周方向に均一に設定され
る。
部に設けた嵌合部が上型の凹部内周に嵌合し、上型とコ
ア先端部とが直接芯合せされる。この芯合せにより、環
状ゲートのゲートスキマが円周方向に均一に設定され
る。
また、成形時にあっては、成形材料は嵌合部に設けた通
路を通じて環状ゲートに到り、キャビティ内に充填され
る。
路を通じて環状ゲートに到り、キャビティ内に充填され
る。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。本考
案の一実施例に係る成形型を示す第1図乃至第4図にお
いて、本実施例にあってはゴム製のダストブーツを射出
成形する場合の成形型10を例示している。
案の一実施例に係る成形型を示す第1図乃至第4図にお
いて、本実施例にあってはゴム製のダストブーツを射出
成形する場合の成形型10を例示している。
この成形型10は、概略上型1と、下型2と、この下型2
に嵌合されるコア4とから構成されている。上型1と下
型2との合せ面間には中空の空間3が形成されており、
空間3内に挿入されるコア4によって環状のキャビティ
5を構成している。
に嵌合されるコア4とから構成されている。上型1と下
型2との合せ面間には中空の空間3が形成されており、
空間3内に挿入されるコア4によって環状のキャビティ
5を構成している。
上型1は環状の第1上型1Aと、この第1上型1Aの内周に
いんろう嵌合される第2上型1Bとから構成され、この第
2上型1Bにはその中央にスプル61が貫通形成されてい
る。
いんろう嵌合される第2上型1Bとから構成され、この第
2上型1Bにはその中央にスプル61が貫通形成されてい
る。
また、下型2も環状の第1下型2Aと、この第1下型2A内
周にいんろう嵌合する第2下型2Bとから構成されてお
り、第1下型2Aの上面が第1上型1Aの下面と全面的に密
接するようになっている。そして、第2上型1Bと第2下
型2Bとがキャビティ5の長さ分だけ離間して対向配置さ
れている。
周にいんろう嵌合する第2下型2Bとから構成されてお
り、第1下型2Aの上面が第1上型1Aの下面と全面的に密
接するようになっている。そして、第2上型1Bと第2下
型2Bとがキャビティ5の長さ分だけ離間して対向配置さ
れている。
コア4は、下型2と上型1間の空間内に挿入される拳状
の頭部41と、第2下型2Bの中央に貫通する貫通孔21にガ
イドブッシュ22を介して挿通される中空の棒状部42とか
ら構成されている。そして、このコア4も2分割構成と
なっており、棒状部42と頭部41の基本的な構成を有する
第1コア4Aと、頭部41に設けられた孔43にガイドブッシ
ュ44を介して嵌合される第2コア4Bとを備えている。こ
の第1コア4Aの頭部41は、その下端面が第2下型2Bの上
面に当接して位置決めされる。
の頭部41と、第2下型2Bの中央に貫通する貫通孔21にガ
イドブッシュ22を介して挿通される中空の棒状部42とか
ら構成されている。そして、このコア4も2分割構成と
なっており、棒状部42と頭部41の基本的な構成を有する
第1コア4Aと、頭部41に設けられた孔43にガイドブッシ
ュ44を介して嵌合される第2コア4Bとを備えている。こ
の第1コア4Aの頭部41は、その下端面が第2下型2Bの上
面に当接して位置決めされる。
そして第2上型1Bと第2コア4Bとの間には成形材料とし
てのゴム生地のゴム溜り62が構成されており、第2コア
4Bの先端には、このゴム溜り62を取り囲むようなコア先
端部としての環状の突堤45が設けられている。
てのゴム生地のゴム溜り62が構成されており、第2コア
4Bの先端には、このゴム溜り62を取り囲むようなコア先
端部としての環状の突堤45が設けられている。
この環状突堤45の先端部外周は、第1上型1Aの内周にい
んろう嵌合する第2上型1Bの差し口11に設けられた凹部
12内周に挿入されている。そして、この環状突堤45の先
端部外周X2と凹部12の開口縁X1内周との間に、円周方向
全周にわたって僅少な隙間が形成され、この隙間によっ
て環状ゲート7を構成している。
んろう嵌合する第2上型1Bの差し口11に設けられた凹部
12内周に挿入されている。そして、この環状突堤45の先
端部外周X2と凹部12の開口縁X1内周との間に、円周方向
全周にわたって僅少な隙間が形成され、この隙間によっ
て環状ゲート7を構成している。
さらに、第2コア4Bの環状突堤45の先端面には、上記第
2上型1Bの凹部12内周にいんろう嵌合する嵌合部として
のインローガイド部81が設けられている。一方、凹部12
内周には開口縁X1側よりも縮径された段部82が設けられ
ていて、上記インローガイド部81はこの段部82内周に嵌
合して第2コア4Bと上型2間の芯合せを行なっている。
2上型1Bの凹部12内周にいんろう嵌合する嵌合部として
のインローガイド部81が設けられている。一方、凹部12
内周には開口縁X1側よりも縮径された段部82が設けられ
ていて、上記インローガイド部81はこの段部82内周に嵌
合して第2コア4Bと上型2間の芯合せを行なっている。
このインローガイド部81は円周方向に部分的に突設した
もので、各インローガイド部81,…間にコム生地の流通
を許容するように通路9が設けられている。この実施例
では、インローガイド部18は円周上に4等配または6等
配で設け、第2図および第3図に示すようにゴム生地の
流れを遮ぎらないようになるべく小さくし、また各角部
にはRを付けている。
もので、各インローガイド部81,…間にコム生地の流通
を許容するように通路9が設けられている。この実施例
では、インローガイド部18は円周上に4等配または6等
配で設け、第2図および第3図に示すようにゴム生地の
流れを遮ぎらないようになるべく小さくし、また各角部
にはRを付けている。
そして、この実施例では環状ゲート7とインロー部8の
寸法は、ゲートスキマをW1とし、インロースキマをW2と
したとき、W1>W2の関係になるように設定し、またゲー
ト7のかみ合せ高さをh1とし、インロー部8のかみ合せ
高さをh2としたとき、h1<h2となるような寸法関係とし
てある。h1<h2の寸法関係とすることにより、環状ゲー
ト7部位よりもインロー部8が先に嵌合することにな
る。これによって、環状ゲート7を構成する環状突堤45
の先端部外周X2を凹部12の開口縁X1に案内して、W1>W2
の寸法関係としたことと相俟って型カジリの発生を完全
に防止することができる。インロー部8はこのようにガ
イドとして機能させるために、先細となるように若干
(本実施例では4°程度)テーパを設けてある。
寸法は、ゲートスキマをW1とし、インロースキマをW2と
したとき、W1>W2の関係になるように設定し、またゲー
ト7のかみ合せ高さをh1とし、インロー部8のかみ合せ
高さをh2としたとき、h1<h2となるような寸法関係とし
てある。h1<h2の寸法関係とすることにより、環状ゲー
ト7部位よりもインロー部8が先に嵌合することにな
る。これによって、環状ゲート7を構成する環状突堤45
の先端部外周X2を凹部12の開口縁X1に案内して、W1>W2
の寸法関係としたことと相俟って型カジリの発生を完全
に防止することができる。インロー部8はこのようにガ
イドとして機能させるために、先細となるように若干
(本実施例では4°程度)テーパを設けてある。
上記構成の成形型10にあっては、まず、型開きした状態
でキャビティ5内に芯金13をインサートして上型1と下
型2との型締めを行なう。型締めした段階で、第2コア
4Bの環状突堤45に突設したインローガイド部81が第2上
型2Bの凹部12の段部82内周にインロー嵌合される。これ
によって上型1とコア4との芯合せが自動的になされ、
第2コア4Bの突堤45上端外周X2と第2上型1Bの凹部12の
開口縁X2内周との間に僅少な隙間の環状ゲート7構成さ
れる。この環状ゲート7のスキマは、第2コア4Bと第2
上型1Bとが直接的に位置合せされるので、均一な隙間に
設定することができる。そして、第2コア4Bの突堤45と
第2上型1Bの差し口11との型カジリは発生しない。ま
た、ゲートスキマW1の芯ズレは、インロースキマW2を0.
01(dia mm)以下にすることにより、成形上問題のない
範囲に押さえることができる。
でキャビティ5内に芯金13をインサートして上型1と下
型2との型締めを行なう。型締めした段階で、第2コア
4Bの環状突堤45に突設したインローガイド部81が第2上
型2Bの凹部12の段部82内周にインロー嵌合される。これ
によって上型1とコア4との芯合せが自動的になされ、
第2コア4Bの突堤45上端外周X2と第2上型1Bの凹部12の
開口縁X2内周との間に僅少な隙間の環状ゲート7構成さ
れる。この環状ゲート7のスキマは、第2コア4Bと第2
上型1Bとが直接的に位置合せされるので、均一な隙間に
設定することができる。そして、第2コア4Bの突堤45と
第2上型1Bの差し口11との型カジリは発生しない。ま
た、ゲートスキマW1の芯ズレは、インロースキマW2を0.
01(dia mm)以下にすることにより、成形上問題のない
範囲に押さえることができる。
尚、この実施例では射出成形用の成形型を例にとって説
明したが、これに限るものでは無く、トランスファ成形
等、要するに環状ゲートを有する各種成形型について適
用することができる。また、成形材料としては、ゴム生
地に限らず、樹脂材料等にも適用できることはもちろん
である。
明したが、これに限るものでは無く、トランスファ成形
等、要するに環状ゲートを有する各種成形型について適
用することができる。また、成形材料としては、ゴム生
地に限らず、樹脂材料等にも適用できることはもちろん
である。
(考案の効果) 本考案は以上の構成および作用を有するもので、環状ゲ
ートを構成する上型とコア間に直接芯合せ構造を設けた
ので、環状ゲートのゲートバランスが向上し、環状のキ
ャビティ内に成形材料を均一に充填することができ、成
形不良を防止することができる。
ートを構成する上型とコア間に直接芯合せ構造を設けた
ので、環状ゲートのゲートバランスが向上し、環状のキ
ャビティ内に成形材料を均一に充填することができ、成
形不良を防止することができる。
また、ゲートスキマの芯ズレが小さくなるので、ゲート
むしり時の不均一なバリ残りが無くなり、ゲート仕上げ
の工程が不要となって仕上げ費用の削減を図ることがで
きる。
むしり時の不均一なバリ残りが無くなり、ゲート仕上げ
の工程が不要となって仕上げ費用の削減を図ることがで
きる。
さらに、上型とコアの芯合せが確実となるので、ゲート
部における型カジリを防止することができ、型寿命を延
ばすことができる。
部における型カジリを防止することができ、型寿命を延
ばすことができる。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例に係る成形型を示
しており、第1図は要部縦断面図、第2図は第1図のコ
ア先端部の要部縦断面図、第3図は第2図の平面図、第
4図は全体縦断面図、第5図は従来の成形型の半縦断面
図、第6図は第5図の要部拡大縦断面図、第7図は第5
図の成形型による成形途中の材料充填状態の材料のみを
取り出して示す正面図、第8図はバリ取り工程における
成形型の要部縦断面図、第9図はバリ残りが大きくなっ
た成形品の部分縦断面図である。 符号の説明 1……上型 1A,1B……第1,第2上型 11……差し口、12……凹部 2……下型 2A,2B……第1,第2下型 3……空間、4……コア 4A,4B……第1,第2コア 41……頭部、42……棒状部 43……孔、44……ガイドブッシュ 45……環状突堤(コア先端部) 5……キャビティ、61……スプル 62……ゴム溜り、7……環状ゲート 8……インロー部 81……インローガイド部(嵌合部) 9……通路、10……成形型
しており、第1図は要部縦断面図、第2図は第1図のコ
ア先端部の要部縦断面図、第3図は第2図の平面図、第
4図は全体縦断面図、第5図は従来の成形型の半縦断面
図、第6図は第5図の要部拡大縦断面図、第7図は第5
図の成形型による成形途中の材料充填状態の材料のみを
取り出して示す正面図、第8図はバリ取り工程における
成形型の要部縦断面図、第9図はバリ残りが大きくなっ
た成形品の部分縦断面図である。 符号の説明 1……上型 1A,1B……第1,第2上型 11……差し口、12……凹部 2……下型 2A,2B……第1,第2下型 3……空間、4……コア 4A,4B……第1,第2コア 41……頭部、42……棒状部 43……孔、44……ガイドブッシュ 45……環状突堤(コア先端部) 5……キャビティ、61……スプル 62……ゴム溜り、7……環状ゲート 8……インロー部 81……インローガイド部(嵌合部) 9……通路、10……成形型
Claims (1)
- 【請求項1】上型と下型との合せ面間に空間を形成する
と共に、この空間内に下型に嵌合するコアを挿入してコ
アの周りに環状のキャビティを形成し、一方コア先端部
を上型内壁に設けた凹部に挿入してコア先端部外周と凹
部内周との間に上記キャビティと連通する環状ゲートを
形成し、上型には凹部に連通するスプルを設けた成形型
において、 前記コア先端部に、前記環状ゲートよりも成形材料の流
れ方向上流側において上型の凹部内周と嵌合してコアと
上型間の芯合せを行なう嵌合部を設けると共に、この嵌
合部には成形材料の流通を許容する通路を設けて成るこ
とを特徴とする成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8862189U JPH0647705Y2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8862189U JPH0647705Y2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 成形型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0331526U JPH0331526U (ja) | 1991-03-27 |
JPH0647705Y2 true JPH0647705Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31638223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8862189U Expired - Lifetime JPH0647705Y2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647705Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6100102B2 (ja) * | 2013-06-06 | 2017-03-22 | 日本バルカー工業株式会社 | 金型成形品の製造装置 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP8862189U patent/JPH0647705Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0331526U (ja) | 1991-03-27 |
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