JPH06476B2 - 自動車用定速走行装置 - Google Patents

自動車用定速走行装置

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JPH06476B2
JPH06476B2 JP28935785A JP28935785A JPH06476B2 JP H06476 B2 JPH06476 B2 JP H06476B2 JP 28935785 A JP28935785 A JP 28935785A JP 28935785 A JP28935785 A JP 28935785A JP H06476 B2 JPH06476 B2 JP H06476B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明のアクセルペダルから足を離しても、運転者の希
望する速度に車速を保持することができる自動車用定速
走行装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、高速道路や流れの良い道路を一定速度で走行する
際の運転者の負担を軽減するために、自動車の中には定
速走行装置を備えるものがある。この装置はスイッチを
入れるとアクセルペダルを踏まなくてもスロットル開度
が自動的に調整され、運転者がセットした希望走行速度
に走行車速が一定保持されるものである。
前記自動車用定速走行装置は、一般に第3図に示すよう
に車速センサ(図示せず)、車速センサからの車速情報
信号等を受け、マイクロコンピュータによる定速走行の
全機能を制御する制御装置10、制御装置10からの信
号によりスロットルバルブを設定開度に調整するアクチ
ュエータ3、定速走行装置の電源用スイッチであるメイ
ンスイッチ2、車速設定(セット)/減速制御(コース
ト)スイッチ11と定速走行復帰(リジューム)/加速
制御(アクセル)スイッチ12と定速走行解除(キャン
セル)スイッチ13とからなるコントロールスイッチ
1、フェールセーフのためにONされると定速走行を解
除する各種キャンセルスイッチ4(ストップランプスイ
ッチ4a、パーキングブレーキスイッチ4b、M/T車
のクラッチスイッチ4c、A/T車のニュートラルスタ
ートスイッチ4d等)で構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の自動車用定速走行装置では、定速走行
装置の電源用スイッチであるメインスイッチ2と、定速
走行の車速設定を行なうコントロールスイッチ1のセッ
トスイッチ11が離れた位置に分離されて設けられてい
る。すなわち、第4図に示すようにメインスイッチ2は
自動車のインストルメントパネル9上に設置されること
が多く、またセットスイッチ11は操作しやすいように
手元のステアリングハンドル8(第3図)上やコンビネ
ーションスイッチ上に設置されることが多い。
この結果、運転者は定速走行を行なう場合、まず遠方の
メインスイッチ2をONした後、手元のセットスイッチ
11をONして定速走行をせねばならなず不便である。
また、前記メインスイッチ2を手元のコンビネーション
スイッチに組込むことも考えられているが、スペースが
無い、配線が複雑になる等の欠点があり、必ずしも実用
的ではない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、前記従来の定速走行装置の問題点を解
消し、定速走行装置の電源用スイッチの機能を運転者の
手元にあるセットスイッチに兼ねさせ、セットスイッチ
の最初の操作で定速走行装置の電源をONさせることが
でき、2回目の操作以降はセットスイッチ本来のセット
動作をさせることができる優れた自動車用定速走行装置
を提供することである。
前記目的を達成する本発明は、車速を設定するセットス
イッチを備えた定速走行制御装置により車両の速度を一
定に維持する定速走行装置であって、電源保持回路は車
両のイグニッションスイッチと前記セットスイッチに接
続され、このセットスイッチのONにより前記制御装置
を電源に接続し、前記イグニッションスイッチのOFF
により前記制御装置を電源から切り離し、遅延回路はこ
の電源保持回路に接続し、前記セットスイッチがONさ
れた後に、所定の時定数で電源電圧から下降する電圧を
出力し、セット回路はこの遅延回路と前記制御装置とに
接続し、遅延回路の出力電圧が所定値以下になった時に
待機状態になり、この待機状態において前記セットスイ
ッチがONされた時に前記制御装置に車速を設定するセ
ット信号を出力することを特徴としている。
更に、本発明の他の装置は、上記構成に加えて前記セッ
ト回路が待機状態になったことを通知するセット時期通
知装置を備えている。
〔作 用〕
本発明の自動車用定速走行装置において、イグニッショ
ンスイッチのONの状態で最初にセットスイッチを押す
と定速走行制御装置が通電され、セットスイッチを離し
ても通電状態が保持され、所定時間後に再びセットスイ
ッチを押すと定速走行制御装置により定速走行が行なえ
る。また、イグニッションスイッチをOFFすると定速
走行制御装置への通電が停止され、再びイグニッション
スイッチをONしても、セットスイッチをONしない限
り定速走行制御装置は通電されない。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の自動車用定速走行装置の一実施例の要
部構成図であり、10が定速走行の全機能を制御する定
速走行制御装置を示すが、前述のコントロールスイッチ
の一部および各種キャンセルスイッチやアクチュエー
タ、センサ類はこの図には省略されている。この制御装
置10の他に第1図に示されるのは、イグニッションス
イッチ20、電源保持回路30、セットスイッチ40、
遅延回路50、セット回路60、および12Vの電源Bを
制御装置10の動作電圧Vccに低下させる定電圧回路7
である。
イグニッションスイッチ20に接続する電源保持回路3
0は、トランジスタT、抵抗R,R、ダイオード
およびリレーLから構成されており、ダイオードD
がセットスイッチ40に接続し、リレーLが遅延回路
50に接続している。遅延回路50はコンデンサC
ダイオードDおよび抵抗R,Rから構成されてい
る。セット回路60はトランジスタT,T、抵抗R
〜RおよびダイオードD,Dから構成されてお
り、制御装置10の電源端子Eに接続する5Vの電源ラ
インVccが定電圧回路7を介して遅延回路50の電源ラ
インFに接続し、ダイオードDがセットスイッチ4
0、ダイオードDが遅延回路50のコンデンサC
抵抗Rとの結合点である出力端子Gに接続し、更に、
トランジスタTのコレクタが制御装置10のセット端
子Sに接続している。
以上のように構成された自動車用定速走行装置の動作を
説明する。
運転者がイグニッションスイッチ20をONにし、自動
車を走行させている状態では電源保持回路30のみ電源
Bに接続されているが、リレーLがOFF状態のため遅
延回路50以降の定速走行装置は通電されていない。運
転者が定速走行を行なうために、例えばステアリングハ
ンドル上に設置されたセットスイッチ40を押してこれ
をONさせると、電源保持回路30のダイオードD
通じて抵抗R,Rに電流が流れてトランジスタT
がONとなり、この結果リレーLがONする。
リレーLがONすると遅延回路50の電源ラインFが12
Vとなり、この状態でセットスイッチ40をOFFにし
ても電源ラインFの電圧は保持される。そして、電源ラ
インFが12Vになると、定電圧回路7を通じてセット回
路60以降の電源ラインVccが5Vになり、定速走行制
御装置10の電源端子Eは通電される。
一方、遅延回路50の出力端子Gの電圧は、コンデンサ
に電荷がないのでR×Cの時定数に従って徐々
に12Vから0Vに下降する。このため、セット回路60
のトランジスタTは、電源ラインVccが5Vになって
も前記出力端子Gの電圧が高いうちはOFF状態にあ
り、スイッチ40はOFFしているので、トランジスタ
には抵抗R,Rを通じてベースに電流が供給さ
れ、トランジスタTはON状態にあるのでそのコレク
タ電圧は0である。従って前記定速走行制御装置10の
セット端子Sの電圧も0であり、定速走行制御装置10
にはセット信号が入らない。
しばらくして出力端子Gの電圧が5Vを下まわると、ダ
イオードDを通じてトランジスタTがONし、その
コレクタ電圧は5Vになる。この時間までに定速走行制
御装置10はマイクロコンピュータのイニシャライズ等
を行ない、スタンバイ状態(正常に作動する状態)にな
っている。ところが、トランジスタTのコレクタ電圧
が5Vになっても、この時にはトランジスタTがON
状態になっているので、抵抗RはこのトランジスタT
を通じて接地された状態となるので、定速走行制御装
置10のセット端子Sの電圧は同じく0のままであり、
セット信号は入力されない。この状態がセット回路60
の待機状態である。
セット回路60がこの待機状態になった時に、運転者が
再びセットスイッチ40を押してONさせると、ダイオ
ードDを通じてベースが接地されるトランジスタT
はOFFする。この結果、トランジスタTのコレクタ
電圧の5Vが抵抗Rを通じてセット端子Sにセット信
号として入力されるので定速走行制御装置10がセット
状態になり、自動車はセットスイッチ40が押された時
点の速度で定速走行を開始することができる。
なお、前述のように構成された自動車用定速走行装置で
は、運転者が一度セットスイッチ40を押してこれをO
Nにし、そのまま所定時間の間セットスイッチ40を押
し続けていれば、セット回路60のトランジスタT
ONになった時点でただちに定速走行制御装置10のセ
ット端子Sにセット信号が入力される。従って、遅延回
路50のコンデンサCと抵抗Rの値で決まれ時定数
を短くしておけば、セットスイッチ40を一度押すだけ
で定速走行装置の電源ONとセットとがほぼ同時に行な
える。
第2図は本発明の他の定速走行装置の一実施例の構成を
示すものである。第2図の装置が第1図の装置と異なる
点は、イグニッションスイッチ20、電源保持回路3
0、セットスイッチ40、遅延回路50、セット回路6
0、および定電圧回路7の構成に加えて、セット回路6
0のセット時期通知装置80が設けられている点であ
る。この実施例ではセット時期通知装置80は論理回路
5とブザー6とから構成されており、論理回路5に出力
がある時にブザー6が鳴るようになっている。そして、
論理回路5の非反転入力が電源ラインVccに接続され、
反転入力がセット回路60のトランジスタTのコレク
タに接続されている。
従って、この実施例の装置ではセットスイッチ40が最
初にONになった時点(Vcc=5V、トランジスタT
のコレクタ電圧=0V)で論理回路5に出力が出てブザ
ー6が鳴り始める。そして、遅延回路50の出力端子G
の電圧が低下してトランジスタTがONになってコレ
クタ電圧が5Vになり、セット回路60が前述の待機状
態になった時点でブザー6が鳴り止む。よって運転者は
ブザー6の鳴り出して定速走行装置に電源が入ったこと
を知り、ブザー6が鳴り止んだ時点で定速走行装置がセ
ット可能になったことを知ることができる。
なお、通知手段としては前述のブザーの他にランプの点
滅や音声による通知等も考えられる。
また、本構成はアナログ回路で説明したが、これらの構
成はマイクロコンピュータのソフトウェアで実施できる
ことは明白である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、自動車の定速走行
装置の電源スイッチを廃し、これを運転者の手元にある
セットスイッチに兼ねさせることができるので、定速
走行を行なう際に2種類のスイッチ操作を行なわなくて
済む、定速走行の設定が手元で行なえる、セットス
イッチを押し続ければ一度セットスイッチを押すだけで
定速走行装置の電源ONと定速走行のセットが一度に行
なえる、スイッチの数が減り、スペース的、コスト的
に有利になる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動車用定速走行装置の一実施例の要
部構成を示す回路図、第2図は本発明の他の定速走行装
置の一実施例の要部構成を示す回路図、第3図は従来の
自動車用定速走行装置の構成要素を示す説明図、第4図
は従来装置におけるメインスイッチの設置位置の一例を
示す説明図である。 6…ブザー、 …定電圧回路、 10…定速走行制御装置、 20…イグニッションスイッチ、 30…電圧保持回路、 40…セットスイッチ、 50…遅延回路、 60…セット回路、 80…セット時期通知装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車速を設定するセットスイッチを備えた定
    速走行制御装置により車両の速度を一定に維持する定速
    走行装置において、 車両のイグニッションスイッチと前記セットスイッチに
    接続され、このセットスイッチのONにより前記制御装
    置を電源に接続し、前記イグニッシヨンスイッチのOF
    Fにより前記制御装置を電源から切り離す電源保持回路
    と、 この電源保持回路に接続し、前記セットスイッチがON
    された後に、所定の時定数で電源電圧から下降する電圧
    を出力する遅延回路と、 この遅延回路と前記制御装置とに接続し、遅延回路の出
    力電圧が所定値以下になった時に待機状態になり、この
    待機状態において前記セットスイッチがONされた時に
    前記制御装置に車速を設定するセット信号を出力するセ
    ット回路、 とを備える自動車用定速走行装置。
  2. 【請求項2】車速を設定するセットスイッチを備えた定
    速走行制御装置により車両の速度を一定に維持する定速
    走行装置において、 車両のイグニッションスイッチと前記セットスイッチに
    接続され、このセットスイッチのONにより前記制御装
    置を電源に接続し、前記イグニッションスイッチのOF
    Fにより前記制御装置を電源から切り離す電源保持回路
    と、 この電源保持回路に接続し、前記セットスイッチがON
    された後に、所定の時定数で電源電圧から下降する電圧
    を出力する遅延回路と、 この遅延回路と前記制御装置とに接続し、遅延回路の出
    力電圧が所定値以下になった時に待機状態になり、この
    待機状態において前記セットスイッチがONされた時に
    前記制御装置に車速を設定するセット信号を出力するセ
    ット回路と、 該セット回路が待機状態になったことを通知するセット
    時期通知装置、 とを備える自動車用定速走行装置。
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JPH01254431A (ja) * 1988-04-05 1989-10-11 Nippon Denso Co Ltd 車両用定速走行制御システムのための給電装置
JPH0645393Y2 (ja) * 1988-07-25 1994-11-24 ナイルス部品株式会社 車両用自動定速走行装置のメインスイッチ

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