JPH0645393Y2 - 車両用自動定速走行装置のメインスイッチ - Google Patents

車両用自動定速走行装置のメインスイッチ

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JPH0645393Y2
JPH0645393Y2 JP1988097392U JP9739288U JPH0645393Y2 JP H0645393 Y2 JPH0645393 Y2 JP H0645393Y2 JP 1988097392 U JP1988097392 U JP 1988097392U JP 9739288 U JP9739288 U JP 9739288U JP H0645393 Y2 JPH0645393 Y2 JP H0645393Y2
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JP
Japan
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control circuit
level
switch
vehicle
main switch
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JP1988097392U
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JPH0218727U (ja
Inventor
茂 稲葉
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 車両用自動定速走行装置に対する電源供給ラインを開閉
するメインスイッチの改良に関する。
〔従来の技術〕
近年、実車速と設定車速の比較に基づき両車速が一致す
べくスロットルバルブ開度を制御し、車両の走行速度を
一定に維持制御するいわゆる自動定速走行装置が各種開
発されている。例えば、特開昭57-191431号公報や特開
昭55-88107号公報に自動定速走行装置に関する技術が開
示されている。そして、これら自動定速走行装置は一般
的にメインスイッチを備えており、該メインスイッチの
オン作用に伴い制御回路にバッテリー電源の電圧を印加
し、前記制御回路の動作を可能とすべく構成されてい
た。
特に、前記特開昭55-88107号公報に開示された従来の技
術にあっては、電源スイッチ(メインスイッチ)ととも
に自己保持リレーを備え、且つ該自己保持リレーに対し
て並列にストップランプスイッチを接続することによ
り、例えば、電源スイッチを押操作するとき自己保持リ
レーを自己保持状態に作動して制御回路に給電し、又、
ブレーキ操作によってストップランプスイッチが閉成さ
れるとき、この閉成によって前記自己保持リレーを解除
し制御回路に対する給電を停止するよう構成されてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記した従来の技術に於いて自己保持リレーを解除する
にはブレーキ操作によってストップランプスイッチを閉
成しなければならなかった。しかしながら、例えば、ス
トップランプ系ヒューズが溶断したような場合、ストッ
プランプスイッチの閉成にもかかわらず自己保持リレー
の両端部は短絡されることがなく、自己保持リレーは作
動のままと成る。
すなわち、車両の乗員がブレーキ操作を行っても自動定
速走行装置は解除されず、ブレーキ操作によって減速又
は停止した後もブレーキ操作を止めればそれまでの設定
車速に復帰すべく車両は再び加速を開始する。これを、
いわゆる暴走状態という。
そのため、自動定速走行装置を手動によっても解除でき
るようメインスイッチのノブを2つ設け、1つはスイッ
チON用ノブ他の1つはスイッチOFF用ノブとしたスイッ
チが採用されていたが、ノブが2つあるため誤操作を生
じたり、取付けスペースを要していた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記した問題点に対処すべく案出したもので
あり、自動定速走行装置の作動状態及び解除状態への切
り換えを、メインスイッチが有した1つの押釦スイッチ
を操作する毎に交互に行うようにするとともに、エンジ
ン停止時は上記押釦スイッチを操作することによって設
定した自動定速走行装置の作動状態を自動的に解除状態
にすることを目的とする。
その為の手段として、車両の実車速と設定車速の比較に
基づき両車速が一致すべくアクチュエータを介してスロ
ットルバルブ開度を制御する制御回路を備えた車両用自
動定速走行装置に於いて、押釦スイッチと給電回路とを
前記制御回路に接続したメインスイッチ内に有するとと
もに、前記給電回路は、前記押釦スイッチの操作毎に出
力電位が第1レベルと第2レベルとの間で交互に反転
し、かつエンジン停止時に前記出力電位が第2レベルに
なる保持部と、該保持部の出力電位が第1レベルにある
とき前記制御回路に対する電源供給ラインを接続状態に
し、かつ前記出力電位が第2レベルであるとき前記制御
回路に対する電源供給ラインを非接続状態にする出力部
と、を具備したことを特徴とする。
〔作用〕
前記した自動定速走行装置を作動する場合、前記メイン
スイッチを操作する。該メインスイッチを操作すると給
電回路が作動し、自動定速走行装置の制御回路に電源が
供給される。この状態で、車両乗員がセットスイッチ等
を操作し車速を設定すると、制御回路は設定車速と実車
速を比較し、両車速が一致するようスロットルバルブ開
度を調整する。
次に前記メインスイッチを再び操作すると、給電回路は
前記制御回路に対する電源供給ラインを遮断し自動定速
走行装置を解除する。
又、この解除はエンジン停止時にも行なわれる。すなわ
ち、給電回路はエンジン停止によって電源供給ラインを
非接続状態にし、制御回路に対する給電を停止する。
〔実施例〕
添付図面は、この考案の好適な実施例を示した図面であ
り、第1図は電気回路図、第2図はメインスイッチ1の
斜視図である。
第1図に於いて、2はメインスイッチ1に内蔵した給電
回路であり、外部に押釦スイッチ3、制御回路4、及び
イグニションスイッチ5が接続されている。又、6は直
流電源である。
給電回路2について構成を説明すると、該給電回路2は
後段の制御回路4に対する電源供給ラインを接続及び非
接続する回路であり、リセット部21、入力部22、保持部
23、及び出力部24によって構成された回路である。
前記リセット部21は、入力側をイグニションスイッチ5
と押釦スイッチ3の接続点に接続し、出力側を保持部23
に接続した回路であり、抵抗R1,R2、コンデンサC1,C2及
びツェナーダイオードZD1の接続回路によって構成され
ている。
又、前記入力部22は、入力側を押釦スイッチ3に接続
し、出力側を保持部23に接続した回路であり、抵抗R3,R
4及びコンデンサC3の接続回路によって構成されてい
る。
又、保持部23はD型フリップフロップICによって構成さ
れた回路である。
又、出力部24は、入力側を保持部23に接続し、出力側を
制御回路4に接続した回路であり、抵抗R5,R6、トラン
ジスタT1、ツェナーダイオードZD2、ダイオードD1、リ
レーコイル241及びリレー接点242の接続回路によって構
成されている。
前記押釦スイッチ3は、いわゆるタクトスイッチやマイ
クロスイッチによって構成されたスイッチであり、第2
図に示すメインスイッチ1のノブ11の押圧によって開閉
される位置に配置されている。
前記制御回路4は、スロットルバルブに接続されたアク
チュエータ(図示せず)及び該アクチュエータを作動し
てスロットルバルブ開度を制御する回路等によって構成
されたものである。
次に作動を説明する。
先ず、イグニションスイッチ5を閉成時、定速走行装置
を作動すべくメインスイッチ1のノブ11を押操作すると
押釦スイッチ3が前記ノブ11の押操作中オン作用し、保
持部23のCP端子に“1"レベル信号を入力する。保持部23
は、前記CP端子の入力によってQ端子に“1"レベル信号
を出力するとともに端子に“0"レベル信号を出力しD
端子に“0"レベル信号を帰還する。
尚、保持部23のS端子は接地されており“0"レベルであ
る。
出力部24は、前記保持部23のQ端子が出力する“1"レベ
ル信号によってトランジスタT1が作動され、リレー接点
242の閉成により制御回路4を直流電源6に接続する。
これにより、制御回路4は作動し得る。
次に、制御回路4を作動中メインスイッチ1のノブ11を
押操作すると保持部23のCP端子に“1"レベル信号が入力
される。
さて、該保持部23は前記したごとくD型フリップフロッ
プICによって構成されたものであるが、該D型フリップ
フロップICは周知のごとくCP端子に“1"レベル信号が入
力されたとき、それまでのD端子のレベルに応じてQ端
子のレベルが決定される。
例えば、D端子が“1"レベルであるとき、CP端子に“1"
レベル信号が入力されるとQ端子に“1"レベル信号が出
力され、D端子が“0"レベルであるとき、CP端子に“1"
レベル信号が入力されるとQ端子に“0"レベル信号が出
力される。
すなわち、前記制御回路4が作動中は保持部23のD端子
は“0"レベルであり、この状態でCP端子に“1"レベル信
号が入力されると、Q端子は“0"レベルに反転される。
すなわち、トランジスタT1がオフしリレー接点242が開
放される。これにより、制御回路4は給電が遮断され停
止される。
又、エンジン停止時、すなわち、イグニションスイッチ
5をオフした場合、給電回路2はイグニションスイッチ
5によって給電が遮断され、保持部23は保持状態が解除
される。
尚、前記した実施例では給電回路2をD型フリップフロ
ップIC等の半導体素子を用いて構成したが、リレー及び
機械部品の組合わせによって構成してもよい。
〔考案の効果〕
この考案は、前述した構成・作用を有するので、次の効
果を奏する。
(1)自動定速走行装置の制御回路を手動及び自動のい
ずれによっても解除することができる。
特に、自動定速走行装置の作動状態及び解除状態への切
り換えを、メインスイッチが有した1つの押釦スイッチ
を操作する毎に交互に行うことができるとともに、あわ
せて、エンジン停止時は上記押釦スイッチを操作するこ
とによって設定した自動定速走行装置の作動状態を自動
的に解除状態にすることができる。そのため、スイッチ
操作を簡素化することができ、またスイッチの誤操作を
防止することができる。
(2)自動定速走行装置の作動状態及び解除状態へ切り
換えるためのスイッチは1つでよく、そのため、スイッ
チの配置スペースを要しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の好適な実施例を示した電気回路図
である。 第2図は、第1図に示す給電回路を内蔵したメインスイ
ッチの斜視図である。 1……メインスイッチ、2……給電回路、3……押釦ス
イッチ、4……制御回路、5……イグニションスイッ
チ、21……リセット部、22……入力部、23……保持部、
24……出力部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の実車速と設定車速の比較に基づき両
    車速が一致すべくアクチュエータを介してスロットルバ
    ルブ開度を制御する制御回路(4)を備えた車両用自動
    定速走行装置に於いて、 押釦スイッチ(3)と給電回路(2)とを前記制御回路
    (4)に接続したメインスイッチ(1)内に有するとと
    もに、 前記給電回路(2)は、 前記押釦スイッチ(3)の操作毎に出力電位が第1レベ
    ルと第2レベルとの間で交互に反転し、かつエンジン停
    止時に前記出力電位が第2レベルになる保持部(23)
    と、 該保持部(23)の出力電位が第1レベルであるとき前記
    制御回路(4)に対する電源供給ラインを接続状態に
    し、かつ前記出力電位が第2レベルであるとき前記制御
    回路(4)に対する電源供給ラインを非接続状態にする
    出力部(24)と、 を具備したことを特徴とする車両用自動定速走行装置の
    メインスイッチ。
JP1988097392U 1988-07-25 1988-07-25 車両用自動定速走行装置のメインスイッチ Expired - Lifetime JPH0645393Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62149519A (ja) * 1985-12-24 1987-07-03 Toyota Motor Corp 自動車用定速走行装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62149519A (ja) * 1985-12-24 1987-07-03 Toyota Motor Corp 自動車用定速走行装置

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