JPH0647654Y2 - 回転砥石 - Google Patents

回転砥石

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JPH0647654Y2
JPH0647654Y2 JP1987197150U JP19715087U JPH0647654Y2 JP H0647654 Y2 JPH0647654 Y2 JP H0647654Y2 JP 1987197150 U JP1987197150 U JP 1987197150U JP 19715087 U JP19715087 U JP 19715087U JP H0647654 Y2 JPH0647654 Y2 JP H0647654Y2
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JP
Japan
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sheet
polishing layer
grindstone
sheet pieces
peripheral edge
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JP1987197150U
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JPH01101770U (ja
Inventor
芳一 柳浦
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ニュ−レジストン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転砥石、特に円盤基体の下面に砥粒保持シー
ト片を屋根瓦状に配置して接着した回転砥石に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の砥石においては、第3図及び第4図に例
示するように、片面に砥粒2Gを付着させたそれ自体公知
の四角形の同サイズの砥粒保持シート片2が円盤基体
1′のリング帯状に延びたシート片保持面11′に、放射
状に且つ隣合うシート片同士が相互に一部重なり合うよ
うに屋根瓦状に配置されて接着されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、シート片2は、円盤基体の中央部側の部
分21の方が円盤基体周端縁側の部分22よりも相互に一層
詰めた状態で配設されなければならず、従ってシート片
2からなる研磨層20′は円盤基体の中央部側部分A′が
基体周端縁側の部分B′より厚くなり、しかも円盤基体
のシート保持面11′は平坦面であるから、結局、研磨層
20′の基体中央部側部分A′が下方へ突出した状態とな
る。
そのため、かかる回転砥石は、それを砥石回転具に取り
つけて回転させつつ砥石下面全体を被研磨物3の平坦な
被研磨面31へ接触させようとしてもそれができず、しか
も、前記突出部分A′があるため、該突出部を軸とする
独楽のように振れ動き易く、結局能率的に研磨乃至研削
作業を行えない。また、研磨層20′下面が一様に減ら
ず、砥石全体を最後の方まで十分使い切らないうちに研
磨層の歪な減り方のために廃棄しなければならないとい
う問題がある。
この問題を解決する方法として、第5図に示すように、
砥粒保持シート片2をラインLで切断して二つの台形部
分2aに分け、各台形部分2aの幅狭側21aを基体中央部側
に、幅広側22aを基体周端縁側に配置するという方法が
考えられるが、砥粒保持シート片は大量生産されるもの
であり、砥粒2Gの配置に方向性が生じており、従って向
きを反対にしなければならない片方の台形部分2aは採用
し難いという問題がある。
また、第6図に示すように、異なるサイズのシート片2
と2bとを方向を同じにして交互に使用することも考えら
れるが、サイズが異なるシート片を交互に配置すること
は手間を要し、回転砥石の製作費が嵩む。
そこで本考案は、円盤基体の中央部から周端縁に至るシ
ート片保持面に四角形の同サイズの砥粒保持シート片が
放射状に且つ隣合うシート片同士が相互に一部重なり合
うように屋根瓦状に配置された研磨層が接着されている
回転砥石にして、平坦な被研磨面を能率よく研磨乃至研
削できるとともに、シート片からなる研磨層が一様に減
って全体を最後の方まで使うことができ、そけでいて従
来の同種の砥石と同程度に容易に安価に製作できる回転
砥石を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的にしたがい、円盤基体の中央部から周
端縁に至るシート片保持面に四角形の同サイズの砥粒保
持シート片が放射状に且つ隣合うシート片同士が相互に
一部重なり合うように屋根瓦状に配置された研磨層が接
着されている回転砥石において、前記円盤基体のシート
片保持面が、該円盤基体中央部から周端縁に向け下り傾
斜状に形成されていて、前記シート片からなる研磨層の
下端が平坦状に形成されていることを特徴とする回転砥
石を提供するものである。
〔作用〕
本考案回転砥石によると、砥粒保持シート片からなる研
磨層の平坦状下端を平坦な被研磨面に一様に接触させて
該被研磨面を研磨乃至研削できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図を参照しつつ説明する。
第1図の実施例は、円盤基体1及び研磨層20を備えてい
る。
円盤基体1は、合成樹脂板、金属板等の剛性のある材
料、ガラス繊維、合成繊維等のフアイバを適当なバイ
ンダで結合してなる板体、ガラス繊維や合成繊維等か
らなるネット状体、不織布、前記材料に砥粒を保持
させたもの、砥粒を合成樹脂にて成形した砥石板、又
はこれらの適当な組み合わせなどから製作される。基
体1は全体がほぼ一様な厚さに形成されており、中央部
12は上方へ若干膨出しており、図示しない砥石回転具の
駆動軸へ基体を取りつけるための孔121を有する。ま
た、基体1の該中央部に続く部分13の下面11はシート片
保持面となっている。シート片保持面11は基体中央部12
から周端縁14へ向けて断面形状で直線状に下り傾斜して
いる。
研磨層20は従来の砥粒保持シート片と同じ構造の四角形
の同サイズの多数のシート片2を放射状に且つ隣合うシ
ート片を相互に一部重ねた状態で屋根瓦状に配置したも
ので、シート片保持面11に接着剤に接着されている。
このようにして得られた研磨層20は、前記従来砥石にお
ける研磨層20′と同じく、基体中央部側の部分Aが基体
周端縁側の部分Bより厚くなっている。しかし、シート
片保持面11の基体中央寄り部分が上方へ凹んだ恰好とな
っているので、厚い部分Aはそこへ収まっており、全体
としてみると、下端Cが平坦状になっている。
従って、前記実施例砥石は、その中央部孔121を図示し
ない適当な砥石回転具の駆動軸に嵌め、ナット等にて固
定して使用することができ、研磨層20は、その下端Cが
平坦状に形成されているので、被研磨物3の平坦表面31
に下端Cを一様に接触させて能率よく研磨乃至研削作業
を行うことができる。また、研磨層20はその下端全体が
一様に被研磨面31に接触できるので、全体が一様に減
り、最後の方まで十分に使うことができ経済的である。
更に、かかる回転砥石は、従来回転砥石と比較すると、
円盤基体1のシート片保持面11が傾斜して作られている
点を除けば、他の部品構成は同じであるから、従来回転
砥石とほぼ同程度の容易さでほぼ同じコストで製作する
ことができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、
他にも様々の態様で実施することができる。
例えば、前記円盤基体1はその中央部12が上方へ膨出し
ているが、第2図に示すように、中央部120が平坦に形
成されていてもよい。また、円盤基体のシート片保持面
の傾斜状態は、要するに、砥粒保持シート片からなる研
磨層の下端が平坦状に形成されるものであればよい。
〔考案の効果〕
本考案によると、円盤基体の中央部から周端縁に至るシ
ート片保持面に四角形の同サイズの砥粒保持シート片が
放射状に且つ隣合うシート片同士が相互に一部重なり合
うように屋根瓦状に配置された研磨層が接着されている
回転砥石にして、該砥粒保持シート片からなる研磨層の
下端が平坦状に形成されており、それによって平坦な被
研磨面を能率よく研磨乃至研削できるとともに、砥粒保
持シート片からなる研磨層が一様に減って全体を最後の
方まで使うことができ、また、従来砥石と同程度に容易
に安価に製作できる回転砥石を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は本考案の
他の実施例における円盤基体の断面図、第3図は従来例
の側面図、第4図は第3図の従来例における砥粒保持シ
ート片の円盤基体への接着状体を示す説明図、第5図及
び第6図は砥粒保持シート片の考えうる形状及びサイズ
を示す平面図である。 1……円盤基体、 11……シート片保持面、 12……基体中央部、 14……基体周端縁、 20……研磨層、 C……研磨層下端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤基体の中央部から周端縁に至るシート
    片保持面に四角形の同サイズの砥粒保持シート片が放射
    状に且つ隣合うシート片同士が相互に一部重なり合うよ
    うに屋根瓦状に配置された研磨層が接着されている回転
    砥石において、前記円盤基体のシート片保持面が、該円
    盤基体中央部から周端縁に向け下り傾斜状に形成されて
    いて、前記シート片からなる研磨層の下端が平坦状に形
    成されていることを特徴とする回転砥石。
JP1987197150U 1987-12-25 1987-12-25 回転砥石 Expired - Lifetime JPH0647654Y2 (ja)

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JPH01101770U JPH01101770U (ja) 1989-07-10
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