JP2000006036A - 研磨ホイール - Google Patents
研磨ホイールInfo
- Publication number
- JP2000006036A JP2000006036A JP17484798A JP17484798A JP2000006036A JP 2000006036 A JP2000006036 A JP 2000006036A JP 17484798 A JP17484798 A JP 17484798A JP 17484798 A JP17484798 A JP 17484798A JP 2000006036 A JP2000006036 A JP 2000006036A
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- JP
- Japan
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- adhesive
- grinding
- pieces
- polishing
- piece
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 研磨不織布等によって形成される研磨片12
同士が強固に接着され、しかも円形基盤11と研磨片1
2との接着強度が高い、より安全性に優れた研磨ホイー
ルを提供する。 【解決手段】 円形基盤11の外周端面に接着される研
磨片12の内側の端辺に、接着剤13が溜まる溜め溝1
4を形成して、研磨片12に接着剤13がしみ込み易く
して、研磨片12同士が強固に接着されるようにした。
同士が強固に接着され、しかも円形基盤11と研磨片1
2との接着強度が高い、より安全性に優れた研磨ホイー
ルを提供する。 【解決手段】 円形基盤11の外周端面に接着される研
磨片12の内側の端辺に、接着剤13が溜まる溜め溝1
4を形成して、研磨片12に接着剤13がしみ込み易く
して、研磨片12同士が強固に接着されるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、グラインダーの
回転軸に固定して使用される研磨ホイール、特に、円形
基盤の外周端面に、不織布に砥粒を付着させた研磨不織
布、又は研磨不織布と研磨布紙等の他のシート材料から
なる多数枚の矩形の研磨片を、面同士が順次重なるよう
に密に配列した研磨ホイールに関するものである。
回転軸に固定して使用される研磨ホイール、特に、円形
基盤の外周端面に、不織布に砥粒を付着させた研磨不織
布、又は研磨不織布と研磨布紙等の他のシート材料から
なる多数枚の矩形の研磨片を、面同士が順次重なるよう
に密に配列した研磨ホイールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の研磨ホイールは、図3(a)、
(b)に示すように、円形基盤1の外周端面に、研磨不
織布等からなる多数枚の矩形の研磨片2を、面同士が順
次重なるように、エポキシ等の接着剤3によって接着し
た構造である。
(b)に示すように、円形基盤1の外周端面に、研磨不
織布等からなる多数枚の矩形の研磨片2を、面同士が順
次重なるように、エポキシ等の接着剤3によって接着し
た構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記接着剤
3は、研磨片2の内側の端辺に塗布されている。
3は、研磨片2の内側の端辺に塗布されている。
【0004】ところが、上記研磨片2の枚数を密に配列
した場合、研磨片2の内側の端辺に接着剤3を塗布して
も、接着剤3が研磨片2を形成する研磨不織布にしみ込
みにくく、研磨片2同士の接着が不充分になりやすい。
した場合、研磨片2の内側の端辺に接着剤3を塗布して
も、接着剤3が研磨片2を形成する研磨不織布にしみ込
みにくく、研磨片2同士の接着が不充分になりやすい。
【0005】したがって、環状に配列した多数枚の研磨
片2の内周に、円形基盤1を嵌め入れる際に、研磨片2
がバラバラになりやすいと共に、研磨片2と円形基盤1
との接着強度にも問題があった。
片2の内周に、円形基盤1を嵌め入れる際に、研磨片2
がバラバラになりやすいと共に、研磨片2と円形基盤1
との接着強度にも問題があった。
【0006】そこで、この発明は、研磨片2の内側の端
辺からの接着剤3のしみ込みが良好で、研磨片2同士が
強固に接着され、しかも研磨片2と円形基盤1との接着
強度がより高い研磨ホイールを提供しようとするもので
ある。
辺からの接着剤3のしみ込みが良好で、研磨片2同士が
強固に接着され、しかも研磨片2と円形基盤1との接着
強度がより高い研磨ホイールを提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために、矩形の研磨片12の内側の端辺に、
接着剤13を溜める溜め溝14を一本又は複数本形成し
たのである。
を解決するために、矩形の研磨片12の内側の端辺に、
接着剤13を溜める溜め溝14を一本又は複数本形成し
たのである。
【0008】このように、溜め溝14を研磨片12の内
側の端辺に形成しておくと、研磨片12を密に配列して
も接着剤13が研磨片12の内側の端辺部分にしみ込み
やすくなり、研磨片12同士が強固に接着される。
側の端辺に形成しておくと、研磨片12を密に配列して
も接着剤13が研磨片12の内側の端辺部分にしみ込み
やすくなり、研磨片12同士が強固に接着される。
【0009】したがって、円形基盤11を嵌め入れる際
に、研磨片12がバラバラにならないし、研磨片12と
円形基盤11との接着強度も増大する。
に、研磨片12がバラバラにならないし、研磨片12と
円形基盤11との接着強度も増大する。
【0010】上記研磨片12は、不織布に砥粒を付着さ
せた研磨不織布だけによって形成してもよいし、研磨不
織布の間に、研磨布紙やメッシュ布等の他のシート材料
を挟み入れるようにしてもよい。
せた研磨不織布だけによって形成してもよいし、研磨不
織布の間に、研磨布紙やメッシュ布等の他のシート材料
を挟み入れるようにしてもよい。
【0011】
【実施の形態】図1(a)、(b)は、この発明に係る
研磨ホイールの一形態を示している。
研磨ホイールの一形態を示している。
【0012】この研磨ホイールは、多数枚の矩形の研磨
片12を、面同士が順次重なるように、内側の端辺を、
円形基盤11の外周端面に、接着剤13によって接着し
たものであり、各研磨片12の内側の端辺の中央部に、
接着剤13の溜め溝14を形成している。
片12を、面同士が順次重なるように、内側の端辺を、
円形基盤11の外周端面に、接着剤13によって接着し
たものであり、各研磨片12の内側の端辺の中央部に、
接着剤13の溜め溝14を形成している。
【0013】上記円形基盤11は、合成樹脂、金属ある
いは木によって形成され、中心にグラインダーの回転軸
を挿し入れて固定するための貫通孔15が形成されてい
る。
いは木によって形成され、中心にグラインダーの回転軸
を挿し入れて固定するための貫通孔15が形成されてい
る。
【0014】上記接着剤13としては、エポキシ、フェ
ノールあるいはアクリル系の合成樹脂が使用されてい
る。
ノールあるいはアクリル系の合成樹脂が使用されてい
る。
【0015】上記円形基盤11と各研磨片12との接着
手順は、次の通りである。まず、治具等を使用して研磨
片12を環状に並べ、この状態で内周面の溜め溝14に
接着剤13を保持させるように接着剤13を塗布する。
そして、この後、円形基盤11を環状に並べた研磨片1
2の内周に嵌め入れ、接着剤13を固化させる。
手順は、次の通りである。まず、治具等を使用して研磨
片12を環状に並べ、この状態で内周面の溜め溝14に
接着剤13を保持させるように接着剤13を塗布する。
そして、この後、円形基盤11を環状に並べた研磨片1
2の内周に嵌め入れ、接着剤13を固化させる。
【0016】次に、図2は、接着剤13のしみ込みを良
好にするために、各研磨片12の内側の端辺に、くさび
形の溜め溝14を2本形成した、この発明に係る研磨ホ
イールの別の形態を示している。
好にするために、各研磨片12の内側の端辺に、くさび
形の溜め溝14を2本形成した、この発明に係る研磨ホ
イールの別の形態を示している。
【0017】
【発明の効果】この発明に係る研磨ホイールは、各研磨
片12の内側の端辺に接着剤13の溜め溝14を形成し
てあるので、接着剤13のしみ込み量が多く、研磨片1
2同士が強固に接着され、研磨片12と円形基盤11と
の接着強度も極めて高く、より安全性が高い。
片12の内側の端辺に接着剤13の溜め溝14を形成し
てあるので、接着剤13のしみ込み量が多く、研磨片1
2同士が強固に接着され、研磨片12と円形基盤11と
の接着強度も極めて高く、より安全性が高い。
【図1】(a)はこの発明に係る研磨ホイールの一形態
を示す一部を分解した斜視図、(b)は同上の部分縦断
面図
を示す一部を分解した斜視図、(b)は同上の部分縦断
面図
【図2】この発明に係る研磨ホイールの別形態を示す部
分縦断面図
分縦断面図
【図3】(a)は従来の研磨ホイールの一部を分解した
斜視図、(b)は同上の部分縦断面図
斜視図、(b)は同上の部分縦断面図
11 円形基盤 12 研磨片 13 接着剤 14 溜め溝
Claims (1)
- 【請求項1】 研磨不織布、又は研磨不織布と他のシー
ト材料からなる多数枚の矩形の研磨片を、面同士が順次
重なるように、内側の端辺を、円形基盤の外周端面に接
着剤によって接着させた研磨ホイールにおいて、上記矩
形の研磨片の内側の端辺に、接着剤の溜め溝を一本又は
複数本形成したことを特徴とする研磨ホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17484798A JP2000006036A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 研磨ホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17484798A JP2000006036A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 研磨ホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000006036A true JP2000006036A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=15985700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17484798A Pending JP2000006036A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 研磨ホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000006036A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8137423B2 (en) | 2004-08-20 | 2012-03-20 | 3M Innovative Properties Company | Method of making abrasive article |
US8740675B2 (en) | 2009-12-25 | 2014-06-03 | 3M Innovative Properties Company | Method of making a grinding disk and a grinding disk |
KR20160007193A (ko) | 2014-07-11 | 2016-01-20 | 인트테크놀로지(주) | 경질 코어로 지지된 압축 부직포 연마 디스크 및 이의 제조방법 |
US9764449B2 (en) | 2014-05-29 | 2017-09-19 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Abrasive article having a core including a polymer material |
CN113618609A (zh) * | 2021-07-27 | 2021-11-09 | 宜春市龙腾机械电气有限公司 | 动态自助清理仿真永磁同步抛光系统 |
-
1998
- 1998-06-22 JP JP17484798A patent/JP2000006036A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8137423B2 (en) | 2004-08-20 | 2012-03-20 | 3M Innovative Properties Company | Method of making abrasive article |
US8740675B2 (en) | 2009-12-25 | 2014-06-03 | 3M Innovative Properties Company | Method of making a grinding disk and a grinding disk |
US9764449B2 (en) | 2014-05-29 | 2017-09-19 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Abrasive article having a core including a polymer material |
US10213903B2 (en) | 2014-05-29 | 2019-02-26 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Abrasive article having a core including a polymer material |
KR20160007193A (ko) | 2014-07-11 | 2016-01-20 | 인트테크놀로지(주) | 경질 코어로 지지된 압축 부직포 연마 디스크 및 이의 제조방법 |
CN113618609A (zh) * | 2021-07-27 | 2021-11-09 | 宜春市龙腾机械电气有限公司 | 动态自助清理仿真永磁同步抛光系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20071221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080624 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |