JPH0647552U - フランス落とし - Google Patents

フランス落とし

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JPH0647552U
JPH0647552U JP8320992U JP8320992U JPH0647552U JP H0647552 U JPH0647552 U JP H0647552U JP 8320992 U JP8320992 U JP 8320992U JP 8320992 U JP8320992 U JP 8320992U JP H0647552 U JPH0647552 U JP H0647552U
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slider
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pin
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JP8320992U
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JPH08451Y2 (ja
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満 村上
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株式会社西製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 錠杆付スライダの降下阻止と上昇阻止とを自
動的に行う。 【構成】 取付板2を有する筒体1内に錠杆6付のスラ
イダ5を挿入し、操作杆13を有する揺動体12の爪1
4と係止部16とが自動的に係止してスライダの上昇を
阻止し、またストッパ17とピン19との自動係合によ
りスライダの降下を阻止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、扉などに取り付けるフランス落としに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフランス落としは、取付金具の縦長な筒体内に挿入した錠杆付のスライ ダと、このスライダから水平方向に突出すると共に、取付金具の前面壁に設けて ある縦長な貫窓に貫通する操作杆と、貫窓の上下端側縁に操作杆が嵌り込み係合 するよう設けた切欠きとで構成され、上位の切欠きから操作杆を脱出すると、自 重によりスライダが落下して、床面の係合穴に錠杆の先が嵌め込んで扉の閉鎖状 態を維持する。
【0003】 なお、係合穴に錠杆の先が嵌り込んだのち、下位の切欠きに操作杆を嵌入係合 して、錠杆付スライダの上昇を阻止する。
【0004】 扉の開放に際しては、まず、下位の切欠きから操作杆を脱出し、次いで操作杆 を引き上げながら、共に錠杆付のスライダを上昇させて、錠杆と係合穴との係合 関係を解除し、然るのち、上位の切欠きに操作杆を嵌入係合して、スライダの引 き上げ状態を維持する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようなフランス落としによると、スライダの降下後及び上昇後操作杆と 切欠きとの係合によりスライダの上昇及び降下を阻止するので、手数がかかる。
【0006】 また、錠杆と係合穴との係合時にスライダの上昇阻止操作をわすれると、扉が 開かれる問題もあった。
【0007】 そこで、この考案の課題は、スライダを降下し、また上昇させたとき、自動的 にスライダのスライドを止めるようにしたフランス落としを提供することである 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、下端面が開放する縦長な筒体と、 この筒体に設けた取付板と、上記筒体内で昇降するよう挿入した後面開放のスラ イダと、このスライダの下端から下向きに突出するよう設けた錠杆と、上記筒体 の前面壁に設けた縦長な貫窓と、上記スライダの降下終了時点に上記貫窓の下端 に合致するよう前記スライダの前面壁に設けた透孔と、上記スライダ内にピンを 介し上端を回動自在に支持した揺動体と、この揺動体の上端から連なって上記透 孔の中心に貫通するよう設けた操作杆と、上記揺動体の下端から後方に向け突出 する爪と、上記揺動体に上記爪が後方に向く復帰回動性を付与するバネと、上記 スライダの降下終了時に上記爪が係合するよう上記筒体の後面壁内面に設けた係 止部と、上記筒体の後面壁内面上部に前後方向に移動し、かつ前方に向く復帰力 を付与して設けたストッパと、上記スライダの上昇終了時点に上記ストッパを乗 り越えて前記ストッパに係合するよう前記スライダに設けたピンとから成るフラ ンス落としを採用したものである。
【0009】
【作用】
スライダの上昇終了時にあっては、ストッパを乗り越えたピンがストッパに係 合するので、スライダの上昇状態が維持される。
【0010】 把持した操作杆を押し下げると、スライダと共にピンが下方に移動するため、 ピンにより後方にストッパを押し逃がして、ストッパとピンとの係合関係を解除 する。
【0011】 そして、スライダの降下が終了すると、床の係合穴に錠杆の先が嵌入して係合 すると共に、爪と係合部とが合致するので、係止部に爪が係止する。
【0012】 このとき、操作杆から手をはなしても、揺動体にバネを介し付与してある回動 性により爪と係止部との係合関係が維持される。
【0013】 係合穴と錠杆との係合を解除する場合は、把持した操作杆を引き上げると、係 止部から爪が外れてスライダが上方にスライドする。 このため、係合穴から錠杆が脱出する。
【0014】 また、上昇するスライダのスライド終了直前になると、ピンとストッパとの当 接によりストッパを押し逃がし、ピンがストッパを通り越すと、復帰するストッ パにピンが係合して、スライダの上昇停止状態を維持する。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0016】 図1及び図2に示すように、1は下端面が開放する縦長な筒体で、この筒体1 には、取付板2が設けられている。
【0017】 上記の取付板2は、筒体1の表面壁上下に連成し、透孔3に挿通したビスや木 ネジを扉Aにねじ込んで固着する。
【0018】 5は筒体1内に昇降自在に挿入した後面開放のスライダである。 上記のスライダ5は、筒体1が四角形の角形のため、平面コ字状の溝形材を使 用している。
【0019】 6はスライダ5の下端から突出する錠杆である。 上記の錠杆6は、図示のように、スライダ5の下端面に設けてあるネジ孔7に 錠杆6の途中から上端迄に設けてあるネジ部8をねじ込んでおくと、錠杆6の突 出長さを自由に調整することができる。
【0020】 9は筒体1の前面壁の上下端部間に設けた縦長な貫窓である。
【0021】 10はスライダ5の降下終了時点に貫窓9の下端に合致するようスライダ5の 前面壁に設けた透孔である。
【0022】 また、スライダ5内にピン11を介し下端側が前後方向に揺動するよう揺動体 12の上部を回動自在に支持すると共に、この揺動体12の上端から連なって前 方に突出する操作杆13を透孔10の中心に貫通させてある。
【0023】 さらに、揺動体12の下端に後方に向く爪14を設けると共に、揺動体12に は、バネ15を介し爪14が後方に向く回動性が付与されている。
【0024】 また、筒体1の後面壁には、スライダ5の降下終了時に爪14の係合用係止部 16が設けられている。 上記の係止部16は、図示の場合、筒体1の後面に設けた孔に爪14の先が嵌 入するようにしたが、凹部に爪14の先が嵌り込んで係合するようにしてもよい 。
【0025】 なお、図示のように、上下に複数の係止部16を設けておくと、任意の係止部 16に爪14を係止して、スライダ5の上昇方向のスライドを止めることができ る。
【0026】 また、筒体1の後面壁内面の上部には、前後方向に移動し、かつ前方に向く復 帰力を付与したストッパ17が設けられている。 上記のストッパ17は、板バネ18の一端を横向きV字状に曲げ加工して形成 し、板バネ18の上向き他端を筒体1の後面壁内面にスポット溶接などにより固 定してある。
【0027】 19はスライダ5の上昇停止時にストッパ17に係合するようスライダ5の両 側面壁間に横架したピンである。
【0028】 なお、図示の場合筒体1の上端も開放させて、上昇するスライダ5の上部を上 方に突出するようにしたが、筒体1を長くしてスライダ5の上部が突出しないよ うにすると、筒体1の上端を閉鎖してもよい。
【0029】 上記のように構成すると、把持した操作杆13を押し下げると、スライダ5と 共に錠杆6が下方にスライドし、そして図2に示すように床面の係合穴20に錠 杆6の下端が嵌入するので、扉の閉鎖状態を維持する。
【0030】 上記係合穴20に錠杆6の下端が係合したとき、爪14と係止部16とが一致 するのでバネ15により揺動体12に付与してある回動性により係止部16に爪 14が自動的に係合する。 このため、スライダ5の上昇方向のスライドが阻止される。
【0031】 次に、錠杆6と係合穴20との係合関係を解除する場合は、操作杆13を引き 上げる。
【0032】 このとき、図2時計方向に揺動体12が回動して、係止部16から爪14が外 れるので、スライダ5の上昇阻止が解除され、操作杆13の引き上げ上昇にとも ないスライダ5と共に錠杆6が上昇する。
【0033】 上昇するスライダ5のスライドが終了直前になると、ピン19によりストッパ 17を押し逃がし、ピン19がストッパ17を乗り越えると、ピン19とストッ パ17との自動係合(図3に示すように)によってスライダ5の降下が阻止され る。
【0034】
【効果】
この考案に係るフランス落としは、以上のように構成してあるので、係合穴に 錠杆の下端を嵌入したとき、爪と係止部とが自動的に係止し、また、係合穴から 錠杆を脱出したとき、ピンとストッパとが自動的に係合する。
【0035】 このため、別に錠杆の上昇阻止や錠杆の降下を阻止する手間のかかる操作が不 要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るフランス落としの正面図
【図2】同上の縦断側面図
【図3】スライダを上昇した状態の縦断側面図
【符号の説明】
1 筒体 2 取付板 3 透孔 5 スライダ 6 錠杆 7 ネジ孔 8 ネジ部 9 貫窓 10 透孔 11 ピン 12 揺動体 13 操作杆 14 爪 15 バネ 16 係止部 17 ストッパ 18 板バネ 19 ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端面が開放する縦長な筒体と、この筒
    体に設けた取付板と、上記筒体内で昇降するよう挿入し
    た後面開放のスライダと、このスライダの下端から下向
    きに突出するよう設けた錠杆と、上記筒体の前面壁に設
    けた縦長な貫窓と、上記スライダの降下終了時点に上記
    貫窓の下端に合致するよう前記スライダの前面壁に設け
    た透孔と、上記スライダ内にピンを介し上端を回動自在
    に支持した揺動体と、この揺動体の上端から連なって上
    記透孔の中心に貫通するよう設けた操作杆と、上記揺動
    体の下端から後方に向け突出する爪と、上記揺動体に上
    記爪が後方に向く復帰回動性を付与するバネと、上記ス
    ライダの降下終了時に上記爪が係合するよう上記筒体の
    後面壁内面に設けた係止部と、上記筒体の後面壁内面上
    部に前後方向に移動し、かつ前方に向く復帰力を付与し
    て設けたストッパと、上記スライダの上昇終了時点に上
    記ストッパを乗り越えて前記ストッパに係合するよう前
    記スライダに設けたピンとから成るフランス落とし。
JP8320992U 1992-12-02 1992-12-02 フランス落とし Expired - Lifetime JPH08451Y2 (ja)

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JP8320992U JPH08451Y2 (ja) 1992-12-02 1992-12-02 フランス落とし

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JPH0647552U true JPH0647552U (ja) 1994-06-28
JPH08451Y2 JPH08451Y2 (ja) 1996-01-10

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