JPS625507Y2 - - Google Patents

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JPS625507Y2
JPS625507Y2 JP1981120090U JP12009081U JPS625507Y2 JP S625507 Y2 JPS625507 Y2 JP S625507Y2 JP 1981120090 U JP1981120090 U JP 1981120090U JP 12009081 U JP12009081 U JP 12009081U JP S625507 Y2 JPS625507 Y2 JP S625507Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
locking
bolts
connecting plate
plate
nuts
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981120090U
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English (en)
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JPS5825478U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12009081U priority Critical patent/JPS5825478U/ja
Publication of JPS5825478U publication Critical patent/JPS5825478U/ja
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Publication of JPS625507Y2 publication Critical patent/JPS625507Y2/ja
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  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)
  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建造物等に固定する大型金庫の固定
装置に関するもので、盗難防止・地震等による移
動を防止することを目的としたものである。
従来大型金庫は重量があるため、建造物内に据
置くだけのものが多く、特に固定するようなこと
はなかつた。
しかし、近年、吊上装置を備えた自動車等が提
供されるようになり、大型金庫でも容易に吊上げ
て持運ぶことができるようになり、盗難事件も発
生するようになつた。
例えば登録実用新案第369876号公報に見られる
如く、底板の穿孔より内部に突出する不動突子に
係合する係止金具を設け、1つの発条を上記金具
の係止解脱用と蓋板の跳開用とに兼用した構造
や、特開昭55−105076号公報に見られる如く、建
物の壁面に開口をもつ収納部と、その床面に設置
されて収納部の前後方向に延びる移動案内部と手
前側に固定部材とを有する固定台と、金庫の下面
に突設されて前記移動案内部に係合する被案内部
と金庫の扉の下方にある被固定部材とを有する脚
とを備えた構造が知られている。
しかしながら前者にあつては係止金具が金庫側
に縦方向に設けられているので金庫の中央に配設
することはできない。また金庫の底板に小孔を穿
つので耐火庫には利用することができない。
また、後者にあつてはネジ止めにより固定して
いるので着脱が煩わしいと共に誰でも容易に取外
し方がわかり盗難防止の効果は少ない。
この考案は上記事情に鑑みて考案されたもの
で、耐火庫にも用いることができ着脱操作が容易
な盗難防止にも有益な大型金庫の固定装置を提供
することを目的とする。
そこで本考案は、建造物等に係止装置を設けた
台盤を予め固定しておき、金庫の底部に取付板を
固定し、台盤の上に金庫を据置くだけで、容易に
持ち上げたり移動することができないようにした
もので、これを図面について詳細に説明する。
第1図に示したように、水平に延びたプレート
状の取付板1の中央部に一定の間隔をおいて貫通
孔を並設し、その上に一対のナツト3,3′を固
着する。
該ナツト3,3′には下側から頭部を下向きに
してボルト4,4′を螺合する。
また、前記取付板1の両端から立ち上がつて上
端で外方へ略水平に曲折される左右一対の固定部
2,2′を設けて金庫底面と固着する構成の係止
盤Bを設ける。
これとは別に、第2図に示す如く、床面より高
い離間位置で略水平に延出し、前記係止盤Bの取
付板1と衝合する連結板20を設けその両端に凹
形状の凹陥部11,11′を形成し、該凹陥部1
1,11′の底部に床面と固着するための固定孔
12を複数個穿設する。
また前記連結板20には、前記係止盤Bのナツ
ト3,3′間の間隔に対応した間隔で先端から中
途部まで平行に延びて前記ナツト3,3′に螺合
したボルトをスライドして挿通可能な一対の長溝
からなるボルト嵌挿溝10,10′を設けてお
く。
該ボルト嵌挿溝10,10′の底面側には、ボ
ルト4,4′嵌挿方向に対して漸次外側後方へ傾
斜するテーパ片7a,7a’を有しその背面側で
前記ボルト4,4′を掛止め可能な鈎状の係止部
7,7′と、該係止部7,7′と連接すると共に基
端側が連結板20に取付けられてボルト4,4′
がボルト嵌挿溝10,10′を通過する際前記テ
ーパ片を付勢手段9,9′を介して復帰可能に内
側へ傾動してボルト4,4′をテーパ片の背後側
へ通過させると共に上記付勢手段9,9′の付勢
力によつて係止部7,7′へ掛止める係止腕6,
6′が設けられている。
該係止腕6,6′は本実施例の場合テーパ片7
a,7a’の内端側から折曲する略へ状の杆材か
らなつており、それぞれが連結板20に略V形と
なるよう軸8により一点で枢着されると共に、上
記係止腕6,6′の中途部に一端が取付けられ他
端が連結板20に取付けられて該係止腕の内側へ
の傾動時に復帰方向へ付勢されるコイルバネ9,
9′が付勢手段として設けられている。
更に、前記連結板20上でボルト嵌挿溝10,
10′の延長位置で且つ係止腕6,6′の基端側に
対応する位置には係止腕6,6′を操作可能な窓
13が開口形成されて台盤Aを構成している。
以上の構造によるものであるが、これを実際に
取付けて使用する場合は、次のようになる。
係止盤Bは第3図に示したように、金庫の底部
に固定部2,2′を溶接等の手段で固定し、ナツ
ト3,3′にはボルト4,4′をそれぞれ螺合して
おく。
一方台盤Aは、第4図に示したように、凹陥部
11,11′の底部に設けた複数個の固定孔12
を利用して、金庫を据置する建造物等に、アンカ
ーボルトで予め固定しておく。
このように固定した台盤Aのボルト嵌挿溝1
0,10′に、係止盤Bのナツト3,3′に螺合し
てあるボルト4,4′を、ボルト嵌挿溝10,1
0′の開口部分から矢印方向へ摺動嵌挿し、ボル
ト4,4′をボルト嵌挿溝10,10′の先端まで
挿入すると、係止腕6,6′の係止部7,7′によ
つて係止盤Bは逆動しないように係止される。
即ち、係止腕6,6′はコイルバネによつてV
形状になつており、先端の係止部7,7′のテー
パ片7a,7a’が傾斜状になつているため、挿
入されたボルト4,4′によつて内側へ押され、
ボルト4,4′が通過すうと再び元の位置に復す
ることによるものである。
従つて、係止盤Bの固定部2,2′に固定され
ている金庫は完全に固定される。
尚、係止盤Bの前部に設けた目かくし部は、ボ
ルト4,4′が見えないようにするためのもので
ある。
このように固定された金庫を取りはずす場合は
先端を鈎形に折曲した棒を窓13からさしこみ、
係止腕6,6′を内方向へ引張した後、金庫をボ
ルト嵌挿溝の開口部方向へ移動させれば容易に取
りはずすことができる。
以上のべた如く本考案は、大型の金庫を簡単な
操作で確実に固定することができ、操作金具(先
端を鈎状に折曲げた棒)を利用すれば一種の鍵の
働きをする機構で金庫の修理を必要とする場合に
は容易に取りはずしができ、且つ盗難防止にも役
立つ、すぐれた固定装置である。また耐火庫へ用
いることができ有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は係止盤の斜視図、第2図は台盤の斜視
図、第3図は側面からみた係止盤の固定状態を示
した図、第4図は側面からみた本考案の使用状態
を示した図である。 1……取付板、2,2′……固定部、3,3′…
…ナツト、4,4′……ボルト、5……目かくし
部、6,6′……係止腕、7,7′……係止部、8
……軸、9,9′……コイルバネ、10,10′…
…ボルト嵌挿溝、11,11′……凹陥部、12
……固定孔、13……窓、A……台盤、B……係
止盤、C……金庫。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水平に延びたプレート状の取付板1と、該取
    付板1の中央部に一定の間隔をおいて貫通孔を
    並設した上に固着された一対のナツト3,3′
    と、該ナツト3,3′に下側から頭部を下向き
    にして螺合するボルト4,4′と、 前記取付板1の両端から立ち上がり上端で外
    方へ略水平に曲折されて金庫底面と固着される
    左右一対の固定部2,2′と、 を有する係止盤Bと、 床面と固着するための固定手段12と、 床面より高い離間位置で略水平に延出し、前
    記係止盤Bの取付板1と衝合する連結板20
    と、 該連結板で前記ナツト3,3′間の間隔に対
    応した間隔で先端から中途部まで平行に延びて
    前記ナツト3,3′に螺合したボルトをスライ
    ドして挿通可能な一対の長溝からなるボルト嵌
    挿溝10,10′と、該ボルト嵌挿溝10,1
    0′の底面側でボルト4,4′嵌挿方向に対して
    漸次外側後方へ傾斜するテーパ片を有しその背
    面側で前記ボルト4,4′を掛止め可能な鈎状
    の係止部7,7′と、 該係止部7,7′と連接すると共に基端側が
    連結板20に取付けられてボルト4,4′がボ
    ルト嵌挿溝10,10′を通過する際前記テー
    パ片を付勢手段9,9′を介して復帰可能に内
    側へ傾動してボルト4,4′をテーパ片の背後
    側へ通過させると共に上記付勢手段9,9′の
    付勢力によつて係止部7,7′へ掛止める係止
    腕6,6′と、 前記連結板20上でボルト嵌挿溝10,1
    0′の延長位置で且つ係止腕6,6′の基端側に
    対応する位置に開口されて係止腕6,6′を操
    作可能な窓13と を有する台盤Aとの組合わせからなる大型金庫
    用固定装置。 (2) 係止腕がテーパ片の内端側から折曲する略へ
    状の杆材からなつており、それぞれが連結板に
    略V形となるよう一点で枢着されると共に上記
    係止腕の中途部に一端が取付けられ他端が連結
    板に取付けられて該係止腕の内側への傾動時に
    復帰方向へ付勢されるコイルバネを付勢手段と
    して設けたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の大型金庫用固定装置。
JP12009081U 1981-08-14 1981-08-14 大型金庫用固定装置 Granted JPS5825478U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12009081U JPS5825478U (ja) 1981-08-14 1981-08-14 大型金庫用固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12009081U JPS5825478U (ja) 1981-08-14 1981-08-14 大型金庫用固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5825478U JPS5825478U (ja) 1983-02-18
JPS625507Y2 true JPS625507Y2 (ja) 1987-02-07

Family

ID=29914128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12009081U Granted JPS5825478U (ja) 1981-08-14 1981-08-14 大型金庫用固定装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5825478U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55105076A (en) * 1979-01-31 1980-08-12 Matsushita Electric Works Ltd Device for fixing safe

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55105076A (en) * 1979-01-31 1980-08-12 Matsushita Electric Works Ltd Device for fixing safe

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5825478U (ja) 1983-02-18

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