JPH0647039A - 3次元ct用3次元データ取得方法及びシステム - Google Patents

3次元ct用3次元データ取得方法及びシステム

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JPH0647039A
JPH0647039A JP5073660A JP7366093A JPH0647039A JP H0647039 A JPH0647039 A JP H0647039A JP 5073660 A JP5073660 A JP 5073660A JP 7366093 A JP7366093 A JP 7366093A JP H0647039 A JPH0647039 A JP H0647039A
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JP
Japan
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plane
data
dimensional
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assembly
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JP5073660A
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English (en)
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Gioietta Kuo-Petravic
クウォー−ペトラヴィク ジョイエッタ
Rolf Hupke
ハプク ロルフ
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Siemens Medical Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな有効体積に対して高解像度の容量を有
する3次元CT手法を提供することが本発明の目的であ
る。 【構成】 スキャン平面内での各回転位置に対して、そ
して、各スキャン平面に対して、2次元検出器表面上で
投影データが得られるように複数の直交する平面内にて
スキャンすることにより身体の内部部分の3次元イメー
ジを生成するCTシステムが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にX−線イメージン
グ(画像生成)方法及び装置(システム)、特には被検
体、例えば人体の体積イメージングを得るためのCT方
法及び装置(システム)に関する。
【0002】
【従来の技術】発明の背景に就いて以下説明する。医療
分野及び産業の双方において種々の被検体、例えば人
体、鋳物、等のような被検体対象物の内部部分のイメー
ジ(画像)を非破壊的に生成することが重要である。殊
に医療分野においてCTを行なわせるための方法及び装
置としてほぼ1974年以降比較的複雑な2次元イメー
ジングシステム(画像生成システム)が開発されてい
る。斯様な2次元システムは2次元イメージのコンピュ
ータ再構成のためのファンビーム(扇状ビーム)スキャ
ンモードを利用している。現在のところ、最も進んだC
T装置、例えば、シーメンス社SO MATRONはス
パイラルソースを使用しており、検出器アセンブリ及び
再構成は一連の2次元スライスから達成される。一般に
認められるところではCT装置の次の世代は試験検査、
例えば心臓の心悸亢進の検査を可能にするための体積リ
アルタイムイメージングに基づくものにならなければな
らないことである。このことを達成するため、データ収
集時間と再構成時間のスピードアップが必要である。コ
ーン(円錐)ビームを発生するX線ソースの完全な規
模、レインジを用いることにより、そして、表面検出
器、例えばシーメンス社MULTISKOPにおけるイ
メージインテンシファイアのようなものを用いることに
より、データ収集が顕著にスピードアップされ得る。然
し乍ら大型の使用可能な体積による適当な高分解能(解
像度)高速3次元再構成方法が工夫考案されねばならな
い。良好な逐次的(iterative)代数学的再構
成方法(これは極めて精確なものであり得る)は存在す
るものの、収束を得るのに通常極めて大きなコンピュー
タ時間を必要とする。
【0003】近代的な診断的(診療)放射線技術システ
ムによっては放射線技術者にとって上述のような人体の
内臓器官のシャドウイメージを生じさせ解釈することが
可能となっている。そのようなシステムでは50〜20
0keVのレインジに亘るエネルギスペクトルを典型的
に有するX線が用いられるが、産業上の応用分野では著
しく高いエネルギレインジが使用され得る。また、典型
的な診断X線システムでは当該X線を人体の断面部を通
って通過させるようにして比較的広幅のX線ビームが用
いられ、それにより身体の断面部から出る線が検出器に
照射される。検出器は典型的には写真フィルム又はX線
検出管から成り得る。X線は身体を通過するとき例えば
関係式
【0004】
【数1】
【0005】に従って減弱(減衰)される。その場合I
oはX線ビームの強度であり、μは減弱係数であり、X
は身体の厚さである。減弱係数μは当該身体に亘る物質
の密度及びそれの原子番号の関数であるので、身体の種
々の成分によっては夫々当該ビームが身体を通るときの
種々の点(個所)でビームが異って減弱(減衰)され
る。身体を出て行くX線ビームのそのような種々の減弱
成分は異なった放射線量として検出される。その結果検
出されたビームによっては身体全体に亘っての減弱の2
次元表示が生ぜしめられる。写真フィルムの検出器によ
っては身体の高分解能の永久的レコード(記録)又は記
録されたイメージ(画像)が得られる。当該分解能は
0.1mmに近いものになり得る。
【0006】そのような公知システムの欠点は3次元の
身体について2次元表示しか得られないことがである。
【0007】回転軸に対して垂直な平面内で身体を通っ
て比較的狭幅の(細い)X線を送信するためコンピュー
タ化されたトモグラフィまたはトモグラフィシステムが
開発されている。検出器は異なる放射線を以て、典型的
には数1000回ビームの全減弱減衰量を繰返して測定
するため用いられ、その際それらの異なった放射線は同
じ平面内で身体を通して送信される。回転軸に対して垂
直な平面内で身体の狭いスライスに亘って数1000回
の減弱(減衰)量測定が行わなれ得る。ビーム路に沿っ
てのセグメントの各々による減弱(減衰)量の和は当該
ビーム路に沿っての狭幅ビームの減弱(減衰)量を表わ
す。総合減弱(減衰)量は各セグメントの減衰量の和で
ある。
【0008】実際上研究検討される所定の身体スライス
に対して、当該スライスは複数のパイクセル又は表面要
素(エレメント)に分割される。典型的グリッドサイズ
又はパイクセルのメッシュは512×512のマトリク
スであり、所定のスライスを再現、再生するには数10
万の測定が必要とされる。
【0009】データ処理は典型的には各パイクセル要素
に対して減弱係数を計数することを含む。減弱係数は典
型的には水を1.0とする規準値に対する相対的な正規
化値であり、すなわち、例えば骨、カルシウムにおいて
見出されるような密度の高い物質に対しては高い数値と
なる。水に対する正規化数は例えば、1000H.U.
(Hounsfield)単位である。正規化された係
数は所定のパターン(スキーマ)に従って大きさの点で
ランク(階位)付けされ、その後、グレイスケールラン
キング(階位付け)に対して相対的にビュー(可視)ス
クリーン上にスライスを表示するため種々のコンピュー
タ化減弱係数にグレイスケールが割当てられている。そ
の結果身体全体に亘っての組織特性において小さな差異
を示す高分解能イメージが得られる。同様に、CTの産
業上の応用に対しては他の正規化標準が適用される。そ
れらのシステムの或ものによっては順次の平行(パラレ
ル)の平面にてとられた複数の2次元スライスから3次
元イメージが生成される。他のシステムは第1の軸線に
沿ってとられる複数の平行(パラレル)平面から得られ
た複数の2次元スライスを用いることにより、そして、
第1軸線に対して垂直な軸線に沿ってとられた平行(パ
ラレル)平面からの別の複数のスライスを用いることに
よりデータのギャップを埋めることを試みる。それにも
拘らず、そのような公知システムは、ピントの合った焦
点から離れて動くと、得られたデータにおけるギャップ
に基づき分解能が悪くなる。写真フィルムとは異なる検
出器はそのような最新のシステムにて用いられる。それ
らの検出器は例えば高密度ガスで充填されたイオン化
室、ソリッドステートデバイス、又はイメージインテン
シフイヤを含み得る。
【0010】典型的にはCT装置ではX線源(ソース)は
コニカル(円錐状)であり、一般に、扇状ビームを形成
するためスリットが前部(前方)に設けられる。3次元
CTに対して、X線ソースの完全な規模、範囲が用いて
コンピュームが生ぜしめられる。X線ソースから投影さ
れるビームパターンは被検体の周りに回転される。
【0011】本発明の認識によれば3次元イメージング
を改善する上で高い分解能及び高速再構成時間(特性)
を生じさせる真の3次元再構成アルゴリズムを開発する
ことが重要である。或公知の3次元再構成アルゴリズム
はFeldkamp et al.によって開発されてい
る(L.A. Feldkamp,L.C. Davis
and J.W.Kress,“PRACTICAL
CONE BEAM ALGORITHM”,J. Op
t.Soc.Am ,6 June 1984)。Feld
kamp et al,アルゴリズムは基本的に2次元扇
状ビーム逆投影アルゴリズムの拡張であって、一般的に
研究者によって極めて有効であると認められている。然
し乍ら、本発明により得られた知見によれば、上記アル
ゴリズムは中央平面にスキャンするのみであるので、損
なわれたイメージは中央平面から大きな垂直方向距離を
おいて生ぜしめられるものであり、そして当該欠点はス
キャン方法に固有のものである。
【0012】3次元トモグラフィを形成するため従来多
くの試みがなされている。例えば、Fencil et
alの米国特許第4,875,165号においてバイプ
レイン(biplane)のアンギオグラフィーにおけ
る3次元構造の決定のための方法が記載されている。
【0013】一般に考えられていたところによれば2つ
の大きな円からスキャンデータを加え合せるとしたら、
夫々のデータが“ファジイ度”が加えられて、なお一層
大きなファジイ度が生ぜしめられることとなるであろう
ということである。本発明の方法は上記の誤った考えに
対して反証を行ない、すなわち、被検体の複数の大きな
円(サークル)スキャンからの処理されたスキャンデー
タを加え合せることにより、ファジイ度が実際に低減さ
れるとの知見が得られた。
【0014】
【発明の目的】本発明の目的ないし課題とするところは
大きな有効体積に対して高解像度(分解能を)の容量を
具備する3次元CT手法を提供することにある。
【0015】本発明の別の目的ないし課題とするところ
は実質的に損なわれたイメージングを実質的に除去する
ように直交平面内でマルチスキャンの容量能力を3次元
CTシステムが具備することにすることにある。
【0016】本発明のさらに別の目的ないし課題とする
ところはCT体積再構成のための改善された方法を提供
することにある。
【0017】
【発明の構成】本発明の課題ないし目的は請求範囲に記
載の構成要件により解決される。
【0018】1つの実施例において、2つのFeldk
amp再構成を用いて2つの実質的に垂直な円にてスキ
ャンすることにより、そして、それから得られたデータ
を相加えることにより、CTシステムにて上記目的及び
他の目的が達成される。そのようなスキャンによっては
公知システムに対しての解像度の実質的改善が得られ
る。本発明の他の実施例では第3のスキャンが、他の2
つのスキャンに対して垂直方向になされ、ここにおい
て、空間的及びコントラスト解像度において一層大きな
改善度が得られるように、対称的及び完全なサンプリン
グがなされる。
【0019】次に本発明の種々の実施例を図を用いて説
明し、ここにおいて、同種の内容については同じ参照番
号、符号で示してある。
【0020】
【実施例】図1の簡単化された概念図には基本的な3次
元コーンビームコンピュータ化CTシステム1を示し、
このシステム1は半円又は“C”状のアーム3(これは
その一端にX線管又は送信装置5を有している)及びX
線検出装置7(これは当該他端に取付けられている)を
有する。X線管又は送信装置5はX線検出器7に直接的
に対向しかつそれにアラインメントされて位置付けられ
ており、それにより、当該例において患者9を通るX線
が、X線検出器7により検出され得るようになる。アー
ム3は水平自在継手11により保持され、例えば、当該
アーム3は回転平面内の任意の位置で位置付けられ得、
そして、X線管5からのX線ビームがそれらの平面の任
意のものを通して送信され得る。また、水平自在継手1
1の使用により、本例では任意の所定の平面内にてアー
ム3は約360°回転され得る。コンピュータ化された
コントローラ12は検出器7から受取ったスキャンデー
タを処理するためと、X−線管5の動作を制御するため
に設けられている。
【0021】図2に示すように、典型的にX−線管5か
ら送信されたX線は円錐(コーン)ビームの形で円錐状
(コニカル)体積13内にてセンタリングされ、該体積
13を介して送信される。本例ではコーンビームが患者
9の頭部15を透過するところが示されており、その後
ビームはコーン(円錐体)の軸線に対して垂直な平面内
の検出器7により検出される。患者9の放射線技術上の
研究検討を行なう場合、図1のアーム3は大きな円形平
面内でX線管5及び検出器7を回転させるため動かさ
れ、例えば検出器7の平面内にて患者9の頭部15の投
影されたイメージが得られる。このことは新たな回転平
面13′へのX線管5及び検出器7の再位置付けを示す
所定スキャン動作中の終期運動を指示することにより明
示されており、その際に、夫々図解のためそのX線管及
び検出器5′及び7′として示されている。円形経路に
よって描かれる回転平面内でのそれらの異なった位置に
よっては本事例において患者の頭部15の3次元イメー
ジ(画像)が生ぜしめられる。
【0022】上記の標準的構成状況においてさらにZ軸
に沿って、例えば被検体センタ(中心)から外れて当該
の動きが起こると分解能が低下してイメージング劣化を
惹起する。そのようにし、当該有効体積は座標系の周り
の小さな領域に低減される。
【0023】本発明において得られた知見によればX線
管5及び検出器7のスキャン又は運動のための少なくと
も2つの、有利には3つの直交サークル(円)の使用に
より3次元トモグラフィーに対する分解能における著し
い改善が得られることである。以下さらに詳述するよう
に、重要な着眼点は3次元イメージを再構成するために
得られるデータを処理するために必要とされるコンピュ
ータ時間を低減するための高速アルゴリズムを作成する
ことである。
【0024】図3中、3つの垂直又は直交する大きなサ
ークル(円)G1,G2,G3が簡単化されたダイヤグ
ラムで示されており、ここではそれらの円が、X線管5
から投影された典型的なコーン(円錐状)ビームの頂点
によって描かれる様子が窺われる。図示のように、被検
の患者9のような3次元被検体17が、夫々円G1〜G
3の中心内に位置付けられる。
【0025】3つの垂直な大きな円G1〜G3内に含ま
れるソース(源)及び検出器によるスキャンは図1に示
すようなトモグラフィメカニズムを用いて、次のように
して行なわれ得る、即ち、当該大円G1〜G3のうちの
所望の1つの平面にてX線管5及び検出器7を位置付け
ることにより行なわれ得る。然し乍ら、実際のコンピュ
ータ化されたCTシステムにて、そのことは時間を要す
るものであり得る。最小時間で所要のスキャンを行なわ
せるには3つのアーム3,3′3″及び所属のX線管
5,5′,5″並びに所属のX線検出器7,7′,7″
(図4)を有するCTシステムを設け得る。患者9は当
該機器に対して相対的な図4に示す所定の位置におかれ
ているが、患者をソース及び検出器アセンブリ5,
5′,5″及び7,7′7″に対して45°の位置関係
にあるような他の位置におき得る。検出器7,7′,
7″は夫々例えば2次元検出器、又は個別検出器の2次
アレイにより形成され得るが、それに限られない。この
実施例では患者9は台4により支持されたテーブル頂部
上に仰向けにおかれている。但し、いずれにしろ、その
ような体位に限られるものでなく、患者9は他の体位、
例えば立位置で位置付けられ、または検査され得る。さ
らに注目すべきはまた、3つの直交スキャンシステムは
本例では夫々自在水平継手11,11′,11″を有し
得、中央制御部はコンピュータ化コントローラ12によ
り形成され得る。当該の又は何等かの他のCTシステム
メカニズムにより、3つの直交スキャンのうちの2つの
使用を介して、対称的及び完全なるサンプリングは、著
しく高い空間的及びコントラスト分解能を生じさせるた
め行なわれ得る。前述のように、単一の平面スキャンシ
ステムに対して相対的な分解能の点で著しく改善が行な
われ得る。
【0026】次に、3つのG1〜G3スキャンから得ら
れるデータの比較的高速の処理のためのアルゴリズムの
開発に対しての種々の解析及びコンピュータ研究の成果
について説明する。本願発明者の認識によれば、“co
nvolution filtered back pr
ojection”(重畳積分−フィルタ補正−逆投
影)に部分的に基づくデータを処理するための方法が実
際的であるような様子を呈したのである。また、別の研
究により示されたところによれば、Feldkamp
et al (L.A.Feldkamp,L.C.Da
vis and J.W.Kress,“practic
al Cone Beam Algorithm”,J.
Opt.Soc.Am,1,June6,1984)に
より提案されたアルゴリズム(これは図1の単一のスキ
ャンサークル(円)構成に適用可能である)が、コンピ
ュータ実行のためのアルゴリズムのうち最も高速のもの
であるように思われる。
【0027】本発明を一層良好に理解するため以下体積
再構成の研究検討について説明する。この説明につい
て、本発明における有利な実施例における3つのスキャ
ンから得られたデータを処理するために必要な単数又は
複数のアルゴリズムの説明を行なう。
【0028】図5中、例えば体積再構成の幾何学的特性
が示されている。仮定されることはソース5と2次元検
出器7はZ軸の周りにX−Y平面にて回転され、上記Z
軸は回転軸である。ソース5と回転軸Zとの間の距離間
隔は本例では70cmであると仮定され、しかるに、Z
軸と検出器平面19との間の距離間隔d2は30cmで
あると仮定される。本例において検出器は40cmの直
径d3を有するイメージインテンシファイヤであると仮
定してある。従って、再構成の有効体積は変形d1si
nθの球であり、その場合θはコーンビーム21の角度
の1/2である。また、θはほぼ11°であり、それに
より、d1sinθは例えばほぼ13.7cmである。
【0029】Feldkampアルゴリズムは傾いた平
面1セットにおけるファンビームアルゴリズムを用い、
上記の傾いた平面の法平面23は図6に示すようにZ方
向から外れて傾斜されている。ソース5と検出器アセン
ブリが回転すると、傾いた平面の中央を下って走る線2
5によっては図7に示すように浅いコーン27がトレー
スして描かれる。そのような浅いコーン27の最も高い
ところは(π/2−θ)の半角Fを有する。比較的に低
いZ値でZ軸と交わる傾いた平面29に対して、コーン
角度は中央平面にてπ/2に等してなるまで段々と大き
くなっていて。その結果、そのような単一スキャンに対
して、多量のデータが失なわれたり、サンプルされなか
ったりする。所定のメッシュポイント(サンプリンググ
リッド上のポイント)はソース5が回転されるとき同一
のコーン上には位置しないが、幾らかのコーンに亘って
上下に振動し、該振動は比較的高いZ値に対して比較的
大になる。その結果逆投影さるべき値はY−Z投影平面
内で補間により得られなければならない。中央平面31
上で、Feldkampアルゴリズムは通常のファンビ
ームアルゴリズムに帰せられ、補間を要せず、それによ
り、良好な成果が挙げられる。然し乍ら大きなZ値での
平面に対して、イメージデータは精確には再現されな
い。適度の精確性を維持するにはコーンビーム半角θは
10°より小であるべきである。本例において挙げられ
ている距離測定の使用により、少なくとも13cmの半
径の球に対して良好な又は精確な再構成領域が達成され
ることが予期される。
【0030】図8に関連して、有効(アクティブ)再構
成体積の誘導について説明する。本事例においてイメー
ジインテンシファイア又は検出器7に対する直径が40
cmであると仮定すると、当該半径は20cmであり、
これは220パイクセルに分割される。この半径は回転
軸Zを含む平面33に逆投影されると14cmに低減さ
れる。図8に対してさらなる計算を行なうと明らかにな
ったところでは再構成の有効半径Sは13.7cmであ
る。パイクロルの数はゼロ(0)〜(256)であり、
(高度フーリエ変換に必要とされるように)、それによ
り、回転軸Zを含む平面33上の逆投影される際0.1
3cmの間隔を以て(256×256の)検出器平面メ
ッシュが有効に生ぜしめられる。3次元被検体17又は
被検患者9に対して、0.19cmの間隔を有する(1
40×140×140の)メッシュが使用され、これは
座標系Cの周りにセンタリングされる。斯くして当該有
効体積は丁度3次元メッシュ中に含まれる。その場合、
再構成プロセデニア(手順、手続)は次の過程から成
る、即ち、各々の投影をフーリエ空間に変換し、ランプ
関数とハミング窓関数で乗算し、逆フーリエ変換を行な
い、次いで、フィルタ補正重畳積分値(filtere
d convolution values)の2次元メ
ッシュにおける双1次補間を用いて逆投影を行なう過程
からなる。
【0031】本発明の動作の説明はFeldkampア
ルゴリズムに基いて行なうのではない。数学的表現が以
降用いられているが、考慮下の物理的現象が強調され、
数学的解明との関連で言及される。当該説明は所定の主
題の項目の見出しを付してなされる。
【0032】I Feldkamp再構成アルゴリズム
ファンビーム再構成のための基本的方程式は当業者にと
って公知の方程式(1)のように書き表わすことができ
る。これは1988年IEE Press,1988年
(IEEE Order No.PC02071)、に
よって刊行された、Kak and Slaney、著述
“Principles of Computerize
d Tomographic Imaging”第104
頁、関係式163、中に示されている。
【0033】
【数2】
【0034】コーンビーム関係式(特性方程式) Feldkampアルゴリズムは中央平面(水平平面)
の上方及び下方に傾けられた平面へファンビーム方程式
(関係式)を適用して、検出平面内の投影一組(1セッ
ト)を生ぜしめ、上記検出平面は被検体17の周りにソ
ース5と共に回転する。先行するセクション(断面)の
円筒座標(γ,φ)は、直交(デカルト)座標、(t,
s)により置換され、この直交座標はZ軸の周りにソー
スと共に回転し(X,Y)とはソース角度でβ(図17
参照)だけ異なる。従って、下記の関係式が成立つ。
【0035】
【数3】
【0036】
【外1】
【0037】
【数4】
【0038】
【外2】
【0039】
【数5】
【0040】
【外3】
【0041】
【数6】
【0042】
【外4】
【0043】
【数7】
【0044】上記関係式は(t,s)の形で書き表わさ
れなけれなならず、これは次の関係式(図20−A,B
参照)の充足が要求される。
【0045】
【数8】
【0046】従ってコーンビーム再構成に対する関係式
は次のようになる。
【0047】
【数9】
【0048】
【外5】
【0049】
【数10】
【0050】
【外6】
【0051】
【数11】
【0052】
【外7】
【0053】
【数12】
【0054】そして、すべてのソース角βにて寄与(関
与)成分を加算してまとめる、 2. コンボリューション(重畳積分)及びフィルタリ
ング 先行セクション(断面)に対するステップii)は2つ
の理由でフーリエ空間にて実行される。第1に、コンボ
リューションはフーリエ空間における簡単な乗算を含
む、それ故にプログラミングが簡単であり、実行が高速
である。第2に、データにおける高周波ノズルを抑圧す
るには当該ポイントにて周波数依存のフィルタを導入す
ると好適である。本発明により具現化された多数のウイ
ンドウは図21及び図22−Aにフーリエ空間で示され
ており、図22−Bでは物理的空間に示されている。こ
れらのウインドウ関数は図21に示すように矩形44、
パルツエン(Parzen)46、ハミング(Hamm
ing)48、ハニング(ハン)(Hann)50を含
む。ウインドウ関数とランプフィルタの積から生じるウ
インドウフィルタレスポンス特性カーブは図22−Aに
示すフールエ空間で、そして、図22−Bに示す物理空
間でランプ52、パルツエン54、ハニング(ハン)5
8を夫々含んでいる。
【0055】
【外8】
【0056】
【数13】
【0057】
【外9】
【0058】
【数14】
【0059】
【外10】
【0060】3. G1ファントムシミンレーション CT再構成のシミンレーションにおける良好なファント
ムを形成することはコンピュータプロセスの重要部分及
び積分部分である。放射(X)線経路に沿っての減弱
(減衰)量の線積分から計算される投影は再構成の最終
エラーに関与すべきではない。換言すれば線積分を計算
する上で関与するエラーはCT再構成のエラーより遥か
に小にすべきである。このことが殊に重要であるのは繰
返し(反復性)パターン(スキーマ)を使用する場合で
あり、上記の繰返しパターンでは観測された投影と、計
算の当該の階段での解から計算された線積分とも差から
コンバーゼンス(収束性)規準が形成されるのである。
また、当該投影を計算することはコンピュータ時間を要
し、よって、スピードと精度の双方を達成するのは容易
ではない。
【0061】本願発明者が確定したところによれば代数
関係を簡単化するには楕円面体)のみを使用すべきであ
るということである。更にわかり易くするためいずれの
付加的なパラメータをも除去することが選ばれたのであ
る。それというのは、外径及び内径の半径が解析の目的
のため必要とされる唯1の変量であるからである。この
ことにより、代数特性関係が簡単化され、計算スピード
が増加される。直交座標(x,y,z)における楕円面
(体)は次のように書き表わされる。
【0062】
【数15】
【0063】ここにおいて、(x0,y0,z0)は楕円
体のセンタ(中心)の座標であり、A,B,Cは座標軸
に沿っての長軸及び短軸を与える。水に対して相対的な
減弱(減衰)量の大きな楕円体μ=2.0及びμ=−.
98の別の幾らか小さい楕円面(体)を以てスタートす
るとよい。斯くて、その結果μ=2.0の頭蓋骨のよう
なシエル(外殻体)(この内部にはμ=1.02の軟性
の組織の領域が存在する)となる。頭蓋骨内の異なった
部位における異なる減弱減衰量を1揃い(セット)の楕
円体を重畳することにより分解能及びアーチファクトを
検討研究できる。任意の角度で楕円体(面)の群を横切
っての線積分を計算することは煩鎖なことであり得る
(動作をすべき最良の座標を見出すことにより計算を最
適化するのに十分な配慮を行なわない場合には)ソース
を常にX軸上におき、即ちU(−d,o,o)におき、
そして検出器平面を(y,z)平面におくのが最も適す
る。検出器平面における1つのポイント(個所)はV
(O,Yd,Zd)に位置することとなる。スキャンを
シミュレートするため楕円体は角度−βだけ回転され、
その際βは例えばソース5に対するソース角度である。
所定の投影線への所定の楕円面(体)の関与のためUと
Vを結ぶ線が引かれ、当該線と楕円面(体)との交点が
定ばれる。2つの点(X1,1,Z1)及び(X2,2
2)を通る線に対するパラメータ表示は次のようにな
る。
【0064】
【数16】
【0065】これをUとVに適用すると下記の関係式が
得られる。
【0066】
【数17】
【0067】(x,y,z)系からのZ軸のまわりに−
βだけ回転される座標系(x′,y′,z′)を仮定す
る。′の付してある系において楕円面(体)は次のよう
に書き表わされる。
【0068】
【数18】
【0069】何故ならば、
【0070】
【数19】
【0071】であるからである。
【0072】そして次のような関係式が生ぜしめられ
る。
【0073】
【数20】
【0074】当該線に対して関係式(33)及び関係式
(28)〜(30)への置換代入によりtの2乗特性が
得られる。さらに当該線上のすべての楕円面(体)から
の切片はソーティングされねばならない(経路全体に沿
っての順次の減弱(減衰)量を計算する前に)。
【0075】4. 逆投影 任意の所定のメッシュポイントに対して、すべてのソー
ス角度に亘っての検出器平面からの補間により取出され
る寄与(関与)成分を合計しなければならない。従っ
て、ソースをメッシュポイントに結ぶ線を決定し、そし
て、どこで該線が検出器平面を切るかを見出すことが必
要である。また、ソースを(−d,o,o)にとり、そ
して、検出器平面をx=0における(y,z)平面内に
とるのが一層好適である。
【0076】所定のメッシュポイント(x,y,z)は
βだけ回転され当該系(ここではソースはX軸上にあ
る)内にあるようにしなければならない。それ故、
【0077】
【数21】
【0078】(−d,o,o)と(xr,yr,z)を結
ぶ線は下記の関係式により与えられる。
【0079】
【数22】
【0080】検出器平面と当該線との交わりは下記関係
式で行なわれる x=0=−d+at (42) 従って、
【0081】
【数23】
【0082】当該値(y,z)は検出器グリッドにおけ
る双1次の補間により、逆投影された値を決定するため
用いられる。
【0083】5. G2つファントムシミュレーション ファントムによる図解の目的のため、ソース検出器アセ
ンブリをX軸上に固定しておき、そして、代わりに、フ
ァントムの角度を変化させG2及びG3平面における回
転をシミュレートするのがより簡単である。x−y平面
内でソース検出器アセンブリ1でスキャンを行なうと、
次に、y−z平面内で同じ動作を行なわなければならな
い(図23参照)。被検体17を固定しておいて、座標
系(x′,y′,z′)に対してz軸の周りにπ/2だ
け座標を回転させることができる(ここにおいてz=
z′)。次に、新たな座標系(x″,y″,z″)を得
るためX′軸のまわりにπ/2だけ回転するとよい。図
24−Aから明らかなように今やスキャン幾何特性をG
1として有し、今やソース5と検出器7は(x″,
y″)平面内で移動する。そこで次のステップを実施し
なければならない。
【0084】(x,y,z)系における楕円体でスター
トすると(図23及び図24−A)、次の関係式が成立
つ。
【0085】
【数24】
【0086】その際zの周りのπ/2だけの座標の回転
を伴なう。
【0087】
【数25】
【0088】(x′,y′,z′)系における楕円体は
次のようになる。
【0089】
【数26】
【0090】・x′軸のまわりにπ/2だけ回転する
(下記関係式を用いて)。
【0091】
【数27】
【0092】(x″,y″,z″)系における楕円面
(体)は次のようななる。
【0093】
【数28】
【0094】・最後に、ソースの回転を許容するため−
βだけ楕円面(体)を回転させねばならない。このこと
は次のように達成される。
【0095】
【数29】
【0096】そこで、関係式(25)は次のようにな
る。
【0097】
【数30】
【0098】当該楕円面(体)と1つの線との交わり合
いを見出すプロセデュア(手順)を繰返さなければなら
ず、残りのものは以前のように後続する。
【0099】6. G3ファントムシミュレーション G3スキャンを実行するにはx−z平面内でスキャンし
なければならない。従って、x軸のまわりにπ/2だけ
座標(x,y,z)を回転することが必要である(図2
3及び図24−B)。(x′,y′,z′)における楕
円体に対する関係式は次のようになる:
【0100】
【数31】
【0101】次に、z′軸のまわりに−βだけ楕円体を
回転させなければならず、当該系における楕円体の関係
式(上記系においては本例ではソース5及び検出器7が
X軸に沿ってアラインメントされる)は次のようにす
る:
【0102】
【数32】
【0103】本発明に対するコンピュータシミュレーシ
ョンの結果について以下述べる。
【0104】図25からは身体を通してとられる直交ス
ライスに対する従来の放射線技術上の定義が明らかであ
る。図示のように、横軸断面(transaxial)
平面TSは大円G1の平面内にある。冠状(コロナル)
断面スライスCSは大円G2の平面内にあり、矢状(サ
ジタル)断面スライスは大円G3内にある。横軸断面ス
ライスは水平の空間的及びコントラスト分解能に対して
の情報を与える。一方、冠状断面スライスによっては再
構成の垂直分解能がディスプレイされる。x−y平面は
水平平面として規定されている。zの小さな値に対して
再構成はファンビーム再構成に類似する。それ故水平分
解能を類似であるものと予期し得る。相対的な減弱係数
μ=2.0を有するファントム球状頭蓋管及びμ=1.
02を有する内部の一様な組織のシミュレーションにお
いて有用性が得られた、内部の当該組織上に、0.01
〜0.003で変化するμを有する被検体が選択的に重
畳された。このグラフにおいて水に対して相対的な減弱
(減衰)量はx=y=0.1cmにてファントム被検体
の冠状断面平面内の線に沿ってのzの関数としてプロッ
トされている。ファントム被検体60の薄厚ディスクは
回転軸にて2voxelの厚さであると規定され、3つ
のメッシュポイントに亘って現われる。
【0105】然し乍ら、冠状断面スライスがシミュレー
トされると、Feldkampアルゴリズムにおけるデ
ータ逸失の問題の全面的範囲が明白になる。z軸に沿っ
て規則的間隔をおいておかれた1セットの扁平の楕円面
(これら楕円面はz方向で2voxel(最小単位体
積)の厚さである)から成る解像(分解能)ファントム
を含む(冠状(コロナル)断面をx=y=0.1cmの
ところに示す試験結果が得られた。Feldkampア
ルゴリズムを用いる相応の再構成が得られた(図26、
図27及び図28)。空間及びコントラスト分解能にお
ける退化ないし劣化の量により示されたところによれ
ば、Feldkampアルゴリズムそれ自体は現実的ス
キャナのため使用され得ない。当該アーチファクトは
“データ逸失問題”と称されるものの故に生じる。もっ
ぱらz方向にある投影線はデータから逸失する。
【0106】図解のため、ソース5は被検体17のまわ
りの半径dの2つの大きな円(G1及びG2)を横切る
ものと仮定する。この方法は各スキャン後の基本的手法
としてFeldkampアルゴリズムにより具現化され
る。上述のコンボリューション逆投影方法の利点とする
ところは逆投影が、次の大円へ移るとき同じメッシュポ
イント上にて継続されさえすればないということであ
る。プログラミング的には一連の右側の座標変換を実行
することにより、たんに、最初のスキャンと同じコード
セクションを用いて後続のスキャンが計算される。直観
的にはG2が有用な働きをする、それというのはG1に
対する最初のスキャンにおいてデータが失なわれている
後そのところでG2に対する第2スキャンにおけるデー
タを埋めるからである。図29、図30及び図31はG
2スキャンでの分解における改善度を示す(2つの直交
円形面、即ち、G1とG2におけるスキャン)。
【0107】本発明にて得た知見によれば、完璧のた
め、G3に対する第3及び最終スキャンは前述のように
先行する2つのスキャンに対して垂直に加えられ得る。
付加的スキャンによる改善は実質的なものである。この
改善は図26図27及び図28に示されている。これら
の図では再構成はもっと定量的に表示されている。カー
ブ60はシミュレートされるイメージスキャニングを介
して再構成さるべき“ファントム”を示す。カーブ6
2,64,66は夫々、単一スキャン(G1)、二重ス
キャン(G1,G2)、三重スキャン(G1,G2,G
3)を用いたファントム60の再度構成を示す。64及
び66に対する再構成ピークも3つより多くのメッシュ
ポイントに亘って及んでいないということにより示され
ているのはアルゴリズムの本質的空間的分解能が≦0.
2voxel(これ≦.4cm)でなければならないと
いうことである。コントラスト分解能に関しては3HU
の差が容易に認められ得ることが測定された。注目すべ
きことにはZが増大するとき空間的又はコントラス分解
能ないし、絶対値において殆ど退化ないし劣化がないと
いうこである。このことは特に再構成カーブ66(G
1,G2,G3からのもの)について当嵌まり、これは
極めて高い分解能でほとんど任意の有効体積をも加え合
せ得るという観が差せられる。この効果は図28(ここ
では最大z値はほぼ15cmにまで拡大されている)に
おいて明瞭に着取され得る。
【0108】図32に示すフローチャートは上述の本発
明の方法を簡単化して示す。典型的には“スライス”及
び“平面”が相互に入れ替えて使用して構わない概念で
ある。図示のように、回転軸z,x,yの周りの横軸断
面スライスTS、冠状断面スライスCS、矢状断面スラ
イスSSは所属の順次のステップ70〜74によって個
別に処理される。次いで処理されたデータは相加えられ
再構成されるイメージポイントの3次元メッシュ(M×
M×M)が形成され、それらは標準ビデオシステム上に
表示され得、又は公知手法でプリントアウトされ得る。
【0109】もっと特定的には図示のようにラインごと
に処理さるべき1セットの投影データに対して、第1ス
テップ70は標準離散的フーリエ変換(FFT)を行な
うことであり、それのNの要素は次のように規定され
る。
【0110】
【数33】
【0111】
【外11】
【0112】FFT−出力はランプフィルタ及びウィン
ドウ乗算器71を通過せしめられ、数学的処理は関係式
(16),(18),(19)に示されたようなもので
ある。
【0113】次いでステップ71からのフィルタリング
されたデータはステップ72において処理されて、逆F
FTがとられこれは関係式(62)に示すようにhk
ついて解が得られるように式が立てられている。
【0114】
【数34】
【0115】次に逆FFTデータは関係式(34)〜
(45)に示すように逆投影ステップ73のため用いら
れて、当該平面が回転されるときソース5及び検出器7
のすべての角度に亘って所属の検出器平面19から補間
により導出される関与成分が加算される。注目すべきは
当該補間によっては各メッシュポイントに対して、ソー
スとメッシュポイントとの間の線と、検出器平面との交
わり合いのポイントが発生形成される。
【0116】ステップ80において、3つの直交平面か
らのメッシュポイントにおける処理されたデータが相加
えられる。その結果人体9の3次元ディスプレイのよう
なディスプレイのため被検体の再構成を生じさせる3次
元メッシュが得られる。
【0117】上述のように、CTシステムにおけるより
良好な解像度を達成するため、単一のスキャン動作モー
ドは機械的にもっと複雑な多重スキャン動作モードによ
り置換されねばならない。然し乍ら、これは高過ぎる代
償ではない、それというのは多重スキャンにより達成さ
れる解像度は何オーダの規模でより一層良好となるから
である。このことの意味するところは当該性能が再構成
アルゴリズムにより何等制限されないCTスキャナを設
計し得るということである。
【0118】G2についてはソース及び検出器アセンブ
リ1を含む平面は患者9(この患者はスキャン中に亘っ
て静止状態におかれる(図2参照)のいずれの側でも4
5°になる。注目すべきは患者9は横方向で照射を受け
るべきであり、即ち、紙平面に対して垂直な方向に照射
を受けるべきである。そうしないと、有効球の外側にあ
る身体9の部分を通してのコーンビーム21の照明、照
射が最小化されることとなるからである。すなわちそれ
らの部分はアーチファクトを惹起し得るすべての角度に
おいて均一に照明されなくなるからある。ソース及び検
出器アセンブリ1の装着取付部11は第1スキャンの後
90°だけ回転軸の周りに旋回されねばならない。C3
スキャンに関して患者の入口は3つの垂直な大円G1,
G2,G3により切分けられる8分円のうちの1つの中
央に存在しなければならないので、球の半径、即ちシス
テムの焦点長さは寧ろ長くなければならない。然し乍
ら、G1及びG2スキャンに加えられるG3スキャンに
よってはおそらく他の何もの(恐らく完全な球状損失を
例外として)にもまさる最大の解像度及び有効体積が与
えられる。
【0119】本発明の種々の実施例が示されているが、
本発明はこれに限られるものでない。当業者ならばそれ
らの実施例に対する変形を想列し得るのであり、それら
は本発明の請求項により規定される範囲に包括されるも
のである。例えば、回転軸又はz軸に近くない平面を再
構成することも選び得る。また、検査される又は再検査
される有効体積が、コーンビーム半角θを増大すること
により、また、焦点長さ(距離)を増大させることによ
り、拡大され得る。また、Feldkampアルゴリズ
ムは双1次補間を非1次補間と置換することにより改善
され得る。また、Feldkampより大きな精度を与
えるコンピューター有効3−D(3次元)アルゴリズム
を導出し得る。さらに、X線をベースとしてシステムと
は別のソース及び検出器アセンブリも可能であり、例え
ばMRI型システムとか、超音波システムも可能であ
る。更に、注目すべきは本発明によれば平面間の角度が
90°であることが好ましいが、本発明の方法及び装置
により90°より大又は小の角度によても改善された解
像力(度)が得られる。
【0120】本発明の好適な実施例では被検体の周りに
回転するソース及び検出器アセンブリが設けられるが、
それに代る選択的実施例によれば、静止したソース/検
出器アセンブリ及びそれらの間で回転される被検体が設
けられ得る。また、本発明の様々の実施例は人体のスキ
ャニング(スキャン)に用いる場合について示されてい
るが、本発明は非生物の被検体のスキャンの場合に就い
ても適用可能である。さらに、本発明は電子ビーム偏向
CTシステム、例えばカルフォルニア、南サンフランシ
スコにおけるImatron Corporation
にて利用可能なシステムにて有用である。
【0121】
【発明の効果】本発明によれば大きな有効体積に対して
高分解能(解像度)の容量を有する3次元CT手法を実
現し、実質的に損なわれたイメージングを実質的に除去
するように、直交平面内でマルチスキャンの容量能力を
有する3次元CTシステムを実現でき、CT体積再構成
のための体積再構成のための改善された方法を実現し得
る効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知の回転ソース及び検出器アセンブリの簡単
化された構成の概念図である。
【図2】患者とスキャナアセンブリとの位置関係を図1
におけるような位置関係で当該アセンブリが2つの直交
するサークル(円)において回転される状態で示す構成
の概念図である。
【図3】本発明の1実施例のスキャンを説明するため、
中央に位置付けされた被検体を中心としての、3つの直
交する大きなサークル(円)G1〜G3におけるソース
又は検出器の経路を示す概念図である。
【図4】本発明の1実施例におけるスキャンのG1〜G
3モードを生じさせるため3つのソース検出器を有する
CTシステムの概念図である。
【図5】実験CTシステムの幾何学的関係を示す概念図
である。
【図6】本発明の種々の実施例に関連づけられたFel
dkamp再構成にて使用される幾何学的特性(関係)
を示す概念図である。
【図7】ソース及び検出器が被検体の周りと回転される
とき傾いた平面の中央線によりトレースして描かれるコ
ーンを本発明の実施例に対して相対的に示す概念図であ
る。
【図8】有効再構成体積の誘導の様子を示す概念図であ
る。
【図9】CT再構成法の基本原理を示す概念図である。
【図10】ラドンパラメータの規定を図解するための概
念図である。
【図11】本発明の実施例における被検体のスキャンに
より生ぜしめられる投影、該被検体の投影の基本的なフ
ーリエ変換特性、及び上記被検体のフーリエ変換の2次
元処理におけるスライスを示す特性図ないし概念図であ
る。
【図12】フーリエ空間におけるエリヤ(領域)の要素
を示す特性図である。
【図13】投影線の沿ってのt=x cosθ + y s
inθ=一定の幾何学的証明を示す特性図である。
【図14】円筒座標における投影線上の点(ポイント)
のラドンパラメータを示す特性図である。
【図15】ファンビーム再構成の幾何学的関係(特性)
を示す特性図である。
【図16】ファンビーム再構成のパラメータを示す概念
図である。
【図17】オリジナル(初期)座標(x,y)に対する
回転された座標(t,s)の関係を示す説明図である。
【図18】傾けられた(チルトされた)平面の幾何学的
関係を示す説明図である。
【図19】中央平面と傾いた平面における検出器に対す
る角度間での関係を示す特性図である。
【図20】中央面−傾斜平面変量間の関係を示す特性図
である。
【図21】フーリエ空間におけるウインドウ関数につい
ての特性図である。
【図22】フーリエ空間ないし物理的空間におけるウイ
ンドウ関数についての特性図である。
【図23】コーンビーム可頂点によりトレースされる3
つの垂直な大円G1〜G3の定義を図解するための、図
3の概念図をもっと詳しく示す詳細概念図である。
【図24】夫々大きな円G2及び大きな円G3に対する
座標変換を示す特性図である。
【図25】本発明における種々の実施例について被検体
における横軸−、冠状−、矢状−スライスの定義を図解
する概念図である。
【図26】10HU及び3HUに対するコントラスト解
像を示すためのコンピュータシミュレーションの結果か
ら得られるグラフを示す図である。
【図27】図26と同様の図であるが別の結果から得ら
れたグラフを示す図である。
【図28】大きなメッシュに対して、x=y=0.1c
mにおける冠状平面内の線を、10HU(Hounsf
ield Units)のシミュートされた薄いディス
クの減弱(減数)と共に示すグラフの図である。
【図29】ファントム及び再構成される平面に対冠状平
面を通してのシミュレートされたセクション(断面)の
グラフを示す図である。
【図30】冠状平面を横切ってのシミュレートされたセ
クション(断面)を示すグラフの図である。
【図31】図30と同様であるが別のセクションを示す
グラフの図である。
【図32】本発明の1実施例のアルゴリズムを用いてデ
ータを処理するための過程を示すフローチャートの図で
ある。
【符号の説明】
1 CTシステム 2 X線管 3 アーム 5 送信装置(X線管) 7 検出装置
フロントページの続き (72)発明者 ロルフ ハプク アメリカ合衆国 ニュー ジャージー リ トル シルヴァー スタンディッシュ ロ ード 59

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線源(ソース)及び対向するX線検出
    器を有する少なくとも1つのアセンブリを有するCTシ
    ステムにて3次元データセットを取得する方法であっ
    て、上記3次元データからは2次元又は3次元イメージ
    (像)が前記被検体(対象物)の一部分について得られ
    るようにし、上記システムは前記アセンブリと該アセン
    ブリ内の被検体(対象物)との間の相対的対称的回転の
    ため作動可能であるようにした方法において、前記デー
    タ取得方法は下記のステップを有する、即ち当該の2次
    元投影データが得られるようにスキャンのため第1平面
    にて前記アセンブリと前記被検体との間の相対的回転を
    行なわせ、当該の投影データを得るため前記第1平面に
    対して実質的に垂直な第2平面にて前記アセンブリと前
    記被検体との間の相対的回転を行なわせ、当該の投影デ
    ータを得るため前記第1、第2平面と実質的に直交す
    る、第3平面内で前記アセンブリと、前記被検体(対称
    物)との間の相対的回転を行なわせ、前記被検体(対称
    物)の一部を表わす3次元データメッシュを得るため第
    1〜第3の実質的に直交な平面の各々から前記データを
    処理するようにしたことを特徴とする3次元CT用3次
    元データ取得方法。
  2. 【請求項2】 前記の回転ステップは下記の手段を有す
    る、即ち前記第1平面は横軸断面平面であり、前記第2
    平面は冠状断面平面であり、前記第3平面は矢状断面平
    面であるようにした手段を有する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記処理ステップは下記のステップを有
    する、即ち、夫々線ごとに投影データに対して、そし
    て、回転スキャンにおける各ソース(源)位置に対して
    1次元高速フーリエ変換(FFT)値を個別に計算し、 当該FFT値をランプ関数で乗算し、 前記投影からフーリエ空間のデータをフィルタリング
    (補正)し、 前記フィルタリングされたデータからの被ろ波(フィル
    タ補正)FFTに対する逆FFT値を個別に計算し、 各メッシュポイントに対して、ソースと当該メッシュポ
    イントとの間の線の、当該検出器平面との交わりのポイ
    ントを生成し、 重畳積分されたデータに対する補間された処理データを
    個別に逆投影し、 ソース検出器アセンブリを次の角度位置へ個別に回転
    し、 前記第1〜第3平面をスキャンするための先行の6つの
    ステップを繰返し、 前記被検体の一部を表わす前記データの3次元メッシュ
    を得るため回転されたデータを共に相加える各ステップ
    を有するようにした請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記フィルタリングステップは各々下記
    のステップを有する、即ち所定のランプ及びウインドウ
    関数により前記第1〜第3平面からのデータの前記FF
    Tを乗算するステップを有する請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記回転ステップはさらに下記のステッ
    プを有する、即ち、 前記第1平面は横軸断面平面であり、 前記第2平面は冠状断面(コロナル断面)平面であり、 前記第3平面は矢状断面(サジタル断面)平面である請
    求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 3次元CTシステムにて3次元データを
    取得する方法において、各平面に対して当該の2次元イ
    メージデータを得るため被検体に関連する実質的に直交
    する複数の平面内のメッシュポイントをスキャンし、 シーケンシャルステップを介して各平面から得られたイ
    メージデータを処理するようにし、当該シーケンシャル
    ステップは下記ステップを有する、即ち、 高速フーリエ変換(FFT)値を計算し、 当該FFT値をフィルタリングするためランプ及びウイ
    ンド関数で乗算し、 逆FFT値を計算し、 該逆FFT値を補間し逆投影し、 次のスキャン平面へ回転させ、 前記イメージデータの3次元メッシュを生じさせるため
    各平面からの処理された逆投影された値を加え合せるス
    テップを有することは特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 前記の複数の実質的に直交する平面は横
    軸断面平面、冠状(コロナル断面)平面、矢状断面(サ
    ジタル断面)平面から成る請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記の複数の実質的に直交する平面は3
    つの大きな円G1,G2,G3を夫々有し、該円では前
    記スキャンステップを行なわせるため1つのソースと、
    検出器アセンブリが前記被検体の周りに回転するように
    して請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 X線源(ソース)及び対向するX線検出
    器を有する少なくとも1つのアセンブリを有するCTシ
    ステムにて前記被検体(対象物)の一部分の3次元イメ
    ージを得られるようにした方法であって、上記システム
    は前記アセンブリと該アセンブリ内の被検体(対象物)
    との間の対称的回転のため作動可能であるようにした方
    法において、前記データ取得方法は下記のステップを有
    する、即ち当該の2次元投影データが得られるようにス
    キャンのため第1平面にて当該被検体の周りにソース
    (源)と検出器アセンブリとの間の相対的回転を行なわ
    せ、当該の投影データを得るため前記第1平面に対して
    実質的に垂直な第2平面にてソース(源)及び前記アセ
    ンブリと前記被検体の間の相対的回転を行なわせ前記被
    検体(対称物)の一部を表わす3次元(3D)データメ
    ッシュを得るため第1及び第2の実質的に直交な平面の
    各々からの前記投影データを相加えるようにしたことを
    特徴とする3次元CT用3次元データ取得方法。
  10. 【請求項10】 前記処理ステップは下記のステップを
    有する、即ち、 投影データに対して、各回転スキャン内での固有の(な
    いし角度)位置に対しての投影に対する高速フーリエ変
    換(FFT)値を個別に計算しランプ関数でFFT値を
    乗算し、各々の角度位置にて前記投影からフーリエ空間
    のデータをフィルタリング(補正)し、 前記フィルタリング(補正)されたデータからの被ろ波
    (フィルタ補正)FFTに対する逆FFTを個別に計算
    し、 コンボリューション(重畳、重ね合せ)積分されたデー
    タに対するフーリエ処理されたデータを補間し逆投影
    し、 ソース検出器アセンブリを次の角度位置へ個別に回転
    し、 前記第2平面をスキャンするための先行の6つのステッ
    プを繰返し、 前記被検体の一部を表わす前記データの3次元メッシュ
    を得るため回転されたデータを共に相加える各ステップ
    を有するようにした請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記のフィルタリングのステップは第
    1、第2平面からのデータの前記のFFT値を、所定の
    ランプ関数及び所定のウインドウ関数で乗算する過程を
    含む請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 3次元CTシステムにおいて、第1〜
    第3の2次元X線検出器を有し、 第1〜第3のX線スキャンアセンブリ手段を有し、該手
    段は夫々、第1〜第3の実質的に直交する平面内で被検
    体の周りを回転するようにして動作して、夫々第1〜第
    3の2次元X線検出器上にイメージデータを得るように
    構成されており、更に、前記被検体の一部を表わすデー
    タの3次元メッシュを得るため、前記第1〜第3の実質
    的に直交する平面の各々からの前記データを処理するた
    めの処理手段を有することを特徴とする3次元CTシス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記の第1〜第3の2次元イメージ検
    出器の各々が、1つのイメージインテンシファイアから
    成る請求項9記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記の第1〜第3の2次元イメージ検
    出器の各々が、個別の検出器の2次元アレイから成る請
    求項9記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記の第1〜第3の平面は横軸断面平
    面、冠状断面平面、矢状断面平面から成る請求項9記載
    のシステム。
  16. 【請求項16】 各平面からのデータを同時に処理する
    ようにプログラミングされたコンピュータ化されたコン
    トローラを有し、ここにおいて、当該の高速フーリエ変
    換(FFT)値を計算し、該FFT値をフィルタリング
    (補正)し逆FFTを計算し、逆投影されたデータを回
    転させ、しかる後、各平面からの回転されたデータが相
    加えられて前記被検体の一部を表わす3次元のデータメ
    ッシュを生じさせるように構成されている請求項9記載
    のシステム。
  17. 【請求項17】 前記のコンピュータ化されたコントロ
    ーラは所定のランプ及びウインドウの両関数により当該
    FFT値を乗算することにより、当該FFT値のフィル
    タリング(フィルタ補正)を行なわせるようにプログラ
    ミングされている請求項9記載のシステム。
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