JPH0646890Y2 - バキュームコンベア - Google Patents

バキュームコンベア

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JPH0646890Y2
JPH0646890Y2 JP5486289U JP5486289U JPH0646890Y2 JP H0646890 Y2 JPH0646890 Y2 JP H0646890Y2 JP 5486289 U JP5486289 U JP 5486289U JP 5486289 U JP5486289 U JP 5486289U JP H0646890 Y2 JPH0646890 Y2 JP H0646890Y2
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JP
Japan
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belt
conveyor
plenum chamber
vacuum conveyor
air
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Application number
JP5486289U
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JPH02145220U (ja
Inventor
紹裕 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Publication date
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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、バキュームコンベアの改良に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
バキュームコンベアは、送風機等によりプレナムチャン
バー内の気圧を下げて弱い真空状態にし、搬送ベルトに
設けた吸着用孔を介して軽量被搬送物を搬送ベルトの表
面に吸着しながら搬送するようにしたもので、水平方向
だけではなく垂直方向にも搬送することができる点で大
きな利点を有するものである。
従来のバキュームコンベアの一例を第4図に示す。
(31)はバキュームコンベヤで、一面を開口したプレナ
ムチャンバー(32)の開口に搬送ベルト(33)を移動可
能に設けて構成されている。搬送ベルト(33)は、その
裏面両端をプレナムチャンバー(32)の両側壁に取り付
けたベルトガイド(34)に支持・案内され、中央付近を
支柱(36)によってプレナムチャンバー(32)の底壁に
支持された他のベルトガイド(35)に支持・案内されて
いる。
搬送ベルト(33)は多数のベルトピース(37)を連結ピ
ン(39)によって連結して構成され、各ベルトピース
(37)は連結ピン(39)の周りに回動できるようになっ
ている。連結ピン(39)は、筒状の連結部に設けた連結
ピン用孔(38)に挿通され、また平板状の搬送部には吸
着孔(40)が設けてある。ベルトガイド(34)(35)に
は前記連結部の外面が接しており、搬送ベルト(33)は
連結部をベルトガイド(34)(35)に摺動させながら走
行する。
搬送時には、プレナムチャンバー(32)内部の空気を送
風機によって排出し、この空間を低真空にする。する
と、各ベルトピース(37)に設けた吸着孔(40)より空
気が吸引され、この吸引力によって被搬送物を吸着・保
持して搬送するのである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来のバキュームコンベヤ(31)では、筒
状の連結部をベルトガイド(34)(35)に接しながら走
行するため、ベルトピース(37)の平板状搬送部とベル
トガイド(34)(35)の間にかなり大きな隙間(41)が
生じている。このため、プレナムチャンバー(32)内の
空気を送風機で吸引・排出したときに、吸着穴(40)か
らだけでなく前記隙間(41)からも空気が内部に入り込
み、吸引の効率が悪かった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、プレナムチャンバー内の空気を排
出する送風機の駆動電力を低減することができると共
に、被搬送物の吸着力を増加することができるバキュー
ムコンベヤを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案では、ベルトピース
(7)のベルトガイド(4)と接する部分に平坦面(8
a)を形成している。
〔作用〕
以上のように構成すると、搬送ベルト(3)とベルトガ
イド(4)との間にほとんど隙間がなくなるので、この
部分からの空気の吸い込みが生じない。従って、空気は
ほとんど吸着孔(12)のみからプレナムチャンバー
(2)内に吸い込まれることになり、従って被搬送物の
吸着力が増加すると共に送風機による空気の排出効率が
良くなる。
〔実施例〕
以下、この考案に係るバキュームコンベヤの一実施例を
図面に従って説明する。
第1図ないし第3図は、この考案に係るバキュームコン
ベヤを示しており、バキュームコンベヤ(1)は、断面
矩形で一面を開口したプレナムチャンバー(2)と、当
該プレナムチャンバー(2)の開口面に移動可能に設け
られた搬送ベルト(3)を備えている。プレナムチャン
バー(2)の他の三面は密閉され、図示しない送風機に
接続されていて、プレナムチャンバー(2)内部の空気
を送風機によって排出するようになっている。
プレナムチャンバー(2)の両側壁内部には、長手方向
に沿って棒状のベルトガイド(4)が取り付けてあり、
中央部にはベルトガイド(4)と平行に延びる他のベル
トガイド(5)が取り付けてある。中央のベルトガイド
(5)は、一端をプレナムチャンバー(2)の底壁に固
定した支柱(6)によって支持されている。
前記搬送ベルト(3)は一体のものではなく、多数のベ
ルトピース(7)を長手方向及び幅方向に連結して構成
したものである。
各ベルトピース(7)は、中央の平板状の搬送部(8)
とその前後に形成した筒状の連結部(9)から構成さ
れ、連結部(9)は間隔をあけて幅方向に複数個配置さ
れている。各連結部(9)には連結ピン用孔(10)が貫
通して設けてあり、これらの孔(10)を整列して一端か
ら連結ピン(11)を挿通することにより各ベルトピース
(7)を回動可能に連結している。
この実施例では、ベルトピース(7)及び連結ピン(1
1)を硬質の合成樹脂により形成している。
搬送ベルト(3)の両端部以外にあるベルトピース
(7)は、前後端にそれぞれ複数の連結部(9)を備え
ているが、両端部のベルトピース(7)は最も外側の連
結部(9)がなく、最外側部分が平板状の搬送部(8)
のみとなっている。こうして、最外側部分の裏面にベル
トガイド(4)と接する平坦面(8a)が形成されてい
る。平坦面(8a)の幅は、ベルトガイド(4)の幅に合
わせて適宜設定することができる。
搬送部(8)には、被搬送物吸着用の吸着孔(12)が貫
通形成され、またその裏面には補強用の突起(13)が並
設されている。
次に、以上の構成としたバキュームコンベヤ(1)の運
転状態について説明する。
まず、図示しない送風機を作動させてプレナムチャンバ
ー(2)内の空気を排出し、プレナムチャンバー(2)
内の気圧を低下させる。すると、プレナムチャンバー
(2)内には吸着孔(12)から外部の空気が流れ込み、
この際に生じる吸引力によって軽量の被搬送物を吸着し
て保持することができる。この状態で搬送ベルト(3)
を走行させれば、被搬送物を水平方向のみならず垂直方
向にも搬送することが可能となる。
搬送ベルト(3)の両端部には平坦面(8a)が設けてあ
るため、平坦面(8a)がベルトガイド(4)の表面に密
接し、従来のコンベヤのようにこの部分に大きな隙間が
生じない。従って、ほとんどすべての空気が吸着孔(1
2)から流れ込むことになり、被搬送物の吸着力が増大
すると共に運転効率も良好となる。
なお、以上の説明ではベルトピース(7)と連結ピン
(11)を合成樹脂で形成しているが、金属でも形成する
ことができるのは勿論である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案のバキューム
コンベヤ(1)はプレナムチャンバー(2)内の空気を
排出する送風機の駆動電力を低減することができると共
に、被搬送物の吸着力を増加することができる等、実用
的効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るバキュームコンベアに使用する
ベルトピースの正面図、第2図は同バキュームコンベア
の搬送ベルトの部分底面図、第3図は同バキュームコン
ベアの一部切欠斜視図、第4図は従来のバキュームコン
ベアの一部切欠斜視図である。 (1)……バキュームコンベヤ (2)……プレナムチャンバー (3)……搬送ベルト、(4)(5)……ベルトガイド (7)……ベルトピース、(8)……搬送部 (8a)……平坦面、(9)……連結部 (10)……連結ピン用孔、(11)……連結ピン (12)……吸着孔、(14)……窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のベルトピースを連結ピンによって連
    結して成る搬送ベルトを備えたバキュームコンベヤにお
    いて、 前記ベルトピースのベルトガイドと接する部分に平坦面
    を形成したことを特徴とするバキュームコンベア。
JP5486289U 1989-05-12 1989-05-12 バキュームコンベア Expired - Lifetime JPH0646890Y2 (ja)

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JP5486289U JPH0646890Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 バキュームコンベア

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JPH02145220U JPH02145220U (ja) 1990-12-10
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JP4681360B2 (ja) * 2005-06-20 2011-05-11 日本山村硝子株式会社 容器の搬送装置
JP5415919B2 (ja) * 2009-11-30 2014-02-12 ニスカ株式会社 搬送ベルトおよび印刷装置
CN102029808B (zh) * 2009-09-30 2014-11-19 立志凯株式会社 印刷装置以及输送带
WO2018138930A1 (ja) * 2017-01-30 2018-08-02 大同工業株式会社 バキュームコンベヤ用チェーン

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