JPH0435315Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0435315Y2
JPH0435315Y2 JP9132886U JP9132886U JPH0435315Y2 JP H0435315 Y2 JPH0435315 Y2 JP H0435315Y2 JP 9132886 U JP9132886 U JP 9132886U JP 9132886 U JP9132886 U JP 9132886U JP H0435315 Y2 JPH0435315 Y2 JP H0435315Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
belt
suction
guide plate
base member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9132886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62203148U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9132886U priority Critical patent/JPH0435315Y2/ja
Publication of JPS62203148U publication Critical patent/JPS62203148U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0435315Y2 publication Critical patent/JPH0435315Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は搬送ベルトの内側から空気を吸引して
ベルト上の紙を密着搬送する吸引式ベルト搬送装
置に関する。
第4図は実施例に係る吸引式ベルト搬送装置の
要部断面図である。
図において、1はチヤンバ、2はガイド板、4
は吸引孔、5は両ローラ6,7に掛け渡された無
端状の搬送ベルトである。
実施例に係るこの種搬送装置においては、ベル
トやその搬送軸等がダクト内を通過しているため
その逃げ穴からの圧力損失が大きく、吸引力が弱
かつたり、それを補うためより協力な吸引用フア
ンを用いなければならなかつた。また、ダクトを
密封した形で形成する場合は、搬送装置をダクト
を有する部分とそれ以外の部分に2分割しなけれ
ばならず、それによつて分割された通紙面の面一
を保つのが難しい上、搬送装置がジヤム取り等の
理由で回動する構造となつていて、下から押し上
げ等でロツクする様になつている場合、搬送装置
の分割部分に剛性が出ずにロツクするのが困難で
あつた。
(目的) 本考案はこの様な従来技術の欠点を解消し、中
央に搬送ベルトおよび吸引口を持つ搬送装置にお
いて、圧力損失の少ない吸引ダクトを形成し、ま
た、それにより本体を分割することなく剛性のあ
る構造とすることを目的とする。
(構成) このために本考案は、ベース部材上に2つのガ
イド板が対向するように取り付けられ、 いずれか一方のガイド板の他方のガイド板と対
向する側に、側面形状がコ字をして下方が開放さ
れ、上面に吸引孔が形成された第1のダクト半体
が設けられ、 上方が開放され、少なくとも前記第1のダクト
半体と対向する部分の底壁がベース部材の上面よ
りも若干上方に位置して空隙部が形成される第2
のダクト半体が、前記ベース部材に取り付けら
れ、 この第1のダクト半体と第2のダクト半体とを
嵌合して吸引ダクトを構成し、 この吸引ダクトの両側にそれぞれローラを配置
し、 そのローラ間に無端状のベルトを掛け渡しする
とともに、そのベルトの一部は前記吸引孔の上側
に、他の部分が前記空隙部を通るよう構成され、 前記吸引ダクトの内部から空気を吸引すること
により、ベルト上の紙をベルトに密着しつつ搬送
することを特徴とするものである。
以下、本考案の構成を図示の一実施例に基づき
説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る吸引式ベルト
搬送装置の外観斜視図、第2図は同、分解外観斜
視図、第3図は同、縦断面図である。
搬送装置はベース部材となるチヤンバ1と、一
方のガイド板となるガイド板後2と、他方のガイ
ド板となるガイド板前3とで本体が形成されてい
る。ガイド板後2とガイド板前3とは独立してチ
ヤンバ1に取り付けられており、ガイド板後2の
手前側の第1のダクト半体となる突出部2aには
吸引孔4が適宜形成されている。
チヤンバ1には起立片1a,1b,1c,1d
が設けられ、この起立片1a,1b,1c,1d
にはローラ6,7の軸6a,7aが取り付けられ
ているが、この取り付け位置は、チヤンバ1に設
けられ、ガイド板後2と組み合わされた仕切り部
9の外方となつている。
この様にチヤンバ1内には、第2のダクト半体
となる仕切り部9を設け、ガイド板後2と組み合
わせることにより、ガイド板後2に設けられた吸
引口4からのみ吸引する様にダクトを形成する。
また本体中央の吸引口4にまたいでかけられる搬
送ベルト5を取り付けるため吸引口付近のダクト
を、ダクトとして形成されている側を残して、周
囲の構造体から分離して、ベルトがけが出来る様
にしている。
即ち、仕切り部9のうち、吸引口4が形成され
た突出部2aと対向する部分は、チヤンバ1の面
から浮かしてあり、この空隙部10にベルト5の
下側を通すようになつている。
この様に構成すると、第3図から明らかな通
り、ベルト内部の吸引機構(仕切り部9、ガイド
板後2で構成される)は完全に密閉され独立した
ものとなる。
従つて、従来の如く、ローラ軸の取り付け等に
よる空気の漏洩がなくなる。
(効果) 本考案は以上述べた通りのものであり、本考案
によればダクト内を搬送ベルト、駆動軸等が貫通
することなく密封でき、吸引効率が向上する。ま
たダクト形成のため搬送装置を分割することな
く、一体のチヤンバが装置全体を支持しているた
め、本体の剛性が維持され、安定した組み立て強
度と均一な通紙面が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る搬送装置の外
観斜視図、第2図は同、分割外観斜視図、第3図
は同、要部の縦断面図、第4図は従来例に係る要
部の縦断面図である。 1……チヤンバ、2……ガイド板後、3……ガ
イド板前、4……吸引孔、5……搬送ベルト、
6,7……ローラ、9……仕切り部、10……空
隙部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベース部材上に2つのガイド板が対向するよう
    に取り付けられ、 いずれか一方のガイド板の他方のガイド板と対
    向する側に、側面形状がコ字をして下方が開放さ
    れ、上面に吸引孔が形成された第1のダクト半体
    が設けられ、 上方が開放され、少なくとも前記第1のダクト
    半体と対向する部分の底壁がベース部材の上面よ
    りも若干上方に位置して空隙部が形成される第2
    のダクト半体が、前記ベース部材に取り付けら
    れ、 この第1のダクト半体と第2のダクト半体とを
    嵌合して吸引ダクトを構成し、 この吸引ダクトの両側にそれぞれローラを配置
    し、 そのローラ間に無端状のベルトを掛け渡しする
    とともに、そのベルトの一部は前記吸引孔の上側
    に、他の部分が前記空隙部を通るよう構成され、 前記吸引ダクトの内部から空気を吸引すること
    により、ベルト上の紙をベルトに密着しつつ搬送
    することを特徴とする吸引式ベルト搬送装置。
JP9132886U 1986-06-17 1986-06-17 Expired JPH0435315Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132886U JPH0435315Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132886U JPH0435315Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62203148U JPS62203148U (ja) 1987-12-25
JPH0435315Y2 true JPH0435315Y2 (ja) 1992-08-21

Family

ID=30952012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9132886U Expired JPH0435315Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0435315Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62203148U (ja) 1987-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD373862S (en) Combined wet/dry vacuum cleaner with a detachable blower
JPH0435315Y2 (ja)
JP3476587B2 (ja) ずれ重ねられた枚葉紙の流れを搬送する装置
JPH0646890Y2 (ja) バキュームコンベア
JPS63102797U (ja)
JPH02124289U (ja)
JPS6346059Y2 (ja)
JPS634921U (ja)
JPS63178257U (ja)
JPH01132612U (ja)
JPH0170733U (ja)
JPH02145221U (ja)
JPS5811907Y2 (ja) ガラス入りドア
JPS6373260U (ja)
JPH0472918U (ja)
KR970032681A (ko) 진공청소기의 상용흡입구 구조
JPS59124987U (ja) 乾燥機
JPH0422423U (ja)
JPH022346U (ja)
JPH01130149U (ja)
JPS6298655U (ja)
JPS6310851U (ja)
JPS622541U (ja)
JPH0315132U (ja)
JPS6449089U (ja)