JPH0646823U - コネクティングロッド加工用ブローチ - Google Patents

コネクティングロッド加工用ブローチ

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JPH0646823U
JPH0646823U JP087545U JP8754592U JPH0646823U JP H0646823 U JPH0646823 U JP H0646823U JP 087545 U JP087545 U JP 087545U JP 8754592 U JP8754592 U JP 8754592U JP H0646823 U JPH0646823 U JP H0646823U
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cutting
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connecting rod
cutting blades
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晃 井沢
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C7/00Connecting-rods or like links pivoted at both ends; Construction of connecting-rod heads
    • F16C7/02Constructions of connecting-rods with constant length
    • F16C7/023Constructions of connecting-rods with constant length for piston engines, pumps or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C9/00Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
    • F16C9/04Connecting-rod bearings; Attachments thereof

Landscapes

  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】再研削回数を減少させると共に、切刃の寿命を
向上させたコネクティングロッドキャップ加工用ブロー
チを提供する。 【構成】ブローチ本体Bの中心Oから十字状に延びる4
本の刃部材8a〜8dを設け、各刃部材には該刃部材の
中心線26に対して対称に一対の切刃を形成する。ま
た、本体の中心を通る直線26と直交する線L−L上に
在る一対の切刃をもって同時に切削に関与する1組の切
刃となし、これらの切刃の組を4組構成する。各組の切
刃の間隔は被削材の開口部の直径より大きくとる。ブロ
ーチ本体Bの中心Oとコネクティングロッド1の半円形
の開口部3の中心Oとの偏心量はテーパライナ13を載
置することにより調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のエンジンに用いられるコネクティングロッドの大端部の 半円形の開口部の面取り加工、特に仕上げ面取りに適した加工を行うコネクティ ングロッド加工用ブローチに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すようにコネクティングロッド1の大端部2には、クランクピン挿入 用の半円形の開口部3が設けられており、該開口部3は図示しない半円形の部材 と組み合わせることによってクランクピン挿入用丸穴が形成される。該半円形の 開口部3は、丸サーフェスブローチによってブローチ加工され、上記半円形の部 材との合わせ面5a,5bと半円形の開口部3とが交わるコーナ4a,4bは、 コーナ加工用ブローチにより仕上げ面取り切削される。この場合、コーナ4a, 4bは面取り用ブローチ6によりブローチ加工されている。面取り用ブローチ6 の切刃7a,7bの間隔Wは、開口部の直径よりも大となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
コネクティングロッドの半円形の開口部のコーナの面取り加工が進展し切刃に 摩耗が生じた場合には、切刃のすくい面の再研削を行い、新たな切刃を構成する 必要が生じる。しかしながら、切刃が一面にしか設けられていないので、切刃に 摩耗が生じる度に再研削を行う必要があり、このために再研削の必要回数がきわ めて多くなり、ブローチの取扱いが厄介である。 この考案は、再研削回数を減少させると共に、切刃の寿命を向上させたコネク ティングロッドキャップ加工用ブローチを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るコネクティングロッドキャップ加工用ブローチは、本体の中心 から十字状に延びる4本の刃部材を設け、各刃部材には該刃部材の中心線に対し て対称に配置された一対の切刃を形成すると共に、本体の中心を通る直線と直交 する線上に在って同時に切削に関与する一対の切刃をもって1組の切刃となす4 組の切刃を構成し、かつ各組の切刃の間隔を被削材の開口部の直径より大きく形 成し、ブローチ本体中心とコネクティングロッドの半円形の開口部中心との偏心 量を調整するテーパライナを介して基台に載置したことによりコネクティングロ ッド加工を行い、かつ偏心量を調整するライナを設けて上記の課題を解決したも のである。
【0005】
【作用】4組の切刃のうち、先ず一組目の切刃によってコネクティングロッ ドの開口部コーナの面取り切削を行う。この組の切刃が摩耗したらブローチ本体 を基台から取り外し、90°回して新たな切刃面を切削位置に向けてから基台に 再び固定する。このようにして4組の切刃がすべて摩耗したとき、ブローチ本体 を基台から外し、普通の丸ブローチの再研削の場合と同様に回転センタに支持し たブローチを回転させながら各切刃溝底に砥石の外周面を接触させながら全切刃 のすくい面を再研削する。次いで新たな切刃を切削状態に位置決めしてから再び ブローチを基台に取り付ける。この状態から再びブローチ加工を開始する。
【0006】
【実施例】
次ぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は被加工物である コネクティングロッド1であって、まず大端部2に半円形の開口部3が丸サーフ ェスブローチ23によって形成される。該半円形の開口部には図示しない別体の 半円形部分を組み込むことにより、図示しないクランクピンを挿入するための丸 穴が形成される。該半円形の開口部3の反対側、すなわち小端部12には図示し ないピストンピンを挿入するための小穴13が穿設されている。本考案に係る面 取り用のブローチ本体Bは、図3及び図4に示すように基台9にボルト10によ って固定されている。またブローチ本体Bの中心Oに対して90°毎に配置され た4組の刃部材8a,8b,8c,8dのそれぞれの中心線26に対して対称を なし、先端に一対の切刃7a,7bが形成されている。
【0007】 さらに、各刃部材8a〜8dには長手方向に多数の切刃部11が形成されてい て、該切刃部11は図3において下側から上側にかけて荒刃群、中仕上げ刃群、 仕上げ刃群となっている。これらの構成は通常のブローチと全く変わらないので 、詳細な説明は省略する。図3に示すように各刃部材8には複数個のボルト穴1 2が穿設されていて、該ボルト穴にボルト10を挿通することによって面取り用 ブローチ本体Bを基台9に固定している。その際、テーパライナ13を介装する ことにより、ブローチ本体Bの中心Oと半円形の開口部3の中心Oaとの偏心量 を調整し、コネクティングロッド1の開口部3のコーナ4a,4bの位置に切刃 7a,7bの位置を合わせる。
【0008】 この考案に係るブローチ本体Bを挟んで対向配置された一対のブローチ16a ,16bは、位置調整用のテーパライナ17、18を介してラム15の段部19 にボルト21によって基台9に固定されている。14は基台9の位置調整用のラ イナ21a,21bを挟んで基台9をラム15に固定するボルトである。また2 2は、ライナ21を基台に取り付けたビスである。ラム15には、図3に示よう に本考案のブローチによる面取り加工に入る前の加工であるコネクティングロッ ド1の開口部3の加工用の丸サーフェスブローチ23が、側面から見るとU字形 をなす枕24により所定の位置に位置決めされ、ボルト25によって固定されて いる。
【0009】 コネクティングロッド1の大端部2に丸サーフェスブローチ23によって半円 形の開口部3をブローチ加工した後に、図2に示すように面取り加工用ブローチ 本体Bの中心Oから偏心位置Oaを通り刃部材8a〜8の中心26に直交する直 線30上に位置する左右の切刃7a,7bが被削材であるコネクティングロッド 1の半円形の開口部3のコーナ4a,4bの面取りブローチ加工を行う。上記一 組の切刃による面取り加工が進んで切刃に摩耗が生じた場合には、ボルト10を 緩めてブローチBを基台9から外し、90°回して新しい一組の切刃7a,7b を切削可能状態にして、再びボルト10によって面取り用ブローチBを基台9に 取り付ける。このようにして、4組の切刃による面取り加工がなされ全ての切刃 が摩耗したら、面取り用ブローチBを図示しない回転センタに取り付け、該ブロ ーチに回転を与えつつ全切刃7a,7bのすくい面27に砥石を接触させ、同時 に切刃の円形の溝28に砥石の外周面を接触させつつ再研削を行う。この結果、 全切刃の再研削はあたかも従来の丸サーフェスブローチと同様の手続で一回の研 削加工によって全切刃の再研削が簡単になされる。
【0010】
【考案の効果】
この考案に係るコネクティングロッド加工用ブローチは、上記のように本体の 中心から十字状に延びる4本の刃部材を有し、各刃部材には該刃部材の中心線に 対して対称の位置に配置された一対の切刃を形成すると共に、本体の中心を通る 直線と直交する線上に在って同時に切削に関与する一対の切刃をもって1組の切 刃となす4組の切刃を構成し、かつ各組の切刃の間隔が被削材の開口部の直径よ り大きく形成され、ブローチ本体は該ブローチ本体の偏心量を調整するテーパラ イナを介して基台に載置したものであるから、4組の切刃を用いてコーンロッド の開口部3コーナ4a,4bの面取り加工を行うのであり、従来品のごとく切刃 の摩耗の度に再研削する必要はなく、全切刃即ち4組の切刃がすべて摩耗した時 点で再研削すればよいので、再研削回数が1/4に減少し、再研削を行うという 煩雑さがなくなり、ブローチ加工がきわめて簡易迅速になされるようになった。 しかも、再研削はブローチ本体の中心を中心とする円形溝に沿って砥石をすくい 面に接触させて丸ブローチと同様にブローチを回転させて行えばよいので、再研 削も簡単に実施できるなど多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかるコネクティングロッド加工用
ブローチの概略図である。
【図2】この考案に係るブローチ実施例の切断側面図で
ある。
【図3】図2に示す実施例の平面図である。
【図4】従来品によるブローチによる面取り加工状態を
示す概略図である。
【符号の説明】 1 コネクティングロッド 2 大端部 3 半円形の開口部 4 開口部のコーナ 7a 切刃 7b 切刃 7c 切刃 7d 切刃 8 刃部材 8a 刃部材 8b 刃部材 8c 刃部材 8d 刃部材 9 基台 11 切刃部 13 テーパライナ 23 丸サーフェスブローチ 26 本体の中心線 28 溝底 B ブローチ本体 O 本体の中心 L−L 本体の中心を通る直線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の中心から十字状に延びる4本の刃部
    材を有し、各刃部材には該刃部材の中心線に対して対称
    の位置に配置された一対の切刃を形成すると共に、本体
    の中心を通る直線と直交する線上に在って同時に切削に
    関与する一対の切刃をもって1組の切刃となす4組の切
    刃を構成し、かつ各組の切刃の間隔が被削材の開口部の
    直径より大きく形成され、ブローチ本体は該ブローチ本
    体の偏心量を調整するテーパライナを介して基台に載置
    されていることを特徴とするコネクティングロッド加工
    用ブローチ。
  2. 【請求項2】前記基台には、その先行位置に被削材の開
    口部削成用の丸サーフェスブローチを具えた請求項1記
    載のコネクティングロッド加工用ブローチ。
JP1992087545U 1992-11-30 1992-11-30 コネクティングロッド加工用ブローチ Expired - Lifetime JP2544134Y2 (ja)

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JPH0646823U true JPH0646823U (ja) 1994-06-28
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