JPH0646686B2 - Fm変調器 - Google Patents

Fm変調器

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JPH0646686B2
JPH0646686B2 JP61254303A JP25430386A JPH0646686B2 JP H0646686 B2 JPH0646686 B2 JP H0646686B2 JP 61254303 A JP61254303 A JP 61254303A JP 25430386 A JP25430386 A JP 25430386A JP H0646686 B2 JPH0646686 B2 JP H0646686B2
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adder
multiplier
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晃 矢沢
謙二 中山
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NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03CMODULATION
    • H03C3/00Angle modulation

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Amplitude Modulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はFM変調器に関し、特にディジタル信号処理に
よりFM変調波を発生するFM変調器に関する。
〔従来の技術〕
ディジタル信号処理によりFM変調波を発生するFM変
調器が、ディジタル方式のミュージックシンセサイザの
音源などに用いられている。
従来のかかるFM変調器は、ROMとシグナルプロセッ
サとを備えて構成されていた。
すなわち、FM変調波は時間tの関数として e(t)=Psin(αt+Isinβt) (1) P:出力振幅 α:搬送波の角周波数 I:変調指数 β:変調角周波数 と表わされるから、1式からサンプリング時刻tにおけ
る位相をシグナルプロセッサにより算出し、位相をアド
レスとして正弦波関数値を1/4周期分記憶させたROM
から記憶値を読出してFM変調波のサンプル値系列が得
られる。
出力波形の歪を小さくするためサンプリング間隔を細か
くするには大容量のROMが必要となり、一般にシグナ
ルプロセッサの内蔵ROMでは容量不足であるので外付
けROMが従来用いられていた。また一般に汎用シグナ
ルプロセッサは外付けROMを使用するのには適さない
ので、専用のシグナルプロセッサが用いられていた。
出力波形の歪を小さくするためにサンプル値間で補間演
算を行うことがあるが、この演算には高速の加算と乗算
が必要であり、そのためにハードウエアとしての規模の
大きいシグナルプロセッサが必要となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上説明したようにディジタル方式の従来のFM変調器
は、大容量の外付けROMを必要とするので汎用シグナ
ルプロセッサが使用できず専用のシグナルプロセッサを
必要とし、またサンプル値間の補間演算をするためには
規模の大きいシグナルプロセッサを必要とするので、高
価になるという欠点がある。
本発明の目的は、上記欠点を解決して大容量ROMを必
要とせず汎用シグナルプロセッサによるディジタル信号
処理のみでFM変調波を発生することができるFM変調
器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によるFM変調器は、標本化された信号および帰
還信号が入力される第1加算器と、前記第1加算器の出
力が入力される第1遅延器と、前記第1遅延器の出力が
入力される第1乗算器および第2遅延器と、前記第2遅
延器の出力が入力される第2乗算器と、前記第1および
第2乗算器の出力が入力される第2加算器であってその
加算出力を前記帰還信号として前記第1加算器に入力す
る第2加算器と、前記第1加算器の出力および前記第1
遅延器の出力の少なくとも一方からFM変調信号を出力
する出力手段とを備えており、かつ前記第1乗算器の係
数が(n)=2(cosA+BcosC)に設定され(A
は搬送波角周波数、Bは変調指数、Cは変調角周波
数)、前記第2乗算器の係数が−1に設定されている。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面を参照して本発明について詳細に
説明する。
第1図は、本発明のFM変調器の第一の実施例を示すブ
ロック図である。
第1図に示す実施例は、加算回路2の出力と信号x1と
を入力し信号w1を出力する加算回路1と、信号w1を
遅延させて出力する遅延回路3と、遅延回路3の出力を
遅延させて出力する遅延回路4と、遅延回路3・4の出
力に乗算係数(n)・−1を乗算して出力する乗算回
路5・6と、乗算回路5・6の出力を加算する加算回路
2とを備えて構成されている。
第1図に示す実施例は、正弦波信号を発生する巡回型デ
ィジタルフィルタから導かれるので、まずこの巡回型デ
ィジタルフィルタについて説明する。
第2図は、第1図に示す実施例を導くもとになる巡回型
ディジタルフィルタを示すブロック図である。
以下第2図に示す巡回型ディジタルフィルタが正弦波信
号を発生することを説明する。
時間間隔Tの時刻nTにおける正弦波信号のサンプル値
を y(n)=sinAn (2) と表わす。2式をZ変換すると となる。Z変換においてZ−1は信号を時間Tだけ遅延
させることを意味するので、3式から第2図に示す回路
が得られる。ただし、1・2は加算回路、3・4は遅延
時間Tの遅延回路、6・7・8は乗算係数が−1・2co
sA・sinAである乗算回路である。時刻nT=0におい
て振幅が1となるインパルスのZ変換が1であること
と、2・3式とから、第2図に示す巡回型ディジタルフ
ィルタは、かかるインパルスを信号x2として入力する
とサンプル値が2式で表わされる正弦波信号y1を出力
する。
第1図に示す実施例は、第2図に示す巡回型ディジタル
フィルタにおける乗算回路7を乗算回路5で置換え、ま
た乗算回路8を取除き、加算回路1の出力を信号w1と
して外部に取出した回路になっている。
FM変調波は1式で示されるから、A=α,C=β,B
=−ICsinAとして、乗算器5の乗算係数(n)を
時刻nTにおいて (n)=2(cosA+BcosC) (4) となるように時間的に変化させる。また信号x1を とおいて、信号w1のサンプル値w(n)を計算する
と、 となる。7式の形から信号w1はFM変調波になってい
る。
信号w1として出力すべきFM変調波の出力振幅・増幅
波角周波数・変調指数・変調角周波数から7・8式によ
り定数A・B・C・Pを算出し、これら定数から5式に
よりx(0)を算出し、更に4式により乗算係数
(n)の時刻nTにおける値を算出し、乗算係数
(n)の値を各サンプリング時刻において算出した値に
設定し、時刻nT=0において5式で算出した振幅のイ
ンパルスを信号x1として入力すれば、第1図に示す実
施例は信号w1として7式で表わされるFM変調波を発
生する。これら演算の実行、インパルスの発生および巡
回型ディジタルフィルタの実現は汎用シグナルプロセッ
サにより容易に行なうことができるから、第1図に示す
実施例は汎用シグナルプロセッサにより実現することが
でき、また大容量のROMは不要である。
第3図は、本発明のFM変調器の第二の実施例を示すブ
ロック図である。
第3図に示す実施例は、第1図に示す実施例に乗算係数
がSである乗算回路9を付加して構成されている。遅延
回路3の出力を乗算回路9に入力し、乗算回路9の出力
を信号w2として外部に取出す。
信号x2を時刻nT=0における振幅が1であるインパ
ルスとして信号w2のサンプル値w(n)を計算する
と、 となるので、第3図に示す実施例もFM変調波を発生す
る。
第1図に示す実施例においてはFM変調波の振幅を信号
x1の振幅によってきわめているが、第3図に示す実施
例においては信号x2の振幅は一定値とし、乗算回路9
の乗算係数SによってFM変調波の振幅をきめる。
第4図は、本発明のFM変調器の第三の実施例を示すブ
ロック図である。
第4図に示す実施例は、第1図に示す実施例に乗算係数
が(−1/2)(n)である乗算回路10と加算回路
11とを付加して構成されている。遅延回路3の出力を
乗算回路10に入力し、加算回路1・乗算回路10の出
力を加算回路11に入力する。加算回路11の出力を信
号w3として外部に取出す。
第5図は、第4図に示す実施例を導くもとになる巡回型
ディジタルフィルタを示すブロック図である。
余弦波信号のサンプル値を y(n)=cosAn (10) と表わし、10式をZ変換すると となる。11式から第5図に示す回路が得られる。ただ
し12は乗算係数が−cosAである乗算回路である。1
0・11式から、第5図に示す巡回型ディジタルフィル
タは時刻nT=0において振幅が1であるインパルスを
信号x2として入力するとサンプル値が10式で表わさ
れる余弦波信号y2を出力する。
第4図に示す実施例は、第5図に示す巡回型ディジタル
フィルタにおける乗算回路7・12を乗算回路5・10
で置換えた回路になっている。
乗算回路5・10の乗算係数における関数(n)を4
式で表わし、また信号x2を時刻nT=0における振幅
が1であるインパルス2として信号w3のサンプル値w
(n)を計算すると w(n)≒cos(An+IsinCn) (12) となる。ただしIは8式で与えられる値である。
12式の形から、信号w3は余弦波形で表現されたFM
変調波となっている。
第1図・第3図に示す実施例においては、FM変調波の
振幅をきめるのに信号x1の振幅または乗算係数Sの値
をFM変調波のパラメータから計算する必要があるが、
第4図に示す実施例においては信号x2の振幅にほぼ等
しい振幅のFM変調波が得られるのでこれらの計算が不
要になる。
〔発明の効果〕 以上詳細に説明したように本発明のFM変調器は、出力
すべきFM変調波のパラメータから計算した時間的に変
化する乗算係数を含むフィルタ定数を用いる巡回型ディ
ジタルフィルタにより実現できるので、大容量のROM
を必要とせず、汎用シグナルプロセッサにより構成で
き、回路が簡略化でき、安価であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のFM変調器の第一の実施例を示すブ
ロック図、 第2図は、第1図に示す実施例を導くもとになる巡回型
ディジタルフィルタを示すブロック図、 第3図・第4図は、本発明のFM変調器の第二・第三の
実施例を示すブロック図、 第5図は、第4図に示す実施例を導くもとになる巡回型
ディジタルフィルタを示すブロック図である。 1・2……加算回路、3・4……遅延回路、5・6……
乗算回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標本化された信号および帰還信号が入力さ
    れる第1加算器と、前記第1加算器の出力が入力される
    第1遅延器と、前記第1遅延器の出力が入力される第1
    乗算器および第2遅延器と、前記第2遅延器の出力が入
    力される第2乗算器と、前記第1および第2乗算器の出
    力が入力される第2加算器であってその加算出力を前記
    帰還信号として前記第1加算器に入力する第2加算器
    と、前記第1加算器の出力および前記第1遅延器の出力
    の少なくとも一方からFM変調信号を出力する出力手段
    とを備え、前記第1乗算器の係数が(n)=2(cos
    A+BcosC)に設定され(Aは搬送波角周波数、B
    は変調指数、Cは変調角周波数)、前記第2乗算器の係
    数が−1に設定されていることを特徴とするFM変調
    器。
  2. 【請求項2】前記出力手段は、前記第1加算器の出力を
    前記FM変調信号として出力する特許請求の範囲第1項
    記載のFM変調器。
  3. 【請求項3】前記出力手段は、前記第1遅延器の出力を
    入力し前記FM変調信号を発生する第3乗算器を有し、
    前記第3乗算器の係数は前記FM変調信号の振幅を決定
    する値に設定されている特許請求の範囲第1項記載のF
    M変調器。
  4. 【請求項4】前記出力手段は、前記第1遅延器の出力が
    入力される第3乗算器と前記第1加算器および前記第3
    乗算器の出力が入力される前記FM変調信号を発生する
    第3加算器とを有し、前記第4乗算器の係数が−
    (n)/2に設定されている特許請求の範囲第1項記載
    のFM変調器。
JP61254303A 1986-10-24 1986-10-24 Fm変調器 Expired - Lifetime JPH0646686B2 (ja)

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US07/111,453 US5003504A (en) 1986-10-24 1987-10-22 FM modulator for an input impulse signal
EP87115619A EP0264960B1 (en) 1986-10-24 1987-10-23 An FM modulator
DE3752019T DE3752019T2 (de) 1986-10-24 1987-10-23 FM-Modulator

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JPS63107305A JPS63107305A (ja) 1988-05-12
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US (1) US5003504A (ja)
EP (1) EP0264960B1 (ja)
JP (1) JPH0646686B2 (ja)
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Publication number Publication date
DE3752019T2 (de) 1997-06-12
EP0264960A3 (en) 1989-08-23
DE3752019D1 (de) 1997-03-20
US5003504A (en) 1991-03-26
EP0264960B1 (en) 1997-02-05
JPS63107305A (ja) 1988-05-12
EP0264960A2 (en) 1988-04-27

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