JPH0646546U - 棚受け具 - Google Patents

棚受け具

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JPH0646546U
JPH0646546U JP9013092U JP9013092U JPH0646546U JP H0646546 U JPH0646546 U JP H0646546U JP 9013092 U JP9013092 U JP 9013092U JP 9013092 U JP9013092 U JP 9013092U JP H0646546 U JPH0646546 U JP H0646546U
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Application number
JP9013092U
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English (en)
Inventor
正行 五十嵐
Original Assignee
共栄工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で庫体内の中仕切り板の両側面の
同一高さ位置に容易に且つ強固に取り付けることができ
る棚受け具を提供する。 【構成】 ロッカー本体1内に縦設される中仕切り板7
に嵌合孔7aを形成し、一対の棚受け部材16,17の
うちの一方に嵌合凸部16bを形成し、他方の棚受け部
材17に嵌合凹部17bを形成する。嵌合凸部16bを
中仕切り板7の嵌合孔7aに嵌合させ、さらに嵌合凹部
17bに嵌合させて一対の棚受け部材16,17で中仕
切り板7を挟むことにより、一対の棚受け部材16,1
7を中仕切り板7の両側面の同一高さ位置に保持させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はロッカー、書庫等の収納庫の中仕切り板の両側面に取り付けられる棚 受け具に関する。
【0002】
【従来の技術】
内部を中仕切り板にて複数の収納部に分割した従来のロッカー、書庫、キャビ ネット等の収納庫においては、中仕切り板の両側に棚板の端部を支持する棚受け 具が取り付けられている。従来の一般的な棚受け具は両端がフック部となった略 S字状をなし、一方のフック部を穴に係止し、他方のフック部に棚板の端部を係 止する構成となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
1枚の中仕切り板に棚受け具のフック部を係止する穴を直接形成したのでは、 1つの穴に2つの棚受け具を係止させることができないので、中仕切り板の両側 の棚受け具を同一高さ位置に係止させることができない。
【0004】 そこで、従来は、中仕切り板を二重壁構造としたり、中仕切り板の両側面にそ れぞれ凸状に折曲げた補強板を縦設し両補強板に棚受け具のフック部を係止する 穴を形成したりしていたが、何れの場合も収納庫の部品点数を増大させる原因と なる。また、中仕切り板の前後端或いは補強板の前後端が収納室内に露出してい ると、収納物等を引っかけて傷を付けてしまう虞れがある。このため、中仕切り 板や補強板の端部の折返し加工が必要になるなど加工が複雑となり、製造工数お よび製造コストが増大する。
【0005】 したがって、本考案の目的は、簡単な構造で収納庫内の中仕切り板の両側面の 同一高さ位置に容易に且つ強固に取り付けることができる棚受け具を提供するこ とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の考案は、収納庫内に縦設される中 仕切り板の両側面にそれぞれ取り付けられる一対の棚受け部材からなる棚受け具 であって、一方の棚受け部材が中仕切り板の一方の側面に当接する端面より突出 して該中仕切り板に形成された穴に嵌合する嵌合凸部を有し、他方の棚受け部材 が中仕切り板の他方の側面に当接する端面に開口して前記嵌合凸部と嵌合する嵌 合凹部を有することを特徴とする。
【0007】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の棚受け具において、前記一対の棚受け 部材に前記嵌合凸部と前記嵌合凹部との嵌合時に互いに係合する抜止め部を設け たことを特徴とする。
【0008】 請求項3記載の考案は、請求項2記載の棚受け具において、前記嵌合凸部の抜 止め部は前記嵌合凸部に形成された弾性片部と一体に形成された係合突起である ことを特徴とする。
【0009】 請求項4記載の考案は、請求項3記載の棚受け具において、前記嵌合凹部の抜 け止め部は前記嵌合凹部の嵌合面から外部に貫通形成された係合穴であることを 特徴とする。
【0010】 請求項5記載の考案は、請求項1記載の棚受け具において、前記棚受け部材が 棚板の下面を支える棚板載置部と、棚板の端部に形成された穴に係合するフック 部とを有することを特徴とする。
【0011】
【作用】
請求項1記載の棚受け具においては、中仕切り板に形成した穴に一方の棚受け 部材の嵌合凸部を嵌合させ、さらにこの嵌合凸部を他方の棚受け部材の嵌合凹部 に嵌合させることにより、2つの棚受け部材の間で中仕切り板を挟むことができ る。したがって、一対の棚受け部材を強固に中仕切り板の両側面の同一高さ位置 に保持させることができる。また、中仕切り板を二重構造としたり、中仕切り板 の両側面に補強板を取り付けたりする必要がないので、収納庫の筐体構造を簡素 化できる。
【0012】 請求項2記載の棚受け具においては、一対の棚受け部材に嵌合凹部と嵌合凸部 との嵌合時に互いに係合する抜止め部がそれぞれ設けられているので、一対の棚 受け部材の嵌合時に両者の結合を確実なものとすることができ、棚板の脱落等を 防ぐことができる。
【0013】 請求項3記載の棚受け具においては、嵌合凸部の抜止め部が嵌合凸部に形成さ れた弾性片部と一体に形成された係合突起であるので、嵌合凸部を嵌合凹部内に 挿入するとき弾性片部が撓むことにより、係合突起を係合穴に容易に係合させる ことができる。
【0014】 請求項4記載の棚受け具においては、嵌合凹部の抜止め部が嵌合凹部の嵌合面 から外部に貫通形成された係合穴であるので、外部から係合穴を介して係合突起 を押すことにより係合突起を係合穴から容易に離脱させることができる。従って 、必要時に嵌合凸部を容易に嵌合凹部から抜き取ることができる。
【0015】 請求項5記載の棚受け具においては、棚受け部材が棚板の下面を支える棚板載 置部と、棚板の端部に形成された穴に係合するフック部とを有するので、棚板を 確実に且つ容易に支持および係止することができる。
【0016】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の実施例につき詳細に説明する。
【0017】 図1から図4までは本考案を衣類ロッカーの棚受け具に適用した場合の一実施 例を示したものである。はじめに図1および図2を参照すると、収納庫としての ロッカーは左右および後部の側板2,3,4と底板5と天板6とを有するロッカ ー本体1を備え、このロッカー本体1の内部は2つの中仕切り板7により、3つ の収納部8に分割されている。そしてロッカー本体1の前面には各収納部8を開 閉する開閉扉9が蝶番(図示省略)を介して枢着されており、各開閉扉9には施 錠装置10が各々取り付けられている。各収納部8の上部および下部にはそれぞ れ棚板11が取り付けられている。
【0018】 次に、ロッカー本体1内の棚受け構造について説明する。 図2に示すように、側板2の前端部近傍および後端部近傍の内面にはそれぞれ 凸状に折曲げられた補強板12,13が縦設され、両補強板12,13は例えば スポット溶接等にて側板2、底板5および天板6に固定される。この補強板12 ,13の上部および下部にはそれぞれ穴(図示省略)が形成され、各穴に上部の 棚11を支持するフック14が係止されている。
【0019】 一方、中仕切り板7には本考案による棚受け具15が取り付けられている。図 3および図4に示すように、この棚受け具15は中仕切り板7の両側面にそれぞ れ取り付けられる一対の棚受け部材16,17からなり、一方の棚受け部材16 は中仕切り板7の一方の側面に当接する端面16aより突出して該中仕切り板7 に形成された嵌合孔7aに嵌合する嵌合凸部16bを有し、他方の棚受け部材1 7は中仕切り板7の他方の側面に当接する端面17aに開口して上記嵌合凸部1 6bと嵌合する嵌合凹部17bを有する。さらに、一対の棚受け部材16,17 には嵌合凸部16bと嵌合凹部17bとの嵌合時に互いに係合する抜止め部とし ての係合突起16cと係合穴17cがそれぞれ設けられている。係合突起16c は嵌合凸部16bの先端近傍から嵌合凸部16bの基部に向かうに従って外方に 突出する断面略直角三角形の山形状をなしており、係合突起16cは嵌合凸部1 6bの基部側において嵌合凸部16bの嵌合方向に対しほぼ垂直な端面を有して いる。嵌合凸部16bは嵌合凹部17bに嵌合するとこの係合突起16cが係合 穴17cに係合し、そして係合突起16cの端面が係合穴17cの内面に当接す ることにより、嵌合凹部17bからの嵌合凸部16bの抜けが防止される。
【0020】 さらにこの実施例では嵌合凸部16bは筒状をなし、この嵌合凸部16bに略 コ字状のスリット16fで囲まれた弾性片部16gが形成され、この弾性片部1 6gの外側に係合突起16cが形成されているので、嵌合凸部16bを嵌合凹部 17b内に挿入するときに、弾性片部16gが撓むことにより、係合穴17cへ の係合突起16cの係合を容易に行なうことができる。また、係合穴17cは嵌 合凹部17bの内面から棚受け部材17の外部に貫通しているので、外部から係 合穴17cを介して係合突起16cを嵌合凸部16bの内方に押すことにより、 容易に係合突起16cを係合穴17cから離脱させることができ、それ故、必要 時には嵌合凸部16bを容易に嵌合凹部17bから抜き取ることができる。この ような形状の棚受け具は棚板の高さを変更する機会の多い書庫等の中仕切り板に 好適に用いることができる。
【0021】 なお、図示実施例では係合突起が嵌合凸部16bに、また、係合穴が嵌合凹部 17bに各々形成されているが、図示実施例とは逆に係合突起を嵌合凹部17b の嵌合面に、係合穴を嵌合凸部16bの嵌合面にそれぞれ設けてもよい。
【0022】 この実施例ではさらに、棚板11は端部の側面と下面とのコーナ部に開口する 穴11aを有し、棚受け部材16,17は棚板11の下面を支える棚板載置部1 6d,17dと、棚板11の穴11aに係合するフック部16e,17eとを有 する。このような形状の棚受け部材16,17は樹脂成形により容易に作製する ことができる。
【0023】 上記構成の棚受け具を用いた場合、中仕切り板7に形成した嵌合孔7aに一方 の棚受け部材16の嵌合凸部16bを嵌合させ、さらにこの嵌合凸部16bを他 方の棚受け部材17の嵌合凹部17bに嵌合させることにより、2つの棚受け部 材16,17の間で中仕切り板7を挟むことができる。したがって、一対の棚受 け部材を強固に中仕切り板の両側面の同一高さ位置に保持させることができる。 また、中仕切り板を二重構造としたり、中仕切り板の両側面に補強板を取り付け たりする必要がないので、収納庫構造を簡素化できる。
【0024】 以上、図示実施例につき説明したが、本考案は上記実施例の態様のみに限定さ れるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した考案の範囲内においてそ の構成要素に更に種々の変更を加えることができる。例えば、一旦中仕切り板7 に取り付けた一対の棚受け部材16,17を取り外す必要がなければ、スリット 16fを省略してもよい。また、係合突起16cは嵌合凹部17bの内面に食い 込むように、あるいは棚受け部材17の反対側端面17f(図2参照)に当接す るように形成されていてもよい。さらに図示実施例では係合突起が嵌合凸部16 bに、係合穴が嵌合凹部17bに各々形成されているが、図示実施例とは逆に係 合突起を嵌合凹部17bの嵌合面に、係合穴を嵌合凸部16bの嵌合面にそれぞ れ設けてもよい。さらに本考案による棚受け具は衣類用ロッカーのほか、中仕切 り板を有する如何なる用途の収納庫にも適用することができる。
【0025】
【考案の効果】
以上の説明から明かなように、本考案によれば、中仕切り板に形成した穴に一 方の棚受け部材の嵌合凸部を嵌合させ、さらにこの嵌合凸部を他方の棚受け部材 の嵌合凹部に嵌合させることにより、2つの棚受け部材の間で中仕切り板を挟む ことができる。したがって、一対の棚受け部材を強固に中仕切り板の両側面の同 一高さ位置に保持させることができる。また、中仕切り板を二重構造としたり、 中仕切り板の両側面に補強板を取り付けたりする必要がないので、収納庫の筐体 構造を簡素化できる。したがって、簡単な構造で収納庫内の中仕切り板の両側面 の同一高さ位置に容易に且つ強固に取り付けることができる棚受け具を提供する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る棚受け具の使用例を説明するため
の衣類用ロッカーの斜視図である。
【図2】図1に示すロッカーの要部横断面平面図であ
る。
【図3】図1に示すロッカーの要部縦断面正面図であ
る。
【図4】図1に示すロッカーの要部分解拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
7 中仕切り板 7a 嵌合孔 15 棚受け具 16,17 棚受け部材 16b 嵌合凸部 17b 嵌合凹部 16c 係合突起 17c 係合穴 16d,17d 棚板載置部 16e,17e フック部 16f スリット 16g 弾性片部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納庫内に縦設される中仕切り板の両側
    面にそれぞれ取り付けられる一対の棚受け部材からな
    り、一方の棚受け部材が中仕切り板の一方の側面に当接
    する端面より突出して該中仕切り板に形成された嵌合孔
    に嵌合する嵌合凸部を有し、他方の棚受け部材が中仕切
    り板の他方の側面に当接する端面に開口して前記嵌合凸
    部と嵌合する嵌合凹部を有することを特徴とする棚受け
    具。
  2. 【請求項2】 前記一対の棚受け部材に前記嵌合凸部と
    前記嵌合凹部との嵌合時に互いに係合する抜止め部を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の棚受け具。
  3. 【請求項3】 前記嵌合凸部の抜止め部は前記嵌合凸部
    に形成された弾性片部と一体に形成された係合突起であ
    ることを特徴とする請求項2記載の棚受け具。
  4. 【請求項4】 前記嵌合凹部の抜止め部は前記嵌合凹部
    の嵌合面から外部に貫通形成された係合穴であることを
    特徴とする請求項3記載の棚受け具。
  5. 【請求項5】 前記棚受け部材が棚板の下面を支える棚
    板載置部と、棚板の端部に形成された穴に係合するフッ
    ク部とを有することを特徴とする請求項1記載の棚受け
    具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6995274B1 (ja) * 2021-06-11 2022-01-14 株式会社美方 衝立用飛沫飛散防止具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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