JPH0646491B2 - 同期信号方式 - Google Patents

同期信号方式

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JPH0646491B2
JPH0646491B2 JP58093005A JP9300583A JPH0646491B2 JP H0646491 B2 JPH0646491 B2 JP H0646491B2 JP 58093005 A JP58093005 A JP 58093005A JP 9300583 A JP9300583 A JP 9300583A JP H0646491 B2 JPH0646491 B2 JP H0646491B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデイジタル変調方式に関し、特にデータビット
6ビットを符号語8ビットに変換する6−8変換方式の
同期信号パターンを提供するものである。
最近、デイジタル磁気記録やデイジタル光磁気記録、デ
イジタル光記録の研究開発が盛んとなつてきており、こ
れらを利用したデイジタルオーデイオテープレコーダや
デイジタルオーデイオデイスク(コンパクトデイスク)
あるいは静止画デイスクフアイルなどが商品化されつつ
ある。例えば、これらの中でデイジタルオーデイオテー
プレコーダやコンパクトデイスク等は音楽信号を標本化
した後量子化し、次に記録媒体に付着したゴミやキズ等
によつてデイジタル信号が誤つた場合にはこれを検出
し、訂正するための冗長信号を加えたり、手段を施した
のち、直接記録媒体上に記録されることが一般的に行な
われる。この場合、再生された信号のS/Nや、時間的
変動(ジツタ)、振幅変動(ドロツプアウト)に強く、
かつ、高密度化された場合、連続するパルスの前縁、後
縁が隣接するパルス同志で互いに干渉すること(符号間
干渉)を避け、確実にデイジタル符号を抽出することが
できる様にデイジタル変調が行なわれる。本発明はこの
デイジタル変調に関するものである。
従来例の構成とその問題点 一般にデイジタル記録は多量の情報を経済的に記録で
き、それを長期的かつ安定に保存できるなどの特徴をも
つている。これらに使われる変調方式としては、RZ(R
eturn to Zero),RB(Return to Bias),NRZ(Non-R
eturn to Zero),NRZI(Non-Return to ZeroI),F
M(Frequency Modulation),PE(Phase Encoding),M
FM(Modified Frequency Mo-dulation),M2FM(Modi
fied MFM),4/5MNRZI(Modified NRZI),3PM
(3Position Modulation),ZM(Zero Modulation),M2
などがある。これらの変調方式はそれぞれの機器、記録
媒体などの性能により選択され使用される。これらの中
で代表的なものとしては、MFM,3PMがある。これ
らは変調方式に望まれる条件 (1) 検出窓幅Twが広いこと (2) 最小磁化反転間隔Tminが大きいこと (3) 最大磁化反転間隔Tmaxが小さいこと (4) セルフクロツキング可能なこと (5) 復調時の符号誤り伝搬が少ないこと を適当に満足している。MFMは検出窓幅Twがデータ周
期をTとすると0.5T,最小磁化反転間隔がTminT,最
大磁化反転間隔Tmaxが2Tでセルフクロツキングが可能
である特徴がある。これに対し、3PMは検出窓幅Twは
MFMと同一でありながら、最小磁化反転間隔Tminは1.
5Tとなつており、MFMに対しては1.5倍の高記録密度
化ができる方式となつている。しかし、最大磁化反転間
隔Tmaxが6TとMFMに比べ3倍となつていることか
ら、時間軸変動には弱い欠点をもつている。従つて、時
間軸変動の少ない機器であればその性能が生かされるこ
とになる。本発明者は既にこの欠点を改善し、最大磁化
反転間隔Tmaxを4.5Tとした4−8変換方式(FE
M)、最大磁化反転間隔Tmaxを4Tとした(FEM)を
提案している。
これらの変調方式に対し、デイジタルVTRなどで使わ
れる回転トランスは直流成分を通すことができず波形歪
が生じたり、磁束微分応答型のヘツドで記録再生し、積
分検出と呼ばれる方式で再生する場合も直流再生ができ
ず、適用する変調方式によつては符号誤りが発生する。
そこで、この様な場合には、直流再生と呼ばれる手段が
構じられる。ところが、記録再生されるチヤンネル数あ
るいはトラツク数が多くなるとこのための回路コストや
回路規模が大きくなる欠点がある。この様な目的に対し
ては、もともとの変調方式自体が直流を発生しないもの
を適用するのが好ましい。この様なものとしては、いく
つかのものがあるが、例えば、ZM,M2がある。この
うち、M2はデイジタルVTRでよく用いられている。
この方式は基本的にはMFMと同じであるが、直流成分
が発生しない様なアルゴリズムが付け加えられたもので
ある。これら従来の代表的な変調方式の記録電流波形を
第1図に示す。また、主な評価パラメータの比較を第1
表に示す。これらから明らかな如く、このM2は検出窓
幅Twが0.5TとMFM,3PMなどと同一となつてい
る。これは適用する機器によつては不十分なことがあ
る。即ち、デイスク装置や回転ヘツドを用いた装置では
時間軸変動も少なく、S/Nも比較的良好なものが多
く、検出窓幅Twは0.5T以内に抑えることも比較的容易
であるが、一般に固定ヘッドを用いたもの、特に、コン
パクトカセツトを用いたものなどは時間軸変動に弱く、
かつ、使う記録媒体の周波数特性も高域限界付近で使わ
れるためS/Nも比較的劣化しやすい傾向があり、検出
窓幅Twのより広い変調方式が望まれる。
発明の目的 最近のコンパクトデイスクを用いたデイジタルレコード
の発売や、近い将来の放送衛生によるテレビジヨン音声
のデイジタル化など一般ユーザにとつてHi−Fiの音声、
音楽ソースが手軽に入手できる時代となつてきた。これ
に対し、コンパクトカセツトを用いて誰でもが容易にか
つ安価に録音できることを目的として、固定ヘツドを用
いたコンパクトカセツトデイジタルオーデイオテープレ
コーダの研究開発が活発となつてきている。この民生用
デイジタルオーデイオレコーダとしては大きく分けて2
つのタイプのものが考えられている。ひとつは、コンパ
クトデイスクの性能をそのまま録音できる44.1kHz標本
化、16ビツト量子化、20トラツク前後分配記録方式と、
もうひとつは32kHz標本化、12ビツト非直線量子化、10
トラツク前後分配記録方式である。
本発明は後者対応型の変調方式の同期信号パターンを提
供するものである。
前述の如く、コンパクトカセツトを用いたものは時間軸
変動に弱く、3/Nの劣化しやすい領域での使用が考え
られるので、検出窓幅Twを広くした変調方式が望まれ
る。次に、どのタイプにしろ、10〜20トラツク前後の多
くのトラツクに分配して記録されるので、時速微分応答
型ヘツドにより積分検出を行なう場合は前述の如く各ト
ラツク毎に直流再生回路が必要となり、コスト、スペー
スの点で無視できなくなる。そこで、変調方式としては
発生しないものであればそのためのコスト、スペースと
も不要となる。第3に、民生機として考えた場合、記録
再生を行なうには、一般に録音ヘツド、再生ヘツド、さ
らに消去ヘツトが必要となる。しかし、消去という手段
は、新しい情報を古い情報の上に重ねて記録すれば古い
情報が消え、新しい情報が残るという手法(これを重ね
書きと言う)を用いれば同様の効果が得られ、それによ
り、消去ヘツドとそれに付ずいする回路、機構部品が省
略できることになる。この重ね書きという手法は大変有
効であるが、特定の条件の下でしか成立しにくい現象で
ある。即ち、一般に記録される波長が長くなると消去効
果(消去率)が悪化することが知られている。従つて、
最大磁化反転間隔Tmaxは小さければ小さい程、消去しや
すくなることになる。
また、前記の如くマルチトラツク方式では、トラツク毎
に変調回路が必要となるので、そのための回路規模は小
さければ小さい程安くなることは明らかである。
また、変調方式を考える場合には、再生時の符号誤りが
複数ビツトに渡つて伝搬しないことも重要である。即
ち、1ビツトの誤り、あるいは1ワードの誤りが複数ビ
ツトあるいは複数ワードに渡つて伝搬することは、せつ
かくの記録媒体の情報をそれ自体の誤り以上に拡大する
ことになり好ましくない。
本発明は以上のような条件を全て満足するための変調方
式において、SEM−1,SEM−1,SEM−3を適
用する場合の特定同期信号パターンを提供することにあ
る。
発明の構成 本発明の同期信号方式は、データビット6ビットを符号
語8ビットに変換する変調方式で、第2表に示した符号
語の中から「×」印以外の60通りの符号語と第3表、
第4表に示した「×」印以外の符号語の中からそれぞれ
2通りの符号語を組み合わせたSEM−1、SEM−2
の変調方式と、第2表に示した符号語の中から「×」印
以外の54通りの符号語と第3表、第4表に示した
「×」印以外の符号語の中からそれぞれ5通りの符号語
を組み合わせたSEM−3の変調方式と、第5表に示し
たSEM−1とSEM−2の対で用いる変調方式の同期
信号として、16ビットの符号語 (0000111111110000) あるいは (1111000000001111) を用い、変調前の1データビット長をTとした時に、変
調則をはずれた6Tパターンとすることを特徴とするも
のである。
まず、本発明に関する6−8変換方式のSEM−1,S
EM−2,SEM−3について説明する。変調方式自体
に直流成分を持たせず、しかも、符号語8ビツト単位内
で直流成分の発生を抑えるために、符号語8ビツトの全
ての組合せ256通り(28=256)の中からビツト“1”
とビツト“0”の個数がちようど半分ずつ、則ち、4個
ずつの組合せを選び出す。この組合せは84=70通り存
在する。従つて、この70通りの組合わせの中から先の64
通りの組合わせを取り出せば直流成分=0即ち、 DC FR
EE CODE となる。その選択は任意である。この場合の D
C FREE CODE として有効な8ビツトの符号語の組合わせ
を第2表に示す。この場合の磁化反転間隔は最悪の場合
で0.75T(=6/8・T)〜6T(=6/8・×8)となる。
次に、重ね書き特性の工場を計るために、先の最大磁化
反転間隔Tmax=6Tをできるだけ直流成分を抑えながら3.
75T(=6/8・T×5)まで短縮した変調方式について述べ
る。
先程の第2表の中から、磁化反転間隔の大きいものを取
り除いてみる。この場合の組合わせとしては、第1に時
系列的に古い8ビツトの符号語のうち、P4〜P7が全てビ
ツト“1”のものと全てビツト“0”のものを除き、そ
れに続く時系列的に新しい8ビツトの符号語のうち、P0
〜P3が全てビツト“1”のものと全てビツト“0”のも
のとさらにP0〜P20が全てビツト“1”のものと全てビ
ツト“0”のものを除いたものと、第2に、逆に時系列
的に古い8ビツトの符号語のうち、P4〜P7が全てビツト
“1”のものと全てビツト“0”のものとさらにP5〜P7
が全てビツト“1”のものと全てビツト“0”のものを
除き、それに続く時系列的に新しい8ビツトの符号語の
うち、P0〜P3が全てビツト“1”のものと全てビツト
“0”のものを除いたものとが考えられるが、この場合
の組み合わせの数としてはどちらも60通りとなつてお
り、4通り不足する。これらに対しては8ビツトの符号
語のうちビツト“1”の数が3個のものの中から2組、
ビツト“1”の数が5個のものの中から2組選ぶものと
する。第3表第4表に有効な組み合わせを示す。
これらTmax=3.75Tで前者(前記第1の場合)の場合を
SEM−1,後者(前記第2の場合)の場合をSEM−
2と呼び、出願中である。この中で、SEM−1とSE
M−2の符号語の並びが左右対称の場合を第5表に示
す。この場合はSEM−1で変調し、テープ走行方向が
順方向再生の場合はそのままSEM−1で復調し、逆方
向再生の場合はSEM−2で復調すれば、同一内容がテ
ープ走行如何によらず可能となる利点がある。
次に、さらに重ね書き特性の向上を計るために、前述の
SEM−1,SEM−2の最大磁化反転間隔Tmax=3.75
Tを3Tまで短縮した変調方式について述べる。
第2表より、符号語P4〜P7が全てビツト“1”のもの、
P5〜P7が全てビツト“1”のもの、P0〜P3が全てビツト
“1”のもの、P0〜P2が全てビツト“1”のもの、P0
P2が全てビツト“0”のもの、P5〜P7が全てビツト
“0”のものを除いた組合わせで最大磁化反転間隔Tmax
を3T以内とする組み合わせは全部で54通り存在する。
これ以外の組合わせで実現する場合は全組み合わせ数が
少なくなる。
従つて、必要とされる全ての組合せ数64通りに対しては
10通り不足する。この不足する10通りに対しては、8ビ
ツトの符号語のうち、ビツト“1”の数が3個のものの
中から5通り、ビツト“1”の数が5個のもの中から5
通り選ぶこととする。第3表に8ビツトの符号語のうち
ビツト“1”の数が3個のものの一覧表を示し、第4表
に8ビツトの符号語のうち、ビツト“1”の数が5個の
ものの一覧表を示す。第3表の中からは最大磁化反転間
隔Tmaxが3Tを越える (00000111) (00001011) (00001101) (00001110) (00010011) (00010101) (00010110) (00011001) (00011010) (00011100) (00111000) (01011000) (01101000) (01110000) (10011000) (10101000) (10110000) (11001000) (11010000) (11100000) を除いたものから5通りを、第4表からは同様に (00011111) (00101111) (00110111) (01001111) (01010111) (01100111) (10001111) (10010111) (10100111) (11000111) (11100011) (11100101) (11100110) (11101001) (11101010) (11101100) (11110001) (11110010) (11110100) (11111000) を除いたものの中から5通りを任意に選べばよい。この
場合、全体の組合わせ64通りのうち10通りの組合わせは
若干の直流成分を含んでいるが全体の組合せ数に占める
割合は15.6% 足らずであり、この10通りの組合せに対
してはレベル的に発生頻度の少ない6ビツトのデータビ
ツトに割り当てれば、実質的に直流成分を無視できる D
C FREE CODE と見なし得る。この場合の変調方式をS
EM−3と呼ぶこととする。
これらの6−8変換方式において、SEM−1,SEM
−2では磁化反転間隔が0.75Tから3.75 Tとなつてお
り、SEM−3では3.75Tから 3Tとなつている。こ
れらの変調方式を復調する場合には、特定パターンの同
期信号を抽出し、この同期信号の後縁を基準として符号
後8ビツト単位に区切り、これに基づいてこれに対応す
る元データ6ビツトを復調することが一般に行なわれ
る。この場合、同期信号に対応する元データあるいは符
号語としてはそれぞれの変換表の任意のものであつても
特に問題はないが、使われる変換表以外の特定パターン
で、しかもDC FREE を満足するものであれば、音楽情
報あるいは冗長符号に対応する符号語で疑似的に発生す
る疑似同期信号の発生が抑制され、同期保護手段が簡単
になるという利点がある。SEM−1およびSEM−2
における最大磁化反転間隔Tmaxは、3.75Tであり、SE
M−3の場合は3Tである。従つて、これを越える磁化
反転間隔で、DC FREE を満足するものを同期パターン
とすれば便利である。これらを満足するものとしては、
最大磁化反転間隔Tmaxが4.5T,5.25T,6Tのものが
考えられる。しかし、6T以外の4.5Tや5.25Tの組み
合わせでは通常同期信号ビツト数としては8ビツト以上
を設けることが多く、それに対応して16ビツト以上の符
号語が対応するので、同期パターンとしては4.5T,5.2
5T以外に0.75T,1.5Tが発生し、ピークシフトやジツ
タなどの影響を受け、同期抽出ミスを発生しやすくする
可能性がある。この場合の例を第2図に示す。すなわ
ち、第2図は変調外パターンを同期パターンとしたとき
のピークシフトを生じ易いパターン例を示している。そ
こで、同期信号としては、これらを除いた、4.5T,5.2
5T,6Tのみが表われるパターンが好ましい。しか
し、4.5TはSEM−1およびSEM−2における最大
磁化反転間隔(3.75T)発生時にドロツプアウトあるい
はジツタ等で符号誤りが発生すると4.5Tと見なされる
こともあり得るので好ましくないことになる。また、磁
化反転間隔を5.25T,6Tとなる様にするには同期信号
に対応する符号のいずれかに、 00001111 あるいは 11110000 なる符号語を含むことになり、この場合は、同期信号と
データとの境界でも5.25Tが発生することがある。この
場合の例を第3図に示す。すなわち、第3図は変調則外
パターン5.25Tを同期パターンとしたときのデータと同
期信号との境界でも同期以外の5.25Tパターンが発生す
る例を示している。この場合は同期抽出のために見るパ
ルス巾を5.25Tとすると、場合によつては2度同期抽出
パルスが発生することがあるので、抽出のために見る拘
束長を長くする必要があり、ハードウエアサイズが大き
くなる。従つてこの場合も好ましくない。磁化反転間隔
が6Tの場合は、必ず、同期信号対応符号語系列の中に
それ自身が1回存在するのみである。又、同期信号とデ
ータとの境界でも最大反転間隔は5.25までである。従つ
て、変調則からはずれながら、DC FREE を維持できる
同期信号パターンとしては6Tを発生するパターンが最
適となる。この変調則外パターン6Tを同期パターンと
した場合の例を第4図に示す。この場合は同期抽出のた
めに拘束すべきビツト長は6T、即ち、符号語では8ビ
ツト分と大変短かくなつてる。又、同期信号をデータビ
ツト12ビツト、即ち符号語16ビツト分とすれば、SEM
−1,SEM−2を用いることにより、テープの順方向
再生、逆方向再生時とも確実な同期抽出を行なうことが
でき、その抽出タイミングからデータまでの距離も順方
向再生、逆方向再生で同一となり、タイミング切換が不
要となる。従つて、曲の頭出し等には有効となる。
実施例の説明 以上本発明の具体的実施例について説明する。ここで、
本発明に係わる6−8変換方式のアルゴリズムについて
は前述した如くである。
まず、入力が標本化され、量子化されたのち、インタリ
ーブ、誤り訂正検出符号等が加えられ、さらに同期信号
が加えられてシリアルデータとして変調回路へ送られ
る。ここでは、同期信号の後縁を基準として、バイナリ
データを6ビツト単位に区切り、直並列変換器(1)で、
パラレル化(シリアルパラレル変換)し、第2表、第3
表、第4表、第5表より選択された8ビツト符号語デー
タ64通り(26=64)の書き込まれた6−8返還ROM
(2)のアドレスとして与えられる。6−8変換ROM(2)
の出力は並直列変換器(3)でパラレル−シリアル変換さ
れ、SEM−1〜3の変調出力として与えられる。この
場合、同期信号部分は先述の (00001111)(11110000) が挿入される。第5図の場合は、あらかじめ設定されて
いる同期信号挿入タイミング時に、ROMアドレスの上
位ビツト(7ビツト目)を用いて制御し、変調則外6T
パターン即ち、 (00001111)(11110000) を発生させるものである。
逆に復調する場合は、特定ビツトパターン(これは6ビ
ツトのn倍で構成されるのが好ましい。従つて変調後は
8ビツトのn倍)のうち、6Tの長さの抽出により同期
信号を抽出する。SEM−1〜3の復調では、この後縁
を基準として、データは8ビツト単位に区切られ、これ
は直並列変換器(4)でパラレル化されたのち、第2表〜
第5表の8ビツトの符号語に対応した6ビツトの元デー
タ64通りの書き込まれた8−6変換ROM(5)アドレス
として与えられる。8−6変換ROM(5)の出力は並直
列変換器(6)でパラレル−シリアル変換されると元デー
タして復調される。SEM−1〜SEM−3は回路構成
としては同じであるが、ROMの内容が異なつている。
この様子を第6図に示す。
発明の効果 本発明によれば、従来よく知られているデイジタル変調
方式である3PMやMFMに比べ、検出窓幅Twが25%(3
PM,MFM=0.5T,SEM=0.75T=6/8・T)も改善され、デイジ
タル磁気記録装置の時間軸変動に強く、マルチトラツク
記録方式において、直流再生回路が不要となることか
ら、コスト、スペースの省略が可能となり、最大磁化反
転間隔が3.75T〜3Tと従来の3PMの6Tに比べ37.5
〜50%も短かくなつたことで、デイジタル磁気記録にお
ける重ね書きが可能になり、また、これによ り、消去ヘツド、およびその周辺回路、機構部品が省略
できること、12ビツトで量子化されたデイジタルテープ
レコーダでは復調時の符号誤り伝搬が少なく、また、変
復調回路も大変簡単であるなどの多くの効果をもつ、6
−8変換方式において、同期信号パターンとして、変調
則をはずれたものを採用することで、同期保護回路が容
易となり、かつパターンとして単純で、同期抽出のため
の拘束長が最短となる様にすることで、同期抽出回路が
非常に簡単となる。また、低周波成分が抑圧されて直流
の発生が抑えられ、ピークシフトやドロップアウト、ノ
イズなどによる疑似パルスが発生しても確実に同期信号
を抽出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は各種変調方式の記録電流波形図、第2図は6−
8変換方式の変調則外パターンを同期パターンとしたと
きのピークシフトを生じ易いパターン例を示す図、第3
図(a)(b)は共にSEM−1の場合で、6−8変換の変調
則外パターンとして5.25Tを同期信号したときの疑似同
期パターンの発生例(同期抽出のための拘束長を最少と
したとき)を示す図、第4図は変調則外パターン6Tを
同期パターンとした例を示す図、第5図(a)(b)は6−8
変換回路及び同期付加回路例図とそのタイミング図、第
6図(a)(b)は同期抽出及び復調回路例図とそのタイミン
グチヤートである。 (1)(4)……直並列変換器、(2)……6−8変換ROM、
(3)(6)……並直列変換器、(5)……8−6変換ROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変調前のデータビットストリームを6ビッ
    トごとに区切り、その6ビットのデータを符号語8ビッ
    トに変換する変調方式で、符号語8ビットのうち、ビッ
    ト“1”の数とビット“0”の数がそれぞれ4個づつの
    もの70通りのうち、符号語 (00001111) (00010111) (00011011) (00011101) (00011110) (11100001) (11100010) (11100100) (11101000) (11110000) を除いた60通りの符号語と、符号語8ビットのうち、
    ビット“1”の数が3個、ビット“0”の数が5個のも
    の56通りのうち、符号語 (00000111) (00001011) (00001101) (00001110) (00010011) (00010101) (00010110) (00011001) (00011010) (00011100) (01110000) (10110000) (11010000) (11100000) を除いたものの中からの2通りの符号語と、符号語8ビ
    ットのうち、ビット“1”の数が5個、ビット“0”の
    数が3個のもの56通りのうち、符号語 (00011111) (00101111) (01001111) (10001111) (11100011) (11100101) (11100110) (11101001) (11101010) (11101100) (11110001) (11110010) (11110100) (11111000) を除いたものの中から2通りの符号語を組み合わせた第
    1の変調方式と、 符号語8ビットのうち、ビット“1”の数とビット
    “0”の数がそれぞれ4個づつのもの70通りのうち、
    符号語 (00001111) (00010111) (00100111) (01000111) (01111000) (10000111) (10111000) (11011000) (11101000) (11110000) を除いた60通りの符号語と、符号語8ビットのうち、
    ビット“1”の数が3個、ビット“0”の数が5個のも
    の56通りのうち、符号語 (00000111) (00001011) (00001101) (00001110) (00111000) (01011000) (01101000) (01110000) (10011000) (10101000) (10110000) (11001000) (11010000) (11100000) を除いたものの中からの2通りの符号語と、符号語8ビ
    ットのうち、ビット“1”の数が5個、ビット“0”の
    数が3個のもの56通りのうち、符号語 (00011111) (00101111) (00110111) (01001111) (01010111) (01100111) (10001111) (10010111) (10100111) (11000111) (11110001) (11110010) (11110100) (11111000) を除いたものの中から2通りの符号語を組み合わせた第
    2の変調方式と、 符号語8ビットのうち、ビット“1”の数とビット
    “0”の数がそれぞれ4個づつのもの70通りのうち、
    符号語 (00001111) (00010111) (00011011) (00011101) (00011110) (00100111) (01000111) (01111000) (10000111) (10111000) (11011000) (11100001) (11100010) (11100100) (11101000) (11110000) を除いた54通りの符号語と、符号語8ビットのうち、
    ビット“1”の数が3個、ビット“0”の数が5個のも
    の56通りのうち、符号語 (00000111) (00001011) (00001101) (00001110) (00010011) (00010101) (00010110) (00011001) (00011010) (00011100) (00111000) (01011000) (01101000) (01110000) (10011000) (10101000) (10110000) (11001000) (11010000) (11100000) を除いたものの中からの5通りの符号語と、符号語8ビ
    ットのうち、ビット“1”の数が5個、ビット“0”の
    数が3個のもの56通りのうち、符号語 (00011111) (00101111) (00110111) (01001111) (01010111) (01100111) (10001111) (10010111) (10100111) (11000111) (11100011) (11100101) (11100110) (11101001) (11101010) (11101100) (11110001) (11110010) (11110100) (11111000) を除いたものの中から5通りの符号語を組み合わせた第
    3の変調方式 の同期信号として、16ビットの符号語 (0000111111110000) あるいは (1111000000001111) を用い、変調前の1データビット長をTとした時に、変
    調則をはずれた6Tパターンとすることを特徴とする同
    期信号方式。
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