JPH0646462A - テレビジョン信号発生器 - Google Patents

テレビジョン信号発生器

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JPH0646462A
JPH0646462A JP5152451A JP15245193A JPH0646462A JP H0646462 A JPH0646462 A JP H0646462A JP 5152451 A JP5152451 A JP 5152451A JP 15245193 A JP15245193 A JP 15245193A JP H0646462 A JPH0646462 A JP H0646462A
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デニス・エル・ホルンボ
Bruce J Penney
ブルース・ジェイ・ペニー
John C Reynolds
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量のメモリを用いずに位相回転機能を保
持しつつ、映像出力から残留副搬送波とSCH誤差を除
去したテレビジョン信号発生器を提供する。 【構成】 所望のテレビジョン信号の色データを表す第
1及び第2デジタル成分並びに輝度データを表す第3デ
ジタル成分を蓄積する蓄積手段100,102,20:
114と、この蓄積手段に蓄積された第1,第2及び第
3デジタル成分を共通のシステム・クロックに応じてア
ドレス指定するアドレス発生手段74と、このアドレス
発生手段によりアドレス指定された第1,第2及び第3
デジタル成分を組み合わせて所望テレビジョン信号の形
式にする組み合せ手段38,106とを具えたテレビジ
ョン信号発生器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号発生器、特に全面
的にデジタル化し、単一のシステム・クロックと単一の
デジタル・アナログ変換器とを用いたテレビジョン信号
発生器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする問題点】従来
のテレビジョン試験信号発生器、例えばアメリカ合衆国
オレゴン州ビーバートンのテクトロニックス社製の14
10Rシリーズ同期及び試験信号発生器は、アナログ形
式である。すなわち、総ての信号成分をアナログ技法に
より発生している。デジタル回路は、アナログ成分のタ
イミング調整と切換にのみ用いられる。このような構成
をとった場合の問題点としては、映像出力における水平
同期に対する副搬送波(SCH)の不正確な位相の問題
と、残留副搬送波の問題がある。とはいえ、このような
アナログ技法では、被試験テレビジョン・システム中の
フィルタに典型的に起因するマルチバースト信号のリン
ギングを容易に検出できるよう、位相を回転できる。
【0003】他の方法、例えばデンマーク・フィリップ
ス社製のPM5630型試験信号発生器及びテクトロニ
ックス社製TSG300コンポーネント・テレビジョン
信号発生器では、デジタル成分技法を用いている。これ
ら信号発生器では、アナログ成分発生器をプログラマブ
ル・リード・オンリー・メモリ(以下PROMと記す)
に置換し、これらPRRMの後にデジタル・アナログ変
換器(以下DACと記す)及びローパス・フィルタを接
続している。また、色成分包絡線用DACの出力によ
り、副搬送波周波数にて発振している発振器を変調する
ことによって、色副搬送波を発生する。輝度チャンネル
の出力を変調された副搬送波に加算して試験信号出力を
発生する。このような構成によって試験信号の順応性が
向上する。しかし、このアナログ変調の構成では、なお
映像出力中に残留副搬送波とSCH誤差とが残ってしま
う。また、位相回転をシミュレートするためには、各水
平ライン用の個別のパターンを蓄積するメモリが必要な
ので、このメモリがなければ、この位相回転機能が失わ
れてしまう。
【0004】そこで本発明の目的は、大容量のメモリを
用いずに位相回転機能を保持しつつ、映像出力から残留
副搬送波とSCH誤差を除去したテレビジョン信号発生
器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】第1の本発明
は、所望テレビジョン信号の色データを表す第1及び第
2デジタル成分並びに輝度データを表す第3デジタル成
分を蓄積する蓄積手段100,102,28:114
と、この蓄積手段に蓄積された第1,第2及び第3デジ
タル成分を共通のシステム・クロックに応じてアドレス
指定するアドレス発生手段74と、このアドレス発生手
段によりアドレス指定された第1,第2及び第3デジタ
ル成分を組み合わせて所望テレビジョン信号の形式にす
る組み合わせ手段38,106とを具えたテレビジョン
信号発生器である。
【0006】第2の本発明は、第1の本発明において、
第1デジタル成分は位相増分形式であり、第2デジタル
成分は振幅値又は副搬送波位相オフセット値の形式であ
るテレビジョン信号発生器である。
【0007】本発明の目的・利点・及びその他の新規な
特徴は、図面を参照しての以下の説明より明らかとなろ
う。
【0008】
【実施例】図1はPAL方式に適用した本発明のテレビ
ジョン信号発生器の第1の実施例のブロック図であり、
PAL用の色名称及び数値を用いる。システム・クロッ
ク発振器(OSC)10は、副搬送波周波数の4倍、す
なわち4fscにて発振し、テレビジョン信号発生回路
のタイミングを決める。システム・クロック発振器10
の出力を位相ロック・ループ12に入力する。この位相
ロック・ループ12は、電圧制御型水晶発振器(VCX
O)14を制御し、水平ライン周波数の1135倍の周
波数を発生する。システム・クロック発振器10の出力
を、同様に色アドレス発生器16、デジタル正弦波発生
器20及びデジタル余弦波発生器18にも入力する。こ
れら正弦波発生器20及び余弦波発生器18は、副搬送
波周波数にて、正弦関数及び余弦関数のデジタル信号を
夫々発生する。色アドレス発生器16は、副搬送波周波
数の4倍で、U軸用PROM22及びV軸用PROM2
4からのデータをフェッチする。
【0009】VCXD14の出力は、輝度アドレス発生
器26をクロックして、1水平ライン当り1135個の
サンプル点という比率で輝度PROM28からのデータ
をフェッチする。輝度アドレス発生器26は、リセット
信号を色アドレス発生器16へ各フィールドの初めに送
る。このためクロック・スキュー誤差が累積することを
防止でき、よってSCH位相誤差を最小にする。
【0010】U軸用PROM22及びV軸用PROM2
4からのフェッチされたデータは、対応する包絡線補間
器30及び32を通過する。これら補間器により、副搬
送波包絡線データを水平ライン単位に若干シフトするこ
とができる。このことは、PAL副搬送波周波数が水平
走査周波数の整数倍ではないためにPALテレビジョン
・システムに必要である。したがって、副搬送波包絡線
を、625本のライン毎に総計4つのサンプル点だけ拡
張すべきである。包絡線補間器30,32を実現する1
つの方法は、包絡線サンプルを2つの成分、即ち開始点
及び勾配として蓄積することである。フレームの最初の
ラインにおいて、開始点の値は、なんら変調されること
なく包絡線補間器30及び32を通過する。次の半フィ
ールド期間中、開始点の値にオフセット値を加えて、包
絡線サンプルを計算する。このオフセット値は、開始点
の値、勾配及びライン数の関数である。フィールドの半
分を走査した後、副搬送波包絡線のライン1の開始点を
1サンプル分だけ正確にシフトし、上述の工程を繰り返
す。フィールド1の最終ラインの後、この工程を再び繰
り返して、2サンプル分だけ正確にシフトする。この同
じ工程を第2のフィールドにおいても繰り返し、625
ライン期間にわたり正確に4つのサンプル点だけ副搬送
波包絡線を拡張する。
【0011】U軸とV軸の副搬送波データを補間した
後、正弦SIN(FSC)及び余弦COS(FSC)デジタ
ル値とこれら補間したデータとを掛け算器34及び36
によって夫々積算する。サンプル結果は4fscでクロ
ックされるため、正弦波発生器20及び余弦波発生器1
8を単純化するように、例えばSINE=0,+1,
0,−1,‥‥COS=+1,0,−1,0‥‥となる
ように包絡線上の点を選んでもよく、それゆえ掛け算器
34及び36も単純化できる。その結果のデータを加算
器38に入力し、この加算結果出力をDAC40に供給
して、変調された副搬送波を発生する。輝度PROM2
8からのデータを第2DAC42に供給し、これら2つ
のDAC出力を第2加算器44に入力する。これら輝度
データ及び色データの加算結果をローパスフィルタ46
に供給して、映像出力を発生する。総ての色データをデ
ジタル的に発生するため、残留搬送波が除去される。ま
たSCH誤差は、全面的にアナログ比較器である場合よ
りも少なくなる。しかし、後述するような単一のDA
C、又は改良されたクロック発振器を用いたテレビジョ
ン信号発生器のようには安定しない。
【0012】図2は、本発明の好適な第2実施例のブロ
ック図であり、この実施例では、水平ライン周波数の1
135倍(以下1135Hと記す)で発振するクロック
発振器50から4倍の副搬送波周波数を引き出すため
に、改良した技術を用いている。クロック発振器50を
用いて、アドレス・ポインタ・ラッチ52を増分し、こ
の増分した値をアドレス信号としてPROM54に供給
する。このPROM54はデジタル化した正弦波の1サ
イクルを記憶している。デジタル化した正弦波の長さ
は、2の累乗になるように選択するので、2進加算を行
うと共にキャリーを無視することにより、正弦波の終わ
りから初めに戻って「巻き込む」ようにアドレスをオフ
セットする。位相増分回路56の出力を加算器58にて
ラッチ52の出力と加算し、この加算された値をラッチ
52に再び入力して、新たなアドレス・ポインタとす
る。位相増分の値は、正弦PROM54の出力が100
Hzの正弦波のデジタル表現となるように選ぶ。正弦P
ROM54からのデータは、DAC60に、そしてロー
パス・フィルタ62に送られ、1対の平衡アナログ変調
器64,66及び90度位相シフト器68,70にて1
135Hのクロックと混合される。これによって、加算
器72の出力端において、水平ライン周波数の1135
倍の周波数と100Hzとの和であり、正確に副搬送波
周波数の4倍に等しい周波数を発生する。これら2つの
クロック信号、即ち4fscと1135Hとを、正弦波
発生器20、余弦波発生器18、色アドレス発生器16
及び輝度アドレス発生器26へと、図1を参照して上述
したように入力する。本実施例においては、この2つの
クロック4fscと1135Hとが位相ロックループを
用いずに相互にロックされており、冗長な分周回路、P
LLの位相ジッタ及びSCH誤差を除去できる。
【0013】図3は本発明の第3の実施例のブロック部
であり、ここでは1135Hの単一のクロック発振器を
用いて2つの正確に同期した発振器を具える必要をなく
している。この1135Hのクロック信号により、信号
アドレス発生器74はU軸PROM22、V軸PROM
24及び輝度PROM28から1135Hの周波数でサ
ンプル値をフェッチすることができる。ここで、U軸デ
ータとV軸データとは、夫々掛算器76,78によって
SIN(Fsc)及びCOS(Fsc)のデジタル表現
とデジタル的に変調され、更に輝度データと加算器80
にて加算される。加算結果のデータは、DAC40とロ
ーパスフィルタ44とを通過し、映像信号出力となる。
総てのデータは1135Hにてクロックされているた
め、ただ1つのDACがあれば十分である。なお、これ
らSIN(Fsc)及びCOS(Fsc)データは、1
対のPROM82及び84からデータをフェッチするこ
とにより発生するが、これらPROM82及び84は夫
々1サイクル分がデジタル化された正弦波関数と余弦波
関数とを記憶している。正弦PROM82と余弦PMO
H84用のアドレスは、加算器86において、ラッチ8
8からの現在のアドレスに、位相増分回路56からの9
0度に固定された位相増分とオフセット発生器90の出
力とを加算して計算する。なお、オフセット発生器90
の発振周波数は、PALの場合、25Hzである。
【0014】図4は、上述のオフセット発生器90の詳
細なブロック図である。PALテレビジョン方式におい
ては、副搬送波周波数を水平ライン周波数の1135/
4倍と25Hzとの和と定めている。データを1135
Hの周波数でクロックする場合、副搬送波の各サイクル
当り約4サンプル点となる。副搬送波に必要とされる正
確な周波数を発生するためには、正弦PROM82から
フェッチするサンプルは、90度よりは若干多めに離れ
ていなければらない。実際25Hzのオフセットは、6
25本の水平ラインの各期間内に副搬送波の「余分な」
サイクルとして加えることと理解できる。この余分なサ
イクルを加えるには、正弦PROM82からフェッチさ
れるサンプルのアドレスをオフセット発生器90が周期
的に増分する。一例として、4096個の点にデジタル
化された正弦波を記憶した正弦PROM82や、水平ラ
イン当り1135個のサンプル点に対して、625ライ
ンのフレーム当り709,375サンプル個の点があ
る。625本のライン毎に1つの余分な副搬送波サイク
ルを加えるために、オフセット発生器90は709,3
75/4096=173.18726クロック・サイク
ル毎に1つのパルスを発生しなければならない。このオ
フセット発生器90は、16回に3回の割合で174ク
ロック・サイクルだけ待機すると共に、16回に13回
の割合で173クロック・サイクルだけ待機することに
よって、この値を近似している。これは、173.18
725クロック・サイクルのパルス間平均時間に対応す
る。この近似によって生まれる残留誤差は、フィールド
1のライン1の開始において、正弦PROMアドレス・
ラッチ88を0度にリセットすることによって、4フレ
ーム毎に1回クリアできる。
【0015】このオフセット発生器90は、16進法に
よって遅延PROM94をアドレス指定する遅延カウン
タ92を有する。この遅延PROM94は、16個の整
数を記憶している。循環カウンタ96は、クロック・サ
イクルを計数し、遅延PROM94からのデータをプリ
ロードしている。循環カウンタ96からのキャリー出力
は173クロック・サイクルの後に発生し、これによっ
て遅延カウンタ92が増分して、遅延PROM94の次
の整数を選択し、この選択した整数を循環カウンタ96
にプリロードする。遅延PROM94中の整数は、16
個の内の13個がキャリー・パルスの間で173クロッ
ク・サイクルの遅延を行ない、16個の内の3個がキャ
リー・パルスの間で174クロック・サイクルの遅延を
行なうように選択され、パルス間の平均時間を173.
1875クロック・サイクルとしている。
【0016】図5は、本発明の第4実施例を示すブロッ
ク図であり、この実施例ではデジタル化した正弦波の振
幅と位相を変調することによって、色副搬送波を発生し
ている。この実施例では、総てのデータが1135Hに
クロックされており、デジタル掛算器はたった1つでよ
く、色データと輝度データは共に単一のDACを通過す
る。発生する各信号は、3つの成分、即ち副搬送波位相
(Φ)増分、副搬送波振幅及び輝度に分け、これらの成
分を対応するPROM100,102,28に蓄積す
る。アドレス発生器74は、各PROM100,10
2,28内のデータをアクセスするために、適切なアド
レスを発生する。正弦PROM82からサンプル値をフ
ェッチすることによって色副搬送波を発生する。サンプ
ル周波数と連続したサンプル値間のアドレス数とを変化
させることによって、任意の周波数及び位相特性を有す
る正弦波を発生できる。正弦PROM82の出力をデジ
タル掛算器76に供給することによって、副搬送波の振
幅を制御する。正弦PROM82からフェッチされる現
在のサンプル値のアドレスは、アドレス・ラッチ88か
らの前のアドレスに、副搬送波位相増分PROM100
及びオフセット発生器90からの現在のデータを加算器
86にて加算することによって計数する。正弦PROM
82からのデータは、副搬送波振幅PROM102から
の現在のデータと掛け合わせて、適当な位相と振幅特性
を有する色副搬送波を発生する。加算器38にて、この
副搬送波データを輝度PROM28からの現在のデータ
と加算し、その結果データをDAC40及びローパスフ
ィルタ46に順次供給する。位相増分PROMを用いて
いることで、ライン掃引、マルチバースト及びマルチパ
ルス等の周波数応答信号の包絡線を観察する際に望まし
い位相回転ができる。位相増分PROM100からの位
相増分は、信号出力正弦波の周波数を設定し、振幅PR
OM102からの振幅データは包絡線を変調する。位相
増分をサンプル毎に直線的に変化させることによって、
波形モニタ上に表示される際に水平ラインを掃引する周
波数の正弦波を発生する。
【0017】オフセット発生器90は、各ライン上で位
相差を生じさせるので、テレビジョン信号を表示する
際、正弦波の隣接するノード間の間隔が無視できるよう
になり、この包絡線を明瞭に見ることができる。
【0018】図6は、本発明の第5実施例を示すブロッ
ク図であり、図5に示す実施例の改良版である。この実
施例では正弦PROM82は正弦波の半サイクル分のみ
記憶しており、残りの(第2)半サイクルは初めの(第
1)半サイクルを再びアドレス指定して、データを反転
させることによって発生している。第1半サイクルと対
称な第2半サイクルを発生するために、データを反転さ
せた後に加算器106にてこのデータに1を加算する。
この方法によってアドレス・ラッチ88からの最上位ア
ドレス・ビットは符号ビットとなり、掛算器76を迂回
して排他的論理和ゲート104へ入力する。掛算器76
の出力も同様に排他的論理和ゲート104へ入力するの
で、符号ビットが1のときに、この排他的論理和ゲート
の出力が反転したデータとなる。この構成が持つ利点
は、安価なN×N掛算器でN+1ビットのデータを正確
に発生させることができる点にある。
【0019】図7は、本発明の第6実施例を示すブロッ
ク図である。この実施例においては、正弦波の複数の半
サイクルが正弦PROM82に蓄積されており、この正
弦PROMを上位ビット用のMSB PROM82a及
び下位ビット用のLSB PROM82bに分割してい
る。発生する試験信号に必要な各定常状態副搬送波振幅
用に正弦波の個別な半サイクルが存在するように、これ
らサイクルを拡大又は縮小する。こうすることによって
副搬送波サンプル点の分解能が向上する。定常状態副搬
送波振幅の期間中に、MSBデータはMSB PROM
82aから直接掛算器108へ入力し、LSB PRO
M82bからのLSBデータは、マルチプレクサ110
を経由する。副搬送波振幅の遷移期間は定常状態の期間
に対して非常に短いが、この遷移期間中、マルチプレク
サ110にてLSB PROM82bの出力を無視する
ことによって劣化した分解能となる。アドレス発生器7
4からの選択信号は、正弦PROM82a,82bの両
方又はMSB PROM82aのみをアドレス指定する
ようにアドレス・ラッチ88を設定すると共にマルチプ
レクサ110の状態も決定する。このため、一層高分解
能のデジタル掛算器を必要とせずに、テレビジョン信号
の定常状態部分期間中、副搬送波の振幅分解能が向上す
る。
【0020】図8は、図5〜図7に示す実施例に用いら
れた信号アドレス発生器74のブロック図である。PR
OM28,100,102は、16個のサンプル点のブ
ロックに分割された試験信号データを夫々記憶してい
る。これらPROM28,100,102のアドレスの
下位4ビットは、1135Hにてクロックされている水
平カウンタ71からの下位4ビット(HLSB )である。
よって、16個のサンプル点のブロックからのデータ
は、1135Hの周波数でこれらPROM28,10
0,102からアクセスされる。これらPROM28,
100,102の上位アドレス・ビットは、LROMブ
ロックPROM77とCROMブロックPROM79の
出力から夫々得る。これらのブロック選択PROM7
7,79は、16個のサンプル点のどのブロックをPR
OM28,100,102から出力するかを選択する。
これらのブロック選択PROM77,79は、1135
Hのサンプル周波数の1/16でアクセスされるため、
安価なEPROMで構成できる。これらブロック選択P
ROM77,79のアドレスは、水平カウンタ71の上
位ビット(HMSB )及び信号選択PROM73の出力か
ら得る。水平カウンタ71のビットは、半ラインの始点
と終点にて「遷移ブロック」を選択するために必要とさ
れる。この信号選択PROM73は、どの信号が各水平
ラインに現われるかを決定するので、ただ2本の個別の
水平ラインとして蓄積される収束信号のような信号を可
能にする。この信号選択PROM73により、いくつか
の試験信号をマトリックスに組合せて、1つの試験パタ
ーンを作ることができる。この信号選択PROM73の
アドレスは垂直カウンタ81とマイクロ・プロセッサ
(μP)75の出力から得る。このマイクロ・プロセッ
サ75は、どの試験信号又はどの試験信号のマトリック
スが発生するかを決定し、一方、垂直カウンタ81は各
水平ラインにどの信号が現われるかを決定する。この信
号選択PROM73は、1135H毎に1回の垂直周波
数でアクセスされるため、安価なEPROMで構成され
る。
【0021】図9は、本発明の第7実施例を示すブロッ
ク図であるが、本実施例によって副搬送波の分解能が向
上する。この実施例では、正弦PROM82に蓄積され
た正弦波の単一半サイクルを、ある整数により複数のセ
グメントに分割しており、各セグメントの振幅がゼロか
らオフセットしている。データは第6図と同様に、正弦
PROM82からフェッチされ、掛算器76に供給す
る。しかし、排他的論理和ゲート104を経由する掛算
器76の出力は、加算器106にて振幅補正PROM1
12からの出力と加算される。この振幅補正PROM1
12は、副搬送波振幅PROM102からの現在のデー
タよって掛算された適当な振幅オフセットと等しいデー
タを記憶している。この技術による振幅分解能は、より
高分解能のデジタル掛算器を必要とせずに向上し、しか
も定常状態領域と同様に副搬送波遷移領域における振幅
分解能も向上させる。
【0022】図10は、本発明の第8実施例を示すブロ
ック図である。この実施例では、副搬送波振幅に対応し
たテレビジョン信号の成分を、オフセットPROM11
4に蓄積された副搬送波位相オフセット成分に置き替え
られている。またこの実施例では加算器106にて副搬
送波を第2正弦PROM82′からの第2正弦波と加算
されることによって、副搬送波の振幅を調整する。加算
器116にてオフセットPROM114からの増分をラ
ッチ88からのアドレスと加算することによって第2正
弦PROM82′からの第2正弦波の位相をオフセット
している。位相オフセットをゼロから180度へと変化
させることによって、加算器106の出力端に、結果と
しての正弦波が発生する。この正弦波は、ゼロから各正
弦PROM82,82′に蓄積されている最大値の2倍
まで振幅が変化し得る。この方法によって、副搬送波振
幅の分解能はなんらデジタル掛算器を必要とせずに無限
に向上する。
【0023】
【発明の効果】上述せる第1及び第2の本発明によれ
ば、総ての色データをデジタル的に発生するために、
残留搬送波を除去でき、総ての色データをデジタル的
に発生すると共に、共通のシステム・クロックを用いる
ので、SCH誤差を少なくでき、デジタル掛算器及び
デジタル・アナログ変換器が1個ずつでよく、位相増
分を表す第1デジタル成分を蓄積する蓄積手段を用いて
いるので、テレビジョン信号の位相回転が可能になると
共に、副搬送波位相オフセットを表す第2デジタル成
分の位相オフセットを変化させることにより、副搬送波
振幅の分解能を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図
【図2】本発明の第2実施例を示すブロック図
【図3】本発明の第3実施例を示すブロック図
【図4】本発明に用いるオフセット発生器を示すブロッ
ク図
【図5】本発明の第4実施例を示すブロック図
【図6】本発明の第5実施例を示すブロック図
【図7】本発明の第6実施例を示すブロック図
【図8】本発明に用いる信号アドレス発生器を示すブロ
ック図
【図9】本発明の第7実施例を示すブロック図
【図10】本発明の第8実施例を示すブロック図
【符号の説明】
10 システム・クロック発生手段 14 電圧制御発振器 16 色データ用アドレス発生器 22,24,28 蓄積手段 26 輝度データ用アドレス発生器 38,44 組合せ手段 50 第1クロック発生手段 52〜57 第2クロック発生手段 74 アドレス発生手段 38,106 組合せ手段 100,102,28:114 蓄積手段
フロントページの続き (72)発明者 ブルース・ジェイ・ペニー アメリカ合衆国 オレゴン州 97229 ポ ートランド ノースウエスト ドッグウッ ド 12900 (72)発明者 ジョン・シー・レイノルズ アメリカ合衆国 ワシントン州 98684 バンクーバー サウスイースト ファース ト・ストリート 16812

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望テレビジョン信号の色データを表す
    第1及び第2デジタル成分並びに輝度データを表す第3
    デジタル成分を蓄積する蓄積手段と、 該蓄積手段に蓄積された上記第1,第2及び第3デジタ
    ル成分を共通のシステム・クロックに応じてアドレス指
    定するアドレス発生手段と、 該アドレス発生手段によりアドレス指定された上記第
    1,第2及び第3デジタル成分を組み合わせて上記所望
    テレビジョン信号の形式にする組み合わせ手段とを具え
    たテレビジョン信号発生器。
  2. 【請求項2】 上記第1デジタル成分は位相増分形式で
    あり、上記第2デジタル成分は振幅値又は副搬送波位相
    オフセット値の形式であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のテレビジョン信号発生器。
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