JPH064642A - イメージデータ管理システム - Google Patents

イメージデータ管理システム

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JPH064642A
JPH064642A JP4222572A JP22257292A JPH064642A JP H064642 A JPH064642 A JP H064642A JP 4222572 A JP4222572 A JP 4222572A JP 22257292 A JP22257292 A JP 22257292A JP H064642 A JPH064642 A JP H064642A
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JP
Japan
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image data
input
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name
file name
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JP4222572A
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English (en)
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Kazuaki Tanaka
和明 田中
Shigeru Yoneda
茂 米田
Shoichi Kosuge
昭一 小菅
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/40Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of multimedia data, e.g. slideshows comprising image and additional audio data
    • G06F16/48Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/40Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of multimedia data, e.g. slideshows comprising image and additional audio data

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Library & Information Science (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフィスのペーパレス化の促進のため、イメ
ージデータを入力し、個人データとして記録し、出力す
る操作が簡潔なシステムを提供すること。 【構成】 イメージデータ入出力システム37と記録シ
ステム39から成り、可搬性媒体11内のファイル名、
ネットワークアドレス等を読み、イメージデータ、イメ
ージ化日時、イメージ化装置名、ファイル名等を、ネッ
トワークアドレスで特定される記録システム39に送
り、受信したデータと自動抽出した文書名とを前記ファ
イル29に記録し、文書名を表示して選択させ、対応す
るイメージデータを記録システム39から送らせて出力
装置5で印刷する。 【効果】 個人単位に付けたファイル名を用いてネット
ワーク内の記憶場所にイメージデータ又はポインタを簡
単に記憶させ、文書名の指定により同記憶場所から取だ
し印刷することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ファックスや複写機から読み込ま
れたイメージデータの管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙に書かれた情報をイメージデー
タ化し、通信回線を介して、記憶装置へ送り、記録する
方法して、コミュニケーションテクノロジ、1991、
NOV,NO.32に記載されているように、ファック
スメールとコンピュータの連動による方法が示されてい
る。
【0003】また、イメージデータを読込む複写機とし
ては、キャノン社のPIXELが知られている。この装
置のパンフレットによれば、紙に書かれた情報を複写機
を用いて計算機処理可能なイメージデータ化し、複写機
に付帯したフロッピーディスク書き込み機能により、フ
ロッピーディスクに記録できる。但し、記録されたデー
タをどのように利用するかは、利用者に任されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、例えば、
各支店や営業店にある多くのファックス装置から、本社
に有る計算機システムの記憶装置へ送付したり、本社の
計算機システムに記録された同じイメージデータを、一
斉に支店へ送付するための技術であり、個人が、オフィ
ス業務のペーパレス化のために、紙の情報をイメージデ
ータに代え、記録するのに好適な操作を提供するもので
はなかった。
【0005】本発明の目的は、オフィスのペーパーレス
化の促進のため、イメージデータを入力し、個人データ
として記録し、出力する操作が簡潔なイメージデータ管
理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】イメージデータの入出力
装置、ファイル名等の表示装置、利用者からの指示の入
力装置、可搬性記憶媒体の読み取り装置、送受信装置を
有するイメージデータの入出力システムと、イメージデ
ータの送受信装置、画像認識装置、記憶装置を有するイ
メージデータの記憶システムおよびそれらを結ぶ通信回
線とから構成されるイメージデータ管理システムであっ
て、可搬性記憶媒体内に記憶され、可搬性記憶媒体内で
一意に識別される第1ファイル名、該ファイルの記憶す
るイメージデータ記憶システムをネットワーク上で特定
するネットワークアドレス、第1ファイル名を該イメー
ジデータ記憶システム内で一意に識別するための第2フ
ァイル名等を読込む手段と、第1ファイル名を表示装置
に表示する手段と、利用者指示用入力装置から入力され
た第1ファイル名に対応する前記ネットワークアドレス
で特定されるイメージデータ記憶システムへ、イメージ
データ入力装置から読み込まれたイメージデータ、イメ
ージデータを入力した日時、第2ファイル名、および、
イメージデータ入力装置に、予め該装置を一意に識別す
るために割り当てられた装置識別子とを送付する手段
と、受信したイメージデータを画像認識装置へ送ってイ
メージデータ内の文書名を抽出する手段と、イメージデ
ータに、文書名、ネットワークアドレス、第2ファイル
名、イメージ入力日時や装置識別子等の検索用キーを付
加して第2ファイル名のファイルに記憶する手段と、第
1ファイル名を表示装置に表示する手段と、利用者指示
用入力装置から入力された第1ファイル名に対応するネ
ットワークアドレスで特定されるイメージデータ記憶シ
ステムへ、第2ファイル名を伴い該ファイル内の文書名
の検索要求を送付する手段と、第2ファイルから文書
名、ネットワークアドレス、第2ファイル名、イメージ
入力日時や装置識別子を検索してイメージデータ入力シ
ステムへ送付する手段と、受信した前記文書名を表示装
置に表示する手段と、利用者指示用入力装置から指定さ
れた文書名を入力する手段と、文書名に対応するネット
ワークアドレスのイメージデータ記憶システムへ、第2
ファイル名、イメージ入力日時や装置識別子を伴いイメ
ージデータの検索要求を送付する手段と、受信した前記
イメージ入力日時や装置識別子を検索キーとして第2フ
ァイルからイメージデータを検索する手段と、検索した
イメージデータをイメージデータ入出力システムへ送付
する手段と、受信したイメージデータをイメージデータ
入出力装置で出力する手段とを設ける。
【0007】更に望ましくは、イメージデータ入力装置
からのイメージデータの入力処理と、イメージデータ記
憶システムへの送付処理とを別タスクで行う手段と、イ
メージデータを受信する処理と、受信したイメージデー
タを前記ファイルに記録する処理とを別タスクで行う手
段と、イメージデータ入出力システムにおける前記イメ
ージデータ記憶システムから送付された前記イメージデ
ータの受信処理と、前記イメージデータ入出力装置から
の前記イメージデータの出力処理とを別タスクで行う手
段と、イメージデータ記憶システムにおけるイメージデ
ータの記憶装置からのイメージデータの検索処理と、検
索したイメージデータを前記イメージデータ入出力シス
テムへ送付する処理とを別タスクで行う手段と、イメー
ジデータ記憶システムでのイメージデータの記憶処理に
おいて、同一文書に複数ページのイメージデータが存在
する場合には、連続するページのイメージデータは、物
理的に異なる記憶装置に記憶する手段と、イメージデー
タ記憶システムでのイメージデータの検索処理におい
て、同一文書に複数ページのイメージデータが存在する
場合には、イメージデータが記憶されている記憶装置別
に別タスクで行う手段を設ける。
【0008】更に望ましくは、イメージデータそのもの
を記憶するマスタファイルか、該イメージデータの記憶
場所を特定するための情報だけを記憶するスレーブファ
イルかの利用者の指示を入力する手段と、マスタファイ
ルとされた前記イメージデータ記憶システムには、イメ
ージデータにイメージデータ入力日時、装置識別子等の
検索用キーを付加して記憶する手段と、スレーブファイ
ルとされた前記イメージデータ記憶システムには、マス
タファイルとされたファイルのネットワークアドレス、
第2ファイル名、イメージデータ入力日時、装置識別子
とを記憶する手段とを設ける。
【0009】更に望ましくは、イメージデータを暗号鍵
によって暗号化して送付する手段と。暗号鍵を持つファ
イルと持たないものとを区別する手段と、ファイル名を
表示する際、暗号鍵の有無も合わせて表示する手段と、
ファイル単位に異なる暗号鍵を記憶する手段と、マスタ
ファイルとされたファイルのうち1つのファイルは暗号
鍵を持ち、他のファイルは暗号鍵を持たない場合、また
は、スレーブファイルが持つがマスタファイルは持たな
い場合に機密保護制約エラーを表示装置に表示する手段
とを設ける、更に望ましくは、イメージデータの入出力
装置と、イメージデータ入出力制御システムと、イメー
ジ一時記憶装置とから構成され、イメージデータ入出力
装置から入力されたイメージデータをイメージ一時記憶
装置に記憶する手段と、イメージデータ入力制御システ
ムがイメージデータ一時記憶装置から読み込む手段と、
イメージデータを送付する手段と、イメージデータ記憶
装置から受信したイメージデータをイメージデータ一時
記憶装置へ記憶する手段と、イメージデータ一時記憶装
置からイメージデータを読込む手段と、イメージデータ
入出力装置に送り出力する手段とを設ける。
【0010】
【作用】前述した手段を設けたことにより、紙に書かれ
た情報を、複写機やファックス等で計算機処理可能なイ
メージデータ化し、ICディスクなどの可搬媒体に記憶
された可搬媒体内だけで区別が付くファイル名を指定す
るだけで、ネットワークシステム内で区別をつけるため
の情報への変換はシステムが自動的に実施するので、ネ
ットワークアドレスやディレクトリ階層といった一般化
のために必要なアドレス情報を記憶したり、リモートロ
グインやアロケートのための操作を覚えることなくネッ
トワークに接続した記憶装置に、容易にイメージデータ
を記憶させたり、あるいは、そこから取だしたりでき
る。
【0011】さらに、送受信処理、イメージデータ化や
出力処理、記憶装置への登録検索処理などを並列に実行
することで、大量データとなるイメージデータの処理時
間の短縮がはかれる。
【0012】さらに、マスタファイルとスレーブファイ
ルとを指示するだけで、同一イメージデータを重複なく
ネットワーク上の記憶装置に記憶させることができる。
【0013】さらに、記憶場所へ送付されるイメージデ
ータのうち、機密性の高いデータは暗号鍵をもつファイ
ルへの登録を指示するだけで、自動的に暗号化されるの
で、漏洩の心配がない。
【0014】さらに、イメージデータの入出力装置とそ
の制御システムとを記憶装置を介して接続することがで
きるので、一般オフィスにある複写機やコピー機を入力
装置とするイメージデータ管理システムが構築できる。
【0015】また、他の作用については、実施例の説明
において述べる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0017】〈実施例1〉以下、本発明の実施例1につ
いて説明する。図1は、実施例1の全体構成図である。
本実施例の最大の特徴は、複写機やファックス等の入力
装置からイメージデータを入力し、通信回線網等を介し
て記憶装置へ送信し、受信したイメージデータを記憶す
るイメージデータ管理システムにおいて、イメージデー
タの入力装置にICカードやフロッピーディスク等の可
搬性記憶媒体の読込み機能を設け、記憶媒体に記録され
た表示用ファイル名と、該ファイルをネットワーク上で
一意に識別するためのファイル名とその所在情報とを読
込み、表示用ファイル名による利用者からの指示に基づ
き、読み込まれたイメージデータを表示用ファイル名に
対応するネットワーク上の記憶場所へ転送し記録するイ
メージデータ管理方法を提供することである。
【0018】また、イメージデータを記録したファイル
から、通信回線網等を介して複写機やファックス等の出
力装置へ送信し、受信したイメージデータを印字出力す
るイメージデータ管理システムにおいて、イメージデー
タの出力装置に可搬性記憶媒体の読込み機能を設け、記
憶媒体に記録された表示用ファイル名と、該ファイルを
ネットワーク上で一意に識別するためのファイル名とそ
の所在情報とを読込み、表示用ファイル名による利用者
からの指示に基づき、表示用ファイル名に対応するネッ
トワーク上の記憶場所から、該ファイルに属する文書名
を通信回線網等を介して求め、同様に、利用者に選択さ
れた文書名のイメージデータを通信回線網等を介して求
め、前記出力装置から出力するイメージデータ管理方法
を提供することである。
【0019】以下の説明では、説明を簡単にするため、
可搬性媒体として、ICカードと記述する。
【0020】以下、実施例1について詳細に説明する。
1はCPU(Central Processing Unit)、3はICカー
ド読み取り装置9やイメージデータ入力装置5から読み
込まれたファイル名やイメージデータなどのデータ、お
よび、イメージデータやファイル名等の入力プログラム
15を記憶するメモリ、5は複写機、ファックス等のイ
メージデータの入出力装置、7はICカードに記録され
たデータの内、少なくともファイル名の表示装置、9は
ICカードに記録されたデータの読込み装置、10は読
み込まれたイメージデータを記憶装置へ暗号化して送付
したり、記憶装置から暗号化されて送付されたイメージ
データを解読するための電子認証装置、11はICカー
ド、フロッピーディスク等の可搬性記憶媒体である。デ
ータとしては、図2に例示するように、ICカードの所
有者識別子103,ファイル数105、表示用ファイル
名107、イメージデータを記憶する際のデータ形式1
09,電子認証のための秘密鍵111、該ファイルが記
憶されている記憶装置の所在データとして該記憶装置を
含むイメージデータ記憶システム39のネットワーク上
のアドレス115、オペレーティングシステムで用いら
れるディレクトリ階層やファイル等からなるシステム用
ファイル名113を含む。ここで、107,109,1
11,113,115は、ファイル数105分設定され
るものとする。また、ファイル毎に暗号化のための秘密
鍵が同じ実施例でも、本実施例のように異なる実施例で
もよいことはいうまでもない。ICカードには、更に、
回覧ルート数117,回覧ルート名119,ファイル数
121,イメージデータを記憶する際のデータ形式12
3,電子認証のための秘密鍵125、システム用ファイ
ル名127,ネットワークアドレス129等が含まれて
良い。ここで、回覧ルート数117分の回覧ルート名1
19やファイル数121と、各回覧ルートに対してファ
イル数121分の123,125,127,129を含
む。
【0021】データ形式109,および、123として
は、例えば、ファックスデータ形式、アプリケーション
固有なイメージデータ形式、カラーイメージ形式、モノ
クロイメージ形式、文字データ形式、図形データ形式、
音声データ形式、映像データ形式、或いは、これらを構
成要素とする文書形式等がある。
【0022】13はイメージデータを回線網を経由して
転送したり、受け取ったりするための通信装置、16は
入力されたイメージデータの形式を記録時や送信時のデ
ータ形式、例えば、ファックスデータ形式をイメージデ
ータを処理するアプリケーション固有なデータ形式に変
換したり、カラーをモノクロを変換したり、送信量を減
らすために圧縮するといったデータ変換装置、51はW
AN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Networ
k)、電話回線、特定回線などの回線網、17は入力され
たイメージデータを認識してコードや図形データ等に変
換する画像認識装置、18は電子認証装置である。尚、
ICカード11に電子認証装置が内蔵されるようになさ
れる実施例であってもよい。
【0023】19はデータ変換装置、23はCPU(Cen
tral Processing Unit)、25は送受信するあるいは記
憶装置から読込んだイメージデータやファイル名等のデ
ータを一時的に記憶したり、イメージデータの記憶、検
索等のために動作する記憶プログラム27等を記憶する
メモリ、29は光ディスク、磁気ディスク、アレイディ
スク、磁気テープライブラリ等のイメージデータを記憶
するため記憶装置、31はイメージデータの表示装置、
33はイメージデータに関する情報、例えば、イメージ
データ名を入力したり、イメージデータ記憶装置29に
記憶されたイメージデータを読みだすための指示を入力
したり、ICカードにファイル名などを登録するための
キーボードやマウス等の入力装置、35はICカードへ
ファイル名や所有者識別子等を書き込んだり、更新する
ためのICカード入出力装置である。
【0024】1から16の機器で構成されるシステム
を、ここでは、イメージデータ入出力システム37と呼
ぶ。同様に、17から35の機器で構成されるシステム
をイメージデータ記憶管理システム39と呼ぶ。複数の
イメージデータ入力システムやイメージデータ記録シス
テムが通信回線51を介してつながれるように実現され
て良い。
【0025】尚、ファイルを記憶装置29に記録するた
めのオペレーテイングシステムのプログラム、メモリ3
および25に記憶されるイメージデータやファイル名等
のデータ、各ファイルとの入出力用領域、及びプログラ
ム実行上必要な作業領域等、及び、電子認証のための秘
密鍵や公開鍵等の管理情報記憶管理システム、ネットワ
ークアドレス等のネットワーク管理情報記憶管理システ
ムの記述は、煩雑さを避けるため省略してある。
【0026】以下、入出力プログラム15の処理内容に
付き、図3に基づき詳細に説明する。
【0027】入出力プログラム15は、イメージデータ
入出力装置5に備えられた操作ボタンが利用者により操
作されたり、その操作が自動的に繰返されたり、ICカ
ードがICカード読み取り装置9に投入されたことをき
っかけとして起動されると、サービス項目を表示装置7
へ表示する(ステップ201)。表示内容を図4に例示
する。ここでは、イメージデータの入力、出力、回覧の
各サービス項目が表示されている。入力装置8から利用
者のサービス項目の要求を受け取った(ステップ20
3)後、ICカード11のデータを読み取る(ステップ
205)。ICカード11がICカード読み取り装置9
に挿入されていなければ、ICカードを挿入するよう表
示装置7に表示する実施例でもよい。
【0028】次に、サービス内容がイメージデータの入
力要求かを判定(ステップ207)する。ステップ207
YESならば、イメージデータ入出力装置5から読み込
まれたイメージデータを通信装置13を介してイメージ
データ記憶管理システム39へ送付しイメージ記憶装置
29へ記憶する入力処理(ステップ209)後、処理を
終了する。
【0029】ステップ207NOならば、サービス内容
がイメージデータの出力要求かを判定する(ステップ2
11)。ステップ211YESならば、イメージ記憶装
置29から取だしたイメージデータをイメージデータ入
出力システム37へ送付し、イメージデータ入出力装置
5で印字して出力する出力処理(ステップ213)後、
処理を終了する。
【0030】ステップ211NOならば、サービス内容
がイメージデータの回覧要求かを判定する(ステップ2
15)。ステップ215YESならば、イメージデータ
入出力装置5から読み込まれたイメージデータを通信装
置13を介して複数のイメージデータ記憶管理システム
39へ送付する回覧処理(ステップ217)後、処理を
終了する。
【0031】ステップ215NOの時に実施する処理に
ついては、本発明の目的外なので省略する。
【0032】次に、第5図に基づき、入力処理について
詳細に説明する。
【0033】入力処理では、ICカード11に記録され
ていたファイル名を表示装置7へ表示する(ステップ4
01)。ファイル名一覧の表示例を図6に示す。ここで
は、ファイルA,ファイルB,ファイルCが、夫々、選
択のための番号1,2,3を伴い表示されている。ま
た、ファイルAとファイルCには、暗号化という表示が
付加されている。これは、該ファイルへ記憶するイメー
ジデータは、暗号化して送付し、記憶することを示して
いる。尚、ファイルの中の個々のイメージデータ対応に
暗号化するか否かを指定できるような実施例であっても
よい。
【0034】利用者によるキーボード8からのマスタフ
ァイル名(ステップ403)、スレーブファイル名を入
力する(ステップ405)。ここで、マスタファイルに
は、イメージデータそのものが、スレーブファイルに
は、該イメージデータが記憶されているマスタファイル
の所在情報だけが記憶される。これらの指定方法は、最
初に指定されたファイルをマスタファイルとし、後続の
指定をスレーブファイルとする指定方法でもよいし、フ
ァイル名の指定に加えてマスタファイルとスレーブファ
イルとの区別が可能な情報も合わせて指定可能な方法で
もよい。また、マスタファイルやスレーブファイルを指
示できるようになされる実施例であってもよい。
【0035】機密制約、例えば、マスタファイルは暗号
化ファイルではないのにスレーブファイルは暗号化ファ
イルであったり、2つ以上のマスタファイルが指定され
その一部しか暗号化ファイルでないといった機密制約上
の矛盾がないことを判定する(ステップ407)。ステ
ップ407YESならば、ステップ411以降を実施
し、ステップ407NOならばを機密制約の矛盾を表示
装置7へ表示(ステップ409)後、ステップ403以
降を繰り返す。
【0036】指定されたファイル名は、確認のために表
示装置7に強調表示する(ステップ411)。強調表示
方法としては、例えば、ブリンクしたり、輝度を変えた
り、白黒反転などがある。また、マスタファイル名とス
レーブファイル名との強調表示方法を変える、例えば、
色や輝度を変える実施例であっても良い。
【0037】入力管理テーブルを初期化する(ステップ
413)。入力管理テーブル601に例示するように、
ICカードの所有者識別子603,イメージ化日時60
5,イメージ化装置識別子607、送付済みページ番号
609、挿入ページ番号611、挿入ページ数613、
マスタファイルのシステム用ファイル名615、ネット
ワークアドレス617、記憶データ形式619,秘密鍵
621、スレーブファイル数623、スレーブのシステ
ム用ファイル名625,ネットワーク上のアドレス62
7を含む。これらのデータは、利用者が指定したマスタ
ファイルやスレーブファイルに対応するICカード内の
データをコピーして設定する。
【0038】尚、イメージ化日時605は該イメージデ
ータ入出力システムを構成する計算機システムに一般に
具備されるタイマから求められる。また、イメージ化装
置識別子607は、該プログラムを該イメージデータ入
出力装置へインストールする際、利用者によって与えら
れるか、あるいはイメージデータ入出力装置5に内蔵さ
れた不揮発なメモリに予め記憶されたものを読込むもの
とする。
【0039】次に、イメージデータ入出力装置5からイ
メージデータを入力する(ステップ415)。入力管理
テーブル601の記憶データ形式619に値が設定され
ているかを判定する(ステップ417)。ステップ41
7YESならば、記憶データ形式619に合わせてイメ
ージデータのデータ形式を変換する(ステップ41
9)。本発明は、データ変換方法に依存しないためデー
タ変換方法に関する説明を省略する。ステップ417N
Oならばステップ421以降を実施する。
【0040】同様に、入力管理テーブル601の秘密鍵
621に値が設定されているかを判定する(ステップ4
21)。ステップ421YESならば、秘密鍵621と
イメージデータとを電子認証装置10へ送り暗号化する
(ステップ423)。本発明は、暗号化方法に依存しな
いため暗号化方法に関する説明を省略する。
【0041】ステップ421NOならばステップ425
以降を実施する。
【0042】次に、入力管理テーブルの挿入ページ数6
13が1以上、即ち、現在の入力処理が挿入要求に依る
ものかを判定する(ステップ425)。ステップ425
YESならば、入力管理テーブルの挿入ページ番号61
1を含む送信データを編集する(ステップ427)。送
信データは、図8に例示するように、メッセージ種別7
03,ICカードの所有者識別子705,1つの文書を
構成するイメージデータの最初に1枚が読み込まれた時
の日時であるイメージ化日時707、イメージ化装置識
別子709、記憶データ形式711,マスタファイルの
システム用ファイル名715、スレーブファイル数71
7、スレーブのシステム用ファイル名719,ネットワ
ーク上のアドレス721,ページ番号723,イメージ
データ725を含む。ここで、メッセージ種別703に
は、記憶要求を示す値が設定される。
【0043】挿入ページ数613を1減じ(ステップ4
29)、挿入ページ数613が0になったかを判定する
(ステップ431)。ステップ431YESならば、挿
入ページ番号611を1増す(ステップ433)。ステ
ップ431NOならばステップ437以降を実施する。
【0044】ステップ425NOならば、入力管理テー
ブルの送付済みページ番号609を含む送信データを編
集する(ステップ435)。
【0045】そして、送付済みページ番号を1増(ステ
ップ437)した後、送信データをメインファイルのあ
るイメージデータ記憶管理システム39へ送信する(ス
テップ439)。
【0046】その後、新たな事象の発生要求を待ち、そ
の事象を判定する(ステップ441)。イメージデータ
入出力装置5からの次のイメージデータの入力検知なら
ば、ステップ415以降を実施し、利用者からの入力終
了指示あるいはICカードのリジェクトの検知ならば、
入力終了要求をメインファイルのあるイメージデータ記
憶管理システム39へ送信して処理を終了する(ステッ
プ445)。送信メッセージのメッセージ種別703に
は、入力終了要求を示す値が設定される。703から7
09には、記憶処理と同じ値が設定される。尚、本要求
では、711から725は無効である。
【0047】利用者からの記憶処理中のイメージデータ
の記憶キャンセル指示ならば、記憶キャンセル要求をメ
インファイルのあるイメージデータ記憶管理システム3
9へ送信して処理を終了する(ステップ443)。送信
メッセージのメッセージ種別703には、記憶キャンセ
ル要求を示す値が設定される。703から709には、
記憶処理と同じ値が設定される。尚、本要求では、71
1から725は無効である。 また、連続して読み込ま
れるイメージデータの文書が切り替わったことの検知な
らば、同様に入力終了要求をメインファイルのあるイメ
ージデータ記憶管理システム39へ送信(ステップ44
9)後、ステップ413以降を実施する。尚、この切り
替えの方法として、イメージデータ入力装置に文書切り
替えスイッチを設け、利用者の押下による方法、読み込
まれるイメージデータが、例えば、縦長から横長に変わ
ったとか、イメージデータの1ページのサイズが変わっ
たこと等を検知して切り替えを知る方法等を用いる。
【0048】また、挿入要求の時は、挿入処理を実行
(ステップ447)後、ステップ415以降を繰り返
す。
【0049】挿入処理につき、図9に基づき詳細に説明
する。
【0050】入力管理テーブルが作られているか否か、
即ち、複数ページのイメージデータを入力中でまだ入力
終了要求が出ていないときに挿入要求がでたかを判定す
る(ステップ801)。ステップ801NOならば、I
Cカード11に記憶されたファイル名を表示装置7に表
示する(ステップ803)。利用者からのファイル名の
指定を入力(ステップ805)し、そのファイルのある
イメージデータ記憶管理システム39に該ファイル内の
文書名要求を送信する(ステップ807)。送信メッセ
ージのメッセージ種別703には、文書名検索要求を示
す値が設定される。ICカード識別子705、マスタフ
ァイルのシステムファイル名715には、ICカード内
の値が設定される。尚、本要求では、他の項目は無効で
ある。
【0051】文書名やICカード所有者識別子、イメー
ジ化日時、イメージ化装置識別子といった該文書を特定
するためのデータを受信する(ステップ809)。受信
メッセージは、図10に例示するように、メッセージ種
別903、リターンコード905、文書名数907、お
よび、文書名数907分の文書名区別909、文字列文
書名911、イメージデータ文書名913、ICカード
所有者識別子915、イメージ化日時917、イメージ
化装置識別子919、システムファイル名921、ネッ
トワークアドレス923から構成される。ここで、機密
保護上の問題から文書名を送付出来ない場合には、リタ
ーンコード905にそれを示す値が設定される。
【0052】受信メッセージのリターンコード905か
ら該ICカードの利用者からのアクセスが可能であった
かを判定する(ステップ811)。ステップ811NO
ならば、指定されたファイルへのアクセスが機密保護上
出来ない旨表示装置7に表示(ステップ813)し、8
05以降を繰り返す。ステップ811YESならば、受
信した文書名を表示装置7へ表示する(ステップ81
5)。ここで、受信した文書名には、文字列による文書
名とイメージデータによる文書名とがある。その表示方
法については、本発明では規定しない。図11に表示例
を示す。ここでは、文字列の文書A,文書Bが表示され
ている。
【0053】利用者からの文書名の指定を入力(ステッ
プ817)し、受信メッセージ内の該文書名に対するI
Cカード所有者識別子、イメージ化日時、イメージ化装
置識別子などを含む入力管理テーブル601を作成(ス
テップ819)後、ステップ821以降を実施する。
【0054】ステップ801YESならば、利用者に、
挿入ページ番号と挿入ページ数とを問い合わせる(ステ
ップ821)。利用者からの回答を入力(ステップ82
3)して、入力管理テーブルに設定する。
【0055】尚、本実施例の他の例として、ステップ4
17からステップ439を実施する送信処理プログラム
を入力処理プログラムとは別に設けておき、ステップ4
15で入力されたイメージデータをメモリ3に記憶した
後、送信処理プログラムを別タスクで実施し、入力処理
プログラムは新事象の発生を待つ、例えば、次のイメー
ジデータの入力を検知して次のイメージデータを読込む
ことで、読込み処理と送信処理とを並列に実行するよう
になされる実施例でも良い。
【0056】次に、図12に基づき、出力処理について
詳細に説明する。
【0057】ICカード11に記憶されたファイル名を
表示装置7に表示する(ステップ1101)。利用者か
らのファイル名の指定を入力(ステップ1103)し、
そのファイルのあるイメージデータ記憶管理システム3
9に該ファイル内の文書名要求を送信する(ステップ1
105)。
【0058】文書名を受信(ステップ1107)した
ら、受信メッセージから該ICカードの利用者からのア
クセスが可能であったかを判定する(ステップ110
9)。ステップ1109NOならば、指定されたファイ
ルへのアクセスが機密保護上出来ない旨表示装置7に表
示(ステップ1111)後、ステップ1103以降を繰
り返す。ステップ1109YESならば受信した文書名
を表示装置7へ表示する(ステップ1113)。
【0059】次に、利用者からの文書名の指定を入力
(ステップ1115)し、確認のため指定された文書名
を強調表示する(ステップ1117)。そして、該イメ
ージデータの出力装置がイメージデータをページ順に印
刷する装置か否かを判定する(ステップ1119)。
尚、この情報は、該プログラムを該イメージデータ入出
力装置へインストールする際、利用者によって与えられ
るか、あるいはイメージデータ入出力装置に内蔵された
不揮発なメモリから読込みまれるものとする。
【0060】ステップ1119YESならば、ページ順
でのイメージデータの検索要求を送信(ステップ112
1)し、ステップ1119NOならばページの逆順での
検索要求を送信する(ステップ1123)。この時の送
信メッセージは、図13に例示するように、メッセージ
種別1203,ICカードの所有者識別子1205,イ
メージ化日時1207、イメージ化装置識別子120
9、システム用ファイル名1211、ページ順/逆順フ
ラグ1213、総ページ数要否フラグ1215を含む。
ここで、メッセージ種別1203には、文書検索要求を
示す値が設定される。1205から1211には、ステ
ップ1107で受信した受信メッセージの中で、利用者
によって指定された文書名に対応する値が設定される。
尚、ステップ1115において、利用者からの文書名の
指定に加えて、出力方法として、文書を構成するイメー
ジデータを出力用紙の両面に出力する指示が入力される
場合であり、ページ順/逆順フラグ1213が逆順を示
す値の時には、上記ステップ1123での検索要求時、
イメージデータに加えて該文書の総ページ数も合わせて
送付するよう総ページ数要否フラグがオンにされる。但
し、問い合わせることなく無条件に総ページ数が帰され
る実施例であってもよい。
【0061】また、これらの送信メッセージの送付先
は、文書名を問い合わせたイメージデータ記憶管理シス
テム39とは限らない。文書名に対応するイメージデー
タそのものが記憶されているイメージデータ記憶管理シ
ステム39である。このネットワークアドレスもステッ
プ1107で受信した受信メッセージ内の利用者が指定
した文書名に対応するネットワークアドレスを用いる。
【0062】イメージデータを受信(ステップ112
9)し、暗号化されていれば(ステップ1131)、電
子認証装置10に送って解読する(ステップ113
3)。尚、イメージデータの受信メッセージについては
具体的に示さないが、少なくとも、イメージデータと、
前記ステップ1123で文書の総ページ数要否フラグが
オンのときは総ページ数が含まれるものとする。
【0063】また、データ変換が必要ならば(ステップ
1135)、データ変換(ステップ1137)し、該イ
メージデータを印刷する(ステップ1139)。
【0064】ここで、利用者からイメージデータを出力
用紙の両面に出力する指示がなされ、出力装置がページ
の逆順に出力する装置であるとき、受信した該文書の総
ページ数が奇数であるならば、最初に送付されたイメー
ジデータを印刷した出力用紙の裏は空白ページとするよ
うに出力が制御されるものとする。よって、次に送られ
てくるイメージデータは別の出力用紙に印刷される。
【0065】尚、ここで、ステップ1115において、
利用者から文書名の指定に加え、印刷部数を指定できる
ようにし、それに基づき、ステップ1139で、指定さ
れた部数分印刷するようになされる実施例でもよいこと
は言うまでもない。
【0066】そして、全ページの印刷を終了したかを判
定する(ステップ1141)。ステップ1141NOな
らば、ステップ1129以降を実施し、ステップ114
1YESならば処理を終了する。
【0067】尚、本実施例の他の例として、ステップ1
131からステップ1139を実施する印刷処理プログ
ラムを出力処理プログラムとは別に設けておき、ステッ
プ1129で受信したイメージデータをメモリ3に記憶
した後、印刷処理プログラムを別タスクで実施し、出力
処理プログラムは次のイメージデータを受信して、印刷
処理と受信処理とを並列に実行するようになされる実施
例でも良い。
【0068】次に、図14に基づき、回覧処理について
詳細に説明する。
【0069】回覧処理では、ICカード11に記録され
ていた回覧ルート名を表示装置7へ表示(ステップ13
01)し、利用者によるキーボード8からの回覧ルート
の指示を入力する(ステップ1303)。指定された回
覧ルート名を確認のために表示装置7に強調表示する
(ステップ1305)。
【0070】イメージデータの入力要求に対する処理と
同様に、イメージデータ入出力装置5からイメージデー
タを入力(ステップ1307)し、データ形式変換が必
要ならば(ステップ1309)データ変換を行い(ステ
ップ1311)、暗号化が必要ならば(ステップ131
3)イメージデータや秘密鍵を電子認証装置10に送っ
て暗号化(ステップ1015)し、送信データに編集し
て(ステップ1317)、イメージデータ記憶管理シス
テム39へ送付する(ステップ1319)。送信メッセ
ージの構成は、記憶要求の場合と同じであり、説明を省
略する。
【0071】回覧先全てに送付したかを判定する(ステ
ップ1321)。ステップ1321NOならば、ステッ
プ1309以降を繰り返す。1321YESならば、回
覧先からの着信完了通知を一定期間待ち、全送付先から
通知がきたかを判定(ステップ1323)し、返事の来
ない回覧先がある場合には、その回覧先を表示装置7に
表示(ステップ1325)して処理を終了する。ステッ
プ1323では、返事が戻ってきた数が回覧先数と同じ
になったら一定期間待つことなく、正常に回覧出来たこ
とを表示装置7に表示して処理を終了する実施例であっ
てもよい。
【0072】次に、記憶管理プログラム27の処理内容
に付き、図15に基づき詳細に説明する。
【0073】記録管理プログラム27は、イメージデー
タ入出力システムからの要求を通信装置21経由で受信
したり、ICカード書き込み装置35にICカードが投
入されり、キーボード33からのイメージデータ表示要
求などにより起動される。起動されると、イメージデー
タの記憶要求受信かを判定する(ステップ1401)。
ステップ1401YESならば、受信したイメージデー
タを指定されたファイル名の1つのレコードとしてイメ
ージ記憶装置29に記録するための記憶処理を実施し処
理を終わる(ステップ1403)。
【0074】記憶処理について、図16に基づき詳細に
説明する。
【0075】送信メッセージ内のページ番号から記憶す
るイメージデータが1ページ目かを判定する(ステップ
1501)。ステップ1501YESの場合だけ、イメ
ージデータ処理管理テーブルに初期値を設定する(ステ
ップ1503)。該テーブルは、図17に示すように、
文書名区別1601,文書名1603,ICカード所有
者識別子1605,イメージ化日時1607,イメージ
化装置識別子1609,ページ番号1611、開始フラ
グ1613,イメージデータ検索キー1615から構成
されている。ここで、文書名区別1601には、文書名
のデータ形式が文字列か、イメージデータかを示す値が
設定される。ICカード所有者識別子1605,イメー
ジ化日時1607,イメージ化装置識別子1609,ペ
ージ番号1611は、送信メッセージからコピーされ
る。
【0076】開始フラグ1613をオンに(ステップ1
505)し、送付されたイメージデータをイメージ記憶
装置29へ記憶する(ステップ1507)。記憶するイ
メージデータが同一文書に複数ページ存在し、それを記
憶するイメージ記憶装置29が複数台存在するか、記憶
装置へのアクセスを並行して実施できる記憶装置が有る
場合には、連続するページのイメージデータは異なる記
憶装置、または、並列にアクセス可能な記憶装置に記憶
する。
【0077】該イメージデータをアクセスするための検
索キーをイメージデータ処理管理テーブル内の、イメー
ジデータ検索キー1615に設定する(ステップ150
9)。この検索キーは、イメージ記憶装置内に記憶され
たイメージデータを取りだすためのものであればよく、
本発明はその決め方に依存しないので、詳細な説明は省
略する。
【0078】次に、イメージデータが1ページ目かを判
定する(ステップ1511)。ステップ1511YES
ならば、送信メッセージ内の暗号化フラグ727により
イメージデータが暗号化されているかを判定する(ステ
ップ1513)。ステップ1513YESのときだけ、
イメージデータを電子認証装置18に送って解読する
(ステップ1515)。また、送信メッセージ内の記憶
データ形式711によりイメージデータが圧縮されてい
るかを判定する(ステップ1517)。ステップ151
7YESのときだけ、イメージデータをデータ変換装置
19に送って伸長(ステップ1519)後、画像認識装
置17へ送り、イメージデータからコードデータに変換
(ステップ1521)後、文書名を抽出する(ステップ
1523)。本発明はイメージデータの画像認識方法、
コードデータからの文書名抽出方法には依存しないの
で、詳細な説明は省略する。
【0079】文書名が抽出できなかったかを判定する
(ステップ1525)。ステップ1525YESなら
ば、1ページ目の予め決められた部分のイメージデータ
を文書名の代わりとしてイメージ記憶装置29に記憶す
る(ステップ1527)。その検索キーをイメージデー
タ処理管理テーブル内の文書名1603に設定し、か
つ、文書名区別1601に文書名がイメージデータであ
ることを設定する(ステップ1529)。尚、ステップ
1527の他の実施例としては、文書名として、ICカ
ード所有者識別子、イメージ化日時、イメージ化装置識
別子で代用してもよい。
【0080】ステップ1525NOならば、ステップ1
523で抽出された文書名をイメージデータ処理管理テ
ーブル内の文書名1603に設定し、かつ、文書名区別
1601に文書名が文字列であることを設定する(ステ
ップ1531)。その後、イメージデータ処理管理テー
ブル内の開始フラグ1613をオフにして記憶処理を終
了する(ステップ1533)。
【0081】ステップ1401NOならば、イメージデ
ータの入力終了要求かを判定する(ステップ140
5)。ステップ1405YESならば、該要求以前にな
されたイメージデータの記憶要求処理で受け取ったイメ
ージデータ群を一つの文書としてまとめて管理するため
の記憶終了処理を実施し処理を終わる(ステップ140
7)。
【0082】記憶終了処理について、図18に基づき詳
細に説明する。
【0083】イメージデータ処理管理テーブル内の開始
フラグ1613が全てオフかを判定する(ステップ17
01)。ステップ1701NOならば、予め決められた
一定期間だけ待って(ステップ1703)、ステップ1
701以降を繰り返す。ステップ1701YESなら
ば、マスタファイル用のフォーマットを持つイメージデ
ータ管理レコード内のイメージデータへの検索キー18
19をページ番号1817によりソートした後、イメー
ジ記憶装置29に記憶する(ステップ1705)。マス
タファイル形式のイメージデータ管理レコードは、図1
9に例示するように、文書名区別1803,文書名18
05,ICカード所有者識別子1807,イメージ化日
時1809,イメージ化装置識別子1811,マスタ/
スレーブ区別1813、総ページ数1815,ページ番
号1817,各ページのイメージデータ検索キー181
9から構成されている。ここで、マスタ/スレーブ区別
1813には、該イメージデータ管理レコードがマスタ
ファイル形式か、スレーブファイル形式かを示す値が設
定される。イメージデータ管理レコードの各値は、イメ
ージデータ処理管理テーブルからコピーされる。次に、
イメージデータ処理管理テーブル内のスレーブファイル
数が0かを判定する(ステップ1707)。ステップ1
707NOのときだけ文書名や該文書を一意に識別する
ためのICカード所有者識別子,イメージ化日時,イメ
ージ化装置識別子、および、イメージデータ処理管理テ
ーブルに設定されているスレーブファイルのシステムフ
ァイル名1617などを、同じくスレーブファイルのネ
ットワークアドレス1619にある記憶装置へ送信して
記憶終了処理を終了する(ステップ1709)。
【0084】ステップ1405NOならば、記憶キャン
セル要求受信かを判定する(ステップ1409)。ステ
ップ1409YESならば、該要求以前になされたイメ
ージデータの記憶要求処理で受け取ったイメージデータ
群を記憶装置から削除するための処理を実施して処理を
終了する(ステップ1411)。
【0085】ステップ1409NOならば、挿入要求受
信かを判定する(ステップ1413)。ステップ141
3YESならば、既に記憶しているイメージデータ群の
中に、該要求に付帯するイメージデータを挿入する処理
を実施し処理を終了する(ステップ1415)。
【0086】挿入記憶処理について、図20に基づき詳
細に説明する。
【0087】まず、送付されたイメージデータをイメー
ジ記憶装置29に記憶する(ステップ1901)。送信
メッセージ内のページ番号723から1ページ目かを判
定する(ステップ1903)。ステップ1903YES
のときだけ、送信メッセージ内の暗号化フラグ727に
よりイメージデータが暗号化されているかを判定する
(ステップ1905)。ステップ1903YESのとき
だけ、記憶処理のステップ1513からステップ152
3と同様にして文書名を抽出する。その後、該送信メッ
セージのICカード所有者識別子,イメージ化日時,イ
メージ化装置識別子とおなじイメージデータ処理管理テ
ーブルが存在するか否かにより、該挿入要求が記憶処理
途中で発行されたかを判定する(ステップ1925)。
ステップ1925YESならば、イメージデータ処理管
理テーブルに該イメージデータについても記憶処理と同
じ情報を設定し、かつ、挿入したページ以降のページ番
号を繰り下げる(ステップ1931)。ステップ192
5NOならば、該文書に対するイメージデータ管理レコ
ード1801をイメージ記憶装置から取り出し(ステッ
プ1927)、挿入したイメージデータに関する情報を
設定し、かつ、挿入したページ以降のページ番号を繰り
下げた後、イメージ記憶装置内のレコードと入れ替える
(ステップ1929)。
【0088】ステップ1413NOならば、イメージデ
ータの検索情報受信かを判定する(ステップ141
7)。ステップ1417YESならば、イメージデータ
そのものは記憶せずに、イメージデータへのアクセスキ
ーだけを管理するスレーブ処理を実施し処理を終了する
(ステップ1419)。
【0089】スレーブ処理について、図21に基づき詳
細に説明する。
【0090】スレーブファイル用のフォーマットを持つ
イメージデータ管理レコードを作成し、送信メッセージ
のデータをコピーする(ステップ2001)。該フォー
マットは、図22に例示するように、文書名区別210
3,文書名2105,ICカード所有者識別子210
7,イメージ化日時2109,イメージ化装置識別子2
111,マスタ/スレーブ区別2113、マスタファイ
ルのシステムファイル名2115、同ネットワークアド
レス2117から構成されている。
【0091】イメージデータ管理レコードをイメージ記
憶装置29に記憶してスレーブ処理を終了する(ステッ
プ2003)。
【0092】ステップ1417NOならば、文書名検索
要求受信かを判定する(ステップ1421)。ステップ
1421YESならば、要求に付帯して送付されたIC
カード所有者識別子から該利用者にアクセス可能なファ
イルの文書名検索かを判定する(ステップ1423)。
ステップ1423NOならば、アクセス不可のエラーメ
ッセージを該要求元に送信して処理を終了する(ステッ
プ1425)。ステップ1423YESならば、要求に
付帯して送付されたファイル名に基づき該ファイルに記
憶された各文書のイメージデータ管理レコードを検索す
る(ステップ1427)。該テーブルの文書名区別18
03から文書名が文字列で構成されているのか、イメー
ジデータで構成されているのかを判定する(ステップ1
429)。文書名がイメージデータの場合にだけ、文書
名1805の値をキーにしてイメージ記憶装置29から
文書名に相当するイメージデータを検索する(ステップ
1431)。指定されたファイル内の文書名や文書を特
定するICカード所有者識別子、イメージ化日時、イメ
ージ化装置識別子の一覧をイメージデータ入出力システ
ム37へ送信して処理を終了する(ステップ143
3)。
【0093】ステップ1421NOならば、文書検索要
求受信かを判定する(ステップ1435)。ステップ1
435YESならば、該要求に付帯して送付されたファ
イル名、文書を特定するICカード所有者識別子、イメ
ージ化日時、イメージ化装置識別子に基づき、指定され
た文書のマスタ用イメージデータ管理テーブルを検索す
る(ステップ1437)。そして、同様に、該要求に付
帯して送付されたページ順か逆順かの区別に基づきペー
ジ順出力かを判定する(ステップ1439)。ステップ
1439YESならば、ページ順にマスタ用イメージデ
ータ管理テーブルのイメージデータ各ページの検索キー
を用いてイメージデータを検索する(ステップ144
1)。ステップ1439NOならば、同様にページの逆
順にイメージデータ各ページの検索キーを用いてイメー
ジデータを検索する(ステップ1443)。そして、検
索したイメージデータをイメージデータ入出力システム
37へ送信して処理を終了する(ステップ1445)。
尚、該文書の総ページ数の返答を要求されている場合に
は、イメージデータに加えて、総ページ数1815も合
わせて送付する。尚、無条件に総ページ数1815を送
付する実施例でもよい。
【0094】他の実施例として、ステップ1445のイ
メージデータの送信処理を行う送信プログラムを別に設
けて、該記憶管理プログラムとは別タスクで実行可能と
し、ステップ1441または1443で検索されたイメ
ージデータを送信プログラムを別タスクで起動して渡
し、すぐに次の検索処理を実施することで、検索処理と
送信処理とを並列に実行するようになされる実施例でも
良い。
【0095】さらに、各ページを検索する検索プログラ
ムを別に設け、1つの文書にある各ページ毎に、検索プ
ログラムを別タスクで起動して、検索各ページの検索を
並列して実行する実施例でもよい。但し、このとき、個
々に検索されたイメージデータを指定されたページ順に
送信する処理が追加されることはいうまでもない。
【0096】ステップ1435NOならば、回覧データ
の受信要求かを判定する(ステップ1447)。ステッ
プ1447YESならば、該要求メッセージ内に指定さ
れたファイルへの記憶処理を実施する。その記憶処理は
ステップ1403と同様であり、説明を省略する(ステ
ップ1449)。その後、イメージデータの着信完了を
イメージデータ入出力システム37へ送信して処理を終
了する(ステップ1451)。
【0097】ステップ1447NOならば、ICカード
ヘのデータの登録要求かを判定する(ステップ145
3)。ステップ1453YESならば、イメージデータ
表示装置31に表示用ファイル名、システムファイル
名、ファイルを記録するイメージデータ記録システムの
ネットワークアドレスなどのデータの入力要請を表示
(ステップ1455)し、利用者がキーボード33を用
いて入力したファイル名等を読込む(ステップ145
7)。そのデータをICカードに書き込み(ステップ1
459)、処理を終了する。尚、ステップ1455で、
ネットワークアドレスの入力要請に代えて、各イメージ
データ記憶システムの物理的なネットワークアドレスと
該システムを特定する論理的な識別子、一般にはホスト
と呼ばれている識別子との組合せを予め決めて記憶し、
利用者にはこの論理的な識別子の入力を要請し、ステッ
プ1457でそれを読込んだ後、ネットワークの物理的
なアドレスに変換するようになされる実施例でもよい。
【0098】ステップ1453NOならば、イメージデ
ータの表示要求かを判定する(ステップ1461)。ス
テップ1461YESならば、検索条件の入力を要請
(ステップ1463)し、利用者が指定した検索条件を
入力する(ステップ1465)。検索条件に該当するレ
コードのイメージデータを表示装置31を用いて表示す
る(ステップ1467)。イメージデータの検索方法と
して、イメージデータに付加された受信日時、ICカー
ド所有者識別子、イメージデータ入力システムの識別子
等を表示し、利用者がその中から表示するイメージデー
タを選択するようになされる実施例でも良いことはいう
までもない。
【0099】ステップ1461NOの時に実施する処理
については、本発明の目的外なので省略する。
【0100】本実施例によれば、紙にかかれた情報を計
算機処理可能なイメージデータ化し、通信回線を介し
て、記憶装置に記録する場合に、ICカードの所有者と
いった個人単位にファイルを分類し、その分類内で一意
なファイル名を付け、利用者にはその中からイメージデ
ータを記憶するファイルを選択させるだけで、あとは計
算機システムがネットワーク内にあるファイルにイメー
ジデータを記憶したり、取出してきたりできる。よっ
て、利用者は自分に必要なファイルの分類だけを知って
いればよく、万人が使えるために必要であったネットワ
ーク内で各ファイルを一意に特定するためのネットワー
クアドレスまたはホスト名、ディレクトリ階層、およ
び、その中で一意なファイル名を、イメージデータへの
アクセス時に知っている必要はないし、リモートログイ
ン、アロケーションといったファイルへのアクセスを可
能にするための操作方法を知っている必要もなく、操作
性の良いイメージデータ管理サービスを提供できる。イ
メージデータの送り先が複数の場合には、この効果は更
に高まる。
【0101】また、ICカードなどの可搬媒体に、利用
者に見せるファイル名とネットワークアドレスまたはホ
スト名、ディレクトリ階層、および、その中で一意なフ
ァイル名との組み合わせ、または、その組み合わせをネ
ットワーク上から取りだす情報を記録し、イメージデー
タの記憶、取り出し時に、それを読み込む方法を用いる
ことにより、使用するイメージデータの入出力装置や、
記憶されたイメージデータを利用するワークステーショ
ンが固定的に決まっていない場合でも、可搬媒体の挿入
により入出力装置やワークステーションをその利用者専
用にカスタマイズして利用することができる。
【0102】また、同じイメージデータを複数のファイ
ルに記憶させる場合には、イメージデータそのものを記
憶するマスタファイルと該データへのポインタだけを管
理するスレーブファイルとを指定できるので、ある部署
共用のファイルにイメージデータそのものを記憶し、個
人用ファイルにはそこへのポインタだけを記憶するよう
に使用できる。よって、共用ファイルと個人用ファイル
の両方にイメージデータを持つための記憶操作を軽減で
きる。また、個人用ファイルの記憶装置の容量が少ない
場合に有効である。
【0103】また、イメージデータをコードデータに変
換し、文書名を抽出する処理をメインファイルのある記
憶管理システムで行い、抽出された文書名をスレーブフ
ァイルへ送付する方法を設けることにより、イメージ認
識や文書名抽出のための処理の重複を避けることができ
る。
【0104】また、イメージデータを記憶する際、ファ
イル一覧に合わせて暗号化されているか否かの情報も表
示されるので、機密性の高い文書については、利用者に
暗号化されるファイルを選択させ、電子認証方法により
暗号化して送付、記憶させることが出来る。また、暗号
化されるファイルとそうでないファイルへの記憶を同時
に要求された場合には、その要求を抑止するといった信
頼性を高めることができる。
【0105】実施例1の他の実施例として、イメージデ
ータ記憶管理システム39にICカードデータ101の
情報を記憶し、ICカードには、図2のICカード所有
者識別子103、および、前記イメージデータ記憶管理
システム39内で前記ICカード101の情報を記憶し
ている記憶場所のネットワークアドレスとシステムファ
イル名だけを記憶し、図5に示した入力処理プログラム
のステップ401に前置して、該イメージデータの入力
要求を求めた利用者のICカード内の情報から、ICカ
ード所有者識別子103に対応するICカードデータ1
01をイメージデータ記憶管理システム39に問い合わ
せ、該イメージデータ記憶管理システム39から応答さ
れたICカードデータに基づきステップ401を実施す
るようになされた実施例でも良い。このとき、図15に
示した記憶管理プログラムにおいて、前記ICカードデ
ータの問い合わせ要求に応答して、記憶装置からICカ
ード所有者識別子に対応するICカードデータを検索す
る処理が追加されることはいうまでもない。
【0106】これにより、各個人単位に分類されたファ
イルの表示ファイル名、ネットワークアドレス、システ
ムファイル名等のファイル情報を記憶するにはICカー
ドの記憶容量が小さい場合にでも、本発明を実現でき
る。
【0107】また、実施例1の他の実施例として、イメ
ージデータ記憶管理システム39にある画像認識装置1
7をイメージデータ入出力システム37のCPU1に接
続し、図16に示した記憶処理のステップ1521から
ステップ1523における文書名の抽出処理を図5に示
した入力処理のステップ415の後に移し、ステップ4
39のメインファイルへの送信時に、イメージデータに
加えて文書名も送信するとともに、図18の記憶終了処
理のステップ1707からステップ1709でのスレー
ブファイルへのイメージデータを検索する為の情報の送
付処理を、図5のステップ439の後に移し、実施する
ようになされた実施例でも良い。このとき、図16の記
憶処理でのステップ1531でのイメージデータ処理管
理テーブル1401またはステップ1527でのイメー
ジデータ管理レコード1801への文書名の設定処理
は、イメージデータ入出力システム37からイメージデ
ータ記憶管理システム39への送信メッセージ内への設
定処理になることはいうまでもない。
【0108】これにより、画像認識装置17をイメージ
データ記憶管理システム39より数が多いイメージデー
タ入出力システム37に設ける必要はあるが、マスタフ
ァイルとスレーブファイルとがある場合に、イメージデ
ータ入力システム37からスレーブファイルに直にイメ
ージデータの管理情報を送信できるので、イメージデー
タ記憶管理システム39での処理の集中を減らしてイメ
ージデータ入出力システム37からの問い合わせに対す
る応答性能を向上できる。
【0109】〈実施例2〉実施例2の最大の特徴は、図
23に全体構成を示すごとく、イメージデータ入出力シ
ステム37が、入出力専用サブシステム2207と入出
力制御サブシステム2209との2つのサブシステムか
ら構成されることである。ここで、イメージデータ一時
記憶装置は2205、入出力専用サブシステム2207
によって入力されたイメージデータを入出力制御サブシ
ステム2209に渡すために一時的に記憶したり、入出
力制御サブシステム2209が通信回線経由で受け取っ
たイメージデータを入出力専用サブシステム2207に
渡すために一時的に記憶するためのものである。その記
憶装置として、半導体記憶装置や磁気ディスク装置のよ
うな外部記憶装置、主記憶装置や拡張記憶装置といった
記憶装置が用いられて良い。
【0110】実施例2でも、イメージデータ記憶管理シ
ステム39は実施例1と同じである。
【0111】入出力制御プログラム2203の処理は、
実施例1の図2に示した処理と基本的には同じである
が、実施例1の図5で示した入力処理、および、図11
に示した出力処理が異なる。この入力処理について、図
24に基づき詳細に説明する。
【0112】実施例2での入力処理でも、ステップ40
1からステップ413までは実施例1と同じであり、説
明を省略する。
【0113】ステップ2301では、新たな事象の発生
要求を待ち、その事象を判定する。イメージデータ入出
力専用サブシステム2207からイメージデータが一時
記憶されたことを検知して、ステップ415からステッ
プ439を実施する。この中のステップ415の処理の
中で、イメージデータの入力が、イメージデータ一時記
憶装置2205からなされるだけで他は実施例と同じで
ある。
【0114】ステップ2301における一時記憶された
ことの検知方法としては、イメージデータ入出力専用サ
ブシステム2207からイメージデータ入出力制御シス
テム2209へイメージ一時記憶装置2205にイメー
ジデータを登録したことを通知する方法でもよいし、イ
メージデータ入出力制御システム2209が一定期間毎
にイメージ一時記憶装置2205をアクセスしてイメー
ジデータ記憶管理システム39へ送付すべきイメージデ
ータがないか調べる方法でもよい。
【0115】また、新事象が、利用者からの入力終了指
示あるいはICカードのリジェクトの検知、文書が切り
替わったことの検知、利用者からの挿入指示を検知した
ときの処理も実施例1と同じであり説明を省略する。
【0116】一方、出力処理は、図12のステップ11
39での出力処理がイメージデータ一時記憶装置への書
き込み処理とイメージデータ入出力専用サブシステムへ
の通知処理に変わるだけで、他は実施例1と同じである
ので、説明を省略する。
【0117】尚、入出力専用プログラム2201の処理
について、図25に基づき詳細に説明する。
【0118】該プログラムは、イメージデータ入出力装
置5によって、イメージデータを入力したとき、イメー
ジデータ入出力制御サブシステムから出力データをイメ
ージデータ一時記憶装置へ記憶したことの通知を受けて
起動される。
【0119】起動の切っ掛けが、イメージデータの入力
かを判定する(ステップ2401)。ステップ2401
YESならば、読み込まれたイメージデータをイメージ
データ一時記憶装置へ記憶(ステップ2403)し、イ
メージデータ入出力制御サブシステム2203へイメー
ジデータの一時記憶を通知(ステップ2405)して処
理を終了する。
【0120】ステップ2401NOならば、イメージデ
ータ入出力制御サブシステム2209からのイメージデ
ータの一時記憶通知であるかを判定する(ステップ24
07)。ステップ2407YESならば、イメージデー
タ一時記憶装置2205に記憶されたイメージデータを
読込み(ステップ2409)、イメージデータ入出力装
置5に送って印刷(ステップ2411)して処理を終了
する。
【0121】ステップ2407の他の実施例として、イ
メージデータ入出力制御サブシステム2209からの通
知を待つのではなく、一定期間毎にイメージ一時記憶装
置2205をアクセスして出力すべきイメージデータが
記憶されていないか調べ、存在すればステップ2407
YESと判定されるような方法でもよい。
【0122】ステップ2407NOの場合の処理は、本
発明の対象外であり、説明を省略する。
【0123】これにより、イメージデータ入出力装置と
して、一般の事務機器である複写機やファクシミリを用
い、該装置に、利用者単位に分類されたファイルへのイ
メージデータの記憶、該ファイルからのイメージデータ
の取だし、印刷を行う装置を接続して実現することが可
能となる。
【0124】〈実施例3〉以下、本発明の実施例3につ
いて説明する。
【0125】本発明の最大の特徴は、イメージデータ記
憶管理システム39において、イメージデータをデータ
ベースに記録する為の処理を追加したことである。
【0126】全体構成は実施例1と比較して、メモリ2
5の中にデータベース管理プログラムが追加されるだけ
である。
【0127】ICカードの構成は、図26に例示するよ
うに、ICカードデータ2501はICカードの所有者
識別子2503,データベース数2505、表示用デー
タベース名2507、イメージデータを記憶する際のデ
ータ形式2509,電子認証のための秘密鍵2511、
該ファイルが記憶されている記憶装置の所在データとし
て該記憶装置を含むイメージデータ記憶システム39の
ネットワーク上のアドレス2515、システムで定義さ
れているデータベース名2513、テーブル数251
7,表示用テーブル名2519,システムで定義された
テーブル名2521,カラム数2523,表示用カラム
数2525,システムで定義されたカラム名2527を
含む。尚、回覧ルートがデータベースである場合につい
ても同様である。
【0128】イメージデータを登録するデータベースが
リレーショナルデータベースの場合には、実施例1のフ
ァイルの場合に比べ、図2の表示用ファイル名107に
代えて、表示用データベーススキーマ名2507、表示
用テーブル名2519、表示用カラム名2525を用い
る。ネットワークデータベースの場合には、テーブル名
がレコード名、カラム名がコンポーネット名と呼び替え
られるだけである。以下、説明を簡単にするためにリレ
ーショナルデータベースの場合で説明する。
【0129】イメージデータ入出力プログラム15の処
理は、図5のファイルを単位としたステップ401,4
03,405の処理に代えて、表示用データベースを表
示した利用者のデータベースの選択、表示用テーブルを
表示したテーブルの選択、表示用カラムを表示したカラ
ムの選択処理、ステップ439の処理においてシステム
用データベース名、システム用テーブル名、システム用
カラム名を指定したイメージデータ記憶管理システム3
7へのイメージデータの記憶要求の送信となる。同様
に、図12のファイルを単位としたステップ1101,
1103の処理に代えて、表示用データベースを表示し
た利用者のデータベースの選択、表示用テーブルを表示
したテーブルの選択、表示用カラムを表示したカラムの
選択処理、ステップ1121またはステップ1123に
おいてシステム用カラム名を指定したイメージデータ記
憶管理システム37へのイメージデータの検索要求の送
信といった処理となる。
【0130】これらの処理において送信メッセージの構
成は、ICカードにおけると同様ファイルからデータベ
ース、テーブル、カラムを構成要素とするものに変わ
る。
【0131】一方、イメージデータ記憶管理プログラム
の処理も同様であり、イメージデータの記憶処理は、受
信したデータベース名、テーブル名、カラム名に基づく
記憶処理に変わる。図16のステップ1507でのイメ
ージデータの記憶は、ファイルへの登録からデータベー
スへの登録となる。このときテーブルの各行を一意に特
定するためのキーとしては、ICカード所有者識別子、
イメージ化日時、イメージ化装置識別子が用いられてよ
い。同様に、図15のステップ1429またはステップ
1431におけるイメージデータの検索処理も、データ
ベースからの検索処理にかわる。この時の検索キーは、
受信したメッセージ内のICカード所有者識別子、イメ
ージ化日時、イメージ化装置識別子が用いられてよい。
【0132】また、ICカードへのデータの登録処理、
イメージデータの表示処理においても、ファイルを単位
とする処理から、データベース名、テーブル名、カラム
名に基づく処理に変わることはいうまでもない。これに
より、イメージデータをデータベースのデータとして登
録することができる。
【0133】なお、実施例1では、イメージデータをフ
ァイル名が指定されたファイルの1つのレコードとして
記録したが、イメージデータをそのレコードの1つの構
成要素、フィールドとする場合には、ICカードにファ
イル名とそのフィールド名とを記憶し、ファイル単位の
処理から、ファイルとフィールド単位の処理に代えるこ
とで、イメージデータを指定されたファイルのレコード
のフィールド値として記録することが出来る。この場合
も、該レコードを一意に特定するためのキーとしては、
ICカード所有者識別子、イメージ化日時、イメージ化
装置識別子が用いられてよい。これにより、イメージデ
ータをファイルに1フィールド値として登録することが
できる。
【0134】
【発明の効果】ICカードの所有者といった個人単位に
イメージデータを記録するファイルを分類し、その分類
内で一意なファイル名を付け、利用者にはその中からイ
メージデータを記憶するファイルを選択させるだけでイ
メージデータを記憶することができるので、操作性の良
いイメージデータ管理サービスを提供できる。
【0135】また、同じイメージデータを複数のファイ
ルに記憶させる場合には、イメージデータそのものを記
憶するマスタファイルと該データへのポインタ(サロゲ
ート)だけを管理するスレーブファイルとを利用者は選
択するだけで、ある部署共用のファイルにはイメージデ
ータそのものを記憶し、個人用ファイルにはそこへのポ
インタだけを記憶する処理を自動化できる。よって、共
用ファイルと個人用ファイルの両方にイメージデータを
持つための記憶操作を軽減できる。特に、個人用ファイ
ルの記憶装置の容量が少ない場合に有効である。
【0136】また、イメージデータを記憶する際、ファ
イル一覧に合わせて暗号化されているか否かの情報も表
示されるので、機密性の高い文書については、利用者に
暗号化されるファイルを選択させ、電子認証方法により
暗号化して送付、記憶させることが出来る。また、暗号
化されるファイルとそうでないファイルへの記憶を同時
に要求された場合には、その要求を抑止することで信頼
性を高めることができる。
【0137】また、イメージデータの入出力装置とIC
カードの情報を用いた入出力制御システムとをイメージ
データの一時記憶装置を介在して結合することで、一般
の事務機器である複写機やファクシミリを入出力装置と
したイメージデータ管理システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の全体構成図である。
【図2】実施例1でのICカードのデータの論理構成図
である。
【図3】実施例1での入出力処理プログラムの処理フロ
ー図である。
【図4】実施例1でのサービス項目の表示画面を例示し
た図である。
【図5】実施例1での入力処理フロー図である。
【図6】実施例1でのファイル名の一覧を表示画面を例
示した図である。
【図7】実施例1での入力管理テーブルの論理的な構成
図である。
【図8】実施例1での記録要求時の送信メッセージの論
理的な構成図である。
【図9】実施例1での挿入処理フロー図である。
【図10】実施例1での受信メッセージの論理的な構成
図である。
【図11】実施例1での文書名の一覧の表示画面を例示
した図である。
【図12】実施例1での出力処理フロー図である。
【図13】実施例1での検索要求時の送信メッセージの
論理的な構成図である。
【図14】実施例1での回覧処理フロー図である。
【図15】実施例1での記録管理プログラムの処理フロ
ー図である。
【図16】実施例1での記憶処理フロー図である。
【図17】実施例1でのイメージデータ処理管理テーブ
ルの論理的な構成図である。
【図18】実施例1での記憶終了処理フロー図である。
【図19】実施例1でのマスタファイル用の形式をもつ
イメージデータ管理レコードの論理的な構成図である。
【図20】実施例1での挿入記憶処理フロー図である。
【図21】実施例1でのスレーブ処理フロー図である。
【図22】実施例1でのスレーブファイル用の形式をも
つイメージデータ管理レコードの論理的な構成図であ
る。
【図23】本発明の実施例2の全体構成図である。
【図24】実施例2での入力処理フロー図である。
【図25】実施例2でのイメージデータの入出力専用プ
ログラムの処理フロー図である。
【図26】本発明の実施例3でのICカードのデータの
論理構成図である。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージデータの入力装置、ファイル名等
    の表示装置、利用者からの指示の入力装置、可搬性記憶
    媒体の読み取り装置、および送受信装置を有するイメー
    ジデータの入力システムと、イメージデータの受信装置
    および記憶装置を有するイメージデータの記憶システム
    とそれらを結ぶ通信回線とから構成されるイメージデー
    タ管理システムであって、前記イメージデータ入力シス
    テムにおいては、可搬性記憶媒体内に記憶され、可搬性
    記憶媒体内で一意に識別される第1ファイル名、該ファ
    イルの記憶するイメージデータ記憶システムをネットワ
    ーク上で特定するネットワークアドレス、前記第1ファ
    イル名を該イメージデータ記憶システム内で一意に識別
    するための第2ファイル名等を読込み、前記第1ファイ
    ル名を前記表示装置に表示し、利用者指示用入力装置か
    ら入力された第1ファイル名に対応する前記ネットワー
    クアドレスで特定されるイメージデータ記憶システム
    へ、イメージデータ入力装置から読み込まれたイメージ
    データ、イメージデータを入力した日時、前記第2ファ
    イル名、および、前記イメージデータ入力装置に、予め
    該装置を一意に識別するために割り当てられた装置識別
    子とを送付し、イメージデータ記憶システムにおいて
    は、前記受信したイメージデータに、前記その入力日時
    や装置識別子等の検索用キーを付加して前記第2ファイ
    ル名のファイルに記憶することを特徴とするイメージデ
    ータ管理システム。
  2. 【請求項2】前記可搬性記憶媒体がイメージデータの入
    力装置に接続されたことに応答して、該可搬性媒体から
    ファイル名、アドレス等を読み込むことを特徴とする請
    求項1記載のイメージデータ管理システム。
  3. 【請求項3】前記可搬性憶媒体から読み込まれた1つ以
    上のファイル名の指定要求に応答して、イメージデータ
    の送信先を選択することを特徴とする請求項1記載のイ
    メージデータ管理システム。
  4. 【請求項4】前記可搬性媒体に記憶された所有者識別子
    を読込み、イメージデータ記憶システムに送付し、前記
    イメージデータの検索用キーとして前記イメージデータ
    に付加して記憶することを特徴とする請求項1記載のイ
    メージデータ管理システム。
  5. 【請求項5】前記可搬性媒体に記憶された記憶データ形
    式を読込み、前記イメージデータ入力装置から入力した
    イメージデータを前記データ形式に変換し、イメージデ
    ータ記憶システムに送付することを特徴とする請求項1
    記載のイメージデータ管理システム。
  6. 【請求項6】前記記憶データ形式がモノクロであり、前
    記イメージデータ入力装置から入力したイメージデータ
    をカラーからモノクロに変換し、イメージデータ記憶シ
    ステムに送付することを特徴とする請求項1記載のイメ
    ージデータ管理システム。
  7. 【請求項7】前記記憶データ形式がデータ密度であり、
    前記イメージデータ入力装置から入力したイメージデー
    タのデータ密度を変換し、イメージデータ記憶システム
    に送付することを特徴とする請求項1記載のイメージデ
    ータ管理システム。
  8. 【請求項8】前記イメージデータ入力装置からのイメー
    ジデータの入力処理と、イメージデータ記憶システムへ
    の送付処理とを別タスクで行うことを特徴とする請求項
    1記載のイメージデータ管理システム。
  9. 【請求項9】前記イメージデータを受信する処理と、受
    信したイメージデータを前記ファイルに記録する処理と
    を別タスクで行うことを特徴とする請求項1記載のイメ
    ージデータ管理システム。
  10. 【請求項10】前記可搬性媒体に記憶された暗号鍵を読
    込み、前記イメージデータ入力装置から入力したイメー
    ジデータを暗号鍵によって暗号化し、イメージデータ記
    憶システムに送付することを特徴とする請求項1記載の
    イメージデータ管理システム。
  11. 【請求項11】前記可搬性媒体には、ファイル単位に暗
    号鍵を持つものと、持たないものとが記憶され、暗号鍵
    を持つファイルにイメージデータを記憶する場合にのみ
    イメージデータを暗号化することを特徴とする請求項1
    0記載のイメージデータ管理システム。
  12. 【請求項12】前記表示装置に第1ファイル名を表示す
    る際、暗号鍵の有無も合わせて表示することを特徴とす
    る請求項11記載のイメージデータ管理システム。
  13. 【請求項13】前記可搬性媒体には、ファイル単位に異
    なる暗号鍵を記憶することを特徴とする請求項10記載
    のイメージデータ管理システム。
  14. 【請求項14】前記表示装置に2つ以上の第1ファイル
    名を表示し、イメージデータを登録する第1ファイル名
    の指定に加えて、イメージデータそのものを記憶するマ
    スタファイルか、該イメージデータの記憶場所を特定す
    るための情報だけを記憶するスレーブファイルかの指定
    を利用者指示用の入力装置から入力し、マスタファイル
    とされた前記イメージデータ記憶システムには、イメー
    ジデータ入力装置から読み込まれたイメージデータ、イ
    メージデータ入力日時、装置識別子および前記第2ファ
    イル名とを送付し、イメージデータ記憶システムにおい
    ては、前記受信したイメージデータに、前記その入力日
    時等の検索用キーを付加して前記第2ファイル名のファ
    イルに記憶し、スレーブファイルとされた前記イメージ
    データ記憶システムには、マスタファイルとされたファ
    イルのネットワークアドレス、第2ファイル名、イメー
    ジデータ入力日時、装置識別子とを送付し、イメージデ
    ータ記憶システムにおいては、前記受信したネットワー
    クアドレス、第2ファイル名、イメージデータ入力日
    時、装置識別子を前記第2ファイル名のファイルに記憶
    することを特徴とする請求項1記載のイメージデータ管
    理システム。
  15. 【請求項15】前記表示装置に2つ以上の第1ファイル
    名を表示し、イメージデータを登録する第1ファイル名
    の指定に加えて、イメージデータそのものを記憶するマ
    スタファイルか、該イメージデータの記憶場所を特定す
    るための情報だけを記憶するスレーブファイルかの指定
    を利用者指示用の入力装置から入力し、マスタファイル
    とされたファイルのうち1つのファイルは暗号鍵を持
    ち、他のファイルは暗号鍵を持たない場合には、機密保
    護制約エラーを表示装置に表示し、利用者の前記指示を
    無効にするよう制御することを特徴とする請求項11記
    載のイメージデータ管理システム。
  16. 【請求項16】前記表示装置に2つ以上の第1ファイル
    名を表示し、イメージデータを登録する第1ファイル名
    の指定に加えて、イメージデータそのものを記憶するマ
    スタファイルか、該イメージデータの記憶場所を特定す
    るための情報だけを記憶するスレーブファイルかの指定
    を利用者指示用の入力装置から入力し、マスタファイル
    とされたファイルは暗号鍵を持たず、スレーブファイル
    とされたファイルは暗号鍵を持つ場合には、機密保護制
    約エラーを表示装置に表示し、利用者の前記指示を無効
    にするよう制御することを特徴とする請求項11記載の
    イメージデータ管理システム。
  17. 【請求項17】イメージデータを入力し、通信回線を介
    して送信し、受信した該イメージデータを記録するイメ
    ージデータの管理システムにおいて、第1記憶装置から
    のデータ入力要求に応答して、可搬性のある第1記憶装
    置に記録された少なくとも1つ以上のデータベーススキ
    ーマ名、テーブル名、カラム名および前記データベース
    スキーマ名とテーブル名で特定されるテーブルの行を特
    定するキー値とそのデータベースを記憶する第2記憶装
    置のネットワーク上のアドレスとを読み込み、イメージ
    データの入力要求に応答して、イメージデータを読み込
    み、前記ネットワークアドレスに存在する第2記憶装置
    へ該イメージデータと前記データベーススキーマ名、テ
    ーブル名、カラム名およびキー値とを送信し、受信した
    イメージデータを前記データベースのテーブルの1行と
    して記録することを特徴とするイメージデータ管理方
    法。
  18. 【請求項18】イメージデータの入力装置、ファイル名
    等の表示装置、利用者からの指示の入力装置、可搬性記
    憶媒体の読み取り装置、送受信装置を有するイメージデ
    ータの入力システムと、イメージデータの受信装置、記
    憶装置を有するイメージデータの記憶システムおよびそ
    れらを結ぶ通信回線とから構成されるイメージデータ管
    理システムであって、前記イメージデータ入力システム
    においては、可搬性記憶媒体内に記憶された所有者識別
    子、該所有者識別子に対する情報か記憶されているイメ
    ージデータ記憶システムをネットワーク上で特定するネ
    ットワークアドレス、および第3ファイル名等を読込
    み、前記所有者識別子と第3ファイル名とを、前記ネッ
    トワークアドレスで特定されるイメージデータ記憶シス
    テムへ送付し、イメージデータ記憶システムにおいて
    は、前記受信した前記所有者識別子を検索キーとして前
    記第3ファイル名のファイルを検索して該所有者識別子
    の利用者に割り当てられたファイルを一意に識別する第
    1ファイル名、該ファイルの記憶するイメージデータ記
    憶システムをネットワーク上で特定するネットワークア
    ドレス、前記第1ファイル名を該イメージデータ記憶シ
    ステム内で一意に識別するための第2ファイル名等を読
    込み、前記イメージデータ入力システムへ送付し、イメ
    ージデータ入力システムにおいては、第1ファイル名を
    前記表示装置に表示し、利用者指示用入力装置から入力
    された第1ファイル名に対応する前記ネットワークアド
    レスで特定されるイメージデータ記憶システムへ、イメ
    ージデータ入力装置から読み込まれたイメージデータ、
    イメージデータを入力した日時、前記第2ファイル名、
    および、前記イメージデータ入力装置に、予め該装置を
    一意に識別するために割り当てられた装置識別子とを送
    付し、イメージデータ記憶システムにおいては、前記受
    信したイメージデータに、前記その入力日時や装置識別
    子等の検索用キーを付加して前記第2ファイル名のファ
    イルに記憶することを特徴とするイメージデータ管理シ
    ステム。
  19. 【請求項19】前記イメージデータ入力システムにおい
    ては、利用者指示用入力装置からのイメージデータの入
    力終了指示を入力すると、前記イメージデータを送付し
    たイメージデータ記憶システムヘ入力終了メッセージを
    送付し、イメージデータ記憶システムにおいては、前記
    メッセージの受信をうけて、それ以前に送付されてきた
    イメージデータの検索用キーと、最初に送られてきたイ
    メージデータの入力日時、装置識別子等からなるイメー
    ジデータ管理レコードを記憶することを特徴とする請求
    項1または18記載のイメージデータ管理システム。
  20. 【請求項20】前記イメージデータ入力システムが、イ
    メージデータの入力装置を有する入力専用システムと、
    ファイル名等の表示装置、利用者からの指示の入力装
    置、可搬性記憶媒体の読み取り装置、送受信装置を有す
    るイメージデータ入力制御システムと、入力専用システ
    ムと入力制御システムとに接続されたイメージ一時記憶
    装置とから構成され、前記イメージデータ入力専用シス
    テムにおいては、イメージデータ入力装置から入力され
    たイメージデータと、イメージデータ入力日時、装置識
    別子を前記イメージ一時記憶装置に記憶し、イメージデ
    ータ入力制御システムにおいては、利用者に指示された
    前記ネットワークアドレスで特定されるイメージデータ
    記憶システムへ、イメージデータ一時記憶装置から読み
    込んだイメージデータ、イメージデータ入力日時、装置
    識別子、前記第2ファイル名とを送付することを特徴と
    する請求項1または18記載のイメージデータ管理シス
    テム。
  21. 【請求項21】イメージデータの入出力装置、ファイル
    名等の表示装置、利用者からの指示の入力装置、可搬性
    記憶媒体の読み取り装置、送受信装置を有するイメージ
    データの入出力システムと、イメージデータの送受信装
    置、画像認識装置、記憶装置を有するイメージデータの
    記憶システムおよびそれらを結ぶ通信回線とから構成さ
    れるイメージデータ管理システムであって、前記イメー
    ジデータ入出力システムにおいては、可搬性記憶媒体内
    に記憶され、可搬性記憶媒体内で一意に識別される第1
    ファイル名、該ファイルの記憶するイメージデータ記憶
    システムをネットワーク上で特定するネットワークアド
    レス、前記第1ファイル名を該イメージデータ記憶シス
    テム内で一意に識別するための第2ファイル名等を読込
    み、前記第1ファイル名を前記表示装置に表示し、利用
    者指示用入力装置から入力された第1ファイル名に対応
    する前記ネットワークアドレスで特定されるイメージデ
    ータ記憶システムへ、イメージデータ入力装置から読み
    込まれたイメージデータ、イメージデータを入力した日
    時、前記第2ファイル名、および、前記イメージデータ
    入力装置に、予め該装置を一意に識別するために割り当
    てられた装置識別子とを送付し、イメージデータ記憶シ
    ステムにおいては、前記受信したイメージデータを前記
    画像認識装置へ送ってイメージデータ内の文書名を抽出
    し、イメージデータに、前記文書名、前記ネットワーク
    アドレス、前記第2ファイル名、前記イメージ入力日時
    や装置識別子等の検索用キーを付加して前記第2ファイ
    ル名のファイルに記憶し、前記イメージデータ入出力シ
    ステムにおいては、前記第1ファイル名を前記表示装置
    に表示し、利用者指示用入力装置から入力された第1フ
    ァイル名に対応する前記ネットワークアドレスで特定さ
    れるイメージデータ記憶システムへ、前記第2ファイル
    名を伴い該ファイル内の文書名の検索要求を送付し、イ
    メージデータ記憶システムにおいては、前記第2ファイ
    ルから前記文書名、前記ネットワークアドレス、前記第
    2ファイル名、前記イメージ入力日時や装置識別子を検
    索して前記イメージデータ入力システムへ送付し、イメ
    ージデータ入力システムにおいては、受信した前記文書
    名を表示装置に表示し、利用者指示用入力装置から指定
    された文書名を入力し、前記文書名に対応する前記ネッ
    トワークアドレスのイメージデータ記憶システムへ、前
    記第2ファイル名、前記イメージ入力日時や装置識別子
    を伴いイメージデータの検索要求を送付し、イメージデ
    ータ記憶システムにおいては、受信した前記イメージ入
    力日時や装置識別子を検索キーとして前記第2ファイル
    からイメージデータを検索し、検索したイメージデータ
    を前記イメージデータ入出力システムへ送付し、イメー
    ジデータ入出力システムにおいては、受信したイメージ
    データをイメージデータ入出力装置で出力することを特
    徴とするイメージデータ管理システム。
  22. 【請求項22】前記表示装置に2つ以上の第1ファイル
    名を表示し、イメージデータを登録する第1ファイル名
    の指定に加えて、イメージデータそのものを記憶するマ
    スタファイルか、該イメージデータの記憶場所を特定す
    るための情報だけを記憶するスレーブファイルかの指定
    を利用者指示用の入力装置から入力し、マスタファイル
    とされた前記イメージデータ記憶システムには、イメー
    ジデータ入力装置から読み込まれたイメージデータ、イ
    メージデータ入力日時、装置識別子、前記第2ファイル
    名、スレーブファイルのネットワークアドレス、第2フ
    ァイル名とを送付し、イメージデータ記憶システムにお
    いては、前記受信したイメージデータを前記画像認識装
    置へ送ってイメージデータ内の文書名を抽出し、イメー
    ジデータに、前記文書名、前記ネットワークアドレス、
    前記第2ファイル名、前記イメージ入力日時や装置識別
    子等の検索用キーを付加して前記第2ファイル名のファ
    イルに記憶し、受信した前記スレーブファイルのネット
    ワークアドレスで特定されるイメージデータ記憶システ
    ムへ、前記第2ファイル名、イメージデータ入力日時、
    装置識別子、前記文書名、マスタファイルのネットワー
    クアドレス、第2ファイル名を送付し、イメージデータ
    記憶システムでは、受信したイメージデータ入力日時、
    装置識別子、前記文書名、マスタファイルのネットワー
    クアドレス、第2ファイル名を、受信した前記第2ファ
    イルへ記憶することを特徴とする請求項21のイメージ
    データ管理システム。
  23. 【請求項23】前記画像認識装置による文書名の抽出が
    出来ない場合には、予め決められたイメージデータの上
    部の一部分を文書名の代わりとして記憶することを特徴
    とする請求項21のイメージデータ管理システム。
  24. 【請求項24】前記イメージデータの入出力装置から、
    イメージデータ記憶装置へ送るイメージデータにイメー
    ジデータの読み取り順にページ番号を付加して送付し、
    イメージデータ管理システムは、受信したページ番号を
    イメージデータに付加して記憶し、前記イメージデータ
    入出力装置の出力ページ順序を示すパラメタを予め記憶
    しておき、前記イメージデータ記憶システムへのイメー
    ジデータの検索要求時に、前記パラメタも含めて送付
    し、イメージデータ記憶システムにおいては、前記パラ
    メタから前記イメージデータ入出力装置がページ順に出
    力する装置ならば、ページ順にイメージデータを検索し
    てイメージデータ入出力装置へ送付し、ページの逆順に
    出力する装置ならば、ページ順にイメージデータを検索
    してイメージデータ入出力装置へ送付することを特徴と
    する請求項16のイメージデータ管理システム。
  25. 【請求項25】前記イメージデータ入出力システムにお
    ける前記イメージデータ記憶システムから送付された前
    記イメージデータの受信処理と、前記イメージデータ入
    出力装置からの前記イメージデータの出力処理とを別タ
    スクで行うことを特徴とする請求項21記載のイメージ
    データ管理システム。
  26. 【請求項26】前記イメージデータ記憶システムにおけ
    るイメージデータの記憶装置からのイメージデータの検
    索処理と、検索したイメージデータを前記イメージデー
    タ入出力システムへ送付する処理とを別タスクで行うこ
    とを特徴とする請求項21記載のイメージデータ管理シ
    ステム。
  27. 【請求項27】前記イメージデータ記憶システムでのイ
    メージデータの記憶処理において、同一文書に複数ペー
    ジのイメージデータが存在する場合には、連続するペー
    ジのイメージデータは、物理的に異なる記憶装置に記憶
    することを特徴とする請求項1記載のイメージデータ管
    理システム。
  28. 【請求項28】前記イメージデータ記憶システムでのイ
    メージデータの検索処理において、同一文書に複数ペー
    ジのイメージデータが存在する場合には、イメージデー
    タが記憶されている記憶装置別に別タスクで行うことを
    特徴とする請求項27記載のイメージデータ管理システ
    ム。
  29. 【請求項29】前記イメージデータ入力システムが、イ
    メージデータの入出力装置を有する入出力専用システム
    と、ファイル名等の表示装置、利用者からの指示の入力
    装置、可搬性記憶媒体の読み取り装置、送受信装置を有
    するイメージデータ入出力制御システムと、入出力専用
    システムと入出力制御システムとに接続されたイメージ
    一時記憶装置とから構成され、前記イメージデータ入出
    力専用システムにおいては、前記イメージデータ入出力
    装置から入力された前記イメージデータと、前記イメー
    ジデータ入力日時、前記装置識別子を前記イメージ一時
    記憶装置に記憶し、イメージデータ入力制御システムに
    おいては、利用者に指示された前記ネットワークアドレ
    スで特定されるイメージデータ記憶システムへ、前記イ
    メージデータ一時記憶装置から読み込んだ前記イメージ
    データ、前記イメージデータ入力日時、前記装置識別
    子、前記第2ファイル名とを送付し、前記イメージデー
    タ記憶装置から受信した前記イメージデータを前記イメ
    ージデータ一時記憶装置へ記憶し、一時記憶したことを
    イメージデータ入出力専用システムへ通知し、イメージ
    データ入出力専用システムにおいては、前記通知を受信
    すると、前記イメージデータ一時記憶装置から前記イメ
    ージデータを読込み、前記イメージデータ入出力装置に
    送り出力することを特徴とする請求項21記載のイメー
    ジデータ管理システム。
  30. 【請求項30】前記利用者用入力装置から出力部数を入
    力し、該部数のイメージデータを出力することを特徴と
    する請求項21記載のイメージデータ管理システム。
  31. 【請求項31】前記利用者用入力装置から両面コピーの
    指示を入力し、前記イメージデータ入出力システムにお
    いては、前記イメージデータ入出力装置がページの逆順
    に出力するタイプの出力装置ならば、前記イメージデー
    タ記憶システムへのイメージデータ検索要求時にイメー
    ジデータの総ページ数も合わせて問い合わせ、前記イメ
    ージデータ記憶システムでは、検索したイメージデータ
    に合わせて総ページ数をイメージデータ入出力システム
    に送付し、イメージデータ入出力システムにおいては、
    総ページ数が奇数ならば最初に送付されたイメージデー
    タは出力用紙の表に出力して裏は空白ページとするよう
    に出力を制御することを特徴とする請求項21記載のイ
    メージデータ管理システム。
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