JPH0646161A - 通信方式 - Google Patents

通信方式

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JPH0646161A
JPH0646161A JP4197943A JP19794392A JPH0646161A JP H0646161 A JPH0646161 A JP H0646161A JP 4197943 A JP4197943 A JP 4197943A JP 19794392 A JP19794392 A JP 19794392A JP H0646161 A JPH0646161 A JP H0646161A
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sender
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悦雄 伊藤
Toshio Okamoto
利夫 岡本
Shuichi Tsujimoto
修一 辻本
Hideki Hirakawa
秀樹 平川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の端末がネットワークで接続された環境
でメッセージを通信する際に、送信者側の緊急度と受信
者側の作業状況の双方を考慮して、メッセージの提示タ
イミングや提示形態を制御することのできる通信方式を
提供する。 【構成】 送信側には、メッセージを作成するメッセー
ジ作成装置2と、このメッセージに関する緊急度を判別
する緊急度判別装置1と、この緊急度をメッセージに付
加して所望の宛先に送信するセンダ3とを備える。受信
側には、受信側の状態を判別する状態判別装置8と、こ
の状態と送信されてきた緊急度とに基づいて送信されて
きたメッセージの重要度を求める緊急度調停装置5と、
この重要度に基づいてメディア変換装置6で決定された
処理方法でメッセージを処理する情報提示装置7とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末がネットワ
ークで接続され、これらの端末間でメッセージを送受信
する通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネットワーク接続された複数の端
末間でメッセージをやり取りするシステムとして、電話
や電子メール、talk等が普及している。ところが、
現在のシステムでは、重要でない電話によって緊急を要
する作業が強制的に中断されたり、重要な電子メールが
長時間読まれなかったりすることが頻繁に起こってい
る。これはシステムが、受信者側の作業状況や送信者側
が意図するメッセージの重要性を汲み取ることができ
ず、受信者にとっても送信者にとっても適切なタイミン
グでメッセージを提示することができないためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の通信
方式は、重要で緊急性の高いメッセージは受信者側が作
業をしていても提示する一方、緊急性の低いメッセージ
は受信者側が忙しくないときを選んで提示するというよ
うに、メッセージをその緊急度に応じて適切なタイミン
グで通信することができないという問題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、電話、電子メール、ファ
クシミリ、ポケットベル、留守番電話等の複数のメディ
アを有するネットワークシステムにおいて、送信者側の
緊急度と受信者側の作業状況の双方を考慮し緊急度を調
停して、メッセージの提示タイミングや提示形態を制御
することのできる通信方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる通信方式
は、メッセージを作成するメッセージ作成手段と、送信
側の前記メッセージに関する緊急度を判別する緊急度判
別手段と、前記緊急度を前記メッセージに付加して所望
の宛先に送信する送信手段と、受信側の状態を判別する
状態判別手段と、前記送信手段により送信された緊急度
と前記状態判別手段により求められた状態とに基づいて
前記メッセージの重要度を求める緊急度調停手段と、こ
の緊急度調停手段により求められた重要度に基づいて前
記メッセージの処理方法を決定するメディア変換手段
と、前記メッセージを提示する提示手段とを具備し、こ
のメディア変換手段で決定された方法で前記メッセージ
を提示することを特徴とするものである。また、上記の
ようにメッセージを提示する代わりに、メディア変換手
段での決定に従い、メッセージを記憶手段に蓄積した
り、メッセージを送信側に返送したりする。
【0006】
【作用】本発明によれば、送信側で作成したメッセージ
の緊急度を自動的に判別し、この緊急度を付加して送信
し、受信側で受信者の状態を自動的に判別し、送信され
た緊急度と受信者の状態とを調整してそのメッセージの
重要度を求め、この重要度に基づいて適切にメッセージ
を処理(メディア変換、提示、返送等)するため、相反
する送信側と受信側の都合を調停した最適なタイミング
と態様でメッセージ通信を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例に於ける緊急度調停機能
付きの通信装置の概要構成を示すブロック図である。
【0008】図1において、メッセージ作成装置1は、
送り手が受け手に向けて送信するメッセージを作製する
ためのもので、文章を入力するためのワープロ機能や文
字認識装置(OCR)を備えた文章入力装置、音声など
を入力するためのマイクを備えた音声入力装置、画像や
動画を入力するためのスキャナやカメラを備えた画像入
力装置、パワーグローブなど送り手の動作を入力する装
置等からなる。
【0009】送り手緊急度判別装置2は送り手がメッセ
ージ作製装置において作製したメッセージをどの程度の
緊急度をもって送信するかを判別する為のもので、送り
手が緊急度を送り手緊急度判別装置に対して指示した
り、送り手緊急度判別装置が作製されたメッセージの内
容を解析したり、送り手緊急度判別装置が送り手を観察
したりすることによって緊急度を決定する。メッセージ
内容の解析方法と送り手の観察方法については後述す
る。
【0010】センダ3はメッセージ作製装置で作製され
送り手緊急度判別装置で緊急度を付加されたメッセージ
を通信プロトコルに合わせ送信する為のもので、例えば
ISDN端末やコンピュータの通信用機能などが用いら
れる。また、センダは通信経路の混雑状況やメッセージ
の緊急度によって送信するメディアや送信経路を選択し
送信することもできる。レシーバ4は送信されてきたメ
ッセージを受信するためのものであり、センダと同様、
例えばISDN端末やコンピュータの通信用機能などが
用いられる。
【0011】受け手状態判別装置5は、メッセージ受信
者の状態を判断するためのもので、受け手が現在の状態
を受け手状態判別装置に指示したり、スケジューラの情
報や受け手の状態を観察した結果により受け手の状態を
得ることができる。
【0012】緊急度調停装置6は送り手からメッセージ
と共に送られてきた送り手の緊急度と受け手状態判別装
置によって得られた受け手の状態とを比較して、送られ
てきたメッセージが受け手にとってどの程度の重要性を
持つものであるかを判断するためのものである。
【0013】メディア変換装置7は、緊急度調停装置に
よって得られたメッセージの重要度に応じ、送られてき
たメッセージの伝達方法を変換するためのものである。
例えば、重要度が非常に高く緊急性が高いメッセージの
場合は電話など受け手に対し割り込みをかけられるメデ
ィアに変換したり、重要性が低いメッセージは伝言板な
ど受け手が任意の時間にアクセスすることができるメデ
ィアに変換したりする。
【0014】情報提示装置8はメディア変換装置によっ
て変換されたメッセージを受け手に対して提示するため
の物で、音声信号に対してはスピーカや電話、文字に対
してはCRTディスプレイ、画像に対してはビットマッ
プディスプレイ、TVモニタ等を用いるほか、受け手が
装着するゴーグルや壁面などへの投影を行ってもよい。
次に、図1に示す本発明の一実施例の動作を送り手
(A)が受け手(B)にメッセージを送る例を用いて説
明する。
【0015】送り手は、メッセージ作成装置2を用い
て、メッセージを作成し、完成後、受け手に対し送信を
行うために、送信指示を行う。この際、緊急度判別装置
1はAのメッセージ作成中、あるいは、メッセージ作成
時の送り手の状況を観察し、送信するメッセージに緊急
度Paを付加する。緊急度を付加されたメッセージは、
センダ3に送られる。そして、通信経路の混雑状況やメ
ッセージの緊急度によって送信するメディアや送信経路
を選択し送信される。Bのレシーバ4はメッセージを受
信すると、それを緊急度調停装置5に転送する。緊急度
調停装置では、受け手状態判別装置8によって得られた
Bの状態とメッセージに付加されて送付されてきたAの
緊急度とを比較することによって、Bにとってのメッセ
ージの重要性を判断し、メディア変換装置6では、この
重要性に応じメディアを変換する。メディア変換された
メッセージは、情報提示装置7に転送され、メディアに
適した方法でBに対して提示される。次に具体例を示し
て、図1に於ける緊急度調停機能付きの通信装置の動作
を説明する。
【0016】送り手緊急度判別装置2は、送り手の緊急
度を判別する為に例えば以下に示す手法をとる。これら
の手法と判断基準は予め送り手緊急度判別装置に設定す
る。まず、緊急度判別装置がメッセージ内容解析手段を
備える場合について説明する。メッセージ内容解析手段
は文章中に現れる以下のような言葉を抽出し、これによ
り以下のように緊急度を判断する。 ・期限を現す日時を現す言葉を抽出し、現在からの期間
が短いものは緊急度が高い。 ・「緊急」「至急」などという緊急度を現す言葉が現れ
る文書は緊急度が高い。 ・「できれば○○までに」「○○厳守」などという期限
の厳密さを示す言葉を抽出し、厳密度が高い表現を使っ
ている文書は緊急度が高い。 ・「〜らしい」などという推定の言葉を多用している文
書は情報の信頼性が低いため緊急度が低い。 ・命令調の言葉を多用している文書は緊急度が高い。
【0017】また、他人からの指示により作成された文
書の場合は、指示をした人やそのメッセージに含まれる
情報の発生源(例えば会社の上司、大学教授等)を検出
し、これらが送り手にとって重要なものの場合は緊急度
が高いと判断する。また、この指示が来てから文書の作
成にとりかかるまでの時間が短い場合には緊急度が高い
と判断する。
【0018】さらに、返事が必要なメッセージの場合
は、送り手のスケジューラから情報を抽出し、返事の期
限を近くに設定しないといけないと判断された場合に
は、緊急度を高くする。
【0019】また、メッセージ内容が動作を引き起こす
場合、動作と困難性を予め対応づけて記憶しておいてこ
れを参照し、その困難さが大きいほど、緊急度が高いと
判断する。あるいは、送る相手の人数が多いなど、メッ
セージに関与する人数を検出し、これが多いほど緊急度
が高いと判断する。
【0020】次に、緊急度判別装置が送り手観察手段を
備える場合について説明する。送り手観察手段はメッセ
ージ作成中の送り手を以下のように観察し、観察結果に
基づいて緊急度を判断する。キー入力でメッセージを作
成した場合、キー入力の強さ、速さ、入力誤りの回数を
検出し、これらが多いほど緊急度が高いと判断する。メ
ッセージ作成中の送り手の血圧を測定する装置を設け、
血圧値が所定の平常値より高い場合には緊急度が高いと
判断する。
【0021】さらに、音声入力以外の手段でメッセージ
作成中の送り手が発生する音声を記録し、独り言を所定
量よりも多く言いながら作成した場合は、緊急度が高い
と判断する。
【0022】あるいは、メッセージ作成中の送り手の顔
面を画像として捕らえ、眉や口のエッジ抽出する技術を
使用し、眉や口の端所定量以上が吊り上がっていれば、
作成されたメッセージの緊急度は高いと判断する。
【0023】尚、私用・公用の区別を設け、私用は受け
手の勤務外の時間に、公用は勤務時間内緊急度が高める
ようにし、同じメッセージでも時間帯によって自動的に
緊急度を変えることもできる。
【0024】また、このような緊急度を判別するための
情報は、緊急度判別装置に対して送り手が直接指示を行
うことによって与えても良い。また、緊急度は1次元の
値として、設定しても良いし、あるいは、上記各項目を
各次元とした、ベクトル値として設定することもでき
る。この処理の様子を図2〜図4に示す。
【0025】図2・図3は本発明の一実施例に係わる緊
急度判別装置1の動作の例を示すフローチャートであ
る。緊急度判別装置はオペレータがメッセージ作製中に
オペレータの顔をカメラで撮り、メッセージ作製中のオ
ペレータの顔をイメージとして取り込む(ステップ20
1)。そして、イメージのエッジ抽出機能を用いてオペ
レータの口と眉の傾きを測定する(ステップ202)。
ここで得られた傾きが顔の中心部が低く、周辺部が高い
向きとなっているかどうかを調査し(ステップ20
3)、そうなっている場合には、[緊急度感情軸]の値
を増加させる(ステップ204)。次に、作製されたメ
ッセージを読み込む(ステップ205)。このメッセー
ジ中に日付を現す表現が有るかどうか検査し(ステップ
206)、ある場合にはその日付とメッセージの発信日
との差が予め設定されている境界値より長いか短いかを
検査する(ステップ207)。境界値より短い場合に
は、[緊急度締切軸]の値を増加させる(ステップ20
8)。また、メッセージ中に緊急性を表す「至急」等の
言葉が含まれているかを検査し(ステップ209)、含
まれていれば[緊急度締切軸]の値を増加させる(ステ
ップ210)。メッセージ中に要求が弱いものであるこ
とを示す「できれば」などの言葉が含まれているかを検
査し(ステップ211)、含まれていれば[緊急度締切
軸]の値を減少させる(ステップ212)。メッセージ
中に、メッセージの信頼性が低いものであることを示す
「らしい」などの言葉が含まれているかを検査し(ステ
ップ213)、含まれていれば[緊急度信頼性軸]の値
を減少させる(ステップ214)。メッセージ中に、命
令調の言葉が含まれているかを検査し(ステップ21
5)、含まれていれば[緊急度職務性軸]の値を減少せ
る(ステップ216)。送付先の人数を調べ、予め設定
している人数以上かどうかを検査する(ステップ21
7)。その検査の結果に設定値以上の場合は[緊急度人
員軸]の値を増加させる(ステップ218)。また送付
先の役職を検査し(ステップ219)、その中に役職者
が含まれている場合には[緊急度人員軸]の値を増加さ
せる(ステップ220)。さらに、メッセージが私用か
否かを判別し(ステップ221)、私用の場合には[緊
急度職務性軸]の値を減少させ(ステップ222)、さ
らに、[緊急度私用フラグ]をONする(ステップ22
3)。私用でない場合には[緊急度職務性軸]の値を増
加させ(ステップ224)、さらに、[緊急度私用フラ
グ]をOFFする(ステップ226)。
【0026】緊急度判別装置1の詳細な構成を示したも
のが図4(a)である。この装置が上述した図2、図3
の動作を行う。画像入力装置11は、オペレータの顔の
イメージを抽出するためのもので、スチルカメラやビデ
オなどを用いる。画像入力装置11から取り込まれた画
像イメージはエッジ抽出装置12でエッジ抽出処理を行
い、図2におけるステップ203で使用するために緊急
度設定装置16に転送される。また、作製したメッセー
ジは、メッセージ読み込み装置13から読み込まれ、緊
急度設定装置16に転送される。緊急度設定装置16で
は、これらのデータを元に図2に示すアルゴリズムに従
い、メッージの緊急度を設定するが、この際緊急度にど
の様な軸があるか、その軸の値を増減する基準はどのよ
うな尺度によるかは緊急度テーブル15に記憶されてい
る。また、宛名やメッセージ作製の指示をした人等に役
職者が含まれているか否かの判定に必要な役職者リスト
は組織表14から得ることができる。
【0027】この様なステップを踏んで得られる緊急度
の例を図4(b)に示す。この他に、秘密度の軸を設
け、緊急度だけでなく秘密度をメッセージに付加するよ
うにしてもよい。
【0028】図1に於けるセンダ3は、メッセージと緊
急度判別装置によって付加された緊急度を合わせて、通
信プロトコルに合わせて送信する。例えばISDN端末
を使用し、国際標準として勧告されたDチャンネル・プ
ロトコルレイヤを使用する場合には、SETUPメッセ
ージに緊急度をのせて送付することができる。この際、
緊急度に合わせて、メディアや通信経路等を選択するこ
とができる。つまり、緊急度が高いメッセージに対して
は、コストが増加しても信頼性が高く高速な、秘話性の
高い(特に上述した秘密度が高い場合)、あるいは混雑
度の低い経路を選択して送信し、緊急度が低いメッセー
ジに対してはコストの低い経路を選択して送信する。ま
た、緊急度が非常に高いメッセージは、受け手の上司に
対しても同時送付を行うなど緊急度に応じた処理を付加
することができる。緊急度の低いものは、経路の混雑度
が低くなるまでバッファにメッセージを蓄えておいて、
他の緊急度の高いものの送信に影響がないときを選んで
送信することもできる。また、メディア選択を行う場合
には、緊急度が高いメッセージに対しては電話やポケベ
ル等の割り込み性の高いメディアを選択して送信し、緊
急度が低いメッセージに対しては、電子メールやファク
シミリ等の蓄積型のメディアを選択して送信する。この
センダ3の処理の流れおよび詳細な構成を図5および図
6に示す。
【0029】センダ3は、送信すべきメッセージとその
メッセージの緊急度をメッセージおよび緊急度診断部2
7を通じ受信することによって動作を開始する。(ステ
ップ301)。メッセージと緊急度を受けとったセンダ
は、予め設定してある送信路コスト信頼性対緊急度対応
表21を読み込み(ステップ302)、送られてきたメ
ッセージの緊急度と対応表を参照し送信路を送信路選択
部22で決定する(ステップ303)。一方、送られて
きたメッセージの緊急度が予め決定されている基準値以
上であるか検査し(ステップ304)、基準値以上の場
合には組織表(人間関係対応表)23を読み込み(ステ
ップ305)、送信先変更部24では、その組織表から
受信者の上司や秘書を調べその人を送り先に追加する
(ステップ306)。そして、ステップ303で選択さ
れた送信路に合致するプロトコルを送信プロトコル決定
部25で決定し(ステップ307)、送信部26によ
り、緊急度付きのメッセージを送信する。
【0030】尚、ユーザがどのメッセージにも高い緊急
度を付加して送信するようなことがないように、緊急度
が高いメッセージには多額の課金処理がされるようセン
ダ3で制御したり、一定期間内にユーザが使用できる緊
急度の累積値の上限を設定しておきこれを越えないよう
緊急度判別装置1で制御したりするとよい。
【0031】図1に於ける受け手状態判別装置8は、受
け手の現在の状態を確認するための装置である。この装
置は受け手の状況を判断するために例えば以下のような
処理を行う。 ・時刻が早朝・深夜の場合はbusy状態とする。 ・外出中など、メッセージを受け取れない場所にいる場
合はbysy状態とする。 ・会議中など、メッセージを受け取れない状況にある場
合はbusy状態とする。 ・スケジューラ9から情報を得、スケジュールが詰まっ
ている場合はbusy状態とする。 ・現在、緊急度が高いjobを実行中の場合はbusy
状態とする。 ・同一のjobを長時間連続して行っている場合には、
そのjobは緊急度が高いと判断し、busy状態とす
る。 ・早朝・深夜にかからわずjobを行っている場合に
は、そのjobは緊急度が高いと判断し、busy状態
とする。 ・緊急度の高いメッセージに起因するjobは緊急度が
高いと判断し、busy状態とする。
【0032】・送り手緊急度判別装置と同様なユーザ観
察手段を用いて、受け手をモニターし、キー入力の速
度、応答速度の低下、あるいは、入力誤りの増加が見ら
れる場合には、体調が悪いと判断し、busy状態とす
る。 ・仕事中か否かを判定し、仕事中の場合は使用メッセー
ジに対してbusy状態、仕事中でない場合は公用メッ
セージに対してbusy状態とする。
【0033】また、この他に、受け手が現在の状態を指
示する事によってあるいはスケジューラ参照を指示する
事によって受け手の状態を判断することができる。さら
に、受け手の状態は、一次元の値ではなく多次元の値と
して設定することもできる。この処理の様子を図7に示
す。
【0034】図7において、受け手状態判別部は現在の
時刻を調べそれが早朝・深夜であるか否かを検査する
(ステップ401)。早朝・深夜で有れば状態のbus
y度を増加させる(ステップ402)。また、受け手が
現在外出などしていないかを検査し(ステップ40
3)、外出などの理由でメッセージを直ぐに受けられな
い状態でいることが判明した場合には状態のbusy度
を増加させる(ステップ404)。また、受け手が現在
行っているjobの緊急性を調査し(ステップ40
5)、緊急性が高い場合には状態のbusy度を増加さ
せる(ステップ406)。
【0035】図1に於ける緊急度調停装置6は送り手緊
急度判別装置によって付加されメッセージと共に送付さ
れてきた緊急度情報と、受け手状態判別装置によって得
られた受け手の状態を(busy度)を元に送られてき
たメッセージの受け手にとっての重要度を決定する装置
である。この装置は、その重要度を決定するために例え
ば以下の様な処理をおこなう。 ・送り手が受け手の上司である場合は、送り手側の緊急
度を重視するなど、受け手と送り手の関係によって、重
要度を決定する。 ・受け手の興味・仕事内容などを予め登録しておきこれ
と合致しない内容のメッセージは重要度を低くする。 ・以前に受け手が送付した内容に対する返事・回答であ
るメッセージは重要度を高くする。
【0036】・以前同じ送り手から、緊急でないにもか
かわらず高い緊急度で送付されたメッセージが多い場合
を、送り手と過去のメッセージの緊急度と受け手が妥当
と思う緊急度あるいは重要度(受け手が入力)とを蓄積
したファイルに基づいて検出し、この場合には、メッセ
ージの重要度を低くする。
【0037】また、メッセージの緊急度または受け手の
状態が多次元のベクトル値で示されている場合には、各
軸の重要性に応じて重要度を決定することができる。こ
の処理の流れおよび詳細な構成を図8および図9(a)
に示す。緊急度調停装置はメッセージと共に送られてき
た緊急度Aをメッセージ緊急度受信部31を介して読み
込むことにより動作を開始する(ステップ501)。つ
ぎに、受け手状態判別部によって決定された受け手の状
態Bを受け手状態受信部32を介して読み込む(ステッ
プ502)。そして、予め設定されている緊急度の各軸
の重さWを緊急度各軸重さ記録部33から読み込む。そ
して、重要度計算部34によってAの各軸の重要度にそ
の軸の重さを掛け、Bの値を引いたものをそのメッセー
ジの受け手にとっての重要度Cとする(ステップ50
4)。そして、その値をメッセージと共にメディア変換
装置7へと転送する(ステップ505)。図9(b)に
各軸の重さの例を示す。図9(b)において、通常の送
り手からのメッセージは一般の項の重みを用いて重要度
の調停を行うが、送り手がAの場合(あるいはAという
ブロックに所属する場合)にはAの、Bの場合にはBの
項の重みを用いて調停を行う。
【0038】図1に於けるメディア変換装置7は、緊急
度調停装置によって得られたメッセージの重要性に応
じ、送られてきたメッセージの伝達方法を変換するため
のものである。重要度が非常に高いメッセージに対して
は受け手に強い割り込みを行う。例えば、受け手の移動
先に電話を自動転送したり、メッセージを留守番電話に
入れ同時にポケットベルも鳴動させたり、受け手と担当
分野が同じ人を組織表ファイルから検索しその人へ転送
(検索できなければ「担当者不明」というメッセージを
送り手に返送)したりする。また、重要度が比較的低い
メッセージは受け手に弱い割り込みを行う。例えば、留
守番電話へのメッセージ録音、あるいはメッセージボー
ドへの書き込みなどである。さらに、重要度が非常に低
いメッセージの場合は、受けとり拒否を行い送り手に送
り返したり、破棄したり、受け手のスケジューラを調べ
て「何時までは受け取り拒否」というメッセージだけを
返送し送られてきたメッセージは破棄したりすることが
できる。この処理の流れおよび詳細な構成を図10およ
び図11に示す。
【0039】図10において、メディア変換装置は緊急
度調停装置からメッセージと緊急度Cをメッセージ及び
重要度受信部41を介して受けとることにより動作を開
始する(ステップ601)。メディア変換装置では、重
要度判断部42においてこの緊急度の値を検査し(ステ
ップ602)、これが負の値である場合には、受け手の
状態はこのメッセージを受け取れる場合ではないため、
受信したメッセージに「受取拒否」と付加し、返送部4
4を通じ送信者に返送する(ステップ60 3)。ま
た、緊急度の値が正の場合には、受信したメッセージを
メッセージボード48に書き込み(ステップ604)、
更にその値が前もって境界値記録部43に設定されてい
る境界値以下である場合にはそのままにし、受け手が自
分の都合に合わせてこのメッセージにアクセスするのを
待つ(ステップ605)。しかし、境界値以上の場合に
は、受け手に対しメッセージ到着をアラーム発生部45
により知らせる。このために、受け手が端末の前に居る
か居ないかを検査し(ステップ606)、居る場合には
計算機のアラームを鳴らし(ステップ608)、居ない
場合にはポケットベルを鳴らして受け手にメッセージの
到着を知らせる(ステップ607)。
【0040】また、音声で送信されてきた緊急度の低い
メッセージを音声確認機能47を用いて文字に変換しス
プールに保存したり(受け手の都合のいいときに斜め読
みできるようにする)、文字データを朗読装置46によ
り音声データに変換し、割り込みをかけたり(受け手は
他の仕事をしながら耳だけ傾けることができる)するこ
ともできる。
【0041】以下、図面の図を用いて、緊急度調停機能
付きの通信装置の一実施例に於ける動作例を示す。送り
手Aが受け手Bに対し、計算機を用いてメッセージを送
付する例で説明する。
【0042】図12(a)は、AがBに対して送付する
メッセージ「本日午後1時より、プロジェクトCに関す
る緊急会議を行う。資料を揃え、必ず参加すること」を
メッセージ作成装置を用いて、午前8時に作成した状態
を示す画面の例である。メッセージに対する送付指示を
行うと、送り手緊急度判別装置は、メッセージから、期
限を示す言葉「本日午後1時」と厳密性を示す言葉「必
ず」を発見する。また、「資料を揃え」という言葉より
労力が大きいこと、「プロジェクトC」という言葉より
仕事上の重要性があることを判断する。このため、非常
に高い緊急度を付加してメッセージをセンダへ送る。セ
ンダでは送られて来たメッセージが非常に高い緊急度を
有しているので、コストがかかっても安全な転送路を使
用してBへメッセージを送付する。一方、Bは午前8時
という時刻はまだ早朝であると状態判別装置に登録し、
現在はbusy状態であるとしている(b)。受け手B
の通信装置では、レシーバがメッセージを受信し、緊急
度調停装置に転送を行う。緊急度調停装置では、Bの状
態はBusyではあるが、上司からの緊急度が非常に高
いメッセージであるので、受け手にとっては重要性が高
いと判断し、メッセージに高い重要度を付加してメディ
ア変換装置へ転送する。メディア変換装置では、Bに対
して強い割り込みをかけるために、Bが向っている計算
機に呼び出し音を鳴らすとともに、メッセージを強制的
に表示する(c)。
【0043】また、送り手緊急度判別装置は、図2に示
す動作により送り手のメッセージに対する緊急度を付加
することができるが、その緊急度をユーザに確認の問い
合わせを行い、必要に応じて修正を受ける事ができる。
図13は、付加した緊急度の確認を求める画面の一例で
ある。図13において修正を与えられた場合は、修正内
容を記録し、次回の緊急度判別時にその修正を生かして
緊急度を付加することができる。この一連の動作を行う
ための構成を図14に示す。
【0044】図14において、つけられた緊急度の送り
手による修正装置101は、緊急度判別装置1に寄って
付加された緊急度を緊急度表示部102(通常はCRT
ディスプレイ等が用いられる)によって送り手に呈示す
る。送り手はその表示を見て、緊急度入力部103(通
常はキーボードなどが用いられる)を介して緊急度を入
力する。すると、その値で緊急度変更部104によりメ
ッセージに付いていた緊急度を変更し、新しい緊急度が
メッセージと共に送付される。また、ここで行われた変
更は、変更内容記録部105に記録され、これが修正さ
れた内容を学習する装置106に転送される。転送され
た内容にしたがって、緊急度を決定する為の基準が基準
変更部107によって変更され、緊急度決定基準記録部
108に記録される。このとき、受け手の状態を状態判
別装置8に通信回線を介してアクセスして知ることがで
きるようにし、この受け手の状態を上記表示部102に
緊急度と共に表示して、送り手がこの2つを見比べなが
ら新たに緊急度を入力するようにしてもよい。
【0045】また、緊急度調停装置は、図5に示す動作
により受け手にとっての重要度を決定するが、この重要
度をユーザによって修正、学習することもできる。学習
は、緊急度と受け手状態から重要度を算出する関係式に
対して行うこともできる。また、ある送り手に対しての
み、送り手の緊急度を低く見なすということも可能であ
る。この一連の動作を図15に示す。
【0046】図15において、情報提示装置7(通常は
CRTディスプレイ等が用いられる)によって提示され
たメッセージの内容(117)とメッセージの重要度
(120)をみて、重要度入力部112(通常はキーボ
ードなどが用いられる)を介してユーザが最適と思う重
要度を入力する。すると、その値で重要度変更部113
によりメッセージに付いていた重要度を変更し、新しい
重要度が記録される。また、ここで行われた変更は変更
内容記録部114に記録され、重要度を決定する為の基
準が基準変更部115によって変更され、重要度決定基
準記録部116に記録される。この基準の変更は、送り
手のつけた緊急度(118)と受け手の状態(119)
とから新たに入力した重要度が算出されるように行う。
以上が重要度を修正し修正された内容を学習する装置1
11を構成する。
【0047】また、情報提示装置7によって提示された
メッセージは、受け手によって読まれる(123)が、
読んだ時にどのようなリアクションが行われたかを記録
する(124)ことができる。記録できる内容は、例え
ば、どのような重要度で認識されたか、読んだ後破棄し
たかあるいは保存したか、あるいは、まだ読んでいない
か、メッセージ内容をスケジューラに入れたかや、受け
手観察手段で読んだ時の受け手の状態をモニタした結果
などである。この情報は応答記録部121に記録され
る。記録された内容は、送り手からの要求(126)で
提示する(127)ことができ、送り手は、自分の送っ
たメッセージがどのように扱われたかを知る(125)
ことができ、自分の意に解さない扱われ方をされた場合
や、何時までも読まれない場合、などに警告のメッセー
ジを送り手に対して送付したり、再度同じメッセージを
緊急度を変えて送付したりする(128)ことができ
る。この一連の動作を図16に示す。
【0048】さらに、受けとったメッセージの重要度と
受け手がそのメッセージを受けとってから読むまでの期
間の相関関係を記録する(131)ことによって、新た
に受けとったメッセージに何時頃受け手がアクセスする
かを予想する(132)ことができ、この予想結果を応
答記録部121に合わせて記録することもできる。ここ
で記録された内容は上述したメッセージ処理内容調査装
置125を介して送り手に提示される。この一連の動作
を図17に示す。
【0049】そして、送り手の緊急度判別装置1では上
記応答記録部121にアクセスすることによって、自分
の送ったメッセージがどの様に受け取られたかを調べ
(125)、自分の送ったメッセージと受け手に対して
付けられた重要度との相関関係を学習し(141)、次
にその相手に対してメッセージを送付する時の緊急度決
定の参考にすることができる。この一連の動作を図18
に示す。
【0050】また、受け手状態判別装置8は図7に示す
動作で受け手の状態を決定するが、ここで決定された状
態を記録し、他人からのアクセスにより現在の状態を提
示することもできる。また、長期間に渡って極度のBu
sy状態が継続している場合は、受け手に何らかに異状
が発生していると考えられるため、警告を他の人に発す
る(151)こともできる。この一連の動作を図19に
示す。
【0051】上記の実施例は、1対1の通信を用いてい
るが、本発明は1対1の通信に限るものではない。会議
の開催通知や議事録などは、一人の送り手から複数の受
け手に対して送信する。しかし、この場合は受け手が明
示的であるので、各受け手に対し、同じメッセージを個
別に送付するのと同じであり、上記機能で実現できる。
また、受け手を特定しないブロードキャストに対して
も、本方式は対応することができる。すなわち、メッセ
ージ作成者は、緊急度のうち、受け手に依存しない値を
セットして送付すればよい。例えば、講演会のお知らせ
などをブロードキャストする場合は、その日時から締切
に関する緊急度だけを付加して送付すれば良い。する
と、受け手は、この日時にBusyでない受け手にのみ
割り込みがかけられる。この一連の動作を図20に示
す。
【0052】図20において、緊急度調停装置はメッセ
ージに付加された緊急度Aを読み込む事により動作を開
始する(ステップ701)。次に、Aの第一の軸を抽出
し、この軸の条件は受け手に依存するか否かを検査する
(ステップ702、703)。依存する場合にはこの軸
を無視し(ステップ704)、依存しない場合のみ処理
を行う。そして、この処理をAの各軸に対して行う事に
よりブロードキャストに対する処理を行う事ができる
(ステップ706)。
【0053】さらに、上記の実施例では、送信側でメッ
セージの緊急度を付加していたが、受信側で、メッセー
ジを解析することにより、緊急度付加機能を持たない発
信源から送られてきたメッセージについても、同様の機
能を有することができる。図21に、この場合に於ける
構成を示す。図21において、緊急度判別装置1は、受
信したメッセージに緊急度が付加されていない場合に、
図1に於ける緊急度判別装置と同様の動作をするもので
ある。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、送
信側の望む緊急度と受信側の作業効率とがうまく噛み合
った、スムーズなメッセージ通信が行え、送信側、受信
側の双方にとって使い易い通信方式実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る通信方式を適用した
装置構成を示す図。
【図2】 送り手緊急度判別装置1の処理の流れを示す
フロー図。
【図3】 送り手緊急度判別装置1の処理の流れを示す
フロー図(続き)。
【図4】 (a)送り手緊急度判別装置1の構成を示す
ブロック図。(b)送り手緊急度判別装置1により付加
される緊急度の例を示す図。
【図5】 センダ3の処理の流れを示すフロー図。
【図6】 センダ3の構成を示すブロック図。
【図7】 受け手状態判別装置8の処理の流れを示すフ
ロー図。
【図8】 緊急度調停装置5の処理の流れを示すフロー
図。
【図9】 (a)緊急度調停装置5の構成を示すブロッ
ク図。(b)緊急度調停装置5の処理に用いられる緊急
度の各軸の重さの例を示す図。
【図10】 メディア変換装置6の処理の流れを示すフ
ロー図。
【図11】 メディア変換装置6の構成を示すフロー
図。
【図12】 本実施例装置の動作の画面例を示す図。
【図13】 付加した緊急度の確認を求める画面例を示
す図。
【図14】 付加された緊急度の修正(送り手順)を行
うための構成の一例を示す図。
【図15】 決定された重要度の修正(受け手側)を行
うための構成の一例を示す図。
【図16】 提示されたメッセージがどのように扱われ
たかを送り手側が知るための構成の一例を示す図。
【図17】 図16の応答記録部121に別の情報を格
納する構成の一例を示す図。
【図18】 緊急度とメッセージの扱われ方との関係を
送り手側が学習するための構成の一例を示す図
【図19】 状態判別装置8に別の機能を持たせた構成
の一例を示す図。
【図20】 不特定な受け手に対するメッセージの緊急
度付加の処理の流れを示すフロー図。
【図21】 緊急度判別装置1を受け手側に持たせた構
成を示す図。
【符号の説明】
1 緊急度判別装置、2 メッセージ作成装置、3 セ
ンダ、4 レシーバ、5 緊急度調停装置、6 メディ
ア変換装置、7 情報提示装置、8 状態判別装置、9
スケジューラ、10 通信装置。11 画像入力装
置、12 エッジ抽出装置、13 メッセージ読み込み
装置、 14 組織表(役職者リスト)、15 緊急度
テーブル、16 緊急度設定装置、17 スケジュー
ラ。21 送信路コスト信頼性 対 緊急度 表、22
送信路選択部、23 組織表(人間関係表)、24
送信先変更部、25 送信プロトコル決定部、26 送
信部、27 メッセージ及び緊急度受信部。31 メッ
セージの緊急度受信部、32 受け手状態受信部、33
緊急度各軸重さ記録部、34 重要度計算部。41
メッセージ及び重要度受信部、42 重要度判断部、4
3 境界値記憶部、44 返送部、45 アラーム発生
部、46 文章朗読部、47 音声認識部、48 メッ
セージポート。101 緊急度修正装置、102 緊急
度表示部、103 緊急度入力部、104 緊急度変更
部、105 変更内容記録部、106 修正内容学習装
置、 107 基準変更部、108 緊急度決定基準記
録部。111 重要度修正学習装置、112 重要度入
力部、113 重要度変更部、 114 変更内容記録
部、115 基準変更部、116 緊急度調停基準記録
部、117 メッセージ提示部、118 送り手緊急度
提示部、119 受け手状態提示部、120 メッセー
ジ重要度提示部。121 応答記録部、122 受け手
リアクション検知装置、123 メッセージ処理部、1
24 処理内容記録部、125 メッセージ処理内容調
査装置、126 状態問い合わせ部、127 状態提示
部、128 緊急度変更再送装置。131 緊急度と読
むまでの時間との関係記録装置、132 メッセージ処
理時刻予測装置。141 緊急度と処理内容との関係学
習装置。151 異常通報装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/00 29/06 (72)発明者 平川 秀樹 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージを作成するメッセージ作成手
    段と、 送信側の前記メッセージに関する緊急度を判別する緊急
    度判別手段と、 前記緊急度を前記メッセージに付加して所望の宛先に送
    信する送信手段と、 受信側の状態を判別する状態判別手段と、 前記送信手段により送信された緊急度と前記状態判別手
    段により求められた状態とに基づいて前記メッセージの
    重要度を求める緊急度調停手段と、 この緊急度調停手段により求められた重要度に基づいて
    前記メッセージの処理方法を決定するメディア変換手段
    と、 前記メッセージを提示する提示手段とを具備し、 前記のメディア変換手段で決定された方法に従って前記
    メッセージを前記提示手段に提示することを特徴とする
    通信方式。
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