JPH10283291A - 電子メール着信通知装置及び記憶媒体 - Google Patents

電子メール着信通知装置及び記憶媒体

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Publication number
JPH10283291A
JPH10283291A JP9084021A JP8402197A JPH10283291A JP H10283291 A JPH10283291 A JP H10283291A JP 9084021 A JP9084021 A JP 9084021A JP 8402197 A JP8402197 A JP 8402197A JP H10283291 A JPH10283291 A JP H10283291A
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Application number
JP9084021A
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English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子メールが着信した際、そ
のメールの受信者にとっての緊急度や重要度に応じた通
知方法により自動的にメールの着信の通知を行うことが
可能なエージェント機能を備えた電子メール着信通知装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 通信ネットワーク30を介して外部の
端末装置40から情報処理装置10に着信した電子メー
ルを、受信者であるユーザーに通知する際に、その電子
メールの重要度や緊急度に応じて、各メール毎に着信通
知レベルを決定し、決定された着信通知レベル及びユー
ザーのメール着信時の状況に応じて、その着信の通知方
法を変えることにより、ユーザーに対して緊急度や重要
度の高い電子メールの着信をより迅速かつ的確に通知す
ることができるエージェント機能を備えた情報処理シス
テム1を実現することを可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置に電子メ
ールが着信した際に、当該電子メールの着信をユーザー
である受信人に通知するエージェント機能を備えた電子
メール着信通知装置、及びその処理プログラムを記憶す
る記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータや携帯情
報端末(PDA;Personal Digital Assistant)が普及
するにつれ、各種の個人情報やユーザー自身のスケジュ
ール管理等の目的にこれらの機器を使用する個人ユーザ
ーが増え、また一方で、LAN・WAN・インターネッ
トといったコンピュータネットワークが発展し、複数の
コンピュータ間での通信が盛んに行われるようになって
きた。
【0003】それに伴い、通信機能を備えたパーソナル
コンピュータやPDA等の情報端末をインターネット等
の通信ネットワークに接続し、この通信ネットワークを
通じて各端末間において電子メールのやり取りが頻繁に
行われるようになってきた。
【0004】電子メール(以下、電子メール或いはメー
ルと記す)は、発信人側が、自身の端末装置から相手方
に送りたい情報を文字データや音声データ、或いは映像
データ等の形態で相手方のメールアドレスとともに公衆
回線などの通信ネットワークを介して送信先の端末装置
に送信し、そして、当該電子メールの受信者は、端末装
置に着信している電子メールを開いて閲覧することによ
り発信者から送信されてきた情報を取得し認識する。即
ち、通信ネットワークを利用した一種の非同期通信であ
る。
【0005】しかし、電子メールが受信者側の端末装置
へ着信した際、受信者は、例えばメールボックスを開い
てメール着信の有無を確認する等の操作を行わないと、
当該電子メールの着信を知ることができなかった。
【0006】そこで、容易に電子メールの着信を知るこ
とができるように、受信者に対して音声や表示により電
子メールの着信を通知してくれるようなエージェント
(代理人)機能を備えたソフトウエアの開発及び実用化
が図られている。
【0007】このエージェント機能付のソフトウエア
は、パーソナルコンピュータや携帯情報端末等の端末側
に導入され、そして、端末側のエージェントは、外部の
端末装置から電子メールが着信した際に、受信者である
ユーザーに対して自動的にその着信を音声や表示で報知
して、ユーザーの操作負担を軽減しつつ着信の通知業務
を行わせることを目指している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエージェント機能付の着信通知ソフトウエア
にあっては、ユーザーによる操作負担を軽減しつつユー
ザーにとって有効な電子メールの着信通知業務を行わせ
ることを目指しているが、その着信通知業務を実現する
させるための機能としては、以下に述べる点が不足して
いた。
【0009】即ち、従来のような電子メールの着信通知
業務では、受信者であるユーザーに送信されてきた電子
メールは、その重要度や緊急度の如何に関わらず、すべ
て同様な方法(例えば、画面の所定位置に着信表示をす
る、或いはアプリケーションの始動時や終了時に音声で
知らせる等)で受信者に対して通知されていた。そし
て、ユーザーは着信メールを読み出して、発信人やその
メールの内容などからメール毎に当該電子メールの重要
度や緊急度を判断せねばならず、また、受信者が電子メ
ールの着信場所に居ないというような場合には、メール
の着信及びそのメール内容を直ぐに知ることができなか
った。そのため、重要度や緊急度の高い電子メールが着
信していたにも拘わらずその電子メールを閲覧するのが
遅れてしまうといった不都合が起こる可能性が高かっ
た。
【0010】そこで、本発明の課題は、情報処理装置に
着信した電子メールを、受信者であるユーザーに通知す
る際に、その電子メールの重要度や緊急度、或いは受信
者の行動状況、等に応じて、各メール毎に着信通知レベ
ルを決定し、決定された着信通知レベルに応じてその通
知方法を変えることにより、ユーザーに対してより効率
的かつ的確に電子メールの着信を通知することができる
エージェント機能を備えた情報処理システムを実現する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
情報処理装置に一体或いは別体に設置され、外部の端末
装置から通信ネットワークを介して送信されてくる電子
メールの情報処理装置への着信を通知する電子メール着
信通知装置であって、外部の端末装置から送信される電
子メールを受信人側の情報処理装置が受信する際、電子
メールの発信人に関する情報或いは電子メールの内容に
関する情報に基づいて、電子メールの緊急度を判定する
判定手段と、その判定手段により判定される電子メール
の緊急度に応じて、受信人に対して当該電子メールの着
信を通知するか否かを決定する決定手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0012】この請求項1記載の発明によれば、外部の
端末装置からの電子メールが受信者の情報処理装置へ着
信した際、その電子メールの発信人或いはそのメール内
容から当該電子メールの緊急度を判定し、判定された緊
急度に応じて受信者への着信の通知を行うので、受信者
であるユーザーは、緊急度や重要度が高い電子メールの
着信を確実かつ迅速に知ることができる。
【0013】請求項2記載の発明は、情報処理装置に一
体或いは別体に設置され、外部の端末装置から通信ネッ
トワークを介して送信されてくる電子メールの情報処理
装置への着信を通知する電子メール着信通知装置であっ
て、外部の端末装置から送信される電子メールを受信人
側の情報処理装置が受信する際、電子メールの発信人に
関する情報或いは電子メールの内容に関する情報に基づ
いて、電子メールの緊急度を判定する第一の判定と、電
子メールを受信した時点における受信人の行動状況を判
定する第二の判定と、を行う判定手段と、判定手段によ
り判定される電子メールの緊急度、及び受信人の行動状
況に応じて、当該受信人に対して当該電子メールの着信
を通知するか否かを決定する決定手段と、を備えること
を特徴とする。
【0014】この請求項2記載の発明によれば、外部の
端末装置からの電子メールが受信者の情報処理装置へ着
信した際、当該電子メールの発信人或いはメール内容か
らその電子メールの緊急度を判定するとともに、当該電
子メールを受信した時点における受信人の行動状況を判
定し、判定された当該電子メールの緊急度及び受信人の
行動状況に応じて受信者への着信の通知を行うので、着
信した電子メールの中からその緊急度や重要度が高いメ
ールの受信者への通知がメール受信者の行動状況に応じ
た形で行われ、その結果、受信者であるユーザーは、緊
急度や重要度が高い電子メールの着信を受信時の行動状
況に応じた形で確実かつ迅速に知ることができる。
【0015】請求項4記載の発明は、情報処理装置に一
体或いは別体に設置され、外部の端末装置から通信ネッ
トワークを介して送信されてくる電子メールの情報処理
装置への着信を通知する電子メール着信通知装置であっ
て、外部の端末装置から送信される電子メールを受信人
側の情報処理装置が受信する際、当該情報処理装置にお
いてアドレス帳管理ソフト及びスケジュール管理ソフト
を起動して当該電子メールの発信人に関する情報や受信
人のスケジュールに関する情報などの必要情報を入手す
る入手手段と、入手手段により入手される前記必要情報
に基づいて、当該電子メールの発信人の重要度、或いは
電子メール受信時点における受信人の行動状況を判定す
る判定手段と、判定手段により判定される発信人の重要
度、或いは電子メール受信時点における受信人の行動状
況に応じて、受信人に対して当該電子メールの着信の通
知を行うか否かを決定する決定手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0016】この請求項4記載の発明によれば、外部の
端末装置からの電子メールが受信者の情報処理装置へ着
信した際、当該情報処理装置の記憶装置に記憶されてい
る発信人のアドレス帳や受信人であるユーザーのスケジ
ュール表から当該電子メールの発信人に関する情報や受
信人のスケジュールに関する情報などの必要情報を取得
して、当該電子メールの発信人の重要度、或いは電子メ
ール受信時点における受信人の行動状況を判定し、判定
された当該電子メールの発信人の重要度、或いは電子メ
ール受信時点における受信人の行動状況に応じて受信者
への着信の通知を行うので、受信者が着信メールの発信
人や自身のスケジュール等から当該メールの緊急度や重
要度を一々判断することなく、着信した電子メールの中
から緊急度や重要度が高いメールの受信者への通知が自
動的に行われ、その結果、受信者であるユーザーは、端
末装置に対して特段の操作を行うことなく緊急度や重要
度が高い電子メールの着信を確実かつ迅速に知ることが
できる。
【0017】請求項5記載の発明は、情報処理装置に一
体或いは別体に設置され、外部の端末装置から通信ネッ
トワークを介して送信されてくる電子メールの情報処理
装置への着信を通知する電子メール着信通知装置であっ
て、外部の端末装置から送信される電子メールを受信人
側の情報処理装置が受信する際、当該情報処理装置にお
いて受信人が当該電子メールを閲覧できる状況にあるか
否かを判定する判定手段と、判定手段により受信人が当
該電子メールを閲覧できる状況にあると判定された場合
に、情報処理装置において当該電子メールの着信を受信
人に対して通知する通知手段と、判定手段により受信人
が当該電子メールを閲覧できる状況にないと判定された
場合に、当該電子メールを受信者が所有する携帯情報端
末に転送する転送手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】この請求項5記載の発明によれば、外部の
端末装置からの電子メールが受信者の情報処理装置へ着
信した際、当該電子メールの受信人がその電子メールを
閲覧できる状況にあるか否かを判定し、受信人が当該電
子メールを閲覧できる状況にあると判定された場合に
は、前記情報処理装置において当該電子メールの着信を
受信人に対して通知し、受信人が当該電子メールを閲覧
できる状況にないと判定された場合には、当該電子メー
ルを受信者が所有する携帯情報端末に転送することによ
り、受信者であるユーザーは、当該電子メールが閲覧で
きる状況に有るかどうかに関わらずに、即ち自身の居場
所に関わることなく、緊急度や重要度が高い電子メール
の着信を確実かつ迅速に知ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しつつ本発明に係
わる電子メール着信通知装置の実施の形態の詳細を説明
する。
【0020】先ず、本実施の形態の構成について説明す
る。
【0021】図1〜図2は、本発明のメール着信通知装
置及び記憶媒体を適用した情報処理システムを示す図で
ある。
【0022】図1は、本実施の形態の情報処理システム
1の全体構成を示す図である。
【0023】図1記載の情報処理システム1は、メイン
処理を行う情報処理装置10と電子メールの着信通知を
行うエージェント装置20がデータ回線Lを介して接続
されている。
【0024】情報処理装置10は、パーソナルコンピュ
ータ(PC;Personal Computer)11、表示装置1
2、キー入力装置13、記憶装置14、記憶媒体14
a、通信インターフェース15、等により構成されてい
る。
【0025】パーソナルコンピュータ(PC)11は、
記憶装置14に記憶されているシステムプログラム及び
当該システムに対応する各種アプリケーションプログラ
ムの中から指定されたアプリケーションプログラムを図
示しない内蔵RAM(RandomAccess Memory)内のプロ
グラム格納領域に格納し、キー入力装置13から入力さ
れる各種指示あるいはデータを内蔵RAM内に格納し、
この入力指示及び入力データに応じて内蔵RAM内に格
納したアプリケーションプログラムに従って各種処理を
実行し、その処理結果をキー入力装置13から入力指示
される記憶装置14内の保存先に格納するとともに、表
示装置12に表示する。
【0026】また、パーソナルコンピュータ11は、エ
ージェント装置20からデータ回線Lを介して入力され
る電子メールの着信通知に関するアプリケーションプロ
グラムの起動要求、電子メールの転送要求、等に応じ
て、記憶装置14内に格納された情報データベースに対
して各処理を実行し、その処理結果をエージェント装置
20に転送する。
【0027】表示装置12は、CRT(Cathode Ray Tu
be)表示器や液晶表示器等により構成され、パーソナル
コンピュータ11から入力される表示データを表示する
とともに、上記パーソナルコンピュータ11により実行
される電子メールの着信通知処理に際して出力される着
信通知やメール内容等を表示する。
【0028】キー入力装置13は、キー操作によりメニ
ュー選択や各種データ入力を行う入力装置で、文字入力
キー、モードキー、テンキー、ファンクションキー、等
の各種キー等から構成されおり、押下されたキーの押下
信号をパーソナルコンピュータ11に出力する。
【0029】記憶装置14は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体14aを有しており、この
記憶媒体14aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半
導体メモリで構成されている。この記憶媒体14aは記
憶装置14に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に
装着するものであり、この記憶媒体14aには上記シス
テムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリ
ケーションプログラム、メールの着信通知に関係する各
種アプリケーションプログラムである、メール処理プロ
グラム、アドレス帳管理プログラム、スケジュール管理
プログラム、等や、これら各処理又は管理プログラムの
データベースとなるメールファイル、アドレス帳テーブ
ル、及びスケジュール表テーブル、並びに各処理プログ
ラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0030】また、この記憶媒体14aに記憶するプロ
グラム、データ等は、通信インターフェース15により
公衆回線網等の通信ネットワーク30を介して接続され
た他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更
に、通信ネットワーク30を介して接続された他の機器
側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒
体14aに記憶されているプログラム、データを通信回
線を介して使用する構成にしてもよい。
【0031】通信インターフェース15は、パーソナル
コンピュータ11と通信ネットワーク30を結ぶインタ
ーフェースで、外部の端末装置40から通信ネットワー
ク30を介して通信されてくる電子メールを受信し、パ
ーソナルコンピュータ11に転送する。
【0032】通信ネットワーク30は、外部の端末装置
40である情報処理装置や携帯情報端末と電子メールの
送受信を行うための通信回線で、その電子メールの送受
信先により、屋内LAN等の小規模のものから公衆回線
を介してネットされる大規模なものまで様々である。
【0033】外部の端末装置40は、通信ネットワーク
30を介して電子メールを送ってくる発信者側の情報処
理装置や携帯情報端末である。
【0034】次に、図1記載のエージェント装置20の
構成について説明する。
【0035】図2は、図1記載のエージェント装置20
の構成装置の概要を示したブロック図である。
【0036】図2記載のエージェント装置20は、その
内部構成は入出力インターフェースコンピュータブロッ
ク20aと、エージェントコンピュータブロック20b
とに大別される。
【0037】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック20aは、入出力インターフェースコンピュータ2
1に、音声入力装置22、音声出力装置23、表示装置
24、及び記憶装置25が接続されて構成され、エージ
ェントコンピュータブロック20bは、エージェントコ
ンピュータ26に、記憶装置27、記憶媒体27a、及
びPCインターフェース28が接続されて構成される。
【0038】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック20aでは、入力されるユーザーの音声指示を音声
入力装置22が音声指示データに変換して入出力インタ
ーフェースコンピュータ21に入力し、記憶装置25内
に格納されている音声認識プログラムによりその音声指
示データの内容を認識し、その認識した音声指示データ
から電子メールの送受信等の通信処理に係わる要求内容
の分類及びその意味内容を記憶装置25内に格納された
意味解析プログラムにより解析し、その解析結果をエー
ジェントコンピュータブロック20bに出力する。
【0039】また、入出力インターフェースコンピュー
タブロック20aでは、パーソナルコンピュータ11に
電子メールが着信すると、メールの着信通知がエージェ
ント装置のエージェントコンピュータブロック20bに
送られ、エージェントコンピュータは、着信した電子メ
ールのアドレスやその内容をパーソナルコンピュータ1
1から取得し、当該着信メールの発信人アドレスや緊急
度から決定される着信通知レベル、及び受信人の行動状
況から音声による着信通知を行うと決定した場合に(後
述図4参照)、メール着信通知に関するデータを記憶装
置14内に格納された音声変換プログラムにより音声デ
ータに変換して音声出力装置11により音声として出力
させる。
【0040】音声入力装置22は、内蔵のマイクに入力
されるユーザーの音声指示をA/D変換処理して、デジ
タル音声信号として入出力インターフェースコンピュー
タ21に出力する機能を有する。
【0041】音声出力装置23は、入出力インターフェ
ースコンピュータ21から入力されるデジタル信号とし
ての音声データをアナログ信号にD/A変換処理して、
内蔵のスピーカーから音声として出力する機能を有す
る。
【0042】表示装置24は、CRT(Cathode Ray Tu
be)表示器や液晶表示器等により構成され、入出力イン
ターフェースコンピュータ21から入力される表示デー
タを表示するとともに、エージェントコンピュータ26
がメールの着信通知に対して実行する各処理の際に入力
されるデータや処理経過等を表示する。
【0043】記憶装置25は、上述のように入出力イン
ターフェースコンピュータ21により実行される音声認
識処理プログラム、意味解析処理プログラム、音声変換
処理プログラム、及び意味解析処理等において利用され
る各種辞書データ等を記憶する。
【0044】エージェントコンピュータブロック20b
では、記憶装置27に記憶されたエージェント基本プロ
グラムに基づいて電子メールの着信通知処理を行う。具
体的には、外部から通信インターフェースを介してパー
ソナルコンピュータ11に電子メールが着信し、パーソ
ナルコンピュータ11からメールの着信通知が有った場
合に、エージェントコンピュータ26は、当該着信メー
ルのメールアドレス及びメール内容に関する情報を取得
し、記憶装置に記憶されているアドレス帳管理プログラ
ムを起動し、その着信メールのメールアドレスがアドレ
ス帳テーブルに記載されているかどうかを判別し、もし
記載されている場合にはアドレス帳対応の着信通知レベ
ル(1)(後述、図4参照)を取得して図示しないRA
Mに記憶し、また、着信メールの内容からそのメールの
緊急度を判定して、緊急度に対応した着信通知レベル
(2)(後述、図3参照)を取得して図示しないRAM
に記憶する。そして、上記各着信通知レベルよりユーザ
ーへの最終的な着信通知レベルを決定し、その決定レベ
ル及びユーザーの行動状況に応じた方法でユーザーへの
当該電子メールの着信通知を行う。尚、着信通知レベル
と実際の着信通知方法との関係は、後述図3、4にて説
明する。
【0045】記憶装置27は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体27aを有しており、この
記憶媒体27aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半
導体メモリで構成されている。この記憶媒体27aは記
憶装置27に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に
装着するものであり、この記憶媒体27aには上記エー
ジェントコンピュータ26が実行するエージェント基本
プログラム及び当該基本プログラムに対応する各種プロ
グラムとしての処理プログラム、及び着信通知処理プロ
グラム、着信通知レベル決定プログラム、等を記憶する
とともに、着信通知レベル決定に関する各種データ等を
記憶する。
【0046】また、この記憶媒体27aに記憶するプロ
グラム、データ等は、PCインターフェース28により
公衆回線網等の通信ネットワーク30を介して接続され
た他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更
に、通信ネットワーク30を介して接続された他の機器
側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒
体27aに記憶されているプログラム、データを通信回
線を介して使用する構成にしてもよい。
【0047】次に、電子メールの着信通知レベル、及び
着信通知レベルに応じた着信通知方法について説明す
る。
【0048】図3は、着信メールの緊急度とその着信通
知レベルの対応関係を表した図である。
【0049】図3に記載のように、パーソナルコンピュ
ータ11に着信した電子メールの内容に基づいてエージ
ェントコンピュータ26により判定される当該メールの
緊急度を、高い、普通、低い、の3つの段階に分けて判
定した場合に、それぞれの段階に対応するメールの着信
通知レベルを、H、M、L、と表示する。
【0050】着信した電子メールの緊急度の決定は、そ
の電子メールを開き、エージェントコンピュータ26
が、そのメールの文章中の各ワードを解析して、例え
ば、メールの文章中に緊急を要する旨や重要である旨の
ワードが含まれている場合に当該ワードからその緊急度
合いを判別して着信通知レベルを決定する。
【0051】次に、図4は、レベル(1):アドレス帳に
記載されているその重要度による着信通知レベル、レベ
ル(2):着信電子メールの緊急度による着信通知レベ
ル、の2つの着信通知レベルにより決定される着信通知
決定レベルを記載した図である。
【0052】レベル(1)は、記憶装置14に記憶されて
いるアドレス帳に記載されている各アドレスに対応する
発信人の重要度に応じた着信通知レベルを、レベル(2)
は、図3に記載されている着信電子メールの緊急度に対
応した着信通知レベルを表示している。そして、着信通
知の決定レベルは、上記2つの着信通知レベルにより決
定される最終的な着信通知レベルである。
【0053】ここで、最終的なメールの着信通知決定レ
ベルは次のように決定される。
【0054】先ず、レベル(1)、レベル(2)ともがHの場
合には、通知決定レベルは、特Hとなり、レベル(1)、
レベル(2)のどちらか一方だけがHの場合には、通知決
定レベルは、Hとなる。また、レベル(1)、レベル(2)の
内の最大がMの場合には、通知決定レベルは、Mとな
り、レベル(1)、レベル(2)のどちらもLの場合には、通
知決定レベルは、Lになる。
【0055】そして、受信人への電子メールの着信通知
は、上記通知決定レベル及び受信者の行動状況に応じて
受信人への通知の仕方が決定される。
【0056】具体的には、先ず、受信人がいるか居ない
かを判別する(このとき、受信人が居ると判別される場
合とは、例えば、パーソナルコンピュータ11で他の処
理を実行している場合や、当該情報処理システム1に接
続されている周辺機器を操作中の場合等である)。
【0057】そして、受信者が居ると判別された場合に
は、先ず、パーソナルコンピュータ11において他の処
理作業により作動中であるか、次に電話中であるかどう
かを判別し、パーソナルコンピュータ11が他の処理作
業中か或いは電話中であって着信通知レベルがH以上で
あれば、パーソナルコンピュータ11の作動終了後、或
いは電話終了後にメールの着信に関する音声メッセージ
を出力して着信通知を終了する。また、パーソナルコン
ピュータ11が他の処理作業中でもなく電話中でもない
と判別された際には、直ちにメールの着信に関する音声
メッセージを出力する。
【0058】次に、受信者が不在である判定された際
に、通知決定レベルが、特Hの場合には、受信人である
ユーザーの携帯情報端末へ通信ネットワーク30を介し
てメールの着信を通知する。そして、着信通知レベル
が、特H以外の場合(H以下の場合)には、受信者へは
通知せずに着信通知を終了する。
【0059】上記のように、通知決定レベルが高いほ
ど、受信者に対して優先的に電子メールの着信が通知さ
れる。
【0060】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0061】情報処理システム10において、ユーザー
の入力指示により行動要求内容に必要な情報を検索処理
する際、エージェント装置20において実行される着信
電子メールの通知処理について説明する。
【0062】図4〜6は、情報処理装置のエージェント
コンピュータ(AC)26により実行される着信電子メ
ールの通知処理に関するフローチャートである。
【0063】先ず、ステップS1において、パーソナル
コンピュータ(PC)11から電子メール着信の通知が
あるかどうかを判定し、電子メール着信の通知がある場
合にはステップS2に移行し、ない場合にはステップS
1を再度行う。
【0064】ステップS2では、電子メール着信の通知
があった場合に、当該電子メールの発信人のメールアド
レスを取得し、ステップS3に移行する。
【0065】ステップS3では、パーソナルコンピュー
タ11に対して記憶装置14に格納されているアドレス
帳管理ソフトを起動する指令を送信し、アドレス帳管理
ソフトを起動して、ステップS4に移行する。
【0066】ステップS4では、ステップS2において
取得したメールアドレスが、起動したアドレス帳管理ソ
フトにより管理されるアドレス帳に記載されているかど
うかを判別し、アドレス帳に記載されている場合にはス
テップS5に移行し、記載されていない場合にはステッ
プS6に移行する。
【0067】尚、このとき、取得したメールアドレス
が、アドレス帳に記載されていない場合には着信通知レ
ベル(1)はL(低い)と設定される。
【0068】ステップS5では、取得したメールアドレ
スがアドレス帳に記載されている場合に、当該メールア
ドレスに対応する着信通知レベルであるレベル(1)を取
得してステップS6に移行する。
【0069】ステップS6では、着信メールを開いてス
テップS7に移行する。
【0070】ステップS7では、着信メールの文章内容
を解析してステップS8に移行する。
【0071】ステップS8では、ステップS7において
解析したメールの文章内容に基づき、当該メールの緊急
度を決定してステップS9に移行する。
【0072】ステップS9では、ステップS8で決定さ
れた緊急度に応じた着信通知レベルであるレベル(2)の
値を設定してステップ10に移行する。
【0073】ステップS10では、レベル(1)とレベル
(2)の設定値、及び着信通知レベルの決定表(図3
(b)参照)に基づき、着信通知レベルを決定しステッ
プS11に移行する。
【0074】ステップS11では、パーソナルコンピュ
ータ11に対して記憶装置14に格納されているスケジ
ュール管理ソフトを起動する指令を送信し、スケジュー
ル管理ソフトを起動して、ステップS12に移行する。
【0075】ステップS12では、起動したスケジュー
ル管理ソフトが管理する受信人のスケジュールからその
時点におけるスケジュール内容を取得してステップS1
3に移行する。
【0076】ステップS13では、当該メールの受信人
が不在か否かの判定を行いステップS14に移行する。
【0077】ステップS14では、ステップS13で行
った判定の結果、当該メールの受信人が不在の場合には
ステップS15移行し、受信人が居る場合にはステップ
S17に移行する。
【0078】ステップS15では、メールの着信通知決
定レベルが特Hかどうかを判別して、特Hの場合にはス
テップS16に移行し、特Hでない場合にはこのルーチ
ンを終了する、即ち、ユーザーに通知せずに終了する。
【0079】ステップS16では、メールの着信通知レ
ベルが特Hの場合に、オーナー(メールの受信者)所有
の携帯情報端末へ受信メールを転送してこのルーチンを
終了する。
【0080】ステップS17では、当該メールの受信人
が居る場合に、パーソナルコンピュータ11において、
着信メール通知処理以外の他の処理作業を行っているか
否かを判別し、他の処理作業を行っている場合にはステ
ップS19に移行し、行っていない場合にはステップS
18に移行する。
【0081】ステップS18では、情報処理システム1
と同じ回線に繋がれている電話が通話中であるかどうか
を判別し、通話中の場合にはステップS19に移行し、
通話中でない場合にはステップS20に移行する。
【0082】ステップS19では、当該電子メールの受
信者への着信の通知決定レベルはH以上かどうかを判別
し、通知決定レベルがH以上の場合にはステップS20
に移行し、そうでない場合(通知決定レベルがH未満の
場合)にはステップS21に移行する。
【0083】ステップS20では、通知決定レベルがH
以上の場合、電子メールの着信があったことを音声出力
してユーザーに知らせ、このルーチンを終了する。
【0084】ステップS21では、通知決定レベルがH
未満の場合、パーソナルコンピュータ11の作動終了、
及び電話器での通話終了を待ってから電子メール着信の
音声メッセージを出力して、このルーチンを終了する。
【0085】以上のように、本実施の形態では、通信ネ
ットワークを介して外部装置から情報処理装置に着信し
た電子メールを、受信者であるユーザーに通知する際
に、その電子メールの重要度や緊急度に応じて、各メー
ル毎に着信通知レベルを決定し、決定された着信通知レ
ベル、及びユーザーのメール着信時の状況に応じて、そ
の着信の通知方法を変えることにより、ユーザーに対し
てより迅速かつ的確に緊急度や重要度の高い電子メール
の着信を通知することができるエージェント機能を備え
た情報処理システム1を実現することを可能にした。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受信者で
あるユーザーは、緊急度や重要度が高い電子メールの着
信を確実かつ迅速に知ることができる。
【0087】請求項2記載の発明によれば、受信者であ
るユーザーは、緊急度や重要度が高い電子メールの着信
を受信時の自身の行動状況に応じた形で確実かつ迅速に
知ることができる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、受信者であ
るユーザーは、メールを受信した端末と同じ回線に接続
されている機器(周辺機器や電話等)の操作中や使用中
の際には、緊急度や重要度が高い電子メールの着信を確
実かつ迅速に知ることができる。
【0089】請求項4記載の発明によれば、受信者であ
るユーザーは、端末装置に対して特段の操作を行うこと
なく緊急度や重要度が高い電子メールの着信を確実かつ
迅速に知ることができる。
【0090】請求項5記載の発明によれば、受信者であ
るユーザーは、自身の居場所に関わらず緊急度や重要度
が高い電子メールの着信を確実かつ迅速に知ることがで
きる。
【0091】請求項6記載の記憶媒体によれば、外部の
端末装置から送信される電子メールを受信人側の情報処
理装置が受信する際、電子メールの発信人に関する情報
或いは電子メールの内容に関する情報に基づいて判定さ
れる電子メールの緊急度に応じて、受信人に対して当該
電子メールの着信を通知するか否かの決定が自動的に行
われるアプリケーションプログラムをコンピュータで実
行することができる。
【0092】請求項7記載の発明の記憶媒体によれば、
外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
情報処理装置が受信する際、電子メールの発信人に関す
る情報或いは電子メールの内容に関する情報に基づいて
判定される電子メールの緊急度、及び受信人の行動状況
に応じて、受信人に対して当該電子メールの着信を通知
するか否かの決定が自動的に行われるアプリケーション
プログラムをコンピュータで実行することができる。
【0093】請求項8記載の発明の記憶媒体によれば、
外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
情報処理装置が受信する際、受信人側の情報処理装置に
おいてアドレス帳管理ソフト及びスケジュール管理ソフ
トを起動して当該電子メールの発信人に関する情報や受
信人のスケジュールに関する情報などの必要情報を入手
して、当該電子メールの発信人の重要度、或いは電子メ
ール受信時点における受信人の行動状況を判定し、その
判定された発信人の重要度、或いは電子メール受信時点
における受信人の行動状況に応じて、受信人に対して当
該電子メールの着信の通知を行うか否かの決定が自動的
に行われるアプリケーションプログラムをコンピュータ
で実行することができる。
【0094】請求項9記載の発明の記憶媒体によれば、
外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
情報処理装置が受信する際、情報処理装置において受信
人が当該電子メールを閲覧できる状況にあるか否かを判
定し、受信人が当該電子メールを閲覧できる状況にある
と判定された場合には、情報処理装置において当該電子
メールの着信を受信人に対して通知し、受信人が当該電
子メールを閲覧できる状況にないと判定された場合に
は、当該電子メールの受信者の携帯情報端末への転送が
自動的に行われるアプリケーションプログラムをコンピ
ュータで実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の情報処理システム1の全体構成
を示す図である。
【図2】図1記載のエージェント装置20の構成装置の
概要を示したブロック図である。
【図3】着信メールの緊急度とその着信通知レベルの対
応関係を表した図である。
【図4】レベル(1):アドレス帳に記載されているその
重要度による対応レベル、レベル(2):着信電子メール
の緊急度、の2つの着信通知レベルにより決定される着
信通知決定レベルを記載した図である。
【図5】情報処理装置のエージェントコンピュータ(A
C)26により実行される着信電子メールの通知処理に
関するフローチャートである。
【図6】情報処理装置のエージェントコンピュータ(A
C)26により実行される着信電子メールの通知処理に
関するフローチャートである。
【図7】情報処理装置のエージェントコンピュータ(A
C)26により実行される着信電子メールの通知処理に
関するフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理システム 10 情報処理装置 11 パーソナルコンピュータ(PC) 12 表示装置 13 キー入力装置 14 記憶装置 14a 記憶媒体 15 通信インターフェース 20 エージェント装置 20a 入出力インターフェースコンピュータブロッ
ク 20b エージェントコンピュータブロック 21 入出力インターフェースコンピュータ 22 音声入力装置 23 音声出力装置 24 表示装置 25 記憶装置 26 エージェントコンピュータ 27 記憶装置 27a 記憶媒体 28 PCインターフェース 30 通信ネットワーク 40 外部の端末装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置に一体或いは別体に設置さ
    れ、外部の端末装置から通信ネットワークを介して送信
    されてくる電子メールの前記情報処理装置への着信を通
    知する電子メール着信通知装置であって、 外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
    情報処理装置が受信する際、前記電子メールの発信人に
    関する情報或いは前記電子メールの内容に関する情報に
    基づいて、前記電子メールの緊急度を判定する判定手段
    と、 その判定手段により判定される電子メールの緊急度に応
    じて、受信人に対して当該電子メールの着信を通知する
    か否かを決定する決定手段と、 を備えることを特徴とする電子メール着信通知装置。
  2. 【請求項2】情報処理装置に一体或いは別体に設置さ
    れ、外部の端末装置から通信ネットワークを介して送信
    されてくる電子メールの前記情報処理装置への着信を通
    知する電子メール着信通知装置であって、 外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
    情報処理装置が受信する際、前記電子メールの発信人に
    関する情報或いは前記電子メールの内容に関する情報に
    基づいて、前記電子メールの緊急度を判定する第一の判
    定と、前記電子メールを受信した時点における受信人の
    行動状況を判定する第二の判定と、を行う判定手段と、 前記判定手段により判定される電子メールの緊急度、及
    び受信人の行動状況に応じて、当該受信人に対して当該
    電子メールの着信を通知するか否かを決定する決定手段
    と、 を備えることを特徴とする電子メール着信通知装置。
  3. 【請求項3】発信人側から発信された電子メールを受信
    人側の情報処理装置が受信する際、前記判定手段による
    前記第二の判定は、当該受信人が前記情報処理装置を使
    用して他の処理の作業中であるのか、回線を介して接続
    されている他の周辺機器の使用中であるのか、或いは何
    れの作業もしていない状況にあるのか、等に基づいて判
    定されることを特徴とする請求項2記載の電子メール着
    信通知装置。
  4. 【請求項4】情報処理装置に一体或いは別体に設置さ
    れ、外部の端末装置から通信ネットワークを介して送信
    されてくる電子メールの前記情報処理装置への着信を通
    知する電子メール着信通知装置であって、 外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
    情報処理装置が受信する際、当該情報処理装置において
    アドレス帳管理ソフト及びスケジュール管理ソフトを起
    動して当該電子メールの発信人に関する情報や受信人の
    スケジュールに関する情報などの必要情報を入手する入
    手手段と、 前記入手手段により入手される前記必要情報に基づい
    て、当該電子メールの発信人の重要度、或いは電子メー
    ル受信時点における受信人の行動状況を判定する判定手
    段と、 前記判定手段により判定される発信人の重要度、或いは
    電子メール受信時点における受信人の行動状況に応じ
    て、受信人に対して当該電子メールの着信の通知を行う
    か否かを決定する決定手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール着信通知装置。
  5. 【請求項5】情報処理装置に一体或いは別体に設置さ
    れ、外部の端末装置から通信ネットワークを介して送信
    されてくる電子メールの前記情報処理装置への着信を通
    知する電子メール着信通知装置であって、 外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
    情報処理装置が受信する際、当該情報処理装置において
    受信人が当該電子メールを閲覧できる状況にあるか否か
    を判定する判定手段と、 前記判定手段により受信人が当該電子メールを閲覧でき
    る状況にあると判定された場合に、前記情報処理装置に
    おいて当該電子メールの着信を受信人に対して通知する
    通知手段と、 前記判定手段により受信人が当該電子メールを閲覧でき
    る状況にないと判定された場合に、当該電子メールを受
    信者が所有する携帯情報端末に転送する転送手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール着信通知装置。
  6. 【請求項6】コンピューターが実行可能なプログラムコ
    ードを有する記憶媒体であって、 外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
    情報処理装置が受信する際、 前記電子メールの発信人に関する情報或いは前記電子メ
    ールの内容に関する情報に基づいて、前記電子メールの
    緊急度を判定するためのコンピューターが実行可能なプ
    ログラムコードと、 判定される電子メールの緊急度に応じて、受信人に対し
    て当該電子メールの着信を通知するか否かを決定するた
    めのコンピューターが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  7. 【請求項7】コンピューターが実行可能なプログラムコ
    ードを有する記憶媒体であって、 外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
    情報処理装置が受信する際、 電子メールの発信人に関する情報或いは電子メールの内
    容に関する情報に基づいて、電子メールの緊急度を判定
    するためのコンピューターが実行可能なプログラムコー
    ドと、 電子メールを受信した時点における受信人の行動状況を
    判定するためのコンピューターが実行可能なプログラム
    コードと、 判定される電子メールの緊急度、及び受信人の行動状況
    に応じて、受信人に対して当該電子メールの着信を通知
    するか否かを決定するためのコンピューターが実行可能
    なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  8. 【請求項8】コンピューターが実行可能なプログラムコ
    ードを有する記憶媒体であって、 外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
    情報処理装置が受信する際、 受信人側の情報処理装置においてアドレス帳管理ソフト
    及びスケジュール管理ソフトを起動して当該電子メール
    の発信人に関する情報や受信人のスケジュールに関する
    情報などの必要情報を入手するためのコンピューターが
    実行可能なプログラムコードと、 入手される前記必要情報に基づいて、当該電子メールの
    発信人の重要度、或いは電子メール受信時点における受
    信人の行動状況を判定するためのコンピューターが実行
    可能なプログラムコードと、 判定される発信人の重要度、或いは電子メール受信時点
    における受信人の行動状況に応じて、受信人に対して当
    該電子メールの着信の通知を行うか否かを決定するため
    のコンピューターが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  9. 【請求項9】コンピューターが実行可能なプログラムコ
    ードを有する記憶媒体であって、 外部の端末装置から送信される電子メールを受信人側の
    情報処理装置が受信する際、 情報処理装置において受信人が当該電子メールを閲覧で
    きる状況にあるか否かを判定するためのコンピューター
    が実行可能なプログラムコードと、 受信人が当該電子メールを閲覧できる状況にあると判定
    された場合に、情報処理装置において当該電子メールの
    着信を受信人に対して通知するためのコンピューターが
    実行可能なプログラムコードと、 受信人が当該電子メールを閲覧できる状況にないと判定
    された場合に、当該電子メールを受信者が所有する携帯
    情報端末に転送するためのコンピューターが実行可能な
    プログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527656A (ja) * 1999-07-30 2003-09-16 マイクロソフト コーポレイション 優先順位付けされた警報の生成および伝達
US8892674B2 (en) 1999-07-30 2014-11-18 Microsoft Corporation Integration of a computer-based message priority system with mobile electronic devices
US10021055B2 (en) 2010-12-08 2018-07-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Using e-mail message characteristics for prioritization

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