JP2020149347A - 情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】問い合わせの優先度を判定すること。【解決手段】情報処理装置100は、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を蓄積する。入力装置は、例えば、顧客が用いるキーボードである。情報処理装置100は、問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得する。情報処理装置100は、取得した統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、問い合わせの優先度を判定する。情報処理装置100は、問い合わせに、判定した優先度を対応付けて出力する。【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置に関する。
従来、顧客からの問い合わせを受け付け、応対担当者が、顧客からの問い合わせに応対するサービスがある。このサービスにおいて、例えば、顧客からの問い合わせは、電話または文章で受け付けられ、応対担当者に参照される。
先行技術としては、例えば、緊急語を保持する緊急語データベースを参照して、リクエストの緊急度を判定するものがある。また、例えば、利用者端末とオペレータ端末との間で行われる複数のチャット通信に対して、オペレータから利用者へのメッセージを送信する際の優先順位を判定する技術がある。また、例えば、利用者とオペレータとの会話が録音された録音データの音声の抑揚、強弱から話し手の感情表現を検出する技術がある。
しかしながら、従来技術では、顧客からの問い合わせの優先度を判定することが難しい。例えば、応対担当者は、問い合わせを文章で受け付けた場合、問い合わせを電話で受け付けた場合とは異なり、顧客の話し方や雰囲気などから問い合わせの深刻さを把握することができず、いずれの問い合わせを優先して応対すればよいかを判断することが難しい。
1つの側面では、本発明は、問い合わせの優先度を判定することを目的とする。
1つの実施態様によれば、問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定し、前記問い合わせに、判定した前記優先度を対応付けて出力する情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置が提案される。
一態様によれば、問い合わせの優先度を判定することが可能になる。
以下に、図面を参照して、本発明にかかる情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。情報処理装置100は、ユーザからの問い合わせの優先度を判定するためのコンピュータである。ユーザは、例えば、製品を利用する顧客である。
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。情報処理装置100は、ユーザからの問い合わせの優先度を判定するためのコンピュータである。ユーザは、例えば、製品を利用する顧客である。
情報処理装置100は、例えば、顧客からの問い合わせを受け付け、応対担当者が顧客からの問い合わせに応対するサービスのために利用される。このサービスにおいて、例えば、顧客からの問い合わせは、電話または文章で受け付けられ、応対担当者に参照される。文章の問い合わせは、例えば、電子メールまたはチャットツールを介して受け付けられる。
このサービスにおいて、様々な顧客から様々な問い合わせを受け付けるため、複数の問い合わせが、応対担当者がまだ応対していない状態で存在するような状況になることがある。この際、応対担当者が、複数の問い合わせに対し、受け付けたタイミングが早い順で応対することが考えられるが、顧客の満足度を向上する観点などから好ましくない場合がある。例えば、複数の問い合わせに、顧客が解決を急いでいる問題に関する緊急の問い合わせが含まれる場合、受け付けたタイミングが早い順に従って、緊急の問い合わせを後回しにすることは、顧客の満足度を向上する観点から好ましくない。
従って、応対担当者が、複数の問い合わせのうち、いずれの問い合わせを優先して応対すればよいかを判断しつつ、問い合わせに応対していくことが望まれるが、応対担当者が、問い合わせの優先度を判断することは難しいことがある。例えば、応対担当者は、問い合わせを電話で受け付けた場合には、顧客の話し方や雰囲気を参照して、問い合わせの優先度を判断することができる場合がある。一方で、応対担当者は、問い合わせを文章で受け付けた場合には、顧客の話し方や雰囲気を参照することができず、問い合わせの優先度を判断することが難しくなる。話し方は、例えば、話す速度、声の大きさ、声のトーン、または、言葉数などである。
また、文章の問い合わせに、「緊急」や「至急」などのキーワードが含まれることがあるが、上記キーワードが形式的に含まれるだけの問い合わせも存在し、応対担当者は、問い合わせの優先度を判断することができないことがある。また、応対担当者は、同じキーワードが含まれる2以上の問い合わせが存在すると、いずれの問い合わせを優先して応対すればよいかを判断することができないことがある。
このように、応対担当者は、問い合わせを文章で受け付けた場合、問い合わせの優先度を判断することができないため、問い合わせの対象となる問題の状況を、顧客に確認するための文章を、顧客に返信することになり、作業効率の低下を招くことがある。また、応対担当者は、問い合わせを電話で受け付けた場合でも、問い合わせの優先度を判断するために、顧客との様々な会話を行うことになり、作業効率の低下を招くことがある。
そこで、本実施の形態では、過去の入力操作に関する統計情報と、問い合わせの入力時の入力操作に関する統計情報とを比較することにより、いずれの問い合わせに優先して応対すればよいかを判断可能にすることができる情報処理方法について説明する。
図1において、情報処理装置100は、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を蓄積する。入力装置は、例えば、顧客が用いるキーボードである。入力操作は、例えば、タイピングである。統計情報は、例えば、タイピングの平均速度である。統計情報は、例えば、タイピングのミス率であってもよい。
情報処理装置100は、問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得する。ここで、顧客は、解決を急いでいる問題に関する問い合わせの入力時には、タイピングの速度が大きくなる傾向がある。また、顧客は、解決を急いでいる問題に関する問い合わせの入力時には、タイピングのミス率が大きくなる傾向がある。このため、問い合わせの入力時についての統計情報と、過去についての統計情報との差分は、問い合わせの緊急度を示す指標になりうる。
従って、情報処理装置100は、取得した統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、問い合わせの優先度を判定する。情報処理装置100は、例えば、取得した統計情報であるタイピング速度が、過去についての統計情報であるタイピング速度よりも大きいほど、緊急度が大きくなるように、問い合わせの緊急度を判定し、緊急度に基づいて、問い合わせの優先度を判定する。優先度は、例えば、緊急度そのものである。優先度は、例えば、緊急度を補正した値であってもよい。
情報処理装置100は、問い合わせに、判定した優先度を対応付けて出力する。これにより、情報処理装置100は、問い合わせの優先度を判定し、応対担当者が参照可能にすることができる。このため、応対担当者は、問い合わせの優先度を参照しつつ、問い合わせに応対していくことができ、顧客の満足度の向上を図り、かつ、作業効率の向上を図ることができる。応対担当者は、例えば、問い合わせを文章で受け付けても、問い合わせの優先度を参照することができ、顧客の満足度の向上を図り、かつ、作業効率の向上を図ることができる。また、応対担当者は、例えば、顧客と会話せずに済むため、作業効率の向上を図ることができる。
ここでは、情報処理装置100が、問い合わせの緊急度に基づいて、問い合わせの優先度を判定する場合について説明したが、これに限らない。例えば、情報処理装置100が、さらに問い合わせの難易度にも基づいて、問い合わせの優先度を判定する場合があってもよい。問い合わせの難易度にも基づいて、問い合わせの優先度を判定する一例については、具体的には、図17〜図24を用いて、動作例1において説明する。
また、例えば、情報処理装置100が、さらに問い合わせの重要度にも基づいて、問い合わせの優先度を判定する場合があってもよい。問い合わせの重要度にも基づいて、問い合わせの優先度を判定する一例については、具体的には、図17〜図24を用いて、動作例1において説明する。
また、例えば、情報処理装置100が、さらに問い合わせを受け付けてからの経過時間にも基づいて、問い合わせの優先度を判定する場合があってもよい。経過時間にも基づいて、問い合わせの優先度を判定する一例については、具体的には、図17〜図24を用いて、動作例1において説明する。
(情報処理システム200の第1の例)
次に、図2を用いて、図1に示した情報処理装置100を適用した、情報処理システム200の第1の例について説明する。
次に、図2を用いて、図1に示した情報処理装置100を適用した、情報処理システム200の第1の例について説明する。
図2は、情報処理システム200の第1の例を示す説明図である。図2において、情報処理システム200は、情報処理装置100と、利用者装置201と、応対側装置202とを含む。情報処理システム200において、情報処理装置100と、利用者装置201および応対側装置202とは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
情報処理装置100は、仮想デスクトップ環境を実現する。情報処理装置100は、仮想デスクトップ環境を、利用者装置201を介して、顧客が利用可能にする。情報処理装置100は、仮想デスクトップ環境を介して、顧客からの問い合わせを、問い合わせの入力時の利用者装置201における入力装置を用いた入力操作と対応付けて、取得する。また、情報処理装置100は、仮想デスクトップ環境を介して、問い合わせの入力時以外の、利用者装置201における入力装置を用いた入力操作を検出し、入力操作に関する統計情報を蓄積してもよい。情報処理装置100は、問い合わせごとに優先度を判定し、問い合わせごとに優先度を対応付けた対応情報を、応対側装置202に送信する。情報処理装置100は、例えば、サーバやPC(Personal Computer)などである。
利用者装置201は、顧客に用いられるコンピュータである。利用者装置201は、仮想デスクトップ環境を介して、問い合わせの入力を受け付ける。利用者装置201は、仮想デスクトップ環境を介して、入力された問い合わせを、問い合わせの入力時の利用者装置201における入力装置を用いた入力操作と対応付けて、情報処理装置100が取得可能にする。また、利用者装置201は、仮想デスクトップ環境を介して、問い合わせの入力時以外の、利用者装置201における入力装置を用いた入力操作を、情報処理装置100が取得可能にする。利用者装置201は、例えば、PC、タブレット端末、スマートフォンなどである。
応対側装置202は、応対担当者に用いられるコンピュータである。応対側装置202は、例えば、問い合わせごとに優先度を対応付けた対応情報を、情報処理装置100から受信し、問い合わせごとに優先度を対応付けて表示する。応対側装置202は、問い合わせに対する返信を、利用者装置201に送信する。応対側装置202は、例えば、PC、タブレット端末、スマートフォンなどである。
(情報処理システム200の第2の例)
次に、図3を用いて、図1に示した情報処理装置100を適用した、情報処理システム200の第2の例について説明する。
次に、図3を用いて、図1に示した情報処理装置100を適用した、情報処理システム200の第2の例について説明する。
図3は、情報処理システム200の第2の例を示す説明図である。図3において、情報処理システム200は、情報処理装置100と、利用者装置201と、応対側装置202とを含む。情報処理システム200において、情報処理装置100と、利用者装置201および応対側装置202とは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN、WAN、インターネットなどである。
情報処理装置100は、問い合わせの入力フォームを、利用者装置201が、ウェブブラウザにより表示可能にする。情報処理装置100は、入力フォームを介して、顧客からの問い合わせを、問い合わせの入力時の利用者装置201における入力装置を用いた入力操作と対応付けて、取得する。情報処理装置100は、問い合わせごとに優先度を判定し、問い合わせごとに優先度を対応付けた対応情報を、応対側装置202に送信する。
利用者装置201は、ウェブブラウザ上で、入力フォームを表示する。利用者装置201は、入力フォームを介して、問い合わせの入力を受け付ける。利用者装置201は、入力フォームを介して、入力された問い合わせを、問い合わせの入力時の利用者装置201における入力装置を用いた入力操作と対応付けて、情報処理装置100が取得可能にする。
応対側装置202は、例えば、問い合わせごとに優先度を対応付けた対応情報を、情報処理装置100から受信し、問い合わせごとに優先度を対応付けて表示する。応対側装置202は、問い合わせに対する返信を、利用者装置201に送信する。
(情報処理システム200の第3の例)
次に、図4を用いて、図1に示した情報処理装置100を適用した、情報処理システム200の第3の例について説明する。
次に、図4を用いて、図1に示した情報処理装置100を適用した、情報処理システム200の第3の例について説明する。
図4は、情報処理システム200の第3の例を示す説明図である。図4において、情報処理システム200は、情報処理装置100と、利用者装置201と、応対側装置202とを含む。情報処理システム200において、情報処理装置100と、利用者装置201および応対側装置202とは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN、WAN、インターネットなどである。
情報処理装置100は、問い合わせを検出し、かつ、入力操作を収集するソフトウェアを、利用者装置201に導入させる。ソフトウェアは、情報処理装置100から提供されず、利用者装置201に導入されてもよい。情報処理装置100は、ソフトウェアを介して、顧客からの問い合わせを、問い合わせの入力時の利用者装置201における入力装置を用いた入力操作と対応付けて、取得する。また、情報処理装置100は、ソフトウェアを介して、問い合わせの入力時以外の、利用者装置201における入力装置を用いた入力操作を検出し、入力操作に関する統計情報を蓄積してもよい。情報処理装置100は、問い合わせごとに優先度を判定し、問い合わせごとに優先度を対応付けた対応情報を、応対側装置202に送信する。
利用者装置201は、問い合わせの入力を受け付ける。利用者装置201は、ソフトウェアを介して、入力された問い合わせを、問い合わせの入力時の利用者装置201における入力装置を用いた入力操作と対応付けて、情報処理装置100に送信する。利用者装置201は、入力された問い合わせを、情報処理装置100を介さず、応対側装置202に送信する。また、利用者装置201は、ソフトウェアを介して、問い合わせの入力時以外の、利用者装置201における入力装置を用いた入力操作を、情報処理装置100に送信する。
応対側装置202は、例えば、問い合わせごとに優先度を対応付けた対応情報を、情報処理装置100から受信し、問い合わせごとに優先度を対応付けて表示する。応対側装置202は、問い合わせに対する返信を、利用者装置201に送信する。
図2〜図4の例では、情報処理装置100が、利用者装置201とは異なる装置である場合について説明したが、これに限らない。例えば、情報処理装置100が、利用者装置201としても動作可能である場合があってもよい。また、図2〜図4の例では、情報処理装置100が、応対側装置202とは異なる装置である場合について説明したが、これに限らない。例えば、情報処理装置100が、応対側装置202としても動作可能である場合があってもよい。
(情報処理装置100のハードウェア構成例)
次に、図5を用いて、情報処理装置100のハードウェア構成例について説明する。
次に、図5を用いて、情報処理装置100のハードウェア構成例について説明する。
図5は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図5において、情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)501と、メモリ502と、ネットワークI/F(Interface)503と、記録媒体I/F504と、記録媒体505とを有する。また、各構成部は、バス500によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU501は、情報処理装置100の全体の制御を司る。メモリ502は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU501のワークエリアとして使用される。メモリ502に記憶されるプログラムは、CPU501にロードされることで、コーディングされている処理をCPU501に実行させる。
ネットワークI/F503は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータに接続される。そして、ネットワークI/F503は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。ネットワークI/F503は、例えば、モデムやLANアダプタなどである。
記録媒体I/F504は、CPU501の制御に従って記録媒体505に対するデータのリード/ライトを制御する。記録媒体I/F504は、例えば、ディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)、USB(Universal Serial Bus)ポートなどである。記録媒体505は、記録媒体I/F504の制御で書き込まれたデータを記憶する不揮発メモリである。記録媒体505は、例えば、ディスク、半導体メモリ、USBメモリなどである。記録媒体505は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。
情報処理装置100は、上述した構成部のほか、例えば、キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンタ、スキャナ、マイク、スピーカーなどを有してもよい。また、情報処理装置100は、記録媒体I/F504や記録媒体505を複数有していてもよい。また、情報処理装置100は、記録媒体I/F504や記録媒体505を有していなくてもよい。
(タイピング傾向DB(DataBase)600の記憶内容)
次に、図6を用いて、タイピング傾向DB600の記憶内容の一例について説明する。タイピング傾向DB600は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
次に、図6を用いて、タイピング傾向DB600の記憶内容の一例について説明する。タイピング傾向DB600は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
図6は、タイピング傾向DB600の記憶内容の一例を示す説明図である。図6に示すように、タイピング傾向DB600は、項目と、数値とのフィールドを有する。タイピング傾向DB600は、項目ごとに各フィールドに情報を設定することにより、タイピング傾向情報がレコードとして記憶される。
項目のフィールドには、入力操作に関する統計値の種別が設定される。種別は、例えば、タイピングの平均速度、タイピングの強度、タイピングのミス率、タイピングの間隔などである。数値のフィールドには、入力操作に関する統計値が設定される。
ここで、タイピング傾向DB600は、ユーザごとに生成され、ユーザを識別する情報と対応付けられる。ユーザは、例えば、顧客である。タイピング傾向DB600は、ユーザ全体で、1つ生成されてもよい。また、タイピング傾向DB600は、ユーザからの問い合わせごとにも生成され、ユーザを識別する情報およびユーザからの問い合わせを識別する情報と対応付けられる。
(緊急度マスタ700の記憶内容)
次に、図7を用いて、緊急度マスタ700の記憶内容の一例について説明する。緊急度マスタ700は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
次に、図7を用いて、緊急度マスタ700の記憶内容の一例について説明する。緊急度マスタ700は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
図7は、緊急度マスタ700の記憶内容の一例を示す説明図である。図7に示すように、緊急度マスタ700は、平均差と、緊急度ポイントとのフィールドを有する。緊急度マスタ700は、平均差ごとに各フィールドに情報を設定することにより、緊急度判定情報がレコードとして記憶される。
平均差のフィールドには、平均差の範囲が設定される。平均差の単位は、例えば、%である。緊急度ポイントのフィールドには、問い合わせの入力時と過去との入力操作に関する統計値の平均差が、平均差のフィールドに設定された範囲に含まれる場合に、問い合わせに割り振られる緊急度ポイントが設定される。
(過去事例DB800の記憶内容)
次に、図8を用いて、過去事例DB800の記憶内容の一例について説明する。過去事例DB800は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
次に、図8を用いて、過去事例DB800の記憶内容の一例について説明する。過去事例DB800は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
図8は、過去事例DB800の記憶内容の一例を示す説明図である。図8に示すように、過去事例DB800は、事例と、キーワードと、頻度と、難易度ポイントとのフィールドを有する。過去事例DB800は、事例ごとに各フィールドに情報を設定することにより、過去事例情報がレコードとして記憶される。
事例のフィールドには、事例を識別する情報が設定される。キーワードのフィールドには、事例を特定するためのキーワードの組み合わせが設定される。頻度のフィールドには、事例に関する問い合わせが発生した頻度が設定される。難易度ポイントのフィールドには、図9に後述する難易度マスタ900に基づいて、事例に関する問い合わせが発生した頻度に対応する難易度ポイントが設定される。
(難易度マスタ900の記憶内容)
次に、図9を用いて、難易度マスタ900の記憶内容の一例について説明する。難易度マスタ900は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
次に、図9を用いて、難易度マスタ900の記憶内容の一例について説明する。難易度マスタ900は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
図9は、難易度マスタ900の記憶内容の一例を示す説明図である。図9に示すように、難易度マスタ900は、頻度と、難易度ポイントとのフィールドを有する。難易度マスタ900は、事例に関する問い合わせが発生する頻度ごとに各フィールドに情報を設定することにより、難易度判定情報がレコードとして記憶される。
頻度のフィールドには、事例に関する問い合わせが発生する頻度の範囲が設定される。頻度の単位は、回/年である。難易度ポイントのフィールドには、事例に関する問い合わせが発生する頻度が、頻度のフィールドに設定された範囲に含まれる場合に、事例に関する問い合わせに割り振られる難易度ポイントが設定される。
(単語管理DB1000の記憶内容)
次に、図10を用いて、単語管理DB1000の記憶内容の一例について説明する。単語管理DB1000は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
次に、図10を用いて、単語管理DB1000の記憶内容の一例について説明する。単語管理DB1000は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
図10は、単語管理DB1000の記憶内容の一例を示す説明図である。図10に示すように、単語管理DB1000は、特定単語と、ポイントと、出現回数と、個別重要度ポイントと、個別重要度ポイント合計と、合計とのフィールドを有する。単語管理DB1000は、特定単語ごとに各フィールドに情報を設定することにより、単語管理情報がレコードとして記憶される。
特定単語のフィールドには、キーワードになりうる特定単語が設定される。ポイントのフィールドには、特定単語に割り振られたポイントが設定される。出現回数のフィールドには、問い合わせの重要度を判定する際に、問い合わせにおける特定単語の出現回数が設定される。個別重要度ポイントのフィールドには、特定単語のポイントに、問い合わせにおける特定単語の出現回数を乗算した値が、特定単語の個別重要度ポイントとして設定される。個別重要度ポイント合計のフィールドには、特定単語の個別重要度ポイントの合計が設定される。合計のフィールドには、図11に後述する重要度マスタ1100に基づいて、個別重要度ポイントの合計から特定される、問い合わせの重要度ポイントが設定される。
(重要度マスタ1100の記憶内容)
次に、図11を用いて、重要度マスタ1100の記憶内容の一例について説明する。重要度マスタ1100は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
次に、図11を用いて、重要度マスタ1100の記憶内容の一例について説明する。重要度マスタ1100は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
図11は、重要度マスタ1100の記憶内容の一例を示す説明図である。図11に示すように、重要度マスタ1100は、ポイント計と、重要度ポイントのフィールドを有する。重要度マスタ1100は、問い合わせに含まれる各キーワードの個別重要度の合計が取りうる範囲ごとに各フィールドに情報を設定することにより、重要度判定情報がレコードとして記憶される。
ポイント計のフィールドには、個別重要度ポイントの合計が取りうる範囲が設定される。重要度ポイントのフィールドには、問い合わせに含まれる各キーワードの個別重要度ポイントの合計が、ポイント計のフィールドに設定された範囲に含まれる場合に、問い合わせに割り振られる重要度ポイントが設定される。
(経過時間DB1200の記憶内容)
次に、図12を用いて、経過時間DB1200の記憶内容の一例について説明する。経過時間DB1200は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
次に、図12を用いて、経過時間DB1200の記憶内容の一例について説明する。経過時間DB1200は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
図12は、経過時間DB1200の記憶内容の一例を示す説明図である。図12に示すように、経過時間DB1200は、問い合わせと、受信時刻と、経過時間とのフィールドを有する。経過時間DB1200は、問い合わせごとに各フィールドに情報を設定することにより、経過時間情報がレコードとして記憶される。
問い合わせのフィールドには、問い合わせを識別する情報が設定される。受信時刻のフィールドには、問い合わせを受信した受信時刻が設定される。経過時間のフィールドには、問い合わせの受信時刻からの経過時間が設定される。
(経過時間マスタ1300の記憶内容)
次に、図13を用いて、経過時間マスタ1300の記憶内容の一例について説明する。経過時間マスタ1300は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
次に、図13を用いて、経過時間マスタ1300の記憶内容の一例について説明する。経過時間マスタ1300は、例えば、図5に示した情報処理装置100のメモリ502や記録媒体505などの記憶領域により実現される。
図13は、経過時間マスタ1300の記憶内容の一例を示す説明図である。図13に示すように、経過時間マスタ1300は、経過時間と、経過時間ポイントとのフィールドを有する。経過時間マスタ1300は、経過時間範囲ごとに各フィールドに情報を設定することにより、経過時間ポイント判定情報がレコードとして記憶される。
経過時間のフィールドには、経過時間範囲が設定される。経過時間ポイントのフィールドには、問い合わせの経過時間が、経過時間のフィールドに設定された経過時間範囲に含まれる場合に、問い合わせに割り振られる経過時間ポイントが設定される。
(利用者装置201のハードウェア構成例)
次に、図14を用いて、図2〜図4に示した情報処理システム200に含まれる利用者装置201のハードウェア構成例について説明する。
次に、図14を用いて、図2〜図4に示した情報処理システム200に含まれる利用者装置201のハードウェア構成例について説明する。
図14は、利用者装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。図14において、利用者装置201は、CPU1401と、メモリ1402と、ネットワークI/F1403と、記録媒体I/F1404と、記録媒体1405と、ディスプレイ1406と、入力装置1407と、センサ装置1408とを有する。また、各構成部は、バス1400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU1401は、利用者装置201の全体の制御を司る。メモリ1402は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU1401のワークエリアとして使用される。メモリ1402に記憶されるプログラムは、CPU1401にロードされることで、コーディングされている処理をCPU1401に実行させる。
ネットワークI/F1403は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータに接続される。そして、ネットワークI/F1403は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。ネットワークI/F1403は、例えば、モデムやLANアダプタなどである。
記録媒体I/F1404は、CPU1401の制御に従って記録媒体1405に対するデータのリード/ライトを制御する。記録媒体I/F1404は、例えば、ディスクドライブ、SSD、USBポートなどである。記録媒体1405は、記録媒体I/F1404の制御で書き込まれたデータを記憶する不揮発メモリである。記録媒体1405は、例えば、ディスク、半導体メモリ、USBメモリなどである。記録媒体1405は、利用者装置201から着脱可能であってもよい。
ディスプレイ1406は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ1406は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどである。入力装置1407は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入力装置1407は、キーボードやマウスなどであってもよく、また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。センサ装置1408は、生体情報を取得する。センサ装置1408は、例えば、生体情報として、体温、脈拍、汗の有無、表情などに関する情報を取得する。
利用者装置201は、上述した構成部のほか、例えば、プリンタ、スキャナ、マイク、スピーカーなどを有してもよい。また、利用者装置201は、記録媒体I/F1404や記録媒体1405を複数有していてもよい。また、利用者装置201は、記録媒体I/F1404や記録媒体1405を有していなくてもよい。
(応対側装置202のハードウェア構成例)
次に、図15を用いて、図2〜図4に示した情報処理システム200に含まれる応対側装置202のハードウェア構成例について説明する。
次に、図15を用いて、図2〜図4に示した情報処理システム200に含まれる応対側装置202のハードウェア構成例について説明する。
図15は、応対側装置202のハードウェア構成例を示すブロック図である。図15において、応対側装置202は、CPU1501と、メモリ1502と、ネットワークI/F1503と、記録媒体I/F1504と、記録媒体1505と、ディスプレイ1506と、入力装置1507とを有する。また、各構成部は、バス1500によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU1501は、応対側装置202の全体の制御を司る。メモリ1502は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU1501のワークエリアとして使用される。メモリ1502に記憶されるプログラムは、CPU1501にロードされることで、コーディングされている処理をCPU1501に実行させる。
ネットワークI/F1503は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータに接続される。そして、ネットワークI/F1503は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。ネットワークI/F1503は、例えば、モデムやLANアダプタなどである。
記録媒体I/F1504は、CPU1501の制御に従って記録媒体1505に対するデータのリード/ライトを制御する。記録媒体I/F1504は、例えば、ディスクドライブ、SSD、USBポートなどである。記録媒体1505は、記録媒体I/F1504の制御で書き込まれたデータを記憶する不揮発メモリである。記録媒体1505は、例えば、ディスク、半導体メモリ、USBメモリなどである。記録媒体1505は、応対側装置202から着脱可能であってもよい。
ディスプレイ1506は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ1506は、例えば、CRT、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどである。入力装置1507は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入力装置1507は、キーボードやマウスなどであってもよく、また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
応対側装置202は、上述した構成部のほか、例えば、プリンタ、スキャナ、マイク、スピーカーなどを有してもよい。また、応対側装置202は、記録媒体I/F1504や記録媒体1505を複数有していてもよい。また、応対側装置202は、記録媒体I/F1504や記録媒体1505を有していなくてもよい。
(情報処理装置100の機能的構成例)
次に、図16を用いて、情報処理装置100の機能的構成例について説明する。
次に、図16を用いて、情報処理装置100の機能的構成例について説明する。
図16は、情報処理装置100の機能的構成例を示すブロック図である。情報処理装置100は、記憶部1600と、取得部1601と、判定部1602と、出力部1603とを含む。
記憶部1600は、例えば、図5に示したメモリ502や記録媒体505などの記憶領域によって実現される。以下では、記憶部1600が、情報処理装置100に含まれる場合について説明するが、これに限らない。例えば、記憶部1600が、情報処理装置100とは異なる装置に含まれ、記憶部1600の記憶内容が情報処理装置100から参照可能である場合があってもよい。
取得部1601〜出力部1603は、制御部の一例として機能する。取得部1601〜出力部1603は、具体的には、例えば、図5に示したメモリ502や記録媒体505などの記憶領域に記憶されたプログラムをCPU501に実行させることにより、または、ネットワークI/F503により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、図5に示したメモリ502や記録媒体505などの記憶領域に記憶される。
記憶部1600は、各機能部の処理において参照され、または更新される各種情報を記憶する。記憶部1600は、入力操作に関する統計情報を記憶する。入力操作は、入力装置1407を用いて行われる。入力装置1407は、例えば、キーボードである。入力装置1407は、例えば、マウスまたはタッチパネルなどであってもよい。
統計情報は、例えば、タイピングの平均速度、タイピングの強度、タイピングのミス率、タイピングの間隔、タイピングの回数、および、特定コマンドの回数の少なくともいずれかを含む。統計情報は、さらに、ユーザの生体情報を含んでもよい。ユーザは、例えば、顧客である。ユーザの生体情報は、例えば、ユーザの体温、脈拍、汗の有無などであってもよい。
記憶部1600は、例えば、問い合わせに対応付けて、問い合わせの入力時の入力操作に関する統計情報を記憶する。記憶部1600は、例えば、ユーザに対応付けて、ユーザについての過去の入力操作に関する統計情報を記憶する。記憶部1600は、具体的には、図6に示したタイピング傾向DB600を記憶する。
記憶部1600は、問い合わせの緊急度を判定するための情報を記憶する。緊急度は、ユーザが、問い合わせの入力時に、どの程度急いでおり、どの程度焦っていたと判断されるかを示す指標値であり、ユーザの深刻さを示す指標値である。緊急度は、具体的には、図18に後述する緊急度ポイントである。記憶部1600は、例えば、統計情報の差分の大きさごとに緊急度を対応付けた対応情報を記憶する。統計情報の差分は、例えば、問い合わせの入力時の入力操作に関する統計情報と、過去の入力操作に関する統計情報との差分である。記憶部1600は、具体的には、図7に示した緊急度マスタ700を記憶する。
記憶部1600は、問い合わせの対象となる事例を特定するための情報を記憶する。事例は、例えば、問い合わせの対象となる、ユーザの下で発生した問題の内容、または、ユーザが有する製品の種別などである。記憶部1600は、例えば、事例ごとにキーワードを対応付けた対応情報を記憶する。記憶部1600は、具体的には、図8に示した過去事例DB800を記憶する。
記憶部1600は、問い合わせの対象となる事例の難易度を判定するための情報を記憶する。難易度は、例えば、過去に事例が発生した頻度が高いほど、値が小さくなる。難易度は、具体的には、図19および図20に後述する難易度ポイントである。記憶部1600は、例えば、事例ごとに難易度を対応付けた対応情報を記憶する。記憶部1600は、具体的には、図9に示した難易度マスタ900を記憶する。
記憶部1600は、キーワードの重要度を判定するための情報を記憶する。重要度は、ユーザにとって、問い合わせが重要であるか否かを示す指標値である。記憶部1600は、例えば、キーワードごとに重要度を対応付けた対応情報を記憶する。記憶部1600は、具体的には、図10に示した単語管理DB1000を記憶する。記憶部1600は、問い合わせの重要度を判定するための情報を記憶する。記憶部1600は、例えば、キーワードごとの重要度の合計を、問い合わせの重要度に変換するための情報を記憶する。問い合わせの重要度は、具体的には、図21に後述する重要度ポイントである。記憶部1600は、具体的には、図11に示した重要度マスタ1100を記憶する。
記憶部1600は、問い合わせごとに、問い合わせを受け付けてからの経過時間を記憶する。記憶部1600は、例えば、図12に示した経過時間DB1200を記憶する。記憶部1600は、経過時間を点数化するための情報を記憶する。記憶部1600は、例えば、経過時間の範囲ごとに、点数を対応付けた対応情報を記憶する。経過時間の点数は、具体的には、図22に後述する経過時間ポイントである。記憶部1600は、具体的には、図13に示した経過時間マスタ1300を記憶する。
取得部1601は、各機能部の処理に用いられる各種情報を取得する。取得部1601は、取得した各種情報を、記憶部1600に記憶し、または、各機能部に出力する。また、取得部1601は、記憶部1600に記憶しておいた各種情報を、各機能部に出力してもよい。取得部1601は、例えば、利用者の操作入力に基づき、各種情報を取得する。取得部1601は、例えば、情報処理装置100とは異なる装置から、各種情報を受信してもよい。
取得部1601は、問い合わせを取得する。取得部1601は、例えば、今回入力された問い合わせを取得する。これにより、取得部1601は、優先度を判定する対象となる問い合わせを取得することができる。また、取得部1601は、問い合わせの対象となる事例を特定するため、または、問い合わせの重要度を判定するために、問い合わせを、判定部1602に出力することができる。
取得部1601は、第1の統計情報として、問い合わせの入力時に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得する。取得部1601は、例えば、第1の統計情報として、ユーザに対応付けられた、問い合わせの入力時に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得する。取得部1601は、具体的には、第1の統計情報として、ユーザと問い合わせとの組み合わせに対応付けられたタイピング傾向DB600を取得する。これにより、取得部1601は、今回の問い合わせの緊急度を判定するための、問い合わせの入力時のユーザの状況が反映された第1の統計情報を取得し、判定部1602に出力することができる。
取得部1601は、第2の統計情報として、過去に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得する。取得部1601は、例えば、第2の統計情報として、ユーザに対応付けられた、過去に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得する。取得部1601は、具体的には、第2の統計情報として、ユーザに対応付けられたタイピング傾向DB600を取得する。これにより、取得部1601は、今回の問い合わせの緊急度を判定するための基準となる、過去のユーザの状況が反映された第2の統計情報を、判定部1602に出力することができる。
取得部1601は、例えば、第2の統計情報として、ユーザ全体に対応付けられた、過去に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得してもよい。取得部1601は、具体的には、第2の統計情報として、ユーザ全体に対応付けられたタイピング傾向DB600を取得する。これにより、取得部1601は、今回の問い合わせの緊急度を判定するための基準となる、ユーザ全体の状況が反映された第2の統計情報を、判定部1602に出力することができる。
取得部1601は、例えば、第2の統計情報として、過去の問い合わせの入力時に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得してもよい。取得部1601は、具体的には、第2の統計情報として、ユーザに対応付けられた、過去の問い合わせの入力時に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関するタイピング傾向DB600を取得する。これにより、取得部1601は、今回の問い合わせの緊急度を判定するための基準となる、過去の問い合わせの入力時のユーザの状況が反映された第2の統計情報を取得し、判定部1602に出力することができる。
判定部1602は、問い合わせの優先度を判定する。優先度は、問い合わせへの応対を、応対担当者が、どの程度優先することが好ましいかを示す指標値である。これにより、判定部1602は、問い合わせへの応対を、応対担当者が、どの程度優先することが好ましいかを判定することができる。
判定部1602は、取得した第1の統計情報と、取得した第2の統計情報とを比較した結果に基づいて、問い合わせの優先度を判定する。判定部1602は、例えば、統計情報の差分の大きさごとに緊急度を対応付けた対応情報を参照して、第1の統計情報と第2の統計情報との差分に基づいて、問い合わせの緊急度を判定する。そして、判定部1602は、問い合わせの緊急度を、問い合わせの優先度として判定する。これにより、判定部1602は、問い合わせへの応対を、応対担当者が、どの程度優先することが好ましいかを判定することができる。
ここで、顧客が、問い合わせの事例の解決を急いでいるほど、事例を解決する所要時間の低減化を図ることが好ましく、問い合わせを後回しにすることが好ましくない。換言すれば、問い合わせの緊急度が高いほど、応対担当者が優先して応対し、解決にかかる時間の低減化を図ることが好ましい。これに対し、判定部1602は、緊急度に基づいて、問い合わせの優先度を判定することができ、応対担当者が、緊急度が比較的高い問い合わせを優先して応対しやすくすることができ、顧客の満足度の向上を図り、かつ、作業効率の向上を図ることができる。
判定部1602は、事例ごとにキーワードを対応付けた対応情報を参照して、問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、問い合わせの対象である事例を特定し、特定した事例に基づいて、問い合わせの優先度を判定する。判定部1602は、例えば、事例ごとに難易度を対応付けた対応情報を参照して、特定した事例に対応する難易度を判定する。そして、判定部1602は、判定した難易度を、問い合わせの優先度として判定する。これにより、判定部1602は、問い合わせへの応対を、応対担当者が、どの程度優先することが好ましいかを判定することができる。
ここで、例えば、難易度が高い事例は、解決に時間がかかりやすい傾向があり、難易度が高い事例にかかる問い合わせを後回しにすると、他の問い合わせの事例を解決する所要時間との差が大きくなりやすい。このため、難易度が高い事例にかかる問い合わせの作成者である顧客が、他の顧客よりも、問い合わせの事例を解決する所要時間が長大化しやすくなり、顧客が不満を抱きやすくなる。これに対し、判定部1602は、問い合わせの対象である事例の難易度に基づいて、優先度を判定することができ、応対担当者が、難易度が高い事例にかかる問い合わせを後回しにせず、顧客の満足度の向上を図ることを可能にすることができる。
判定部1602は、比較した結果と、特定した事例とに基づいて、問い合わせの優先度を判定してもよい。判定部1602は、例えば、比較した結果に基づいて判定した緊急度と、判定した難易度とに基づいて、問い合わせの優先度を判定する。判定部1602は、具体的には、緊急度と難易度とを乗算し、問い合わせの優先度を判定する。これにより、判定部1602は、問い合わせへの応対を、応対担当者が、どの程度優先することが好ましいかを判定することができる。
ここで、問い合わせの緊急度が高いほど、問い合わせの対象となる事例の解決能力が比較的高い応対担当者が応対し、解決にかかる時間の低減化を図ることが好ましいことがある。また、事例の難易度が高いほど、事例の解決能力が比較的高い応対担当者が応対し、解決にかかる負担の低減化を図ることが好ましいことがある。これに対し、判定部1602は、緊急度と難易度とに基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。このため、判定部1602は、事例の解決能力が比較的高い応対担当者が、優先度を参照して、緊急度や難易度が比較的高い問い合わせに応対しやすくすることができ、顧客の満足度の向上を図り、かつ、作業効率の向上を図ることができる。
判定部1602は、キーワードごとに重要度を対応付けた対応情報を参照して、問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、問い合わせの重要度を判定し、判定した重要度に基づいて、問い合わせの優先度を判定する。判定部1602は、例えば、判定した重要度を、問い合わせの優先度として判定する。これにより、判定部1602は、問い合わせへの応対を、応対担当者が、どの程度優先することが好ましいかを判定することができる。
ここで、顧客は、重要であると考えている問い合わせの事例を解決する所要時間が長大化すると、不満を抱きやすく、重要ではないと考えている問い合わせの事例を解決する所要時間が長大化しても、不満を抱きにくい傾向がある。これに対し、判定部1602は、問い合わせの重要度に基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。このため、判定部1602は、応対担当者が、重要度が比較的大きい問い合わせを優先して応対しやすくすることができ、顧客の満足度の向上を図ることを可能にすることができる。
判定部1602は、比較した結果に基づいて判定した緊急度と、判定した重要度とに基づいて、問い合わせの優先度を判定してもよい。判定部1602は、例えば、緊急度と重要度とを乗算し、問い合わせの優先度を判定する。これにより、判定部1602は、問い合わせへの応対を、応対担当者が、どの程度優先することが好ましいかを判定することができる。
ここで、問い合わせの緊急度が高いほど、応対担当者が優先して応対し、解決にかかる時間の低減化を図ることが好ましい。また、顧客は、重要であると考えている問い合わせの事例を解決する所要時間が長大化すると、不満を抱きやすく、重要ではないと考えている問い合わせの事例を解決する所要時間が長大化しても、不満を抱きにくい傾向がある。これに対し、判定部1602は、問い合わせの緊急度と重要度とに基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。このため、判定部1602は、応対担当者が、緊急度や重要度が比較的大きい問い合わせを優先して応対しやすくすることができ、顧客の満足度の向上を図ることを可能にすることができる。
判定部1602は、問い合わせを受け付けてからの経過時間を取得し、取得した経過時間に基づいて、問い合わせの優先度を判定する。判定部1602は、例えば、経過時間の範囲ごとに、点数を対応付けた対応情報を参照して、取得した経過時間に基づいて、経過時間の点数を判定し、判定した点数に基づいて、問い合わせの優先度を判定する。判定部1602は、具体的には、経過時間の点数を、問い合わせの優先度として判定する。これにより、判定部1602は、問い合わせへの応対を、応対担当者が、どの程度優先することが好ましいかを判定することができる。
ここで、顧客は、問い合わせの事例を解決する所要時間が長大化するほど、不満を抱きやすい傾向がある。これに対し、判定部1602は、問い合わせを受け付けてからの経過時間に基づいて、優先度を判定することができる。このため、判定部1602は、応対担当者が、経過時間が比較的長い問い合わせを優先して応対しやすくすることができ、顧客の満足度の向上を図ることを可能にすることができる。
判定部1602は、比較した結果と、取得した経過時間とに基づいて、問い合わせの優先度を判定してもよい。判定部1602は、例えば、比較した結果に基づいて判定した緊急度と、取得した経過時間に基づいて判定した経過時間の点数とに基づいて、問い合わせの優先度を判定する。判定部1602は、具体的には、緊急度と経過時間の点数とを乗算し、問い合わせの優先度を判定する。これにより、判定部1602は、問い合わせへの応対を、応対担当者が、どの程度優先することが好ましいかを判定することができる。
ここで、問い合わせの緊急度が高いほど、応対担当者が優先して応対し、解決にかかる時間の低減化を図ることが好ましい。また、顧客は、問い合わせの事例を解決する所要時間が長大化するほど、不満を抱きやすい傾向がある。これに対し、判定部1602は、問い合わせの緊急度と、問い合わせを受け付けてからの経過時間とに基づいて、優先度を判定することができる。このため、判定部1602は、応対担当者が、緊急度が比較的高く、または、経過時間が比較的長い問い合わせを優先して応対しやすくすることができ、顧客の満足度の向上を図ることを可能にすることができる。
出力部1603は、問い合わせに、判定した優先度を対応付けて出力する。出力部1603は、問い合わせが複数あれば、問い合わせごとに、判定した優先度を対応付けて出力する。出力形式は、例えば、ディスプレイへの表示、プリンタへの印刷出力、ネットワークI/F503による外部装置への送信、または、メモリ502や記録媒体505などの記憶領域への記憶である。出力部1603は、具体的には、問い合わせごとに、判定した優先度を対応付けて、記憶部1600に記憶させる。
これにより、出力部1603は、問い合わせの優先度を判定し、応対担当者が参照可能にすることができる。このため、応対担当者は、問い合わせの優先度を参照しつつ、問い合わせに応対していくことができ、顧客の満足度の向上を図り、かつ、作業効率の向上を図ることができる。
出力部1603は、問い合わせが複数あれば、問い合わせごとに記憶部1600に記憶された優先度に基づいて、複数の問い合わせを順序付けて出力する。出力形式は、例えば、ディスプレイへの表示、プリンタへの印刷出力、ネットワークI/F503による外部装置への送信、または、メモリ502や記録媒体505などの記憶領域への記憶である。出力部1603は、具体的には、複数の問い合わせを順序付けて、応対側装置202に送信し、複数の問い合わせを順序付けて、応対側装置202のディスプレイ1506に表示させる。
これにより、出力部1603は、問い合わせの優先度を判定し、応対担当者が参照可能にすることができる。このため、応対担当者は、問い合わせの優先度を参照しつつ、問い合わせに応対していくことができ、顧客の満足度の向上を図り、かつ、作業効率の向上を図ることができる。
出力部1603は、いずれかの機能部の処理結果を出力してもよい。出力形式は、例えば、ディスプレイへの表示、プリンタへの印刷出力、ネットワークI/F503による外部装置への送信、または、メモリ502や記録媒体505などの記憶領域への記憶である。これにより、出力部1603は、各機能部の処理結果を通知可能にし、情報処理装置100の利便性の向上を図ることができる。
(情報処理システム200の動作例)
次に、図17〜図24を用いて、情報処理システム200の動作例について説明する。以下の説明では、上述した情報処理システム200の第2の例を用いて、情報処理システム200の動作例について説明する。まず、図17を用いて、顧客が、利用者装置201において、問い合わせを入力する一例について説明する。
次に、図17〜図24を用いて、情報処理システム200の動作例について説明する。以下の説明では、上述した情報処理システム200の第2の例を用いて、情報処理システム200の動作例について説明する。まず、図17を用いて、顧客が、利用者装置201において、問い合わせを入力する一例について説明する。
図17は、問い合わせを入力する一例を示す説明図である。図17において、情報処理装置100は、利用者装置201と通信し、問い合わせの入力フォーム1700を、利用者装置201に、ウェブブラウザを用いて表示させる。入力フォーム1700は、顧客の情報を入力する入力欄1701と、問い合わせを入力する入力欄1702と、送信ボタン1703とを含む。
顧客は、利用者装置201の入力装置1407を用いて、入力欄1701に顧客の情報を入力し、入力欄1702に問い合わせを入力する。ここで、利用者装置201は、入力フォーム1700に対する、入力装置1407を用いた入力操作を記録しておく。
顧客は、利用者装置201の入力装置1407を用いて、送信ボタン1703をクリックする。利用者装置201は、送信ボタン1703がクリックされると、入力欄1701に入力された顧客の情報と、入力欄1702に入力された今回の問い合わせと、記録した入力操作とを対応付けて、情報処理装置100に送信する。
情報処理装置100は、入力欄1701に入力された顧客の情報と、入力欄1702に入力された今回の問い合わせと、記録した入力操作とを受信する。情報処理装置100は、顧客と、今回の問い合わせとの組み合わせに対応付けて、記録した入力操作に基づくタイピング傾向DB600を生成して記憶する。次に、図18を用いて、情報処理装置100が、緊急度ポイントを算出する一例について説明する。
図18は、緊急度ポイントを算出する一例を示す説明図である。情報処理装置100は、顧客と今回の問い合わせとに対応するタイピング傾向DB600と、過去の顧客に対応するタイピング傾向DB600とを取得する。情報処理装置100は、取得したタイピング傾向DB600同士を、比較表1800に示すように比較し、緊急度マスタ700を参照して、平均差に対応する緊急度ポイントを特定し、緊急度ポイントの合計を算出する。情報処理装置100は、緊急度ポイントの合計を、最低1点かつ最高10点の範囲で補正し、問い合わせの緊急度ポイントとして算出する。
これにより、情報処理装置100は、顧客が、問い合わせの事例の解決を急いでいるか否かの観点から、問い合わせに優先して応対することが好ましいか否かを評価する指標となりうる問い合わせの緊急度ポイントを算出することができる。このため、情報処理装置100は、優先度を判定する際に、顧客が、問い合わせの事例の解決を急いでいるか否かの観点を取り入れることができる。次に、図19および図20を用いて、情報処理装置100が、難易度ポイントを算出する一例について説明する。
図19および図20は、難易度ポイントを算出する一例を示す説明図である。図19において、情報処理装置100は、今回の問い合わせの対象となる事例を特定する。図19の例では、情報処理装置100は、過去事例DB800を参照して、今回の問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、事例dを特定する。情報処理装置100は、難易度マスタ900を参照して、事例dの頻度に対応する難易度ポイントを特定し、過去事例DB800に設定する。
これにより、情報処理装置100は、事例の難易度が高く、解決に時間がかかりやすいか否かの観点から、問い合わせに優先して応対することが好ましいか否かを評価する指標となりうる難易度ポイントを算出することができる。このため、情報処理装置100は、優先度を判定する際に、事例の難易度が高く、解決に時間がかかりやすいか否かの観点を取り入れることができる。次に、図20の説明に移行し、情報処理装置100が、事例を特定する具体例について説明する。
図20において、情報処理装置100が、問い合わせ1と問い合わせ2と問い合わせ3とのそれぞれの対象となる事例を特定し、問い合わせ1と問い合わせ2と問い合わせ3とのそれぞれの難易度ポイントを特定する場合について説明する。
情報処理装置100は、問い合わせ1に含まれる名詞「製品、ダウンロード、有効期限、延長」を抽出する。情報処理装置100は、問い合わせ2に含まれる名詞「A製品、到着日、変更」を抽出する。情報処理装置100は、問い合わせ3に含まれる名詞「B製品、破損、対処」を抽出する。
情報処理装置100は、過去事例DB800を参照して、抽出した問い合わせ1に含まれる名詞「製品、ダウンロード、有効期限、延長」が、キーワードとして対応付けられた事例を特定する。図20の例では、事例は、質問内容で示される。そして、情報処理装置100は、難易度マスタ900を参照して、特定した事例の頻度に対応する難易度ポイントを特定する。
情報処理装置100は、同様に、過去事例DB800を参照して、抽出した問い合わせ2に含まれる名詞「到着日、変更」が、キーワードとして対応付けられた事例を特定する。この際、情報処理装置100は、製品名である「A製品」は利用しなくてもよい。そして、情報処理装置100は、難易度マスタ900を参照して、特定した事例の頻度に対応する難易度ポイントを特定する。
情報処理装置100は、抽出した問い合わせ3に含まれる名詞「破損、対処」が、キーワードとして対応付けられた事例が、過去事例DB800に存在しない場合、問い合わせ3の対象となる事例の頻度が0であると特定する。そして、情報処理装置100は、難易度マスタ900を参照して、特定した事例の頻度に対応する難易度ポイントを特定する。次に、図21を用いて、重要度ポイントを算出する一例について説明する。
図21は、重要度ポイントを算出する一例を示す説明図である。図21において、情報処理装置100は、今回の問い合わせに含まれる特定単語を特定する。情報処理装置100は、単語管理DB1000を参照して、今回の問い合わせに含まれる特定単語ごとのポイントを特定する。情報処理装置100は、特定単語ごとに、特定したポイントに、今回の問い合わせにおける出現回数を乗算し、個別重要度ポイントを算出する。情報処理装置100は、個別重要度ポイントの合計を算出する。情報処理装置100は、重要度マスタ1100を参照して、個別重要度ポイントの合計に対応する重要度ポイントを、今回の問い合わせの重要度ポイントとして特定する。
これにより、情報処理装置100は、顧客が、問い合わせを重要であると考えているか否かの観点から、問い合わせに優先して応対することが好ましいか否かを評価する指標となりうる重要度ポイントを算出することができる。このため、情報処理装置100は、優先度を判定する際に、顧客が、問い合わせを重要であると考えているか否かの観点を取り入れることができる。次に、図22を用いて、情報処理装置100が、経過時間ポイントを算出する一例について説明する。
図22は、経過時間ポイントを算出する一例を示す説明図である。図22において、情報処理装置100は、経過時間DB1200を参照して、今回の問い合わせを含む、まだ応対担当者が応対していない1以上の問い合わせのそれぞれの問い合わせの経過時間を取得する。情報処理装置100は、経過時間マスタ1300を参照して、それぞれの問い合わせの経過時間に対応する経過時間ポイントを特定する。
これにより、情報処理装置100は、問い合わせの事例を解決する所要時間が長大化しており、顧客が不満を抱きやすいか否かの観点から、問い合わせに優先して応対することが好ましいか否かを評価する指標となりうる経過時間ポイントを算出することができる。このため、情報処理装置100は、優先度を判定する際に、問い合わせの事例を解決する所要時間が長大化しており、顧客が不満を抱きやすいか否かの観点を取り入れることができる。次に、図23を用いて、情報処理装置100が、優先度を算出する一例について説明する。
図23は、優先度を算出する一例を示す説明図である。図23において、情報処理装置100は、優先度判定DB2300に、今回の問い合わせの緊急度ポイントと難易度ポイントと重要度ポイントと経過時間ポイントとを設定する。優先度判定DB2300は、過去の問い合わせの緊急度ポイントと難易度ポイントと重要度ポイントと経過時間ポイントとが設定済みである。情報処理装置100は、過去の問い合わせの経過時間ポイントを、今回算出した経過時間ポイントに更新する。情報処理装置100は、問い合わせごとに、緊急度ポイントと難易度ポイントと重要度ポイントと経過時間ポイントとを乗算し、優先度を算出する。情報処理装置100は、各種ポイントに重みを付けて乗算してもよい。
情報処理装置100は、まだ応対担当者が応対していない1以上の問い合わせを、優先度の高い順に、優先順位を設定する。情報処理装置100は、設定した優先順位に従って、まだ応対担当者が応対していない1以上の問い合わせを、応対側装置202のディスプレイ1506に表示させる。情報処理装置100が、設定した優先順位に従って、まだ応対担当者が応対していない1以上の問い合わせを、応対側装置202のディスプレイ1506に表示させる具体例については、例えば、図24を用いて後述する。情報処理装置100は、問い合わせに対応付けて優先度を、応対側装置202のディスプレイ1506に表示させてもよい。
これにより、応対担当者は、いずれの問い合わせを優先して応対すればよいかを判断することができ、顧客の満足度の向上を図り、かつ、作業効率の向上を図ることができる。図23の例では、応対担当者は、優先順位を把握、または、優先度を数値で把握し、問い合わせdから優先して応対することが好ましいと判断することができる。
上述のように、優先度は、顧客が問い合わせの事例の解決を急いでいるか否かの観点が反映されている。このため、応対担当者は、優先順位または優先度を基に、顧客が、解決を急いでいる事例にかかる問い合わせに、優先して応対しやすくなり、顧客の満足度の向上を図ることができる。
上述のように、優先度は、事例の難易度が高く、解決に時間がかかりやすいか否かの観点が反映されている。このため、応対担当者は、優先順位または優先度を基に、難易度が高く、解決に時間がかかりやすい事例にかかる問い合わせを後回しにせず、優先して応対しやすくなり、顧客の満足度の向上を図ることができる。
上述のように、優先度は、顧客が問い合わせを重要であると考えているか否かの観点が反映されている。このため、応対担当者は、優先順位または優先度を基に、顧客が重要であると考えている問い合わせに、優先して応対しやすくなり、顧客の満足度の向上を図ることができる。
上述のように、優先度は、問い合わせの事例を解決する所要時間が長大化しており、顧客が不満を抱きやすいか否かの観点が反映されている。このため、応対担当者は、優先順位または優先度を基に、解決する所要時間が長大化している事例にかかる問い合わせに、優先して応対しやすくなり、顧客の満足度の向上を図ることができる。また、応対担当者は、問い合わせを電話で受け付けなくても、問い合わせの優先度を把握することができるため、作業負担の低減化を図ることができる。次に、図24を用いて、応対側装置202が、問い合わせを表示する一例について説明する。
図24は、問い合わせを表示する一例を示す説明図である。図24において、情報処理装置100は、応対用画面2400を、応対側装置202のディスプレイ1506に表示させる。応対用画面2400は、優先順位と、問い合わせの差出人となる顧客と、問い合わせの件名と、問い合わせの受信日時と、状況と、引き取りボタンとを対応付けて示す。応対担当者は、優先順位や問い合わせの件名を参照して、入力装置1507を用いて、いずれかの問い合わせに対応する引き取りボタンをクリックすることにより、いずれかの問い合わせに対して応対する。
ここでは、情報処理装置100が、問い合わせの緊急度ポイントと難易度ポイントと重要度ポイントと経過時間ポイントとを乗算し、問い合わせの優先度を算出する場合について説明したが、これに限らない。例えば、情報処理装置100が、問い合わせの緊急度ポイントと難易度ポイントと重要度ポイントと経過時間ポイントとのいずれか1つを、問い合わせの優先度として設定する場合があってもよい。また、例えば、情報処理装置100が、問い合わせの緊急度ポイントと難易度ポイントと重要度ポイントと経過時間ポイントとのうち、2種類以上を組み合わせて乗算し、問い合わせの優先度を算出する場合があってもよい。
ここでは、情報処理装置100が、優先順位を、応対担当者が把握可能にする場合について説明したが、これに限らない。例えば、情報処理装置100が、問い合わせごとに、緊急度ポイントと、難易度ポイントと、重要度ポイントと、経過時間ポイントと、優先度とを数値で、応対担当者が把握可能にする場合があってもよい。これにより、情報処理装置100は、応対担当者が、様々な観点から、いずれの問い合わせに優先して応対すればよいかを判断可能にすることができる。
(全体処理手順)
次に、図25〜図29を用いて、情報処理装置100が実行する、全体処理手順の一例について説明する。全体処理は、例えば、図5に示したCPU501と、メモリ502や記録媒体505などの記憶領域と、ネットワークI/F503とによって実現される。
次に、図25〜図29を用いて、情報処理装置100が実行する、全体処理手順の一例について説明する。全体処理は、例えば、図5に示したCPU501と、メモリ502や記録媒体505などの記憶領域と、ネットワークI/F503とによって実現される。
図25〜図29は、全体処理手順の一例を示すフローチャートである。図25において、情報処理装置100は、顧客からの問い合わせを受信する(ステップS2501)。
次に、情報処理装置100は、受信した問い合わせに対応するタイピング情報を取得する(ステップS2502)。そして、情報処理装置100は、取得した問い合わせに対応するタイピング情報と、タイピング傾向DB600に記憶された顧客に対応するタイピング傾向情報とを比較する(ステップS2503)。
次に、情報処理装置100は、比較した結果に基づいて、受信した問い合わせの緊急度ポイントを算出する(ステップS2504)。そして、情報処理装置100は、取得した問い合わせに対応するタイピング情報に基づいて、タイピング傾向DB600を更新する(ステップS2505)。そして、情報処理装置100は、図26のステップS2601の処理に移行する。
図26において、情報処理装置100は、受信した問い合わせから名詞を抽出する(ステップS2601)。
次に、情報処理装置100は、抽出した名詞からキーワードを抽出する(ステップS2602)。そして、情報処理装置100は、抽出したキーワードの組み合わせに基づいて、受信した問い合わせの対象となる事例を特定する(ステップS2603)。
次に、情報処理装置100は、特定した問い合わせの対象となる事例と、過去事例DB800に記憶された事例とを比較する(ステップS2604)。そして、情報処理装置100は、比較した結果に基づいて、受信した問い合わせの難易度ポイントを算出する(ステップS2605)。
次に、情報処理装置100は、特定した問い合わせの対象となる事例に基づいて、過去事例DB800を更新する(ステップS2606)。そして、情報処理装置100は、図27のステップS2701の処理に移行する。
図27において、情報処理装置100は、抽出したキーワードと、単語管理DB1000に記憶された単語とを比較する(ステップS2701)。
次に、情報処理装置100は、比較した結果に基づいて、受信した問い合わせの重要度ポイントを算出する(ステップS2702)。そして、情報処理装置100は、抽出したキーワードに基づいて、単語管理DB1000を更新する(ステップS2703)。そして、情報処理装置100は、図28のステップS2801の処理に移行する。
図28において、情報処理装置100は、受信した問い合わせに、受信時刻を対応付けて、経過時間DB1200に追加する(ステップS2801)。
次に、情報処理装置100は、受信した問い合わせに、算出した緊急度ポイントと、算出した難易度ポイントと、算出した重要度ポイントとを対応付けて、優先度判定DB2300に追加する(ステップS2802)。そして、情報処理装置100は、経過時間DB1200に記憶された問い合わせごとの経過時間を更新する(ステップS2803)。
次に、情報処理装置100は、経過時間DB1200に記憶された問い合わせごとの経過時間と、経過時間マスタ1300に記憶された経過時間範囲とを比較する(ステップS2804)。そして、情報処理装置100は、比較した結果に基づいて、問い合わせごとの経過時間ポイントを算出し、問い合わせごとに対応付けて優先度判定DB2300に追加する(ステップS2805)。そして、情報処理装置100は、図29のステップS2901の処理に移行する。
図29において、情報処理装置100は、優先度判定DB2300を参照して、問い合わせごとに、緊急度ポイントと難易度ポイントと重要度ポイントと経過時間ポイントとを乗算して優先度を算出する(ステップS2901)。
次に、情報処理装置100は、問い合わせごとに算出した優先度に基づいて、問い合わせを順位付ける(ステップS2902)。そして、情報処理装置100は、順位付けた結果に従って、問い合わせを表示する(ステップS2903)。そして、情報処理装置100は、全体処理を終了する。
ここで、情報処理装置100は、図25〜図29の各フローチャートの一部ステップの処理の順序を入れ替えて実行してもよい。例えば、ステップS2603〜S2606の処理と、ステップS2701〜S2703の処理との順序は入れ替え可能である。また、情報処理装置100は、図25〜図29の各フローチャートの一部ステップの処理を省略してもよい。例えば、ステップS2701〜S2703の処理が省略され、ステップS2901の処理で、重要度ポイントを利用しない場合があってもよい。
以上説明したように、情報処理装置100によれば、問い合わせの入力時に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得することができる。情報処理装置100によれば、取得した統計情報と、過去に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。情報処理装置100によれば、問い合わせに、判定した優先度を対応付けて出力することができる。これにより、情報処理装置100は、問い合わせの優先度を判定し、応対担当者が参照可能にすることができ、応対担当者が、顧客の満足度の向上を図り、かつ、作業効率の向上を図ることを可能にすることができる。
情報処理装置100によれば、ユーザに対応付けられた、問い合わせの入力時に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得することができる。情報処理装置100によれば、取得した統計情報と、同じユーザに対応付けられた、過去に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。これにより、情報処理装置100は、同じユーザにかかる統計情報同士を比較することができ、問い合わせの入力時のユーザの深刻さを精度よく判定しやすくすることができ、優先度を精度よく判定しやすくすることができる。
情報処理装置100によれば、タイピングの平均速度、タイピングの強度、タイピングのミス率、タイピングの間隔、タイピングの回数、および、特定コマンドの回数の少なくともいずれかを含む統計情報を利用することができる。これにより、情報処理装置100は、問い合わせの入力時のユーザの深刻さに関わる統計情報を利用することができ、問い合わせの入力時のユーザの深刻さを精度よく判定しやすくすることができる。
情報処理装置100によれば、さらに、問い合わせの入力時におけるユーザの生体情報を含む統計情報を利用することができる。これにより、情報処理装置100は、問い合わせの入力時のユーザの深刻さに関わる統計情報を利用することができ、問い合わせの入力時のユーザの深刻さを精度よく判定しやすくすることができる。
情報処理装置100によれば、取得した統計情報と、過去の問い合わせの入力時に入力装置1407を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。これにより、情報処理装置100は、問い合わせの入力時にかかる統計情報同士を比較することができ、問い合わせの入力時のユーザの深刻さを精度よく判定しやすくすることができ、優先度を精度よく判定しやすくすることができる。
情報処理装置100によれば、事例ごとにキーワードを対応付けた対応情報を参照して、問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、問い合わせの対象である事例を特定することができる。情報処理装置100によれば、比較した結果と、特定した事例とに基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。これにより、情報処理装置100は、問い合わせの対象である事例に基づいて、優先度を精度よく判定しやすくすることができる。
情報処理装置100によれば、キーワードごとに重要度を対応付けた対応情報を参照して、問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、問い合わせの重要度を判定することができる。情報処理装置100によれば、比較した結果と、判定した重要度とに基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。これにより、情報処理装置100は、応対担当者が、重要度が比較的大きい問い合わせを優先して応対しやすくすることができ、顧客の満足度の向上を図ることを可能にすることができる。
情報処理装置100によれば、問い合わせを受け付けてからの経過時間を取得し、比較した結果と、取得した経過時間とに基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。これにより、情報処理装置100は、応対担当者が、経過時間が比較的長い問い合わせを優先して応対しやすくすることができ、顧客の満足度の向上を図ることを可能にすることができる。
情報処理装置100によれば、複数の問い合わせのそれぞれの問い合わせの優先度に基づいて、複数の問い合わせを順序付けて出力することができる。これにより、情報処理装置100は、応対担当者が、複数の問い合わせのいずれの問い合わせの優先度が比較的高いのかを判断しやすくすることができ、応対担当者の作業効率の向上を図ることができる。
情報処理装置100によれば、統計情報の差分の大きさごとに緊急度を対応付けた対応情報を参照して、比較した結果に基づいて、問い合わせの緊急度を判定し、判定した緊急度に基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。これにより、情報処理装置100は、緊急度に基づいて、問い合わせの優先度を判定することができ、応対担当者が、緊急度が比較的高い問い合わせを優先して応対しやすくすることができ、顧客の満足度の向上を図り、かつ、作業効率の向上を図ることができる。
情報処理装置100によれば、事例ごとに難易度を対応付けた対応情報を参照して、特定した事例に対応する難易度を判定し、比較した結果と、判定した難易度とに基づいて、問い合わせの優先度を判定することができる。これにより、情報処理装置100は、問い合わせの対象である事例の難易度に基づいて、優先度を判定することができ、応対担当者が、難易度が高い事例にかかる問い合わせを後回しにせず、顧客の満足度の向上を図ることを可能にすることができる。
情報処理装置100によれば、キーボードを入力装置1407とした統計情報を利用することができる。これにより、情報処理装置100は、問い合わせの入力時のユーザの深刻さが影響しやすい入力装置1407にかかる統計情報を利用することができ、問い合わせの入力時のユーザの深刻さを精度よく判定しやすくすることができる。
なお、本実施の形態で説明した情報処理方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本実施の形態で説明した情報処理プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本実施の形態で説明した情報処理プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定し、
前記問い合わせに、判定した前記優先度を対応付けて出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定し、
前記問い合わせに、判定した前記優先度を対応付けて出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記2)前記取得する処理は、
ユーザに対応付けられた、問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
前記判定する処理は、
取得した前記統計情報と、前記ユーザに対応付けられた、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1に記載の情報処理プログラム。
ユーザに対応付けられた、問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
前記判定する処理は、
取得した前記統計情報と、前記ユーザに対応付けられた、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1に記載の情報処理プログラム。
(付記3)前記統計情報は、タイピングの平均速度、タイピングの強度、タイピングのミス率、タイピングの間隔、タイピングの回数、および、特定コマンドの回数の少なくともいずれかを含む、ことを特徴とする付記2に記載の情報処理プログラム。
(付記4)前記統計情報は、さらに、前記問い合わせの入力時におけるユーザの生体情報を含む、ことを特徴とする付記3に記載の情報処理プログラム。
(付記5)前記判定する処理は、
取得した前記統計情報と、過去の問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
取得した前記統計情報と、過去の問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記6)前記判定する処理は、
事例ごとにキーワードを対応付けた対応情報を参照して、前記問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、前記問い合わせの対象である事例を特定し、前記比較した結果と、特定した前記事例とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
事例ごとにキーワードを対応付けた対応情報を参照して、前記問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、前記問い合わせの対象である事例を特定し、前記比較した結果と、特定した前記事例とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記7)前記判定する処理は、
キーワードごとに重要度を対応付けた対応情報を参照して、前記問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、前記問い合わせの重要度を判定し、前記比較した結果と、判定した前記重要度とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
キーワードごとに重要度を対応付けた対応情報を参照して、前記問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、前記問い合わせの重要度を判定し、前記比較した結果と、判定した前記重要度とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記8)前記判定する処理は、
前記問い合わせを受け付けてからの経過時間を取得し、前記比較した結果と、取得した前記経過時間とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
前記問い合わせを受け付けてからの経過時間を取得し、前記比較した結果と、取得した前記経過時間とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記9)前記取得する処理は、
複数の問い合わせのそれぞれの問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
前記判定する処理は、
前記問い合わせごとに、取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、優先度を判定し、
前記出力する処理は、
前記複数の問い合わせのそれぞれの問い合わせの優先度に基づいて、前記複数の問い合わせを順序付けて出力する、ことを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
複数の問い合わせのそれぞれの問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
前記判定する処理は、
前記問い合わせごとに、取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、優先度を判定し、
前記出力する処理は、
前記複数の問い合わせのそれぞれの問い合わせの優先度に基づいて、前記複数の問い合わせを順序付けて出力する、ことを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記10)前記判定する処理は、
統計情報の差分の大きさごとに緊急度を対応付けた対応情報を参照して、前記比較した結果に基づいて、前記問い合わせの緊急度を判定し、判定した前記緊急度に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
統計情報の差分の大きさごとに緊急度を対応付けた対応情報を参照して、前記比較した結果に基づいて、前記問い合わせの緊急度を判定し、判定した前記緊急度に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記11)前記判定する処理は、
事例ごとに難易度を対応付けた対応情報を参照して、特定した前記事例に対応する難易度を判定し、前記比較した結果と、判定した前記難易度とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記6に記載の情報処理プログラム。
事例ごとに難易度を対応付けた対応情報を参照して、特定した前記事例に対応する難易度を判定し、前記比較した結果と、判定した前記難易度とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする付記6に記載の情報処理プログラム。
(付記12)前記入力装置は、キーボードである、ことを特徴とする付記1〜11のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記13)問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定し、
前記問い合わせに、判定した前記優先度を対応付けて出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定し、
前記問い合わせに、判定した前記優先度を対応付けて出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
(付記14)問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定し、
前記問い合わせに、判定した前記優先度を対応付けて出力する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定し、
前記問い合わせに、判定した前記優先度を対応付けて出力する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
100 情報処理装置
200 情報処理システム
201 利用者装置
202 応対側装置
210 ネットワーク
500,1400,1500 バス
501,1401,1501 CPU
502,1402,1502 メモリ
503,1403,1503 ネットワークI/F
504,1404,1504 記録媒体I/F
505,1405,1505 記録媒体
600 タイピング傾向DB
700 緊急度マスタ
800 過去事例DB
900 難易度マスタ
1000 単語管理DB
1100 重要度マスタ
1200 経過時間DB
1300 経過時間マスタ
1406,1506 ディスプレイ
1407,1507 入力装置
1408 センサ装置
1600 記憶部
1601 取得部
1602 判定部
1603 出力部
1700 入力フォーム
1701,1702 入力欄
1703 送信ボタン
1800 比較表
2300 優先度判定DB
2400 応対用画面
200 情報処理システム
201 利用者装置
202 応対側装置
210 ネットワーク
500,1400,1500 バス
501,1401,1501 CPU
502,1402,1502 メモリ
503,1403,1503 ネットワークI/F
504,1404,1504 記録媒体I/F
505,1405,1505 記録媒体
600 タイピング傾向DB
700 緊急度マスタ
800 過去事例DB
900 難易度マスタ
1000 単語管理DB
1100 重要度マスタ
1200 経過時間DB
1300 経過時間マスタ
1406,1506 ディスプレイ
1407,1507 入力装置
1408 センサ装置
1600 記憶部
1601 取得部
1602 判定部
1603 出力部
1700 入力フォーム
1701,1702 入力欄
1703 送信ボタン
1800 比較表
2300 優先度判定DB
2400 応対用画面
Claims (8)
- 問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定し、
前記問い合わせに、判定した前記優先度を対応付けて出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。 - 前記取得する処理は、
ユーザに対応付けられた、問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
前記判定する処理は、
取得した前記統計情報と、前記ユーザに対応付けられた、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。 - 前記判定する処理は、
事例ごとにキーワードを対応付けた対応情報を参照して、前記問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、前記問い合わせの対象である事例を特定し、前記比較した結果と、特定した前記事例とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。 - 前記判定する処理は、
キーワードごとに重要度を対応付けた対応情報を参照して、前記問い合わせに含まれるキーワードに基づいて、前記問い合わせの重要度を判定し、前記比較した結果と、判定した前記重要度とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。 - 前記判定する処理は、
前記問い合わせを受け付けてからの経過時間を取得し、前記比較した結果と、取得した前記経過時間とに基づいて、前記問い合わせの優先度を判定する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。 - 前記取得する処理は、
複数の問い合わせのそれぞれの問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
前記判定する処理は、
前記問い合わせごとに、取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、優先度を判定し、
前記出力する処理は、
前記複数の問い合わせのそれぞれの問い合わせの優先度に基づいて、前記複数の問い合わせを順序付けて出力する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。 - 問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定し、
前記問い合わせに、判定した前記優先度を対応付けて出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。 - 問い合わせの入力時に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報を取得し、
取得した前記統計情報と、過去に入力装置を用いて行われた入力操作に関する統計情報とを比較した結果に基づいて、前記問い合わせの優先度を判定し、
前記問い合わせに、判定した前記優先度を対応付けて出力する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019046223A JP2020149347A (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | 情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2019046223A JP2020149347A (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | 情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置 |
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JPH0646161A (ja) * | 1992-07-24 | 1994-02-18 | Toshiba Corp | 通信方式 |
JPH11261627A (ja) * | 1998-03-09 | 1999-09-24 | Fujitsu Ltd | 電子メール配信装置 |
JP2006053858A (ja) * | 2004-08-16 | 2006-02-23 | Hitachi Software Eng Co Ltd | インテリジェントメール送受信装置 |
JP2011082839A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | コールセンタシステム |
-
2019
- 2019-03-13 JP JP2019046223A patent/JP2020149347A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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