JP2007129396A - 電話機、着信通知プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

電話機、着信通知プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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敏昭 平嶺
Takeshi Yamamoto
武 山本
Yasuhiko Hiraoka
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Abstract

【目的】呼の着信時に取得したデータと電話機内にて記憶されたデータとに基づいて呼の緊急度を算出して、緊急度に対応する着信通知を実現する。
【構成】発呼者の識別情報と属性とを対応づけて記憶し、呼の着信時に受信した発呼者識別情報から属性を取得し、その属性から緊急度を算出して、着信音や振動を変更する。また、緊急度の算出には着信日時や時刻、そして、呼を着信した電話機があらかじめ記録している属性や着信日時を考慮することでさらに精度を向上させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、着信時の通知制御をおこなう電話機、着信通知プログラムおよび記録媒体に関する。より詳細には、ある電話機が呼を受けた時(以下、この電話機を受信機と呼ぶ)に、呼を発信した電話機(以下、発信機と呼ぶ)の情報を受信し、その発信機側の情報と受信機に含まれる情報とで呼の緊急度を判定して受信機の着信通知制御を行うことができる電話機、着信通知プログラム及び記録媒体に関する。
従来の電話機の外観を図15に示し、電話機の内部構成を図16に示す。図16に示すように、電話機15は、CPU15a、無線回路およびベースバンド回路などの種々の回路15b、不揮発性メモリ15c、マイクロフォン15d、スピーカ15e、液晶ディスプレイ15f、入力ボタン群15g、およびアンテナ15hなどによって構成されている。屋内に設置された固定電話機の場合はアンテナ15hを有さず、屋内まで敷設された電話回線に物理的に接続されている場合が多い。また、液晶ディスプレイ15fを有さないタイプも存在する。
不揮発性メモリ15cは、フラッシュメモリなどのような、不揮発性でありかつデータの書き換え可能である記憶媒体である。不揮発性メモリ15cには、回路15b、マイクロフォン15d、スピーカ15e、および液晶ディスプレイ15fなどの制御を行うためのプログラムおよびデータのほか、Webブラウザおよび電子メールなどのアプリケーション機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムはCPU15aによって実行される。
従来では、電話機15が呼を受けた時、この電話機15に呼を発信した別の電話機(以下、この呼を発した電話機を発信機と呼ぶ)に割り当てられた電話番号の情報を電話機15が受信し、電話機15の液晶ディスプレイ15fに発信機の電話番号を表示させることで、発信機を利用する発信者が誰であるかを電話機15の利用者が容易に知ることができた。
入力ボタン群15gは、電話機15の利用者が電話機15に電話番号、電子メールアドレスなどの情報を電話機15に入力するための機能を有する。これらのボタンが押されるごとに、そのボタンに対応する信号がCPU15aに送られ、呼の発信や、メールアドレスの登録などが行える。
不揮発性メモリ15cには、図17に示されるような、着信情報取得部171、電話番号等記憶部172、回線接続部173、記憶内容更新部174、記憶内容取得部175などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。
着信情報取得部171は、呼を受けた時に、発信機から送られてきたデータを復調し、誤り訂正符合化を行って、電話番号情報などの着信情報を取得する機能を有する。具体的には、図18に示すように、復調部181と、誤り訂正復号化部182と、音声復号化部183と、デジタル/アナログ変換部184とから構成される。これは周知の技術によって、信号の復号化を実施した後に、デジタル信号からアナログ信号へ変換するものである。音声復号化部183とデジタル/アナログ変換部184とは回線が接続された後の音声情報を処理するものであり、電話番号等の着信情報は誤り符合化部183を介した後は液晶ディスプレイ15fに情報が表示されたり、電話番号記憶部172に記憶される。
電話番号等記憶部172は、着信情報取得部171にて取得した発信機の電話番号情報などを記憶する機能を有する。回線接続部173は、電話機15から別の電話機に発呼する場合に、呼を受ける電話機との回線を接続するとともに、電話機15の電話番号情報などを送信する機能を有する。この回線接続部173は、図19に示すように、アナログ/デジタル変換部191と、音声符号化部192と、誤り訂正符号化部193と、デジタル変調部194とで構成される。記憶内容更新部174は、電話機15の利用者が入力ボタン群15gを操作することにより電話番号等記憶部172に記憶されている情報を更新する機能を有する。記憶内容取得部175は電話機15の利用者が入力ボタン群15gを操作することにより電話番号等記憶部172に記憶されている情報を取得する機能を有する。取得された電話番号等の情報は回線接続部173にて発呼先として利用される。
このような従来の構成を有する電話機15では、発信機が電話機15に対して発呼した際に、電話回線を通じて送信されてきた発信機の電話番号が電話機15の着信情報取得部171にて取得され、その後、電話機15の液晶ディスプレイ15fに表示される仕組みになっていた。また、電話機15の電話番号等記憶部172にて、あらかじめ氏名と電話番号とを対応づけて記憶させておくことで、呼を受けた際に受信した電話番号が前記電話番号等記憶部172に登録されているかどうかを判定し、登録されていた場合に、該電話番号に対応づけられた氏名を電話番号記憶部172から取得して、取得した氏名を電話機15の液晶ディスプレイ15fに表示することで発呼した人が誰であるかも容易に認識することが可能であった。その際に、電話番号等記憶部172に登録した氏名に対応させて着信音を登録しておき、着信音の違いにて発呼した人が識別できる機能を有する電話機15も存在している。
特許文献1には、発呼側である電話機から着呼側の電話機への着信音制御を可能とすることで、着呼側移動局がバイブレータや着信音なしで設定されている場合でも緊急な要件の着信通知を着信音にて通知可能とした方法が開示されている。具体的には、発呼側が緊急時の発呼をかける場合に、発呼者からの入力を受けて、自局の番号を示す発番号や着信相手を示す着番号等が含まれる呼設定情報に、着信鳴音情報を加えて中継局に送信する。その呼設定情報を受信した中継局は、受信した呼設定情報に対応するページングを着呼側移動局に送信する。着呼側移動局は自らが有する制御部にて、ページング情報に着信鳴音情報が含まれているかどうかを判定し、着信鳴音情報が含まれている場合に、着呼側移動局利用者が設定している設定(たとえば、着信音設定をバイブレータにするなど)によらずにサウンダを強制鳴音してユーザに着信を通知する。

特開2001−36962号公報
昨今では振り込め詐欺に代表されるような電話を悪用した事件が多発している。従来の電話機では、呼を受けた時に、発呼側の電話機(以後、発信機と呼ぶ)に割り当てられた電話番号を、呼を受けた電話機(以後、着信機と呼ぶ)の表示部に表示させることで、発信機の利用者が見知らぬ人か知り合いかを着信機の利用者がおおよそ知ることができた。これにより、通話を開始する前(回線を接続する前)に相手が会話すべき人間か否かの判断ができた。
しかしながら、特定の番号を電話番号の前後に加えて発呼することで容易に発信番号を隠匿する方法も知られている。発信機の利用者がこの方法を用いた場合は、着信時(発呼時)において発信機側の電話番号が着信機の表示部に表示されず、着信機の利用者が発呼者を容易に判別することができないという問題があった。特に、着信機の利用者にとっては不要なセールスの電話や詐欺がらみの電話であっても、発信機の利用者の意志によって緊急であると判断した場合に、自動的に着信機の表示制御が出来、これにより、着信機の利用者は通話を開始しなければ発呼者が誰かわからないという問題があった。
特許文献1に記載の発明は、発信者が緊急時であると認識した場合に受信機端末が緊急時に対応した強制鳴音する仕組みであり、受信者側の意思が反映されていないという問題があった。このため、発信者が緊急と感じた場合であれば、いつでも相手の受信機が強制鳴音された。たとえば、詐欺まがいの電話であっても発信機の利用者が緊急であることを示す操作をあらかじめ発信機に対して行えば、受信機端末が強制鳴音されてしまう可能性もあった。
本発明の目的は、従来の技術に示されるような、発信機の利用者(発呼者)の意識にて緊急度が決定される仕組みではなく、着信機が呼を受けた場合に、着信と同時に発信機から送信されてくる情報や呼を受けた日時などに基づいて着信機側にて緊急度合いを判定し、着信機の着信音設定を変更する電話機、着信通知プログラム及び記録媒体を提供することである。
本発明は上記のような課題を解決するために、呼の着信時に着信を通知する手段を備えた電話機であって、着信を通知するための通知音の名称と呼の緊急度合いを示す緊急度とを対応づけて記憶する着信音記憶部と、発呼者を識別するための情報と、発呼者の属性とを対応づけて記憶した第一の記憶部と、前記属性と当該属性の緊急度合いを示す緊急度とを対応づけて記憶した第二の記憶部と、呼の着信時に受信したデータから発呼者を識別する情報を取得する第一の取得部と、前記第一の取得部にて取得した該発呼者を識別する情報に対応づけられた属性を前記第一の記憶部から取得する第二の取得部と、前記第二の取得部にて取得した属性に対応する緊急度を前記第二の記憶部から取得する第三の取得部と、
前記第三の取得部にて取得した緊急度に対応する通知音名称を前記着信音記憶部から取得し、取得した通知音名称に対応する音を発生させることを特徴とする。
本発明によると、発信機(発呼側の電話機)の利用者が緊急度合いを判定して、受信電話機の着信音等を制御するのではなく、呼の呼び出しとともに発信機から受信機に送信される情報、受信機の利用者があらかじめ登録した情報など受信機にて記録されている各種情報を用いて、受信電話機側で緊急度合いを判別し、判別された緊急度に対応した着信音などを鳴音させる。従来までは、発信機の利用者の意識によって緊急度の判別がされていたが、本発明を用いることで、受信機の利用者にとっての緊急度によって受信機の着信音や振動を制御することができる。
本実施例に係る電話機の構成を図1に示す。本実施例に係る電話機1の外観の構成については、従来技術にて説明した図14に示されるものと同じである。電話機1の内部構成を図1に示す。図1に示すように、電話機1は、CPU1a、無線回路およびベースバンド回路などの種々の回路1b、不揮発性メモリ1c、マイクロフォン1d、スピーカ1e、液晶ディスプレイ1f、入力ボタン群1g、およびアンテナ1hなどによって構成されている。屋内に設置された固定電話機の場合はアンテナ1hを有さず、屋内まで敷設された電話回線に物理的に接続されている場合が多い。また、液晶ディスプレイ1fを有さないタイプも存在する。
本実施例に係る電話機の不揮発性メモリ1cには、図2で示されるような機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされており、図17に示されるような従来の構成とは異なる。
図2にて本実施例に係る電話機の不揮発性メモリ1cにインストールされた主要な構成について説明する。不揮発性メモリ1cには、着信情報取得部201、緊急着信判別部202、緊急レベルデータ203、電話番号等記憶部204、記憶内容更新部205、着信回数記憶部206、緊急着信音選択部207、緊急着信音データ208と、緊急着信音再生部209と、回線接続部211と、スケジュール記憶部212と、図示しない記憶内容取得部などがインストールされている。着信情報取得部201、記憶内容更新部205、回線接続部211、図2には図示しない記憶内容取得部のそれぞれは従来技術にて説明したとおりの機能を有する。
緊急着信判別部202は、呼とともに受信した着信情報や、呼を受けた時刻や曜日などから複数の緊急度を緊急レベルデータ103から取得し、取得した複数の緊急度から受信した呼の緊急度合いを示す緊急度ランクを算出する機能を有する。
電話番号等記憶部204について図3を参照しながら説明する。本実施例での電話番号等記憶部204は、相手先氏名と電話番号とユーザ区分と役職と緊急度フラグとが対応づけられて登録されている。電話番号等記憶部204へのデータ登録は、周知の方法、すなわち、電話機1の利用者が電話機1の入力ボタン群1gから文字を入力して登録する方法や、電話機1の購入時にて専用の複写機で別の電話機からデータを複写することで登録される。なお、着信のあった電話番号のみを電話番号等記憶部204にひとまず登録する場合(あるいは呼の受信とともに自動的に登録される場合)は、ユーザ区分や役職に対応するデータが一時的に登録されていなくても良く、また、その場合は氏名フィールドに電話番号がひとまず登録され、その後、電話機1の利用者が入力ボタン群1gから本来の氏名に置き換えることで登録できる。電話番号等記憶部204のフィールドは、本実施例では相手先氏名と電話番号とユーザ区分と役職と緊急度フラグの4つとしたが、電話番号以外はこれに限定されるものではなく、性別、団体名、趣味、出身地名、生徒コードなどでも良い。フィールドの追加や削除などの更新についても電話機1の利用者が電話機1の入力ボタン群1gを操作することで可能とすることが好ましい。
次に、緊急レベルデータ203について図4を参照しながら説明する。緊急レベルデータ203は複数の対応表から成ることが好ましい。本実施例における複数の対応表を詳細に説明する。図4(A)は、電話番号等記憶部204のフィールド名のひとつであるユーザ区分の内容とその緊急度とを対応づけて記憶している。緊急度は数字が大きいほど緊急度が高いことを示し、図4(A)の場合では、ユーザ区分が「顧客」の場合が最も緊急度が高いことを示している。図4(B)は、電話番号等記憶部204のフィールドのひとつである役職の内容とその緊急度とを対応づけて記憶している。この場合も緊急度は数字が大きいほど緊急度が高いことを示し、図4(B)の場合では、役職が「部長」の場合が最も緊急度が高いことを示している。図4(C)は着信した曜日と緊急度とを対応づけ、図4(D)は着信した時間帯と緊急度とを対応づけて記憶されている。図4(E)は電話機1が鳴音した回数である鳴音回数と緊急度とを対応づけたものである。本実施例では鳴音としているが、バイブレータの振動回数や、発光ダイオードの点滅回数であっても良く、また、それぞれ、鳴音時間、振動時間、点滅時間であっても良い。この鳴音回数とは、回線が接続される前に鳴った呼び出し音の呼び出し回数(長さ)を示し、緊急度が高い呼ほど、長い期間、呼び出しを行うという前提にて緊急度が記憶されている。
図4(F)は同じ発信機からの着信回数と緊急度とを対応づけたものである。電話機の利用者が会議中あるいは車の運転中などで、電話の回線を接続することができなかった場合に、緊急度が高い呼ほど、時間を置いて何度も呼を発信するという前提にて、この緊急度を設定している。要するに、この着信回数とは所定時間まで遡った過去の着信回数を意味する。図4(G)は発信機が呼を発信した際に使われた(発信機近傍の)基地局の位置情報とその緊急度とを対応づけたものである。発信機近傍の基地局の位置情報は、呼の受信時に取得する着信情報内に含まれており、基地局の位置情報を受信した際に、自動的に図4(G)に示される緊急レベルデータに基地局の位置情報が登録されるものとする。ただし、この際の緊急度としてはあらかじめ定めた初期値(デフォルト値)が登録されるものとする。図4(G)では初期値(デフォルト値)を1としている。この緊急度は電話機の利用者によって記憶内容更新部205の処理にて内容を変更することができる。図4(H)は後述する利用者のスケジュール内の人名が含まれる予定時刻と、その人名に相当する者から呼を受けた時刻との時間差と緊急度とを対応づけたものである。これにより、ある人間と待ち合わせをしている時刻の前後にてその人間からの呼に対する緊急度を高くすることなどが可能となる。
着信回数記憶部206について図5を参照しながら説明する。図5に示されるように、着信回数記憶部206は電話番号フィールドと着信回数フィールドとを備えている。これは電話機1の利用者が受信した呼に応答しなかった回数を記憶する記憶部であり、呼を発信した電話機(発信機)の電話番号と、それに応答しなかった回数とが対応づけられて記憶される。図5では、080−2222−2222という電話番号を有する発信機から3度、呼を受けたが、電話機1の利用者がその呼に応答しなかったことを意味する。これは、電話機1の利用者が、電車内にいる時、車の運転中である時、会議中である時など、呼に応答できない場合や、呼を受けていることを示す鳴音等に気付かなかった場合などに、呼を発信した発信機の利用者が呼びだしを中止したことである。
緊急着信音選択部207は、緊急着信判別部202にて判別された緊急度ランクに相当する着信音(バイブも含む)を後述する緊急着信音データ207から選択し、スピーカ等に対して選択された着信音に相当する信号を送信する機能を有する。勿論、本体を振動させることであっても良い。
次に、緊急着信音データ208について図6を参照しながら説明ずる。図6に示されるように、緊急着信音データ208はあらかじめ電話機1に登録されている複数の着信音(バイブ起動プログラムを含む)に割り振られた着信音識別名(ファイル名)と緊急度ランクとを対応づけて登録されている。緊急度ランクとは前述した前述の緊急レベルデータ203に登録された複数の緊急度から算出されるものであり、緊急度の算出方法については詳細を後述する。この図6では、算出された緊急度ランクが2000以上の場合に音量巨大ベルが識別名である着信音が再生され、緊急度ランクが1000以上で1999未満の場合に音量大ベルが識別名である着信音が再生されることを意味する。
緊急着信音再生部209は、緊急着信音選択部207にて選択された着信音識別名に相当する音の信号をスピーカ等に送信して、選択した着信音を再生(鳴音)させる機能を有する。勿論、本体を振動される信号を、振動を発生させる回路に送信することでも良い。
着信回数更新部210は、呼の呼び出しが中止された際(要するに、呼び出しに対して電話機1の利用者が回線を接続しなかった際)、あるいは、電話機1の利用者が回線を接続した際に、着信回数記憶部206の内容を更新する機能を有する。
次に、本発明である着信通知プログラムの実際の処理の流れを図7のフローを参照しながら説明する。あらかじめ電話機1の利用者が緊急レベルデータ203として図4に相当するものを登録しており、さらに、本実施例では、電話番号等記憶部204の内容が図3、緊急着信音データ207の内容が図5に示したものであるとする。また、呼を発信した発信機の位置情報が”神戸市兵庫区”であったものとする。
図7のステップ701では、電話機1の着信情報取得部201が呼を発信した発信機(他の電話機)からの呼を受信するステップである。
ステップ702は、電話機1の着信情報取得部201が上記発信機の電話番号情報、発信地域(発信基地局)情報を受信するステップである。
ステップ703は、電話機1の着信情報取得部201が、前記ステップ702にて受信した上記発信機の電話番号が電話番号等記憶部204に含まれているかどうか判断するステップである。上記発信機の電話番号が電話番号等記憶部204に含まれていた場合はステップ704に処理が移り、含まれていない場合はステップ705に処理が移る。
ステップ704は、電話機1の着信情報取得部201が、電話番号等記憶部204内の上記発信機の電話番号に対応するユーザ区分フィールドに登録された文字列と、役職フィールドに登録された文字列とを取得するステップである。例えば、ステップ702で取得した発信機の電話番号が“09012345678”であれば、そのユーザ区分フィールドに登録された文字列として「同僚」を取得し、役職フィールドに登録された文字列として「部長」を取得するとともに、上記発信機の電話番号からの過去の着信回数を着信回数記憶部206から取得する。図5に示される着信回数記憶部206には電話番号が“09012345678”の着信回数が1と登録されているので1を取得する。
ステップ705は、電話機1の緊急着信判別部202が、ステップ704にて取得したユーザ区分フィールドに登録されている文字列、役職フィールドに登録されている文字列、呼を受信した時刻、この呼に対する鳴音回数(最初は0)と、上記発信機の電話番号からの過去の着信回数のそれぞれに対応する緊急度を緊急レベルデータ203から取得する。
例えば、この呼を受けた時刻が午前3時10分であり、曜日が土曜であり、上記発信機の電話番号からの過去の着信回数(着信回数記憶部206に記憶された着信回数)が1回であったとする。この場合は、ステップ704にて取得したユーザ区分が「同僚」であるため緊急レベルデータの図4(A)から「同僚」に相当する緊急度として3を取得する。
次に、ステップ704にて取得した役職が「部長」であるため緊急レベルデータの図4(B)から「部長」に相当する緊急度として5を取得する。さらに、呼を受けた曜日が「土曜」であるため緊急レベルデータの図4(C)から「土曜」に相当する緊急度として4を取得する。次に、呼を受けた時刻が「3時10分」であるため緊急レベルデータの図4(D)から「3時10分」に相当する緊急度として5を取得する。次に、この呼に対する鳴音回数として最初は0であるため緊急レベルデータの図4(E)から鳴音回数0に相当する緊急度として1を取得する。この鳴音回数については、緊急度が高い呼については電話機1の利用者が回線を接続する(通話を開始する)まで何度も鳴音させることが考えられるために、鳴音回数(呼び出し音が鳴っている回数)が多くなればなるほど緊急度が高くなるように設定されている。要するに鳴音回数が緊急レベルデータの図4(E)に定められた所定の回数を超える毎に緊急度レベルが変わり、鳴音の大きさ等が変更されることとなる。
次に、着信回数記憶部206に記憶された上記発信機からの着信回数が1回であるため、緊急レベルデータの図4(F)から1回に相当する緊急度として1を取得する。次に、発信機の位置情報”神戸市兵庫区”であるため、緊急レベルデータの図4(G)から、その位置情報に相当する緊急度として1を取得する ステップ706は、電話機1の緊急着信判別部202が、ステップ705にて取得したそれぞれの緊急度からこの呼の緊急レベルを算出するステップである。本実施例ではステップ705にて取得したすべての緊急度を示す数値を乗算して緊急レベルを算出する。ステップ705で取得した緊急度は、それぞれ、3、5、4、5、1、1、1であるため、すべてを乗算した緊急度レベルは3×5×4×5×1×1×1で300として算出される。本実施例では複数の緊急度を乗算することにおいて緊急度レベルを算出したが、これは加算でもよく、また、ある緊急度毎に重みを付加させて算出することでも良い。
なお、図3に示される電話番号等記憶部204にて、ステップ702で取得した発信機の電話番号が09012345678に対応するレコードには、緊急フラグのフィールドがONではないが、この緊急フラグのフィールドがONである電話番号から呼を受信した場合には、ステップ706にて算出した緊急レベルにさらに所定の値を乗算あるいは加算する。これは直前に呼を受信した電話の緊急度を上げたい場合に緊急フラグをONとして設定し、鳴音振動制御を可能としたものである。この緊急フラグ設定は電話機1の利用者が入力ボタン群1gより設定可能とする。
ステップ707は、電話機1の緊急着信音選択部207が、ステップ706で算出された緊急度レベルに対応する着信音識別名を緊急着信音データ208から取得して、音を再生するステップである。緊急着信音データ208を図5とした場合に、ステップ706で算出された緊急度レベルは300なので、着信音識別名として「音量小ベル」が選択され、その名称に対応する音信号がスピーカ等に送信されて鳴音される。
ステップ708は、電話機1の着信情報取得部201が呼(呼び出し)が中止したかどうかを判別するステップである。呼が中止した場合はステップ713に処理が移り、呼が中止していない場合はステップ709に処理が移る。
ステップ709は、電話機1の回線接続部211が、電話機1の利用者からの操作によって回線が接続されたか(通話が開始されたか)判別するステップである。回線が接続された場合は、ステップ710に処理が移り、回線が接続されていない場合はステップ712に処理が移る。
ステップ710は、電話機1の緊急着信音再生部209が着信音の再生を停止するステップである。
ステップ711は、電話機1の着信回数更新部210が、着信回数記憶部206内の呼を発信している電話番号に対応する着信回数をクリアするステップである。このクリアとは着信回数を単純に0にしても良いし、呼を発している電話番号に対応するレコードを削除しても良い。
ステップ712は、電話機1の緊急着信音再生部209が、再生した鳴音回数を緊急着信判別部202に送信するステップである。
ステップ713は、電話機1の着信回数更新部210が、着信回数記憶部206内の呼を発信している電話番号に対応する着信回数をインクリメントするステップである。
以上が本発明の処理の流れである。このように、呼の着信時に受信した電話番号などの情報や、電話番号等記憶部204に記憶された各種のデータに対応した緊急度、ならびに呼を受けた時刻や曜日、鳴音回数、過去の着信回数などによって、緊急レベルが電話機1内にて常に算出されて、電話機1の鳴音の大小や種類、振動の大小や種類を制御することが可能となる。これにより、電話機1の利用者が呼の緊急度を電話機1に含まれた情報にて判断することができ、電話機1の利用者が本当に必要と思える呼を回線接続(通話開始)前に知ることが可能となる。
次に、電話機1の利用者が緊急レベルデータ203に含まれる各種の緊急度を任意に設定する処理の流れについて図8を参照しながら説明する。この設定処理は、あらかじめ設定処理に対応づけられた電話機1の入力ボタン群1gを押下すること、あるいは、あらかじめ用意されたメニューから緊急度設定を選択することによって処理が始まるものとする。このメニュー表示や選択については既存の方法を用いることで実現可能である。なお、このように利用者が任意に登録した情報を利用者登録情報と呼ぶこととする。
ステップ801は、電話機1の記憶内容更新部205が、電話機1の液晶ディスプレイ1fに、緊急度変更メニューを表示するステップである。具体的には、図9のような画面が表示される。
ステップ802は、電話機1の記憶内容更新部205が、電話機1の入力ボタン群1gからの信号を受信するステップである。例えば、図9に示される画面が表示された状態にて、ユーザが位置情報の緊急度を設定あるいは更新したい場合には、ユーザは入力ボタン群1gのうち、数字の7を押す。その際に、このステップにて、数字の7に対応する信号を受信する。
ステップ803は、電話機1の記憶内容更新部205が、ステップ802にて受信した信号に対応する内容が分類の更新に対応するものかどうかを判別するステップである。分類の更新に対応する信号である場合には、ステップ808に処理が移る。また、分類の更新に対応する信号でない場合はステップ804に処理が移る。
ステップ804は、電話機1の記憶内容更新部205が、ステップ802にて受信した信号に対応する内容が直前の電話の緊急度更新に対応するものかどうかを判別するステップである。直前の電話の緊急度更新に対応する信号である場合には、ステップ813に処理が移る。また、直前の電話の緊急度更新に対応する信号でない場合はステップ805に処理が移る。
ステップ805は、電話機1の記憶内容更新部205が、ステップ802にて受信した信号に対応する分類とその緊急度レベルとを、緊急度レベルデータ103から取得して、液晶ディスプレイ1fに表示する。例えば、ステップ802にて”位置情報”に対応する信号を受信した場合は、図10に示されるように位置情報とその緊急度とが対応付けられたものが画面に表示される。
ステップ806は、電話機1の記憶内容更新部205が、新しい緊急度に対応する信号を受信するステップである。例えば、ステップ805にて表示した画面(図10)にて”明石市二見町福里100”の位置情報に関する緊急度を変更する場合においては、現在の緊急度である”20”が表示された欄に入力ボタン群1gを使用してカーソルを移動させ、その欄に新しい緊急度を入力ボタン群1gを使用して入力する。そして下の「更新」ボタンを入力することで、新しい緊急度に対応する数字が入力される。この数字を記憶内容更新部205が受信するステップである。
ステップ807は、電話機1の記憶内容更新部205が、ステップ806にて受信した新しい緊急度に対応する数字を緊急レベルデータ203に記憶(登録)するステップである。
ステップ808は、電話機1の記憶内容更新部205が、分類名の更新を促す画面を電話機1の液晶ディスプレイ1fに表示するステップである。例えば、図11に示される画面が表示される。
ステップ809は、電話機1の記憶内容更新部205が、分類名の更新に対応する信号を受信するステップである。例えば、ステップ808にて表示した画面(図11)にて”ユーザ区分”という分類名を変更する場合においては、現在の分類名である”ユーザ区分”が表示された欄に入力ボタン群1gを使用してカーソルを移動させ、その欄に新しい分類名を入力ボタン群1gを使用して入力する。そして横の「更新」ボタンを押下することで、この新しい分類名を記憶内容更新部205が受信する。削除したい場合は、削除したい分類名の横にある「削除」ボタンを、入力ボタン群1gを使用して押下することで削除に対応する信号を記憶内容更新部205が受信する。また、空欄の分類名欄に入力ボタン群1gを使用してカーソルを移動させ、その欄に新しい分類名を入力ボタン群1gを使用して入力する。そして横の「新規追加」ボタンを押下することで、この新しい分類名を記憶内容更新部205が受信する。
ステップ810は、電話機1の記憶内容更新部205が、ステップ809にて受信した信号が分類名の新規追加に対応する信号かどうかを判別するステップである。新規追加に対応する信号である場合はステップ807に処理が移る。新規追加に対応する信号でない場合はステップ811に処理が移る。
ステップ811は、電話機1の記憶内容更新部205が、新規追加する分類名の項目名と緊急度との登録を促す画面を電話機1の液晶ディスプレイ1fに出力するステップである。電話機1の液晶ディスプレイ1fに表示された画面の一例を図12に示す。
ステップ812は、電話機1の記憶内容更新部205が、ステップ811にて液晶ディスプレイ1fに表示された画面から、ユーザが入力ボタン1gを利用して入力した項目名と緊急度とを受信するステップである。
ステップ813は、電話機1の記憶内容更新部205が、直前に呼を受けた電話番号を電話番号等記憶部204から検索し、直前に呼を受けた電話番号に対応する緊急度フラグをオン(図2では1)にするステップである。この緊急度フラグがオンであれば、緊急度レベル算出時に緊急度が高く設定される。
以上が、電話機1の利用者が、任意の利用者登録情報とその情報の緊急度とを対応づけて緊急レベルデータ203に登録したり、登録済みの情報を更新する処理の流れである。上に示したように、電話機1の利用者が利用者登録情報を任意に登録し、その情報の緊急度を任意に設定することにより、利用者が、病院や警察など緊急時に利用される施設近辺から呼を受けた場合や、病院や警察に勤務する人から呼を受けた場合に、電話機1の利用者がその後の同じ地点や同じ電話番号からの呼について緊急度を高く設定することが出来る。これにより、呼の着信を示す鳴音の種類にて緊急度の判別が可能となる。この電話機1の利用者による設定は、あらかじめ定められたボタンを押下すること、あるいはあらかじめ用意されたメニューから選択することによって可能となる。
昨今の電話機1には電話機1の利用者のスケジュールを記憶できるタイプのものが存在する。そのスケジュールと連動させて鳴音制御を行うことも可能である。以下に詳細を説明する。
まず、図4(H)のように、緊急レベルデータ203のひとつとして、予定と呼を受けた時刻との時間差と、緊急度とを対応づけてあらかじめ登録しておく。登録の処理の流れは、第一の実施例における図8に記載したステップ801からステップ813までと同様の処理を採用する。次に、鳴音制御を行う全体の処理の流れは図7に記載したステップとなるが、スケジュール情報と連動させた場合の前記ステップ704については、図14で示すような処理の流れとなる。
また、スケジュール記憶部212は電話機1の不揮発性メモリ1c内にインストールされており、電話機1の利用者のスケジュールを記憶している。スケジュール記憶部212の内容は図13で示されるように日付と内容とが対応づけられて記憶されていることが好ましい。
まず、ステップ1401では、電話機1の緊急着信判別部202が、ステップ704にて取得した呼の電話番号に対応する各種着信情報のうち氏名に関する情報が取得できたか(登録されているか)を判別するステップである。取得できた場合はステップ1402に処理が移り、取得できなかった場合はステップ1406に処理が移る。
ステップ1402は、電話機1の緊急着信判別部202が、ステップ704にて取得した着信情報に含まれる氏名がスケジュール記憶部212に含まれるかどうかを判別するステップである。その氏名がスケジュール記憶部212に含まれている場合はステップ1403に処理が移る。含まれていない場合はステップ1406に処理が移る。
ステップ1403は、電話機1の緊急着信判別部202が、ステップ704にて取得した着信情報に含まれる氏名がスケジュール記憶部212に含まれている時刻のうち、現在の時刻に最も近い時刻を取得する。例えば、その氏名が”小林”であり”小林”という文字列がスケジュール記憶部212に2つ含まれており、そのうちのひとつが現在時刻よりも12時間前のものであり、他のひとつが現在時刻よりも1時間先のものであった場合には1時間先のものに対応する時刻を取得する。
ステップ1404は、電話機1の緊急着信判別部202が、呼を受けた時刻と、ステップ1403にて取得した時刻との時間差を計算するステップである。
ステップ1405は、電話機1の緊急着信判別部202が、緊急度レベルデータ203からステップ1404にて取得した時間差に対応する緊急度を取得するステップである。図4(H)に示されるように、例えばその時間差が1時間であった場合には、緊急度として5を取得する。なお、図4(H)では、過去のスケジュールと未来のスケジュールとを分けて考慮していないが、時間差が同じ1時間であっても、過去に1時間のものと未来に1時間のものの緊急度を異なるように設定しても構わない。
ステップ1406は、電話機1の緊急着信判別部202が、スケジュールに関連する緊急度を1として設定するステップである。
このような処理においてスケジュールに関連する緊急度を計算し、上記ステップ706の緊急度レベルの計算に組み込むことでスケジュールに含まれた氏名を考慮した着信通知が可能となる。例えば、約束の時間に遅れる旨の連絡をもらう場合であっても、その約束の時間に近くなればなるほど緊急度の高いことを示す着信通知音を鳴らすことが可能となる。
また、図20は上記で示した着信通知プログラムを記録した記録媒体を利用する実施形態の一例である。電話機1の不揮発性メモリ1cに記録媒体501に記憶された着信通知プログラムをインストールし、CPU1aにてインストールした着信通知プログラムを実行することも可能である。記憶媒体としてはカード状のものやスティック状のものなど電話機1にプログラムを読み込ませることができるものであれば形状に依存しない。以上が本発明の実施例を示した実施例である。
本発明によれば、呼を受ける電話機において、呼の緊急度に対応した着信通知音の鳴音や振動が可能となる。これにより、内容が重要と思われる呼び出しと、内容が重要でないと思われる呼び出しとを鳴音や振動の種類によって容易に判別することが可能となる。
本実施例における電話機1内の内部構成を示した図である。 本実施例における電話機1内のメモリ内に記憶された構成を示した図である。 本実施例における電話番号等記憶部の一例を示した図である。 本実施例における緊急レベルデータの一例を示した図である。 本実施例における着信回数記憶部の一例を示した図である。 本実施例における緊急着信音データの一例を示した図である。 本実施例の着信通知制御の処理の流れを示したフロー図である。 本実施例の緊急レベルデータ更新・登録処理の流れを示したフロー図である。 本実施例の緊急度設定画面の一例を示した図である。 本実施例の緊急度更新画面の一例を示した図である。 本実施例の分類名更新画面の一例を示した図である。 本実施例の新規分類の緊急度登録画面の一例を示した図である。 本実施例のスケジュールデータの一例を示した図である。 本実施例におけるスケジュールデータを用いて緊急度を算出するフロー図である。 電話機の外観を示した図である。 従来の電話機の内部構成を示した図である。 従来の電話機のメモリ内に記憶された構成を示した図である。 着信情報取得部の構成を示した図である。 回線接続部の構成を示した図である。 記録媒体から読み取りを行う例を示した図である。
符号の説明
1、15 電話機
171、201 着信情報取得部
172、204 電話番号等記憶部
173、211 回線接続部
174、205 記憶内容更新部
175 記憶内容取得部
202 緊急着信判別部
203 緊急レベルデータ
206 着信回数記憶部
207 緊急着信音選択部
208 緊急着信音データ
209 緊急着信音再生部
210 着信回数更新部
212 スケジュール記憶部
501 記録媒体

Claims (5)

  1. 呼の着信時に着信を通知する手段を備えた電話機であって、
    着信を通知するための通知音の名称と呼の緊急度合いを示す緊急度とを対応づけて記憶する着信音記憶部と、
    着信日時と着信日時による緊急度合いを示す第一の緊急度とを対応づけて記憶する第一の記憶部と、
    呼の着信時に受信したデータと当該データの緊急度合いを示す第二の緊急度とを対応づけて記憶する第二の記憶部と、
    呼の着信日時に対応する第一の緊急度を前記第一の記憶部から取得する第一の取得部と、
    呼の着信時に受信したデータに対応する第二の緊急度を前記第二の記憶部から取得する第二の取得部と、
    前記取得した第一の緊急度と第二の緊急度とに基づいて、呼の緊急度を計算する計算部とを備え、
    前記計算部にて計算された緊急度に対応する通知音名称を前記着信音記憶部から取得し、取得した通知音名称に対応する音を発生させることを特徴とした電話機。
  2. 呼の着信時に着信を通知する手段を備えた電話機であって、
    着信を通知するための通知音の名称と呼の緊急度合いを示す緊急度とを対応づけて記憶する着信音記憶部と、
    発呼者を識別するための情報と、発呼者の属性とを対応づけて記憶した第一の記憶部と、
    前記属性と当該属性の緊急度合いを示す緊急度とを対応づけて記憶した第二の記憶部と、
    呼の着信時に受信したデータから発呼者を識別する情報を取得する第一の取得部と、
    前記第一の取得部にて取得した該発呼者を識別する情報に対応づけられた属性を前記第一の記憶部から取得する第二の取得部と、
    前記第二の取得部にて取得した属性に対応する緊急度を前記第二の記憶部から取得する第三の取得部と、
    前記第三の取得部にて取得した緊急度に対応する通知音名称を前記着信音記憶部から取得し、取得した通知音名称に対応する音を発生させることを特徴とした電話機。
  3. 請求項2に記載の電話機であって、さらに、
    前記電話機の利用者からの入力を受付け、前記第一の記憶部に一つまたは複数の種類の任意の属性と該属性の緊急度とを対応づけて記録する属性登録部を備え、
    前記第三の取得部が、前記属性登録部にて前記第一の記録部に記録された属性に対応づけられた緊急度をさらに取得することを特徴とした電話機。
  4. コンピュータを有した電話機の着信通知を制御する着信通知プログラムであって、
    着信を通知するための通知音の名称と呼の緊急度合いを示す緊急度とを対応づけて記憶する第一の記憶手段と、
    発呼者を識別するための情報と、発呼者の属性とを対応づけて記憶する第二の記憶手段と、
    前記属性と当該属性の緊急度合いを示す緊急度とを対応づけて記憶する第三の記憶手段と、
    呼の着信時に受信したデータから発呼者を識別する情報を取得する第一の取得手段と、
    前記第一の取得手段にて取得した該発呼者を識別する情報に対応づけられた属性を前記第二の記憶手段から取得する第二の取得手段と、
    前記第二の取得手段にて取得した属性に対応する緊急度を前記第三の記憶手段から取得する第三の取得手段と、
    前記第三の取得手段にて取得した緊急度に対応する通知音名称を前記第一の記憶手段から取得し、取得した通知音名称に対応する音を発生させる手段として、
    前記コンピュータを機能させることを特徴とする着信通知プログラム。
  5. コンピュータを有した電話機の着信通知を制御する着信通知プログラムを記録した記録手段であって、
    着信を通知するための通知音の名称と呼の緊急度合いを示す緊急度とを対応づけて記憶する第一の記憶手段と、
    発呼者を識別するための情報と、発呼者の属性とを対応づけて記憶する第二の記憶手段と、
    前記属性と当該属性の緊急度合いを示す緊急度とを対応づけて記憶する第三の記憶手段と、
    呼の着信時に受信したデータから発呼者を識別する情報を取得する第一の取得手段と、
    前記第一の取得手段にて取得した該発呼者を識別する情報に対応づけられた属性を前記第二の記憶手段から取得する第二の取得手段と、
    前記第二の取得手段にて取得した属性に対応する緊急度を前記第三の記憶手段から取得する第三の取得手段と、
    前記第三の取得手段にて取得した緊急度に対応する通知音名称を前記第一の記憶手段から取得し、取得した通知音名称に対応する音を発生させる手段として、
    前記コンピュータを機能させる着信通知プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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