JPH0645753Y2 - 配管用継手 - Google Patents

配管用継手

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JPH0645753Y2
JPH0645753Y2 JP1987138011U JP13801187U JPH0645753Y2 JP H0645753 Y2 JPH0645753 Y2 JP H0645753Y2 JP 1987138011 U JP1987138011 U JP 1987138011U JP 13801187 U JP13801187 U JP 13801187U JP H0645753 Y2 JPH0645753 Y2 JP H0645753Y2
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JP
Japan
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pipe
joint body
joint
holding member
tubular portion
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JP1987138011U
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JPS6441794U (ja
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忠男 武川
博保 平田
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌等に利用される低圧配管用の配管用継手に
関する。
(従来技術) 従来、この種の装置は、例えば米国特許第4601497号明
細書により開示されるとともに本件第9図に示すよう
に、円筒状の継手本体11と、継手本体11の内周上と継手
本体11内に挿入された管12の外周上との間に設けた環状
のシール部材13,14と、継手本体11内に挿入されかつ管1
2の外周上に組み付けられてシール部材13,14及び管12を
継手本体11内に保持する保持部材15とを備えた配管用継
手において、保持部材15を前方(第9図の左方)にて管
12の外径と略等しい内径を有しかつ後方(第9図の右
方)にて前記内径より大きな環状溝15a1を有する筒部15
aと該筒部15aの後端から延設されるとともに外側へ屈曲
し外側に凹溝15b1を有する複数の脚部15bとからなる形
状に可撓性材料で構成し、前記保持部材15をその筒部15
a側から前記継手本体11内に挿入し環状溝15a1を管12の
外周上に形成した環状凸部12aに嵌合させかつ凹溝15b1
を継手本体11の端部内側に形成した環状張出し部11aに
嵌合させて管12を継手本体11内に保持するとともに前記
筒部15aの先端にてブッシュ16を介してシール部材13,14
を管12内に保持するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来の装置にあっては、脚部15bの凹溝1
5b1を継手本体11の環状張出し部11aに嵌合させる関係
上、脚部15bの先端が継手本体11の端部から突出するの
で、該突出した先端に人間が誤って触れたり物が接触し
て環状張出し部11aと凹溝15b1との前記嵌合が解除され
て管12が継手本体11から外れてしまうおそれがあり、配
管における信頼性に欠けるという問題があった。
また、上記従来の装置の配管後の使用状態においては、
管12は継手本体11から抜け出る方向に押圧され、該押圧
された管12は環状溝15a1と凹溝15b1との間に位置する脚
部15bにより支えられる。この場合、この支えのための
力は該脚部15bに曲げ応力として作用し、保持部材15が
可撓性材料で構成されているために同脚部15bが変形し
て、管12にガタが生じるという問題があった。
本考案は上記問題に鑑み案出されたもので、その目的は
配管における信頼性を向上させるとともに配管後の管に
ガタが生じないようにした配管用継手を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決して本考案の目的を達成するために、本
考案の構成上の特徴は、円筒状の継手本体と、前記継手
本体の内周上と同継手本体内に挿入された管の外周上と
の間に設けた環状のシール部材と、前記継手本体内に挿
入されかつ管の外周上に組み付けられて前記シール部材
及び管を前記継手本体内に保持する保持部材とを備えた
配管用継手において、前記継手本体の端部から所定距離
を隔てた位置に同本体の周方向に沿って複数の窓を形成
するとともに、前記保持部材を前記継手本体の内径に略
等しい外径を有しかつ管の外径に略等しい内径を有する
筒部と該筒部から延設され中間部外側にて突起した突起
部及び中間部内側にて切欠いた切欠部を有する複数の脚
部とからなる形状に可撓性材料で構成し、前記保持部材
をその筒部側から前記継手本体内に挿入し前記切欠部を
管の外周上に形成した凸部に嵌合させかつ前記突起部を
前記窓に嵌入させて管を継手本体内に保持するとともに
前記筒部先端にて前記シール部材を継手本体内に保持す
るようにしたことにある。
(考案の作用効果) 上記のように構成した本考案においては、脚部中間外側
に形成した突起部を継手本体の端部から所定距離を隔て
た位置に形成した窓に嵌入させることにより保持部材を
継手本体に組付けるようにしたので、保持部材の一部が
継手本体の端部から突出することがなくなって、該保持
部材に人間が誤って触れたり物が触れたりすることが少
なくなり、また例え触れても前記嵌合が容易に外れるこ
とがなくなり、上記従来装置の欠点が解消され、当該配
管用継手における信頼性が高くなる。
また、本考案における配管用継手の配管後の使用状態に
おいては、管が継手本体から抜け出る方向に押圧された
場合、該押圧された管は管の外周上に形成した凸部に嵌
合された脚部中間内側の切欠部と継手本体に形成した窓
に嵌入された脚部中間外側の突起部とにより挟まれた脚
部先端側の肉部のみで支えられる。この場合、該脚部先
端側に付与される荷重は前記肉部に付与される圧縮荷重
となるので、脚部の変形による管のガタが防止され、管
は継手本体内に堅固に支持されることになる。
また、本考案によれば、保持部材は筒部側から継手本体
内に挿入されてこの筒部が管を支持するとともに、当該
配管継手の使用状態においては脚部中間外側の突起部が
継手本体に形成した窓の枠部に押圧されて脚部の先端が
その内側部分で管を堅固に支持する。その結果、管はそ
の先端側及び継手本体の端部側の両方にて堅固に支持さ
れることになり、管のガタつきがよりよく防止される。
さらに、本考案によれば、保持部材は筒部側から継手本
体内に挿入されて筒部先端がシール部材を継手本体内に
保持するようにし、この筒部先端は環状に形成されてい
るので前記シール部材を支持するサポートリング等のサ
ポート部材を節約できる。すなわち、シール部材か一つ
のみで充分であれば前記サポート部材は不要になり、ま
たシール部材が複数必要であっても前記サポート部材の
個数をシール部材の個数より一つ少なくすることが可能
となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明すると、第
1図は本考案に係る配管用継手を分解斜視図により示し
ている。この配管用継手は管21を収容する継手本体22
と、管21を継手本体21内に保持する保持部材23とを主要
構成部材としている。
継手本体22はナイロン樹脂等で一体的に形成され、第1
図乃至第3図に示すように、大径の基部22aと小径の先
端部22bとからなる。基部22aには端面から所定距離隔て
た位置に周方向に沿って方形の貫通窓22a1,22a1,22a1が
形成されている。基部22aの内周上には段差部22a2が設
けられており、同基部22aの内底面近傍の内径は管21の
外径に略等しくかつその端部側の内径は管21の外径より
若干大きく設定されている。先端部22bにはその外周上
に環状の係止突起22b1,22b1,22b1が形成されており、同
先端部22bにゴムチューブ、ナイロンチューブ等が接続
固定されるようになっている。
保持部材23はナイロン樹脂等の可撓性材料で一体的に形
成され、筒部23aと該筒部23aから延設され前記窓22a1,2
2a1,22a1に対応した脚部23b,23b,23bとからなる。筒部2
3aの内径は管21の外径に略等しくかつ筒部23aの外径は
継手本体基部22aの内径に略等しく設定されている。各
脚部23b,23b,23bは半円形の縦断面を有するように形成
され、それらの中間部外側に突起部23b1,23b1,23b1を有
するとともに中間部内側に断面三角形状の切欠部23b2,2
3b2,23b2を有する。
また、本件配管用継手は、第2図に示すように、継手本
体基部22aの内周上と管21の外周上との間にシール部材
としてのオーリング24a,24bと同リング24a,24bを支持す
るサポートリング25とが組付けられるようになってい
る。
上記のような構成の配管用継手の組立てにあたっては、
オーリング24a,24b及びサポートリング25を継手本体22
の基部22a内に収納させた後、保持部材23を筒部23aから
同基部22a内に挿入する。かかる場合、脚部23b,23b,23b
は内側に変形されながら継手本体基部22a内に侵入し、
脚部23b,23b,23bの中間部が前記窓22a1,22a1,22a1にほ
ぼ達すると、脚部23b,23b,23bが外側に開いて突起部23b
1,23b1,23b1が窓22a1,22a1,22a1に嵌合される。次に、
端面から所定距離だけ隔てた位置にテーパ状の環状凸部
21aを有する管21を保持部材23を介して継手本体基部22a
内に挿入する。かかる場合、管21は脚部23b,23b,23bの
外側への変形を伴って継手本体基部22a内に侵入し、環
状凸部21aが保持部材23の切欠部23b2,23b2,23b2の位置
まで達すると、環状凸部21aが切欠部23b2,23b2,23b2に
嵌合する。その結果、管21、オーリング24a,24b及びサ
ポートリング25が保持部材23により継手本体基部22a内
に保持される。
このようにして組立てられた配管用継手においては、保
持部材23の突起部23b1,23b1,23b1を継手本体22の窓22a
1,22a1,22a1に嵌合させるようにして脚部23b,23b,23bを
外部に突出させないようにしたので、該脚部23b,23b,23
bに人間が誤って触れたり物が触れることが少なくな
り、また例え触れても前記嵌合が容易に外れることがな
くなり、当該配管用継手の信頼性が高くなる。
また、当該配管用継手においては、保持部材23が筒部23
a側から継手本体基部22a内に挿入されて筒部23a先端が
オーリング24a,24bを継手本体基部22a内に保持するよう
にしたので、サポートリング25を一つで済ますことがで
きる。なお、オーリングが一つのみで充分であればサポ
ートリング25は不要になる。
次に、当該配管用継手の使用状態について説明する。か
かる使用状態では、管21は当該配管用継手内の圧力によ
り第4図の矢印方向の力を受ける。この場合、管21はそ
の環状凸部21aの裏面にて保持部材23の切欠部23b2,23b
2,23b2を第4図の矢印方向に押圧するが、継手本体22の
窓22a1,22a1,22a1の枠が保持部材23の突起部23b1,23b1,
23b1の裏側との接触により保持部材23の変位を規制する
ので、管21が継手本体22内に堅固に保持される。この保
持においては、切欠部23b2,23b2,23b2の各後側と突起部
23b1,23b1,23b1の各後側とにより挟まれた脚部23b,23b,
23bの各肉厚部のみに前記押圧力及び規制力が作用し、
この力は前記肉厚部における圧縮力として作用するの
で、脚部23b,23b,23bが変形することもなく、管21が精
度よく支持される。
また、かかる使用状態においては、脚部23b,23b,23bの
突起部23b1,23b1,23bが窓22a1,22a1,22a1の各枠部に押
圧され、脚部23b,23b,23bがそれらの先端内側にて管21
を堅固に支持する。その結果、管21はその先端側にて筒
部23aにより堅固に支持されるとともに継手本体22の端
部側にて脚部23b,23b,23bにより堅固に支持されること
になり、管のガタつきがよりよく防止される。
なお、上記実施例においては、保持部材23の突起部23b
1,23b1,23b1の背面を断面円形に形成するようにした
が、第5図に示すように、該背面に断面L字形の切欠部
23b3,23b3,23b3を形成し、管21に第5図の矢印方向の力
が作用する当該配管継手の使用状態時には該切欠部23b
3,23b3,23b3と継手本体22の窓22a1,22a1,22a1の枠とが
係合するようにしてもよい。これによれば、保持部材23
が継手本体22により堅固に支持されるようになるので、
管21の支持が上記実施例に比べてより安定する。また、
第6図に示すように、各突起部23b1、23b1,231の背面に
傾斜平面部22b3を形成するとともに、継手本体基部22a
の窓22a1の端部側枠22a3を前記傾斜平面部22b2と面接触
するように傾斜させるようにしてもよい。
また、上記実施例においては、保持部材23の切欠部23b
2,23b2,23b2を断面三角形状に形成したが、第7図に示
すように、該切欠部23b2,23b2,23b2の断面形状を方形に
するようにしてもよい。さらに、第8図に示すように、
保持部材23の切欠部23b2,23b2,23b2の断面形状及び管21
の環状凸部21aの断面形状を半円形にするようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す配管用継手の分解斜視
図、第2図は第1図の配管用継手の組立てた状態を示す
破断正面図、第3図は第2図のIII-III線に沿って見た
縦断側面図、第4図は第1図の配管用継手の使用状態を
示す破断正面図、第5図は本考案に係る配管用継手の変
形例を示す破断正面図、第6図乃至第8図は本考案に係
る配管用継手の変形例を示す破断正面部分図、並びに第
9図は従来例を示す破断正面図である。 符号の説明 21……管、21a……環状凸部、22……継手本体、22a……
基部、22a1……窓、22a2……段差部、22b……先端部、2
3……保持部材、23a……筒部、23b……脚部、23b1……
突起部、23b2……切欠部、24a,24b……オーリング、25
……サポートリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の継手本体と、前記継手本体の内周
    上と同継手本体内に挿入された管の外周上との間に設け
    た環状のシール部材と、前記継手本体内に挿入されかつ
    管の外周上に組み付けられて前記シール部材及び管を前
    記継手本体内に保持する保持部材とを備えた配管用継手
    において、前記継手本体の端部から所定距離を隔てた位
    置に同本体の周方向に沿って複数の窓を形成するととも
    に、前記保持部材を前記継手本体の内径に略等しい外径
    を有しかつ管の外径に略等しい内径を有する筒部と該筒
    部から延設され中間部外側にて突起した突起部及び中間
    部内側にて切欠いた切欠部を有する複数の脚部とからな
    る形状に可撓性材料で構成し、前記保持部材をその筒部
    側から前記継手本体内に挿入し前記切欠部を管の外周上
    に形成した凸部に嵌合させかつ前記突起部を前記窓に嵌
    入させて管を継手本体内に保持するとともに前記筒部先
    端にて前記シール部材を継手本体内に保持するようにし
    たことを特徴とする配管用継手。
JP1987138011U 1987-09-09 1987-09-09 配管用継手 Expired - Lifetime JPH0645753Y2 (ja)

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JPS6441794U JPS6441794U (ja) 1989-03-13
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JP2538385B2 (ja) * 1990-03-30 1996-09-25 東海ゴム工業株式会社 コネクタ
US5284369A (en) * 1990-08-24 1994-02-08 Tokai Rubber Industries, Ltd. Quick connector

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS62132091A (ja) * 1985-11-30 1987-06-15 日産自動車株式会社 管継手構造

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