JPH064549U - 温風暖房器 - Google Patents
温風暖房器Info
- Publication number
- JPH064549U JPH064549U JP152593U JP152593U JPH064549U JP H064549 U JPH064549 U JP H064549U JP 152593 U JP152593 U JP 152593U JP 152593 U JP152593 U JP 152593U JP H064549 U JPH064549 U JP H064549U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room temperature
- maximum output
- heating element
- heating
- air heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 快適暖房を素早く実現する温風暖房器を実現
する。 【構成】 温風を発生する発熱体3と、室温を検知して
室温情報を出力するサーミスタ1と、そして暖房運転開
始初期にこのサーミスタが検知する室温に基づいて発熱
体をその定常時の最大出力より大きい特別最大出力にて
運転開始させるか否かを決定するほか特別最大出力によ
る運転開始を決定した場合にその運転時間および運転回
数を制御するマイコンによって温風暖房器を構成する。
する。 【構成】 温風を発生する発熱体3と、室温を検知して
室温情報を出力するサーミスタ1と、そして暖房運転開
始初期にこのサーミスタが検知する室温に基づいて発熱
体をその定常時の最大出力より大きい特別最大出力にて
運転開始させるか否かを決定するほか特別最大出力によ
る運転開始を決定した場合にその運転時間および運転回
数を制御するマイコンによって温風暖房器を構成する。
Description
【0001】
本考案は温風暖房器に関するものである。
【0002】
従来の温風暖房器は、暖房運転開始時の室温に関係なく点火から一定時間(例 えば3分間)強運転を行なったり、風向板または風量を変化させるなどして採暖 性を向上させていた。
【0003】
しかしこの運転制御だと、強運転の熱量だけではなかなか部屋の空気の温度が 上昇しないことがあり、このことは殊に真冬の温度の低い場合などに顕著であっ た。また、部屋の空気の温度が上昇したとしても、床や壁、窓等の負荷の温度が 上昇しないうちは本当の快適さが得られないという問題があったために、暖房器 近傍の空気温度だけに感応して、暖房出力を例えば強(3,200kcal/h)から中(2, 500kcal/h)、弱(1,800kcal/h)、そして微(1,100kcal/h)へと制御しても、部 屋の床や壁、窓等の温度が十分に上昇しないうちは、不快感を取り除くことがで きないという欠点があった。
【0004】
本考案は上述の課題を解決するためになされたものであり、温風を発生する発 熱体と、室温を検知して室温情報を出力する温度検知手段と、そして暖房運転開 始初期にこの温度検知手段が検知する室温に基づいて発熱体をその定常時の最大 出力より大きい特別最大出力にて運転開始させるか否かを決定するほか特別最大 出力による運転開始を決定した場合にその運転時間および運転回数を制御する制 御手段とで温風暖房器を構成する。
【0005】
【作用】 この構成において、制御手段は暖房運転開始初期に温度検知手段によって室温 を検知するとともに、その結果に基づいて、発熱体をその定常時の最大出力より 大きい特別最大出力にて運転開始させるか否か、また特別最大出力による運転開 始を決定した場合にその運転時間および運転回数を決定し、それに従って発熱体 を制御する。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2に従って説明する。
【0007】 各図において、1は室温を検知して室温情報を出力する温度検知手段としての サーミスタであり、2は制御手段であるところのマイコン、3は温風を発生する 灯油バーナ、ガスバーナあるいは電熱ヒータ等の発熱体である。
【0008】 この構成において、発熱体3を駆動するマイコン2は、運転の開始初期の一回 限りであって、しかもサーミスタ1によって検知される室温が所定値以下である 場合にのみ、暖房運転の開始から一定時間、もしくはその一定の時間内にサーミ スタ1が所定の室温を検知した場合はそれまでの間だけ、発熱体3をその定常時 の最大出力より大きい特別最大出力で運転制御するようにしている。
【0009】 具体的には、図1のフローチャートに示したように、暖房運転の開始初期にサ ーミスタ1によって検知される室温が所定値として定めた例えば10℃以下の5 ℃だとすると、暖房運転の開始から一定の時間、例えば15分間、もしくはその 15分の間にサーミスタ1が10℃の室温を検知した場合はそれまでの間、発熱 体3をその定常時の最大出力より大きい特別最大出力例えば発熱体の定常出力が 3,200kcal/hの場合であれば、10%増しの場合3,500kcal/hというように、発熱 体の寿命との関係で無制限な連続運転には適さない高出力で、しかも運転開始時 の一回だけ、発熱体3を運転制御するようにしている。
【0010】 つまり、発熱体を、暖房運転開始初期に温度検知手段によって検知される室温 が所定値以下である場合に、その定常時の最大出力より大きい特別最大出力にて 運転開始させるとともにその運転時間および運転回数が制御するようにした。
【0011】 実施例の構成はこのようなものなので、室温の上昇速度が早まるとともに、そ れによって部屋の床や壁、窓等の負荷の温度上昇も相対的に早まり、暖房の快適 さの実現に効果をあげることができた。
【0012】
以上、本考案によると、快適暖房を素早く実現する温風暖房器を実現すること ができた。
【図1】本考案一実施例の温風暖房器の制御手段に内蔵
されたフローチャートである。
されたフローチャートである。
【図2】本考案一実施例の温風暖房器の構成概略図であ
る。
る。
1 サーミスタ 2 マイコン 3 発熱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 深谷 文彦 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内
Claims (1)
- 【請求項1】 温風を発生する発熱体(3)と、室温を
検知して室温情報を出力する温度検知手段(1)と、そ
して暖房運転開始初期にこの温度検知手段が検知する室
温に基づいて前記発熱体をその定常時の最大出力より大
きい特別最大出力にて運転開始させるか否かを決定する
ほか特別最大出力による運転開始を決定した場合にその
運転時間および運転回数を制御する制御手段(2)とで
構成されていることを特徴とする温風暖房器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP152593U JPH064549U (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 温風暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP152593U JPH064549U (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 温風暖房器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064549U true JPH064549U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=11503936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP152593U Pending JPH064549U (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 温風暖房器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064549U (ja) |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP152593U patent/JPH064549U/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH064549U (ja) | 温風暖房器 | |
JPH0744975U (ja) | 温風暖房器 | |
JPH064548U (ja) | 温風暖房器 | |
JPH064547U (ja) | 温風暖房器 | |
JPH064546U (ja) | 温風暖房器 | |
JP2501088B2 (ja) | 温風暖房器 | |
JP2501092B2 (ja) | 温風暖房器 | |
JP2501089B2 (ja) | 温風暖房器 | |
JP2501090B2 (ja) | 温風暖房器 | |
JP2501093B2 (ja) | 温風暖房器 | |
JP2501091B2 (ja) | 温風暖房器 | |
JP2501087B2 (ja) | 温風暖房器 | |
JPH07208736A (ja) | 温風暖房器 | |
JPH07198136A (ja) | 温風暖房器 | |
JPS624006Y2 (ja) | ||
JPH07198137A (ja) | 温風暖房器 | |
JPH07239719A (ja) | 加熱機器の制御装置 | |
JP2545049B2 (ja) | 温風暖房器 | |
JP3070973B2 (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
JPS6241561A (ja) | 温風暖房機の送風機制御装置 | |
JP2590537B2 (ja) | 温風暖房器 | |
JP3269495B2 (ja) | 暖房装置 | |
JPH06342310A (ja) | 加熱機器の制御装置 | |
JPS6273037A (ja) | 暖房機の制御装置 | |
JPS598096Y2 (ja) | 冷暖房機 |