JP2501090B2 - 温風暖房器 - Google Patents
温風暖房器Info
- Publication number
- JP2501090B2 JP2501090B2 JP6079100A JP7910094A JP2501090B2 JP 2501090 B2 JP2501090 B2 JP 2501090B2 JP 6079100 A JP6079100 A JP 6079100A JP 7910094 A JP7910094 A JP 7910094A JP 2501090 B2 JP2501090 B2 JP 2501090B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- air heater
- room temperature
- heating element
- maximum output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温風暖房器に関するもの
である。
である。
【0002】
【従来の技術】従来の温風暖房器は、暖房運転開始時の
室温に関係なく点火から一定時間(例えば3分間)強運
転を行なったり、風向板または風量を変化させるなどし
て採暖性を向上させていた。
室温に関係なく点火から一定時間(例えば3分間)強運
転を行なったり、風向板または風量を変化させるなどし
て採暖性を向上させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの運転制御だ
と、強運転の熱量だけではなかなか部屋の空気の温度が
上昇しないことがあり、このことは殊に真冬の温度の低
い場合などに顕著であった。また、部屋の空気の温度が
上昇したとしても、床や壁、窓等の負荷の温度が上昇し
ないうちは本当の快適さが得られないという問題があっ
たために、暖房器近傍の空気温度だけに感応して、暖房
出力を例えば強(3,200kcal/h)から中(2,500kcal/h)、
弱(1,800kcal/h)、そして微(1,100kcal/h)へと制御
しても、部屋の床や壁、窓等の温度が十分に上昇しない
うちは、不快感を取り除くことができないという欠点が
あった。
と、強運転の熱量だけではなかなか部屋の空気の温度が
上昇しないことがあり、このことは殊に真冬の温度の低
い場合などに顕著であった。また、部屋の空気の温度が
上昇したとしても、床や壁、窓等の負荷の温度が上昇し
ないうちは本当の快適さが得られないという問題があっ
たために、暖房器近傍の空気温度だけに感応して、暖房
出力を例えば強(3,200kcal/h)から中(2,500kcal/h)、
弱(1,800kcal/h)、そして微(1,100kcal/h)へと制御
しても、部屋の床や壁、窓等の温度が十分に上昇しない
うちは、不快感を取り除くことができないという欠点が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するためになされたものであり、温度検知手段が検知
する室温情報に基づいて発熱体の暖房出力が制御される
温風暖房器において、暖房運転開始初期に温度検知手段
によって検知される室温が所定値以下である場合に暖房
運転の開始から一定の時間発熱体をその定常時の最大出
力より大きい特別最大出力にて運転制御する制御手段を
備えて温風暖房器を構成する。
決するためになされたものであり、温度検知手段が検知
する室温情報に基づいて発熱体の暖房出力が制御される
温風暖房器において、暖房運転開始初期に温度検知手段
によって検知される室温が所定値以下である場合に暖房
運転の開始から一定の時間発熱体をその定常時の最大出
力より大きい特別最大出力にて運転制御する制御手段を
備えて温風暖房器を構成する。
【0005】
【作用】このように構成することにより、発熱体は、暖
房運転開始初期に温度検知手段によって検知される室温
が所定値以下である場合に、暖房運転の開始から一定の
時間発熱体をその定常時の最大出力より大きい特別最大
出力にて駆動制御される。
房運転開始初期に温度検知手段によって検知される室温
が所定値以下である場合に、暖房運転の開始から一定の
時間発熱体をその定常時の最大出力より大きい特別最大
出力にて駆動制御される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に従
って説明する。
って説明する。
【0007】各図において、1は室温を検知して室温情
報を出力する温度検知手段としてのサーミスタであり、
2は制御手段であるところのマイコン、3は温風を発生
する灯油バーナ、ガスバーナあるいは電熱ヒータ等の発
熱体である。
報を出力する温度検知手段としてのサーミスタであり、
2は制御手段であるところのマイコン、3は温風を発生
する灯油バーナ、ガスバーナあるいは電熱ヒータ等の発
熱体である。
【0008】この構成において、マイコン2は、運転の
開始初期の一回限りであって、しかもサーミスタ1によ
って検知される室温が所定値以下である場合にのみ、暖
房運転の開始から一定時間、もしくはその一定の時間内
にサーミスタ1が所定の室温を検知した場合はそれまで
の間だけ、発熱体3をその定常時の最大出力より大きい
特別最大出力で運転制御するようにしている。
開始初期の一回限りであって、しかもサーミスタ1によ
って検知される室温が所定値以下である場合にのみ、暖
房運転の開始から一定時間、もしくはその一定の時間内
にサーミスタ1が所定の室温を検知した場合はそれまで
の間だけ、発熱体3をその定常時の最大出力より大きい
特別最大出力で運転制御するようにしている。
【0009】具体的には、図1のフローチャートに示し
たように、暖房運転の開始初期にサーミスタ1によって
検知される室温が所定値として定めた例えば10℃以下
の5℃だとすると、暖房運転の開始から一定の時間、例
えば15分間、もしくはその15分の間にサーミスタ1
が10℃の室温を検知した場合はそれまでの間、発熱体
3をその定常時の最大出力より大きい特別最大出力例え
ば発熱体の定常出力が3,200kcal/hの場合であれば、1
0%増しの場合3,840kcal/hというように、発熱体の寿
命との関係で無制限な連続運転には適さないと考えなけ
ればならない高出力で、しかも運転開始時の一回だけ、
発熱体3を運転制御するようにしている。
たように、暖房運転の開始初期にサーミスタ1によって
検知される室温が所定値として定めた例えば10℃以下
の5℃だとすると、暖房運転の開始から一定の時間、例
えば15分間、もしくはその15分の間にサーミスタ1
が10℃の室温を検知した場合はそれまでの間、発熱体
3をその定常時の最大出力より大きい特別最大出力例え
ば発熱体の定常出力が3,200kcal/hの場合であれば、1
0%増しの場合3,840kcal/hというように、発熱体の寿
命との関係で無制限な連続運転には適さないと考えなけ
ればならない高出力で、しかも運転開始時の一回だけ、
発熱体3を運転制御するようにしている。
【0010】つまり、発熱体を、暖房運転開始初期に温
度検知手段によって検知される室温が所定値以下である
場合に、暖房運転の開始から一定時間、その定常時の最
大出力より大きい特別最大出力にて駆動制御するように
した。
度検知手段によって検知される室温が所定値以下である
場合に、暖房運転の開始から一定時間、その定常時の最
大出力より大きい特別最大出力にて駆動制御するように
した。
【0011】実施例の構成はこのようなものなので、室
温の上昇速度が早まるとともに、それによって部屋の床
や壁、窓等の負荷の温度上昇も相対的に早まり、暖房の
快適さの実現に効果をあげることができた。
温の上昇速度が早まるとともに、それによって部屋の床
や壁、窓等の負荷の温度上昇も相対的に早まり、暖房の
快適さの実現に効果をあげることができた。
【0012】
【発明の効果】以上、本発明によると、安全性を損なう
ことなく快適暖房を素早く達成する温風暖房器を実現す
ることができた。
ことなく快適暖房を素早く達成する温風暖房器を実現す
ることができた。
【図1】本発明一実施例の温風暖房器の制御手段に内臓
されたフローチャートである。
されたフローチャートである。
【図2】本発明一実施例の温風暖房器の構成概略図であ
る。
る。
1 サーミスタ 2 マイコン 3 発熱体
Claims (1)
- 【請求項1】 温度検知手段が検知する室温情報に基づ
いて発熱体の暖房出力が制御される温風暖房器におい
て、暖房運転開始初期に前記温度検知手段(1)によっ
て検知される室温が所定値以下である場合に暖房運転の
開始から一定の時間前記発熱体(3)をその定常時の最
大出力より大きい特別最大出力にて運転制御する制御手
段(2)を備えたことを特徴とする温風暖房器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6079100A JP2501090B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 温風暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6079100A JP2501090B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 温風暖房器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6066923A Division JP2501087B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 温風暖房器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341709A JPH06341709A (ja) | 1994-12-13 |
JP2501090B2 true JP2501090B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=13680466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6079100A Expired - Lifetime JP2501090B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 温風暖房器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501090B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5579740U (ja) * | 1978-11-25 | 1980-06-02 | ||
JPS5646926A (en) * | 1979-09-26 | 1981-04-28 | Sanyo Electric Co Ltd | Combustion control circuit for liquid combustor |
JPS5655909U (ja) * | 1979-10-04 | 1981-05-15 | ||
JPS57183417U (ja) * | 1981-05-12 | 1982-11-20 | ||
JPS60191835U (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-19 | 株式会社ノーリツ | 瞬間湯沸器の制御装置 |
JPS6263557U (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-20 |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP6079100A patent/JP2501090B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06341709A (ja) | 1994-12-13 |
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