JPH07208736A - 温風暖房器 - Google Patents
温風暖房器Info
- Publication number
- JPH07208736A JPH07208736A JP24505494A JP24505494A JPH07208736A JP H07208736 A JPH07208736 A JP H07208736A JP 24505494 A JP24505494 A JP 24505494A JP 24505494 A JP24505494 A JP 24505494A JP H07208736 A JPH07208736 A JP H07208736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- maximum output
- room temperature
- air heater
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全性を損なうことなく快適暖房を素早く達
成する温風暖房器を実現する。 【構成】 行なわれようとする運転が暖房開始初期時の
運転であって、その際サーミスタ1によって検知される
室温が所定値(例えば10℃)以下である場合にのみ、
発熱体3をその定常時の最大出力より大きい特別最大出
力で運転開始させ、その暖房運転の開始から一定の時
間、もしくはその一定の時間内にサーミスタ1が上述の
所定の室温を検知した場合はそれまでの間、発熱体3を
その定常時の最大出力(例えば3,200kcal/h)より大き
い特別最大出力3,500kcal/h)にて運転制御するように
した。
成する温風暖房器を実現する。 【構成】 行なわれようとする運転が暖房開始初期時の
運転であって、その際サーミスタ1によって検知される
室温が所定値(例えば10℃)以下である場合にのみ、
発熱体3をその定常時の最大出力より大きい特別最大出
力で運転開始させ、その暖房運転の開始から一定の時
間、もしくはその一定の時間内にサーミスタ1が上述の
所定の室温を検知した場合はそれまでの間、発熱体3を
その定常時の最大出力(例えば3,200kcal/h)より大き
い特別最大出力3,500kcal/h)にて運転制御するように
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温風暖房器に関するもの
である。
である。
【0002】
【従来の技術】従来の温風暖房器は、暖房運転開始時の
室温に関係なく点火から一定時間(例えば3分間)強運
転を行なったり、風向板または風量を変化させるなどし
て採暖性を向上させていた。
室温に関係なく点火から一定時間(例えば3分間)強運
転を行なったり、風向板または風量を変化させるなどし
て採暖性を向上させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの運転制御だ
と、強運転の熱量だけではなかなか部屋の空気の温度が
上昇しないことがあり、このことは殊に真冬の温度の低
い場合などに顕著であった。また、部屋の空気の温度が
上昇したとしても、床や壁、窓等の負荷の温度が上昇し
ないうちは本当の快適さが得られないという問題があっ
たために、暖房器近傍の空気温度だけに感応して、暖房
出力を例えば強(3,200kcal/h)から中(2,500kcal/h)、
弱(1,800kcal/h)、そして微(1,100kcal/h)へと制御
しても、部屋の床や壁、窓等の温度が十分に上昇しない
うちは、不快感を取り除くことができないという欠点が
あった。
と、強運転の熱量だけではなかなか部屋の空気の温度が
上昇しないことがあり、このことは殊に真冬の温度の低
い場合などに顕著であった。また、部屋の空気の温度が
上昇したとしても、床や壁、窓等の負荷の温度が上昇し
ないうちは本当の快適さが得られないという問題があっ
たために、暖房器近傍の空気温度だけに感応して、暖房
出力を例えば強(3,200kcal/h)から中(2,500kcal/h)、
弱(1,800kcal/h)、そして微(1,100kcal/h)へと制御
しても、部屋の床や壁、窓等の温度が十分に上昇しない
うちは、不快感を取り除くことができないという欠点が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するためになされたものであり、温度検知手段の検知
する室温情報に基づいて発熱体の暖房出力が制御される
温風暖房器において、行なわれようとする運転が暖房運
転開始初期時の運転に当たるのか否かを判定するほかそ
の結果が暖房開始初期時の運転に当たると判定された場
合であってしかも温度検知手段によって検知される室温
が所定値以下のときに、発熱体をその定常時の最大出力
より大きい特別最大出力にて運転開始させ、その後一定
の時間が経過したかもしくは室温が所定の値に達したか
のどちらかが満足されたときに発熱体の出力を定常暖房
出力に戻すよう制御する制御手段を備えて温風暖房器を
構成する。
決するためになされたものであり、温度検知手段の検知
する室温情報に基づいて発熱体の暖房出力が制御される
温風暖房器において、行なわれようとする運転が暖房運
転開始初期時の運転に当たるのか否かを判定するほかそ
の結果が暖房開始初期時の運転に当たると判定された場
合であってしかも温度検知手段によって検知される室温
が所定値以下のときに、発熱体をその定常時の最大出力
より大きい特別最大出力にて運転開始させ、その後一定
の時間が経過したかもしくは室温が所定の値に達したか
のどちらかが満足されたときに発熱体の出力を定常暖房
出力に戻すよう制御する制御手段を備えて温風暖房器を
構成する。
【0005】
【作用】このように構成することにより、制御手段は、
行なわれようとする運転が暖房運転開始初期時の運転で
あるか否かを判断するほか、それが暖房運転開始初期時
の運転であると判定された場合でしかも温度検知手段に
よって検知される室温が所定値以下である場合に、発熱
体をその定常時の最大出力より大きい特別最大出力にて
運転開始させ、その後一定の時間が経過したかもしくは
室温が所定の値に達したかのどちらかが満足されたとき
に定常出力に戻して制御する。
行なわれようとする運転が暖房運転開始初期時の運転で
あるか否かを判断するほか、それが暖房運転開始初期時
の運転であると判定された場合でしかも温度検知手段に
よって検知される室温が所定値以下である場合に、発熱
体をその定常時の最大出力より大きい特別最大出力にて
運転開始させ、その後一定の時間が経過したかもしくは
室温が所定の値に達したかのどちらかが満足されたとき
に定常出力に戻して制御する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に従
って説明する。
って説明する。
【0007】各図において、1は室温を検知して室温情
報を出力する温度検知手段としてのサーミスタであり、
2は制御手段であるところのマイコン、3は温風を発生
する灯油バーナ、ガスバーナあるいは電熱ヒータ等の発
熱体である。
報を出力する温度検知手段としてのサーミスタであり、
2は制御手段であるところのマイコン、3は温風を発生
する灯油バーナ、ガスバーナあるいは電熱ヒータ等の発
熱体である。
【0008】この構成において、発熱体3を駆動するマ
イコン2は、運転の開始初期の一回限りであって、しか
もサーミスタ1によって検知される室温が所定値以下で
ある場合にのみ、暖房運転の開始から一定時間、もしく
はその一定の時間内にサーミスタ1が所定の室温を検知
した場合はそれまでの間だけ、発熱体3をその定常時の
最大出力より大きい特別最大出力で運転制御するように
している。つまり、行なわれようとする運転それ自体が
暖房開始初期時の運転に当たるのか否かを見極めて、そ
れが暖房運転開始初期時のそれであると判定された場合
は、サーミスタ1が検知する室温が所定温度以下の時に
限って、発熱体3をその定常時の最大出力より大きい特
別最大出力で運転開始させ、運転の開始から一定の時間
が経過したかもしくは室温が所定の値に達したかのどち
らかが満足されるまで特別最大出力での運転を行なわ
せ、どちらか一方でも満足されたときには発熱体の出力
を定常暖房出力に戻して制御するのである。
イコン2は、運転の開始初期の一回限りであって、しか
もサーミスタ1によって検知される室温が所定値以下で
ある場合にのみ、暖房運転の開始から一定時間、もしく
はその一定の時間内にサーミスタ1が所定の室温を検知
した場合はそれまでの間だけ、発熱体3をその定常時の
最大出力より大きい特別最大出力で運転制御するように
している。つまり、行なわれようとする運転それ自体が
暖房開始初期時の運転に当たるのか否かを見極めて、そ
れが暖房運転開始初期時のそれであると判定された場合
は、サーミスタ1が検知する室温が所定温度以下の時に
限って、発熱体3をその定常時の最大出力より大きい特
別最大出力で運転開始させ、運転の開始から一定の時間
が経過したかもしくは室温が所定の値に達したかのどち
らかが満足されるまで特別最大出力での運転を行なわ
せ、どちらか一方でも満足されたときには発熱体の出力
を定常暖房出力に戻して制御するのである。
【0009】具体的には、図1のフローチャートに示し
たように、暖房運転の開始初期にサーミスタ1によって
検知される室温が所定値として定めた例えば10℃以下
の5℃だとすると、暖房運転の開始から一定の時間、例
えば15分間、もしくはその15分の間にサーミスタ1
が10℃の室温を検知した場合はそれまでの間、発熱体
3をその定常時の最大出力より大きい特別最大出力例え
ば発熱体の定常出力が3,200kcal/hの場合であれば、1
0%増しの3,500kcal/hというように、発熱体の寿命と
の関係で無制限な連続運転には適さないと考えなければ
ならない高出力で、しかも運転開始時の一回だけ、発熱
体3を運転制御するようにしている。
たように、暖房運転の開始初期にサーミスタ1によって
検知される室温が所定値として定めた例えば10℃以下
の5℃だとすると、暖房運転の開始から一定の時間、例
えば15分間、もしくはその15分の間にサーミスタ1
が10℃の室温を検知した場合はそれまでの間、発熱体
3をその定常時の最大出力より大きい特別最大出力例え
ば発熱体の定常出力が3,200kcal/hの場合であれば、1
0%増しの3,500kcal/hというように、発熱体の寿命と
の関係で無制限な連続運転には適さないと考えなければ
ならない高出力で、しかも運転開始時の一回だけ、発熱
体3を運転制御するようにしている。
【0010】実施例の構成はこのようなものなので、室
温の上昇速度が早まるとともに、それによって部屋の床
や壁、窓等の負荷の温度上昇も相対的に早まり、暖房の
快適さの実現に効果をあげることができた。
温の上昇速度が早まるとともに、それによって部屋の床
や壁、窓等の負荷の温度上昇も相対的に早まり、暖房の
快適さの実現に効果をあげることができた。
【0011】
【発明の効果】以上、本発明によると、安性を損なうこ
となく快適暖房を素早く達成する温風暖房器を実現する
ことができた。
となく快適暖房を素早く達成する温風暖房器を実現する
ことができた。
【図1】本発明一実施例の温風暖房器の制御手段に内臓
されたフローチャートである。
されたフローチャートである。
【図2】本発明一実施例の温風暖房器の構成概略図であ
る。
る。
1 サーミスタ 2 マイコン 3 発熱体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深谷 文彦 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内
Claims (1)
- 【請求項1】 温度検知手段の検知する室温情報に基づ
いて発熱体の暖房出力が制御される温風暖房器におい
て、行なわれようとする運転が暖房運転開始初期時の運
転に当たるのか否かを判定するほかその結果が暖房開始
初期時の運転に当たると判定された場合であってしかも
前記温度検知手段(1)によって検知される室温が所定
値以下のときに、前記発熱体(3)をその定常時の最大
出力より大きい特別最大出力にて運転開始させ、その後
一定の時間が経過したかもしくは前記室温が所定の値に
達したかのどちらかが満足されたときに前記発熱体の出
力を定常暖房出力に戻すよう制御する制御手段(2)を
備えたことを特徴とする温風暖房器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24505494A JPH07208736A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 温風暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24505494A JPH07208736A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 温風暖房器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6224405A Division JP2545049B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 温風暖房器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07208736A true JPH07208736A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=17127902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24505494A Pending JPH07208736A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 温風暖房器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07208736A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6025407A (en) * | 1997-10-30 | 2000-02-15 | Occidental Chemical Corporation | Photo-polymerization of vinyl chloride using metallocene catalysts |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62175519A (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-01 | Toshiba Heating Appliances Co | 燃焼装置の燃焼量制御装置 |
JPS6252848B2 (ja) * | 1979-04-11 | 1987-11-07 | Hoechst Ag |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP24505494A patent/JPH07208736A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6252848B2 (ja) * | 1979-04-11 | 1987-11-07 | Hoechst Ag | |
JPS62175519A (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-01 | Toshiba Heating Appliances Co | 燃焼装置の燃焼量制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6025407A (en) * | 1997-10-30 | 2000-02-15 | Occidental Chemical Corporation | Photo-polymerization of vinyl chloride using metallocene catalysts |
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