JPS624006Y2 - - Google Patents

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JPS624006Y2
JPS624006Y2 JP1981117433U JP11743381U JPS624006Y2 JP S624006 Y2 JPS624006 Y2 JP S624006Y2 JP 1981117433 U JP1981117433 U JP 1981117433U JP 11743381 U JP11743381 U JP 11743381U JP S624006 Y2 JPS624006 Y2 JP S624006Y2
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JP
Japan
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seat heater
damper
opening
heater
air
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JP1981117433U
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English (en)
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JPS5822307U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のシート(座席)内に埋め込
まれ、寒冷時にシートを暖めて着座感を向上する
ために装備される車両用シートヒータに関し、空
調装置の暖房状態に応じてシートヒータの発熱量
を最適状態に自動制御することのできる車両用シ
ートヒータの自動制御装置を提供することを目的
とするものである。
従来、自動車用シートヒータは、ヒータ性能に
関係なく、手動操作でON−OFF的に使用されて
いた。そのため、ヒータ性能に応じて無段階にシ
ートヒータの容量を変化させることが不可能であ
り、不必要にシートヒータを使用する場合があつ
た。
本考案は暖房装置における暖房制御温度を検出
して、シートヒータの加熱必要度を決定し、必要
度が高くなるのに応じてシートヒータへの供給電
力をも大きくするもので、これにより無駄なく適
度な加熱が可能となる。
この考案を以下図面を用いて詳しく説明する。
第1図は、本考案を用いた場合のシートヒータ
のコントロールシステムである。第1図に示した
空調システムの中でエアミツクスダンパー5のダ
ンパー開度を感知するダンパー開度センサ9と暖
房、冷房、換気、デフロスタ等の空調モードを感
知するモードセンサ10を用いて、それぞれ必要
な入力信号を中央処理装置(以下CPUと略す)
11へ伝えてやる。CPU11は、両センサ9,
10からの入力信号を基に、シート内に埋め込ま
れているシートヒータ12の印加電圧をコントロ
ールする。シートヒータ12は、空調装置が暖房
モードであることを条件としてCPU11からの
出力信号によつて印加電圧がコントロールされ、
発熱量がコントロールされる。第1図中のエアミ
ツクスダンパー5の開度を検知するダンパー開度
センサ9の具体的な構造を第2図に示す。第2図
において、エアミツクスダンパー5とレバー14
は連動している。ダンパー開度センサ9は、ヒー
タ性能すなわち暖房強度の大小を判別させるもの
として使用される。第3図は、電気式オートA/
Cとの組合わせで使用した時の実施例を示す。オ
ートA/Cで使用されているパワーサーボ内にブ
ロアスイツチ16と同様のシートヒータ専用スイ
ツチ15を配置し、ヒータ性能すなわち暖房強度
が不足している時は、エアミツクスダンパー5が
HOT側へ動き、これに伴なつてシートヒータ1
2の印加電圧が増加される。一方、ヒータ性能に
余裕がある時、すなわち暖房強度が小さくてよい
時は、エアミツクスダンパー5がCOOL側へ動
き、これに伴なつてシートヒータ12の印加電圧
が低下される。この様子をわかりやすく図に示し
たのが第6図である。すなわち第6図において、
エアミツクスダンパー5の開度が予め定めた開度
よりも大きい範囲では、その開度に応じてシート
ヒータ電圧がHi,Med,Loまで段階的に変化
し、一定開度以下になると、シートヒータ電圧が
OFFに固定される様子がわかる。第4図はマイ
コン式オートA/C(必要吹出温度制御方式)と
の組合せで使用した時の実施例を示す。第4図に
示した空調システムの中で送風機2とエアミツク
スダンパー5のダンパー開度と吹出口の状態(空
調モード)と室温(室温センサ13によつて得た
温度)によつて、それぞれ必要な入力信号を
CPU11へ導き、CPU内で必要吹出温度(すな
わちエアミツクスダンパー5の開度)を予め定め
た演算式によつて計算したあと、CPU11は、
シートヒータ12の印加電圧をコントロールす
る。ただし、CPU11の出力信号については、
前もつて第7図のグラフで表わされるような必要
吹出温度(エアミツクスダンパー5の開度)とシ
ートヒータ12の印加電圧との関係を決めておく
必要がある。すなわち、第7図は、マイコン式オ
ートA/Cを用いた時のシートヒータ自動制御の
実施例を示している。必要吹出温度が105℃以上
の最大暖房領域になると、シートヒータ電圧が
12Vに固定され、必要吹出温度が105℃〜55℃の
暖房強度中領域では、シートヒータ電圧が12V〜
6Vまでリニアに変化する。また55℃〜50℃の暖
房強度弱領域では、シートヒータ電圧6Vに固定
され、50℃以下ではシートヒータ電圧はOFFと
なる、第5図は、本考案の制御フローチヤートを
示すもので、暖房(HEAT)モード、エアミツ
クスダンパー5のダンパー開度状態(80%以上で
あるかどうか)の判別を行なつた後、シートヒー
タ12の発熱量の自動制御を行なうようにしてい
る。
以上の説明からわかるように、本考案を用いる
ことにより、エアミツクスダンパーの開度すなわ
ち空調装置の暖房強度に応じて、シートヒータの
発熱量を自動的にコントロールすることが可能に
なり、暖房強度が大きい場合(極寒時)には、シ
ートヒータの発熱量をそれに応じて大きくしてヒ
ータのウオームアツプ効果を早め、一方、暖房強
度が小さい場合には、シートヒータの発熱量を低
減し(一部ではOFFさせる)、無駄なエネルギー
の消費をなくして充放電収支を助けることができ
る。またシートヒータの発熱量が自動的にコント
ロールされるため、加熱防止としてサーモスタツ
ト、温度ヒユーズ類を設定する必要が無くなり、
安全性にも良好な手段と成りうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシステム図、第2図はエアミ
ツクスダンパーの開度を判別するダンパー開度セ
ンサの構成図、第3図は電気式オートA/C用の
ダンパー開度センサの実施例図、第4図はマイコ
ン式オートA/C用のダンパー開度センサの実施
例図、第5図は本考案の制御フローチヤート、第
6図はシートヒータ電圧とダンパー開度の関係
図、第7図はシートヒータと必要吹出温度(ダン
パーの開度)の関係図である。 1:内外気ダンパー、2:送風機、3:エバポ
レータ、4:ヒータコア、5:エアミツクスダン
パー、6:デフロスタ用ダンパー、7:暖房用ダ
ンパー、8:換気用ダンパー、9:ダンパー開度
センサ、10:モードセンサ、11:中央処理装
置(CPU)、12:シートヒータ、13:室温セ
ンサ、14:レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用空調装置の空調モードを検知するモード
    センサと、エアミツクスダンパーのダンパー開度
    を検知するダンパー開度センサと、両センサの出
    力を受けてシートヒータへの電力の供給を制御す
    る中央処理装置とを備え、該中央処理装置は、空
    調装置の空調モードが暖房モードであることを条
    件として、エアミツクスダンパーのダンパー開度
    が予め定めた一定開度を超えたときにシートヒー
    タへ電力を供給し、かつ該ダンパー開度の大小に
    応じて供給電力を増減するよう制御することを特
    徴とする車両用シートヒータの自動制御装置。
JP11743381U 1981-08-07 1981-08-07 車両用シ−トヒ−タの自動制御装置 Granted JPS5822307U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11743381U JPS5822307U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 車両用シ−トヒ−タの自動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11743381U JPS5822307U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 車両用シ−トヒ−タの自動制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5822307U JPS5822307U (ja) 1983-02-12
JPS624006Y2 true JPS624006Y2 (ja) 1987-01-29

Family

ID=29911609

Family Applications (1)

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JP11743381U Granted JPS5822307U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 車両用シ−トヒ−タの自動制御装置

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JP2013169819A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Denso Corp 車両用シート空調装置
US9371024B2 (en) 2012-02-13 2016-06-21 Denso Corporation Air-conditioner for vehicle

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JP3840781B2 (ja) * 1997-05-27 2006-11-01 株式会社デンソー 車両用空調装置

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JPS5822307U (ja) 1983-02-12

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