JPH0645426A - 半導体素子摘出装置 - Google Patents

半導体素子摘出装置

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JPH0645426A
JPH0645426A JP40113890A JP40113890A JPH0645426A JP H0645426 A JPH0645426 A JP H0645426A JP 40113890 A JP40113890 A JP 40113890A JP 40113890 A JP40113890 A JP 40113890A JP H0645426 A JPH0645426 A JP H0645426A
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JP
Japan
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pickup
pellets
pickup collet
collet
flexible pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP40113890A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Masaki
彰 正木
Kosuke Oshio
広介 大塩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0645426A publication Critical patent/JPH0645426A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ペレットから発生したダストを除去することが
可能な半導体素子摘出装置を提供することにある。 【構成】移動可能なア−ムにピックアップコレットを支
持してなり、ウエハテ−ブル上に並べられた半導体ペレ
ットをピックアップコレットに吸着して摘出する半導体
素子摘出装置において、ピックアップコレットが突出し
た状態でピックアップコレットを囲う口部と、可撓性を
有し口部の、ピックアップコレットの吸気側の反対側の
部分に接続されたフレキシブルパイプと、このフレキシ
ブルパイプを介して口部と連通しピックアップコレット
の周囲を吸気する吸気手段とからなるダスト除去手段を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ウエハテ−ブ
ル上に並べられた半導体ペレットをピックアップコレッ
トにより吸着して摘出する半導体素子摘出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、図3に示すような半導体素子摘
出装置(以下、摘出装置と称する)1が知られている。
この摘出装置1は、上下動および水平方向への回転が可
能なピックアップア−ム2を有している。そして、摘出
装置1はこのピックアップア−ム2の先端部に、下方へ
延びて下端面を開口し、その内部に真空吸引路を形成さ
れたピックアップコレット3を有している。
【0003】さらに、摘出装置1は、ピックアップコレ
ット3にシリコンチュ−ブ4の一端部を連結しており、
このシリコンチュ−ブ4を介して、ピックアップコレッ
ト3と図示しない真空源とを接続している。
【0004】つまり、この摘出装置1はピックアップア
−ム2を駆動し、このピックアップア−ム2を、貼着式
のマウントテ−プ5を保持したウエハテ−ブル6の上方
へ移動させる。そして、摘出装置1はピックアップア−
ム2を下降させ、ピックアップコレット3を、マウント
テ−プ5がエクスパンドされて拡がることに伴い分離し
ウエハテ−ブル5上に並んだ半導体ペレット(以下、ペ
レットと称する)7…に近付ける。
【0005】そして、摘出装置1は、図示しない例えば
4本の針によってマウントテ−プ6の裏面側から突上げ
られた所定のペレット7の表面に、ピックアップコレッ
ト3の下端面を当接させる。そして、摘出装置1は、所
定のペレット7をピックアップコレット3に真空吸着
し、ピックアップア−ム2を上昇させ、所定のペレット
7を複数の中から1つずつ摘出する。
【0006】そして、摘出装置1はピックアップア−ム
2を回動させ、摘出されたペレットを次の位置、即ちペ
レットゲ−ジングステ−ションが設けられた位置、或い
は、リ−ドフレ−ムやパッケ−ジがマウントされた位置
等へ移送する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウエハテ−
ブル6上に並んだペレット7…においては、分離の際
に、ペレット7…の裏面の端部に微小なクラックや欠け
が生じていることがある。そして、この様な場合には、
ペレット7…の微小なクラックや欠けを原因として、シ
リコン屑ダストが発生する。
【0008】これらのシリコン屑ダストは、一般に鋭利
な角を有しており、ペレット7…上に付着した場合に
は、シリコン屑ダストを除去することは困難である。特
に、ペレット7…が、固体撮像素子や紫外線消去型メモ
リ等のようにその光学的特性がその機能に大きく影響す
る素子である場合、シリコン屑ダストによってこれらの
素子の光学的特性が悪影響を受け、歩留りが著しく低下
してしまう。
【0009】さらに、近年の高集積化に伴い、画素サイ
ズ或いはメモリサイズを5μm以下に設定された素子も
ある。そして、4MDRAMや16MDRAM等のよう
に光学的特性を要求されない素子においても、素子自身
やパッシベ−ション膜がシリコン屑ダストによって傷付
けられることがあった。
【0010】本発明の目的とするところは、ペレットか
ら発生したダストを除去することが可能な半導体素子摘
出装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、移動可能なア−ムにピックアッ
プコレットを支持してなり、ウエハテ−ブル上に並べら
れた半導体ペレットをピックアップコレットに吸着して
摘出する半導体素子摘出装置において、ピックアップコ
レットが突出した状態でピックアップコレットを囲う口
部と、可撓性を有し口部の、ピックアップコレットの吸
気側の反対側の部分に接続されたフレキシブルパイプ
と、このフレキシブルパイプを介して口部と連通しピッ
クアップコレットの周囲を吸気する吸気手段とからなる
ダスト除去手段を設けたことにある。
【0012】こうすることによって本発明は、ペレット
から発生したダストをピックアップコレットの周囲の気
流により除去できるようにしたことにある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
基づいて説明する。なお、従来の技術の項で説明したも
のと重複するものについては同一番号を付し、その説明
は省略する。
【0014】図1および図2は本発明の一実施例の要部
を示すもので、両図中11はウエハテ−ブル6上に並ん
だ半導体ペレット(以下、ペレットと称する)7…を1
つずつ摘出する半導体素子摘出装置である。この摘出装
置11は、上下動および水平方向への回転が可能なピッ
クアップア−ム12を有している。そして、摘出装置1
1はこのピックアップア−ム12の先端部にピックアッ
プコレット13を有しており、このピックアップコレッ
ト13を略真下へ延ばしている。
【0015】また、摘出装置11は、ピックアップア−
ム12とピックアップコレット13との内部に、両部材
12、13に跨がって延びピックアップコレット13の
下端面に開口する真空吸引路14を形成している。そし
て、摘出装置11は、ピックアップア−ム12にシリコ
ンチュ−ブ15の一端部を連結しており、このシリコン
チュ−ブ15を介して、真空吸引路14と図示しない真
空源とを連通させている。
【0016】さらに、両図中に16で示すのはダスト除
去手段である。このダスト除去手段16は、筒状に成形
された口部としての吸引口17、蛇腹状のフレキシブル
パイプ18、および、ピックアップア−ム12から十分
に離間した位置に配置された吸気手段としての真空ポン
プ19とを備えている。
【0017】ダスト除去手段16は、吸引口17をピッ
クアップア−ム12の先端部に配置しており、吸引口1
7によってピックアップコレット13を同心的に囲って
いる。さらに、ダスト除去手段16はピックアップア−
ム12の先端部に、環状で且つねじ締め式の取付治具2
0を有している。そして、ダスト除去手段16は吸引口
17を、取付治具20により外側から押え付けてピック
アップア−ム12に固定している。
【0018】そして、ダスト除去手段16は吸引口17
の内側に、ピックアップコレット13を略中央に位置さ
せた吸引用の空間部21を形成している。また、ダスト
除去手段16は、吸引口17の下端部をピックアップコ
レット13の下端面よりも上方に位置させており、ピッ
クアップコレット13の先端部を吸引口17から下方に
幾分突出させている。
【0019】また、ダスト除去手段16は、吸引口17
にフレキシブルパイプ18の一端部を接続している。ま
た、ダスト除去手段16はフレキシブルパイプ18の他
端部を真空ポンプ19に接続している。そして、ダスト
除去手段16はフレキシブルパイプ18を介して真空ポ
ンプ19と吸引口17の内側の空間部21とを連通させ
ており、真空ポンプ19を駆動して吸引口17に流入す
る気流を発生させる。
【0020】ここで、フレキシブルパイプ18とシリコ
ンチュ−ブ15との配設は両部材15、18が互いに干
渉しないよう設定されており、シリコンチュ−ブ15
は、フレキシブルパイプ18が接続された位置、即ちピ
ックアップア−ム2の先端部に対して十分に離間した位
置に接続されている。
【0021】また、真空ポンプ19は、摘出作業中には
常時ONされている。このような構成の摘出装置11
は、ピックアップア−ム12を駆動してウエハテ−ブル
6の上方へ移動させる。さらに、摘出装置11はピック
アップア−ム12を、貼着式のマウントテ−プ5に貼付
いてウエハテ−ブル6上に並んだ複数のペレット7…の
うちの所定のペレット7aに向けて下降させる。そし
て、摘出装置11は、図1中に矢印A、Aで示すように
吸引口17の内部に向かう気流を発生させながら、ピッ
クアップコレット13および吸引口17をペレット7a
に近付ける。
【0022】そして、摘出装置11は、ペレット7aの
表面や周囲に生じているシリコン屑ダストを吸引口17
に吸込み、フレキシブルパイプ18内に導いて、ウエハ
テ−ブル6上から除去する。そして、摘出装置11は、
その表面や周囲からシリコン屑ダストを除去され裏面側
から突上げられたペレット7aをピックアップコレット
13に真空吸着し、ピックアップア−ム12を上昇させ
て、所定のペレット7aを複数のペレット7…の中から
摘出する。
【0023】そして、摘出装置11はピックアップア−
ム12を回動させ、摘出されたペレット7aを次の位
置、即ちペレットゲ−ジングステ−ションが設けられた
位置、或いは、リ−ドフレ−ムやパッケ−ジがマウント
された位置等へ移送する。すなわち、このような摘出装
置11においては、ダスト除去手段16を設けているの
で、ウエハテ−ブル6上に発生したシリコン屑ダストを
除去することができる。したがって、互いに分離して次
の工程に搬送されるペレット7…に、分離時等に発生し
たシリコン屑ダストが付着することを防止できる。そし
て、固体撮像素子や紫外線消去型メモリ、および、個別
半導体であるフォトダイオ−ド等のように光学的特性を
要求される素子、或いは、4MDRAMや16MDRA
M等のように高集積化された素子がシリコン屑ダストに
よって特性に悪影響を受けることを防止できる。
【0024】なお、ペレット7…のサイズや吸引口17
のサイズ、および、ダスト除去手段16の吸引時の圧力
等によっては、ペレット7…が吸引口17に吸付けられ
てしまうことが考えられる。したがって、このような場
合には、フレキシブルパイプ18の途中の部位に切換弁
を設け、ピックアップコレット13からペレット7…を
離す際にダスト除去手段16による吸引を停止すれば、
ペレット7を確実に解放することができ、信頼性が向上
する。
【0025】また、本実施例では、吸気手段として真空
ポンプ19を採用しているが、本発明はこれに限定され
ず、吸気手段として例えばブロアを採用してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、移動可能
なア−ムにピックアップコレットを支持してなり、ウエ
ハテ−ブル上に並べられた半導体ペレットをピックアッ
プコレットに吸着して摘出する半導体素子摘出装置にお
いて、ピックアップコレットが突出した状態でピックア
ップコレットを囲う口部と、可撓性を有し口部の、ピッ
クアピコレットの反対側の部分に接続されたフレキシブ
ルパイプと、このフレキシブルパイプを介して口部と連
通しピックアップコレットの周囲を吸気する吸気手段と
からなるダスト除去手段を設けたものである。
【0027】したがって本発明は、ペレットから発生し
たダストをピックアップコレットの周囲の気流により除
去できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を概略的に示す側断面
図。
【図2】同じく本発明の一実施例の要部を概略的に示す
下方からの平面図。
【図3】従来の半導体素子摘出装置を概略的に示す斜視
図。
【符号の説明】
6…ウエハテ−ブル、7、7a…半導体ペレット、11
…半導体素子摘出装置、12…ピックアップア−ム(ア
−ム)、13…ピックアップコレット、16…ダスト除
去手段、17…吸引口(口部)、18…フレキシブルパ
イプ、19…真空ポンプ(吸気手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能なア−ムにピックアップコレッ
    トを支持してなり、ウエハテ−ブル上に並べられた半導
    体ペレットを上記ピックアップコレットに吸着して摘出
    する半導体素子摘出装置において、上記ピックアップコ
    レットが突出した状態で上記ピックアップコレットを囲
    う口部と、可撓性を有し上記口部の、上記ピックアップ
    コレットの吸着側の反対側の部分に接続されたフレキシ
    ブルパイプと、このフレキシブルパイプを介して上記口
    部と連通し上記ピックアップコレットの周囲を吸気する
    吸気手段とからなるダスト除去手段を設けたことを特徴
    とする半導体素子摘出装置。
JP40113890A 1990-12-10 1990-12-10 半導体素子摘出装置 Pending JPH0645426A (ja)

Priority Applications (1)

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JP40113890A JPH0645426A (ja) 1990-12-10 1990-12-10 半導体素子摘出装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000271889A (ja) * 1999-02-18 2000-10-03 Johnson & Johnson Vision Care Inc 物体を移送するための方法及び装置
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CN111496768A (zh) * 2020-04-24 2020-08-07 三峡大学 一种可吸收粉尘的抓取装置及使用方法

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