JPH0645207U - 車両用灯具のプロテクタ固定構造 - Google Patents

車両用灯具のプロテクタ固定構造

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JPH0645207U
JPH0645207U JP8114292U JP8114292U JPH0645207U JP H0645207 U JPH0645207 U JP H0645207U JP 8114292 U JP8114292 U JP 8114292U JP 8114292 U JP8114292 U JP 8114292U JP H0645207 U JPH0645207 U JP H0645207U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成でありながら、接着工程を廃止して
作業性の向上並びに部品コストの低減を図ると共に、ラ
ンプハウジングの材質や成形時の寸法誤差に左右される
ことなく略一定の強度で固定することができる車両用灯
具のプロテクタ固定構造を提供する。 【構成】所定形状に形成されたランプハウジング12の
周縁部12aの表面側にレンズ13の周端部13aが固
定され、ランプハウジング12の周縁部12aにレンズ
13の周端部13aより外方へ突出する鍔部12bを一
体に形成し、伸縮可能な弾性部材からなる環状プロテク
タ14の内周面に鍔部12bの肉厚に対して幅狭で且つ
鍔部12bの周端面の長さよりも短く設定された当接面
14aを有する溝部14bを形成し、溝部14bを鍔部
12bに係合させて環状プロテクタ14の収縮力により
ランプハウジング12に環状プロテクタ14を固定し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用灯具のプロテクタ固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、車体の左右側面にレンズを突出させた状態で車体に固定したタ ーンシグナルランプ等の車両用灯具としては、図4に示すように、バルブ1を保 持するように所定形状に形成されたランプハウジング2と、このランプハウジン グ2の表面側の周縁部に沿って周端部が固定されたレンズ3と、ランプハウジン グ2の裏面側の周縁部に接着剤4を介して固定された樹脂等からなるプロテクタ 5とを備えたものがある(例えば、実開平2−97704号公報参照)。
【0003】 このプロテクタ5は、ランプハウジング2の周端面に沿う立上部5aが一体に 形成されている。そして、このように構成された車両用灯具は、図示しない車体 パネルに形成された取付開口に嵌合される。このとき、プロテクタ5は、車体パ ネルの表面と当接して取付開口のシール性や車体パネルの傷つき防止等の役割を 果たしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成された車両用灯具のプロテクタ固定構造は、プロテ クタ5を接着剤4によりランプハウジング2に固定するため、ランプハウジング 2とプロテクタ5の材質によっては接着が不可能であったり、接着剤の塗布量に よって接着強度にバラツキが生じたり、レンズ2側にはみ出して白色化したりす る等、作業効率が悪く、しかも、ランプハウジング2とプロテクタ5の成形誤差 によって位置決めが面倒である等の問題点が生じていた。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みなされたものであって、簡単な構成でありながら、接 着工程を廃止して作業性の向上並びに部品コストの低減を図ると共に、ランプハ ウジングの材質や成形時の寸法誤差に左右されることなく略一定の強度で固定す ることができる車両用灯具のプロテクタ固定構造を提供することを目的とするも のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、その目的を達成するため、所定形状に形成されたランプハウジング の周縁部の表面側にレンズの周端部が固定され、前記ランプハウジングの周縁部 に前記レンズの周端部より外方へ突出する鍔部を一体に形成し、伸縮可能な弾性 部材からなる環状プロテクタの内周面に前記鍔部の肉厚に対して幅狭で且つ前記 鍔部の周端面の長さよりも短く設定された当接面を有する溝部を形成し、該溝部 を前記鍔部に係合させて前記環状プロテクタの収縮力により前記ランプハウジン グに前記環状プロテクタを固定したことを要旨とする。
【0007】
【作用】
このような構成においては、環状プロテクタを伸長させつつランプハウジング の鍔部に環状プロテクタの溝部を係合させることにより、環状プロテクタの収縮 力でランプハウジングに環状プロテクタが固定される。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の車両用灯具のプロテクタ固定構造の実施例を図1乃至図3に基 づいて説明する。
【0009】 図1は本考案の車両用灯具のプロテクタ固定構造を示す灯具の縦断面図、図2 はランプハウジングの厚さと環状プロテクタの縦幅との関係を示す説明図、図3 はランプハウジングと環状プロテクタとの長さ関係を示す説明図である。
【0010】 図1において、ターンシグナルランプ等の車両用灯具10は、バルブ11を保 持するように所定形状に形成されたランプハウジング12と、このランプハウジ ング12の表面側の周縁部12aに沿って周端部13aが固定されたドーム状の レンズ13とを備えている。
【0011】 ランプハウジング12の周縁部12aには、レンズ13の周端部13aよりも 外方へ突出した鍔部12bが一体に形成され、この鍔部12bにはゴム等の伸縮 可能な弾性部材からなる環状プロテクタ14が固定されている。
【0012】 環状プロテクタ14は、図2に示すように、鍔部12bの肉厚H1よりも高さ 方向の幅H2が狭く設定されていると共に、図3に示すように、鍔部12bの周 端面12cの長さ(直径L1で示す)よりも短く(直径L2で示す)設定された 当接面14aを有する溝部14bを形成した断面コ字状に形成されている。
【0013】 上記の構成において、ランプハウジング12に環状プロテクタ14を固定する 場合には、環状プロテクタ14を伸長させつつ鍔部12bに溝部14bを係合さ せることにより、環状プロテクタ14の収縮力でランプハウジング12に環状プ ロテクタ14が固定される。
【0014】 このとき、溝部14bは、鍔部12bの肉厚H1よりも幅H2が狭く設定され ていると共に、鍔部12bの周端面12cの直径L1よりも狭い直径L2に設定 されているため、環状プロテクタ14がゴム等の伸縮可能な弾性部材により形成 されていることと相俟って、ランプハウジング12の成形時の誤差等に関わりな く確実に固定することができる。
【0015】 尚、溝部14bの幅H2は、環状プロテクタ14の伸長に伴ってその断面積が 小さくなることにより、肉厚H1と略同じ程度に狭く設定されていても、その固 定は確実に行うことができる。
【0016】 また、上記実施例では、平面視真円状のランプハウジング12に環状プロテク タ14を装着した例を示したが、ランプハウジング12の形状等は上記実施例に 限定されるものではない。このとき、環状プロテクタ14は、ゴム等の伸縮可能 な弾性部材であるため、ランプハウジング12の形状に沿って装着することが可 能となる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の車両用灯具のプロテクタ固定構造にあっては、 所定形状に形成されたランプハウジングの周縁部の表面側にレンズの周端部が固 定され、前記ランプハウジングの周縁部に前記レンズの周端部より外方へ突出す る鍔部を一体に形成し、伸縮可能な弾性部材からなる環状プロテクタの内周面に 前記鍔部の肉厚に対して幅狭で且つ前記鍔部の周端面の長さよりも短く設定され た当接面を有する溝部を形成し、該溝部を前記鍔部に係合させて前記環状プロテ クタの収縮力により前記ランプハウジングに前記環状プロテクタを固定したこと により、簡単な構成でありながら、接着工程を廃止して作業性の向上並びに部品 コストの低減を図ると共に、ランプハウジングの材質や成形時の寸法誤差に左右 されることなく略一定の強度で固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用灯具のプロテクタ固定構造を示
す灯具の縦断面図である。
【図2】鍔部の肉厚と溝部の開口幅との関係を示す説明
図である。
【図3】ランプハウジングと環状プロテクタとの長さ関
係を示す説明図である。
【図4】従来の車両用灯具のプロテクタ固定構造を示す
灯具の縦断面図である。
【符号の説明】
10…車両用灯具 12…ランプハウジング 12a…周縁部 12b…鍔部 12c…周端面 13…レンズ 13a…周端部 14…環状プロテクタ 14a…当接面 14b…溝部
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状に形成されたランプハウジング
    の周縁部の表面側にレンズの周端部が固定され、前記ラ
    ンプハウジングの周縁部に前記レンズの周端部より外方
    へ突出する鍔部を一体に形成し、伸縮可能な弾性部材か
    らなる環状プロテクタの内周面に前記鍔部の肉厚に対し
    て幅狭で且つ前記鍔部の周端面の長さよりも短く設定さ
    れた当接面を有する溝部を形成し、該溝部を前記鍔部に
    係合させて前記環状プロテクタの収縮力により前記ラン
    プハウジングに前記環状プロテクタを固定したことを特
    徴とする車両用灯具のプロテクタ固定構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529291U (ja) * 1975-07-08 1977-01-22
JPS62145744U (ja) * 1986-03-04 1987-09-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529291U (ja) * 1975-07-08 1977-01-22
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