JPH023209Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH023209Y2 JPH023209Y2 JP16431387U JP16431387U JPH023209Y2 JP H023209 Y2 JPH023209 Y2 JP H023209Y2 JP 16431387 U JP16431387 U JP 16431387U JP 16431387 U JP16431387 U JP 16431387U JP H023209 Y2 JPH023209 Y2 JP H023209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting surface
- lens mounting
- gasket
- vehicle lamp
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、自動車など車両に取付けられる灯具
に関するものであり、詳細には車体の傾斜する部
分に取付けられるためにレンズ取付面が型抜方向
に対して傾斜したものに係る。
に関するものであり、詳細には車体の傾斜する部
分に取付けられるためにレンズ取付面が型抜方向
に対して傾斜したものに係る。
《従来の技術》
従来のこの種の車両用灯具21を要部で示すも
のが第3図であり、車体の傾斜した面に取付けら
れるにも拘らずこの種の車両用灯具21に要求さ
れる特性は車両進行方向を照射するものが通常で
あるので、例えばハウジング22と同体に形成さ
れる反射鏡22cの形成を容易とするためなどの
理由で図中に矢印Sで示す方向に金型の抜き方向
がが形成されて成形されるものが多く、前記ハウ
ジング22にはガスケツト23を介してレンズ2
4を止着するものである。
のが第3図であり、車体の傾斜した面に取付けら
れるにも拘らずこの種の車両用灯具21に要求さ
れる特性は車両進行方向を照射するものが通常で
あるので、例えばハウジング22と同体に形成さ
れる反射鏡22cの形成を容易とするためなどの
理由で図中に矢印Sで示す方向に金型の抜き方向
がが形成されて成形されるものが多く、前記ハウ
ジング22にはガスケツト23を介してレンズ2
4を止着するものである。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、前記した従来の構造の車両用灯
具21、特にハウジング22のレンズ取付面22
aに設けられ、ガスケツト23およびレンズ24
のガイドとなるリブ22bの部分では型抜方向が
傾斜したことで一方の側のリブ22bが前記レン
ズ取付面22aに対し鈍角に立上がるものとな
り、第4図に示すようにガスケツト23の定位置
からの逸脱を生ずると云う防水効果上に重大な問
題を生じ易くなり、この問題を生じないようにす
るために前記レンズ24の止着工程が極度に注意
力が要求される煩雑なものとなつていた。
具21、特にハウジング22のレンズ取付面22
aに設けられ、ガスケツト23およびレンズ24
のガイドとなるリブ22bの部分では型抜方向が
傾斜したことで一方の側のリブ22bが前記レン
ズ取付面22aに対し鈍角に立上がるものとな
り、第4図に示すようにガスケツト23の定位置
からの逸脱を生ずると云う防水効果上に重大な問
題を生じ易くなり、この問題を生じないようにす
るために前記レンズ24の止着工程が極度に注意
力が要求される煩雑なものとなつていた。
《問題点を解決するための手段》
本考案は前記した従来の構造に生ずる問題点を
解決するための具体的手段として、レンズ取付面
が型抜方向に対し傾斜して設けられる車両用灯具
において、少なくとも前記レンズ取付面の前記型
抜方向に対してリブが鈍角となる辺のコーナー部
には周囲部にスリツトを設けられたガスケツト位
置決めボスが前記レンズ取付面に略直角に設けら
れていることを特徴とする車両用灯具を提供する
ことで、前記ガスケツトの定位置からの逸脱を生
ずることを無くして、前記した従来の問題点を解
決するものである。
解決するための具体的手段として、レンズ取付面
が型抜方向に対し傾斜して設けられる車両用灯具
において、少なくとも前記レンズ取付面の前記型
抜方向に対してリブが鈍角となる辺のコーナー部
には周囲部にスリツトを設けられたガスケツト位
置決めボスが前記レンズ取付面に略直角に設けら
れていることを特徴とする車両用灯具を提供する
ことで、前記ガスケツトの定位置からの逸脱を生
ずることを無くして、前記した従来の問題点を解
決するものである。
《実施例》
つぎに、本考案を第1図、第2図に示す一実施
例に基づいて詳細に説明する。
例に基づいて詳細に説明する。
図中に符号1で示すものは本考案の車両用灯具
のハウジングであり、このハウジング1のレンズ
取付面1aも従来例のものと同様に型抜方向に対
して傾斜しているものであり、ガスケツト2を止
着するためのリブ1bも同様に設けられるもので
あるが、本考案により前記リブ1bの立上がりの
角度が前記レンズ取付面1aに対し鈍角となるコ
ーナー部の位置が切欠かれて前記レンズ取付面1
aと略同一平面とされ、該レンズ取付面1aと垂
直となるようにガスケツト位置決めボス1cが設
けられている。この状態を拡大して示すものが第
2図であり、ここで前記ガスケツト位置決めボス
1cに付いて更に詳細に説明すれば、図中に矢印
Sで示す型抜方向に対しガスケツト位置決めボス
1cは傾斜して設けられるものとなり離型時には
前記ハウジング1が形成される樹脂部材の弾性を
利用して変形させて離型するものとなり、該ガス
ケツト位置決めボス1cは前記した変形を生じ易
くするために、前記リブ1bと接続されることな
く周囲部にスリツトが設けられ、このガスケツト
位置決めボス1cが前記レンズ取付面1aから独
立して突出するように形成するものである。
のハウジングであり、このハウジング1のレンズ
取付面1aも従来例のものと同様に型抜方向に対
して傾斜しているものであり、ガスケツト2を止
着するためのリブ1bも同様に設けられるもので
あるが、本考案により前記リブ1bの立上がりの
角度が前記レンズ取付面1aに対し鈍角となるコ
ーナー部の位置が切欠かれて前記レンズ取付面1
aと略同一平面とされ、該レンズ取付面1aと垂
直となるようにガスケツト位置決めボス1cが設
けられている。この状態を拡大して示すものが第
2図であり、ここで前記ガスケツト位置決めボス
1cに付いて更に詳細に説明すれば、図中に矢印
Sで示す型抜方向に対しガスケツト位置決めボス
1cは傾斜して設けられるものとなり離型時には
前記ハウジング1が形成される樹脂部材の弾性を
利用して変形させて離型するものとなり、該ガス
ケツト位置決めボス1cは前記した変形を生じ易
くするために、前記リブ1bと接続されることな
く周囲部にスリツトが設けられ、このガスケツト
位置決めボス1cが前記レンズ取付面1aから独
立して突出するように形成するものである。
この様にハウジング1を形成したことで、ガス
ケツト2を介してレンズ3を組付けるときには、
レンズ取付面1aに略直角に設けられたガスケツ
ト位置決めボス1cにより確実にガスケツト2が
保持され、従来のものに生じたレンズ3の止着工
程においての逸脱を生じないものとなる。
ケツト2を介してレンズ3を組付けるときには、
レンズ取付面1aに略直角に設けられたガスケツ
ト位置決めボス1cにより確実にガスケツト2が
保持され、従来のものに生じたレンズ3の止着工
程においての逸脱を生じないものとなる。
尚、この考案を成すための考案者による試作、
実験による結果では、前記ガスケツト位置決めボ
ス1cはリブ1bがレンズ取付面1aと鈍角とな
る辺のコーナー部、即ち二箇所に設けることが効
果的であり、他の中間部などは前記した二箇所に
追加して設けることで一層にその作用効果を確実
とするものであることが判明した。依つて、少な
くとも前記したコーナー部に設けることが肝要で
ある。
実験による結果では、前記ガスケツト位置決めボ
ス1cはリブ1bがレンズ取付面1aと鈍角とな
る辺のコーナー部、即ち二箇所に設けることが効
果的であり、他の中間部などは前記した二箇所に
追加して設けることで一層にその作用効果を確実
とするものであることが判明した。依つて、少な
くとも前記したコーナー部に設けることが肝要で
ある。
《考案の効果》
以上に説明したように、本考案により型抜方向
に対し傾斜するレンズ取付面を持つ車両用灯具の
リブが鈍角となる側のコーナ部に前記レンズ取付
面と略直角となるガスケツト位置決めボスを設け
たことにより、レンズ取付け工程時に生ずるリブ
の鈍角に起因するガスケツトの逸脱を生じないも
のとし、この工程を容易なものとして生産効率の
向上に優れた効果を奏するものであり、併せて、
前記したガスケツトの逸脱による防水効果の劣る
車両用灯具が出荷される万一の可能性も排除し、
この種車両用灯具の信頼性の向上にも効果を奏す
るものとなる。
に対し傾斜するレンズ取付面を持つ車両用灯具の
リブが鈍角となる側のコーナ部に前記レンズ取付
面と略直角となるガスケツト位置決めボスを設け
たことにより、レンズ取付け工程時に生ずるリブ
の鈍角に起因するガスケツトの逸脱を生じないも
のとし、この工程を容易なものとして生産効率の
向上に優れた効果を奏するものであり、併せて、
前記したガスケツトの逸脱による防水効果の劣る
車両用灯具が出荷される万一の可能性も排除し、
この種車両用灯具の信頼性の向上にも効果を奏す
るものとなる。
第1図は本考案に係る車両用灯具の一実施例を
要部で示す斜視図、第2図は第1図の−線に
沿う断面図、第3図は従来例を示す断面図、第4
図は同じ従来例の要部を拡大して示す断面図であ
る。 1……ハウジング、1a……レンズ取付面、1
b……リブ、1c……ガスケツト位置決めボス、
2……ガスケツト、3……レンズ。
要部で示す斜視図、第2図は第1図の−線に
沿う断面図、第3図は従来例を示す断面図、第4
図は同じ従来例の要部を拡大して示す断面図であ
る。 1……ハウジング、1a……レンズ取付面、1
b……リブ、1c……ガスケツト位置決めボス、
2……ガスケツト、3……レンズ。
Claims (1)
- レンズ取付面が型抜方向に対し傾斜して設けら
れる車両用灯具において、少なくとも前記レンズ
取付面の前記型抜方向に対してリブが鈍角となる
辺のコーナー部には周囲部にスリツトを設けられ
たガスケツト位置決めボスが前記レンズ取付面に
略直角に設けられていることを特徴とする車両用
灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16431387U JPH023209Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16431387U JPH023209Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0168604U JPH0168604U (ja) | 1989-05-02 |
JPH023209Y2 true JPH023209Y2 (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=31449812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16431387U Expired JPH023209Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH023209Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP16431387U patent/JPH023209Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0168604U (ja) | 1989-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH023209Y2 (ja) | ||
JP3055652B2 (ja) | 車両用灯具 | |
US10882480B2 (en) | Vehicle body structure | |
CN210337730U (zh) | 一种前车灯总成及汽车 | |
JPS5811665Y2 (ja) | 自転車用前照灯 | |
JPH0134810Y2 (ja) | ||
JPH0139364Y2 (ja) | ||
JP2504562Y2 (ja) | 車両用灯具の車体取付用脚部 | |
JPS6344274Y2 (ja) | ||
JPH0346403Y2 (ja) | ||
JPH10338090A (ja) | 自動車の前部構造 | |
JPS6228006Y2 (ja) | ||
JPS6110246Y2 (ja) | ||
JPS6310394Y2 (ja) | ||
JPS6094711U (ja) | 車輌用灯具 | |
JPS6326983Y2 (ja) | ||
JPH0440405U (ja) | ||
JPS592986Y2 (ja) | 自動車用バンパのオ−バライダ | |
JPH0214979Y2 (ja) | ||
JPS6022487Y2 (ja) | 前照灯 | |
JPH0351842Y2 (ja) | ||
JPH0626445Y2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
JPS6317127Y2 (ja) | ||
JP2539820Y2 (ja) | 自動車用照明器具のレンズ | |
JPS6339143Y2 (ja) |