JP2504562Y2 - 車両用灯具の車体取付用脚部 - Google Patents

車両用灯具の車体取付用脚部

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JP2504562Y2
JP2504562Y2 JP6197792U JP6197792U JP2504562Y2 JP 2504562 Y2 JP2504562 Y2 JP 2504562Y2 JP 6197792 U JP6197792 U JP 6197792U JP 6197792 U JP6197792 U JP 6197792U JP 2504562 Y2 JP2504562 Y2 JP 2504562Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用灯具に関するもの
であり、詳細には前記車両用灯具に車体への取付のため
に設けられる取付用脚部の構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具90のハウジ
ング91などに設けられる車体取付用脚部92の構成の
例を示すものが図3であり、前記ハウジング91には側
方に張出すようにして車体取付用脚部92が一体に設け
られるものとされ、前記車体取付用脚部92に設けられ
た取付穴93で車体に取付けるものとされている。
【0003】このときに、前記車体取付用脚部92が板
状であると取付強度が不足するものとなるので、前記車
体取付用脚部92の周縁には補強用リブ94が設けられ
て略函状とされ補強が行われている。尚、前記補強用リ
ブ94を設けるに当たっては、前記取付穴93に取付が
行われるボルト或いはナットと干渉しないだけの必要充
分な間隔が設けられるものとされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、近来に
おける工程の自動化に伴い、前記車両用灯具90の車体
への取付も産業ロボットなど自動機による取付が行われ
る傾向となっている。この場合、前記した自動機のボル
トなどを保持するための工具80は手作業の工具と比較
して大型のものとなるので、補強用リブ94と干渉して
取付不能となるのを防止するために車体取付用脚部92
全体を大型化しなければ成らないものとなり、例えば車
体側の車両用灯具90の周囲に余分なスペースが必要と
なり、面積効率が低下すると共にデザイン面に制約を受
けるなどの問題点を生じ、この点の解決が課題とされる
ものとなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、車両用灯具
を車体へ取付けるために設けられ補強用リブにより略函
状の形状とされる車両用灯具の車体取付用脚部におい
て、前記車体取付用脚部に設けられる取付穴の周縁に
は、前記補強用リブの高さと少なくとも同じ高さと成る
ように肉盛部が形成されていることを特徴とする車両用
灯具の車体取付用脚部を提供することで、車体取付用脚
部が大型化するのを防止して課題を解決するものであ
る。
【0006】
【実施例】つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1及び図2に符号1で示すものは
車両用灯具であり、この車両用灯具1のハウジング2に
は前記車両用灯具1を車体に取付けるための車体取付用
脚部3が、例えば側方に張出すようにして設けられてい
るものであり、このときに前記車体取付用脚部3には補
強用リブ3aが設けられて略函状の形状とされるもので
ある点も従来例のものと同様である。
【0007】ここで、本考案においては前記車体取付用
脚部3に設けられている取付穴3bの周縁に例えば同心
円状とした肉盛部3cを形成するものであり、このとき
に前記肉盛部3cは前記補強用リブ3aの高さと同一か
或いはそれよりも高いものとして形成され、従って取付
穴3bは前記車体取付用脚部3からボス状に突出するも
のとされ、頂面3dが前記補強用リブ3aと面一かある
いは突出するものとなっている。
【0008】このように、構成したことで前記車体取付
用脚部3に例えば自動機の工具10でボルト11の止着
を行わせるときにも、前記ボルト11は頂面3dで進入
を停止するものとなるので、前記補強用リブ3aとの干
渉は生じないものとなり、従って前記補強用リブ3a
は、例えば前記ボルト11の頭部径と同程度の大きさな
ど小型化が可能なものとなり、これは手作業の工具にお
いても同様である。
【0009】尚、上記の構成の実施に当たっては、肉盛
部3cはハウジング2の成型時における補強用リブ3a
及び取付穴3bと同じ抜き方向となるので、例えば金型
に前記肉盛部3cを形成するための彫込みを行うことの
みで実施可能となり、本考案を実施するための実質的な
追加の工程は一切に生じないものとなる。
【0010】
【考案の効果】以上に説明したように本考案により、車
体取付用脚部の取付穴の周縁に補強用リブの高さと同一
或いはそれよりも高く肉盛部を設けたことにより、例え
ば自動機など大型の工具で車両用灯具の車体への取付を
行うときにも、前記補強用リブにボルト取付用の工具が
干渉しないものとし、この工具の寸法の制約を受けない
ものとして車体取付用脚部の小型化を可能とし、車両用
灯具の周囲に必要とされるスペースの低減を可能として
面積効率を向上させ、デザイン向上などにる優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用灯具の車体取付用脚部の
一実施例を要部で示す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 従来例を要部で示す斜視図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具 2……ハウジング 3……車体取付用脚部 3a……補強用リブ 3b……取付穴 3c……肉盛部 3d……頂部 10……工具 11……ボルト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用灯具を車体へ取付けるために設け
    られ補強用リブにより略函状の形状とされる車両用灯具
    の車体取付用脚部において、前記車体取付用脚部に設け
    られる取付穴の周縁には、前記補強用リブの高さと少な
    くとも同じ高さと成るように肉盛部が形成されているこ
    とを特徴とする車両用灯具の車体取付用脚部。
JP6197792U 1992-08-12 1992-08-12 車両用灯具の車体取付用脚部 Expired - Fee Related JP2504562Y2 (ja)

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