JPH0645088U - 建築用電動シヤツターの障害物検知装置 - Google Patents
建築用電動シヤツターの障害物検知装置Info
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- JPH0645088U JPH0645088U JP8497892U JP8497892U JPH0645088U JP H0645088 U JPH0645088 U JP H0645088U JP 8497892 U JP8497892 U JP 8497892U JP 8497892 U JP8497892 U JP 8497892U JP H0645088 U JPH0645088 U JP H0645088U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動シヤツターに障害物検知装置を取付ける
にあたり、受光部の取付位置調整を一人で行うことがで
きるようにして取付時の作業性を向上させる。 【構成】 送信機7が発信した光信号を受光すべく外部
露出位置に取付けられる受光部9に、光信号の受信に基
づいて点灯する受信確認ランプ11を設ける。
にあたり、受光部の取付位置調整を一人で行うことがで
きるようにして取付時の作業性を向上させる。 【構成】 送信機7が発信した光信号を受光すべく外部
露出位置に取付けられる受光部9に、光信号の受信に基
づいて点灯する受信確認ランプ11を設ける。
Description
【0001】
本考案は、建築物の開口部に設けられる建築用電動シヤツターの障害物検知装 置に関するものである。
【0002】
一般に、この種建築用電動シヤツターに設けられる障害物検知装置としては、 開閉作動するシヤツターカーテンに、障害物検知スイツチの検知に基づいて躯体 側の受信機に向けて光信号を送信する送信機を設けるものが知られているが、こ の様な障害物検知装置を取付ける際には、受信機の受光部取付位置を、送信機の 発光部対向位置に正確に位置合わせすることが要求される。そこで従来では、前 記受信機の本体に、光信号の受信に基づいて点灯する受信確認ランプを設け、該 受信確認ランプにより受信状況を確認しながら受光部の取付位置を調整していた が、受信機本体は、通常天井裏等の非露出位置に配設されるため、一人で受信状 況を確認しながら受光部の取付位置調整を行うの困難であり、この結果、最低二 人の作業員が必要で取付時の作業効率が問題になつていた。
【0003】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる建築用 電動シヤツターの障害物検知装置を提供することを目的として創案されたもので あつて、開閉作動するシヤツターカーテンに、障害物検知スイツチの検知に基づ いて躯体側の受信機に向けて光信号を送信する送信機を設けてなる建築用電動シ ヤツターにおいて、前記受信機に、光信号の受信に基づいて点灯する受信確認ラ ンプを設けるにあたり、該受信確認ランプを、送信機が送信した光信号を受光す べく外部露出位置に取付けられる受信機の受光部に設けたことを特徴とするもの である。 そして本考案は、この構成によつて、受光部の取付位置調整を一人で行うこと ができるようにして、取付時における作業効率を著しく向上させることができる ようにしたものである。
【0004】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1は建築 用電動シヤツターのシヤツターカーテンであつて、該シヤツターカーテン1は、 三点式押釦スイツチ2の操作に基づく電動モータ3の正逆駆動により、シヤツタ ーケース4内に巻装される開放姿勢と、ガイドレール5の案内で垂下した閉鎖姿 勢とに昇降変姿するが、これらの基本構成は何れも従来通りである。
【0005】 6は前記シヤツターカーテン1の下端部に設けられる障害物検知スイツチであ つて、該障害物検知スイツチ6は、シヤツターカーテン1に連結される断面略冂 字状のケース体6aに、障害物との接当に基づいて没入する断面略凵字状の検知 体6bを出没自在に組付けると共に、この検知体6bの没入を検知するマイクロ スイツチ(図示せず)をケース体6aに内装することにより構成されているが、 前記マイクロスイツチは、シヤツターカーテン1の下端部裏面に取付けられる送 信機7に接続されている。
【0006】 前記送信機7は、図示しない送信制御回路、発光ダイオード、電池等を内装し て構成されており、そして前記障害物検知スイツチ6が障害物を検知した場合に は、発光ダイオードを予め決められた所定のパターンで発光作動して、送信機7 の上面に形成される発光部7aから光信号(赤外線信号)を送信するが、さらに 本実施例の送信機7には、電池寿命が残り少なくなつたことに基づいて前記障害 物検知時とは異るパターンの光信号を送信する機能が付加されている。
【0007】 一方、8は躯体側に配設される受信機であつて、該受信機8は、前記送信機7 が送信した光信号を受光部9を介して受信すると共に、該受信信号が障害物検知 信号である場合にはシヤツター制御盤10に緊急停止信号を出力してシヤツター カーテン1を緊急停止せしめるものであるが、前記受信機8本体と受光部9とは 別体に形成され、そして受信機8本体は非露出位置である天井裏に配設される一 方、受光部9は送信機7の発光部7aと対向すべくシヤツターケース4下端の外 部露出位置に配設されている。
【0008】 さらに、11は受信確認ランプであつて、該受信確認ランプ11は、障害物検 知信号の受信に基づいて連続点灯すると共に、電池切れ信号の受信に基づいて点 滅するようになつている。即ち、前記受信機8に内装される受信制御回路は、図 4のフローチヤートに示す如く、受信した信号が障害物検知信号もしくは電池切 れ信号に一致するかを判断し、そして障害物検知信号である場合には受信確認ラ ンプ11を連続点灯する一方、電池切れ信号である場合には受信確認ランプ11 を点滅すべく受信確認ランプ11の点灯制御を行うが、本案の受信確認ランプ1 1は前記受光部9の外面部に設けられており、このため受信機8の受信状況等を 、殊更受信機8が配設される天井裏に入ることなく、外部から容易に確認するこ とができるようになつている。
【0009】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、電動シヤツターに障害物検知 装置を取付ける際には、受光部9の取付位置を、送信機7の発光部7aに対向さ せるべく正確に調整する必要があるが、該位置調整作業は、受光部9に設けられ る受信確認ランプ11により受信機8の受信状況を確認しながら容易に行えるこ とになる。つまり、受光部9の取付位置から受信確認ランプ11を目視すること のできなかつた従来の様に殊更二人の作業員で作業を行うことなく、受信確認ラ ンプ11を見つつ一人で受光部9の取付位置調整を行えることになり、この結果 、作業効率を著しく向上させることができる。
【0010】 しかも、前記実施例においては、受信確認ランプ11を、受信確認表示のみな らず、電池切れ表示にも兼用しているため、部品点数の削減に寄与できる許りで なく、電池切れを外部から容易に判断できるようにしてメンテナンス性も著しく 向上させることができる。
【0011】
【作用効果】 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、送信機からの 光信号を受信する受信機に、光信号の受信に基づいて点灯する受信確認ランプを 設けたものでありながら、該受信確認ランプは、送信機が送信した光信号を受光 すべく外部露出位置に取付けられる受信機の受光部に設けられており、このため 受信機における受信状況を、殊更受信機本体が配設される天井裏等に入ることな く、外部から容易に確認できることになる。従つて、障害物検知装置の取付けに 際し、一人で受信状況を確認しながら受光部の取付位置調整を行うことができて 、この結果、最低二人の作業員が必要だつた従来に比して取付時の作業効率を著 しく向上させることができる。
【図1】電動シヤツターの正面図である。
【図2】同上要部断面図である。
【図3】受光部の斜視図である。
【図4】受信機の制御例を示すフローチヤートである。
1 シヤツターカーテン 3 電動モータ 4 シヤツターケース 6 障害物検知スイツチ 7 送信機 8 受信機 9 受光部 10 シヤツター制御盤 11 受信確認ランプ
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉作動するシヤツターカーテンに、障
害物検知スイツチの検知に基づいて躯体側の受信機に向
けて光信号を送信する送信機を設けてなる建築用電動シ
ヤツターにおいて、前記受信機に、光信号の受信に基づ
いて点灯する受信確認ランプを設けるにあたり、該受信
確認ランプを、送信機が送信した光信号を受光すべく外
部露出位置に取付けられる受信機の受光部に設けたこと
を特徴とする建築用電動シヤツターの障害物検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8497892U JP2586040Y2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 建築用電動シヤツターの障害物検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8497892U JP2586040Y2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 建築用電動シヤツターの障害物検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0645088U true JPH0645088U (ja) | 1994-06-14 |
JP2586040Y2 JP2586040Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=13845709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8497892U Expired - Fee Related JP2586040Y2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 建築用電動シヤツターの障害物検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586040Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011006980A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置の開閉体停止装置 |
JP2017179875A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 三和シヤッター工業株式会社 | 受信装置 |
-
1992
- 1992-11-16 JP JP8497892U patent/JP2586040Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011006980A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置の開閉体停止装置 |
JP2017179875A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 三和シヤッター工業株式会社 | 受信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2586040Y2 (ja) | 1998-12-02 |
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