JPH0644974U - 建設用横架材支持金具 - Google Patents

建設用横架材支持金具

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JPH0644974U
JPH0644974U JP8549492U JP8549492U JPH0644974U JP H0644974 U JPH0644974 U JP H0644974U JP 8549492 U JP8549492 U JP 8549492U JP 8549492 U JP8549492 U JP 8549492U JP H0644974 U JPH0644974 U JP H0644974U
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▲斎▼藤且彦
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林興産株式會社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 囲い板の所望する位置に容易に固定すること
ができ、また単管パイプを簡単にセット並びに取り外し
でき、さらに、一旦単管パイプを支持させても簡単に取
り外して取付け位置を容易に変更することができ、加え
て、支持金具の係合軸部と係合する係合部を有する係合
挾着片及び適当な固定具を用いると、横架材取付け金具
としても利用することができるようにする。 【構成】 横架材21を支持することができるように端
面が全体としてコ字型状に形成された支持部12と、こ
の支持部12の先端部に突出形成された挾持用の係合片
14と、一方、支持部12の後端部に突設されリップ溝
形鋼部21の案内縦溝に案内される螺杆部16と、この
螺杆部16の挿入端部に固設されリップ溝形鋼部21に
係止する係止部17と、前記螺杆部16に螺合し支持部
12を所望の位置に設定する締付け用のナット部材18
と、前記支持部12の後端部に突出形成された係合軸部
19とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設用横架材支持金具に関し、特に建設現場で目隠し用の囲い板を 設ける場合に於いて、各囲い板を連結するための単管パイプを所望の位置に設定 するための建設用横架材支持金具に関する。なお、この支持金具は建設用横架材 取付け金具としても利用することができる。
【0002】
【従来の技術】
従来、建設現場で目隠し用の囲い板を設ける場合に於いて、各囲い板を連結す るために使用される単管パイプを所望の位置に設定するための建設用横架材支持 金具は、単品として存在しなかった。
【0003】 そこで、単管パイプを目隠し用の囲い板に取付ける場合は、たとえば図9で示 すような横架材取付け金具1を使用していた。すなわち、2は取付け金具1の枢 支部で、この枢支部2の垂直壁には比較的長い螺杆部3が固定的に設けられてい る。4は螺杆部3と螺合するナットで、このナット4を締付けることにより図示 しない囲い板に取付け金具1が固定される。5は枢支部2の一端部に枢支され、 かつ、締め付け用の小ナット6を有する係合螺杆である。7は枢支部2の他端部 に枢支されかつ前記係合螺杆5と係合する係合片8を有する回動片である。
【0004】 しかしながら、上記構成に於いては、構成する部品点数が多いために、取付け 金具1を囲い板の所望する位置に容易に固定することができないと共に、単管パ イプを取付け金具1に簡単にセットできず、また一旦取付け金具1に単管パイプ をセットすると、単管パイプの取り外しが簡単にできないため、その位置を容易 に変更することができないという欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上のような従来の欠点に鑑み、支持金具を囲い板の所望する位置 に容易に固定することができ、また単管パイプを支持金具に簡単にセットでき、 さらに、一旦支持金具に単管パイプを支持させても単管パイプを簡単に取り外し てその位置を容易に変更することができ、加えて、横架材取付け金具としても利 用することができる建設用横架材支持金具を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の建設用横架材支持金具は、横架材を支持することができるように端面 が全体としてコ字型状に形成された支持部と、この支持部の先端部に突出形成さ れた挾持用の係合片と、一方、支持部の後端部に突設されリップ溝形鋼部の案内 縦溝に案内される螺杆部と、この螺杆部の挿入端部に固設されリップ溝形鋼部に 係止する係止部と、前記螺杆部に螺合し支持部を所望の位置に設定する締付け用 のナット部材と、前記支持部の後端部に突出形成された係合軸部とから成ること を特徴とする。
【0007】
【作用】
建設現場の目隠し用の囲い板に形成されたリップ溝形鋼部に支持金具を固定的 に取付ける場合は、まずその螺杆部並びに係止部をリップ溝形鋼部の案内縦溝及 び収納溝にそれぞれ上方から差し込んだ上で、所望する箇所まで移動させる。次 にナット部材を締付け、支持金具をリップ溝形鋼部に固定させる。しかる後に単 管パイプを突起部の間に嵌め込む。
【0008】 横架材支持金具を横架材取付け金具として使用する場合は、まず支持金具を囲 い板のリップ溝形鋼部に固定し、次に単管パイプを支持金具の支持部に固定的に 嵌め込み、次いで係合挾持片をその係合部を支持金具の係合軸部にスライドさせ ながら嵌め込む。しかる後に、係合挾持片を回転させ、さらに、固定具を締め付 て、単管パイプを係合挾持片と支持金具の両者で挾着固定する。
【0009】
【実施例】
以下、図面に示す実施例により本考案を詳細に説明する。
【0010】 図1ないし図8において、11は建設現場の目隠し用の囲い板20に形成され たリップ溝形鋼部21に固定的に取付けられる建設用横架材支持金具である。こ の支持金具11は、後述する螺杆部並びに係止部をリップ溝形鋼部21の案内縦 溝22及び収納溝23にそれぞれ上方から差し込んで上で、所望する箇所まで移 動させ、ナット部材を締付けることによりリップ溝形鋼部21に固定される。
【0011】 しかして、12は横架材、本実施例では単管パイプ30を支持することができ るように端面が全体としてコ字型状に形成された支持部である。この支持部12 の内周壁には単管パイプ30を固定的に支持することができるように、本実施例 では3個の突起部13a、13b、13cが形成されている。これらの突起部の うち先端部の突起部13aと後端部の突起部13bとの間の径は、支持すべき単 管パイプ30の直径よりも多少短く設定されている。
【0012】 14は支持部12の先端部に斜め方向に突出形成された挾持用の係合片で、こ の係合片14には図2で示すように切欠部15が形成されている。この切欠部1 5は貫通孔であっても良い。
【0013】 16は支持部12のやや肉厚のある垂直壁状の後端部外壁に突設され、上記リ ップ溝形鋼部21の案内縦溝22に案内される螺杆部であ、この螺杆部16の挿 入端部にはリップ溝形鋼部21の対向壁24の内面に係止する係止部17が固設 されている。
【0014】 18は前記螺杆部16に螺合し、支持金具11を所望の位置に設定する締付け 用のナット部材である。
【0015】 19は支持部12の後端部の端面に突出形成された柱状の係合軸部である。
【0016】 上記構成に於いては、建設現場の目隠し用の囲い板20に形成されたリップ溝 形鋼部21に建設用横架材支持金具11を固定的に取付ける場合は、まずその螺 杆部16並びに係止部17をリップ溝形鋼部21の案内縦溝22及び収納溝23 にそれぞれ上方から差し込んで上で、所望する箇所まで移動させる。次に締付け ようナット部材18を締付け、支持金具11をリップ溝形鋼部21に固定させる 。しかる後に図1で示すように単管パイプ30を突起部13a、13bの間に嵌 め込む。この時管パイプ30は支持部12に突起部13a、13bを介して圧接 状態で支持される。この時支持金具11を多少上下に移動調整したいときは、単 管パイプ30を支持部12から取り外し、ナット部材18を弛め、支持金具11 を所望する箇所に移動させる。
【0017】 一方、建設用横架材支持金具11を建設用横架材取付け金具41として使用す る場合は、図7及び図8で示すように支持金具11と係合しかつ該支持金具と相 俟って単管パイプ30を挾持する係合挾持片42及び係合挾持片と支持金具の両 者を一体的に固定する固定具43を用いる。
【0018】 しかして、前記係合挾持片42は単管パイプ30を支持することができるよう に半円弧に形成された支持部44と、この支持部44の後端部に突出形成され、 かつ、支持金具11の係合軸部19と係合する端面C型状の係合部45と、一方 、支持部44の先端部に支持金具11の挾持用の係合片14と対向するように突 出形成され、かつ、前記固定具43と螺合するメネジ孔46を有する挾持用の係 合片47とから形成されている。
【0019】 そこで、この横架材取付け金具41に単管パイプ30を挾着する場合は、まず 支持金具11を図7で示すようにリップ溝形鋼部21に下向きに固定した後、単 管パイプ30を支持部12に固定的に嵌め込む。次いで係合挾持片42をその係 合部45を支持金具11の係合軸部19にスライドさせながら嵌め込む。
【0020】 しかる後に、係合挾持片42を回転させ、固定具43を締め付けると図8で示 すように単管パイプ30は係合挾持片42と支持金具11の両者で挾着固定され る。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案に於いては、横架材を支持することがで きるように端面が全体としてコ字型状に形成された支持部と、この支持部の先端 部に突出形成された挾持用の係合片と、一方、支持部の後端部に突設されリップ 溝形鋼部の案内縦溝に案内される螺杆部と、この螺杆部の挿入端部に固設されリ ップ溝形鋼部に係止する係止部と、前記螺杆部に螺合し支持部を所望の位置に設 定する締付け用のナット部材と、前記支持部の後端部に突出形成された係合軸部 とから成るので、支持金具を囲い板の所望する位置に容易に固定することができ 、また単管パイプを支持金具に簡単にセットでき、さらに、一旦支持金具に単管 パイプを支持させても単管パイプを簡単に取り外してその位置を容易に変更する ことができ、加えて、支持金具の係合軸部と係合する係合部を有する係合挾着片 及び適当な固定具を用いると、横架材取付け金具としても利用することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す使用状態の説明図。
【図2】本考案の斜視図。
【図3】本考案の平面から見た説明図。
【図4】図3の4−4線断面図。
【図5】本考案の右側面から見た説明図
【図6】本考案の正面から見た使用状態の説明図。
【図7及び図8】本考案の他の使用例を示す各説明図。
【図9】従来の一実施例を示す説明図。
【符号の説明】
11…支持金具、 12…支持部、 13a、13b、13c…突起部、 14…係合片、 16…螺杆部、 17…係止部、 18…ナット部材、 19…係合軸部、 20…囲い板、 21…リップ溝形鋼部 30…単管パイプ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横架材を支持することができるように端
    面が全体としてコ字型状に形成された支持部と、この支
    持部の先端部に突出形成された挾持用の係合片と、一
    方、支持部の後端部に突設されリップ溝形鋼部の案内縦
    溝に案内される螺杆部と、この螺杆部の挿入端部に固設
    されリップ溝形鋼部に係止する係止部と、前記螺杆部に
    螺合し支持部を所望の位置に設定する締付け用のナット
    部材と、前記支持部の後端部に突出形成された係合軸部
    とから成る建設用横架材支持金具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、支持部の内周壁には
    横架部材を少なくとも2点で支持することができるよう
    に複数個の突起部が形成されていることを特徴とする建
    設用横架材支持金具。
JP1992085494U 1992-11-18 1992-11-18 建設用横架材支持金具 Expired - Lifetime JP2577686Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011001699A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Nikken Fence & Metal:Kk 安全フェンスおよびその取り付け方法
JP2013170360A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Takigen Mfg Co Ltd 管体把持具

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