JPH0545118U - 縦樋の取付け構造 - Google Patents

縦樋の取付け構造

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JPH0545118U
JPH0545118U JP10472591U JP10472591U JPH0545118U JP H0545118 U JPH0545118 U JP H0545118U JP 10472591 U JP10472591 U JP 10472591U JP 10472591 U JP10472591 U JP 10472591U JP H0545118 U JPH0545118 U JP H0545118U
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JP
Japan
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vertical gutter
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gutter
mounting
slit
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JP10472591U
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Inventor
茂 塚本
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦樋の正面及び側面上のいずれにも控金具の
樋支持部が位置せず、外観上すっきりとした意匠的効果
の高い縦樋の取付け構造を提供する。 【構成】 外壁面34の上下方向に亘り所定間隔で取付
けた控金具32を介して外壁面34に縦樋30を取付け
る縦樋の取付け構造において、前記縦樋30は、外壁取
付け側面36に、その長さ方向に亘って対向形成した取
付け片42と、前記取付け片42間に形成した前記控金
具32の頭部48挿入用のスリット40とを備え、前記
控金具32は、前記外壁面34への止着部46と、前記
スリット40内に係入される頭部48と、前記止着部4
6に移動、固定可能に装着され、前記頭部48との間で
前記取付け片42を挟持固定する締付け部材50とを備
える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、縦樋の取付け構造に関し、特に縦樋の支持構造に工夫を加えた縦樋 の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の縦樋の取付け構造としては、例えば図5及び図6に示すようなものが知 られている。
【0003】 図5の縦樋の取付け構造は、従来の一般的な円筒状の縦樋10の取付けを示し ており、この縦樋10は控金具12によって取付け支持されるようになっている 。この控金具12は、取付け外壁面14に打込まれる尖鋭状の止着部16と、こ の止着部16に一体に形成されたリング状の樋支持部18とから構成され、前記 止着部16を金槌等の治具を用いて前記外壁面に打込んだ後、リング状の樋支持 部18を開いて縦樋10を挿入し樋支持部18を閉じ締付け固定するようにして いた。
【0004】 図6の縦樋の取付け構造は、意匠的効果を高めるため、角筒状の縦樋20を用 い、この縦樋20を略コ字状の樋支持部22を有する控金具24にて外壁面14 に取付けるようにしている。具体的には、縦樋20の両側面には、それぞれ縦溝 26が形成され、かつ控金具24の樋支持部22両端には前記縦溝26に係合し 得る曲折部28が形成されており、この控金具24の止着部16を外壁面14に 打込んだ後、樋支持部22の開口側より縦樋20を挿入し、その縦溝26に樋支 持部22の曲折部28を係合させることによって固定し、正面側に樋支持部22 が位置しないようにして外観を向上させるようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図5の従来例においては、リング状の樋支持部18が縦樋10の全周に亘って 取付けられるため、リング状の樋支持部18が正面及び側面のどの位置からでも 見えることとなり、すっきりとした外観が得られず、意匠上好ましくないという 問題があった。
【0006】 また、図6の従来例にあっては、角筒状の縦樋20を用い、かつコ字状の樋支 持部22にて支持するようにしているため、樋支持部22が縦樋20の正面側に 位置していないことから、前記従来例に比し、意匠的効果が向上するが、縦樋2 0の両側面には樋支持部22が位置し、かつ正面側においても樋支持部22の端 部が両側に見えることとなり、未だすっきりとした外観が得られず、意匠上の問 題が残されていた。
【0007】 本考案は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、縦樋の正 面及び側面上のいずれにも控金具の樋支持部が位置せず、外観上すっきりとした 意匠的効果の高い縦樋の取付け構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、 外壁面の上下方向に亘り所定間隔で取付けた控金具を介して外壁面に縦樋を取 付ける縦樋の取付け構造において、 前記縦樋は、外壁取付け側面に、その長さ方向に亘って対向形成した取付け片 と、前記取付け片間に形成した前記控金具の頭部挿入用のスリットとを備え、 前記控金具は、前記外壁面への止着部と、前記スリット内に係入される頭部と 、前記止着部に移動、固定可能に装着され、前記頭部との間で前記取付け片を挟 持固定する締付け部材とを備えることを特徴としている。
【0009】
【作用】
前記構成の縦樋の取付け構造にあっては、まず、控金具の頭部を金槌等の治具 によって打ちつけ、控金具の止着部を取付け外壁面に打込み、前記外壁面の上下 方向に亘って所定間隔で控金具を取付ける。
【0010】 次いで、縦樋を前記控金具に当てがい、控金具の頭部を縦樋の取付け側面に形 成したスリット内に挿入する。
【0011】 そして、控金具の止着部に移動固定可能に装着された締付け部材を頭部側に移 動させ、縦樋のスリット両側に位置する取付け片に密着させて固定することによ り、前記頭部と締付け部材との間で前記取付け片を挟持固定することにより、縦 樋の取付けがなされる。
【0012】 このように、縦樋と控金具とが縦樋の取付け側面に形成した取付け片にて連結 されるため、縦樋の正面及び側面上のいずれにも控金具が位置せず、外観上すっ きりとした意匠的効果の高いものとすることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】 図1及び図2は、本考案の一実施例を示す図である。
【0015】 この実施例では、縦樋30を控金具32を介して外壁面34に取付け固定する ようにしている。
【0016】 縦樋30は、断面四角形の筒形状に形成されて、意匠的効果を向上させるよう に配慮されている。また、縦樋30の外壁面34への取付け側面36には、その 内部側に長さ方向に亘る断面箱状の内筒部38が一体に形成され、この内筒部3 8に相当する取付け側面36には、長さ方向に亘ってスリット40が形成され、 このスリット40によってスリット40の両側に長さ方向に亘る対向した一対の 取付け片42が形成されるようになっている。
【0017】 従って、縦樋30の内部は、スリット40の存在にも拘わらず、内筒部38に よって外部と確実に仕切られ、内部を通った雨水がスリット40から漏れるよう なことはない。また、前記内筒部38は、前記控金具32の頭部を挿入し得る程 度の大きさに設定されている。
【0018】 さらに、前記縦樋30の取付け側面36には、前記スリット40位置に上下方 向に亘り所定間隔で前記控金具32の頭部挿入用の拡大した挿入孔44が形成さ れるようになっている。
【0019】 控金具32は、外壁面34への止着部46と、この止着部46に一体に形成さ れた頭部48と、前記止着部46に装着された締付け部材50とを備えている。
【0020】 止着部46は、外壁面34に打込んで取付けられるもので、先端部が打込みや すいように尖鋭状に形成されている。また、止着部46の頭部側の部分外周面に は、ネジ部52が形成されるようになっている。
【0021】 頭部48は、前記挿入孔44を介して縦樋30のスリット40内に係入される もので、挿入孔44よりも若干小さな外径に形成されている。
【0022】 従って、挿入部44より頭部48を挿入し、スリット40に沿ってスライドさ せることによって、抜け止めがなされるようになっている。
【0023】 締付け部材50は、角形ナット状のもので、内側面に前記止着部46のネジ部 52と螺合するネジ部54が形成され、スパナ等の治具によって回転させること により、頭部48側に移動させて頭部48との間で取付け片42を挟持して固定 し得るようになっている。
【0024】 次に、縦樋30の取付け状態について説明する。
【0025】 まず、控金具32の頭部48を金槌等の治具によって打ちつけ、控金具32の 止着部46の先端部を外壁面34に打込み、前記外壁面34の上下方向に亘って 所定間隔で控金具32を取付ける。この場合、控金具32を取付ける間隔は、前 記縦樋30の挿入孔44の間隔に対応させて設定する。また、止着部46の打込 み深さは、前記ネジ部52に装着された締付け部材50の位置を打込み深さ位置 に設定しておくことによって、正確な深さで打込むことができ、後で打込み深さ を調整したりする手間を省略することができる。
【0026】 次いで、縦樋30を前記控金具32に当てがい、控金具32の頭部48を縦樋 30の挿入孔44より内筒部38内に挿入し、その取付け側面36に形成したス リット40に沿って頭部48を係入した状態で縦樋30をスライドさせる。この 場合、スリット40内に係入した頭部48はスリット40よりも大きく形成され ているため、頭部48と両側の止着部46とが係合することにより、縦樋30の 脱落が防止されることとなる。
【0027】 そして、控金具32の止着部46に形成したネジ部52に螺合する締付け部材 50をスパナ等の治具を用いて回転させ、頭部48側に移動させて締付け、縦樋 30のスリット40両側に位置する取付け片42に密着させて固定することによ り、前記頭部48と締付け部材50との間で取付け片42を挟持固定することに より、縦樋30の取付けがなされることとなる。
【0028】 このように、縦樋30と控金具32とが縦樋30の取付け側面36に形成した 取付け片42にて連結されるため、縦樋30の正面及び側面上のいずれにも控金 具32が位置せず、外観上すっきりとしたものとなる。
【0029】 図3には、本考案の他の実施例に係る縦樋の取付け構造を示す。
【0030】 この実施例では、前記実施例における控金具34の止着部46に形成したネジ 部52に代えて、頭部60側に向かう環状の複数の爪部56を形成し、この爪部 56にリング状の締付け部材58を嵌着させ、この締付け部材58を強制的に移 動させて取付け片42に密着させることにより、取付け片42を挟持固定するよ うにしている。
【0031】 また、控金具32の頭部60は、スリット40の幅より若干狭い幅の短辺と、 スリット40の幅より十分に広い幅の長辺とからなる細長状のものとなっており 、スリット40より挿入して90度回転させることにより、縦樋30の脱落を防 止し得るようにしている。
【0032】 他の構成及び作用は、前記実施例と同様につき説明を省略する。
【0033】 図4には、本考案の更に他の実施例に係る縦樋の取付け構造を示す。
【0034】 この実施例では、控金具32の頭部60を図3の実施例と同様に細長状に形成 し、この頭部60と止着部46との間にスリット40内で回転し得る外径の角形 の回転操作部62を形成し、この回転操作部62をスパナ等の治具にて回転させ 、これによって頭部60を容易に回転させ得るようにしている。
【0035】 また、控金具32の止着部46にはネジ部52が形成され、このネジ部52に 螺合する締付け部材64には、その外周に回転操作部62との干渉を避けて取付 け片42と密着し得るフランジ部66が一体に形成されるようになっている。
【0036】 他の構成及び作用は、前記各実施例と同様につき説明を省略する。
【0037】 本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内にお いて、各種の変形実施が可能である。
【0038】 例えば、前記図1及び図2の実施例においては、頭部48をスリット40の幅 より大きくし、挿入孔44より頭部48をスリット40内に係入させる場合につ いて説明したが、これに限らず、図3及び図4と同様に形成することも可能であ る。
【0039】 また、前記各実施例においては、止着部46を外壁面34に対して打込み固定 するようにしているが、この例に限らず、例えば、止着部46の先端部にもネジ 部を形成し、このネジ部に対応した雌ネジ部を有するネジ部材を外壁面34の所 定位置に予め打込んでおき、スリット40内で移動し得るようにした止着部46 を前記ネジ部材に螺合させて固定するようにすることも可能である。
【0040】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の縦樋の取付け構造にあっては、縦樋と控金具と が縦樋の取付け側面に形成した取付け片にて連結されるため、縦樋の正面及び側 面上のいずれにも控金具が位置せず、外観上すっきりとした意匠的効果の高いも のとすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る縦樋の取付け構造を示
す斜視図である。
【図2】図1の縦樋の取付け構造の横断面図である。
【図3】本考案の他の実施例に係る縦樋の取付け構造を
示す横断面図である。
【図4】本考案のさらに他の実施例に係る縦樋の取付け
構造を示す横断面図である。
【図5】従来の縦樋の取付け構造を示す横断面図であ
る。
【図6】他の従来例を示す横断面図である。
【符号の説明】
30 縦樋 32 控金具 34 外壁面 36 取付け側面 40 スリット 42 取付け片 46 止着部 48、60 頭部 50、58、64 締付け部材
MH021202

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁面の上下方向に亘り所定間隔で取付
    けた控金具を介して外壁面に縦樋を取付ける縦樋の取付
    け構造において、 前記縦樋は、外壁取付け側面に、その長さ方向に亘って
    対向形成した取付け片と、前記取付け片間に形成した前
    記控金具の頭部挿入用のスリットとを備え、 前記控金具は、前記外壁面への止着部と、前記スリット
    内に係入される頭部と、前記止着部に移動、固定可能に
    装着され、前記頭部との間で前記取付け片を挟持固定す
    る締付け部材とを備えることを特徴とする縦樋の取付け
    構造。
JP10472591U 1991-11-25 1991-11-25 縦樋の取付け構造 Withdrawn JPH0545118U (ja)

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JP10472591U JPH0545118U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 縦樋の取付け構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012017711A1 (ja) * 2010-08-02 2012-02-09 株式会社屋根技術研究所 板状モジュールの固定構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012017711A1 (ja) * 2010-08-02 2012-02-09 株式会社屋根技術研究所 板状モジュールの固定構造
JP2012031692A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Yane Gijutsu Kenkyusho:Kk 板状モジュールの固定構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208