JPH0729293Y2 - 締結具 - Google Patents

締結具

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JPH0729293Y2
JPH0729293Y2 JP1990014494U JP1449490U JPH0729293Y2 JP H0729293 Y2 JPH0729293 Y2 JP H0729293Y2 JP 1990014494 U JP1990014494 U JP 1990014494U JP 1449490 U JP1449490 U JP 1449490U JP H0729293 Y2 JPH0729293 Y2 JP H0729293Y2
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JP
Japan
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stud
locking
fastening piece
bent
pair
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990014494U
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English (en)
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JPH03104515U (ja
Inventor
益夫 石原
Original Assignee
日本ドライブイット株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スタッド5に締結片13を殆どワンタッチで締
結し或いはそれを取り外すことができる締結具に関す
る。
〔従来技術〕
回り止め固定されたスタッドに被締結材のボルト挿通孔
を挿通し、ナットにより被締結材を締結する方法が一般
に行われていた。
しかしながら、このようなスタッドに殆どワンタッチで
締結すると共に、それをワンタッチで取り外すことがで
きる作業性の良い締結具は存在しなかった。
〔課題を解決するための手段〕 そこで本考案は、例えば頻繁に取り替えられるディスプ
レイや掲示用ボード等を締結するために最適な締結具を
提供することを目的とし、その目的達成のために次の構
成をとる。
本考案の締結具は、スタッド5とそれに締結される締結
片13とを有する。そしてスタッド5は、その頭部13とを
有する。そしてスタッド5は、その頭部1の外周に回り
止め当接用の平面2が形成される。それと共に軸部3の
先端外周に、180度位置の異なる縁からほぼ1/4回転螺回
する一対の螺線溝4が形成される。さらに、その螺線溝
4の終端に係止端部14を有する。
また締結片13は、金属板よりなり幅広の縦帯部6の一端
部に袖部7が一体的に形成されて、展開状態で少なくと
もT字状部を有する。そしてその縦帯部6の他端部がU
字状に曲折され、曲折されたその縦帯部6の対向平面
に、軸線を一致させて一端部側に挿通孔8が形成され、
他端部側に係止孔9が形成される。そしてその係止孔9
の内縁に螺線溝4に整合する一対の係止爪10が一体的に
突設される。さらに袖部7がU字状部よりも外側に突出
するように、その縦帯部6を折り曲げてそこに回転用工
具が係止する係止部11または、両外面を挟持して回転で
きる挟持面12を形成したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案の締結具によれば、一例として異形パイプ17のア
リ溝18にスタッド5の頭部1を嵌着し、それを異形パイ
プ17の長手方向の適宜位置に保持させる。そして、被締
結部材であるアングル材16のボルト挿通孔を軸部3に挿
通し、次いで締結片13の挿通孔8および係止孔9を軸部
3先端部に嵌着すると共に、係止部11にドライバーの先
端等を挿通して90度螺回すればアングル材16を異形パイ
プ17にワンタッチで締結固定することができる。それに
より一例としてディスプレイ用のボード20を適宜位置に
極めて迅速に着脱し得る。
〔実施例〕
次に図面に基づいて本考案の実施例につき説明する。第
1図〜第3図は本考案の第1実施例の締結具を示し、第
1図はその取付け状態を示す正面図、第2図(a)はス
タッド5の取付け状態を示し、(b)は締結片13の縦断
面図、(c)は同底面図である。また第3図は本締結具
の斜視図である。
この実施例の締結具は、スタッド5と締結片13とからな
り、スタッド5は第3図に示す如く、その頭部1外周が
互いに平行な一対の平面2で形成されている。そして軸
部3の先端部外周には一対の螺線溝4が互いに180度位
置を異にしてほぼ1/4回転螺回するように形成されてい
る。この螺線溝4の終端には第2図に示す係止端部14が
形成されている。即ち、この係止端部14は僅かに軸方向
先端に向かって曲げられ、そこに次に述べる締結片13の
係止爪10が着座するように形成されている。次に締結片
13は第2図〜第3図に示す如く弾性を有する金属板を折
り曲げ形成したものからなる。そして、展開状態で幅広
のT字状に形成されている。即ち、縦帯部6の一端部に
一対の袖部7が互いに直交する方向に一体的に延在され
ている。そして、縦帯部6の中央部を折り曲げてU字状
に形成する。そして、一対の袖部7を直角に折り曲げ
て、その端部を折り曲げられた縦帯部6の外面から大き
く外側に突出するように形成する。そして、その袖部7
の端部に円形孔からなる係止部11を夫々穿設する。この
係止部11はドライバーや丸棒等の工具が容易に挿通でき
る大きさとする。また縦帯部6の一対の対向する平面に
は夫々挿通孔8とそれよりもやや小なる係止孔9とが穿
設される。この係止孔9の内面には一対の係止爪10が突
設される。この係止爪10の突出量および幅は夫々スタッ
ド5の螺線溝4に整合するように形成されている。
このようにしてなる締結具は一例として第5図に示すよ
うに使用される。例えば、異形パイプ17を横架し、吊り
ボルト19を介して天井にそれを固定する。この異形パイ
プ17は第1図に示す如くその下面側にアリ溝18が設けら
れたアルミニュウム製押し出し管等からなる。そこでこ
のアリ溝18にスタッド5の頭部1を溝の先端から挿入す
る。すると、スタッド5はアリ溝18に嵌着されて軸方向
にのみ移動でき、軸部3の軸線回りには回転しないよう
に拘束される。そこで、スタッド5を異形パイプ17の適
宜位置に配置し、ボード20の上端部に固定されたアング
ル材16のボルト挿通孔を軸部3に嵌入する。次いで、締
結片13の挿通孔8および係止孔9を軸部3先端部に挿通
する。それと共に、係止爪10を螺線溝4の先端縁に嵌着
させる。次いで丸棒またはドライバー等を円形孔からな
る係止部11に挿入し、それを1/4回転螺回する。する
と、縦帯部6のU字状部が僅かに弾性変形し、異形パイ
プ17とアングル材16とが確固に締結される。
次にアングル材16を取り外すには、前記取付けと逆の順
序により行えば良い。
次に第4図は本考案の締結片13の他の実施例であり、こ
の実施例は係止部11が欠切部からなるものである。そこ
で、この一対の係止部11にシャフト等を嵌着し、該シャ
フトを螺回することにより締結片13をスタッド5に締結
することができる。
次に、第6図〜第7図は、本考案の第3〜第4実施例を
示す締結片13であり、この実施例では袖部7の端部が内
側に折り曲げられると共にその先端部をさらに外側に折
り曲げる。それにより一対の挟持面12が互いに近接して
対向するように配置したものである。このようにするこ
とによりこの挟持面12を第9図に示す如くスパナ等の工
具15の先端に挟持し、あるいは指で挟持し、それを1/4
回転することにより締結片13をスタッド5に取りつける
ことができる。
次に第8図は本考案の締結片13の第5実施例を示す斜視
図であり、この実施例では立ち上げられた袖部7が箱状
に形成され、その四面外周に夫々円形孔からなる係止部
11が穿設されたものである。このようにすることにより
何れの方向からもドライバーの軸部等を係止部11に挿入
し、締結片13を回転させることができる。なおこの円形
孔の代わりに第4図に示すような欠切部からなる係止部
11を第8図に準じて形成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案の締結具は、スタッド5の頭部1に平面2を形成
すると共に、締結片13の袖部7をU字状に折り曲げた縦
帯部6よりも外方に突出させ、そこに係止部11または挟
持面12を設けたから、該締結片13を適宜な螺回用の工具
15により、殆どワンタッチで締結片13を締結することが
できる。またその取り外しも殆どワンタッチで行うこと
ができる。従って作業性の極めて良い締結具を提供し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はその取付け状態を示す正面図、第2図(a)は
スタッド5の取付け状態を示し、(b)は締結片13の縦
断面図、(c)は同底面図である。また第3図は本締結
具の斜視図である。第4図は本考案の締結片13の第2実
施例を示す斜視図であり、第5図は本締結具により取付
けられたボード20の斜視図、第6図〜第8図は本考案の
締結具の締結片13の他の実施例を夫々示す斜視図、第9
図は第6図又は第7図における締結片13の取付け説明
図。 1…頭部、2…平面 3…軸部、4…螺線溝 5…スタッド、6…縦帯部 7…袖部、8…挿通孔 9…係止孔、10…係止爪 11…係止部、12…挟持面 13…締結片、14…係止端部 15…工具、16…アングル材 17…異形パイプ、18…アリ溝 19…吊りボルト、20…ボード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタッド5とそれに締結される締結片13と
    を具備し、前記スタッド5は、その頭部1の外周に回り
    止め当接用の平面2が形成されると共に、軸部3の先端
    外周に、180度位置の異なる縁からほぼ1/4回転螺回する
    一対の螺線溝4が形成され且つ、その終端に係止端部を
    有し、前記締結片13は、金属板よりなり幅広の縦帯部6
    の一端部に両袖部7が一体的に形成されて展開状態で少
    なくともT字状部を有し、その縦帯部6がU字状に曲折
    され、曲折されたその縦帯部6の対向平面に軸線を一致
    させて前記一端部側に挿通孔8が、他端部側に係止孔9
    が形成され、該係止孔9の内縁に前記螺線溝4に整合す
    る一対の係止爪10が一体的に突設され、前記両袖部7が
    前記U字状部よりも外側に突出するように、該両袖部7
    を折り曲げてそこに回転用工具が係止する係止部11また
    は、両外面を挟持して回転できる挟持面12を形成したこ
    とを特徴とする締結具。
JP1990014494U 1990-02-15 1990-02-15 締結具 Expired - Lifetime JPH0729293Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990014494U JPH0729293Y2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15 締結具

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990014494U JPH0729293Y2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15 締結具

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JPH03104515U JPH03104515U (ja) 1991-10-30
JPH0729293Y2 true JPH0729293Y2 (ja) 1995-07-05

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ID=31517857

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990014494U Expired - Lifetime JPH0729293Y2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15 締結具

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JP2009249749A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Shigeru Aoki ピンバッジをボタン代わりに取付けられるシャツ

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JPH03104515U (ja) 1991-10-30

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