JPH0644798A - 冗長デコーダ - Google Patents

冗長デコーダ

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JPH0644798A
JPH0644798A JP5014481A JP1448193A JPH0644798A JP H0644798 A JPH0644798 A JP H0644798A JP 5014481 A JP5014481 A JP 5014481A JP 1448193 A JP1448193 A JP 1448193A JP H0644798 A JPH0644798 A JP H0644798A
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    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/84Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved access time or stability

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】冗長列をアクセスする場合の性能劣化を最小と
する。 【構成】ブロックの形態に配列された主メモリアレイに
おける置換用の冗長列は、関連する冗長列デコーダによ
り選択される。冗長列デコーダの各々は、列アドレスを
格納するための一組のアドレスヒューズを有しており、
関連した冗長列が選択されるが、該ヒューズは、冗長が
イネーブルされる場合にターンオンされ、そうでない場
合にはターンオフされるパスゲートと直列している。こ
のアドレスヒューズ及びパスゲートの配列は、アドレス
線上のデコーダの負荷を減少させるとともにバランスさ
せ、それはより少ないトランジスタで実現することが可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリアレイを有する
集積回路の技術分野に関するものであって、更に詳細に
は、この様な回路における冗長技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近のメモリ集積回路、特に、例えばス
タチックランダムアクセスメモリ(SRAM)及びダイ
ナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)などの読
取り/書込み回路は、物理的寸法及びその中でのメモリ
位置の密度が極めて大きなものとなっている。例えば、
20個のアドレス可能な位置を有するSRAM及び222
個のアドレス可能な位置を有するDRAMを現在容易に
入手することが可能である。サブミクロンの特徴寸法の
場合であっても、この様なメモリを有する集積回路チッ
プの物理的寸法は、180平方kmilの程度の大きさ
のものとなる場合がある。更に、現在の多くの複雑なマ
イクロプロセサは、かなりの量のオンチップメモリを有
しており、例えば64キロバイト以上のリードオンリー
メモリ及び64キロバイト以上のランダムアクセスメモ
リなどのメモリを有している。この様な最近のマイクロ
プロセサの幾つかの物理的なチップの寸法は、250平
方kmilの程度の大きさとなる場合がある。
【0003】公知の如く、集積回路チップにおける最小
特徴寸法がより小さくなると、故障を発生することの可
能な欠陥寸法(即ち、「壊滅的」欠陥の寸法)も縮小す
る。その結果、特に、大きなチップ寸法の場合には、壊
滅的欠陥の寸法が減少する場合に適切な製造歩留りを達
成することはより困難である。比較的大型の集積回路チ
ップの単一の小さな欠陥に対する影響を減少させるため
に、最近の集積回路では、回路のメモリ部分における欠
陥性の行及び列をそれぞれ置換させるために使用するこ
との可能な予備の行及び列を使用している。予備の行又
は列のうちの一つを置換することは、従来、デコーダ回
路におけるヒューズを開放することにより(又は、場合
により、アンチヒューズを閉成することにより)なされ
ており、従って主メモリアレイ内の欠陥性の行又は列に
対するアドレスを受取った場合に予備の行又は列へのア
クセスがなされる。従来のヒューズは、レーザビームに
より開放状態とさせることの可能なポリシリコンヒュー
ズや、アバランシェ型のヒューズ及びアンチヒューズな
どがある。
【0004】従来の冗長技術を組込んだメモリ装置の例
としては、Hardee et al.著「欠陥寛容性
30ns/375mW16K×1NMOSスタチックR
AM(A Fault−Tolerant 30 ns
/375 mW 16K ×1 NMOS Stati
c RAM)」、ジャーナル・オブ・ソリッド・ステー
ト・サーキッツ、Vol.SC−16、No.5(IE
EE、1981)、435−43頁及びChilds
et al.著「18ns4K×4CMOSSRAM
(An 18 ns 4K × 4 CMOS SRA
M)」、ジャーナル・オブ・ソリッド・ステート・サー
キッツ、Vol.SC−19、No.5(IEEE、1
984)545−51頁の文献に記載されている。従来
の冗長デコーダの一例は、本願出願人に譲渡されている
1986年2月25日付で発行された米国特許第4,5
73,146号に記載されている。
【0005】しかしながら、冗長要素を包含するほとん
どのメモリにおいて、冗長メモリセルへアクセスするた
めに必要とされる時間は、主アレイ内のメモリセルへア
クセスするのに必要とされる時間よりも一層長い。従っ
て、メモリに対する最悪のアクセス時間は、通常、冗長
要素をイネーブルさせることにより劣化される。アクセ
ス時間劣化のかなりの部分が、受取ったアドレス値を冗
長要素が応答すべきプログラムされたアドレス値(即
ち、置換された主アレイ要素のアドレス)と比較する冗
長要素に関連したデコーダにおける付加的な遅延に起因
するものであることが観察されている。
【0006】次に、図10を参照して、従来の冗長デコ
ーダについて説明する。公知の如く、各冗長要素はヒュ
ーズによって内部にプログラム即ち書込まれているアド
レス値を有するデコーダと関連しており、受取られたア
ドレスがこのプログラムされた値と比較され、それらが
一致する場合には、冗長要素がイネーブルされる。図1
0の従来のデコーダは冗長列デコーダであり、且つ加算
用のNANDゲート104を有しており、該ゲートはデ
コーダブロック102からの入力及びイネーブルブロッ
ク100からの入力を受取り、NANDゲート104の
出力端はNORゲート106の一つの入力端へ接続して
おり、ゲート106は、更に、ラインHALFSELを
介して入力を受取る(インバータ103により反転され
た後)及びラインCEcにより入力を受取る。ラインH
ALFSELは、高レベルで、このデコーダと関連する
冗長列により役務が提供されるアレイの部分に対応する
行アドレスが受取られたことを表わし、ラインCEc
は、低レベルで本回路がイネーブルされることを表わ
す。この従来のデコーダにおいては、ラインRDSEL
上のNORゲート106の出力端における高論理レベル
は、メモリにより受取られたアドレスがヒューズが開放
状態とされているものと一致する場合(従って、NAN
Dゲート104への入力の各々が高レベルにある場
合)、図10のデコーダと関連する冗長列が選択される
べきであることを表わす。
【0007】この従来のデコーダにおけるイネーブルブ
ロック100は、Vcc電源電圧とインバータ111の入
力端へ接続されているトランジスタ112のドレインと
の間に接続されているヒューズ110を有している。ト
ランジスタ112のソースは接地へ接続されており、且
つインバータ111の出力端はトランジスタ112のゲ
ートへ接続されていると共に、ラインENを介して、加
算用NANDゲート104の入力端へ接続している。動
作について説明すると、ヒューズ110は、冗長性をイ
ネーブル即ち動作可能な状態とするために開放状態とさ
れ、その場合には、インバータ111の入力は、トラン
ジスタ112における接合リークに起因して接地へリー
クし、インバータ111の出力端におけるラインENは
高状態へ移行し、トランジスタ112をターンオンして
この状態をラッチする。従って、加算用NANDゲート
104は、デコーダブロック102から受取られたその
入力の残部においてラインM0乃至M3の状態に応答す
る。
【0008】デコーダブロック1020 乃至1023
は、真及び補元列アドレス入力CA0t,CA0 c乃至
CA2 t,CA2 c及び真及び補元プレデコード信号B
LKt,BLKcを受取る。各デコーダブロック102
は、一方においてVcc且つ他方においてインバータ10
5の入力端及びトランジスタ106のドレインとの間に
接続されたヒューズ114を有しており、トランジスタ
106のソースは接地へ接続しており、且つトランジス
タ106のゲートはインバータ105の出力端へ接続し
ている。各デコーダブロック102において、インバー
タ107は、その入力端をインバータ105の出力端へ
接続している。インバータ107の出力端はパスゲート
108tのNチャンネルトランジスタ及びパスゲート1
08cのPチャンネルトランジスタへ接続しており、一
方インバータ105の出力端はパスゲート108tのP
チャンネルトランジスタ及びパスゲート108cのNチ
ャンネルトランジスタへ接続している。パスゲート10
8tは真アドレス入力(例えば、デコーダブロック10
0 におけるCA0 t)を受取り、且つパスゲート10
8cは補元アドレス入力(例えば、デコーダブロック1
020 におけるCA0c)を受取り、デコーダブロック
1020 乃至1023 におけるパスゲート108t,1
08cの反対側は共通接続されると共に、ラインM0
至M3 を介して加算用NANDゲート104の入力端へ
接続している。
【0009】動作について説明すると、該デコーダがラ
インRDSELを高状態へ駆動することにより応答すべ
きアドレス値は、デコーダブロック102におけるヒュ
ーズ114の状態により決定される。例えば、デコーダ
ブロック1020 におけるヒューズ114は不変のまま
に維持される場合には、インバータ105の出力は低状
態であり且つインバータ107の出力は高状態であり、
パスゲート108tをターンオンし且つパスゲート10
8cをターンオフし、従ってラインCA0 t上の高レベ
ルがラインM0 を高状態へ駆動することを可能とする。
逆に、ヒューズ114が開放状態とされると、インバー
タ105の出力は高状態であり且つインバータ107の
出力は低状態であり、パスゲート108tをターンオフ
し且つパスゲート108cをターンオンし、アドレス線
CA0 c上の高レベルはNANDゲート104へのライ
ンM0 上に高レベルを駆動する。従って、本デコーダが
応答すべきアドレス値は、デコーダ回路においてヒュー
ズ114が開放状態とされることにより決定される。
【0010】図10のデコーダ回路は良好な機能を提供
するものであるが、この構成に起因して性能の劣化が観
察されている。特に、各デコーダブロックはイネーブル
ブロック100におけるのと同様の態様で接続されたヒ
ューズ114を有しているので、比較的多数のトランジ
スタ(例えば、デコーダブロック当り9個)が設けられ
ていることに注意すべきである。更に、イネーブルブロ
ック100が存在することは、加算用NANDゲート1
04における付加的な直列プルダウン装置を必要とし
(従来の態様で構成される場合)、そのために性能が遅
滞化される。
【0011】更に、デコーダブロックへのアドレス入力
のスイッチング時間は、アンバランスな負荷効果により
悪影響を受ける。なぜならば、入力アドレス線のうちの
一方が接合容量及びそのパスゲートの導通ゲート容量及
びNANDゲート104の入力端のゲート容量を受ける
一方、他方のものはその非導通状態のパスゲートの接合
容量のみを受けるからである。デコード動作の性能は、
従って、一つのラインにより駆動されるべき比較的大き
な負荷及び相補的アドレス線上のアンバランスな負荷に
より悪影響を受ける。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、性能の劣化を最小とした冗長デコーダを有する集積
回路を提供することである。
【0013】本発明の別の目的とするところは、冗長デ
コーダへの相補的入力がバランスした負荷を受けるよう
な冗長デコーダを有する集積回路を提供することであ
る。
【0014】本発明の更に別の目的とするところは、デ
コーダを実現する場合に必要とされるトランジスタの数
を減少させた冗長デコーダを有する集積回路を提供する
ことである。
【0015】本発明の更に別の目的とするところは、冗
長列をアクセスする場合の性能の損失が最小であるか又
は取除かれている冗長デコーダを有する集積回路を提供
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば列デコ
ーダなどの冗長デコーダに組込むことが可能であり、そ
れにより、メモリ集積回路内の冗長要素が、受取ったア
ドレスがプログラムされている即ち書込まれている値と
一致することに応答して選択される。本発明に基づく冗
長デコーダは、比較されるべき相補的アドレス線の各々
に対し直列パスゲート及びヒューズを有しており、相補
的ラインに対するヒューズ出力端は共通接続されると共
に加算用ゲートの入力端へ接続されている。該アドレス
は、各アドレスビットに対する所望の値の補元に対する
ヒューズを開放状態とさせることによりプログラム即ち
書込まれる。この様なヒューズを設けたイネーブル回路
は、イネーブルされるとパスゲートをターンオンし、且
つイネーブルされない場合にはパスゲートをオフ状態に
維持する。本デコーダは、従来のデコーダと比較して必
要とされるトランジスタの数が少ないので、比較的小さ
なチップ面積において実現することが可能であり、且つ
アドレス入力信号に対し減少され且つバランスされた負
荷を与える。
【0017】
【実施例】次に、図1を参照して、本発明の好適実施例
に基づいて構成された集積回路の一例について説明す
る。この例においては、メモリ1はスタチックランダム
アクセスメモリ(SRAM)であり、複数個のブロック
10内にそのメモリセルを有しており、それらのブロッ
クは、図1においては、この様なメモリにおけるそれら
の物理的な位置の一例に従って示されている。尚、冗長
列を有するメモリアレイを具備するその他のタイプの集
積回路に対しても本発明を適用することが可能であり、
その様な集積回路は、例えばリードオンリーメモリ、F
IFO、DRAMなどのその他のタイプのメモリや、マ
イクロプロセサ及びその他のメモリを組込んだ論理装置
を包含するものである。
【0018】従来における如く、メモリ1におけるメモ
リセルは行及び列の形態で配列されている。この例にお
いては、メモリ1は128K×8の行列からなる1Mb
itのSRAMであり、メモリ1は1024個の行の各
々に対して1024個の列を有している。勿論、本発明
は、メモリの集積度及び機能性に従ってその他の行列の
構成に対しても適用可能なものである。注意すべきこと
であるが、メモリ1における行及び列の指定、特に以下
に説明すべき冗長列アーキテクチャの指定は、複数個の
メモリセルがワード線により選択されるアレイ方向のこ
とを意味するために行という用語を使用する。従来のメ
モリにおいては、選択された行内のメモリセルの各々
が、通常、1本又は相補対のビット線へ結合されてい
る。本明細書においては、列という用語は、選択された
行における一つ又はそれ以上のメモリセルが読取り又は
書込みのアクセスのために選択されるアレイ方向のこと
を意味するために使用される。従来のメモリにおいて
は、このことは、通常、ビット線のうちの一つをセンス
アンプ/書込み回路へ又は内部データバスへ結合するこ
とにより達成される。この様な行及び列の用語の使用
は、当該技術分野における一般的な理解と一貫性を有す
るものである。
【0019】アドレス端子A0 乃至An は、アクセスさ
れるべきメモリセルの指定に従ってアドレス信号を受取
る。従来の態様においては、アドレス端子A0 乃至An
はアドレスバッファ28へ接続されており、それは受取
ったアドレス信号をバッファし且つ該アドレス信号のう
ちの一部をバスROWを介して行デコーダ24a,24
bへ送給し且つ残りの部分をバスCOLを介して列デコ
ーダ26a,26bへ送給する。行デコーダ24a,2
4bは、従来の態様で選択したワード線をイネーブル即
ち動作可能状態とさせることにより一行のメモリセルを
選択し、且つ、この例においては、メモリアレイブロッ
ク10の一側部に沿って位置されている。この例におけ
る列デコーダ26a,26bは、該アドレスの列部分に
従ってセンスアンプ13により検知されるべき選択され
た行内の8個のメモリセルを選択する。
【0020】この例に基づくメモリ1においては、メモ
リセルは16個の主アレイブロック100 乃至1015
グループ化されている。勿論、アレイブロック10の数
は、メモリ1の所望の機能性に従ってそれぞれの具体的
な実現例により異なることが可能である。このメモリの
16個の主アレイブロック10への区画化は、例えばポ
ータブルコンピュータにおいて使用されるような低電力
メモリにおいて特に有益的なものである。なぜならば、
選択されたメモリセルが位置されているブロック10の
みがサイクル期間中にイネーブル即ち動作可能状態とさ
れることが必要であるに過ぎないからである。この例に
おいては、各主アレイブロック10は64個の列を有し
ている。ブロックの選択は、行アドレスビットのうちの
一つ(上側半分か又は下側半分かを表わす)及び列アド
レスビットのうちの4個(選択されるべき16個の主ア
レイブロック10のうちの一つを表わす)に基づいて行
なうことが可能である。尚、本願出願人に譲渡されてい
る1990年9月26日付で出願した米国特許出願第5
88,609号に記載される如く、主アレイブロック1
0の間にラッチ型行線リピータを設けることにより活性
電力を更に減少させることが可能である。
【0021】一方、前記主アレイブロック10のうちの
一つにおける一つの行の選択は、それに対して動作可能
な主アレイブロック10を横断して延在する行デコーダ
24a,24bにより発生されるグローバルワード線に
より行なうことが可能である。主アレイブロック10の
各々におけるメモリセルがそれらのビット線へ接続され
るパスゲートは、この変形配列においては、各行部分に
対しての各主アレイブロック10内にのみ延在するロー
カルワード線により制御される。この配列においては、
各グローバルワード線とローカルワード線との間に接続
されているパストランジスタは、列アドレスのブロック
部分に基づいてイネーブルされ、従って列アドレスによ
り選択された主アレイブロック10と関連するローカル
ワード線のみがイネーブルされ、従って各メモリサイク
ルの活性電力散逸を減少させている。この様な配列の一
例は、Sakurai et al.「ダイナミック二
重ワード線を有する低電力46ナノ秒256キロビット
CMOSスタチックRAM(A Low Power
46 ns 256 kbit CMOS Stati
c RAM with Dynamic Double
Word Line)」、IEEE・ジャーナル・オ
ブ・ソリッド・ステート・サーキッツ、Vol.SC−
19、No.5(IEEE、1984年10月)、57
8−585頁の文献に記載されている。
【0022】最も最近のSRAM及びDRAMの場合に
おける如く、メモリ1は、メモリサイクルにおける特定
の点において例えばあるノード(例えば、ビット線)の
プレチャージ及び平衡化などのある程度の動的動作を包
含している。SRAM1におけるサイクルの開始は、ア
ドレス遷移検知(ATD)回路25により行なわれるア
ドレス遷移の検知により発生する。ATD回路25は、
好適にはアドレスバッファ28の前において(図示した
如く)、アドレス入力端A0 乃至An の各々へ接続して
おり、且つアドレス入力端A0 乃至An のうちの何れか
一つ又はそれ以上においての遷移の検知に応答してライ
ンATD上にパルスを発生する。この様なパルスは、従
来の態様でメモリ1の内部動作を制御する上で有用なも
のである。ATD回路25及びアドレスバッファ28の
好適な例は、本願出願人に譲渡されている1990年1
0月22日付で出願された米国特許出願第601,28
7号に記載されている。
【0023】その他の内部的動作機能は、タイミング・
制御回路29により制御され、該回路は、ラインATD
を介してATD回路25から信号を受取り、且つ、更
に、例えば端子CEにおけるチップイネーブル信号や端
子R/Wにおける読取り/書込み選択信号などの幾つか
の外部的制御信号を受取る。タイミング・制御回路29
は、従来の態様でメモリ1内の種々の機能を制御するた
めに、これらの入力に基づいて種々の制御信号を発生す
る。図1に示した如く、制御バスCBUSがセンスアン
プ13及びデータドライバ15へ接続しており、その他
の機能は、従来の態様でタイミング・制御回路29によ
り同様に制御される。尚、図面の簡単化のために、それ
らの接続は図1においては図示していない。
【0024】この例におけるメモリ1はバイト幅タイプ
のものであり、そうであるから、それは、8個の入力/
出力端子DQ0 乃至DQ7 を有しており、該端子におい
て、読取り動作期間中に出力データが供給され、且つ書
込み動作期間中に入力データが受取られる。入力/出力
回路20はデータバス22と端子DQとの間に接続され
ており、且つそれらに接続されている従来の入力バッフ
ァ及び出力バッファを有している。好適なタイプの出力
バッファは、本願出願人に譲渡されている1991年1
2月17日付で出願された米国特許出願(代理人ドケッ
ト番号91−C−110)に記載されている。
【0025】主アレイブロック100 乃至1015の各々
は、図1に示した如く、対応するグループのセンスアン
プ130 乃至1315と関連している。この例において
は、8個の個別的なセンスアンプ13が各グループのセ
ンスアンプ130 乃至1315の中に設けられており、主
アレイブロック100 乃至1015の選択された一つから
内部データバス22を介して送給されるべき8ビットの
各々に対し1個のセンスアンプ13が設けられている。
データドライバ150 乃至1515のグループは、各々、
データ信号を受取るため且つ内部データバス22を駆動
するために、対応するグループのセンスアンプ130
至1315と関連しており、個別的なデータドライバ15
が、各グループ内の個別的なセンスアンプ13と関連し
ており、データバス22における各ライン(線)を駆動
するために1個のデータドライバ15が設けられてい
る。
【0026】この例においては、メモリアレイは、更
に、半分ずつに分割されており、即ち主アレイブロック
100 乃至107 がアレイの半分を構成しており且つ主
アレイブロック108 乃至1015が他の半分を構成して
いる。内部データバス22がこれらのアレイの半分ずつ
の長さ方向に沿って走行しており、且つ図1に示した如
く、それらの半分ずつの間に位置されている。この例に
おいては、データバス22は8個のデータ導体を有して
おり、各導体は、入力/出力端子DQ0 乃至DQ7 と関
連しており且つ入力/出力回路20を介してそれへ結合
されている。各個別的なデータ導体は、16個の主アレ
イブロック100 乃至1015の16個のデータドライバ
グループ150 乃至1515の各々における対応するデー
タドライバ15へ接続している。例えばメモリ1などの
読取り/書込みメモリの場合、従来の態様で、選択した
メモリセルへ書込むべき入力データを送給するために別
個の入力データバスを使用することが可能である。一
方、あるメモリ構成の場合に従来使用されている如く、
データバス22に沿って入力データを送給させることも
可能である。
【0027】この例においては、データバス22は、更
に、好適には、8個のダミーデータ導体を有しており、
その各々は、更に、本願出願人に譲渡されている199
1年12月17日付で出願した米国特許出願(代理人ド
ケット番号91−C−111)に記載される如く、電荷
分割によりデータバス22をプレチャージするために、
16個の主アレイブロック100 乃至1015の16個の
データドライバグループ150 乃至1515の各々におけ
る対応するデータドライバ15へ接続されている。本明
細書において説明する如く、これらのダミーデータ導体
の各々は、好適には、真データ導体の一つと物理的に類
似しており、好適には、実質的に同一の長さ及び断面積
を有しており、且つ同一の物質から形成されており、且
つ、常に、その真データ導体と相対的に相補的な状態に
維持される。
【0028】図1と図2とを共に参照して説明すると、
メモリ1は、更に、一対の冗長アレイブロック30a,
30bを有しており、その各々は主アレイブロック10
のアレイ半分の一方と関連している。図2は、図1に示
したレイアウトと関係なしに、ブロック機能形態でメモ
リ1の冗長性アーキテクチャを示している。この実施例
においては、冗長アレイブロック30aは、その中に、
8個の冗長列250 乃至257 を有しており、その各々
は主アレイブロック100 乃至107 においてメモリセ
ルが選択されるのと同一の行アドレスに対応する行デコ
ーダ24aから発生される行線に従って選択することの
可能なメモリセルを有している。同様に、冗長アレイブ
ロック30bは8個の冗長列258 乃至2515をその内
部に有しており、該列の各々は、主アレイブロック10
8 乃至1015においてメモリセルが選択されるのと同一
の行アドレスに基づいて行デコーダ24bから発生され
る行線に基づいて選択可能なメモリセルを有している。
以下に更に詳細に説明する如く、冗長アレイブロック3
0a,30bの各々における8個の冗長列25の各々
は、そのアレイ半分における主アレイブロック10のう
ちの何れか一つにおける一つの列を置換させることが可
能であり(即ち、同一の行デコーダ24a,24bから
の行線により選択可能)、且つ入力/出力端子DQのう
ちの何れか一つと関連することが可能である。
【0029】冗長アレイブロック30a,30bと関連
してそれぞれ冗長列選択ブロック34a,34bが設け
られている。冗長列選択ブロック34a,34bの各々
は、それと関連する冗長アレイブロック30a,30b
における冗長列25の各々に対し冗長列デコーダ36を
有している。各冗長列デコーダ36は、関連する冗長列
25が対応する列アドレスを選択することの可能なヒュ
ーズを有しており、バスCOLを介して列アドレスを受
取り、且つそれと関連する冗長列25へラインRCOL
を介して選択信号を送給する。冗長列デコーダ36a,
36bの各々は、更に、行デコーダ24a,24bから
それぞれ行選択線ISEL,RSELを受取り、ライン
LSEL,RSELの各々は、選択された行が行デコー
ダ24a,24bと関連するアレイ半分内に存在するか
否かを表わし、従って最大桁行アドレスビットの状態に
対応している。各冗長列デコーダ36は、バスCOL上
の列アドレスがそのヒューズの状態により表わされるア
ドレスと一致し且つそれと関連する行選択線ISEL,
RSEL上の選択信号がそのアレイ半分内の一つの行が
選択されることを表わす場合に、冗長性がイネーブルさ
れると、その出力線RCOL上に選択信号を発生すべく
動作することが可能である。冗長列デコーダ36の動作
については、以下に更に詳細に説明する。本発明のこの
実施例においては二つの冗長検知/書込み回路230
231 が設けられており、その各々は、読取り動作又は
書込み動作の何れが行なわれるべきかに依存して、冗長
列25内の選択されたメモリセル内に格納されているデ
ータ状態を検知するかそれにデータを書込むことが可能
である。本発明のこの実施例においては、冗長検知/書
込み回路230 ,231 は、各々、各冗長アレイブロッ
ク30a,30b内の4個の冗長列35と関連してお
り、且つ相補的冗長データバス21によりそれに接続さ
れている。例えば、冗長検知/書込み回路230 は、冗
長アレイブロック30aの冗長列354 乃至357 及び
冗長アレイブロック30bの冗長列358 乃至3511
関連しており、且つ冗長検知/書込み回路231 は冗長
アレイブロック30aの冗長列350 乃至353 及び冗
長アレイブロック30bの冗長列3512乃至3515と関
連している。各冗長検知/書込み回路23は、一対の相
補的データ線RSNを介して検知した(即ち、読取っ
た)データを入力/出力回路20へ供給し、且つ冗長マ
ルチプレクサブロック38a,38bからそれぞれ一対
の相補線RD0 ,RD1 上の入力(即ち、書込み)デー
タを受取る。
【0030】冗長マルチプレクサブロック38a,38
bは、各々、各入力/出力端子DQと一つずつ関連した
8個の冗長マルチプレクサ39を有しており、冗長マル
チプレクサブロック38aは冗長検知/書込み回路23
1 と関連しており、且つ冗長マルチプレクサブロック3
8bは冗長検知/書込み回路230 と関連している。各
冗長マルチプレクサ39は、それと関連する冗長検知/
書込み回路23と関連する冗長列デコーダ36により発
生される全ての8個の冗長列選択信号RCOLを受取
る。この例においては、冗長マルチプレクサブロック3
8aは冗長列選択信号RCOL0 乃至RCOL3 及びR
COL12乃至RCOL15を受取り、一方冗長マルチプレ
クサブロック38bは冗長列選択信号RCOL4 乃至R
COL11を受取る。冗長マルチプレクサ39の各々は、
その受取った冗長列選択信号RCOLのうちのどの一つ
(又はそれ以上のもの)がそれと関連する入力/出力端
子DQに対応するかを決定するヒューズを有しており、
且つその関連する冗長検知/書込み回路23の出力をそ
の出力線RSEL上の信号によりそれと関連する入力/
出力端子DQ用のドライバへ供給し、更に、各冗長マル
チプレクサ39は、更に、その中において開放状態とさ
れたヒューズに従って、差動入力データ線DT,DCを
それと関連する冗長検知/書込み回路23へ結合させ
る。
【0031】一例として、冗長マルチプレクサ39a0
は冗長検知/書込み回路231 及び入力/出力端子DQ
0 と関連している。冗長マルチプレクサは冗長列選択ブ
ロック34aにおける冗長列デコーダ360 乃至363
から冗長列選択信号RCOL0 乃至RCOL3 を受取
り、且つ冗長列選択ブロック34b内の冗長列デコーダ
3612乃至3615から冗長列選択信号RCOL12乃至R
COL15を受取る。更に詳細に後述する如く、冗長マル
チプレクサ39a0 内のヒューズは、冗長マルチプレク
サ39a0 内のヒューズパターンと一致する冗長列選択
信号RCOLn のうちの一つを受取ると、ラインRSE
L10 上に活性信号を発生する冗長列選択信号RCOL
0 乃至RCOL3 及びRCOL12乃至RCOL15のうち
の一つ(又はそれ以上のもの)を選択する。このこと
は、入力/出力回路20をして入力/出力端子DQ0
冗長検知/書込み回路231 へ結合させ、従って、適宜
の冗長列デコーダ36n により選択される一致する冗長
列35n へ結合させるものであって、データバス22へ
結合させ従って主アレイブロック10内の選択されたメ
モリセルへ結合させるものではない。
【0032】本発明のこの実施例においては、冗長マル
チプレクサ39は、更に、その内部のヒューズの状態及
びラインRCOL上の冗長列選択信号に応答して、適宜
の入力/出力端子DQからの入力データを相補線RD
0 ,RD1 のそれぞれの上の検知/書込み回路230
231 へ供給する。
【0033】次に、図3を参照して、本発明の好適実施
例として構成した冗長列35の構成及び動作の一例につ
いて説明する。図3に示した冗長列350 ,351 は、
本願出願人に譲渡されている1990年12月14日付
で出願した米国特許出願第627,403号に記載され
ているものと同様の構成である。図3に示した如く、冗
長列350 ,351 はSRAMに対する従来の態様で構
成されており、主アレイブロック10(及び、勿論、冗
長列35の他のもの)における列は同様に構成されてい
る。冗長列350 は、この実施例においては、256個
のメモリセル40を有しており、その各々は、パスゲー
ト31により差動ビット線RBLT0 及びRBLC0
(それぞれ、真及び補元)へ接続可能であり、256個
のメモリセル40の各々に対するパスゲート31は関連
する局所的なローカル行線RLにより制御され、従って
256個のローカルな行線RLのうちの一つをイネーブ
ルさせること即ち動作可能状態とさせることは、冗長列
350 内の一つのみのメモリセル40に対するパスゲー
ト31をビット線RBLT0 及びRBLC0 へ接続させ
る。ローカルな行線RLは図3に示した冗長列350
351 に対して共通であり、且つ冗長列アレイブロック
30a内の全ての冗長列35に対して共通的なものであ
る。
【0034】冗長列350 内のビット線RBLT0 及び
RBLC0 は、各々、Pチャンネルトランジスタ49の
ドレインへ接続しており、トランジスタ49のソースは
プレチャージ電圧へ接続されており、尚この場合にはプ
レチャージ電圧はVccであり、且つトランジスタ49の
ゲートはラインRCOLC0 により制御され、それは、
以下に説明する如く、冗長列350 と関連する冗長列デ
コーダ360 により発生される。トランジスタ49は、
冗長列350 が選択されない場合に発生するラインRC
OLC0 が低論理レベルにある場合に、ビット線RBL
0 及びRBLC0 をプレチャージする。Pチャンネル
平衡化トランジスタ44は、そのソース−ドレイン経路
をビット線RBLT0 とRBLC0 との間に接続してお
り、そのゲートをラインRCOLC0 へ接続しており、
従って、ラインRCOLC0 が低状態にある間(即ち、
トランジスタ49を介してのプレチャージ期間中)、ビ
ット線RBLT0 及びRBLC0 は同一の電圧(この場
合にはVcc)へ平衡化される。逆に、冗長列350 が選
択されるべき場合には、ラインRCOLC0 が低状態へ
移行することにより表わされ、プレチャージトランジス
タ49及び平衡化トランジスタ44はターンオフし、選
択されたメモリセル40がパスゲート31を介して差動
信号をビット線RBLT0 ,RBLC0 上へ供給するこ
とを可能とする。
【0035】ビット線RBLT0 及びRBLC0 は、そ
れぞれ、パスゲート46T,46Cへ接続しており、そ
れは、ビット線RBLT0 及びRBLC0 の冗長データ
バス21への結合を制御し、従ってそれと関連する冗長
検知/書込み回路231 への結合を制御する。パスゲー
ト46T,46Cの各々は、並列接続されたNチャンネ
ル及びPチャンネルトランジスタを有しており、Nチャ
ンネルトランジスタのゲートはラインRCOLT0 によ
り制御され且つPチャンネルトランジスタのゲートはラ
インRCOLC0 により制御される。冗長列350 が選
択されるべき場合には、それと関連する冗長列デコーダ
360 がラインRCOLT0 を高状態へ駆動し且つライ
ンRCOLC0 を低状態へ駆動する。従って、パスゲー
ト46T,46Cは、ビット線RBLT0 ,RBLC0
をそれぞれ冗長データバス線21T,21Cへ接続さ
せ、選択したメモリセル40を、この場合には、それら
の間でデータを通信するために、冗長検知/書込み回路
231 と通信状態とさせる。この実施例においては、メ
モリ1へ供給される列アドレスが冗長列350 により置
換されるべき列のアドレスと一致しない場合には、それ
と関連する冗長列デコーダ360 がラインRCOLC0
を高状態へ駆動し且つラインRCOLT0 を低状態へ駆
動する。ラインRCOLC0 が高状態となることに応答
して、ビット線RBLT0 は冗長データバス21へ接続
されることはなく、且つプレチャージトランジスタ49
及び平衡化トランジスタ44はターンオンされる。
【0036】次に、図4を参照して、読取り経路と書込
み経路の両方を具備する冗長検知/書込み回路23の一
例の構成について説明する。冗長検知/書込み回路23
のこの実施例の構成及び動作に関してのさらなる詳細は
上述した米国特許出願第627,403号に記載されて
いる。勿論、図4に示したものの代わりにその他の従来
のセンスアンプ及び書込みドライバ構成のものを使用す
ることが可能であり、冗長検知/書込み回路23のこの
実施例はここにおいては単に例示的なものとして示すも
のに過ぎないことを理解すべきである。
【0037】差動冗長データバス線21T,21Cは、
各々、Pチャンネルプレチャージトランジスタ42のド
レインへ接続しており、トランジスタ42のソースは、
両方とも、この場合にはVccである冗長データバス線2
1T,21C用のプレチャージ電圧へ接続されている。
冗長データバス線21T,21Cは、更に、Pチャンネ
ル平衡化トランジスタ41により互いに接続されてい
る。トランジスタ41及び42のゲートはラインIOE
Q_へ接続しており、それはATD回路25により検知
されるアドレス遷移に応答して、又はそれに応答して平
衡化が所望されるサイクル期間中のその他のイベントに
応答して、タイミング・制御回路29により発生され
る。
【0038】冗長検知/書込み回路231 の読取り側に
関しては、冗長データバス線21T,21Cは、各々、
Pチャンネルパストランジスタ43へ接続しており、該
トランジスタのゲートはラインISO上の分離信号によ
り制御される。従って、冗長データバス線21T,21
Cは、ラインISOが高論理レベルにあることにより読
取り回路から分離され、且つラインISOが低論理レベ
ルにあることによりそれへ接続させることが可能であ
る。冗長データバス線21T,21Cからのパストラン
ジスタ43の両側における相補線は、図4においては、
それぞれ、検知ノードRSNT及びRSNCとして示さ
れている。図1及び2に示した如く、検知ノードRSN
T,RSNCは冗長センスアンプ230 ,231 の各々
から入力/出力回路20へ通信される。
【0039】検知ノードRSNT及びRSNCは、更
に、好適には、サイクルの適宜の部分においてプレチャ
ージされ且つ平衡化される。なぜならば、冗長検知/書
込み回路231 内のセンスアンプ48は、以下に説明す
る如く、動的態様で動作するからである。Pチャンネル
プレチャージトランジスタ46の各々は、それらのソー
ス−ドレイン経路をVccと検知ノードRSNT及びRS
NCのそれぞれの間に接続している。平衡化トランジス
タ45はPチャンネルトランジスタであり、そのソース
−ドレイン経路を検知ノードRSNTとRSNCとの間
に接続している。トランジスタ45及び46のゲートは
ラインRSAEQ_により制御され、それは、低論理レ
ベルにある場合に、ビット線RBLT,RBLC及び冗
長データバス線21T,21Cに関して上述したのと同
様の態様で、検知ノードRSNT及びRSNCをプレチ
ャージし且つ平衡化させる。
【0040】センスアンプ48は従来のCMOSラッチ
であり、それはその中に設けられた交差結合されたイン
バータから構成されており、該交差結合されたラッチの
入力端及び出力端は従来の態様で検知ノードRSNT及
びRSNCへ接続されている。Nチャンネルプルダウン
トランジスタ47は、そのソース−ドレイン経路をセン
スアンプ48内のNチャンネルトランジスタのソースと
接地との間に接続しており、且つそのゲートはラインR
SCLK1 により制御される。
【0041】プルダウントランジスタ47は、センスア
ンプ48の動的制御を与え、従ってセンスノードRSN
T及びRSNCの検知動作は動的態様で実施される。ダ
イナミックRAMにおいて公知の如く、この構成におい
ての動的検知動作は、パストランジスタ43が検知ノー
ドRSNT及びRSNCをそれぞれ入力/出力線21T
及び21Cへ接続する時にトランジスタ47が初期的に
オフの状態で制御され、このサイクルの部分の期間中
に、センスアンプ48は検知ノードRSNTとRSNC
との間に小さな差電圧が提供される。この小さな差電圧
を発生した後に、ラインRSCLK1 が高状態へ駆動さ
れ、従ってセンスアンプ48内のプルダウントランジス
タのソースは接地へプルされる。このことは、センスア
ンプ48をしてセンスノードRSNT及びRSNC上に
大きな差信号を発生させ、且つ検知ノードRSNT及び
RSNCの検知された状態をラッチする。
【0042】以下に更に詳細に説明する如く、本発明の
この実施例において、制御信号RSCLK1 が制御さ
れ、従って両方の冗長検知/書込み回路23がイネーブ
ルされてアドレス値に関係なく各サイクルの開始時に検
知を行なうことが望ましい。メモリ1により受取られ且
つデコードされたアドレスがそれと関連する冗長列35
の一つにより置換されるべき列の何れとも対応しない場
合には、制御信号ISO,RSAEQ_,RSCLK1
は、好適には、冗長検知/書込み回路23をディスエー
ブルさせるべく制御される。この様に、冗長検知/書込
み回路23のイネーブル動作はアドレスに依存するもの
ではないので、冗長列35内のメモリセル40に対する
アクセス時間は、冗長列デコーダ36の付加的なデコー
ド動作により主アレイブロック10内のメモリセルへの
アクセスと比較して遅滞化されることはない。ディスエ
ーブル即ち動作不能状態とされると(即ち、ラインIS
Oを高状態に維持し且つラインRSAEQ_及びRSC
LK1 を低状態へ維持することにより)、検知/書込み
回路23内の検知ノードRSNT及びRSNCは平衡化
され且つVccへプレチャージされたままとなる。
【0043】冗長検知/書込み回路231 内の書込み回
路54は、図1及び2に関して上述した如く、冗長マル
チプレクサ30a,30bからラインRDT,RDC上
の入力データを受取り、且つ、更に、タイミング・制御
回路29からの書込み制御信号WRSELを受取る。上
述した如く、書込み動作期間中、ラインISOは高状態
へ駆動され、従ってトランジスタ43はオフであり、従
って冗長データバス線21上に供給される入力データは
センスアンプ48により検知されることはない。書込み
回路54は、ラインWRSELによりイネーブルされる
場合に、ラインRDT,RDC上の差動データに対応し
て冗長データバス線21T,21C上の差動信号を提供
するために従来の書込みドライバを有している。上述し
た米国特許出願第627,403号はこの様な書込み回
路の好適な実施例について記載している。
【0044】次に、図5を参照して、冗長列デコーダ3
6のうちの一つの構成について詳細に説明する。冗長列
デコーダ360 が図5に示されており且つ一例として以
下に説明するが、冗長列デコーダ361 乃至3615は、
勿論、同様に構成されているものである。上述した如
く、冗長列デコーダ36の各々は、ヒューズを有してお
り、それにより、冗長がそれと関連する冗長列35に対
してイネーブルされ、且つそれにより、その際に置換さ
れるべき主列の列アドレスが特定される。本発明のこの
実施例においては、該ヒューズは、好適には、例えばポ
リシリコンヒューズなどの従来のヒューズであり、且
つ、好適には、レーザ、電気的なオーバーストレス又は
その他の従来の技術により開放状態とさせるものである
ことが望ましい。勿論、その他のタイプのヒューズ、及
びアンチヒューズ及びその他の永久的にプログラム即ち
書込み可能な選択技術をこの様なヒューズに対する別の
実施形態として使用することが可能である。
【0045】本発明の好適実施例によれば、冗長列デコ
ーダ360 はブロック選択部500及び列選択部520
を有している。列選択部520 は、ラインCAT,CA
Cを介して、真及び補元信号を受取り、それらは、この
実施例においては、アドレスバッファ28により受取ら
れるアドレスの4個の最小桁列アドレスビットに対応し
ている。そのうちの3個の最大桁列アドレスビットCA
4 乃至CA6 は、バッファした後に、8個の主アレイブ
ロック100 乃至107 のうちの一つを選択するために
使用されるのと同様の態様で、列プレデコーダ56(例
えば、列デコーダ26a,26b内に位置されている)
によりデコードされる。この特定の冗長列デコーダ36
0 の例は3個の最大桁列アドレスビットに対しプレデコ
ードされた信号を使用して列アドレスをデコードするも
のであるが、勿論、本発明の技術的範囲を逸脱すること
なしにその他の変形例を使用することも可能である。し
かしながら、最良の効率を得るためには、冗長列デコー
ド動作が主アレイブロック10内の列をデコードする場
合に使用されるものと一致するものであることが望まし
い。この実施例においては、各主アレイブロック10が
128個の列(それらのうちの8個は各列アドレス値に
よりアクセスされる)を有しているので、各主アレイブ
ロック10内には16個の列アドレスが位置されてい
る。従って、冗長列デコーダ36の各々は、更に、1対
16列選択部分52を有するものであり、従ってバスB
LK内のブロック選択線を直接的に使用可能であること
が望ましい。
【0046】本発明のこの実施例においては、列プレデ
コーダ56からの出力は6個のブロック選択線BZ0乃
至BZ5を有しており、それらはバスBLKを介してブ
ロック選択部500 へ供給される。8個のブロックのう
ちの一つの選択は、ブロック線BZ4又はBZ5の何れ
かが高状態で四つのブロック選択線BZ0乃至BZ3の
うちの一つが高状態である組合わせにより行なわれる。
これら8個のブロックは以下の表1の真理値表に従って
選択される。
【0047】 表1 ブロック BZ5 BZ4 BZ3 BZ2 BZ1 BZ0 0 0 1 0 0 0 1 1 0 1 0 0 1 0 2 0 1 0 1 0 0 3 0 1 1 0 0 0 4 1 0 0 0 0 1 5 1 0 0 0 1 0 6 1 0 0 1 0 0 7 1 0 1 0 0 0 この様なデコード動作は、当業者により容易に拡張する
ことが可能である。例えば、付加的な列アドレスビット
をプレデコードすることによりアレイ半分毎に16個の
ブロックを補足することが可能であり、その結果二つの
付加的な線BZ6,BZ7が得られ、従って16個のブ
ロックのうちの一つは、ラインBZ4乃至BZ7のうち
の一つが高状態でありラインBZ0乃至BZ3のうちの
一つが高状態である組合わせにより選択される。勿論、
当業者にとって明らかなその他の従来のプレデコード技
術を使用することも可能である。
【0048】図5に示したブロック選択部500 は、そ
れと関連する冗長列350 を主アレイブロック10内の
列と置換させるべきイベントにおいてその動作をイネー
ブルさせ且つそうでない場合にはその動作をディスエー
ブルさせるイネーブル回路55を有している。イネーブ
ル回路55bは、VccとNチャンネルトランジスタ52
のドレインとの間に接続したヒューズ51を有してお
り、トランジスタ52のソースは接地へ接続している。
トランジスタ52のドレインはインバータ53の入力端
へ接続しており、該インバータはその出力端においてラ
インRENTを駆動する。インバータ53の出力端は、
更に、トランジスタ52のゲートへ接続すると共にイン
バータ57の入力端へ接続しており、尚インバータ57
はその出力端においてラインRENCを駆動する。従っ
て、ヒューズ51が不変のままである場合(即ち、冗長
がイネーブルされない場合)、Vccがインバータ53の
入力端へ供給され、該インバータはその出力端において
ラインRENT上に低論理レベルを供給し、トランジス
タ52をオフ状態に維持し、ラインRENCはインバー
タ57により高状態へ駆動される。ヒューズ51が開放
状態とされると(即ち、冗長がイネーブルされる場
合)、トランジスタ52は究極的にターンオンする。な
ぜならば、インバータ53への入力がトランジスタ52
を介しての接合リークにより接地へリークするからであ
る。次いで、ラインRENTにおいて高論理レベルが表
われ、トランジスタ52をオン状態に維持し且つインバ
ータ53の入力端を接地状態に維持し、且つラインRE
NCを介してインバータ57の出力端において低論理レ
ベルを駆動する。
【0049】イネーブル回路55bからのラインREN
T、RENCは、ブロック選択部500 内の複数個のパ
スゲート61へ接続しており、パスゲート61の各々は
並列なNチャンネル及びPチャンネルトランジスタを有
している。Nチャンネルトランジスタの各々のゲートは
ラインRENTを受取り且つPチャンネルトランジスタ
の各々のゲートはラインRENCを受取る。パスゲート
61の各々は、一方の側において、列プレデコーダ56
からのラインBLKのブロック線のうちの一つを受取
り、且つその他方の側においてヒューズ62へ接続して
いる。ブロック選択線BZ0乃至BZ3と関連する4個
のヒューズ62はノードMLにおいて共通接続されてお
り、該ノードはNANDゲート74の第一入力端へ接続
している。プルダウンNチャンネルトランジスタ66
は、そのソース/ドレイン経路をノードMLと接地との
間に接続しており、且つそのゲートはラインRENCに
より制御され、従ってトランジスタ66は、冗長がイネ
ーブルされない場合にはオンであり、且つ従ってトラン
ジスタ66は、冗長がイネーブルされる場合にはオフで
ある。ブロック選択線BZ4,BZ5と関連する2個の
ヒューズ62はノードMHにおいて共通接続されており
且つNANDゲート74の第二入力端へ接続しており、
Nチャンネルトランジスタ68は、同様に、ノードMH
と接地との間に接続しており、そのゲートはトランジス
タ66におけるのと同一の態様でラインRENCにより
制御される。
【0050】NANDゲート74の出力端は、それぞ
れ、2個及び3個のインバータ75を介して、ラインR
COLC0 ,RCOLT0 上に信号を供給し、それらは
上述した如くに冗長列350 へ送給される。従って、本
発明のこの実施例においては、冗長列350 は、NAN
Dゲート74の出力が低状態である場合にのみ選択さ
れ、そのことは、それに対する全ての3個の入力(即
ち、ノードMH,ML,RDSEL)が高状態である場
合にのみ発生する。
【0051】ラインRDSEL上のNANDゲート74
の第三入力は列選択部520 内のNORゲート72によ
り発生される。NORゲート72はNANDゲート70
からラインNDOUTを介して入力を受取り、更に、行
デコーダ24aからラインLSELCを介して入力を受
取り(冗長列デコーダ360 と関連するアレイ半分内に
おける一つの行が選択されていることを低論理レベルで
表わしている)、且つラインCECを介して入力を受取
る(それが低論理レベルにあることによりメモリ1がイ
ネーブルされていることを表わす)。
【0052】列選択部520 は、同様に、イネーブル回
路55cを有しており、それはイネーブル回路55bと
同様に構成されると共に動作し、即ち上述した如くにラ
インRENT,RENC上に信号を発生する。列選択部
520 は、バスCOL(図1及び2参照)から8本のラ
インを受取り、該バスを介して四つの最小桁列アドレス
ビットCA0 乃至CA4 の各々に対する真及び補元信号
が送給される。バスCOLからのラインの各々はパスゲ
ート61の一方の側へ接続され、且つヒューズ62へ接
続され、パスゲート61は上述したブロック選択部50
0 内におけるのと同様の態様で、ラインRENT,RE
NCへ接続されると共にそれらにより制御される。
【0053】列選択部520 において、同一のアドレス
ビットに対する真及び補元線CAT,CACと関連する
一対のヒューズ62は共通接続され且つNANDゲート
70の入力端へ接続されている。例えば、真及び補元列
アドレス線CAT3 ,CAC3 は、それぞれ、パスゲー
ト61及びヒューズ62を介して、共通ノードM3へ及
びNANDゲート70の入力端へ接続している。Nチャ
ンネルプルダウントランジスタ643 は、そのソース/
ドレイン経路をノードM3と接地との間に接続してお
り、且つそのゲートをラインRENCへ接続しており、
従って、冗長がイネーブルされない場合には、トランジ
スタ643 はターンオンされ、且つ冗長がイネーブルさ
れる場合にはトランジスタ643 がターンオフされる。
ノードM0乃至M2は、更に、NANDゲート70へ入
力を供給し、且つ、各々は、それらの真及び補元列アド
レス信号にそれぞれ関連する一対のヒューズ62へ接続
している。以下の説明から明らかになる如く、冗長列3
0 の選択は、ノードM0乃至M3の3個の全てが高状
態であることを必要とし、従って、NANDゲート70
の出力が低状態である場合に、NORゲート72の出力
端を高状態へイネーブルさせ、NANDゲート74の出
力端を低状態へイネーブルさせる。
【0054】本発明のこの実施例に基づく冗長列デコー
ダ360 の動作について詳細に説明する。最初に注意す
べきことであるが、冗長列35のうちの一つを使用する
ことは、全ての冗長列35の使用を必要とするものでは
ない。なぜならば、列デコーダ36は、その中のイネー
ブル回路55b,55cにより個別的にイネーブルされ
るからである。この実施例において、冗長列350 が主
列を置換させるべきでない場合には、イネーブル回路5
5b,55c内のヒューズ51は、両方とも、不変のま
まである。上述した如く、このことは、イネーブル回路
55b,55cの各々の出力端においてラインRENT
を強制的に低状態とさせ、全てのパスゲート61をオフ
状態に維持する。トランジスタ640 乃至643 ,6
6,68は、全て、オン状態に維持され、NANDゲー
ト70,74の両方の出力端を高状態とさせる。NAN
Dゲート74の出力端における高レベルは、ラインRC
OLC0 を介して高レベルとして且つラインRCOLT
0 を介して低レベルとして冗長列350 へ送給され、そ
の中のパスゲート46T,46Cをターンオフし(図3
参照)、且つ冗長列350 を分離してアクセスされない
ようにする。
【0055】冗長列350 が主アレイブロック10のう
ちの一つにおける主列を置換させるべきである場合に
は、冗長列デコーダ36内の選択されたヒューズが、例
えば、レーザビームにより開放状態とされる。置換され
るべきアドレスに拘らずに、両方のイネーブル回路55
b,55cにおけるヒューズ51が開放状態とされ、各
々においてラインRENTを高状態とさせ且つラインR
ENCを低状態とさせ、全てのパスゲート61をターン
オンし且つ全てのトランジスタ640 乃至64,6
6,68をターンオフさせる。列選択部52及びブ
ロック選択部520 がイネーブルされて、入力される列
アドレス値をヒューズ62を焼切することにより特定さ
れる値と比較する。
【0056】置換されるべき列のアドレスが、置換され
るべき列のアドレスの4個の最小桁ビットに対応するこ
とのないヒューズ62を焼切することにより列選択部5
0内にプログラム即ち格納される。例えば、置換され
るべき列のアドレスの4個の最小桁ビットが0110
(それぞれ、アドレスCA3 ,CA2 ,CA1 ,C
0)である場合には、ラインCAT3 ,CAC2 ,C
AC1 ,CAT0 と関連するヒューズ62が開放状態と
される。この列アドレスの4個の最小桁ビットが011
0である場合にのみ、全てのノードM0乃至M3が高状
態であり、且つNANDゲート70の出力が低状態であ
る。上述した如く、NANDゲート70の出力は、冗長
列350 が選択されるためには低状態でなければならな
い。その他の何れの4ビットの値は、ノードM0乃至M
3のうちの少なくとも一つを低状態とさせ、NANDゲ
ート70の出力を高状態とさせ、冗長列350 の選択を
阻止する。
【0057】ブロックデコード部500 は、イネーブル
回路55b内のヒューズ51を開放させることにより且
つ冗長列350 により置換されるべき列の所望のブロッ
ク選択コードに対応することのないヒューズを開放状態
とさせることにより同様にプログラムされる。例えば、
置換されるべき列が主アレイブロック103 であり01
1000のブロック選択コードに対応する場合(表1参
照)、ブロック選択線BZ5,BZ2,BZ1,BZ0
に対応するヒューズ62が開放状態とされる。その結
果、ノードMH及びMLは両方とも高状態であり、その
列アドレスが主アレイブロック103 に対応する場合に
のみ冗長列350 の選択を可能とし、その場合に、ライ
ンBZ3及びBZ4は両方とも高レベルにある。
【0058】メモリ1により受取られた列アドレスが冗
長列デコーダ360 内のヒューズ62によりプログラム
されているブロック及び列アドレスに対応し、且つメモ
リ1により受取られた行アドレスが冗長列350 により
貢献されるアレイの半分と関連するもののうちの一つ
(NORゲート72へ供給されるラインLSELCが低
状態)である場合には、NANDゲート74への全ての
入力は高論理レベルにある。従って、NANDゲート7
4は、ラインRCOLT0 上に高論理レベルを供給し且
つラインRCOLC0 上に低論理レベルを供給し、冗長
列350 に対するパスゲート46T,46Cをターンオ
ンし、且つ受取った行アドレスに対応してその中のメモ
リセル40へのアクセスを可能とする。
【0059】従って、冗長列デコーダ360 内のヒュー
ズ51,62のプログラミングは、それと関連する冗長
列350 により置換されるべき列を決定する。冗長列デ
コーダ36の各々が同様に構成されているので、このメ
モリ1の実施例においては、メモリ1の各メモリ半分に
おける最大で8個の冗長列35が、置換されるべき列が
位置されている主アレイブロック10に拘らず、一つの
列を置換させるためにプログラムすることが可能であ
る。その結果、本発明により提供される列冗長性アーキ
テクチャは、列の置換における柔軟性を与え、従って比
較的少ない数の列に対して高いレベルの修復可能性を提
供している。
【0060】冗長列デコーダ36のこの構成は、特に、
行及び列の両方にとって、従来の冗長デコーダと比較し
て有益的なものである。従来の冗長デコーダは、デコー
ダ内の真及び補元アドレス対の各々に対して、上述した
如きイネーブル回路55などのインバータ回路を有して
おり、且つ、例えば回路55などのイネーブル回路を有
しており、この様な従来のデコーダにおいては、例えば
NANDなどの論理ゲートが真/補元アドレス線の各々
から、且つイネーブル回路自身から入力を受取ってい
た。これと対照的に、パスゲート61は、イネーブル回
路55により制御され、従って出力論理ゲート(即ち、
NAND70,74)の入力端は、イネーブル回路へ接
続することは必要ではない。このことは、内部NAND
スタック即ち積層体から直列装置のうちの一つを取除い
ており、従ってスイッチング速度を改善している。
【0061】更に、本発明のこの実施例に基づく冗長列
デコーダ36は、真及び補元アドレス線に対して減少さ
れ且つよりバランスされた負荷を提供する。例えば、冗
長がイネーブルされない場合には、全てのパスゲート6
1はターンオフされ、真及び補元アドレス線は、負荷と
して、ターンオフされたトランジスタの接合容量を有す
るものに過ぎず、従来のデコーダにおいては、真/補元
アドレス線対の一つは、接合容量のみならず、パスゲー
トの導通状態にあるゲート容量+下流側の論理ゲートの
ゲート容量が関与し、従ってその負荷は、その相補的な
対となる線より一層大きく且つアンバランスしたものと
なる。従って、メモリ1の性能は、本明細書に記載した
冗長デコーダにより改善され、特にその修復されていな
い状態において改良されている。
【0062】冗長列デコーダ36は、更に、従来の冗長
デコーダよりも少ない数のトランジスタで実現すること
が可能である。この様な構成はより多くのヒューズの犠
牲において達成されるが、本発明に基づく冗長列デコー
ダ36に対して必要とされるレイアウト面積は、ほとん
どの適用における従来のデコーダのものから減少された
ものである。更に、本発明のこの実施例に基づく場合に
はより多くのヒューズが必要であるが、各場合において
焼切されるヒューズの最悪の場合の数は同じであり、従
って、本発明によりテスト時間のペナルティが課される
ことはない。
【0063】勿論、冗長行が設けられる場合に、本発明
に基づいて冗長列デコーダ36として冗長行デコーダを
同様に構成することが可能である。更に、上述した説明
から明らかな如く、本発明のこの実施例に基づく冗長デ
コーダ技術は、真/補元アドレスライン対と共に、且つ
プレデコードした選択線と共に(ブロック選択部500
の場合における如く)使用することが可能である。
【0064】上述した如く、二つの検知/書込み回路2
3が、任意のアクセスにおいて冗長列35に対して使用
可能である(各アレイ半分における四つの冗長列35は
検知/書込み回路23の各々に割当てられている)。こ
のことは、同一のアレイ半分における二つの冗長列デコ
ーダ36を同一の列アドレスでプログラム即ち書込むこ
とを可能としており、その場合に同一のアクセスで冗長
列35のうちの二つをアクセスすることを可能とする。
なぜならば、本発明は、各プログラムした冗長列デコー
ダに対し、冗長検知/書込み回路23の各々が割当てら
れるべきどの入力/出力端子DQの選択を可能とするか
らである。このことは、冗長マルチプレクサ39により
達成され、その一例を図6に示してある。
【0065】図6における冗長マルチプレクサ39a0
は、図1及び2の冗長マルチプレクサブロック38a内
の冗長マルチプレクサ39aのうちの一つである。従っ
て、冗長マルチプレクサ39a0 は冗長検知/書込み回
路231 と関連しており且つ冗長検知/書込み回路23
0 とは関連しておらず、且つ冗長検知/書込み回路23
1 により検知されるか又はそれに対して書込みが行なわ
れる冗長列35と関連している。従って、図6の冗長マ
ルチプレクサ39a0 は、入力として、冗長列選択ブロ
ック34a内の冗長列デコーダ360 乃至363 から冗
長列選択線RCOLT0 乃至RCOLT3 を受取り、且
つ、更に、冗長列選択ブロック34b内の冗長列デコー
ダ3612乃至3615から冗長列選択線RCOLT12乃至
RCOLT15を受取る。
【0066】冗長列選択線RCOLTの各々は関連する
Nチャンネルトランジスタ79のゲートにおいて受取ら
れ、該トランジスタは、そのドレインを関連するヒュー
ズ78へ接続しており且つそのソースを接地へ接続して
いる。前述した如く、冗長列選択線RCOLTは、それ
の関連する冗長列35が列アドレス(及び、この例にお
いては、行アドレスのうちの1ビット)により選択され
る場合に、それの関連する冗長列デコーダ36により高
論理レベルへ駆動される。ヒューズ38の各々は、それ
の関連するトランジスタ79のドレインとノード77と
の間に接続されている。Pチャンネルプルアップトラン
ジスタ76は、そのソース/ドレイン経路をノード77
とVcc電源との間に接続しており、且つそのゲートを接
地へバイアスしており、トランジスタ76は、好適に
は、比較的小型のトランジスタであり、従ってノード7
7がトランジスタ79のうちの一つにより低状態へプル
される場合に、それを介して過剰なDC電流が引出され
ることはなく、一方、それがトランジスタ79のうちの
何れかにより低状態によりプルされない場合には、ノー
ド77を高状態へプルすることが可能である。ノード7
7の状態は、インバータ81,83を介して、ラインR
SEL10 上の信号として送給される。
【0067】以下に更に詳細に説明する如く、ラインR
SEL10 は、低論理レベルにある場合に、入力/出力
端子DQ0 へ印加されるべき冗長検知/書込み回路23
1 からの冗長データの選択を可能とする。更に、ライン
RSEL10 はパスゲート80T,80C内のPチャン
ネルトランジスタのゲートへ接続されており、一方イン
バータ81の出力端からのその補元はパスゲート80
T,80C内のNチャンネルトランジスタのゲートへ接
続される。従って、ノード77における低論理レベル
は、入力/出力端子DQ0 からの入力データ線DT0
DC0 を冗長検知/書込み回路231 の書込み回路54
へ接続されている冗長入力データ線RDT1,RDC1
へ結合させる。
【0068】動作について説明すると、冗長列デコーダ
36内のヒューズを開放状態とさせることにより冗長が
イネーブルされる場合には、各選択された冗長列35が
関連されるべき入力/出力端子DQの選択は、冗長マル
チプレクサ39内の選択したヒューズ38を開放状態と
させることにより行なわれる。この例においては、置換
されるべき主アレイ列が検知される場合に冗長がイネー
ブルされると、テストプログラムが使用されるべき各冗
長列35と置換したアドレスに対してそれが関連する入
力/出力端子DQとの間の関連性を決定せねばならな
い。アクセスされるべき各冗長列35に対して、そのヒ
ューズ78は冗長列35が通信を行なうことのない入力
/出力端子と関連する各冗長マルチプレクサ39内にお
いて開放状態とされ、その入力/出力端子と関連する冗
長マルチプレクサ39内において、冗長列35に対する
ヒューズ78は不変のまま維持される。冗長マルチプレ
クサ39のプログラミングが完了すると、アクセスされ
るべき各冗長列35に対して、そのヒューズ78のうち
の一つのみが不変のままとされ、即ち動作可能な入力/
出力端子DQと関連する冗長マルチプレクサ39内のヒ
ューズ78のみが不変のままに維持される。注意すべき
ことであるが、冗長マルチプレクサ39はそのヒューズ
78のうちの1個を超えたものを不変のままとすること
が可能である。なぜならば、冗長列35の複数個のもの
(勿論、異なった列アドレス値に対応している)が同一
の入力/出力端子DQと関連している場合があるからで
ある。例えば、選択された場合に入力/出力端子DQ0
と通信状態となる冗長列35が352 及び3512である
場合には、冗長マルチプレクサ39a0 内のヒューズ7
0 ,781 ,783 ,785 ,786 ,787 が全て
開放状態とされ、且つヒューズ782 及び784 は不変
のまま維持される。他方の冗長マルチプレクサ39a内
の対応するヒューズ782 及び784 は開放状態とされ
る。なぜならば、冗長列352 及び3512は、端子DQ
0 以外の入力/出力端子DQの何れとも通信状態となる
ことがないからである。
【0069】冗長列デコーダ36による列アドレスのデ
コード動作が完了する前に、全てのラインRCOLTは
低論理レベルにある。このことは、ノード77をしてト
ランジスタ76を介して高レベルに残存させ、従って、
冗長マルチプレクサ39a0の出力端におけるラインR
SEL10 はインバータ81,83を介して高レベルへ
プルされる。冗長列デコーダ36によりデコードされる
列アドレスが、対応するヒューズ78が不変のまま残存
する冗長列35の何れかに対応しない場合には、ノード
77はトランジスタ79と不変のままのヒューズ78の
組合わせを介して低状態へプルされる。しかしながら、
冗長列デコーダ36によりデコードされる列アドレス
が、それの対応するヒューズ78が不変のままである冗
長列35のアドレスと一致する場合には、関連するトラ
ンジスタ79をターンオンすると、不変のままのヒュー
ズ78を介してノード77を低状態へプルする。次い
で、ラインRSEL10 上において低論理レベルが駆動
され、読取り動作及び書込み動作の両方に対して、冗長
検知/書込み回路231 を入力/出力端子DQ0 へ接続
させる。
【0070】従って、本発明のこの実施例に基づく冗長
マルチプレクサ39の使用は、冗長列35の利用におい
て著しい柔軟性を与えている。冗長列35のうちの何れ
か一つを、本発明に基づく比較的簡単なアルゴリズムに
よって、使用可能な入力/出力端子DQのうちの何れか
一つへマップさせることが可能である。冗長マルチプレ
クサ39は、比較的少ない数のトランジスタでこの様な
マッピングを与え、その場合のデータ線に与える負荷は
最小であり、且つ、主メモリセルと相対的に冗長位置を
アクセスする場合の性能の劣化はほとんどない。従来の
マッピング回路は、本発明によるものよりも著しく多数
のトランジスタを必要としており、従ってデータ線に対
し比較的高い負荷を提供し、しばしば冗長セルと主メモ
リセルとの間において異なったアクセス時間を発生して
いた。
【0071】次に、図7を参照して、入力/出力回路2
0内に位置されており且つ上述した如くに発生されるラ
インRSEL0k ,RSEL1k によって冗長マルチプ
レクサ39ak ,39bk の出力により制御される出力
マルチプレクサ84k について詳細に説明する。図7に
示した如く、出力マルチプレクサ84k は、主アレイブ
ロック10と関連するデータドライバ15の適宜のもの
における如く、データバス22内のデータバス導体DB
USk の関連する一つへ接続されている。本発明のこの
実施例においては、冗長列35のうちの一つにより置換
されるべき主列は物理的にディスエーブルされるもので
はなく、その代わりに、出力マルチプレクサ84がデー
タバス導体DBUSk か又は冗長検知/書込み回路23
の出力端が関連する入力/出力端子DQk と通信状態と
されるかを単に選択する。
【0072】出力マルチプレクサ84k 内にはパスゲー
ト88が設けられており、それはNチャンネル及びPチ
ャンネルトランジスタから形成されており、それらのソ
ース/ドレイン経路はデータバス導体DBUSk とノー
ド95k との間に並列接続されている。ノード95k
出力ドライバ82k へ接続しており、それは従来の態様
で入力/出力端子DQk を駆動する。任意の従来の出力
ドライバ回路を出力ドライバ82k として使用すること
が可能であるが、好適な出力ドライバは本願出願人に譲
渡されており1991年12月17日付で出願された米
国特許出願(代理人ドケット番号91−C−110)に
記載されているものである。
【0073】更に、ノード95k に接続してパスゲート
900 ,901 が設けられており、その各々はNチャン
ネル及びPチャンネルトランジスタから形成されてお
り、それらのソース/ドレイン経路はノード95k とラ
インRSNT0 ,RSNT1 との間に並列接続されてい
る。上述した如く、ラインRSENTは検知されるデー
タ状態に応答して冗長検知/書込み回路23により提供
される真データ状態線である。
【0074】ラインRSEL0k 及びRSEL1k 上の
信号は、どのパスゲート88,900 又は901 が読取
り動作のために導通状態となるかを制御する。ラインR
SEL0k はパスゲート900 内のPチャンネルトラン
ジスタのゲートへ接続しており、NANDゲート86の
入力端へ接続しており、且つ、インバータ910 を介し
て、パスゲート900 内のNチャンネルトランジスタの
ゲートへ接続している。同様に、ラインRSEL1k
パスゲート901 内のPチャンネルトランジスタのゲー
トへ接続しており、NANDゲート86の入力端へ接続
しており、且つ、インバータ911 を介して、パスゲー
ト901 内のNチャンネルトランジスタのゲートへ接続
している。NANDゲートの出力端は、パスゲート88
内のPチャンネルトランジスタのゲートへ結合してお
り、且つインバータ89を介してパスゲート88内のN
チャンネルトランジスタのゲートへ結合している。
【0075】動作について説明すると、冗長がイネーブ
ルされない場合、又は冗長がイネーブルされるが列アド
レスが入力/出力端子DQk と関連する冗長列35が選
択されるアドレスと一致しない場合には、ラインRSE
L0k 及びRSEL1k の両方は高論理レベルにある。
パスゲート900 ,901 の両方はオフであり、且つパ
スゲート88はオンであり、従ってデータバス導体DB
USk はノード95kへ接続され、冗長データ線RSN
Tは排除される。読取り動作においては、出力ドライバ
82k はその入力/出力端子DQk を、主アレイデータ
ドライバ15の選択された一つにより駆動される場合
に、データバス導体DBUSk のものに対応するデータ
状態へ駆動する。
【0076】しかしながら、冗長がイネーブルされる場
合、及びメモリ1により受取られる列アドレスが入力/
出力端子DQk と関連すべき冗長列35のうちの一つと
対応する場合には、適宜の冗長マルチプレクサ39a
k ,39bk がそれの対応するラインRSEL0k 又は
RSEL1k を低論理レベルへ駆動する。このことは、
NANDゲート86の出力端を高論理レベルへ移行さ
せ、パスゲート88をターンオフさせ且つノード95k
をデータバス導体DBUSk から分離させ、従って置換
されるべき主列と関連するデータドライバ15によりそ
の上に駆動されるデータ状態は無視される。低状態へ駆
動されるラインRSELk のうちの一つと関連するパス
ゲート90のうちの一つがターンオンされ、従って関連
する冗長検知/書込み回路23からのデータ線RSEN
Tはノード95k へ接続される。従って、出力ドライバ
82k は、故障した主列を置換した冗長列35内の選択
されたメモリセル40に対応する論理レベルを提供す
る。
【0077】上述した如く、選択した冗長検知/書込み
回路23に対する冗長入力データ線RDのカップリング
即ち結合は、冗長マルチプレクサ39内において行なわ
れる。置換した列内のメモリセルへのデータ状態の書込
みは関係がないので、置換された列が出力マルチプレク
サ84の動作により無視される場合に、主入力データバ
スからの切断が必要とされることはない。本発明のこの
実施例に基づいてメモリ1を実現するために必要とされ
るチップ面積は比較的効率的なものである。なぜなら
ば、列切断ヒューズが必要とされることがないからであ
る。
【0078】出力マルチプレクサ84のうちの一つがメ
モリ1内の入力/出力端子の各々と関連しており、従っ
て、この実施例においては、この様な8個の出力マルチ
プレクサが設けられている。勿論、差動データバスが設
けられる場合には、出力マルチプレクサ84の各々は、
必然的に、二重化されねばならず、従って主データ及び
冗長データの多重化が出力ドライバ82の差動入力に対
して行なわれる。出力マルチプレクサを使用することが
可能なデータバス導体技術の別の例は、本願出願人に譲
渡されている1991年12月17日付で出願された米
国特許出願(代理人ドケット番号91−C−111)に
記載されている。勿論、その他の従来のデータ通信技術
を本発明に関連して使用することも可能である。
【0079】次に、図8を参照して、冗長検知/書込み
回路231 の動作を制御するための冗長制御回路921
の構成及び動作について説明する。勿論、冗長検知/書
込み回路230 を制御するためにメモリ1内に同様に構
成された冗長制御回路920が設けられている。冗長制
御回路92は、冗長列アクセスを実施するためにメモリ
1内のあるタイミング信号の動作を制御し、特に、冗長
検知クロックRSCLK(図4参照)により冗長検知/
書込み回路23内のセンスアンプ48のタイミングを制
御する。
【0080】従来のメモリ内に冗長要素、特に冗長列を
組込むことは、通常、メモリに対するアクセス時間をよ
り遅いものとさせる。このことは、従来の構成において
は、受取ったアドレスが冗長要素をイネーブルさせるべ
きアドレスと一致するか否かを決定するために付加的な
レベルのデコード動作が与えられることに起因するもの
である。特定されるアクセス時間は最悪の場合のアクセ
スに依存するものであり、且つ冗長要素のアクセスは主
要素のものから遅延されるものであるから、冗長要素に
対する付加的なデコード動作のために必要とされる時間
遅延は、特定された装置性能に直接的に影響を与える。
【0081】しかしながら、本発明のこの実施例におい
ては、冗長列35への読取りアクセスに対して必要とさ
れる付加的な遅延は、制御回路92による冗長検知/書
込み回路23の制御により最小とされているか又は除去
されている。例えば、制御回路921 は、その入力端に
おいて冗長列選択線RCOLC0 乃至RCOLC3 を受
取るNANDゲート94a及びその入力端において冗長
列選択線RCOLC12乃至RCOLC15を受取るNAN
Dゲート94bを有しており、上述した如く、冗長列選
択線RCOLC0 乃至RCOLC3 及びRCOLC12
至RCOLC15は、低状態である場合に、それらの冗長
列35の選択を表わし、その各々は冗長検知/書込み回
路231 と関連している。NANDゲート94a,94
bの出力は、制御線CRDにおける如く、ORゲート9
6の入力端において受取られる。ANDゲート98の一
つの入力端はラインRDBLKを介してORゲート96
の出力を受取り、且つANDゲート98の他方の入力端
はATD回路25からのラインATDCを受取り、ライ
ンATDCは、低論理レベルパルスによりアドレス遷移
を表わす。ANDゲート98の出力はラインRSCLK
1 を駆動し、それは、冗長検知/書込み回路231 内の
センスアンプ48によるデータの検知を制御するクロッ
クである。
【0082】ATD回路25からのラインATDは、更
に、NORゲート97の一つの入力端により受取られ、
且つ遅延ゲート93により受取られ、遅延ゲート93の
出力端はNORゲート97の他方の入力端へ結合されて
いる。NORゲート97の出力端はNORゲート99の
一方の入力端へ結合されており、それはその他方の入力
端においてラインCECを受取り、ラインCECは、低
論理レベルにおいてメモリ1がイネーブルされているこ
とを表わす。NORゲート99の出力端はラインCRD
を駆動し、そうであるから、ORゲート96の入力端へ
結合されている。
【0083】注意すべきことであるが、ラインATD,
ATDCは、メモリ1のアドレス端子においてのみなら
ず、例えばチップイネーブル、読取り/書込み選択、出
力イネーブル、及びその他の同様の信号を受取るような
制御端子においての遷移の検知を表わすことが可能であ
る。更に、特に、メモリ1のチップ寸法が大きい場合に
は、複数個のATD回路25をチップの種々の領域(例
えば、上部及び下部)に対して使用することが望ましい
場合があり、その場合には必要に応じて遅延を挿入し、
従って例えば制御回路92により受取られるような各々
のタイミングを他のものと一貫性のあるものとする。複
数個のATD回路を使用する場合には、ラインATD,
ATDCはその出力の論理的OR(又は、場合によりN
OR)として発生される。
【0084】制御回路92の動作、及び本実施例に基づ
くメモリ1の動作について、大略、図9を参照して説明
するが、その場合に、冗長列352 がプログラムされて
いるアドレスに対応する列アドレスを有するメモリセル
に対しての読取り動作の例について説明する。例えば冗
長列35に対しての書込み動作及びその他の従来のタイ
プのメモリアクセスなどのその他のサイクルを実施する
場合のメモリ1の動作は上述した説明、特に、図9に示
した例示的な動作に関連して行なった説明を参照した場
合には当業者にとって自明なものである。尚、メモリ1
の動作に関しての以下の説明は前述した図1乃至8の全
ての図面を参照して行なう。
【0085】動作に関しては、この例のメモリサイクル
はメモリ1のアドレス端子において受取られる新たなア
ドレスと共に開始する(図9のラインADDR上に示し
てある)。アドレス端子Aの一つ又はそれ以上において
の遷移の検知に応答して、ATD回路25はラインAT
D上に高レベルパルスを発生し且つラインATDC上に
低レベルパルスを発生する。ラインATDC上の低論理
レベルは、更に、ANDゲート98の出力端におけるラ
インRSCLK1 を低論理レベルのままとさせる(尚、
前のサイクルは冗長検知/書込み回路231 により作用
される冗長列35へのアクセスではなかったものと仮定
する。一方、そうであった場合には、ラインRSCLK
1 はこの時点において低状態へ駆動される)。
【0086】ラインATD上の高論理レベルに応答し
て、NORゲート97の出力端は低状態へ駆動され、且
つ、メモリ1がイネーブルされると仮定すると(即ち、
ラインCECが低状態)、NORゲート99はラインC
RD上に高論理レベルを発生する。このことは、ORゲ
ート96をして、ANDゲート98へ提供される如く、
ラインRDBLKを高状態へ駆動し、且つ遅延ゲート9
3の遅延時間(図9におけるt93)がATDパルスの終
了後に経過するまで、ラインRDBLKを高状態に維持
する。
【0087】しかしながら、ラインCRDが高状態へ移
行する時に、冗長列デコーダ36を介してのデコードさ
れた列アドレス信号の伝搬はいまだ完了していない(特
に、選択された列アドレスに基づいて信号RDBLKは
いまだにアサート即ち活性状態とされていない。)。ラ
インCRDがその期間中にラインRDBLKを高状態と
させるので、ラインATDC上に表わされるATDパル
スの終了は、ラインRSCLK1 を高状態へ駆動するこ
とにより冗長検知/書込み回路231 内のセンスアンプ
48の動作を開始させ、冗長検知/書込み回路230
この時にその制御回路920 により同様にイネーブルさ
れる。特に冗長列デコーダ36におけるデコード遅延
と、NAND94a,94b及びOR96により行なわ
れる加算動作の組合わせのために、本発明のこの実施例
に基づいてラインRDBLKを強制的に高状態とするこ
とにより、一致する列アドレス値にのみ基づいてライン
RDBLK上に信号を発生する十分前に両方の冗長セン
スアンプ48がターンオンすることを確保している。そ
の他の制御信号も同様に発生され、例えば、冗長検知/
書込み回路23においての平衡化を制御するための制御
信号も発生される。このラインRDBLKを早期に高状
態へ強制させるので、冗長検知/書込み回路23は、主
検知/書込み回路13と同時にターンオンし、且つ、冗
長列35が選択される場合には、それと関連する冗長検
知/書込み回路23のうちの一つがオン状態を維持す
る。この動作は、冗長列35内のメモリセルのアクセス
と主アレイブロック10内のメモリセルのアクセスとの
間のアクセス時間差を取除いている。
【0088】冗長検知/書込み回路231 と関連する冗
長列35のうちの何れもが選択されない場合には、冗長
列選択線RCOLC0 乃至RCOLC3 及びRCOLC
12乃至RCOLC15の何れもが低状態へ駆動されること
はなく、従ってNANDゲート94a,94bの出力端
は低状態を維持する。ATDパルスが完了した後の遅延
時間t93の終了時に、ラインCRDは低状態へ復帰し、
且つ、両方のNANDゲート94aがそれらの出力端に
おいて低状態である場合には、ラインRDBLKは、ラ
インRSCLK1 と同じく、低状態へ復帰する。従っ
て、冗長検知/書込み回路231 内のセンスアンプ48
は、その冗長列35のうちの何れもが選択されない場合
には、ターンオフされる。
【0089】しかしながら、図9の実施例においては、
メモリ1へ提供されるアドレスは、冗長列352 により
置換されるべき主列のアドレスである。従って、最大桁
行アドレスビットが冗長列352 に対応するアレイの半
分を表わしているので、ラインLSELCは低状態へ駆
動される。冗長列デコーダ362 内の列選択部522
より列アドレスのデコード動作が行なわれると、一致が
存在するので、その中のノードMO2 乃至M33 の全て
は高論理レベルへ移行する。更に、ブロックアドレスも
一致するので、冗長列デコーダ362 内のブロック選択
部502 内のノードML2 及びMH2 も高論理レベルへ
移行する。その一致の結果として、冗長列デコーダ36
2 はラインRCOLC2 上に低論理レベルを発生し且つ
ラインRCOLT2 上に高論理レベルを発生し、関連す
るパスゲート46T,46Cをターンオンし、且つ冗長
列352 内のビット線をバス21へ結合させ且つ冗長列
352 と関連する冗長検知/書込み回路231 へ結合さ
せる。
【0090】遅延ゲート93の遅延時間t93が選択さ
れ、従って、それは、冗長列デコーダ36が、アドレス
がマッチする場合に、それらの冗長列選択線RCOL
T,RCOLCを駆動することが可能であった時間まで
経過することはない。従って、図9を参照すると、この
実施例においては、ラインRCOLC2 は、ラインCR
D上の高レベルパルスの終了前にその冗長列デコーダ3
2 により低状態へ駆動される。そうであるから、OR
ゲートの出力端におけるラインRDBLKは、ANDゲ
ート98の出力端におけるラインRSCLK1 がそうす
る如く、高状態に止どまり、冗長検知/書込み回路23
1 においてセンスアンプ48をオン状態に維持し、且つ
それが、冗長列352 内の選択されたメモリセル40の
状態を検知することを可能とする。
【0091】その様なアドレスの一致から得られるライ
ンRCOLC2 上の論理低レベル及びラインRCOLT
2 上の高レベルは、更に、冗長マルチプレクサ39aへ
送給即ち通信されている。この実施例においては、冗長
列352 が、冗長マルチプレクサ39a0 乃至39a2
及び39a4 乃至39a7 内のラインRCOLT2 と関
連する全てのヒューズ783 を開放状態とさせ、且つ端
子DQ3 と関連している冗長マルチプレクサ39a3
のヒューズ783 を不変の状態に存続させることによ
り、入力/出力端子DQ3 へ割当てられている。従っ
て、冗長マルチプレクサ39a3 内のノード77は、ラ
インRCOLT2 により低状態へ駆動され、それはライ
ンRSEL13 を低状態へ駆動し、冗長検知/書込み回
路231 を入力/出力端子DQ3 と関連する出力ドライ
バへ接続させる。このアクセス時間の完了時において、
冗長列352 における選択されたメモリセル40の内容
は端子DQ3 において表われ、そのアクセスを完了す
る。
【0092】本発明に基づく冗長制御回路92の結果と
して、冗長列35内のメモリセル40のアクセス時間
は、冗長列デコーダ36のデコード時間に依存するもの
ではない。なぜならば、冗長検知/書込み回路23内の
センスアンプ48は、デコード動作の完了前の各アクセ
スにおいてイネーブルされるからである。例えば、図9
に示した如く、冗長列アドレスデコード動作に依存した
場合に、従って冗長列選択線RCOLC2 に依存した場
合に発生することのある制御信号RSCLK1 の遷移を
点線で示してある。更に、一致が発生しない場合には、
センスアンプ48は迅速にターンオフし(例えば、約2
ナノ秒の後)、冗長検知/書込み回路23のターンオン
から発生する電力散逸を最小としており、更に、選択さ
れない冗長列35に対する冗長ビット線RBL上には差
電圧が存在しないので、この冗長検知/書込み回路23
の迅速なるターンオフ動作は、発振又はクローバ条件の
危険性を取除いている。従って、改善されたアクセス時
間は、電力散逸のペナルティが最小の状態で達成され
る。
【0093】デコード動作の前に冗長構成内でのその他
の信号を発生するために同様の技術を使用することが可
能であり、従って冗長の結果としてのアクセス時間の劣
化を減少させている。例えば、メモリ1内の行線が、各
主アレイブロック10及び関連する冗長アレイブロック
30に対してパストランジスタによりローカルな行線へ
接続されている行デコーダ24a,24bにより駆動さ
れるグローバルな行線として構成されている場合には、
冗長アレイブロック30に対するローカルな行線が、冗
長なアクセスが発生するか否かに拘らずに発生されるも
のであることが望ましい。このことは、冗長アレイブロ
ックにおける行線をイネーブルさせる前に列デコード動
作を完了することの必要性を取除いており、その代わり
に、冗長アレイブロック30内の全てのメモリセル40
は、パスゲート46T,46Cが選択された冗長列35
に対してイネーブルされる時間の前に、それらのビット
線へ接続される。多くの場合において、各アクセスにお
ける冗長アレイブロック30のイネーブル動作から発生
する付加的な電力散逸に関するペナルティは、改善され
たアクセス時間によりほぼ解消されるものと考えられ
る。特に、その様に発生する何らかの付加的な電力散逸
ペナルティは、本発明により最小とされる。なぜなら
ば、任意の列アドレス値に対して及び任意の入力/出力
端子DQに対しての冗長列35のマッピングと相対的
に、本発明の実施例において与えられる柔軟性により、
冗長列35の数を極めて小さな数に維持することが可能
だからである(例えば、アレイ半分当り8個の列)。
【0094】本明細書に記載した列冗長アーキテクチャ
は、更に、その他の多くの顕著な利点を与えている。特
に、本発明は、高効率の冗長技術を提供している。なぜ
ならば、それは、各冗長列が、共通のワード線を有する
任意の主アレイブロックへ割当てることを可能としてお
り、且つ入力/出力端子のうちの任意の一つに対して割
当てることを可能としているからである。このことは、
高い修復歩留りを提供しながら、比較的小さなチップ面
積で冗長列を実現することを可能としている。更に、上
述した特定の冗長列デコーダ回路は、デコーダ回路にお
いて必要とされるトランジスタの数が少ないので、高い
効率の実現可能性を提供している。このデコーダ回路
は、更に、アドレス線上にバランスした負荷を与え、従
って、特に、冗長性がイネーブルされない場合に、アド
レスのデコード動作における性能を更に改善している。
【0095】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適実施例を組込んだメモリを示し
た概略ブロック図。
【図2】 図1のメモリ内の冗長列アーキテクチャを示
した概略ブロック図。
【図3】 図2のアーキテクチャにおける一対の冗長列
を示した概略図。
【図4】 図2のアーキテクチャにおける検知/書込み
回路を示した概略図。
【図5】 図2のアーキテクチャにおける冗長列選択回
路のうちの一つを示した概略図。
【図6】 図2のアーキテクチャにおける冗長入力/出
力マルチプレクサのうちの一つを示した概略図。
【図7】 図1のメモリにおける最後のデータマルチプ
レクサのうちの一つを示した概略図。
【図8】 図2のアーキテクチャにおける制御回路の一
部を示した概略図。
【図9】 冗長列からの読取りのための図1のメモリの
動作を示したタイミング線図。
【図10】 従来技術に基づいた冗長デコーダを示した
概略図。
【符号の説明】
1 メモリ 10 メモリアレイブロック 13 センスアンプ 15 データドライバ 22 データバス 24 行デコーダ 25 アドレス遷移検知(ATD)回路 26 列デコーダ 28 アドレスバッファ 29 タイミング・制御回路 30 冗長アレイブロック 34 冗長列選択ブロック 35 冗長列 36 冗長列デコーダ 38 冗長マルチプレクサブロック 39 冗長マルチプレクサ 40 メモリセル 44 平衡化トランジスタ 46 パスゲート 49 プレチャージトランジスタ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路メモリ内の冗長要素と関連した
    冗長要素デコーダにおいて、 ヒューズを有しており該ヒューズの状態に応答してデコ
    ーダがイネーブルされるか否かを表わす出力を有するイ
    ネーブル回路が設けられており、 各々が複数個のアドレス線の一つへ接続した入力端と出
    力端とを具備する複数個の比較回路が設けられており、
    各比較回路は、前記イネーブル回路が前記デコーダがイ
    ネーブルされることを表わすことに応答して導通状態と
    なるように前記イネーブル回路の出力端に結合した制御
    端子を具備すると共に導通経路を具備するパスゲート
    と、その比較回路の入力端と出力端との間において前記
    パスゲートの導通経路と直列して接続されており開放状
    態とされた場合にその比較回路の入力端をその比較回路
    の出力端から切断させるヒューズとを有しており、 各々が前記複数個の比較回路の一つの出力端へ結合され
    た複数個の入力端を具備する加算回路が設けられてお
    り、前記加算回路はその出力端において前記複数個のア
    ドレス線上の値が前記複数個の比較回路内の開放状態と
    されたヒューズのパターンに対応するプログラムされた
    値と一致するか否かを表わすことを特徴とするデコー
    ダ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記複数個のアドレ
    ス線がプレデコーダの出力を送給する線を有することを
    特徴とするデコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記プレデコーダの
    出力を送給する線と関連する前記複数個の比較回路のう
    ちの第一のもの及び第二のものの出力端が共通接続され
    ると共に前記加算回路の入力端へ接続されていることを
    特徴とするデコーダ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記複数個のアドレ
    ス線が、複数個のアドレス信号の各々に対する真及び補
    元アドレス線を有することを特徴とするデコーダ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記複数個の比較回
    路のうちで同一のアドレス信号に対する真及び補元線と
    関連するものの出力端が共通接続されると共に前記加算
    回路の入力端へ接続されていることを特徴とするデコー
    ダ。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記イネーブル回路
    における前記ヒューズが第一バイアスノードと入力ノー
    ドとの間に接続されており、且つ前記イネーブル回路
    が、更に、前記入力ノードと第二バイアスノードとの間
    に接続した導通経路を具備すると共に制御端子を具備す
    るトランジスタと、前記ヒューズが開放状態であること
    に応答して前記トランジスタがオン状態に維持されるよ
    うに前記入力ノードに応答して前記トランジスタの制御
    端子をバイアスさせる手段とを有することを特徴とする
    デコーダ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記バイアス手段
    が、前記入力ノードへ結合した入力端を具備すると共に
    前記トランジスタの制御端子へ結合した出力端を具備す
    る第一インバータを有することを特徴とするデコーダ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記第一インバータ
    の出力端が前記比較回路における前記パスゲートの各々
    へ結合されていることを特徴とするデコーダ。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記比較回路におけ
    る前記パスゲートの各々が、導通経路を並列接続した相
    補的トランジスタを有しており、前記イネーブル回路
    が、更に、その入力端を前記第一インバータの出力端へ
    結合した第二インバータを有しており、且つ、前記第一
    及び第二インバータの出力端が前記パスゲートの各々に
    おける前記相補的トランジスタの制御端子へ結合されて
    いることを特徴とするデコーダ。
  10. 【請求項10】 請求項1において、更に、複数個のバ
    イアストランジスタが設けられており、その各バイアス
    トランジスタは、前記比較回路のうちの一つの出力端と
    バイアス電圧との間に結合した導通経路を具備すると共
    に、前記デコーダがイネーブルされない場合には、前記
    加算回路への入力端の各々が前記バイアス電圧へバイア
    スされるような態様で前記イネーブル回路の出力端へ結
    合された制御端子を具備することを特徴とするデコー
    ダ。
  11. 【請求項11】 メモリを有する集積回路において、 主アレイに配列された複数個の主メモリセルが設けられ
    ており、 それに供給されるアドレス信号に応答して主メモリセル
    をアクセスする手段が設けられており、 複数個の冗長メモリセルを有する冗長メモリアレイが設
    けられており、 プログラムされた値に対応してそれに供給されるアドレ
    ス信号に応答して冗長メモリセルを選択する冗長デコー
    ダが設けられており、前記冗長デコーダは、ヒューズを
    有しておりそのヒューズの状態に応答して前記デコーダ
    がイネーブルされるか否かを表わす出力を持ったイネー
    ブル回路と、各々が複数個のアドレス線の一つへ接続し
    た入力端を具備すると共に出力端を具備しており且つ各
    々が前記イネーブル回路が前記デコーダがイネーブルさ
    れることを表わすことに応答して導通状態であるように
    前記イネーブル回路の出力端へ結合した制御端子を具備
    すると共に導通経路を具備するパスゲート及びその比較
    回路の入力端と出力端との間において前記パスゲートの
    導通経路と直列に接続されており開放状態とされた場合
    にその比較回路の入力端をその比較回路の出力端から切
    断させるヒューズを有する複数個の比較回路と、各々が
    前記複数個の比較回路のうちの一つの出力端へ結合され
    た複数個の入力端を具備すると共に前記複数個のアドレ
    ス線上の値が前記複数個の比較回路における開放状態と
    されたヒューズのパターンに対応するプログラムされた
    値と一致することに応答して前記冗長メモリアレイ内の
    メモリセルの選択を可能とすべく結合された出力端を具
    備する加算回路とを有することを特徴とする集積回路。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記冗長メモリ
    アレイが列を有することを特徴とする集積回路。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記冗長メモリ
    アレイが複数個の列を有しており、且つ、 各々が前記冗長メモリアレイの前記列のうちの一つと関
    連しており、各々がプログラムされた値に対応して供給
    されるアドレス信号に応答して前記冗長メモリアレイの
    それと関連する列を選択し、各々が、ヒューズを有して
    おり前記デコーダがそのヒューズの状態に応答してイネ
    ーブルされるか否かを表わす出力を持ったイネーブル回
    路と、各々が複数個のアドレス線のうちの一つへ接続さ
    れた入力端を具備すると共に出力端を具備しており、各
    々が前記イネーブル回路が前記デコーダがイネーブルさ
    れることを表わすことに応答して導通状態となるように
    前記イネーブル回路の出力端へ結合した制御端子を具備
    すると共に導通経路を具備するパスゲート及びその比較
    回路の入力端と出力端との間において前記パスゲートの
    導通経路と直列接続されており開放状態とされた場合に
    その比較回路の入力端をその比較回路の出力端から切断
    するヒューズを有する複数個の比較回路と、各々が前記
    複数個の比較回路のうちの一つの出力端へ結合した複数
    個の入力端を具備すると共に前記冗長メモリアレイ内の
    それと関連する列に結合した出力端を具備しており前記
    複数個のアドレス線上の値が前記複数個の比較回路内の
    開放状態とされたヒューズのパターンに対応するプログ
    ラムされた値と一致することに応答してそれと関連する
    列をイネーブルさせる加算回路とを有することを特徴と
    する集積回路。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記複数個のア
    ドレス線が複数個のアドレス信号の各々に対し真及び補
    元アドレス線を有しており、且つ前記複数個の比較回路
    のうちで同一のアドレス信号に対する真及び補元線と関
    連するものの出力端が共通接続されると共に前記加算回
    路の入力端へ接続されることを特徴とする集積回路。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記複数個の冗
    長デコーダの各々が、更に、複数個のバイアストランジ
    スタを有しており、各バイアストランジスタは、前記比
    較回路のうちの一つの出力端とバイアス電圧との間に結
    合された導通経路を有しており、且つ、前記デコーダが
    イネーブルされない場合には、前記加算回路への入力端
    の各々が前記バイアス電圧へバイアスされて前記加算回
    路の出力端をしてそれと関連する前記冗長メモリアレイ
    の列をイネーブルさせることがないような態様で前記イ
    ネーブル回路の出力端へ結合した制御端子を有している
    ことを特徴とする集積回路。
  16. 【請求項16】 請求項11において、前記複数個のア
    ドレス線がプレデコーダの出力を送給するための線を有
    することを特徴とする集積回路。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記プレデコー
    ダの出力を送給する線と関連した前記複数個の比較回路
    のうちの第一のもの及び第二のものの出力端が共通接続
    されると共に前記加算回路の入力端へ接続されているこ
    とを特徴とする集積回路。
  18. 【請求項18】 冗長メモリセルをアクセスするために
    集積回路内のメモリを動作する方法において、前記メモ
    リは主アレイの形態に配列した複数個のメモリセルを有
    すると共に、冗長アレイの形態に配列した複数個の冗長
    メモリセルを有しており、 イネーブル回路内のヒューズを開放させ、尚前記イネー
    ブル回路は、その出力端を複数個のパスゲートへ結合し
    ており、従って、前記ヒューズが開放状態とされると、
    前記複数個のパスゲートは導通状態とされ、前記複数個
    のパスゲートの各々の導通経路は複数個のアドレス線の
    うちの一つと関連する出力ノードとの間において関連す
    るアドレスヒューズと直列接続されており、 前記複数個の冗長メモリセルのうちの一つへのアクセス
    がイネーブルされることに応答してアドレス値を決定
    し、 前記決定されたアドレス値に従って一つのパターンのア
    ドレスヒューズを開放状態とし、 アドレス値を受取り、 前記受取ったアドレス値が前記決定したアドレス値と一
    致するか否かを決定するために前記複数個の出力ノード
    に関して論理機能を実施する、上記各ステップを有する
    ことを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記複数個のア
    ドレス線が同一のアドレス信号に対する真及び補元線を
    有しており、前記同一のアドレス信号に対する真及び補
    元線に関連する出力ノードが共通接続されており、且つ
    前記開放状態とさせるステップが、決定されたアドレス
    値の値に依存して各アドレス信号に対し真又は補元の何
    れかの線と関連したアドレスヒューズを開放状態とさせ
    ることを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項18において、更に、前記イネ
    ーブル回路における前記ヒューズが開放状態でないこと
    に応答して前記出力ノードをバイアス電圧へバイアスさ
    せることを特徴とする方法。
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